JP2007149765A - 固体撮像素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】低消費電力で且つ設計の容易な固体撮像素子を提供する。
【解決手段】光電変換素子2と、光電変換素子2から読み出された電荷をY方向に転送するVCCD3と、VCCD3を転送されてきた電荷をX方向に転送するHCCD5とを有する固体撮像素子100であって、HCCD5は、それぞれが電荷を転送可能な少なくとも3つのブロック5bに分割され、少なくとも3つのブロック5bの各々に対応して設けられ、ブロック5b内を転送されてきた電荷に応じた信号を出力する出力部8を備え、ブロック5b内のHCCD5のうち、電荷転送動作時に電荷が蓄積される領域を蓄積領域51とし、少なくとも3つのブロックのうち、X方向の両端にあるブロックを除く中間ブロックに対応する出力部8は、該中間ブロック内の最終段の蓄積領域51のY方向の端部のうち、VCCD3側とは反対側の端部に接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は、CCD(charge coupled device)型の固体撮像素子に関する。
CCD型の固体撮像素子は、近年の多画素化に伴って水平CCDの駆動周波数が増大しており、これが消費電力の増加の原因となっている。従来、消費電力を抑えるために、水平CCDをなくした構成のCCD型の固体撮像素子が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1記載の固体撮像素子によれば、水平CCDがないため、消費電力を大幅に削減することが可能である。しかし、水平CCDがないため、水平方向での画素加算等の画質向上のための柔軟な駆動を行うことができない。
そこで、水平CCDを有する固体撮像素子で、低消費電力を実現できるものとして特許文献2及び特許文献3記載のものが上げられる。特許文献2及び特許文献3記載の固体撮像素子は、水平CCDを2つに分割し、分割した2つの水平CCDにそれぞれ出力アンプを接続した構成である。
特開2002−152597号公報 特開2004−80286号公報 特開2004−194023号公報
しかし、特許文献2及び特許文献3記載のように、水平CCDを2つに分割しただけでは、更なる多画素化による消費電力の増大に対応することは困難である。又、特許文献2記載の構成では、水平CCDの構造を工夫する必要があると共に、多画素化による微細化が進んだ場合には、その設計が容易ではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、低消費電力で且つ設計の容易な固体撮像素子を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子は、多数の光電変換素子と、前記光電変換素子から読み出された電荷を列方向に転送する多数の垂直転送路と、前記垂直転送路を転送されてきた電荷を前記列方向に直交する行方向に転送する水平転送路とを有するCCD型の固体撮像素子であって、前記水平転送路は、それぞれが前記電荷を転送可能な少なくとも3つのブロックに分割され、前記少なくとも3つのブロックの各々に対応して設けられ、前記ブロック内を転送されてきた電荷に応じた信号を出力する出力部を備え、前記ブロック内の水平転送路のうち、電荷転送動作時に電荷が蓄積される領域を蓄積領域とし、前記少なくとも3つのブロックのうち、前記行方向の両端にあるブロックを除くブロックである中間ブロックに対応する前記出力部は、前記中間ブロック内の最終段の前記蓄積領域の前記列方向の端部のうち、前記垂直転送路側とは反対側の端部に接続される。
本発明の固体撮像素子は、前記両端にあるブロックに対応する前記出力部も、前記両端にあるブロック内の最終段の前記蓄積領域の前記列方向の端部のうち、前記垂直転送路側とは反対側の端部に接続される。
本発明の固体撮像素子は、前記反対側の端部に前記出力部が接続されるブロック内の最終段の前記蓄積領域が、その電圧印加時のポテンシャルが、当該蓄積領域の前記列方向の前記垂直転送路側の端部から、該端部とは反対側の端部に向かって深くなっている。
本発明の固体撮像素子は、前記反対側の端部に前記出力部が接続されるブロック内の前記蓄積領域のうち、最終段の前記蓄積領域を除く蓄積領域の前記行方向の幅が前記垂直転送路から離れるほど細く、最終段の前記蓄積領域の前記行方向の幅が前記垂直転送路から離れるほど太い。
本発明によれば、低消費電力で且つ設計の容易な固体撮像素子を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子の半導体基板上方の積層物を除く部分の平面模式図である。
図1に示す固体撮像素子100は、n型の半導体基板1の行方向(図中のX方向)と、行方向に直交する列方向(図中のY方向)に正方格子状に配設された多数の光電変換素子2と、各光電変換素子2から読み出された電荷を列方向に転送するための多数本の垂直転送チャネル(VCCD)3と、各垂直転送チャネル3に接続され、各垂直転送チャネル3を転送されてきた電荷を一時的に蓄積するラインメモリ(LM)4と、LM4に蓄積されている電荷を読み出して行方向に転送するための水平転送チャネル(HCCD)5とを備える。VCCD3は特許請求の範囲の垂直転送路に相当し、HCCD5は特許請求の範囲の水平転送路に相当する。
HCCD5は、行方向に少なくとも3つのブロックに分割されており、各ブロック5bには、例えば、行方向に並ぶ8本のVCCD3が電気的に接続されている。各ブロック5bに接続されるVCCD3の数は複数であれば良い。各ブロック5bには、各ブロック5b内のHCCD5を最後まで転送された電荷に応じた信号を出力する出力部8が接続されている。各出力部8には、出力部8から出力されたアナログ信号に対して相関二重サンプリング処理のアナログ信号処理を行い、処理後のアナログ信号をデジタル化するCDS/AD部9が接続されている。
図2は、図1に示すHCCD5の1ブロック分の拡大図である。図2では、ブロック5bの半導体基板上方に積層される部分も一部図示している。
図2に示すように、ブロック5b内のHCCD5は、HCCD5の電荷転送動作時に電荷を蓄積する領域となるn型不純物からなる蓄積領域51と、HCCD5の電荷転送動作時にバリアを形成する領域となるn−型不純物からなるバリア領域52とを含み、蓄積領域51とバリア領域52は行方向に交互に配置されている。各蓄積領域51には、図1に示したLM4が接続されている。図2には図示していないが、蓄積領域51上方には、蓄積領域51と同じ形状の蓄積電極が形成され、バリア領域52上方には、バリア領域52と同じ形状のバリア電極が形成されている。
ブロック5bの行方向の両端のHCCD5には、各ブロック5b同士を分離するバリアを形成するためのn−−型不純物からなるブロック間バリア領域53が形成されている。図2には図示していないが、ブロック間バリア領域53上方には、ブロック間バリア領域53と同じ形状のブロック間バリア電極が形成されている。
蓄積電極、バリア電極、及びブロック間バリア電極の上方にはタングステン等からなる配線54が形成され、配線54上方には図示しないアルミニウム等からなる遮光膜が形成されている。蓄積電極、バリア電極、及びブロック間バリア電極は、それぞれ、コンタクト部55にて配線54と接続されている。
配線54を介して、蓄積電極、バリア電極、及びブロック間バリア電極に供給する電圧を制御することで、LM4から各蓄積領域51に転送された電荷を、行方向に転送することができる。ここでは、図2の紙面左から右に向かって電荷が転送されるものとし、一番左端にある蓄積領域51を初段の蓄積領域51と定義し、一番右端にある蓄積領域51を最終段の蓄積領域51と定義する。バリア領域52についても同様に、一番左端にあるバリア領域52を初段のバリア領域52と定義し、一番右端にあるバリア領域52を最終段のバリア領域52と定義する。
奇数段の蓄積領域51上の蓄積電極及び偶数段のバリア領域52上のバリア電極に接続された配線54には駆動パルスφH1が供給される。偶数段の蓄積領域51上の蓄積電極及び奇数段のバリア領域52上のバリア電極に接続された配線54には駆動パルスφH2が供給される。ブロック間バリア電極に接続される配線54には、駆動パルスφVが供給される。このように、各ブロック5bのHCCD5は2相駆動される。
HCCD5の電荷転送開始時、駆動パルスφH1はハイレベル、駆動パルスφH2はローレベル、駆動パルスφVはローレベルとなっている。そして、LM4から蓄積領域51に電荷を転送した後は、駆動パルスφH1をローレベル,駆動パルスφH2をハイレベル→駆動パルスφH1をハイレベル,駆動パルスφH2をローレベルといった駆動を繰り返すことで、電荷が次段の蓄積領域51に順次移動され、最終段の蓄積領域51まで転送される。
最終段の蓄積領域51の列方向の端部のうち、VCCD3とは反対側の端部、即ち、LM4と接続されていない端部には、出力部8が接続されている。
出力部8は、出力ゲート部6と、アンプ部7とから構成される。
出力ゲート部6は、最終段の蓄積領域51に接続されたn−型不純物からなる出力ゲートバリア領域61と、出力ゲートバリア領域61に接続された電荷蓄積領域62と、電荷蓄積領域62に接続されたフローティングディフュージョン(FD)領域63と、FD63の電位をリセットするためのリセットゲート64とからなる。図示していないが、出力ゲートバリア領域61及び電荷蓄積領域62の上方には、それぞれ、その領域に電圧を印加するための電極が形成されている。最終段の蓄積領域51に転送された電荷は、出力ゲートバリア領域61のポテンシャルが深くなることで電荷蓄積領域62に移動して蓄積され、蓄積された電荷はFD63に移動して蓄積される。
アンプ部7は、ソースフォロワ回路によって構成される。このソースフォロワ回路の初段のMOSトランジスタを構成するのが、FD領域63に接続されたゲート電極71と、ソース領域72と、ドレイン領域73である。FD領域63の電位変化が初段のMOSトランジスタによって信号に変換され、この信号がソースフォロワ回路によって増幅される。増幅された信号は、CDS/AD部9に入力される。出力部8の構成は、図示したものに限らず、公知の様々なものを利用することができる。
このような構成により、最終段の蓄積領域51まで転送された電荷を、その蓄積領域51の列方向の端部から列方向に転送してFD領域63に蓄積し、FD領域63に蓄積した電荷に応じた電圧信号を得ることができる。
本実施形態の固体撮像素子では、各ブロック5bにおいて、最終段の蓄積領域51まで転送された電荷を列方向に転送して電荷蓄積領域62に蓄積する構成のため、最終段の蓄積領域51から電荷蓄積領域62への列方向の電荷転送にかかる時間は、蓄積領域51から次段の蓄積領域51への行方向の電荷転送にかかる時間よりも長くなってしまう。このため、ブロック5bにおける電荷転送効率の低下が懸念される。
そこで、本実施形態の固体撮像素子では、各ブロック5b内の最終段の蓄積領域51の電圧印加時のポテンシャルが、その最終段の蓄積領域51の列方向の端部のうち、VCCD3側の端部から、その反対側の端部に向かって深くなるようにしている。このようにすることで、最終段の蓄積領域51から電荷蓄積領域62への列方向の電荷転送にかかる時間を短縮することができ、ブロック5b全体での電荷転送効率を向上させることが可能となる。
最終段の蓄積領域51の電圧印加時のポテンシャルに勾配をつける方法としては、最終段の蓄積領域51の行方向の幅を変化させる方法が製造上簡単であり、本実施形態ではこの方法を採用している。即ち、図2に示したように、各ブロック5bにおいて、最終段以外の蓄積領域51の行方向の幅をVCCD3から離れるにしたがって細くし、この細くなった分、最終段の蓄積領域51の行方向の幅をVCCD3から離れるにしたがって太くすることで、蓄積領域51の電圧印加時のポテンシャルに勾配をつけている。最終段以外の蓄積領域51の幅を変化させることは必須ではないが、最終段の蓄積領域51を図2に示したような形状にするためには、最終段以外の蓄積領域51の幅をVCCD3から離れるにしたがって細くすることが、設計上有利である。尚、図2では、各蓄積領域51にポテンシャル勾配の方向を示す矢印を付してあり、この矢印の方向に向かってポテンシャルが深くなっていることを示している。
尚、最終段の蓄積領域51の電圧印加時のポテンシャルに勾配をつける方法としては、図2に示したような方法の他に、最終段の蓄積領域51の行方向の幅は一定とし、最終段の蓄積領域51の不純物濃度をVCCD3からの距離にしたがって変化させる方法や、最終段の蓄積領域51の行方向の幅は一定とし、最終段の蓄積電極の厚みをVCCD3からの距離にしたがって変化させる方法等を採用することができる。
以上のように、本実施形態の固体撮像素子によれば、HCCD5が少なくとも3つのブロック5bに分割され、各ブロック5bに出力部8が設けられているため、HCCD5が分割されていない場合に比べ、HCCD5の駆動周波数を大幅に小さくすることができる。例えば、HCCD5に含まれる蓄積領域51の数が2048個である場合を考える。この場合、HCCD5を分割せずに駆動しようとすると、あるフレームレートを実現するのに36MHzの駆動周波数が必要であるとする。特許文献2,3のように、HCCD5を2つに分割した場合は、上記フレームレートを実現するのに36/2=18MHzの駆動周波数があれば良い。更に、本実施形態のようにHCCD5を3つ以上(例えば256とする)に分割した場合には、上記フレームレートを実現するのに2048/256=140KHzの駆動周波数があれば良い。このように、HCCD5の分割数が増える程、駆動周波数を小さくすることができ、その分、消費電力を削減することができる。
又、本実施形態の固体撮像素子によれば、HCCD5の駆動周波数を小さくすることができるため、図2に示した配線54の材料として低抵抗のものを選ぶ必要がなく、プロセスルールを緩和することができる。
尚、HCCD5の分割数は多い程好ましいが、分割数が多すぎると、1つのブロック5b当たりに割り当てられる出力部8及びCSD/AD部9の設置面積が小さくなり、プロセスルールが厳しくなって、コストアップに繋がる。このため、分割数は、固体撮像素子の消費電力とコストとのバランスを考慮した程度の数にすることが好ましい。尚、1つのブロック5b内では、電荷を行方向に転送できなければならないため、1つのブロック5b内には最低でも2つの蓄積領域51が含まれている必要がある。
本実施形態のように、HCCD5を3つ以上に分割した場合には、各ブロックのどこに出力部8を接続するかが重要となってくる。HCCDを2つに分割する構成では、分割された2つのブロックの各々の行方向の一端の隣には何もないため、特許文献3の図1に示すように、この一端に出力部を接続することは容易である。
しかし、例えばHCCDを3つに分割した場合には、真ん中にあるブロックの両端の隣には他のブロックが存在する。このため、真ん中のブロックについは、出力部をどのように接続するか工夫しなくてはならない。特許文献2記載の構成のように、HCCDを曲げてしまうことも可能であるが、これでは、分割されたブロック間の隙間が広くなるため、更なる多画素化や微細化には対応できないという問題がある。又、従来からある一般的なHCCDの構造とは大きく異なるため、大きな設計変更が必要となってしまうという問題もある。
本実施形態の固体撮像素子は、各ブロック5bの最終段の蓄積領域51の列方向の端部のうち、LM4と接続されていない端部に出力部8を接続する構成となっている。このため、各ブロック5b間の隙間を最小限に抑えることができ、更なる多画素化や微細化にも対応することができる。又、HCCD5の構造は、従来からある一般的なHCCDと大きく変わらないため、大きな設計変更を行うことなく、固体撮像素子を製造することができる。
又、本実施形態の固体撮像素子によれば、最終段の蓄積領域51の電圧印加時のポテンシャルに勾配が設けられているため、各ブロック5bの最終段の蓄積領域51の列方向の端部のうち、LM4と接続されていない端部に出力部8を接続したことで発生する電荷転送効率低下の懸念を解消することができる。
又、本実施形態の固体撮像素子によれば、HCCD5を有しているため、各ブロック5bの蓄積領域51において、電荷混合処理を行うことができ、高感度化を実現することができる。
尚、以上の説明では、各ブロック5bの最終段の蓄積領域51のポテンシャルに勾配をつけるものとしたが、電荷転送効率を重視しなければ、この勾配は不要である。
又、以上の説明では、光電変換素子2の配列を正方格子状としたが、この配列は公知の様々なものを適用することができる。例えば特開平10-136391に開示のように、VCCDが蛇行していてもよい。
又、以上の説明では、図1に示したように、全てのブロック5bにおいて、最終段の蓄積領域51の列方向の端部に出力部8を接続する構成としたが、全てのブロック5bのうち、行方向の両端にあるブロック5b(図1の一番左端にあるブロック5bと、図1の一番右端にあるブロック5b)については、出力部8を他の位置で接続しても構わない。
例えば、図1の一番左端にあるブロック5bは、図中の右から左に電荷を転送するものとし、図1の一番右端にあるブロック5bは、図中の左から右に電荷を転送するものとする。そして、図1の一番左端にあるブロック5bについては、最終段の蓄積領域51の行方向の端部に出力部8を接続し、図1の一番右端にあるブロック5bについては、最終段の蓄積領域51の行方向の端部に出力部8を接続する。全てのブロック5bのうち、両端にあるブロック5bについては、行方向の端部周辺にスペースが存在するため、このような構成をとることも可能である。尚、このような構成にした場合、両端にあるブロック5b内の蓄積領域51には、その電圧印加時のポテンシャルに勾配をつける必要はない。
尚、図1に示したように、全てのブロック5bにおいて、最終段の蓄積領域51の列方向の端部に出力部8を接続する構成によれば、全てのブロック5bの特性を簡単に一致させることができるという利点がある。
又、以上の説明では、HCCD5を駆動する際、ブロック間バリア領域53に印加する駆動パルスφVをローレベルに固定するものとしたが、バリア領域61に印加する電圧をローレベルに固定し、ブロック間バリア領域53に印加する駆動パルスφVを、駆動パルスφH1,φH2と連動させてハイレベルとローレベルに切り替える制御を行っても良い。このようにすることで、ブロック5bの最終段の蓄積領域51に転送された電荷を、隣のブロック5bに転送することができ、出力部8に含まれるアンプの校正に利用することができる。
本発明の実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子の半導体基板上方の積層物を除く部分の平面模式図 図1に示すHCCDの1ブロック分の拡大図
符号の説明
1 n型半導体基板
2 光電変換素子
3 垂直転送チャネル
4 ラインメモリ
5 水平転送チャネル
5b 分割ブロック
6 出力ゲート部
7 アンプ部
8 出力部
9 CDS/AD部
51 蓄積領域
52 バリア領域
53 ブロック間バリア領域
54 配線
55 コンタクト部

Claims (4)

  1. 多数の光電変換素子と、前記光電変換素子から読み出された電荷を列方向に転送する多数の垂直転送路と、前記垂直転送路を転送されてきた電荷を前記列方向に直交する行方向に転送する水平転送路とを有するCCD型の固体撮像素子であって、
    前記水平転送路は、それぞれが前記電荷を転送可能な少なくとも3つのブロックに分割され、
    前記少なくとも3つのブロックの各々に対応して設けられ、前記ブロック内を転送されてきた電荷に応じた信号を出力する出力部を備え、
    前記ブロック内の水平転送路のうち、電荷転送動作時に電荷が蓄積される領域を蓄積領域とし、
    前記少なくとも3つのブロックのうち、前記行方向の両端にあるブロックを除くブロックである中間ブロックに対応する前記出力部は、前記中間ブロック内の最終段の前記蓄積領域の前記列方向の端部のうち、前記垂直転送路側とは反対側の端部に接続される固体撮像素子。
  2. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記両端にあるブロックに対応する前記出力部も、前記両端にあるブロック内の最終段の前記蓄積領域の前記列方向の端部のうち、前記垂直転送路側とは反対側の端部に接続される固体撮像素子。
  3. 請求項1又は2記載の固体撮像素子であって、
    前記反対側の端部に前記出力部が接続されるブロック内の最終段の前記蓄積領域は、その電圧印加時のポテンシャルが、当該蓄積領域の前記列方向の前記垂直転送路側の端部から、該端部とは反対側の端部に向かって深くなっている固体撮像素子。
  4. 請求項3記載の固体撮像素子であって、
    前記反対側の端部に前記出力部が接続されるブロック内の前記蓄積領域のうち、最終段の前記蓄積領域を除く蓄積領域の前記行方向の幅が前記垂直転送路から離れるほど細く、最終段の前記蓄積領域の前記行方向の幅が前記垂直転送路から離れるほど太い固体撮像素子。
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