JP2007149491A - 押釦スイッチの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】押釦スイッチの製造方法において、単一の押釦スイッチと多連の押釦スイッチを共通のインサート成形用金型を用いて製造可能とし、製造コストの大幅ダウンを図ること。
【解決手段】帯状導体薄板1を打ち抜き、折り曲げて図1(a)に示すような第1端子11と第2端子12を1組とする複数組の端子群を連結片13、15、16で連結形成し、ついで、同図(b)に示すように、端子群のインサート成形によって各組毎にハウジング3を形成し、切断線C1、C2、C3で連結片13、15、16を切断し、接触片収容凹部31にドーム状接触片5を組み込んで単一の押釦スイッチを製造し、又は切断線C1,C1、C2、C4及びC5で対応する連結片13、15、16を切断して接触片収容凹部31、31にドーム状接触片5、5を組み込んで2連の押釦スイッチを製造する。
【選択図】図1
【解決手段】帯状導体薄板1を打ち抜き、折り曲げて図1(a)に示すような第1端子11と第2端子12を1組とする複数組の端子群を連結片13、15、16で連結形成し、ついで、同図(b)に示すように、端子群のインサート成形によって各組毎にハウジング3を形成し、切断線C1、C2、C3で連結片13、15、16を切断し、接触片収容凹部31にドーム状接触片5を組み込んで単一の押釦スイッチを製造し、又は切断線C1,C1、C2、C4及びC5で対応する連結片13、15、16を切断して接触片収容凹部31、31にドーム状接触片5、5を組み込んで2連の押釦スイッチを製造する。
【選択図】図1
Description
本発明は、各種電子機器に使用される押釦スイッチの製造方法に関するものである。
従来の押釦スイッチは、例えば図7及び図8に示すように製造されていた。
すなわち、図7(a)に示すように、帯状導体薄板(いわゆる金属フープ材)100に打ち抜き、折り曲げ加工を施すことにより、第1端子101及び第2端子102を形成し、ついでインサート成形により同図(b)に示すようなハウジング110を形成する。このインサート成形時には、第1、第2端子101、102の固定接触部103、104,104がハウジング110の接触片収容凹部111の底面の中央部、周辺部に露出し、第1、第2端子101、102の外部接続片105、106 がハウジング110外へ突出するように、帯状導体薄板100がインサート成形用金型(図示省略)内に配置される。
ついで、帯状導体薄板100に連結したままのハウジング110の接触片収容凹部111内にドーム状接触片120、押釦130を載置し、押釦130の凸部を外方に突出させるようにカバー140をハウジング110に加締め止めした後、帯状導体薄板100を切り離して図8に示すような押釦スイッチを形成する(例えば特許文献1の図8、図9)。
そして、押釦スイッチの外部接続片105、106 を電子機器の回路基板に半田付け実装し、押釦130の凸部を押圧すると、ドーム状接触片120の中央部が反転して固定接触部103に接触し、外部接続片105、106と接続する配線パターン間を電気的に接続する。
すなわち、図7(a)に示すように、帯状導体薄板(いわゆる金属フープ材)100に打ち抜き、折り曲げ加工を施すことにより、第1端子101及び第2端子102を形成し、ついでインサート成形により同図(b)に示すようなハウジング110を形成する。このインサート成形時には、第1、第2端子101、102の固定接触部103、104,104がハウジング110の接触片収容凹部111の底面の中央部、周辺部に露出し、第1、第2端子101、102の外部接続片105、106 がハウジング110外へ突出するように、帯状導体薄板100がインサート成形用金型(図示省略)内に配置される。
ついで、帯状導体薄板100に連結したままのハウジング110の接触片収容凹部111内にドーム状接触片120、押釦130を載置し、押釦130の凸部を外方に突出させるようにカバー140をハウジング110に加締め止めした後、帯状導体薄板100を切り離して図8に示すような押釦スイッチを形成する(例えば特許文献1の図8、図9)。
そして、押釦スイッチの外部接続片105、106 を電子機器の回路基板に半田付け実装し、押釦130の凸部を押圧すると、ドーム状接触片120の中央部が反転して固定接触部103に接触し、外部接続片105、106と接続する配線パターン間を電気的に接続する。
また、従来の押釦スイッチには、図9(a)(b)に示すようにして製造されているものもある。
すなわち、図9(a)に示すように、帯状導体薄板200に打ち抜き、折り曲げ加工を施すことにより、第1端子201及び第2端子202を形成し、ついでインサート成形によりハウジング220を形成する。このインサート成形時には、第1、第2端子201、202の固定接触部203、204〜204がハウジング220の接触片収容凹部221の底面の中央部、周辺部に露出し、第1、第2端子201、202の外部接続部205、206がハウジング220外へ突出するように、帯状導体薄板200がインサート成形用金型内に配置される。
ついで、帯状導体薄板200に連結したままのハウジング220の接触片収容凹部221内にドーム状接触片230を載置し、加締め部225〜225でドーム状接触片230の周辺部をハウジング220に加締め止めして固定接触部204〜204に接続固定した後、切断線241、242で連結片209,209、211を切断して帯状導体薄板200から切り離し、図9(b)に示すような押釦スイッチを形成する。
そして、この押釦スイッチの外部接続部205、206の接触部207、208を回路基板の配線パターンの対応する接触パッドに押圧接触させ、押釦(図示省略)を押圧することによってドーム状接触片230の中央部が反転して固定接触部203に接触し、外部接続部205、206と接続する配線パターン間を電気的に接続する。
すなわち、図9(a)に示すように、帯状導体薄板200に打ち抜き、折り曲げ加工を施すことにより、第1端子201及び第2端子202を形成し、ついでインサート成形によりハウジング220を形成する。このインサート成形時には、第1、第2端子201、202の固定接触部203、204〜204がハウジング220の接触片収容凹部221の底面の中央部、周辺部に露出し、第1、第2端子201、202の外部接続部205、206がハウジング220外へ突出するように、帯状導体薄板200がインサート成形用金型内に配置される。
ついで、帯状導体薄板200に連結したままのハウジング220の接触片収容凹部221内にドーム状接触片230を載置し、加締め部225〜225でドーム状接触片230の周辺部をハウジング220に加締め止めして固定接触部204〜204に接続固定した後、切断線241、242で連結片209,209、211を切断して帯状導体薄板200から切り離し、図9(b)に示すような押釦スイッチを形成する。
そして、この押釦スイッチの外部接続部205、206の接触部207、208を回路基板の配線パターンの対応する接触パッドに押圧接触させ、押釦(図示省略)を押圧することによってドーム状接触片230の中央部が反転して固定接触部203に接触し、外部接続部205、206と接続する配線パターン間を電気的に接続する。
従来の2連の押釦スイッチは、図10に示すように製造されていた。
すなわち、図10(a)に示すように、帯状導体薄板300に打ち抜き、折り曲げ加工を施すことにより、第1端子301、301、第2端子302、302、キャリア連結片303,303、304、同種端子間連結片305及び異種端子間連結片306、306を形成し、インサート成形によりハウジング320を形成する。このインサート成形時に、第1、第2端子301,301、302,302の固定接触部311,311、312〜312,312〜312がハウジング320の接触片収容凹部321、321の底面の中央部、周辺部に露出し、第1、第2端子301,301、302,302の外部接続部313、313、314がハウジング320外へ突出するように、帯状導体薄板300がインサート成形用金型内に配置される。
ついで、帯状の帯状導体薄板300に連結したままの各ハウジング320の接触片収容凹部321、321内にドーム状接触片330、330を載置し、加締め部(図示省略)によってドーム状接触片330、330の周辺部をハウジング320に加締め止めして固定接触部312〜312、312〜312に接続固定した後、切断線341,341、342でキャリア連結片303,303、304を切断して帯状導体薄板300から切り離すとともに切断線343、343で異種端子間連結片306、306を切断して図10(b)に示すような2連の押釦スイッチを形成する。
図10(b)において、322、322は切断線343、343による異種端子間連結片306、306の切断でハウジング320及び異種端子間連結片306、306に形成された貫通孔である。
そして、押釦スイッチの外部接続部313、313、314の接触部315、315、316を回路基板の対応する配線パターンの接触パッドに押圧接触させ、押釦(図示省略)を押圧することによって対応するドーム状接触片330の中央部が反転して固定接触部311に接触し、対応する接触部315、316と接触する配線パターン間を電気的に接続する。
図10において、第1端子301、301は2連の押釦スイッチの個別端子(例えば出力端子)となり、第2端子302、302は2連の押釦スイッチの共通端子となる。
特開平7−254327
すなわち、図10(a)に示すように、帯状導体薄板300に打ち抜き、折り曲げ加工を施すことにより、第1端子301、301、第2端子302、302、キャリア連結片303,303、304、同種端子間連結片305及び異種端子間連結片306、306を形成し、インサート成形によりハウジング320を形成する。このインサート成形時に、第1、第2端子301,301、302,302の固定接触部311,311、312〜312,312〜312がハウジング320の接触片収容凹部321、321の底面の中央部、周辺部に露出し、第1、第2端子301,301、302,302の外部接続部313、313、314がハウジング320外へ突出するように、帯状導体薄板300がインサート成形用金型内に配置される。
ついで、帯状の帯状導体薄板300に連結したままの各ハウジング320の接触片収容凹部321、321内にドーム状接触片330、330を載置し、加締め部(図示省略)によってドーム状接触片330、330の周辺部をハウジング320に加締め止めして固定接触部312〜312、312〜312に接続固定した後、切断線341,341、342でキャリア連結片303,303、304を切断して帯状導体薄板300から切り離すとともに切断線343、343で異種端子間連結片306、306を切断して図10(b)に示すような2連の押釦スイッチを形成する。
図10(b)において、322、322は切断線343、343による異種端子間連結片306、306の切断でハウジング320及び異種端子間連結片306、306に形成された貫通孔である。
そして、押釦スイッチの外部接続部313、313、314の接触部315、315、316を回路基板の対応する配線パターンの接触パッドに押圧接触させ、押釦(図示省略)を押圧することによって対応するドーム状接触片330の中央部が反転して固定接触部311に接触し、対応する接触部315、316と接触する配線パターン間を電気的に接続する。
図10において、第1端子301、301は2連の押釦スイッチの個別端子(例えば出力端子)となり、第2端子302、302は2連の押釦スイッチの共通端子となる。
図10の従来例(2連の押釦スイッチの場合)は、図9の従来例(単一の押釦スイッチの場合)を2個並べて電子機器に使用するものと比較して、押釦スイッチの組立工数を削減できるメリットがあるが、図9の押釦スイッチを製造するためにのインサート成形用金型とは別に、図10の2連の押釦スイッチを製造するためのインサート成形用金型が必要になるというデメリットがあった。すなわち、2連、3連、・・・のような多連の押釦スイッチを製造する場合、それぞれに対応する固有のインサート成形用金型が必要になるので、製造コストが大幅にアップするという問題点があった。
図7、図8に示した従来例についても、多連の押釦スイッチとする場合に、対応する固有のインサート成形用金型が必要になり、同様の問題点があった。
図7、図8に示した従来例についても、多連の押釦スイッチとする場合に、対応する固有のインサート成形用金型が必要になり、同様の問題点があった。
本発明は上述の問題点を鑑みなされたもので、単一の押釦スイッチと2連以上の任意の多連の押釦スイッチを共通のインサート成形用金型を用いて製造することができ、製造コストの大幅ダウンを図ることができる押釦スイッチの製造方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、押釦スイッチの製造方法であって、帯状導体薄板を打ち抜いて第1端子と第2端子を1組とする複数組の端子群を連結片で連結形成する第1工程と、第1工程で連結形成された複数組の端子群のインサート成形によって各組毎にハウジングを形成するとともに、各ハウジングに形成した接触片収容凹部の底面の中央部、周辺部に前記第1、第2端子の固定接触部を露出させる第2工程と、前記連結片の切断によって1組又は複数組のハウジングを前記帯状導体薄板から切り離すとともに、各組の第1端子と第2端子を切り離す第3工程と、第3工程で切り離された1組又は複数組のハウジングの接触片収容凹部内にドーム状接触片を収容し、前記ドーム状接触片の中央部を前記第1端子の固定接触部と接離可能に対向させるとともに前記ドーム状接触片の周辺部を前記第2端子の固定接触部に接続固定して押釦スイッチを形成する第4工程とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、第1工程では、連結片が、各組の端子群をキャリアに連結するキャリア連結片と、隣接する各組の第1端子と第2端子の間を連結する異種端子間連結片と、隣接する各組の第2端子間を連結する同種端子間連結片とからなり、第3工程では、1組のハウジングを帯状導体薄板から切り離すときには、対応するキャリア連結片と、前記1組のハウジングの両隣りの異種端子間連結片及び同種端子間連結片とを切断し、連続する複数組のハウジングを帯状導体薄板から切り離すときには、対応する複数のキャリア連結片と、前記連続する複数組のハウジングの両隣りの異種端子間連結片及び同種端子間連結片とを切断するとともに、隣接するハウジング間の異種端子間連結片を切断することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、押釦スイッチの製造方法であって、帯状導体薄板を打ち抜いて第1端子と第2端子を1組とする複数組の端子群を連結片で連結形成する第1工程と、第1工程で連結形成された複数組の端子群のインサート成形によって各組毎にハウジングを形成するとともに、各ハウジングに形成した接触片収容凹部の底面の中央部、周辺部に第1、第2端子の固定接触部を露出させる第2工程と、第2工程で形成されたハウジングの接触片収容凹部内にドーム状接触片を収容し、前記ドーム状接触片の中央部を前記第1端子の固定接触部と接離可能に対向させるとともに前記ドーム状接触片の周辺部を前記第2端子の固定接触部に接続固定して押釦スイッチを形成する第3工程とを有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、第1工程では、連結片が、各組の端子群をキャリアに連結するキャリア連結片と、隣接する各組の第1端子と第2端子の間を連結する異種端子間連結片と、隣接する各組の第2端子間を連結する同種端子間連結片とからなことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、押釦スイッチの製造方法であって、帯状導体薄板を打ち抜いて第1端子と第2端子を1組とする複数組の端子群を連結片で連結形成する第1工程と、第1工程で連結形成された複数組の端子群のインサート成形によって各組毎にハウジングを形成するとともに、各ハウジングに形成した接触片収容凹部の底面の中央部、周辺部に第1、第2端子の固定接触部を露出させる第2工程と、第2工程で形成されたハウジングの接触片収容凹部内にドーム状接触片を収容し、前記ドーム状接触片の中央部を前記第1端子の固定接触部と接離可能に対向させるとともに前記ドーム状接触片の周辺部を前記第2端子の固定接触部に接続固定して押釦スイッチを形成する第3工程と、前記連結片の切断によって1個又は連続する複数個の押釦スイッチを帯状導体薄板から切り離すとともに、各押釦スイッチの第1端子と第2端子を切り離す第4工程とを有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、第1工程では、連結片が、各組の端子群をキャリアに連結するキャリア連結片と、隣接する各組の第1端子と第2端子の間を連結する異種端子間連結片と、隣接する各組の第2端子間を連結する同種端子間連結片とからなり、第4工程では、1個の押釦スイッチを帯状導体薄板から切り離すときには、対応するキャリア連結片と、前記1個の押釦スイッチの両隣りの異種端子間連結片及び同種端子間連結片とを切断し、連続する複数個の押釦スイッチを帯状導体薄板から切り離すときには、対応する複数のキャリア連結片と、前記連続する複数個の押釦スイッチの両隣りの異種端子間連結片及び同種端子間連結片とを切断するとともに、隣接する押釦スイッチ間の異種端子間連結片を切断することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明において、第2工程では、複数組の端子群のインサート成形によって、連結片を被覆する連結部がハウジングと一体成形されることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項2記載の発明において、第2工程では、複数組の端子群のインサート成形によって、連結片を被覆する連結部がハウジングと一体成形されることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項3又は4記載の発明において、第2工程では、複数組の端子群のインサート成形によって、連結片を被覆する連結部がハウジングと一体成形されることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項5記載の発明において、第2工程では、複数組の端子群のインサート成形によって、連結片を被覆する連結部がハウジングと一体成形されることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項6記載の発明において、第2工程では、複数組の端子群のインサート成形によって、連結片を被覆する連結部がハウジングと一体成形されることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項8記載の発明において、 第4工程では、隣接するハウジング間の同種端子間連結片も切断することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項11記載の発明において、第4工程では、隣接する押釦スイッチ間の同種端子間連結片も切断することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項1、2、7、8又は12記載の発明において、第4工程で押釦スイッチを形成した後に、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して前記接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、前記押釦の凸部を前記カバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項3、4又は9記載の発明において、 第3工程で押釦スイッチを形成した後に、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して前記接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、前記押釦の凸部を前記カバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項5、6、10、11又は13記載の発明において、第3工程と第4工程の間又は第4工程の後に、第3工程で形成された押釦スイッチに対して、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して前記接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、前記押釦の凸部を前記カバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加することを特徴とする。
請求項1記載の発明は、押釦スイッチの製造方法において、帯状導体薄板の打ち抜きによって、第1端子と第2端子を1組とする複数組の端子郡を連結片で連結形成し、インサート成形によって各組毎にハウジングを形成して接触片収容凹部の底面に第1、第2端子の固定接触部を露出させ、連結片の切断によって1組又は複数組のハウジングを帯状導体薄板から切り離すともに各組の第1端子と第2端子を切り離し、この切り離された1組又は複数組のハウジングの接触片収容凹部内にドーム状接触片を収容して押釦スイッチを形成するようにしたので、単一の押釦スイッチと2連以上の任意の多連の押釦スイッチとを共通のインサート成形用金型を用いて製造することができ、製造コストを大幅にダウンさせることができる。
さらに、多連の押釦スイッチの連結部が帯状導体薄板の一部で形成されるので、多連の押釦スイッチを電子機器に組み込む際に、その連結部を容易に湾曲させることができ、組み込みの自由度を大きくすることができる。
さらに、多連の押釦スイッチの連結部が帯状導体薄板の一部で形成されるので、多連の押釦スイッチを電子機器に組み込む際に、その連結部を容易に湾曲させることができ、組み込みの自由度を大きくすることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、第1工程の複数組の端子群を連結する連結片が、キャリア連結片、異種端子間連結片及び同種端子間連結片からなり、第3工程で1組のハウジングを帯状導体薄板から切り離すときには、対応するキャリア連結片と両隣りの異種端子間連結片及び同種端子間連結片を切断し、第3工程で連続する複数組のハウジングを帯状導体薄板から切り離すときには、対応するキャリア連結片と両隣りの異種端子間連結片及び同種端子間連結片を切断するとともに隣接するハウジング間の異種端子間連結片を切断するようにしたので、切断する連結片の数を少なくして、製造の容易化を図ることができる。
請求項3記載の発明は、押釦スイッチの製造方法において、帯状導体薄板の打ち抜きによって、第1端子と第2端子を1組とする複数組の端子郡を連結片で連結形成し、インサート成形によって各組毎にハウジングを形成して接触片収容凹部の底面に第1、第2端子の固定接触部を露出させ、接触片収容凹部内にドーム状接触片を収容して押釦スイッチを形成するようにしたので、単一の押釦スイッチと2連以上の任意の多連押釦スイッチとを共通のインサート成形用金型を用いて製造することができ、製造コストを大幅にダウンさせることができる。
さらに、多連の押釦スイッチの連結部が帯状導体薄板の一部で形成されるので、多連の押釦スイッチを電子機器に組み込む際に、その連結部を容易に湾曲させることができ、組み込みの自由度を大きくすることができる。
さらに、多連の押釦スイッチの連結部が帯状導体薄板の一部で形成されるので、多連の押釦スイッチを電子機器に組み込む際に、その連結部を容易に湾曲させることができ、組み込みの自由度を大きくすることができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、第1工程の複数組の端子群を連結する連結片を、キャリア連結片と、異種端子間連結片及び同種端子間連結片とで形成したので、帯状導体薄板から1個の押釦スイッチ又は連続する複数個の押釦スイッチを切り離す場合に、切断する連結片の数を少なくして、製造の容易化を図ることができる。
請求項5記載の発明は、押釦スイッチの製造方法において、帯状導体薄板の打ち抜きによって、第1端子と第2端子を1組とする複数組の端子郡を連結片で連結形成し、インサート成形によって各組毎にハウジングを形成して接触片収容凹部の底面に第1、第2端子の固定接触部を露出させ、接触片収容凹部内にドーム状接触片を収容して押釦スイッチを形成し、連結片の切断によって1個又は連結する複数個の押釦スイッチを帯状導体薄板から切り離すとともに、各押釦スイッチの第1端子と第2端子を切り離すようにしたので、単一の押釦スイッチと2連以上の任意の多連スイッチとを共通のインサート成形用金型を用いて製造することができ、製造コストを大幅にダウンさせることができる。
さらに、多連の押釦スイッチの連結部が帯状導体薄板の一部で形成されるので、多連の押釦スイッチを電子機器に組み込む際に、その連結部を容易に湾曲させることができ、組み込みの自由度を大きくすることができる。
さらに、多連の押釦スイッチの連結部が帯状導体薄板の一部で形成されるので、多連の押釦スイッチを電子機器に組み込む際に、その連結部を容易に湾曲させることができ、組み込みの自由度を大きくすることができる。
請求項6記載の発明は、請求項5記載発明において、第1工程の複数組の端子群を連結する連結片が、キャリア連結片、異種端子間連結片及び同種端子間連結片からなり、第4工程で1個の押釦スイッチを帯状導体薄板から切り離すときには、対応するキャリア連結片と両隣りの異種端子間連結片及び同種端子間連結片を切断し、第4工程で連続する複数個の押釦スイッチを帯状導体薄板から切り離すときには、対応するキャリア連結片と両隣りの異種端子間連結片及び同種端子間連結片を切断するとともに隣接する押釦スイッチ間の異種端子間連結片を切断するようにしたので、切断する連結片の数を少なくして、製造の容易化を図ることができる。
請求項7、8、9、10、11記載の発明は、それぞれ対応する請求項1、2、3又は4、5、6記載の発明において、第2工程のインサート成形によって、連結片を被覆する連結部をハウジングと一体に成形したので、多連の押釦スイッチの連結部をハウジングと一体に成形して、その機械的強度を大きくすることができる。
請求項12記載の発明は、請求項8記載の発明において、 第4工程で隣接するハウジング間の同種端子間連結片も切断するようにしたので、多連の押釦スイッチを構成する各押釦スイッチの第1,第2端子を互いに独立した個別端子とすることができる。
請求項13記載の発明は、請求項11記載の発明において、 第4工程で隣接する押し釦スイッチ間の同種端子間連結片も切断するようにしたので、多連の押釦スイッチを構成する各押釦スイッチの第1,第2端子を互いに独立した個別端子とすることができる。
請求項14記載の発明は、請求項1、2、7、8又は12記載の発明において、第4工程で押釦スイッチを形成した後に、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、押釦の凸部をカバーの貫通孔から外方に突出させるので、押釦を操作部とする押釦スイッチを製造することができる。
請求項15記載の発明は、請求項3、4又は9記載の発明において、 第3工程で押釦スイッチを形成した後に、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、前記押釦の凸部を前記カバーの貫通孔から外方に突出させるので、押釦を操作部とする押釦スイッチを製造することができる。
請求項16記載の発明は、請求項5、6、10、11又は13記載の発明において、第3工程と第4工程の間又は第4工程の後に、第3工程で形成された押釦スイッチに対して、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、押釦の凸部をカバーの貫通孔から外方に突出させるので、押釦を操作部とする押釦スイッチを製造することができる。
図1〜図4は本発明による押釦スイッチの製造方法の一実施例を示すもので、説明の便宜上、共通のインサート成形用金型を用いて、単一の押釦スイッチ、2連の押釦スイッチ及び3連の押釦スイッチを製造する場合について説明するが、4連以上の押釦スイッチを製造する場合についても同様である。
(1)まず、図1(a)に示すように、帯状導体薄板(例えば金属フープ材)1に打ち抜き、折り曲げ加工を施すことによって、第1端子11と第2端子12を1組(単位となる1組)として等間隔に配列された複数組の端子群と、キャリア14と、各組の端子群をキャリア14と連結するキャリア連結片13、13と、隣接する端子群の間を連結する異種端子間連結片15及び同種端子間連結片16とが形成される(第1工程)。
キャリア14には所定ピッチで送り孔17が形成されている。
第1端子11は、その一側に固定接触部21が形成され、その他側に外部接続片22が形成され、固定接触部21は略円形状に膨出形成されて後述のドーム状接触片5の中央部と接離可能に対向し、外部接続片22は弾性変形可能に折り曲げ形成されて先端部に接触部23が形成されている。
第2端子12は、その一側に3個の固定接触部25が形成され、その他側に外部接続片26が形成され、固定接触部25は略円形状に膨出形成されてドーム状接触片5の周辺部と接触し、外部接続片26は弾性変形可能に折り曲げ形成されて先端部に接触部27が形成されている。
キャリア14には所定ピッチで送り孔17が形成されている。
第1端子11は、その一側に固定接触部21が形成され、その他側に外部接続片22が形成され、固定接触部21は略円形状に膨出形成されて後述のドーム状接触片5の中央部と接離可能に対向し、外部接続片22は弾性変形可能に折り曲げ形成されて先端部に接触部23が形成されている。
第2端子12は、その一側に3個の固定接触部25が形成され、その他側に外部接続片26が形成され、固定接触部25は略円形状に膨出形成されてドーム状接触片5の周辺部と接触し、外部接続片26は弾性変形可能に折り曲げ形成されて先端部に接触部27が形成されている。
(2)ついで、(1)で打ち抜き、折り曲げ加工された帯状導体薄板1をインサート成形用金型内に供給し、連結片で連結された端子郡のインサート成形(樹脂モールド成形)によって、各組の第1、第2端子11、12毎にハウジング3が形成されるとともに、隣接するハウジング3、3間を連結する異種端子間連結片15、同種端子間連結片16を被覆する連結部35がハウジング3と一体に連結形成される(第2工程)。
この第2工程では、M組(Mは2以上の整数で、1、2、3連の押釦スイッチを製造する場合には、1、2、3の公倍数が望ましく、例えば最小公倍数の6となる。)の端子群がその連結片と共に1度にインサート成形され、各組のハウジング3には、図1(b)に示すような平面視が円形の接触片収容凹部31が形成され、この接触片収容凹部31の底面の中央部、周辺部には第1、第2端子11、12の固定接触部21、25〜25が露出している。
この第2工程では、M組(Mは2以上の整数で、1、2、3連の押釦スイッチを製造する場合には、1、2、3の公倍数が望ましく、例えば最小公倍数の6となる。)の端子群がその連結片と共に1度にインサート成形され、各組のハウジング3には、図1(b)に示すような平面視が円形の接触片収容凹部31が形成され、この接触片収容凹部31の底面の中央部、周辺部には第1、第2端子11、12の固定接触部21、25〜25が露出している。
(3)ついで、連結片の切断によって、1個又は連続する2個若しくは3個のハウジング3を帯状導体薄板1から切り離す(第3工程)。
以下、各場合に分けて説明する。
以下、各場合に分けて説明する。
(3−1)単一の押釦スイッチを製造する場合には、図1(a)の切断線C1でキャリア連結片13、13を切断し、切断線C2、C3で両隣りの異種端子間連結片15、15及び同種端子間連結片16、16を切断することによって、1個のハウジング3を帯状導体薄板1から切り離すとともに第1端子11と第2端子12を切り離す。
(3−2)2連の押釦スイッチを製造する場合には、図1(a)の隣接する切断線C1、C1でキャリア連結片13、13、13、13を切断し、同図(b)の切断線C2、C4で両隣りの異種端子間連結片15、15及び同種端子間連結片16、16を切断し、切断線C5でハウジング3、3間の異種端子間連結片15を切断することによって、連続する2個のハウジング3、3を帯状導体薄板1から切り離すとともに対応する第1端子11と第2端子12を切り離す。
(3−3)3連の押釦スイッチを製造する場合には、図1(a)の隣接する3つの切断線C1〜C1でキャリア連結片13、13〜13、13を切断し、同図(b)の切断線C2、C6で両隣りの異種端子間連結片15、15及び同種端子間連結片16、16を切断し、切断線C5、C5でハウジング3、3間の異種端子間連結片15、15を切断することによって、連続する3個のハウジング3〜3を帯状導体薄板1から切り離すとともに、対応する第1端子11と第2端子12を切り離す。
(4)ついで、第3工程で切り離された1個又は2個若しくは3個のハウジング3の接触片収容凹部31内にドーム状接触片5を収容し、ドーム状接触片5の中央部を第1端子11の固定接触部21と接離可能に対向させ、ドーム状接触片5の周辺部を第2端子12の固定接触部25〜25に接続固定し、押釦スイッチを形成する(第4工程)。
以下、各場合に分けて説明する。
以下、各場合に分けて説明する。
(4−1)単一の押釦スイッチを製造する場合には、第3工程で帯状導体薄板1から切り離された1個のハウジング3の接触片収容凹部31内にドーム状接触片5を収容し、ドーム状接触片5の周辺部を第2端子12の固定接触部25〜25に当接し、加締め部6〜6を加締めて固定接触部25〜25に接続固定することにより、図2(a)(b)に示すような単一の押釦スイッチを形成する。
(4−2)2連の押釦スイッチを製造する場合には、第3工程で帯状導体薄板1から切り離された連続する2個のハウジング3の接触片収容凹部31内にドーム状接触片5を収容し、ドーム状接触片5の周辺部を第2端子12の固定接触部25〜25に当接し、加締め部6〜6を加締めて固定接触部25〜25に接続固定することにより、図3に示すような2連の押釦スイッチを形成する。
このとき、第2工程で一体にモールド樹脂成形された連結部35と両隣りのハウジング3、3とは、2連の押釦スイッチ全体のハウジングを形成している。
図3において、33は切断線C5による異種端子間連結片15の切断で異種端子間連結片15及び連結部35に形成された貫通孔である。
このため、2連の押釦スイッチにおいて、第1端子11、11が電気的に絶縁された個別端子となり、第2端子12、12が電気的に接続された共通端子となる。
このとき、第2工程で一体にモールド樹脂成形された連結部35と両隣りのハウジング3、3とは、2連の押釦スイッチ全体のハウジングを形成している。
図3において、33は切断線C5による異種端子間連結片15の切断で異種端子間連結片15及び連結部35に形成された貫通孔である。
このため、2連の押釦スイッチにおいて、第1端子11、11が電気的に絶縁された個別端子となり、第2端子12、12が電気的に接続された共通端子となる。
(4−3)3連の押釦スイッチを製造する場合には、第3工程で帯状導体薄板1から切り離された連続する3個のハウジング3の接触片収容凹部31内にドーム状接触片5を収容し、ドーム状接触片5の周辺部を第2端子12の固定接触部25〜25に当接し、加締め部6〜6を加締めて固定接触部25〜25に接続固定することにより、3連の押釦スイッチが形成される。
このとき、第2工程で一体にモールド樹脂成形された連続する3個のハウジング3〜3と、その間の連結部35、35とは、3連の押釦スイッチ全体のハウジングを形成している。
また、この3連の押釦スイッチにおいて、第1端子11、11、11が電気的に絶縁された個別端子となり、第2端子12、12、12が電気的に接続された共通端子となる。
このとき、第2工程で一体にモールド樹脂成形された連続する3個のハウジング3〜3と、その間の連結部35、35とは、3連の押釦スイッチ全体のハウジングを形成している。
また、この3連の押釦スイッチにおいて、第1端子11、11、11が電気的に絶縁された個別端子となり、第2端子12、12、12が電気的に接続された共通端子となる。
以上の工程で製造された単一又は2連若しくは3連の押釦スイッチは、例えば図4に示すように電子機器(例えば携帯電話機)の筺体8に組み込まれる。
すなわち、電子機器の筺体8が上ケース81と下ケース82で形成され、この上ケース81と下ケース82を嵌合固定することによって、上ケース81のスイッチ収容部83に収容された押釦スイッチ及び押釦71を保持するとともに、下ケース82に固定された回路基板85の配線パターンの接続パッドに第1、第2端子11、12の外部接続片22、26の接触部23、27を弾性接触させる。
そして、押釦71の押圧でドーム状接触片5の中央部を反転させて第1端子11の固定接触部21と接触させることにより、第1端子11と第2端子12が電気的に接続し、回路基板85の対応する配線パターン間が電気的に接続する。
また、押釦71の押圧を解除すると、ドーム状接触片5のバネ性によってドーム状接触片5の中央部が図4に示す状態に復帰し、対応する電気的接続が解除される。
すなわち、電子機器の筺体8が上ケース81と下ケース82で形成され、この上ケース81と下ケース82を嵌合固定することによって、上ケース81のスイッチ収容部83に収容された押釦スイッチ及び押釦71を保持するとともに、下ケース82に固定された回路基板85の配線パターンの接続パッドに第1、第2端子11、12の外部接続片22、26の接触部23、27を弾性接触させる。
そして、押釦71の押圧でドーム状接触片5の中央部を反転させて第1端子11の固定接触部21と接触させることにより、第1端子11と第2端子12が電気的に接続し、回路基板85の対応する配線パターン間が電気的に接続する。
また、押釦71の押圧を解除すると、ドーム状接触片5のバネ性によってドーム状接触片5の中央部が図4に示す状態に復帰し、対応する電気的接続が解除される。
前記実施例では、多連の押釦スイッチにおいて、複数の第1端子が電気的に絶縁された個別端子となり、複数の第2端子が電気的に接続された共通端子となる場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、複数の第1端子と第2端子のそれぞれが電気的に絶縁された個別端子となる場合についても利用することができる。
例えば、第3工程において、図1(b)に2点鎖線で示す切断線C9でハウジング3、3間の同種端子間連結片16を切断する工程を追加することによって、第1端子11、11及び第2端子12、12を個別端子とした2連の押釦スイッチを形成することができる。 図3において、2点鎖線で示す貫通孔39は、切断線C9による同種端子間連結片16の切断で同種端子間連結片16及び連結部35に形成された貫通孔である。
例えば、第3工程において、図1(b)に2点鎖線で示す切断線C9でハウジング3、3間の同種端子間連結片16を切断する工程を追加することによって、第1端子11、11及び第2端子12、12を個別端子とした2連の押釦スイッチを形成することができる。 図3において、2点鎖線で示す貫通孔39は、切断線C9による同種端子間連結片16の切断で同種端子間連結片16及び連結部35に形成された貫通孔である。
前記実施例では、第1工程において、連結片で連結される複数組の端子群の間隔が等間隔に形成されている場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、連結片で連結される複数組の端子群の間隔が等間隔でない場合についても利用することができる。
例えば、連続する3組の端子群について、その第1端子11の固定接触部21の中心線T1、T2、T3間の間隔がL1(例えばL1=1.5mm)、L2(例えばL2=1.8mm)に形成されている場合についても利用することができる。
この場合、第2工程でインサート成形された連続する3組のハウジング3は図5に示すように形成される。
このため、図5の切断線C2、C3で両隣りの異種端子間連結片15、15及び同種端子間連結片16、16を切断することによって単一の押釦スイッチを製造することができる。
また、図5の切断線C2、C4で両隣りの異種端子間連結片15、15及び同種端子間連結片16、16を切断し、切断線C5で中間の異種端子間連結片15を切断することによって、中心線T1、T2間の間隔がL1の2連の押釦スイッチを製造することができ、又は図5の切断線C7、C6で両隣りの異種端子間連結片15、15及び同種端子間連結片16、16を切断し、切断線C5で中間の異種端子間連結片15を切断することによって、中心線T2、T3間の間隔がL2の2連の押釦スイッチを製造することができる。
さらに、図5の切断線C2、C6で両隣りの異種端子間連結片15、15及び同種端子間連結片16、16を切断し、切断線C5、C5で中間の異種端子間連結片15、15を切断することによって、中心線T1、T2、T3間の間隔が等しくないL1、L2の3連の押釦スイッチを製造することができる。
例えば、連続する3組の端子群について、その第1端子11の固定接触部21の中心線T1、T2、T3間の間隔がL1(例えばL1=1.5mm)、L2(例えばL2=1.8mm)に形成されている場合についても利用することができる。
この場合、第2工程でインサート成形された連続する3組のハウジング3は図5に示すように形成される。
このため、図5の切断線C2、C3で両隣りの異種端子間連結片15、15及び同種端子間連結片16、16を切断することによって単一の押釦スイッチを製造することができる。
また、図5の切断線C2、C4で両隣りの異種端子間連結片15、15及び同種端子間連結片16、16を切断し、切断線C5で中間の異種端子間連結片15を切断することによって、中心線T1、T2間の間隔がL1の2連の押釦スイッチを製造することができ、又は図5の切断線C7、C6で両隣りの異種端子間連結片15、15及び同種端子間連結片16、16を切断し、切断線C5で中間の異種端子間連結片15を切断することによって、中心線T2、T3間の間隔がL2の2連の押釦スイッチを製造することができる。
さらに、図5の切断線C2、C6で両隣りの異種端子間連結片15、15及び同種端子間連結片16、16を切断し、切断線C5、C5で中間の異種端子間連結片15、15を切断することによって、中心線T1、T2、T3間の間隔が等しくないL1、L2の3連の押釦スイッチを製造することができる。
前記実施例では、多連の押釦スイッチの連結部の機械的強度を大きくするために、第2工程の複数組の端子群のインサート成形において、連結片を被覆する連結部をハウジングと一体に成形した場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、第2工程のインサート成形時に端子群間を連結する連結片を樹脂モールドで被覆しない場合についても利用することができる。
この場合、多連の押釦スイッチの連結部が帯状導体薄板(金属フープ材)の一部(すなわち端子間連結片)で形成されるので、多連の押釦スイッチを電子機器に組み込む際に、その連結部を容易に湾曲させることができ、組み込みの自由度を大きくすることができる。
この場合、多連の押釦スイッチの連結部が帯状導体薄板(金属フープ材)の一部(すなわち端子間連結片)で形成されるので、多連の押釦スイッチを電子機器に組み込む際に、その連結部を容易に湾曲させることができ、組み込みの自由度を大きくすることができる。
前記実施例では、第3工程において、連結片の切断によって1個又は2個若しくは3個のハウジングを帯状導体薄板から切り離すとともに各ハウジングの第1端子と第2端子を切り離し、第4工程において、1個又は2個若しくは3個のハウジングの接触片収容凹部内にドーム状接触片を収容し、その周辺部を第2端子の固定接触部に接続固定して押釦スイッチを形成した場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、第3工程と第4工程を逆にした場合についても利用することができる。
すなわち、第3工程において、第2工程で形成されたハウジングの接触片収容凹部内にドーム状接触片を収容し、ドーム状接触片の周辺部を第2端子の固定接触部に接続固定して押釦スイッチを形成し、第4工程において、連結片の切断によって1個又は2個若しくは3個の押釦スイッチを帯状導体薄板から切り離すとともに、各押釦スイッチの第1端子と第2端子を切り離すようにした場合についても利用することができる。
さらに、この第3工程と第4工程を逆にするとともに第4工程を省略し、第3工程までで形成した押釦スイッチを販売製品とした場合についても利用することができる。この場合、第4工程に相当する切断工程は、適宜ユーザ側で行われる。
すなわち、第3工程において、第2工程で形成されたハウジングの接触片収容凹部内にドーム状接触片を収容し、ドーム状接触片の周辺部を第2端子の固定接触部に接続固定して押釦スイッチを形成し、第4工程において、連結片の切断によって1個又は2個若しくは3個の押釦スイッチを帯状導体薄板から切り離すとともに、各押釦スイッチの第1端子と第2端子を切り離すようにした場合についても利用することができる。
さらに、この第3工程と第4工程を逆にするとともに第4工程を省略し、第3工程までで形成した押釦スイッチを販売製品とした場合についても利用することができる。この場合、第4工程に相当する切断工程は、適宜ユーザ側で行われる。
前記実施例では、切断する連結片の数を少なくして製造の容易化を図るために、第1工程では連結片がキャリア連結片、異種端子間連結片及び同種端子間連結片からなり、第3工程では1組のハウジングを切り離すときには対応するキャリア連結片と両隣りの異種端子間連結片及び同種端子間連結片を切断し、連続する複数組のハウジングを切り離すときは対応するキャリア連結片と両隣りの異種端子間連結片及び同種端子間連結片を切断するとともに隣接するハウジング間の異種端子間連結片を切断するようにした場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、第1工程において複数組の端子群を連結片で連結形成し、第3工程における連結片の切断によって1組若しくは複数組のハウジングを帯状導体薄板から切り離すとともに各組の第1端子と第2端子を切り離すか、又は第4工程における連結片の切断によって1個若しくは複数個の押釦スイッチを帯状導体薄板から切り離すとともに各押釦スイッチの第1端子と第2端子を切り離すようにした場合についても利用することができる。
例えば、図6に示すように、第1工程において、帯状導体薄板1に打ち抜き、折り曲げ加工を施すことによって第1端子11と第2端子12を1組とする複数組の端子群と、キャリア14a、14bと、キャリア14a、14b間を連結するキャリア間連結片41と、このキャリア間連結片41を介して隣接する第2端子12、12間を連結する同種端子間連結片16aと、各組の端子群をキャリア14a、14bと連結するキャリア連結片13a、13a、13bとが形成される。
そして、インサート成形後の第3工程における連結片の切断によって、1個又は連続する2個若しくは3個のハウジングが帯状導体薄板1から切り離される。
すなわち、単一の押釦スイッチを製造する場合には、図6の切断線C11,C12で両隣りの連結片16a、16a,13bを切断し、C13でキャリア連結片13a、13aを切断することによって、1個のハウジング3を帯状導体薄板1から切り離すとともに対応する第1端子11と第2端子12を切り離す。
また、2連の押釦スイッチを製造する場合には、図6の切断線C11、C15で両隣りの連結片16a、16a,13bを切断し、切断線C13、C16、C17、C18で連結片13a,13a、41、13a,13a、13b,41を切断することによって、連結部35aを介して連続する2個のハウジング3、3を帯状導体薄板1から切り離すとともに、対応する第1端子11と第2端子12を切り離す。
連結部35aは、インサート成形時にハウジング3、3と一体にモールド樹脂成形され、ハウジング3、3とともに全体として2連の押釦スイッチのハウジングを形成する。
また、連続する第1端子11、11は個別端子となり、連続する第2端子12、12は共通端子となる。
そして、インサート成形後の第3工程における連結片の切断によって、1個又は連続する2個若しくは3個のハウジングが帯状導体薄板1から切り離される。
すなわち、単一の押釦スイッチを製造する場合には、図6の切断線C11,C12で両隣りの連結片16a、16a,13bを切断し、C13でキャリア連結片13a、13aを切断することによって、1個のハウジング3を帯状導体薄板1から切り離すとともに対応する第1端子11と第2端子12を切り離す。
また、2連の押釦スイッチを製造する場合には、図6の切断線C11、C15で両隣りの連結片16a、16a,13bを切断し、切断線C13、C16、C17、C18で連結片13a,13a、41、13a,13a、13b,41を切断することによって、連結部35aを介して連続する2個のハウジング3、3を帯状導体薄板1から切り離すとともに、対応する第1端子11と第2端子12を切り離す。
連結部35aは、インサート成形時にハウジング3、3と一体にモールド樹脂成形され、ハウジング3、3とともに全体として2連の押釦スイッチのハウジングを形成する。
また、連続する第1端子11、11は個別端子となり、連続する第2端子12、12は共通端子となる。
前記実施例では、第1、第2端子の外部接続部の接触部を回路基板の接触パッドに弾性接触する押釦スイッチについて説明したが、本発明はこれに限るものでなく、例えば第1、第2端子の外部接続部が接触部を具備せずに、直接回路基板に半田接続される押釦スイッチについても利用することができる。
前記実施例では、操作部としての押釦が押釦スイッチと別体の場合、例えば図4に示すように押釦71が電子機器の筐体8側に設けられた場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、操作部としての押釦が押釦スイッチと一体に形成されている場合、例えば図8に示すように押釦130が押釦スイッチと一体に形成されている場合についても利用することができる。
例えば、図1〜図4に示す実施例において、第4工程で押釦スイッチを形成した後に、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、押釦の凸部をカバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加した場合についても利用することができる。
または、図1〜図4に示す実施例で第3工程と第4工程を逆にした場合であって、第3工程と第4工程の間又は第4工程の後に、第3工程で形成された押釦スイッチに対して、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、押釦の凸部をカバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加した場合についても利用することができる。
または、図1〜図4に示す実施例で第3工程と第4工程を逆にするとともに、第4工程を省略した場合であって、 第3工程で押釦スイッチを形成した後に、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、前記押釦の凸部を前記カバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加した場合についても利用することができる。有するので、押釦を操作部とする押釦スイッチを製造することができる。
例えば、図1〜図4に示す実施例において、第4工程で押釦スイッチを形成した後に、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、押釦の凸部をカバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加した場合についても利用することができる。
または、図1〜図4に示す実施例で第3工程と第4工程を逆にした場合であって、第3工程と第4工程の間又は第4工程の後に、第3工程で形成された押釦スイッチに対して、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、押釦の凸部をカバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加した場合についても利用することができる。
または、図1〜図4に示す実施例で第3工程と第4工程を逆にするとともに、第4工程を省略した場合であって、 第3工程で押釦スイッチを形成した後に、ハウジングの接触片収容凹部内に押釦を載置して接触片収容凹部をカバーで閉塞すると共に、前記押釦の凸部を前記カバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加した場合についても利用することができる。有するので、押釦を操作部とする押釦スイッチを製造することができる。
1…帯状導体薄板(金属フープ材)
11…第1端子
12…第2端子
13…キャリア連結片
14…キャリア
15…異種端子間連結片
16…同種端子間連結片
21、25…固定接触部
3…ハウジング
31…接触片収容凹部
35… 連結部
5… ドーム状接触片
6…加締め部
11…第1端子
12…第2端子
13…キャリア連結片
14…キャリア
15…異種端子間連結片
16…同種端子間連結片
21、25…固定接触部
3…ハウジング
31…接触片収容凹部
35… 連結部
5… ドーム状接触片
6…加締め部
Claims (16)
- 押釦スイッチの製造方法であって、帯状導体薄板(1)を打ち抜いて第1端子(11)と第2端子(12)を1組とする複数組の端子群を連結片で連結形成する第1工程と、第1工程で連結形成された複数組の端子群のインサート成形によって各組毎にハウジング(3)を形成するとともに、各ハウジング(3)に形成した接触片収容凹部(31)の底面の中央部、周辺部に第1、第2端子(11)(12)の固定接触部(21)(25〜25)を露出させる第2工程と、前記連結片の切断によって1組又は連続する複数組のハウジング(3)を帯状導体薄板(1)から切り離すとともに、各組の第1端子(11)と第2端子(12)を切り離す第3工程と、第3工程で切り離された1組又は複数組のハウジング(3)の接触片収容凹部(31)内にドーム状接触片(5)を収容し、ドーム状接触片(5)の中央部を固定接触部(21)と接離可能に対向させるとともにドーム状接触片(5)の周辺部を固定接触部(25〜25)に接続固定して押釦スイッチを形成する第4工程とを有することを特徴とする押釦スイッチの製造方法。
- 第1工程では、連結片が、各組の端子群をキャリア(14)に連結するキャリア連結片(13,13)と、隣接する各組の第1端子(11)と第2端子(12)間を連結する異種端子間連結片(15)と、隣接する各組の第2端子(12)、(12)間を連結する同種端子間連結片(16)とからなり、第3工程では、1組のハウジング(3)を帯状導体薄板(1)から切り離すときには、対応するキャリア連結片(13,13)と、1組のハウジング(3)の両隣りの異種端子間連結片(15)(15)及び同種端子間連結片(16)(16)を切断し、連続する複数組のハウジング(3)を帯状導体薄板(1)から切り離すときには、対応する複数のキャリア連結片(13,13)と、連続する複数組のハウジング(3)の両隣りの異種端子間連結片(15)(15)及び同種端子間連結片(16)(16)とを切断するとともに、隣接するハウジング(3)(3)間の異種端子間連結片(15)を切断することを特徴とする請求項1記載の押釦スイッチの製造方法。
- 押釦スイッチの製造方法であって、帯状導体薄板(1)を打ち抜いて第1端子(11)と第2端子(12)を1組とする複数組の端子群を連結片で連結形成する第1工程と、第1工程で連結形成された複数組の端子群のインサート成形によって各組毎にハウジング(3)を形成するとともに、各ハウジング(3)に形成した接触片収容凹部(31)の底面の中央部、周辺部に第1、第2端子(11)(12)の固定接触部(21)(25〜25)を露出させる第2工程と、第2工程で形成されたハウジング(3)の接触片収容凹部(31)内にドーム状接触片(5)を収容し、ドーム状接触片(5)の中央部を固定接触部(21)と接離可能に対向させるとともにドーム状接触片(5)の周辺部を固定接触部(25〜25)に接続固定して押釦スイッチを形成する第3工程とを有することを特徴とする押釦スイッチの製造方法。
- 第1工程では、連結片が、各組の端子群をキャリア(14)に連結するキャリア連結片(13,13)と、隣接する各組の第1端子(11)と第2端子(12)間を連結する異種端子間連結片(15)と、隣接する各組の第2端子(12)、(12)間を連結する同種端子間連結片(16)とからなことを特徴とする請求項3記載の押釦スイッチの製造方法。
- 押釦スイッチの製造方法であって、帯状導体薄板(1)を打ち抜いて第1端子(11)と第2端子(12)を1組とする複数組の端子群を連結片で連結形成する第1工程と、第1工程で連結形成された複数組の端子群のインサート成形によって各組毎にハウジング(3)を形成するとともに、各ハウジング(3)に形成した接触片収容凹部(31)の底面の中央部、周辺部に第1、第2端子(11)(12)の固定接触部(21)(25〜25)を露出させる第2工程と、第2工程で形成されたハウジング(3)の接触片収容凹部(31)内にドーム状接触片(5)を収容し、ドーム状接触片(5)の中央部を固定接触部(21)と接離可能に対向させるとともにドーム状接触片(5)の周辺部を固定接触部(25〜25)に接続固定して押釦スイッチを形成する第3工程と、前記連結片の切断によって1個又は連続する複数個の押釦スイッチを帯状導体薄板(1)から切り離すとともに、各押釦スイッチの第1端子(11)と第2端子(12)を切り離す第4工程とを有することを特徴とする押釦スイッチの製造方法。
- 第1工程では、連結片が、各組の端子群をキャリア(14)に連結するキャリア連結片(13,13)と、隣接する各組の第1端子(11)と第2端子(12)間を連結する異種端子間連結片(15)と、隣接する各組の第2端子(12)、(12)間を連結する同種端子間連結片(16)とからなり、第4工程では、1個の押釦スイッチを帯状導体薄板(1)から切り離すときには、対応するキャリア連結片(13,13)と、1個の押釦スイッチの両隣りの異種端子間連結片(15)(15)及び同種端子間連結片(16)(16)とを切断し、連続する複数個の押釦スイッチを帯状導体薄板(1)から切り離すときには、対応する複数のキャリア連結片(13,13)と、連続する複数個の押釦スイッチの両隣りの異種端子間連結片(15)(15)及び同種端子間連結片(16)(16)とを切断するとともに、隣接する押釦スイッチ間の異種端子間連結片(15)を切断することを特徴とする請求項5記載の押釦スイッチの製造方法。
- 第2工程では、複数組の端子群のインサート成形によって、連結片を被覆する連結部(35)がハウジング(3)と一体成形されることを特徴とする請求項1記載の押釦スイッチの製造方法。
- 第2工程では、複数組の端子群のインサート成形によって、連結片を被覆する連結部(35)がハウジング(3)と一体成形されることを特徴とする請求項2記載の押釦スイッチの製造方法。
- 第2工程では、複数組の端子群のインサート成形によって、連結片を被覆する連結部(35)がハウジング(3)と一体成形されることを特徴とする請求項3又は4記載の押釦スイッチの製造方法。
- 第2工程では、複数組の端子群のインサート成形によって、連結片を被覆する連結部(35)がハウジング(3)と一体成形されることを特徴とする請求項5記載の押釦スイッチの製造方法。
- 第2工程では、複数組の端子群のインサート成形によって、連結片を被覆する連結部(35)がハウジング(3)と一体成形されることを特徴とする請求項6記載の押釦スイッチの製造方法。
- 第4工程では、隣接するハウジング(3)(3)間の同種端子間連結片(16)も切断することを特徴とする請求項8記載の押釦スイッチの製造方法。
- 第4工程では、隣接する押釦スイッチ間の同種端子間連結片(16)も切断することを特徴とする請求項11記載の押釦スイッチの製造方法。
- 第4工程で押釦スイッチを形成した後に、ハウジング(3)の接触片収容凹部(31)内に押釦を載置して接触片収容凹部(31)をカバーで閉塞すると共に、前記押釦の凸部を前記カバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加することを特徴とする請求項1、2、7、8又は12記載の押釦スイッチの製造方法。
- 第3工程で押釦スイッチを形成した後に、ハウジング(3)の接触片収容凹部(31)内に押釦を載置して接触片収容凹部(31)をカバーで閉塞すると共に、前記押釦の凸部を前記カバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加することを特徴とする請求項3、4又は9記載の押釦スイッチの製造方法。
- 第3工程と第4工程の間又は第4工程の後に、第3工程で形成された押釦スイッチに対して、ハウジング(3)の接触片収容凹部(31)内に押釦を載置して接触片収容凹部(31)をカバーで閉塞すると共に、前記押釦の凸部を前記カバーの貫通孔から外方に突出させる工程を追加することを特徴とする請求項5、6、10、11又は13記載の押釦スイッチの製造方法。
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JP2005341911A JP2007149491A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 押釦スイッチの製造方法 |
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JP2005341911A JP2007149491A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 押釦スイッチの製造方法 |
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JP2007149491A true JP2007149491A (ja) | 2007-06-14 |
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JP2005341911A Pending JP2007149491A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 押釦スイッチの製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010136366A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Hanbit Precision Co Ltd | 移動通信端末機のサイドキーモジュール |
EP2395528A1 (en) | 2010-06-02 | 2011-12-14 | SMK Corporation | Lateral press push switch for a compact electronic device |
-
2005
- 2005-11-28 JP JP2005341911A patent/JP2007149491A/ja active Pending
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