JP2007150952A - デジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルカメラで受信したテレビ放送の画像を簡単操作で、しかも、その番組情報を付加しつつ記録すること。
【解決手段】全体制御部19は、受信時刻とチャンネル情報を含む番組情報を検出し、内蔵メモリ16に記録する。静止画像ファイルもしくは動画像ファイルをメモリカード12内に保存する際に、画像ファイルに番組情報を対応付けて、例えば、EXIF情報として保存する。もしくは、予めテレビ以外の情報媒体から取得したEPG情報から、記録した画像ファイルの番組情報を検索し、画像ファイルに対応付けて保存する。
【選択図】図2

Description

本発明は、テレビ放送の受信、表示、記録機能を備えるデジタルカメラに関する。
従来から、液晶モニタが備えられ、動画像の表示が可能なデジタルカメラが知られている。このようなデジタルカメラにテレビチューナを内蔵しテレビ放送を視聴可能としたものが、下記特許文献1に開示されている。
特開2000−23004号公報
しかし、デジタルカメラに記録したテレビ放送の画像を再生する際に、記録した画像についての記録時刻やチャンネル等の番組に関する情報が簡単に判別できないために、再生したい画像がすぐに検索できないという問題がある。
(1)請求項1の発明によるデジタルカメラは、被写体を撮像する撮像手段と、受信するテレビ放送のチャンネルを設定する設定手段と、テレビ放送を受信した日時を計時する計時手段と、計時手段で計時された日時、および設定手段で設定されたチャンネルの情報と受信したテレビ放送の映像とを対応付けて記録媒体に記録するように制御する記録制御手段とを有することを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、さらに、テレビ放送に関する詳細情報を取得するEPG(Electronic Program Guide)情報取得手段を有し、記録制御手段は、計時手段で計時された日時、および設定手段で設定されたチャンネル情報を用いて、EPG情報取得手段を介して取得された情報の中から受信したテレビ放送に関する詳細情報を検索して、受信したテレビ放送に関する詳細情報を映像と対応付けて記録媒体に記録するように制御することを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1または2に記載のデジタルカメラにおいて、記録制御手段は、レリーズボタンの撮影準備操作により、テレビ映像を静止画として表示部に表示することを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおいて、記録制御手段は、レリーズボタンの撮影指示操作が所定時間以内のとき、テレビ映像を静止画として記録することを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、記録制御手段は、レリーズボタンの撮影指示操作が所定時間以上のとき、テレビ映像を動画像として記録することを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項3乃至5のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、記録制御手段は、レリーズボタンが撮影準備操作されているとき、受信中のテレビ放送の音声を出力することを特徴とする。
本発明によれば、受信したテレビ放送から検出した番組情報を、記録されたテレビ画像に対応付けて記録することができる。
―第一の実施形態―
以下で、図1〜6を用いて、本発明によるTVチューナ付きデジタルカメラの第一の実施の形態を説明する。
図1に、本発明によるTVチューナ付きデジタルカメラの外観を、図2にTVチューナ付きデジタルカメラのブロック図を示す。TVチューナ付きデジタルカメラは、デジタルカメラとしての機能とTVチューナとしての機能とを備えている。なお、便宜上、これらの機能を主として実現する要素を総称してデジタルカメラ部およびTVチューナ部と呼ぶ。
デジタルカメラ部は、レンズ14と、CCDやCMOSなどで代表される撮像素子15と、ユーザによって操作されるレリーズボタン10や各種設定操作を行う十字キー18と、撮像した画像を一時的に記憶する内蔵メモリ16と、撮影に関する各種制御や種々の画像処理を実行するためのCPUやその周辺回路を含む全体制御部19と、不図示のバックライトを用いて撮像した画像の再生表示、スルー画の表示、および各種設定メニューを表示する液晶モニタ11と、撮像画像を保存するためのメモリカード12を挿入するメモリカードスロット12aとを備えている。メモリカード12はカメラ本体に内蔵されるものであってもよい。
なお、液晶モニタ11は有機EL(エレクトロルミネセンス)などの自発光素子を用いたモニタであってもよい。半押しスイッチ10aは、レリーズボタン10の操作に連動し、半押し操作信号を全体制御部19へ出力する。半押し操作信号は、レリーズボタン10が全ストロークの半分程度までの押下操作に対応してオンし、半ストロークの押下操作解除でオフする。全押しスイッチ10bは、レリーズボタン10の操作に連動し、全押し操作信号を全体制御部19へ出力する。全押し操作信号は、レリーズボタン10が全ストローク押下操作に対応してオンし、全ストロークの押下操作解除でオフする。
また、31は、撮像素子15から出力されるアナログ画像信号をデジタル変換するA/D変換器、32は、デジタル画像信号に各種補正処理を施す補正回路、33は、補正後のデジタル画像信号(画像データ)を一時的に記憶したりするメモリ、34は、メモリカード用I/F、35は外部機器用I/Fである。外部機器用I/F35は、たとえば、内蔵メモリ16あるいは、メモリカード12に記録された画像データや各種制御信号の通信をパソコンなどと行なうために、外部機器と有線または無線で電気的に接続するためのインタフェースである。なお、図2に示す各種要素には電池13から給電される。
TVチューナ部は、チューナ21と、アンテナ22と、受信したテレビ放送の画像にデジタル処理を加える処理回路23と、テレビ放送の音声出力をするためのスピーカ26と、音声増幅用のアンプ25とを備える。テレビ放送に関する各種制御等を実行する全体制御部19と、受信したテレビ画像を表示する液晶モニタ11と、十字キー18とはデジタルカメラ部で用いる要素と共通である。なお、図2の操作部20は、上記十字キー18を含む各種操作部材を代表して示す。十字キー18は、カメラ使用時はズームボタンなどに用いられ、テレビ使用時はチャンネル選択やボリューム(音量)調節として用いられる。操作部20としてモード切替スイッチ24も設けられ、このモード切替スイッチ24により、「カメラモード」と「テレビモード」の切り替え操作を行う。
上記構成を備えるTVチューナ付きデジタルカメラの動作を以下で説明する。
モード切替スイッチ24で「カメラモード」を選択すると、デジタルカメラとしてのみ機能するための種々の処理が実行される。
カメラモードにおいては、レンズ14を透過した被写体光束は、撮像素子15の受光面に結像され、撮像素子15は、結像された被写体像の光強度に応じた画像信号を出力する。画像信号は、A/D変換器31によりデジタル信号に変換された後、補正回路32で種々の補正が施される。補正された画像データは一次バッファであるメモリ33に一時的に格納される。メモリ33に格納された画像データは、全体制御部19でさらに画像処理されて、JPEGなどにより圧縮処理され、二次バッファである内蔵メモリ16に記録される。記録媒体であるメモリカード12が装着されている場合には、内蔵メモリ16からメモリカード12に撮影された画像データが転送されて記録される。
撮影画像を再生する場合、内蔵メモリ16またはメモリカード12に記録された画像データは、全体制御部19を介してVRAM17に転送され、液晶モニタ11に表示される。また、撮影待機状態では、所定時間間隔で撮影して得られた画像データが内蔵メモリ16に順次記憶されるとともに、全体制御部19を介してVRAM17に転送され、液晶モニタ11にリアルタイムで表示される。これにより撮影者は液晶モニタ11に表示された画像により被写体を動画像として視認することができる。なお、VRAM17は液晶モニタ11に再生表示される画像データの表示用バッファメモリであり、液晶モニタ11の画素数に対応した画像データの記憶容量を有している。
モード切替スイッチ24で「テレビモード」を選択すると、テレビとしてのみ機能するための種々の処理が実行される。テレビモードにおいては、アンテナ22からのテレビ信号をチューナ21で受信し、音声信号と映像信号とを出力する。音声信号はアンプ25により増幅されて、スピーカ26から出力される。映像信号に対しては、処理回路23において表示用デジタル処理が施される。表示用デジタル処理が加えられた映像信号は、内蔵メモリ16に画像データとして一時的に記憶され、全体制御部19を介してVRAM17に転送され、液晶モニタ11に表示される。なお、チューナ21のチャンネル設定は、十字キー18の操作結果に応じて全体制御部19により制御される。
上記のようにテレビモードにてテレビ放送受信、画像表示中にユーザによりレリーズボタン10が操作されると、受信中のテレビ画像が記録される。この動作を詳細に説明する。
(半押し操作)
ユーザ操作によりレリーズボタン10が半押し操作されると、全体制御部19は、半押しスイッチ10aからの半押し操作信号を入力する。その入力した時点でチューナ21より受信されたテレビ画像は、メモリ33に一時的に格納され、静止画像(フリーズ画像)として液晶モニタ11に表示される。なお、音声については、受信中のものをスピーカ26から送出させ続ける。
(全押し短時間操作)
上記状態からユーザ操作によりレリーズボタン10がさらに押し込まれ、全押しスイッチ10bが短時間だけオンされた場合は、半押し操作でモニタ上に表示されている静止画が内蔵メモリ16に記録される。さらに、全体制御部19に内蔵される計時手段(時計)によるテレビ放送受信時の計時結果(日時情報)と、操作部20で設定された受信チャンネル情報等からなる番組情報とが、内蔵メモリ16うちの静止画像ファイル記録領域とは異なる番組情報記録領域に、記録した静止画像と対応付けされて記録される。なお、検出される番組情報は最低限、時刻とチャンネル情報を含むが、これらだけに限定されるものではない。テレビ放送波として送信されるデータであって、番組のタイトル、番組のジャンル、出演者など番組の内容に関連するものであればどのような情報が含まれてもよい。
また、レリーズボタン10の操作が解放され、全体制御部19が全押し操作信号も半押し操作信号も入力していない場合には、通常のテレビモードに戻り、受信中のテレビ画像を液晶モニタ11に表示する。
テレビ放送の映像データがMPEG(Moving Picture Experts Group)による圧縮形態の場合における静止画像の記録について説明する。
MPEGフォーマットでは、早送り/早戻し再生をはじめとする特殊再生や編集処理に対応するため、最小アクセス単位としてGOP(Group of Picture)が規定され、このGOPのシーケンスにより圧縮画像データが形成されている。
図3に示すように、1つのGOPは複数種のピクチャ、すなわちIピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャから構成される。Iピクチャは、フレーム全体をフレーム内圧縮して記録するものであり、1つのGOP内には、データ位置の先頭に少なくとも1つのIピクチャを含んでいる。Pピクチャは、過去のIピクチャまたはPピクチャから動きを予測し、実際の画像と動き予測画像との差分(予測誤差)を記録するフレームであるため、データ量は少なくなる。Bピクチャは、過去と未来のフレームから動きを予測し、実際の映像と画像と動き予測画像との差分(予測誤差)を記録するフレームである。
上記のように、Iピクチャとは異なりPピクチャおよびBピクチャの再生は単体では行えず、少なくともIピクチャの再生画像を得ることが必要になる。すなわち、Pピクチャ、Bピクチャを再生するためには、2段階以上の復号化処理が必要となる。このため、図4に示すように、レリーズボタン10の押下操作が行われた時点から直近で次のIピクチャの画像を静止画像として取り込み、EXIF(Exchangeable Image File Format)形式のファイルとして内蔵メモリ16に記録する。なお、記録されるファイル形式は、EXIF形式に限定されるものではない。
なお、EXIF形式とは、JEIDA(日本電子工業振興協会)によって策定された画像ファイル形式であり、JPEG(Joint Photographic Experts Group)画像フォーマットの画像データ内に、サムネイル画像や撮影情報などのデータを埋め込むことができるようにしたものである。EXIF形式の画像ファイルは、図5に示すように、画像の付属情報を記録するタグ領域201と撮影画像データを記録する画像データ領域202とを有する。
(全押し長時間操作)
ユーザ操作によりレリーズボタン10が長押しされた場合について説明する。この場合、全体制御部19は、半押し操作開始から全押し操作終了までの期間中に、チューナ21で受信されたテレビ画像を動画像ファイルとして内蔵メモリ16内に記録する。また、静止画像の記録と同様に番組情報を検出し、動画像と対応付けて内蔵メモリ16内に記録する。
上記のようにして記録した静止画像ファイルもしくは動画像ファイルをメモリカード12に保存する際に、取得した番組情報を画像ファイルに関連付けて保存する。番組情報をEXIFファイル内に埋め込む場合には、EXIF形式において定められているタグを付して番組情報のデータの文字列を挿入する。この場合、タグとして、たとえば、すでにEXIF形式で定められているImage Descriptionタグ(画像の説明文章が後に続くことを示すタグ)のようにタグの後ろに番組情報のデータを置くようにしてもよいし、新たなタグをメーカー定義などの形で定義して、そのタグを用いるようにしてもよい。また、画像ファイル内に番組情報のデータを埋め込む方法としては、EXIFデータ形式に則った方法に限らず、さまざまなフォーマットで実現することが可能である。
以下で、図6に示すフローチャートを用いて、受信したテレビ放送の記録動作について説明する。図6の各処理手順は全体制御部19でプログラムを実行して行われる。
モード切替スイッチ24によりテレビモードが選択されている場合について説明する。ステップS1では、チューナ21を起動しテレビ放送を受信させてステップS2へ進む。ステップS2では、チューナ21で受信したテレビ映像を液晶モニタ11に表示させて、ステップS3へ進む。
ステップS3では、半押しスイッチ10aの押下操作が行われることを待機している。この状態でレリーズボタン10が押下操作され、半押しスイッチ10aから半押し操作信号が入力されたことが判定された場合にステップS4に進む。
ステップS4では、ステップS3においてレリーズボタン10が半押しされた時点でチューナ21が受信しているテレビ映像を、静止画像ファイルとして一時的にメモリ33に格納する。なお、図4により上述したように、レリーズ半押し後、最初のIピクチャを静止画像ファイルとして一時記憶する。静止画像(フリーズ画像)ファイルの画像データに基づいて、液晶モニタ11に静止画像を表示する。さらに、チューナ21で受信しているテレビ放送の音声はスピーカ26からの出力を継続し、ステップS5へ進む。また、半押し信号が入力された時点から、後述する動画像記録用ファイルの記録も開始する。
ステップS5では、レリーズボタン10の半押し操作が継続しているか否かを判定する。肯定された場合、すなわち半押しスイッチ10aから半押し操作信号を入力していると判定された場合は、ステップS6へ進む。否定された場合、すなわち半押し操作信号を入力していないと判定された場合は、ステップS2へ戻り、受信中のテレビ映像を液晶モニタ11に表示させる。
ステップS6では、レリーズボタン10が全押しになったか否かを判定する。肯定された場合、すなわち全押しスイッチ10bから全押し操作信号を入力したと判定された場合は、ステップS7へ進む。否定された場合、すなわち半押し操作信号を入力していると判定された場合は、ステップS4に戻る。
ステップS7では、ステップS6において全押し操作信号を入力すると同時に、タイマを起動させて押下時間の計測を開始し、前述の番組情報を取得して内蔵メモリ16に記録し、ステップS9へ進む。なお、タイマは全体制御部19内に備えられているものとする。
ステップS9では、レリーズボタン10の操作がオフになったか否かを判定する。否定された場合、すなわち全押し操作信号を入力していると判定された場合は、そのまま待機する。肯定された場合、すなわち全押し操作信号を入力していないと判定された場合は、ステップS10へ進む。
ステップS10では、ステップS4で開始した動画像ファイルのメモリ33への格納を終了する。さらに、タイマを停止させステップS7で開始した時間計測を終了して、ステップS11へ進む。ステップS11では、タイマで計測したレリーズボタン10の全押し操作時間tを読み込み、ステップS12へ進む。
ステップS12では、レリーズボタン10の全押し操作時間tと、閾値としての時間Tとについて、t<Tが成立するか否かについて判定を行う。ステップS12での処理が肯定された場合、すなわち、レリーズボタン10に対する全押し操作の時間tが時間Tより短いと判定された場合には、ステップS13へ進む。否定された場合、すなわち、レリーズボタン10に対する全押し操作の時間tが時間T以上となる、いわゆる長押し状態と判定された場合に、ステップS14へ進む。
ステップS13では、レリーズボタン10がステップS3において全押し操作された時点でメモリ33に一時記録されていた静止画像ファイルを内蔵メモリ16に記録して、ステップS15へ進む。一方、ステップS14では、レリーズボタン10を長押ししている期間にメモリ33に一時記録された動画像ファイルを内蔵メモリ16へ記録して、ステップS15へ進む。
ステップS15では、受信した番組に関する番組情報を、内蔵メモリ16内の静止画像ファイルまたは動画像ファイルが存在する領域とは異なる領域に、それら画像ファイルと対応付けて記録する。番組情報を記録したらステップS16へ進む。なお、番組情報には少なくとも受信時刻、あるいは記録時刻とチャンネル情報とが含まれているものとする。
ステップS16では、内蔵メモリ16に記録された静止画像ファイルもしくは動画像の記録ファイルの保存を促すコマンドを液晶モニタ11へ表示する。ユーザがこのコマンドに従い保存操作を行った場合は、ステップS17へ進む。保存を行わない場合は、記録ファイルを破棄し、画像記録動作を終了して、通常のテレビモードとして受信中のテレビ画像を液晶モニタ11に表示する。
ステップS17では、静止画像ファイルもしくは動画像ファイルを内蔵メモリ16から読み出し、個々のカメラが持つID番号等を用いて暗号化処理を加える。本処理を行うことで、画像ファイルを他のカメラやコンピュータへ転送して再生することが不可能になる。すなわち、この暗号化処理は著作権保護処理である。暗号化処理が施された画像ファイルを内蔵メモリ16内へ記録し、ステップS18へ進む。
ステップS18では、ステップS17で暗号化処理された画像ファイルとステップS15で記録した番組情報とを内蔵メモリ16から読み出し、画像ファイルと番組情報とを関連付けて、EXIF情報としてメモリカード12へ保存する。メモリカード12への保存が終了すると、再び受信中のテレビ映像を液晶モニタ11に表示し、通常のテレビモードとして動作する。
以上で説明した第一の実施の形態によるTVチューナ付きデジタルカメラによれば、以下の作用効果が得られる。
(1)最低限時刻やチャンネル情報を含む受信したテレビ放送に関する番組情報を、記録した静止画像ファイルまたは動画像ファイルに、たとえばEXIF情報として対応づけて記録することができるようにした。このため、複数の画像ファイルが記録されている場合であっても、再生すべき画像ファイルの検索が容易にできる。
(2)テレビ画像表示中にレリーズボタン10を半押しすると、レリーズボタン10を半押ししている間は液晶モニタ11の表示は静止画像とし、音声はチューナ21で受信中のものを出力するようにした。また、半押しを解除すれば通常のテレビ放送を表示し、さらに押し込んで全押しとすれば、表示していた画面を静止画像として記録し、長押しであれば動画像として記録するようにした。これにより、記録するほどではないが画面を止めたい、または記録する前に画面を確認したい等の使用方が可能になる。半押しという動作が記録の前動作に相当することで、従来のカメラにおけるAF/AE動作に直感的に類似しており、操作として覚えやすい。
(3)画像記録操作を行うボタンとレリーズボタン10とを共通部材とした。これにより、ボタンを別設する場合に比べ、使用者の操作性が向上する。さらに、ボタン設置のために必要となるスペースの節約およびコストの削減が可能となる。
(4)記録した静止画像ファイルまたは動画像ファイルに暗号化処理を加えることで、記録を行ったカメラでのみ再生が可能にするようにした。これにより、著作権が存在する放送内容であっても、再生を当該機器に制限することができる。
―第二の実施形態―
以下で、本発明によるTVチューナ付きデジタルカメラの第二の実施の形態について説明する。なお、全体構成は図1および図2に示したものと同様とする。
第二の実施の形態では、別途インターネットなどからEPG(Electronic Program Guide)情報を取得する。
電子番組情報は次のようにして取得することができる。外部I/F35とパーソナルコンピュータとを、たとえば、USB規格に準拠したケーブルなどで接続し、インターネット上のEPGサイトからEPG情報をダウンロードする。全体制御部19は、EPGサイトからダウンロードしたEPG情報を内蔵メモリ16内のEPG記録領域内に記録する。なお、パーソナルコンピュータとの接続はケーブルのみに限定されるものではなく、フラッシュメモリーなどのような記憶媒体を用いてもよい。なお、EPG情報をパーソナルコンピュータに接続して取得する構成に限定されるものではなく、携帯電話などの情報機器から取得するものであってもよい。また、無線LAN搭載のデジタルカメラであれば、無線で取得することもできる。
以下で、第二の実施の形態の動作を図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図6のフローチャートにおける処理と同一内容の処理を行うものに関しては、同じ処理番号を付し説明を省略する。図7の各処理手順も、上述したようにテレビモード選択時に全体制御部19でプログラムを実行して行われる。
ステップS15における番組情報記録が終了したら、ステップS19へ進む。ステップS19では、内蔵メモリ16にEPG情報が記録されているか否かを判定する。肯定された場合、すなわち、EPG情報が記録されていると判定された場合はステップS20へ進む。否定された場合、すなわち、EPG情報が記録されていないと判定された場合はステップS16へ進み、第一の実施の形態と同様の手順で番組情報と画像ファイルを関連付けて記録する。
ステップS20では、内蔵メモリ16から番組情報とEPG情報を読み出し、ステップS7で取得した番組情報(時刻とチャンネル情報)を用いて、該当する時刻とチャンネルにおける詳細な番組情報をEPG情報から検索して、ステップS21へ進む。なお、詳細な番組情報は、番組のタイトル、番組のジャンル、出演者など番組の内容に関連するものであればどのような情報が含まれてもよい。
ステップS21では、ステップS20で検索された詳細な番組情報を、内蔵メモリ16の番組情報記録領域内の検索に用いた時刻とチャンネル情報が記録されている領域に上書きしてステップS16へ進み、第一の実施の形態と同様の手順により、詳細な番組情報と画像ファイルを関連付けて記録する。
なお、上記の説明では、番組情報がEPG情報から検索された詳細な情報に自動的に置き換えられ、画像データに関連付けて記録されるようにしたが、ユーザ操作により、すなわち、ユーザと対話形式で番組情報をEPG情報に置換するようにしてもよい。この場合、上記ステップS20でEPG情報を読み出した後、「番組情報を記録しますか」などのメッセージと共にEPG情報を液晶モニタ11に表示し、ユーザ操作によりEPG情報の記録を選択できるようにする。また、記録するEPG情報の内容、すなわち番組タイトルや番組ジャンルや出演者などの情報の中から、記録したい情報をユーザ操作で選択できるようにしてもよい。
以上で説明した第二の実施の形態によるTVチューナ付きデジタルカメラによれば、第一の実施の形態で得られる作用効果に加えて、以下の作用効果を得られる。
テレビ放送以外の伝送媒体(たとえば、インターネット、着脱可能な記録媒体、テレビ放送とは周波数の異なる電波)を用いて予めEPG情報を取得し、計時手段によって計時された時刻と設定されたチャンネルの情報とをもとに、EPG情報から受信番組に関する詳細な番組情報を検索して、その詳細な番組情報を画像ファイルに対応付けて記録するようにした。このため、詳細な番組情報が画像ファイルに付加されるので、再生したい画像を検索する場合の情報量が増えることになり、画像データの検索が容易になる。
上記、第一の実施形態、第二の実施形態においては、レリーズボタン10の半押し操作開始から、チューナ21で受信されたテレビ画像を動画ファイルとして内蔵メモリ16内に記録する構成について説明したが、レリーズボタン10が全押し操作された場合、あるいはレリーズボタン10の全押し操作が所定時間(たとえば1秒)以上継続した場合に、チューナ21で受信されたテレビ画像を動画像ファイルとして内蔵メモリ16内に記録する構成としてもよい。内蔵メモリ16としてハードディスク記録媒体や半導体メモリを用いてもよい。なお、ハードディスク記録媒体はカメラに着脱可能としてもよい。
なお、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
本発明によるTVチューナ付きデジタルカメラを説明する外観図であり、(a)は上面図、(b)は背面図を示す。 本発明によるTVチューナ付きデジタルカメラを説明するブロック図である。 動画像の圧縮形態を説明する図である。 静止画像の記録要領を説明する図である。 EXIF形式のファイル構成を説明する図である。 本発明による第一の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明による第二の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 レリーズボタン 11 液晶モニタ
12 メモリカード 13 電池
14 レンズ 15 CCD
16 内蔵メモリ 18 十字キー
19 全体制御部 21 チューナ
22 アンテナ 23 処理回路
24 モード切替スイッチ 26 スピーカ

Claims (6)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    受信するテレビ放送のチャンネルを設定する設定手段と、
    前記テレビ放送を受信した日時を計時する計時手段と、
    前記計時手段で計時された日時、および前記設定手段で設定されたチャンネルの情報と受信した前記テレビ放送の映像とを対応付けて記録媒体に記録するように制御する記録制御手段とを有することを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    さらに、前記テレビ放送に関する詳細情報を取得するEPG(Electronic Program Guide)情報取得手段を有し、
    前記記録制御手段は、前記計時手段で計時された日時、および前記設定手段で設定されたチャンネル情報を用いて、前記EPG情報取得手段を介して取得された情報の中から前記受信したテレビ放送に関する詳細情報を検索して、当該受信したテレビ放送に関する詳細情報を前記映像と対応付けて、前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 請求項1または2に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記記録制御手段は、前記レリーズボタンの撮影準備操作により、テレビ映像を静止画として表示部に表示することを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記記録制御手段は、レリーズボタンの撮影指示操作が所定時間以内のとき、テレビ映像を静止画として記録することを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記記録制御手段は、前記レリーズボタンの撮影指示操作が所定時間以上のとき、テレビ映像を動画像として記録することを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 請求項3乃至5のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記記録制御手段は、前記レリーズボタンが撮影準備操作されているとき、受信中の前記テレビ放送の音声を出力することを特徴とするデジタルカメラ。
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