JP2007149844A - L字型磁性コア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給電側モジュールと該給電側モジュールにより非接触給電される受電側モジュールとに備えられて前記非接触給電に用いられることを特徴とするL字型磁性コアを提供する。
【選択図】 図1
Description
上述のシステムでは伝送信号により端末器の端末回路部に電力を供給することができるものの、例えば信号線の電流容量等の制限から制御用端末器により制御される負荷への電源供給はそれぞれの設置場所において商用電源から供給する構成となっていた。
すなわち、上述の2つの操作用端末器を併設する場合などのように給電側のモジュールから受電側のモジュールに給電する方法としてこのような非接触給電を利用することができる。
このとき給電側巻線コイルで発生させた磁界が受電側巻線コイル以外に漏洩することを抑制させることで受電側巻線コイルを通過する磁界強度を高めることができ給電側モジュールから受電側モジュールへのより効率の高い非接触給電を実施させ得ることとなる。
そのため、磁性コアにより給電側モジュールと受電側モジュールとの間の磁界を誘導させることが有効となる。
このU型コアは、略平行に離間されて設けられた2つの脚部とこれら脚部の一端側で脚部同士を連結させる溝部とによりU字型に形成されており、この図7に例示の給電側U型コアと受電側U型コアとは、同一形状のものが用いられている。この給電側U型コアは、その2つの脚部を水平方向に離間させるようにして配されており、受電側U型コアは給電側U型コアとギャップを介して対称となるように配されている。すなわち、給電側U型コアと受電側U型コアとは、互いに脚部を対向させて環状の配置を形成させている。
この給電側巻線コイルに通電すると磁界が発生し、発生した磁界は給電側巻線コイルが備えられた給電側U型コアにより誘導され、給電側U型コアの一脚部から漏洩される。そして、この漏洩された磁界は、この給電側U型コアの一脚部に対向する位置に配された受電側U型コアの一脚部に伝達され、該伝達された磁界は受電側U型コア内部を通過して受電側U型コアの他脚部側に誘導される。このとき受電側U型コア内部を通過する磁界が形成されることにより、受電側U型コアの溝部に備えられている巻線コイルに誘導電位が発生する。また、受電側U型コアの他脚部側に誘導された磁界は、この他脚部から漏洩され、この漏洩された磁界は、この受電側U型コアの他脚部に対向する位置に配された給電側U型コアの他脚部に伝達される。
すなわち、従来のU型コアやE型コアでは、非接触給電装置に求められる磁界の伝達ロスを低減させつつコンパクトに使用させることが困難であるという問題を有している。
基本機能モジュール8の側面と拡張機能モジュール9の側面との面接部には、図4に示すように、L字型磁性コアが用いられている。
この基本機能モジュール8は、筐体が正面視矩形に形成されておりこの筐体の右側にL字型の磁性コア11が収容されている。
このL字型の磁性コア11には、磁界の流通方向を横断するような接着面は形成されておらず、一体成形されている。そして、断面四角の棒状体で形成された長方形の枠をこの長方形の対角線に沿って二分させたような形状を有している。すなわち、L字形状を形成する一辺側は他辺側よりも短く形成されており、この短辺111と長辺112とで直角の角部が形成されている。また、このL字型磁性コア11は、前記短辺111の先端部と、長辺112の先端部とが斜めに面取りされており、しかも、この短辺111側の先端面と長辺112側の先端面とを同一平面に同時に当接させ得るように面取りされている。
そして、前記基本機能モジュール8の筐体右側上方の側面に前記L字型磁性コア11の長辺112側先端面を内側から当接させ、基本機能モジュール8の筐体右側下方の側面に前記L字型磁性コアの短辺111側先端面を内側から当接させて基本機能モジュール8の筐体内に収容されている。
また、このL字型コア11の長辺112部には巻線コイル(図示せず)が備えられている。
一方、筐体左側に収容されているL字型磁性コア19は、筐体右側に収容されているL字型磁性コア19とは逆向きに配されて収容されている。すなわち、筐体左側上方の側面に前記L字型磁性コアの短辺191側の先端面を内側から当接させ、拡張機能モジュールの筐体左側下方の側面に前記L字型磁性コアの長辺192側の先端面を内側から当接させて拡張機能モジュールの筐体内に収容されている。また、この左側のL字型磁性コア19の長辺192にも巻線コイルが備えられている。
なお、本明細書においては、給電側モジュールと受電側モジュールとは相対的な給電受電の関係を意図して用いており、このように拡張機能モジュールを複数並べて拡張機能モジュール間で非接触給電させる場合には、一拡張機能モジュールが他拡張機能モジュールに対して給電側モジュールとなる。
また、この脚部の接着により給電側モジュールと受電側モジュールとの間のギャップ以外に磁性コアにギャップ部が形成されることを抑制させることができ、磁界の伝達ロスを低減させ得る。
なお、この第一実施形態においては、モジュールの右側上方にL字型磁性コアの長辺側先端面が来るように配置した場合を例に説明したが短辺側先端面がモジュールの右側上方に来るように配置させることも可能である。
この第二の実施形態においては、基本機能モジュール8および拡張機能モジュール9の筐体として側面に凹凸が形成されている筐体を用いる。
ここで用いる基本機能モジュール8の筐体は矩形の上半分の部分を下半分の部分よりも右側に矩形状に突出させて形成されており、右側面に凹凸が形成されている。すなわち、右側部の上半分に凸部A1下半分に凹部B1が形成されている。そしてこの基本機能モジュール8の右側部分にL字型磁性コア11が収容されている。
また、L字型磁性コアの短辺111側の長さは、角部から先端までが基本機能モジュール8の筐体の右側上半分の突出長さと略同長に形成されており、L字型磁性コアの長辺112側の長さは、角部から先端までが基本機能モジュール8の筐体の上下方向の半分程度の長さに形成されている。
一方、筐体左側に収容されているL字型磁性コア19は、筐体右側に収容されているL字型磁性コアとは逆向きに配されて収容されている。すなわち、L字型磁性コアの短辺191が筐体下方の凸部A2の上下方向略中央部に配され、この短辺191はその先端部を左側に向けて筐体の凸部の先端部分まで延在させ、該延在された短辺191先端部の先端面をこの筐体凸部A2内面に当接させて凸部A2に収容されている。また、L字型磁性コアの長辺192は、先端部を上方に向けて筐体の上側(凹部B2部分)内面に沿って延在させ、その先端部を筐体凹部B2の上下方向略中央部分にまで延在させて筐体内に収容されている。また、この筐体左側に収容されているL字型磁性コアにも長辺に巻線コイルが備えられている。
すなわち、この基本機能モジュール8のL字型磁性コアと拡張機能モジュールのL字型磁性コアとが矩形を描くように環状に配置されることとなる。
しかもこの第二の実施形態においては、筐体の側面の凹凸形状に沿わせてL字型磁性コアを収容させることができ、L字型磁性コアと筐体との間に無用の空間が形成されることを抑制させることができL字型磁性コアを非接触給電装置における給電側モジュールや受電側モジュール内でコンパクトに使用させ得る。また、このようなL字型磁性コアを用いることで非接触給電装置における給電側モジュールから受電側モジュールへの磁界の伝達ロスを低減させて給電効率に優れたものとし得る。また、非接触給電装置もコンパクト化させ得る。
また、凸部の大きさも、側面の約半分に限定されるものでもなく、形状も矩形状に限定されるものでもない。
さらに、その配置についても、上下方向に凹凸を形成させることに限定されるものではなく、例えば、図6に示すように、基本機能モジュール8の右側縁の手前側(表面側)半分を奥側(壁側)半分よりも突出させ、手前に凸部A1、奥側に凹部B1を形成させ、拡張機能モジュール9の左側縁の手前側を凹部B2、奥側に凸部A2を形成させて、L字型磁性コアを収容させることも可能である。
Claims (3)
- 給電側モジュールと該給電側モジュールにより非接触給電される受電側モジュールとに備えられて前記非接触給電に用いられることを特徴とするL字型磁性コア。
- 給電側モジュールと該給電側モジュールにより非接触給電される受電側モジュールとを備え、請求項1に記載のL字型磁性コアが前記給電側モジュールと受電側モジュールとに備えられていることを特徴とする非接触給電装置。
- 給電側モジュールと受電側モジュールとはいずれも凹凸を有する筐体を備えており、しかも給電側モジュールの筐体と受電側モジュールの筐体とは、互いに一方の凸部を他方の凹部に対向させて隣接させ得るように形成されており、前記L字型磁性コアのL字形状を形成する一辺側は、前記凸部の突出方向に延在されて前記凸部に収容されており、他辺側は、給電側モジュールと受電側モジュールとを前記隣接させたときに給電側モジュールのL字型磁性コアと受電側モジュールのL字型磁性コアとが環状の配置となるように前記凸部と対向する凹部に延在されて筐体内に収容されている請求項2に記載の非接触給電装置。
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