JP2007150612A - ワイヤレスコールシステム - Google Patents

ワイヤレスコールシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2007150612A
JP2007150612A JP2005341166A JP2005341166A JP2007150612A JP 2007150612 A JP2007150612 A JP 2007150612A JP 2005341166 A JP2005341166 A JP 2005341166A JP 2005341166 A JP2005341166 A JP 2005341166A JP 2007150612 A JP2007150612 A JP 2007150612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless
call
portable transceiver
user
response
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005341166A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyoshi Mukoyama
文祥 向山
Satoshi Shinozaki
聡 篠▲崎▼
Takeshi Ueda
毅 上田
Koichi Okumura
浩一 奥村
Masahiro Kawaguchi
将広 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2005341166A priority Critical patent/JP2007150612A/ja
Publication of JP2007150612A publication Critical patent/JP2007150612A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

【課題】顧客などのサービスを受ける側のユーザへ不快感を与えることなく、従業者が業務に集中することができる環境を提供することができるワイヤレスコールシステムを提供する。
【解決手段】ワイヤレスコールシステムにおいて、第2ユーザが所持する携帯型送受信器20は、当該携帯型送受信器20の動作モードが、動作モード選択スイッチ26Dの操作に応じて非応対モードとなった場合には、第1ユーザのワイヤレス送信器を介した呼び出し要求を第2ユーザに通知しないように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、呼出信号を送信して呼び出しを行うワイヤレスコールシステムに関する。
従来から、飲食店などにおいては、顧客に対する従業員の迅速な応対を目的として、客席の卓上毎に、所定の呼出ボタンの押下に応じて呼出信号を送信するワイヤレス送信器を設けるとともに、このワイヤレス送信器からの呼出信号を従業員によって管理される所定のワイヤレス受信器によって受信することにより、呼び出しがあった旨を従業員に通知するワイヤレスコールシステムが考案、実施されている。
ワイヤレス受信器には、店舗内の従業員が視認し易い位置に設置され、複数の呼出信号の受信結果を同時に表示することができる固定設置型のワイヤレス受信器の他に、各従業員が携帯して、呼出信号の受信結果を表示、報知することができる携帯型のワイヤレス受信器がある(例えば、特許文献1参照。)。
飲食店などのサービス提供者は、このようなワイヤレスコールシステムを利用することにより、最低限、顧客からの要求があった場合に接客などの各種サービスを提供すればよいため、必要以上に従業員を雇うことを回避することができ、経営上の無駄なコストを削減することができる。また、従業員が、顧客の要求に迅速に対応することが可能となることから、来店した顧客のサービスに対する満足度が向上し、営業上の大きなメリットを獲得することができる。
特開2003−224879号公報
一般に、ワイヤレス送信器によって送信される呼出信号をワイヤレス受信器で受信して呼び出し要求があった旨が通知されると、従業員は、呼び出し要求をしたユーザの応対に向かうことになる。このとき、顧客から複数の要求がなされる場合や、1人の従業員だけでは対応できない場合がある。
このようなとき、従業員は、客にしばらく待ってもらい他の従業員に応援を求めたり、客席に設けられたワイヤレス送信器の呼出ボタンを押下して、他の従業員を呼び応援を求めたりする必要がある。
しかしながら、顧客を待たせることは、サービスを提供する側としては望ましくない行為である。また、顧客が使用する目的で用意されているワイヤレス送信器は、テーブル上の任意の位置に置かれているため、例えば、従業員からは手の届きにくい位置に置かれていることもある。このような場合、無理にワイヤレス送信器へと手を伸ばすと、顧客にぶつかったり、手が届き易いように体を避けてもらうなど、顧客に不快感を与えてしまう可能性がある。
そのための対策としては、従業員が所持するワイヤレス受信器にワイヤレス送信器としての機能を持たせ、従業員の操作に応じて、表示部の表示、発音部や振動部の鳴動といった呼び出し動作の停止を要求する停止要求信号を、ワイヤレス送信器や他の従業員が所持するワイヤレス受信器に送信することが考えられる。
しかしながら、他の従業員が所持するワイヤレス受信器は、停止要求信号を受信するまでは発音部や振動部の鳴動を継続することになる。そのため、ワイヤレスコールシステムにおいては、呼び出し要求があったテーブルから遠くに存在する従業者や他のテーブルで接客中の従業員が所持するワイヤレス受信器の発音部や振動部が鳴動し続けることにより、顧客に不快感を与えるとともに、当該従業者が業務に集中することができない事態を招来するという問題があった。
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、顧客などのサービスを受ける側のユーザへ不快感を与えることなく、従業者が業務に集中することができる環境を提供することができるワイヤレスコールシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るワイヤレスコールシステムにおいて、携帯型送受信器は、当該携帯型送受信器の動作モードが、非応対用操作手段の操作に応じて非応対モードとなった場合に、ワイヤレス送信器を介した呼び出し要求を第2ユーザに通知しないように制御することで、上述の課題を解決する。
本発明に係るワイヤレスコールシステムによれば、呼び出し要求があったテーブルから遠くに存在する第2ユーザや他のテーブルで接客中の第2ユーザが所持する携帯型送受信器が鳴動し続けることがなくなり、第1ユーザに不快感を与えることがなく、また、当該第2ユーザが業務に集中することができない事態を容易に回避することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態として示すワイヤレスコールシステムについて説明をする。
このワイヤレスコールシステムは、当該ワイヤレスコールシステムによってサービスを受ける、例えば、飲食店の顧客といった非システム管理者側のユーザ(以下、第1ユーザと呼ぶ。)と、ワイヤレスコールシステムを主体的に利用して顧客にサービスを提供する、例えば、飲食店の従業員といったシステム管理者側のユーザ(以下、第2ユーザと呼ぶ。)とによって利用される。図1に示すように、ワイヤレスコールシステムは、第1ユーザによって利用される複数のワイヤレス送信器10(nは、自然数)と、第2ユーザによって利用され、ワイヤレス送信器10と所定の周波数帯域を利用して無線通信することができる複数の携帯型送受信器20(mは、自然数)とを備えている。
このワイヤレスコールシステムは、第1ユーザによりワイヤレス送信器10を介してなされる呼び出し要求に対して、携帯型送受信器20により呼び出し要求を第2ユーザに通知することができる。
(ワイヤレス送信器10の構成)
ワイヤレス送信器10は、携帯型送受信器20に無線信号を送信するアンテナ11、無線送信部12と、送信するデータに基づき所定の周波数の搬送波を変調する変調部13と、当該ワイヤレス送信器10を統括的に制御する信号処理部14と、少なくとも当該ワイヤレス送信器10を一意に特定する固有の識別情報を記憶しているデータ記憶部15と、携帯型送受信器20へ送信する無線信号の送信要求を入力する、例えば、押下ボタンなどである操作部16とを備えている。
このような構成のワイヤレス送信器10は、小型形状をしており電源として図示しない電池を内蔵しているため、持ち運び自在であり、例えば、飲食店などの各テーブル上に簡易的に配置される。
信号処理部14は、操作部16が操作されたことに応じて、データ記憶部15に記憶されている当該ワイヤレス送信器10を一意に特定する識別情報を読み出し、変調部13、無線送信部12を制御して、読み出した識別情報を添付した無線信号をアンテナ11を介して携帯型送受信器20に送信する。この無線信号は、例えば、任意の携帯型送受信器20を呼び出すための呼出信号などである。
(携帯型送受信器20の構成)
図1に示すように、携帯型送受信器20は、ワイヤレス送信器10に無線信号を送信し、ワイヤレス送信器10から送信される無線信号を受信するアンテナ21、無線送受信部22と、送信するデータに基づき所定の周波数の搬送波を変調し、受信した無線信号に変調されているデータを復調して取り出す変復調部23と、当該携帯型送受信器20を統括的に制御する信号処理部24と、少なくともワイヤレスコールシステムを構成する全てのワイヤレス送信器10の識別情報と他の携帯型送受信器20の識別情報とを記憶したデータ記憶部25と、ユーザによる操作命令を入力する、例えば、押下ボタンなどである操作部26と、ワイヤレス送信器10からの呼び出し要求を表示する、例えば、液晶ディスプレイなどである表示部27と、呼び出し要求に応じて発音する発音部28と、同じく呼び出し要求に応じて振動する振動部29とを備える。
このような携帯型送受信器20は、例えば、図2に示すように、従業員などである第2ユーザが常に携帯できるような形状、重量となっており、内蔵される電池などで電源を確保している。
図2に示すように、携帯型送受信器20は、操作部26として、第2ユーザが第1ユーザによる呼び出し要求に応対する際にその旨を入力するための応対ボタン26Aと、第2ユーザが第1ユーザによる呼び出し要求に対する応対を完了した際にその旨を入力するための応対完了ボタン26Bと、第2ユーザが第1ユーザによる呼び出し要求に対して他の第2ユーザに応援を要請する際にその旨を入力するための応援呼出ボタン26Cと、当該携帯型送受信器20の後述する動作モードを選択的に切り替えるための動作モード選択スイッチ26Dとを備えている。なお、同図においては、2つの応対ボタン26Aが設けられている様子を示しているが、携帯型送受信器20は、少なくとも1つの応対ボタン26Aを備えればよい。
また、図2に示すように、携帯型送受信器20は、表示部27として、液晶ディスプレイ27Aを備えている。この液晶ディスプレイ27Aは、呼び出し要求があったワイヤレス送信器10が配置されているテーブルのテーブル番号などを表示させる複数の表示領域を備えている。
具体的には、この表示領域としては、応対していないテーブル番号のうち、最も先に呼び出しがあったテーブル番号を表示する第1テーブル番号表示領域27aと、応対していないテーブル番号のうち、2番目に呼び出しがあったテーブル番号を表示する第2テーブル番号表示領域27bとが設けられる。また、表示領域には、応対していないテーブル番号のうち、3番目以降に呼び出しがあったテーブル番号が存在する場合に、その旨を点灯の有無によって通知する通知領域27cが設けられる。
なお、第1テーブル番号表示領域27a及び第2テーブル番号表示領域27bは、それぞれ、2つの応対ボタン26Aに対応して設けられるものである。すなわち、携帯型送受信器20は、応対ボタン26Aが1つしか設けられていない場合には、第1テーブル番号表示領域27aのみ設ければよい。この場合、通知領域27cは、応対していないテーブル番号のうち、2番目以降に呼び出しがあったテーブル番号が存在する場合に点灯することになる。
同様に、携帯型送受信器20は、応対ボタン26Aが3つ以上設けられている場合には、図示しないが、呼び出し順に応じてテーブル番号表示領域を設けることになり、このテーブル番号表示領域数を超える呼び出しがあった場合に通知領域27cを点灯させることになる。以下では、説明の便宜上、テーブル番号表示領域として、2つの応対ボタン26Aに対応する第1テーブル番号表示領域27a及び第2テーブル番号表示領域27bが設けられるものとする。
さらに、表示領域としては、応援呼出ボタン26Cが押下された場合に、その旨を表示する応援表示領域27dが設けられる。さらにまた、表示領域としては、他の携帯型送受信器20から応援の要請があった場合に、当該他の携帯型送受信器20を所持している第2ユーザを識別するスタッフ番号を表示するスタッフ番号表示領域27eが設けられる。
このような操作部26及び表示部27を備える携帯型送受信器20において、データ記憶部25には、例えば図3に示すような3種類のテーブルが記憶されている。すなわち、データ記憶部25には、図3(a)に示すように、ID1,ID2,・・・といったワイヤレス送信器10を識別する第1識別情報と、1,2,・・・といった当該ワイヤレス送信器10が置かれているテーブル番号を示すテーブル番号情報とを対応付けて構成される第1テーブルが記憶される。この第1テーブルは、ワイヤレス送信器10が置かれたテーブルを把握するために用いられ、予め決められた情報が記憶された静的なものである。
また、データ記憶部25には、図3(b)に示すように、ID101,ID102,・・・といった携帯型送受信器20を識別する第2識別情報と、1,2,・・・といった当該携帯型送受信器20を所持している第2ユーザを識別するスタッフ番号情報とを対応付けて構成される第2テーブルが記憶される。この第2テーブルは、携帯型送受信器20を所持している第2ユーザを把握するために用いられ、予め決められた情報が記憶された静的なものである。
さらに、データ記憶部25には、図3(c)に示すように、呼び出し要求があったワイヤレス送信器10の第1識別情報と、この呼び出し要求に応対した携帯型送受信器20の第2識別情報とを対応付けて構成される第3テーブルが記憶される。この第3テーブルは、第1ユーザによる呼び出し要求と第2ユーザによる応対との履歴を示すものであり、ワイヤレス送信器10から受信した呼出信号から当該ワイヤレス送信器10の第1識別情報を取得するとともに、この呼び出し要求に応対した携帯型送受信器20から受信した応対信号から当該携帯型送受信器20の第2識別情報を取得することによって動的に構成される。
このようなデータ記憶部25、操作部26及び表示部27を備える携帯型送受信器20において、信号処理部24は、ワイヤレス送信器10から呼出信号を受信することによって第1ユーザによる呼び出し要求があったことを検出すると、図3(a)に示した第1テーブルを参照し、呼び出し要求があったワイヤレス送信器10のテーブル番号を第1テーブル番号表示領域27a又は第2テーブル番号表示領域27bに表示させるとともに、発音部28や振動部29を鳴動させる。また、信号処理部24は、呼び出し要求があったワイヤレス送信器10の第1識別情報を、図3(c)に示した第3テーブルに記憶させる。
そして、信号処理部24は、応対ボタン26Aが押下されると、他の携帯型送受信器20に対して、呼び出し要求に応対したことを知らせる応対信号を送信する。このとき、信号処理部24は、応対ボタン26Aが複数設けられている場合には、どの応対ボタンであるか、すなわち、どのテーブル番号に対する応対であるかを識別する情報も応対信号に含ませて送信する。
これに応じて、応対信号を受信した他の携帯型送受信器20における信号処理部24は、図3(a)に示した第1テーブルを参照し、応対がされたテーブル番号が第1テーブル番号表示領域27a又は第2テーブル番号表示領域27bに表示されていた場合には、その表示を停止させるとともに、発音部28や振動部29の鳴動を停止させる。これにより、この応対信号を受信した他の携帯型送受信器20を所持する他の第2ユーザは、ワイヤレス送信器10からの呼び出し要求に対する応対を、第2ユーザが実行したことを把握することができる。また、信号処理部24は、応対した第2ユーザが所持する携帯型送受信器20の第2識別情報を、第1識別情報と対応付けて図3(c)に示した第3テーブルに記憶させる。
さらに、信号処理部24は、応援呼出ボタン26Cが押下されると、他の携帯型送受信器20に対して、応援を要請したことを知らせる応援要請信号を送信する。この応援要請信号を受信した他の携帯型送受信器20における信号処理部24は、図3(b)に示した第2テーブルを参照し、応援要請があった第2ユーザのスタッフ番号をスタッフ番号表示領域27eに表示させるとともに、発音部28や振動部29を鳴動させる。
また、他の携帯型送受信器20における信号処理部24は、図3(c)に示した第3テーブルを参照し、応援要請があった第2ユーザが応対しているワイヤレス送信器10の識別情報を取得し、さらに、図3(a)に示した第1テーブルを参照し、当該ワイヤレス送信器10が置かれているテーブル番号情報を取得することにより、応援要請があったテーブルを特定する。そして、信号処理部24は、第1テーブル番号表示領域27aに表示されていたテーブル番号を第2テーブル番号表示領域27bに表示させるとともに、応援要請があったテーブル番号を第1テーブル番号表示領域27aに表示させ、発音部28や振動部29を鳴動させる。
ワイヤレスコールシステムにおいては、このように携帯型送受信器20が動作することにより、第1ユーザによる呼び出し要求に対する処理を行うことができる。
さて、携帯型送受信器20は、動作モード選択スイッチ26Dの操作に応じて、信号処理部24の制御のもとに、当該携帯型送受信器20の動作モードを選択的に切り替えることが可能に構成される。この動作モードとしては、呼び出し要求や応援要請があった場合に通常の応対動作を行う応対モードと、呼び出し要求や応援要請があった場合であっても応対動作を行わない非応対モードとが設けられる。
第2ユーザは、このような携帯型送受信器20を用いることにより、例えば接客中など、呼び出し要求があっても応対することができない場合には、かかる動作モード選択スイッチ26Dを操作して、当該携帯型送受信器20の動作モードを非応対モードに切り替える。これにより、信号処理部24は、呼び出し要求や応援要請があった場合には、第1テーブル番号表示領域27aや第2テーブル番号表示領域27bなどへの情報の表示は行うものの、発音部28や振動部29の鳴動を行わないように制御する。
これにより、ワイヤレスコールシステムにおいては、呼び出し要求があったテーブルから遠くに存在する第2ユーザや他のテーブルで接客中の第2ユーザが所持する携帯型送受信器20の発音部28や振動部29が鳴動し続けることがなくなり、第1ユーザに不快感を与えることがなく、また、当該第2ユーザが業務に集中することができない事態を容易に回避することができる。
(携帯型送受信器毎に異なるテーブル番号を担当する場合における処理動作)
ところで、ワイヤレスコールシステムにおいては、全ての第2ユーザが全てのテーブルを担当するものとし、全ての携帯型送受信器20が全てのテーブル番号に応対するようにしてもよいが、店舗面積が広い場合などに対応するために、携帯型送受信器20毎に担当するテーブル番号を決めておくことができる。すなわち、携帯型送受信器20は、データ記憶部25に構成される第1テーブルとして、自己が担当するテーブル番号情報とこれに対応するワイヤレス送信器10の第1識別情報のみを記憶しておけばよい。
この場合、ワイヤレスコールシステムにおいては、携帯型送受信器20の動作モードが非応対モードとなっている場合に、担当するテーブル番号に対応するワイヤレス送信器10を介して呼び出し要求があった場合には、第2ユーザが当該携帯型送受信器20の動作モードを応対モードに切り替えるまで、当該ワイヤレス送信器10に対応するテーブル番号への応対が行われないことになる。
そこで、ワイヤレスコールシステムにおいては、図4に示すような一連の手順にしたがって、携帯型送受信器20の動作モードが非応対モードとなっている場合に、第1ユーザによる呼び出し要求に対する処理を行う。なお、ここでは、説明の便宜上、担当するテーブル番号が異なる2台の携帯型送受信器20,20と、携帯型送受信器20が担当する1台のワイヤレス送信器10とがあり、携帯型送受信器20が非応対モードとなる場合について説明する。
まず、ステップS1において、ワイヤレス送信器10における操作部16が押下されるのに応じて、当該ワイヤレス送信器10における信号処理部14は、呼出信号を生成して2台の携帯型送受信器20,20に送信する。一方、2台の携帯型送受信器20,20における信号処理部24は、それぞれ、ステップS2及びステップS3において、呼出信号を受信したか否かを判定し、ステップS4及びステップS5において、呼出信号を受信するまでアイドル状態として余分な電力消費を防止する。
そして、2台の携帯型送受信器20,20における信号処理部24は、それぞれ、呼出信号を受信すると、ステップS6及びステップS7において、呼出信号から取得したワイヤレス送信器10の第1識別情報と、データ記憶部25に構成される第1テーブルとに基づいて、呼出信号が担当するテーブル番号に対応するものであるか否かを判定する。
ここで、一方の携帯型送受信器20における信号処理部24は、呼出信号が担当するテーブル番号に対応するものでないと判定した場合には、ステップS4からの処理を繰り返す一方で、呼出信号が担当するテーブル番号に対応するものであると判定した場合には、ステップS8以降へと処理を移行する。
なお、他方の携帯型送受信器20における信号処理部24は、呼出信号が担当するテーブル番号に対応するものであると判定した場合には、携帯型送受信器20によるステップS8以降と同様の処理を行う一方で、呼出信号が担当するテーブル番号に対応するものでないと判定した場合には、ステップS10以降へと処理を移行する。ここでは、呼出信号が一方の携帯型送受信器20のみが担当するテーブル番号に対応することから、ステップS8及びステップS10へと処理を移行することになる。
一方の携帯型送受信器20における信号処理部24は、ステップS8へと処理を移行すると、現在の動作モードが非応対モードであるか否かを判定する。ここで、一方の携帯型送受信器20における信号処理部24は、非応対モードでないと判定した場合には、ステップS9において、データ記憶部25に構成される第1テーブルを参照し、ワイヤレス送信器10が置かれているテーブル番号を表示部27における第1テーブル番号表示領域27a又は第2テーブル番号表示領域27bに表示させるとともに、発音部28や振動部29を鳴動させる。
これに対して、携帯型送受信器20における信号処理部24は、非応対モードであると判定した場合には、ワイヤレス送信器10が置かれているテーブル番号を表示部27における第1テーブル番号表示領域27a又は第2テーブル番号表示領域27bに表示させるものの、発音部28や振動部29を鳴動させないように制御する。そして、携帯型送受信器20における信号処理部24は、ワイヤレス送信器10の第1識別情報及び携帯型送受信器20の第2識別情報を含む呼出信号を他方の携帯型送受信器20に送信する。
他方の携帯型送受信器20における信号処理部24は、ステップS10において、一方の携帯型送受信器20から呼出信号を受信したか否かを判定し、ステップS11において、呼出信号を受信するまでアイドル状態として余分な電力消費を防止する。
そして、他方の携帯型送受信器20における信号処理部24は、呼出信号を受信すると、ステップS12において、呼出信号から取得したワイヤレス送信器10の第1識別情報及び携帯型送受信器20の第2識別情報と、データ記憶部25に構成される第1テーブルとに基づいて、当該ワイヤレス送信器10が置かれているテーブル番号を表示部27における第1テーブル番号表示領域27a又は第2テーブル番号表示領域27bに表示させるとともに、発音部28や振動部29を鳴動させる。
なお、ここでの発音部28や振動部29の鳴動処理は、そのときの携帯型送受信器20の動作モードが非応対モードである場合にも、強制的に行われる。すなわち、携帯型送受信器20における信号処理部24は、あくまでも自己が担当するテーブル番号に応対する際に、非応対モードである場合には、発音部28や振動部29を行わないように制御するように構成されており、呼出信号に他の携帯型送受信器20の第2識別情報が含まれている場合には、自己が担当しないテーブル番号であることから、発音部28や振動部29の鳴動処理を強制的に行う。
ただし、携帯型送受信器20における信号処理部24は、当該携帯型送受信器20が他のテーブルで接客中である場合などにおける弊害を低減するために、通常の応対モード時における鳴動よりも、小さい音量や振動量で鳴動するように制御するのが望ましい。
ワイヤレスコールシステムにおいては、このような一連の手順にしたがって、携帯型送受信器20の動作モードが非応対モードとなっている場合であっても、第1ユーザによる呼び出し要求に対する処理を行うことができる。
(実施の形態の効果)
以上詳細に説明したように、実施の形態に係るワイヤレスコールシステムにおいて、携帯型送受信器20は、当該携帯型送受信器の動作モードが、動作モード選択スイッチ26Dの操作に応じて非応対モードとなった場合には、信号処理部24の制御のもとに、ワイヤレス送信器10を介した呼び出し要求を第2ユーザに通知しないようにする。
これにより、このワイヤレスコールシステムにおいては、呼び出し要求があったテーブルから遠くに存在する第2ユーザや他のテーブルで接客中の第2ユーザが所持する携帯型送受信器20が鳴動し続けることがなくなり、第1ユーザに不快感を与えることがなく、また、当該第2ユーザが業務に集中することができない事態を容易に回避することができる。
また、携帯型送受信器20は、非応対モードとなった場合には、信号処理部24の制御のもとに、ワイヤレス送信器10の第1識別情報と当該携帯型送受信器20の第2識別情報とを含む呼出信号を、他の携帯型送受信器20に送信する。そして、携帯型送受信器20は、信号処理部24の制御のもとに、他の携帯型送受信器20から送信された呼出信号を受信したことに応じて、ワイヤレス送信器10を介した呼び出し要求を第2ユーザに強制的に通知する。
これにより、このワイヤレスコールシステムにおいては、携帯型送受信器20毎に担当するテーブル番号が決められている場合であっても、他のテーブル番号を担当する他の携帯型送受信器20によって迅速にフォローすることができ、第1ユーザに不快感を与えるのをなくすことができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、ワイヤレス送信器10と携帯型送受信器20とは、直接、無線通信を実行しているように示しているが、本発明はこれに限定されることなく、例えば、中継装置などを介して行うようにしてもよい。
本発明の実施の形態として示すワイヤレスコールシステムの構成について説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態として示すワイヤレスコールシステムが備える携帯型送受信器の概略外観構成について説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態として示すワイヤレスコールシステムが備える携帯型送受信器におけるデータ記憶部に記憶されるテーブルの構成について説明するための図である。 本発明の実施の形態として示すワイヤレスコールシステムにおいて、第1ユーザによる呼び出し要求に対する処理を行う際の一連の処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 ワイヤレス送信器
11,21 アンテナ
12 無線送信部
13 変調部
14,24 信号処理部
15,25 データ記憶部
16,26 操作部
20,20,20 携帯型送受信器
22 無線送受信部
23 変復調部
26A 応対ボタン
26B 応対完了ボタン
26C 応援呼出ボタン
26D 動作モード選択スイッチ
27 表示部
27A 液晶ディスプレイ
27a 第1テーブル番号表示領域
27b 第2テーブル番号表示領域
27c 通知領域
27d 応援表示領域
27e スタッフ番号表示領域
28 発音部
29 振動部

Claims (2)

  1. 第1ユーザによる操作に応じて固有の第1識別情報を含む呼出信号を送信するワイヤレス送信器と、前記呼出信号を受信して呼出信号に含まれる前記第1識別情報に基づき、前記第1識別情報で特定される前記ワイヤレス送信器からの呼び出しを第2ユーザに通知する携帯型送受信器とを備えるワイヤレスコールシステムであって、
    前記携帯型送受信器は、
    当該携帯型送受信器の動作モードを、前記ワイヤレス送信器を介した呼び出し要求に対して応対動作を行わない非応対モードにする非応対用操作手段と、
    前記非応対用操作手段の操作に応じて非応対モードとなった場合に、前記ワイヤレス送信器を介した呼び出し要求を前記第2ユーザに通知しないように制御する制御手段とを備えること
    を特徴とするワイヤレスコールシステム。
  2. 前記携帯型送受信器は、前記非応対用操作手段の操作に応じて非応対モードとなった場合に、前記ワイヤレス送信器の前記第1識別情報と当該携帯型送受信器に固有の第2識別情報とを含む呼出信号を、他の携帯型送受信器に送信する呼出信号送信手段を備え、
    前記制御手段は、他の携帯型送受信器から送信された呼出信号を受信したことに応じて、前記ワイヤレス送信器を介した呼び出し要求を前記第2ユーザに強制的に通知するように制御すること
    を特徴とする請求項1記載のワイヤレスコールシステム。
JP2005341166A 2005-11-25 2005-11-25 ワイヤレスコールシステム Pending JP2007150612A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005341166A JP2007150612A (ja) 2005-11-25 2005-11-25 ワイヤレスコールシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005341166A JP2007150612A (ja) 2005-11-25 2005-11-25 ワイヤレスコールシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007150612A true JP2007150612A (ja) 2007-06-14

Family

ID=38211505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005341166A Pending JP2007150612A (ja) 2005-11-25 2005-11-25 ワイヤレスコールシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007150612A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1307346C (zh) * 2005-08-10 2007-03-28 陈美发 引导式弧型海堤返浪墙线型

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1307346C (zh) * 2005-08-10 2007-03-28 陈美发 引导式弧型海堤返浪墙线型

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4362453B2 (ja) 通信端末および位置監視方法
KR20050074773A (ko) 듀얼모드 이동통신단말기에서의 호 처리 방법 및 그듀얼모드 이동통신단말기
US20180330582A1 (en) Bluetooth service call system
JP2012212958A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び通信システム
JP2007150612A (ja) ワイヤレスコールシステム
JP2006163447A (ja) オーダリングシステム
JP3564985B2 (ja) 携帯電話装置
KR101634713B1 (ko) 착탈식 무선호출수신 모듈을 이용한 무선 호출 시스템 및 방법
JP3134784U (ja) 呼び出し装置
KR20190110988A (ko) 매장에서 사용되는 고객 디바이스 맞춤형 콘텐츠 제공 시스템
JP4534970B2 (ja) ワイヤレスコールシステム
JP4887908B2 (ja) ワイヤレスコールシステム及び携帯型送受信器
JP3925430B2 (ja) 電話装置
JP2007094595A (ja) ワイヤレスコールシステム
JP2017033072A (ja) グループ監視システム及び監視装置
JP4207057B2 (ja) 電話装置
KR101128412B1 (ko) 무선 호출 시스템용 무선 수신기
JP2007096550A (ja) ワイヤレスコールシステム及びワイヤレス受信器
JP2007124158A (ja) ワイヤレスコールシステム
JP2007143080A (ja) ワイヤレスコールシステムおよび携帯型送受信器
KR200434701Y1 (ko) 타이머 기능을 가지는 무선 호출기
JPH10290821A (ja) ナースコールシステム
JP2968723B2 (ja) 個別選択呼出受信機及びその一斉呼出制御方法
JP2001155262A (ja) ワイヤレス受信器
JP4218452B2 (ja) 電話システム,電話端末,管理端末装置およびプログラム