JP2007124158A - ワイヤレスコールシステム - Google Patents

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聡 篠▲崎▼
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Abstract

【課題】呼び出し要求に応答した第2ユーザを特定する。
【解決手段】他のワイヤレス送受信器20から無線信号として送信される応答信号を受信したことに応じて、他のワイヤレス送受信器20が呼び出し要求に応答した旨を、応答信号に含まれる第2の識別情報と関係付けられたワイヤレス送受信器20を保持する第2ユーザを特徴付けるシンボル情報の表示により通知すると共に、呼び出し要求を通知する鳴動を停止させるよう制御することで実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、呼出信号を送信して呼び出し要求を行うワイヤレスコールシステムに関し、詳しくは、呼び出し要求に対する応答を明確に通知するワイヤレスコールシステムに関する。
介護施設や病院などでの被介護者に対する介護者の迅速な応答を目的として、被介護者に割り当てられたナースコール子機より、ナースコール子機と有線接続されたナースコール親機に呼出信号を送信することで、介護者に呼び出し要求があった旨を通知するナースコールインターホンシステムが考案、実施されている(例えば、特許文献1参照。)。
このようなナースコールインターホンシステムのナースコール親機は、例えば、被介護者が所在する部屋の部屋番号情報を表示装置に表示させることで、どの被介護者から呼び出し要求があったのかを視覚的に通知したり、介護者に迅速に気付かせるために鳴動によって呼び出し要求を通知したりする。
特開昭64−76198号公報
病院などでは、被介護者が重症患者であったり、対応に特別な医療知識を必要とする患者であることも稀ではなく、介護者の技能レベルや医療知識レベルでは対応できない場合もある。
しかしながら、従来のナースコールインターホンシステムでは、上述したような表示や鳴動を停止させることで、介護者が呼び出し要求に応答したことを通知していたため、具体的には、どの介護者が応答したのかが他の介護者に対して全く分からない状態となっていた。
つまり、このような従来のシステムでは、応答した介護者が特定できないため、応答した介護者の技能レベルや医療知識レベルが未熟であり的確な処置を行うことができないといった場合であっても、すぐに応援対応する必要があるのかを把握できなかった。したがって、応答した介護者は、現場に到着して被介護者の状況を確認してから始めて他の熟練した介護者を呼び出すことになり、労力と時間とを浪費してしまうといった問題があった。
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、呼び出し要求に応答したユーザが誰であるのかを他のユーザに明確に通知することができるワイヤレスコールシステムを提供することを目的とする。
本発明のワイヤレスコールシステムは、無線信号を送信する第1の送信手段と、第1ユーザによる自発的な操作、又は前記第1ユーザの所定の動きを検知したことに応じて、当該ワイヤレス送信器を一意に特定する第1の識別情報を含む呼出信号を無線信号として送信するよう前記第1の送信手段を制御する第1の制御手段とを有するワイヤレス送信器と、無線信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって呼出信号を受信したことに応じて、前記ワイヤレス送信器による呼び出し要求を、前記呼出信号に含まれる第1の識別情報と関係付けられた当該ワイヤレス送信器を特徴付けるシンボル情報の表示及び鳴動により通知する通知手段と、前記通知手段により、前記ワイヤレス送信器からの呼び出し要求が通知された際に、呼び出し要求に応答する旨を入力する操作入力手段と、前記操作入力手段が操作されたことに応じて、当該ワイヤレス送受信器を一意に特定する第2の識別情報を含み、呼び出し要求に応答した旨を通知する応答信号を無線信号として送信する第2の送信手段と、前記受信手段によって他のワイヤレス送受信器から無線信号として送信される応答信号を受信したことに応じて、前記他のワイヤレス送受信器が呼び出し要求に応答した旨を、前記応答信号に含まれる第2の識別情報と関係付けられたワイヤレス送受信器を保持する第2ユーザを特徴付けるシンボル情報の表示により通知させると共に、呼び出し要求を通知する鳴動を停止させるよう前記通知手段を制御する第2の制御手段とを有するワイヤレス送受信器とを備えることにより、上述の課題を解決する。
本発明によれば、呼び出し要求に応答したユーザが誰であるのかを他のユーザに明確に通知することができるため、状況に応じた臨機応変な対応を迅速に実行することを可能とする。また、他のワイヤレス送受信器から応答した旨が通知されたことに応じて、呼び出し要求を通知する通知手段による鳴動が停止されるため、呼び出し要求に応答しない第2ユーザは、鳴動に煩わされることなく自身の仕事の遂行に集中することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態として示すワイヤレスコールシステムについて説明をする。
このワイヤレスコールシステムは、介護者による介護が必要な被介護者が居住している、例えば、介護施設、病院、自宅などに適用され、この介護者と被介護者とによって利用される。なお、以下の説明においては、ワイヤレスコールシステムを利用する被介護者を非システム管理者側のユーザ(以下、第1ユーザと呼ぶ。)とし、介護者をシステム管理者側のユーザ(以下、第2ユーザと呼ぶ。)とする。
図1に示すようにワイヤレスコールシステムは、第1ユーザによって利用される複数のワイヤレス送信器10(nは、自然数)と、第2ユーザによって利用されワイヤレス送信器10と所定の周波数帯域を利用して無線通信することできる携帯型の複数のワイヤレス送受信器20(mは、自然数)とを備えている。
このワイヤレスコールシステムは、第1ユーザによりワイヤレス送信器10を介してなされる呼び出し要求に対して応答したワイヤレス送受信器20を保持する第2ユーザを特定し、他のワイヤレス送受信器20に通知することができる。
(ワイヤレス送信器10の構成)
ワイヤレス送信器10は、ワイヤレス送受信器20に無線信号を送信するアンテナ11、無線送信部12と、送信するデータに基づき所定の周波数の搬送波を変調する変調部13と、当該ワイヤレス送信器10を統括的に制御する信号処理部14と、少なくとも当該ワイヤレス送信器10を一意に特定する第1の識別情報を記憶しているデータ記憶部15と、ワイヤレス送受信器20へ送信する無線信号の送信要求を入力する、例えば、押下ボタンなどである操作部16とを備えている。
また、ワイヤレス送信器10は、第1ユーザによる操作部16の操作に応じて、ワイヤレス送受信器20へ無線信号を送信する代わりに、センサ17によって第1ユーザのなんらかの動作が検知されたことに応じて、ワイヤレス送受信器20へ無線信号を送信するものであってもよい。
第1ユーザが操作部16を操作する場合というのは、第1ユーザ自身が主体的に緊急な事態が生じたことを知らせようとしている状態である。しかしながら、第1ユーザ自身が緊急であるという認識を持たずになんらかの行動をした場合であっても、第1ユーザが危険に陥ったりといった可能性を含んでいる場合もある。センサ17は、このような第1ユーザの行動を検知するためのセンサであり、例えば、第1ユーザのベッドからの離床を検知することができるフットセンサや、第1ユーザの徘徊を検知することができる人感センサである。
このようなワイヤレス送信器10は、図示しない電池を内蔵し、小型形状とすることができるため、例えば、第1ユーザによる操作部16の操作によって無線信号を送信する構成とした場合には、第1ユーザが身につけて保持可能とすることで、第1ユーザの利便性を向上させることができる。また、センサ17の検知結果に応じて無線信号を送信する構成とした場合には、ワイヤレス送信器10をセンサ17の近傍に設置することで断線などの影響を極力排除し、センサ17の検知結果を取得できる可能性を高めるようにする。
信号処理部14は、操作部16の操作又はセンサ17の検知結果に応じて、データ記憶部15に記憶されている当該ワイヤレス送信器10を一意に特定する第1の識別情報を読み出し、変調部13、無線送信部12を制御して、読み出した第1の識別情報を添付した無線信号をアンテナ11を介してワイヤレス送受信器20に送信する。この無線信号は、例えば、ワイヤレス送受信器20を呼び出すための呼出信号などである。
(ワイヤレス送受信器20の構成)
図1に示すように、ワイヤレス送受信器20は、他のワイヤレス送受信器20に無線信号を送信し、ワイヤレス送信器10又は他のワイヤレス送受信器20から送信される無線信号を受信するアンテナ21、無線送受信部22と、送信するデータに基づき所定の周波数の搬送波を変調し、受信した無線信号に変調されているデータを復調して取り出す変復調部23と、当該ワイヤレス送受信器20を統括的に制御する信号処理部24と、データ記憶部25と、ユーザによる操作命令を入力する、例えば、押下ボタンなどである操作部26と、ワイヤレス送信器10からの呼び出し要求を表示する、例えば、液晶ディスプレイなどである表示部27と、呼び出し要求に応じて発音する発音部28と、同じく呼び出し要求に応じて振動する振動部29とを備える。
データ記憶部25は、少なくともワイヤレスコールシステムを構成する全てのワイヤレス送信器10を一意に特定する第1の識別情報とワイヤレス送信器10を特徴付けるシンボル情報とを関係付けて記憶している。また、データ記憶部25は、ワイヤレスコールシステムを構成する全てのワイヤレス送受信器20を一意に特定する第2の識別情報とワイヤレス送受信器20を保持している第2ユーザを特徴付けるシンボル情報とを関係付けて記憶している。
データ記憶部25が記憶している第1の識別情報と関係付けられたワイヤレス送信器10を特徴付けるシンボル情報は、ワイヤレス送信器10が設置されている病室の部屋番号情報や第1ユーザが寝ているベッドを特定するベッド番号情報などである。このワイヤレス送信器10を特徴付けるシンボル情報は、呼出信号の送信元がどこであるのかといった場所を特定する情報である。
また、データ記憶部25が記憶している第2の識別情報と関係付けられたワイヤレス送受信器20を保持している第2ユーザを特徴付けるシンボル情報は、ワイヤレス送受信器20を保持している第2ユーザに与えられたユーザ番号情報などである。第2ユーザを特徴付けるシンボル情報は、ユーザ番号情報に限定されることなく第2ユーザの名前や、第2ユーザを特徴付けるアイコンなどであってもよい。また、介護者である第2ユーザの技術レベル、知識レベルなどに基づき設定されたレベル情報などであってもよい。このワイヤレス送受信器20を保持している第2ユーザを特徴付けるシンボル情報は、第2ユーザがどんな人物なのかを特定する情報である。
このようなワイヤレス送受信器20は、例えば、図2に示すように、介護者である第2ユーザが常に携帯できるような形状、重量となっており、内蔵される電池などで電源を確保している。図2に示すように、ワイヤレス送受信器20は、操作部26として、第2ユーザが第1ユーザによる呼び出し要求に応答した旨を入力するための応答ボタン26Aを備えている。
また、図2に示すように、ワイヤレス送受信器20は、表示部27として、液晶ディスプレイ27Dを備えている。この液晶ディスプレイ27Dは、データ記憶部25に記憶されている第1の識別情報と関係付けられたワイヤレス送信器10を特徴付けるシンボル情報を表示する表示領域DF1と、データ記憶部25に記憶されている第2の識別情報と関係付けられたワイヤレス送受信器20を保持している第2ユーザを特徴付けるシンボル情報を表示する表示領域DF2とを備えている。
信号処理部24は、ワイヤレス送信器10から無線信号として送信された呼出信号を、アンテナ21、無線送受信部22を介して受信したことに応じて、変復調部23で復調された呼出信号に添付されている第1の識別情報を用いて、データ記憶部25を参照し、この第1の識別情報と対応付けて記憶されているワイヤレス送信器10を特徴付けるシンボル情報を読み出す。そして、信号処理部24は、読み出したワイヤレス送信器10を特徴付けるシンボル情報を表示部27の表示領域DF1に表示させて呼び出し要求を通知する。このとき、信号処理部24は、発音部28、振動部29を鳴動させることで、呼び出し要求を確実に第2ユーザに通知させる。
信号処理部24は、第2ユーザによって応答ボタン26Aが押下されたことに応じて、データ記憶部25に記憶されている当該ワイヤレス送受信器20を一意に特定する第2の識別情報を読み出し、変復調部23、無線送受信部22を制御して、読み出した第2の識別情報を添付した無線信号である応答信号をアンテナ21を介して、他のワイヤレス送受信器20に送信する。
無線信号として送信されたこの応答信号を、アンテナ21、無線送受信部22を介して受信した他のワイヤレス送受信器20の信号処理部24は、変復調部23で復調された無線信号に添付されている第2の識別情報を用いて、データ記憶部25を参照し、この第2の識別情報と対応付けて記憶されているワイヤレス送受信器20を保持している第2ユーザを特徴付けるシンボル情報を読み出す。そして、信号処理部24は、読み出したワイヤレス送受信器20を保持している第2ユーザを特徴付けるシンボル情報を表示部27の表示領域DF2に表示させて、呼び出し要求にどの第2ユーザが応答したかを通知する。
この応答信号を受信したワイヤレス送受信器20を介して第2ユーザは、ワイヤレス送信器10からの呼び出し要求に対する応答をどの第2ユーザが実行したかを把握することができる。
信号処理部24は、第2ユーザにより応答ボタン26Aが押下された場合、ワイヤレス送信器10から送信される呼出信号を受信したことで実行されている表示部27の表示、発音部28、振動部29の鳴動といった呼び出し要求の通知動作のうち、発音部28、振動部29による鳴動による通知動作を停止させる。また、信号処理部24は、他のワイヤレス送受信器20から送信される応答信号を受信した場合、表示部27の表示、発音部28、振動部29の鳴動といった呼び出し要求の通知動作のうち、発音部28、振動部29による鳴動による通知動作を停止させる。
[呼び出し要求処理動作]
続いて、図3に示すタイミングチャートを用いて、ワイヤレス送信器10から呼び出し要求をした際のワイヤレスコールシステムの処理動作について説明をする。なお、説明のため、ワイヤレスコールシステムは、病院に設置されているものとし、ワイヤレス送信器10から呼び出し要求がさなれ、ワイヤレス送受信器20、ワイヤレス送受信器20を介して、それぞれを保持する第2ユーザに呼び出し要求が通知される場合を想定する。
ステップS1において、ワイヤレス送信器10の信号処理部14は、第1ユーザによって操作部16が操作されたか、又は第1ユーザの動作をセンサ17で検知したかどうかを判断する。信号処理部14は、第1ユーザによって操作部16が操作された、又はセンサ17で動作が検知された場合は、ステップS2へと進み、それ以外の場合は、アイドル状態となる。
ステップS2において、信号処理部14は、操作部16が第1ユーザに操作された、又はセンサ17によって第1ユーザの動作が検知されたことに応じて、呼出信号を生成し無線信号として送信する。このとき、信号処理部14は、データ記憶部15に記憶されている自身を一意に特定する第1の識別情報を呼出信号に添付する。
ステップS3において、ワイヤレス送信器10の信号処理部14は、所定の時間経過したかどうかを判断する。信号処理部14は、所定の時間経過していない場合は、呼出信号の送信を定期的に実行する。また、信号処理部14は、所定の時間経過した場合には、アイドル状態となる。
ステップS4において、ワイヤレス送受信器20、20の信号処理部24は、ワイヤレス送信器10から無線信号として送信された呼出信号を受信したかどうかを判断する。信号処理部24は、呼出信号を受信した場合はステップS5へと進め、受信できなかった場合はアイドル状態を継続する。
ステップS5において、ワイヤレス送受信器20、20の信号処理部24は、受信した呼出信号に添付された第1の識別情報を用いて、データ記憶部25を参照し、この第1の識別情報と関係付けて記憶されているワイヤレス送信器10を特徴付けるシンボル情報を取得する。例えば、信号処理部24は、シンボル情報としてデータ記憶部25からワイヤレス送信器10が設置されている病室番号情報、ベッド番号情報などを取得する。
信号処理部24は、取得したワイヤレス送信器10を特徴付けるシンボル情報を表示部27の表示領域DF1に表示させると共に、発音部28、振動部29を鳴動させて、ワイヤレス送信器10から呼び出し要求がなされた旨を第2ユーザに通知する。
ステップS6において、呼び出し要求の通知を受けたワイヤレス送受信器20、20のいずれかが呼び出し要求に対して応答する旨を応答ボタン26Aを押下して入力する。ここでは、説明のためワイヤレス送受信器20が応答ボタン26Aを押下して、呼び出し要求に応答したものとする。
ステップS7において、ワイヤレス送受信器20の信号処理部24は、第2ユーザによって応答ボタン26Aが押下されたことに応じて、応答信号を生成し無線信号として送信する。このとき、信号処理部24は、データ記憶部25に記憶されている自身を一意に特定する第2の識別情報を応答信号に添付する。
ステップS8において、ワイヤレス送受信器20の信号処理部24は、ワイヤレス送受信器20から無線信号として送信された応答信号を受信したかどうかを判断する。信号処理部24は、応答信号を受信した場合はステップS9へと進め、受信できなかった場合はアイドル状態を継続する。
ステップS9において、ワイヤレス送受信器20の信号処理部24は、受信した応答信号に添付された第2の識別情報を用いて、データ記憶部25を参照し、この第2の識別情報と対応して記憶されているワイヤレス送受信器20を保持する第2ユーザを特徴付けるシンボル情報を取得する。例えば、信号処理部24は、シンボル情報として、データ記憶部25から、第2ユーザ毎に付与されたユーザ番号情報などを取得する。
ワイヤレス送受信器20の信号処理部24は、取得したワイヤレス送受信器20を保持する第2ユーザを特徴付けるシンボル情報を表示部27の表示領域DF2に表示させて応答した第2ユーザが誰であるのかを通知すると共に、発音部28、振動部29の鳴動を停止させる。
これにより、ワイヤレス送受信器20を保持する第2ユーザは、応答したワイヤレス送受信器20を保持する第2ユーザが誰であるのかを把握することができるため、応答した第2ユーザに応じた対応を実行することができる。
例えば、応答した第2ユーザが熟練した技能レベルの高い介護者であった場合には、特に応援に赴く必要がないため、自身の担当する業務を継続する。また、応答した第2ユーザが研修中であったり技能レベルの未熟な介護者であった場合には、表示部27の表示領域DF1に表示されている病室番号情報、ベッド番号情報などを参照して応援対応することができる。
また、応答信号を受信したことに応じたワイヤレス送受信器20の信号処理部24の制御により、発音部28、振動部29の鳴動が停止されるため、ワイヤレス送受信器20を保持する第2ユーザは、鳴動に煩わされることなく自身の業務遂行に集中することができる。
ステップS10において、ワイヤレス送受信器20の信号処理部24は、応答ボタン26Aが押下されたことに応じて、発音部28、振動部29の鳴動を停止させる。これにより、ワイヤレス送受信器20を保持する第2ユーザは、鳴動に煩わされることなく呼び出し要求への応答対応を実行することができる。このとき、呼び出し要求をしたワイヤレス送信器10の場所を示すシンボル情報は、表示部27の表示領域DF1に表示されたままであるので、ワイヤレス送受信器20を保持する第2ユーザは、呼び出し要求された場所へ確実に移動することができる。
(実施の形態の効果)
このようにして、本発明の実施の形態として示すワイヤレスコールシステムは、ワイヤレス送信器10から、第1ユーザの操作又は第1ユーザのなんらかの動作によって、無線信号として送信される呼出信号をワイヤレス送受信器20が受信し、呼出信号を受信したことに応じて、呼び出し要求があった旨を、ワイヤレス送信器10を特徴付けるシンボル情報の表示と鳴動により第2ユーザに通知する。そして、ワイヤレス送受信器20によって、呼び出し要求を通知されたことに応じて、第2ユーザが応答ボタン26Aを操作して応答信号を他のワイヤレス送受信器20に送信する。応答信号を受信したワイヤレス送受信器20は、応答信号を送信したワイヤレス送受信器20を保持する第2ユーザを特徴付けるシンボル情報を表示させ、鳴動を停止させる。
これにより、応答信号を受信したワイヤレス送受信器20を保持する第2ユーザは、どの第2ユーザがワイヤレス送信器10からなされた呼び出し要求に応答したのかを把握することができるため、応答した第2ユーザに応じた柔軟な対応処理を実行することができる。また、応答信号を受信したことで鳴動が停止されるため、継続する鳴動により第2ユーザの業務を阻害することを回避できる。
なお、本発明の実施の形態として示すワイヤレスコールシステムのワイヤレス送信器10とワイヤレス送受信器20、又はワイヤレス送受信器20同士は、直接、無線通信を行い第1の識別情報、第2の識別情報の送受信を実行しているように示しているが、本発明はこれに限定されることなく、例えば、中継装置などを介して行うようにしてもよい。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態として示すワイヤレスコールシステムの構成について説明するための図である。 ワイヤレス送受信器の外観構成の一例を示した図である。 前記ワイヤレスコールシステムの呼び出し要求処理動作について説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
10 ワイヤレス送信器
14 信号処理部
15 データ記憶部
16 操作部
17 センサ
20 ワイヤレス送受信器
24 信号処理部
25 データ記憶部
26 操作部
26A 応答ボタン
27 表示部
28 発音部
29 振動部

Claims (1)

  1. 無線信号を送信する第1の送信手段と、第1ユーザによる自発的な操作、又は前記第1ユーザの所定の動きを検知したことに応じて、当該ワイヤレス送信器を一意に特定する第1の識別情報を含む呼出信号を無線信号として送信するよう前記第1の送信手段を制御する第1の制御手段とを有するワイヤレス送信器と、
    無線信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって呼出信号を受信したことに応じて、前記ワイヤレス送信器による呼び出し要求を、前記呼出信号に含まれる第1の識別情報と関係付けられた当該ワイヤレス送信器を特徴付けるシンボル情報の表示及び鳴動により通知する通知手段と、
    前記通知手段により、前記ワイヤレス送信器からの呼び出し要求が通知された際に、呼び出し要求に応答する旨を入力する操作入力手段と、
    前記操作入力手段が操作されたことに応じて、当該ワイヤレス送受信器を一意に特定する第2の識別情報を含み、呼び出し要求に応答した旨を通知する応答信号を無線信号として送信する第2の送信手段と、
    前記受信手段によって他のワイヤレス送受信器から無線信号として送信される応答信号を受信したことに応じて、前記他のワイヤレス送受信器が呼び出し要求に応答した旨を、前記応答信号に含まれる第2の識別情報と関係付けられたワイヤレス送受信器を保持する第2ユーザを特徴付けるシンボル情報の表示により通知させると共に、呼び出し要求を通知する鳴動を停止させるよう前記通知手段を制御する第2の制御手段とを有するワイヤレス送受信器とを備えること
    を特徴とするワイヤレスコールシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017006333A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 株式会社ケアコム ナースコールシステム
JP2020013587A (ja) * 2019-08-16 2020-01-23 パラマウントベッド株式会社 報知システム

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