JP2007150420A - データ伝送経路構築装置およびデータ伝送経路構築方法 - Google Patents

データ伝送経路構築装置およびデータ伝送経路構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線アドホックネットワークにおけるデータ伝送経路構築方式において、ネットワークに送信するルート構築要求メッセージを決まった固定長の短メッセージとした場合は、送信したいデータとの関係が明確でなく、データ伝送の高信頼性に結びつかない。
【解決手段】ルート構築要求メッセージのデータサイズと実際に相手に送信したい送信データのサイズとを比較し、送信したいデータのサイズがルート構築要求メッセージのデータサイズより大きい場合は、ルート構築要求メッセージのデータサイズを最大パケット長または送信データのサイズとし、このルート構築要求メッセージとそのルート応答メッセージの送受信によって伝送経路を構築する。また端末間における受信電力レベルや受信信号のS/N、回線ごとの誤り率をも含めて、総合的に判断された情報により、伝送経路を構築する。
【選択図】図2

Description

この発明は、無線アドホックネットワーク等のように複数の端末が自律的に無線ネットワークの伝送経路を構築する方式において、特にデータ伝送の信頼性を高めた伝送経路を構築するデータ伝送経路構築装置およびデータ伝送経路構築方法に関するものである。
近年、無線LANに代表されるように携帯端末に無線設備が付属され、その端末同士でネットワークを構築し通信する無線アドホックネットワークが注目を集めている。この無線アドホックネットワークのアドホックとは、“一時的な”と言う意味であり、通信毎に自律的にネットワークを構築し、通信を行うことになる。この中には、端末を管理するサーバ等は存在しない。このようなネットワークにおいては、データ伝送の高信頼性を高めるネットワーク経路の構築が必要であり、様々な方法が検討されている。
IETF(Internet Engineering Task Force)のモバイルアドホックネットワークのワーキンググループ(MANET:Mobile Ad−Hoc Network)では、無線端末で自律的に構成されるネットワークを実現するルーティングプロトコルについて議論しており、AODV(Ad−Hoc On Demand Distance Vector)や、DSR(Dynamic Source Routing)などの方式が標準化されている。
また、これら以外にも、様々な方式が提案されている。例えば、特許文献1では、サービス品質(QoS)パラメータに基づいてトラフィックのルーティングを発見するために、QoSルート要求を送信し、各ノードがトラフィック許可制御の決定を行うために、ノードのQoSタグ値を計算し、計算されたQoSタグ値とQoSルート要求のQoSパラメータに基づいて、各ノードがQoSルート要求に応じてトラフィックを許可するか否かを決定するようにしている。QoSパラメータは、利用可能な帯域、誤り率、End to Endの遅延、ホップ数、期待パス耐久性、及び優先度等である。
特許文献2では、無線端末が隣接する他の端末に接続された各通信路にこれらの通信路を使用して通信を行う際の選択の基準値としての重み付け値を設定し、ルート検索要求が到来したときには、重み付け値を参考にして自端末に接続する通信路のうちのいくつかを選択するような方式も提案されている。
さらに、特許文献3では、各パス接続要求メッセージに登録された通信能力情報に基づいてパスを選択する方式が提案されている。
特表2005−524315号公報 特開2003−152786号公報 特開2004− 48478号公報
例えば、IETFのMANETで標準化されているアドホックネットワークプロトコルであるAODV方式においては、ルート構築要求メッセージをネットワークに送信し、その応答メッセージを受領することで、中間に位置するノードも含めて経路表を構築し、その経路表に従ってデータ伝送を行っているが、ルート構築要求メッセージは、決まった固定長の短メッセージであるため、回線品質の悪い経路においても、偶然にルート構築要求メッセージが伝送されてしまい、その結果に基づいて構築された経路に従い送信したデータは、回線品質劣化による誤りのため、データの伝送ができないことがあるという問題点があった。
また、各特許文献に開示された提案方式においても、QoSパラメータや重み付け値、通信能力情報が実際に送信したいデータとの関係が明確ではないため、データ伝送の高信頼性とは結びついていない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、送信すべきデータの長さに基いてルート構築要求メッセージのパケット長を変えるようにし、この変更したルート構築要求メッセージとその返信であるルート構築要求応答メッセージの送受信によって、データ伝送経路(経路表)を構築するようにしたもので、更に端末間の回線状況を加味することによりデータ伝送の信頼性を高めたデータ伝送経路構築装置および伝送経路構築方法を提供するものである。
この発明のデータ伝送経路構築装置は、外部端末から受信もしくは自端末で作成した送信すべきデータのサイズを検出する送信データサイズ検出回路と、伝送経路構築のために、上記ネットワークに送信するルート構築要求メッセージを含む基本制御データを生成する基本制御データ生成手段と、上記基本制御データ生成手段で生成されたルート構築要求メッセージのデータサイズと上記送信データサイズ検出回路で検出された送信すべきデータのサイズを比較し、送信すべきデータサイズの方がルート構築要求メッセージのデータサイズよりも大きい場合は、ルート構築要求メッセージのデータサイズを送信すべきデータサイズまたは最大パケット長に変更する制御データ変更回路と、上記制御データ変更回路でサイズ変更されたルート構築要求メッセージを上記ネットワークへ送信する送信回路と、上記ネットワークからのデータを受信する受信回路と、上記受信回路で受信したデータのルート構築要求応答メッセージから経路情報の作成を行う制御データ判定回路とを備えたものである。
またこの発明のデータ伝送経路構築方法は、外部端末から受信もしくは自端末で作成した送信すべきデータのサイズと、伝送経路構築のために上記ネットワークに送信するルート構築要求メッセージのデータサイズとを比較し、上記送信すべきデータサイズの方が上記ルート構築要求メッセージのデータサイズよりも大きい場合は、ルート構築要求メッセージのデータサイズを送信すべきデータサイズまたは最大パケット長に変更して上記ネットワークへ送信し、上記ネットワークから受信したデータのルート構築要求応答メッセージから経路情報の作成を行うようにしたものである。
また、上記に加えて、端末間における受信電力レベルや受信信号のS/N、回線ごとの誤り率をも含めて、総合的に判断された情報により、伝送経路を構築し、実データの送受信を行うようにしたものである。
この発明は、実際に送信するデータのサイズとルート構築要求メッセージのデータサイズを比較し、送信すべきデータサイズの方がルート構築要求メッセージのデータサイズよりも大きい場合は、ルート構築要求メッセージのデータサイズを送信すべきデータサイズまたは最大パケット長に変更して送信し、その返信であるルート構築要求応答メッセージを用いて伝送経路を構築するため、ルート構築要求メッセージのデータサイズは実際に送信すべきデータサイズとの関係が明確になっており、その返信信号であるルート構築要求応答メッセージを受信することでその伝送経路の信頼性が判るため、データ伝送の信頼性が高まる効果がある。
さらに、送信すべきデータと同一条件によるルート構築要求メッセージのパケット長による応答メッセージの情報と、端末間における受信電力レベル、受信信号のS/N、回線ごとの誤り率の情報を含めて、総合的に判断された情報により伝送経路の構築ができるため、データ伝送の信頼性がさらに高まる効果がある。
実施の形態1
図1は、この発明が適用されて構築される無線ネットワークの一例を示す図で、このネットワークは、15台の無線端末1(A〜S)が比較的に狭い領域に存在して構成されたメットワークである。それぞれの無線端末1A〜1Sは端末固有の端末アドレスを有しており、また端末1間を結ぶ直線は端末間の通信が可能な伝送経路を示している。図1では端末1Sから端末1Dに対してデータを送信する場合に、端末1S−端末1C−端末1E−端末1F−端末1J−端末1Dという伝送経路が構築されて、データ伝送されている状態を示している。
図2は、この発明の実施の形態1に係るデータ伝送経路構築装置を示す構成図で、図1に示す各端末1に設けられているものである。図2のデータ伝送経路構築装置において、データ発生部2は自端末で作成した送信すべき文書、図、画像などのデータを蓄積しておくものである。データ送信キュー3はデータ発生部2からのデータ或いは後述する外部端末から受信したデータなど送信すべきデータを一時的に溜めておくメモリーである。送信データサイズ検出回路4はデータ送信キュー3に溜まっている送信すべきデータのデータサイズを検出し、サイズ情報を制御データ変更回路6に出力する。基本制御データ生成回路5は、伝送経路構築のために、ネットワークに送信するルート構築要求メッセージ等を含む基本制御データを生成するものである。制御データ変更回路6はデータサイズ検出回路4からのサイズ情報や後述する制御データ判定回路11からの変更制御情報によって、基本制御データのデータサイズを既知のPNパターンによって変更するものである。送信データ制御回路7は、ネットワークの伝送経路確定前は制御データ変更回路6からの基本制御データを選択し、伝送経路確定後はデータ送信キュー3からの送信すべきデータを選択して、送信回路8にデータを出力するものである。送信回路8は送信データ制御回路7で選択されたデータをネットワークに送信するものである。
受信回路9はネットワークからのデータを受信するもので、受信した信号の内、制御データの受信電力レベルを計測する回路およびS/Nを計測する回路を有し、制御データの受信電力レベル情報や制御データのS/N情報を出力する。受信信号判定回路10は受信回路9が受信した信号の内容を判定し、受信信号が制御データの場合は制御データ判定回路11に出力し、受信信号が受信データの場合は受信データ送信キュー12に出力するよう、信号の振り分けを行う。制御データ判定回路11は受信信号判定回路10からの制御データから自身で測定する誤り率測定回路を有し、これで測定した誤り率情報と、受信回路9で受信した制御データの受信電力レベル情報および制御データのS/N情報とから総合判断して経路情報の作成や変更制御情報の出力を行う。誤り率は制御データの中の既知のPNパターンから、誤ったデータ量/全体のデータ量を計算することで測定できる。受信データ送信キュー12は受信回路9で受信した他の端末からの受信データを中継して送信するために一時的にデータを溜めておくメモリーである。経路表13は制御データ判定回路11により構築された送信先端末までの伝送経路を記載しておき、経路確定後に経路表13に記載された情報を基に送信回路8へ指示して、データ送信キュー3に溜めていた送信すべきデータを送信回路8からネットワークを介して送信先端末に伝送する。データ処理回路14は、受信データ送信キュー12に溜められている外部端末からの受信データを信号処理してデータ送信キュー3に出力するものである。
図3は基本制御データ生成回路5が生成する基本制御データの種類を示し、図3(a)はルート構築要求メッセージを、図3(b)はルート構築要求応答メッセージを、図3(c)はルートエラーメッセージを示す。これらメッセージの種類はデータフォーマットのタイプ領域に入れられたデータで区別される。ルート構築要求メッセージは伝送経路のルートを構築したいときにネットワークに送信するメッセージで、ルート構築要求応答メッセージはルート構築要求メッセージを受信したときに返信するメッセージで、ルートエラーメッセージはリンク障害が起こった場合に、影響を受ける可能性がある隣接ノード(端末)へ返信するメッセージである。
図3(a)は1パケットのルート構築要求メッセージのデータフォーマットを表しており、データサイズはイーサネット(登録商標)を想定すると最小は24byte/パケットで、最大は1500byte/パケットで、これ以上増えることはない。即ち、タイプ領域から送信元シーケンス領域までが24byteで、データ領域が0〜1476byteとなる。このルート構築要求メッセージのデータサイズを変更する場合は、データ領域にPNパターンを挿入することで行われる。挿入するPNパターンのサイズによってルート構築要求メッセージのパターン長が変更され、最大パケット長は1500byteとなる。ここでPNパターンとは擬似ランダムのパターンのことである。
このルート構築要求メッセージのデータフォーマットの送信先アドレス領域に、データを最終的に送付した端末(図1の例では端末1D)のアドレス情報が含まれる。
図3(b)は1パケットのルート構築要求応答メッセージのデータフォーマットを表しており、データ領域のデータの中に各端末のデータ伝送経路構築装置が構築した端末間の伝送経路の情報が含まれている。
図3(c)は1パケットのルートエラーメッセージのデータフォーマットを表しており、不達送信先アドレス領域にリンク障害が起こった場合に影響を受ける可能性がある端末のアドレス情報が含まれている。
次に図2に示すデータ伝送経路構築装置により伝送経路を構築する動作について、図4および図5に基づいて説明する。ここでは、図1のネットワークで端末1Sから端末1Dに対してデータを送信したい場合の動作について説明する。ここで、図2で示すデータ伝送経路構築装置を有する端末は、端末1Sを示している。
まず端末1Sにおいては、データ送信キュー3にはデータ発生部2またはデータ処理部14から送信すべきデータが入ってくる。図4のSTEP1では、送信データサイズ検出回路4がデータ送信キュー3に蓄積されている送信すべきデータのサイズを検出する。
STEP2では、制御データ変更回路6が基本制御データ生成回路5で生成されるルート構築要求メッセージのデータサイズと送信データサイズ検出回路4で検出した送信すべきデータのデータサイズとを比較し、送信すべきデータサイズの方がルート構築要求メッセージのデータサイズより大きいサイズであれば、ルート構築要求メッセージのデータサイズを送信すべきデータサイズまたは最大パケット長まで増やす。増やすデータの内容は、既知のPNパターンを基本とする。
ここでルート構築要求メッセージのデータサイズを送信すべきデータとする場合は、送信したいデータサイズが最大パケット長より小さい場合である。またルート構築要求メッセージのデータサイズを最大パケット長とする場合は、送信したいデータサイズが最大パケット長より大きい場合である。また送信すべきデータサイズがルート構築要求メッセージのデータサイズより小さい場合は、ルート構築要求メッセージのデータサイズはそのままとする。
STEP3では、データサイズが変更されたルート構築要求メッセージは送信データ制御回路7を経由して、送信回路8からネットワークを構成している隣接の端末1Eおよび端末1Cへ送信される。ネットワーク内の各端末は、それぞれブロードキャストでルート構築要求メッセージを伝送する。端末1Eは、ルート構築要求メッセージを受信すると、ルート構築要求応答メッセージを端末1Sに対して返信する。同様に端末1Cは、ルート構築要求メッセージを受信すると、ルート構築要求応答メッセージを端末1Sに対して返信する。
STEP4では、端末1Sの受信回路9が端末1Eからのルート構築要求応答メッセージを受信したら、受信回路9に有している電力レベル計測回路およびS/N計測回路は端末1Eからの受信信号の制御データ(ルート構築要求応答メッセージ)の受信電力レベルおよび受信信号の制御データのS/Nを測定する。その測定結果は、受信信号の受信電力レベル情報や受信信号のS/N情報として、制御データ判定回路11に伝送される。また、受信回路9で受信したルート構築要求応答メッセージは受信信号判定回路10にも伝送される。受信信号判定回路10では、受信したのは、制御データであるルート構築要求応答メッセージであるため、制御データ判定回路11に伝送する。制御データ判定回路11では伝送された制御データから既知のPNパターンにより回線の誤り率を測定する。
STEP5では、STEP4と同様に、端末1Sの受信回路9が端末1Cからのルート構築要求応答メッセージを受信したら、受信回路9に有している電力レベル計測回路およびS/N計測回路は端末1Cからの受信信号の制御データ(ルート構築要求応答メッセージ)の受信電力レベルおよび受信信号の制御データのS/Nを測定する。その測定結果は、受信信号の受信電力レベル情報や受信信号のS/N情報として、制御データ判定回路11に伝送される。また、受信回路9で受信したルート構築要求応答メッセージは受信信号判定回路10にも伝送される。受信信号判定回路10では、受信したのは、制御データであるルート構築要求応答メッセージであるため、制御データ判定回路11に伝送する。制御データ判定回路11では伝送された制御データから既知のPNパターンにより回線の誤り率を測定する。
STEP6では、制御データ判定回路11は、自身で測定した回線の誤り率情報、端末1Eからの受信信号の受信電力レベル情報や受信信号のS/N情報、および端末1Cからの受信信号の受信電力レベル情報や受信信号のS/N情報を総合的に判定し、伝送経路を決める。
図5は制御データ判定回路11が、回線の誤り率情報、受信電力レベル情報、受信信号のS/N情報の総合判定により伝送経路を決める方法の一例を示したもので、端末1Sから隣接する端末1Eにデータ伝送したい場合を示している。
まず図5のSTEP11では、端末1Sの制御データ判定回路11は、端末1Eおよび端末1Cからのルート構築要求応答メッセージの受信信号から測定された、それぞれの誤り率情報と受信信号の受信電力レベル情報と受信信号のS/N情報を得る。
STEP12では、制御データ判定回路11が端末1S−端末1E間および端末1S−端末1C間の回線の誤り率、端末1Eおよび端末1Cからの受信電力レベル、S/Nを総合判断し、端末1S―端末1Eの経路と端末1S−端末1Cの経路のどちらの経路の方がデータ伝送の信頼性が高いか判断する。
図5の例では、端末1Eとの経路は、電力レベルはあるが、誤り率が悪いため、データは届きにくいと判断し、端末1Cとの経路は、電力レベルは低いが、誤り率が良いため、データは届きやすいと判断する。これらの結果からSTEP13では、経路は端末1S−端末1Cの経路にしようと決める。
次にSTEP14では、端末1Sとの経路が決められた端末1Cの制御データ判定回路11は、端末1Eおよび端末1Sからのルート構築要求応答メッセージの受信信号から測定された、それぞれの誤り率情報と受信信号の受信電力レベル情報と受信信号のS/N情報を得る。
STEP15では、端末1Cの制御データ判定回路1が端末1C−端末1E間および端末1C−端末1S間の回線の誤り率、端末1Eおよび端末1Sからの受信電力レベル、S/Nを総合判断し、端末1C―端末1Eの経路と端末1C−端末1Sの経路のどちらの経路の方がデータ伝送の信頼性が高いか判断する。図5の例では、端末1Eとの経路および端末1Sとの経路は、電力レベル、S/N、誤り率も同じ条件と判断する。
STEP16では、端末1C―端末1Eの経路と端末1C−端末1Sの経路はデータ伝送の信頼性は同じと判断されたが、端末1Sとの経路に決めようとするとデータは戻ってしまうため、この場合は経路を端末1C―端末1Eにしようと決める。
次に経路が決められた端末1Eは、上記と同様に隣接する端末との誤り率情報、受信信号の受信電力レベル情報、受信信号のS/N情報を得て、次の経路を決めて行く。こうして送信先の端末1Dまでの経路を決めて行き、データの伝送経路が構築される。
図4に戻ってSTEP7では、STEP6の総合判定で端末1Sとの経路は端末1Cと決まったので、その結果は経路表13へ記録される。同様にして端末1Cとの経路は端末1Eと決まり、これらの情報が端末1Cからのルート構築要求応答メッセージのデータ領域に入れられて端末1Sに返信される。このようにして順次送信元の端末1Sから送信先の端末1Dまでの経路が決められていき、端末1Sの経路表13には端末1Sから端末1Dまでの経路が中間に位置するノード(端末)も含めて記録されていく。
STEP8では、送信元端末から送信先端末までの経路が構築されたら、経路表13は送信回路8に信号を送り、経路表13に記録された伝送経路に基づき、端末1Sのデータ送信キー3に溜められていた送信すべきデータは送信回路8からネットワークに送信される。こうして送信元の端末1Sに溜めていた送信すべきデータは送信先の端末1Dに送信される。
また、STEP6の総合判定において、誤り率、受信電力レベル、S/Nのいずれも悪く、データが届きにくいと判断された場合は、STEP9で示すように、制御データ判定回路11は変更制御情報を作成し、制御データ変更回路6へ出力する。
一方STEP3のルート構築要求メッセージ送信以降、ルート構築要求応答メッセージが返信されてこない場合は、受信信号判定回路10では、タイムアウトで検出し、制御データ判定回路11にタイムアウト情報を送る。この場合もSTEP9に示すように、制御データ判定回路11はタイムアウト情報を基に変更制御情報を作成し、制御データ変更回路6に出力する。
この変更制御情報はルート構築要求メッセージのデータサイズを減らす要求をする信号である。制御データ変更回路5では、この変更制御情報を受けて前回送信したルート構築要求メッセージのデータサイズを変更し、データサイズが減少したパケット長のルート構築要求メッセージとする。こうしてパケット長が減少されたルート構築要求メッセージが再び端末1Sからネットワークに送信される。端末1Sはルート構築要求応答メッセージを受信するまで、あるいは誤り率、受信電力レベル、S/Nのいずれかが良くなるまで、この動作を繰り返すことで、ルートの構築が可能となる。なお、この際には、実際に送信すべきデータサイズを分割し、経路が構築された状態のルート構築要求メッセージ以下のサイズに調整し、以後のデータ送受信を実施する。
要するにこの発明は、送信すべきデータに対応したルート構築要求メッセージを送信して、ルート構築要求応答メッセージを受信すれば、そのルートでは、所望のデータサイズのデータ伝送が可能だと判断する。一方、ルート構築要求応答メッセージが返信されなければ、どこかで誤りがあって、伝送できなかったと判断する。基本的には、制御データ情報の信頼性を通常のデータ伝送の信頼性と置き換えた考え方を利用したものである。
実施の形態2
図6はこの発明の実施の形態2を示す構成図で、図2に示すこの発明の実施の形態1の受信回路9から受信電力レベル計測回路および受信信号のS/N計測回路を省略して簡易化し、ネットワークからのデータを受信する機能のみにした受信回路9aへ変更したものである。この場合、制御データ判定回路11aは受信信号の電力レベル情報およびS/N情報を判定することも必要ないから簡易型へ変更となる。制御データ判定回路11aは受信信号判定回路10からの制御データやその誤り率情報から経路情報の作成や変更制御情報の出力を行う。即ち、この実施の形態2は制御データ判定回路1が、受信回路で受信する制御データのタイムアウト情報および誤り率を基に判定して、変更制御情報および経路情報を作成している。この場合においても、高信頼のデータ伝送経路の構築が可能である。
実施の形態3
図7はこの発明の実施の形態3を示す構成図で、図6に示すこの発明の実施の形態2の制御データ判定回路11aから制御データの誤り率を測定する回路を省略して簡易化し、受信信号判定回路10からの制御データおよびタイムアウト情報のみから経路情報の作成や変更制御情報の出力を行う制御データ判定回路11bとしたものである。この場合、制御データ変更回路6aは図2及び図6に示す制御データ変更回路6に比較して簡易化され、変更制御情報やサイズ情報によって、基本制御データのデータサイズを変更する。この場合においても、高信頼のデータ伝送経路の構築が可能である。
実施の形態4
上記した実施の形態1では、受信回路9は受信電力レベル測定回路とS/N測定回路の両方を有している場合について説明したが、受信電力レベル測定回路とS/N測定回路のどちらか一方を備えたものでもよい。この場合は、制御データ判定回路12は電力レベル情報またはS/N情報のどちらか一方と誤り率情報とタイムアウト情報を基に変更制御情報および経路情報を作成する。この場合においても、高信頼のデータ伝送経路の構築が可能である。
この発明により構築されるネットワークの一例を示した図。 この発明の実施の形態1を示す構成図。 この発明に使用される基本制御データのフォーマット。 実施の形態1による経路構築動作を示すフロー図。 実施の形態1による経路構築のための総合判定方法の一例を示す概略図。 この発明の実施の形態2を示す構成図。 この発明の実施の形態3を示す構成図。
符号の説明
1:端末 2:データ発生部
3:データ送信キュー 4:送信データサイズ検出回路
5:基本制御データ生成回路 6:制御データ変更回路
7:送信データ制御回路 8:送信回路
9:受信回路 10:受信信号判定回路
11:制御データ判定回路 12:受信データ送信キュー
13:経路表 14:データ処理部

Claims (8)

  1. 複数の端末が自律的に無線ネットワークの伝送経路を構築するネットワークに使用される無線端末において、
    外部端末から受信もしくは自端末で作成した送信すべきデータのサイズを検出する送信データサイズ検出回路と、
    伝送経路構築のために、上記ネットワークに送信するルート構築要求メッセージを含む基本制御データを生成する基本制御データ生成手段と、
    上記基本制御データ生成手段で生成されたルート構築要求メッセージのデータサイズと上記送信データサイズ検出回路で検出された送信すべきデータのサイズを比較し、送信すべきデータサイズの方がルート構築要求メッセージのデータサイズよりも大きい場合は、ルート構築要求メッセージのデータサイズを送信すべきデータサイズまたは最大パケット長に変更する制御データ変更回路と、
    上記制御データ変更回路でサイズ変更されたルート構築要求メッセージを上記ネットワークへ送信する送信回路と、
    上記ネットワークからのデータを受信する受信回路と、
    上記受信回路で受信したデータのルート構築要求応答メッセージから経路情報の作成を行う制御データ判定回路と
    を備えたデータ伝送経路構築装置。
  2. 制御データ判定回路は、受信回路で受信する制御データのタイムアウト情報を基に変更制御情報を作成し、制御データ変更回路は、上記変更制御情報によりルート構築要求メッセージのデータサイズを減少するようにしたことを特徴とする請求項1のデータ伝送経路構築装置。
  3. 制御データ判定回路は、受信回路で受信した制御データから誤り率を測定する回路を有し、この誤り率の測定結果を基に変更制御情報を作成し、制御データ変更回路は、上記変更制御情報によりルート構築要求メッセージのデータサイズを減少するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ伝送経路構築装置。
  4. 受信回路は、受信した制御データの受信レベルを測定する回路を有し、制御データ判定回路は、上記受信レベルの測定結果を基に変更制御情報を作成し、制御データ変更回路は、上記変更制御情報によりルート構築要求メッセージのデータサイズを減少するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のデータ伝送経路構築装置。
  5. 受信回路は、受信した制御データのS/Nを測定する回路を有し、制御データ判定回路は、上記S/Nの測定結果を基に変更制御情報を作成し、制御データ変更回路は、上記変更制御情報によりルート構築要求メッセージのデータサイズを減少するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のデータ伝送経路構築装置。
  6. 複数の端末が自律的に無線ネットワークの伝送経路を構築するネットワークに使用される無線端末において、
    外部端末から受信もしくは自端末で作成した送信すべきデータを一時的に溜めておくデータ送信キューと、
    上記送信すべきデータのデータサイズを検出する送信データサイズ検出回路と、
    伝送経路構築のために、上記ネットワークに送信するルート構築要求メッセージを含む基本制御データを生成する基本制御データ生成手段と、
    上記基本制御データ生成手段で生成されたルート構築要求メッセージのデータサイズと上記送信データサイズ検出回路で検出された送信すべきデータのサイズを比較し、送信すべきデータサイズの方がルート構築要求メッセージのデータサイズよりも大きい場合は、ルート構築要求メッセージのデータサイズを送信すべきデータサイズまたは最大パケット長に変更する制御データ変更回路と、
    上記データ送信キューに溜めていた送信すべきデータ、または変更後の基本制御データのいずれか一方を選択して、上記ネットワーク回線に送信する送信データ制御回路と、
    上記送信データ制御回路で選択されたデータを上記ネットワークへ送信する送信回路と、
    上記ネットワークからのデータを受信する受信回路と、
    上記受信回路で受信された受信信号の内容を判定し、制御データまたは受信データを認識し、振り分けを行う受信信号判定回路と、
    上記受信信号判定回路で振り分けられた制御データのルート構築要求応答メッセージから経路情報の作成や上記ルート構築要求メッセージのデータサイズを変更する変更制御情報の出力を行う制御データ判定回路と、
    上記制御データ判定回路により構築された経路を記載しておく経路表と、
    上記受信信号判定回路からの受信データを外部に送信するために一時的にデータを溜めておく受信データ送信キューと
    を備えたデータ伝送経路構築装置。
  7. 制御データ判定回路は、受信した制御データの受信レベル、S/Nおよび誤り率のいずれか1つ又は複数の測定結果を基に変更制御情報を作成し、制御データ変更回路は、上記変更制御情報によりルート構築要求メッセージのデータサイズを減少するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項6に記載のデータ伝送経路構築装置。
  8. 複数の端末が自律的に無線ネットワークの伝送経路を構築するデータ伝送経路構築方法において、
    外部端末から受信もしくは自端末で作成した送信すべきデータのサイズと、伝送経路構築のために上記ネットワークに送信するルート構築要求メッセージのデータサイズとを比較し、上記送信すべきデータサイズの方が上記ルート構築要求メッセージのデータサイズよりも大きい場合は、ルート構築要求メッセージのデータサイズを送信すべきデータサイズまたは最大パケット長に変更して上記ネットワークへ送信し、上記ネットワークから受信したデータのルート構築要求応答メッセージから経路情報の作成を行うようにしたデータ伝送経路構築方法。
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