JP2007149341A - メモリデバイス - Google Patents

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和幸 金指
Toshiya Uchida
敏也 内田
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Abstract

【課題】同期用のクロックの供給回数を減らして、消費電流を削減する。
【解決手段】本発明は、メモリの非パワーダウン状態において、データ出力回路へのクロックの供給を、リードコマンド受信後のリード状態に限定し、アクティブ状態やライト状態の時にはクロックの供給を行わないことを特徴とする。更に、最良の形態においては、データ出力回路へのクロックの供給を、リードコマンド受信後のリード状態において、リードコマンドを受領してから、設定されたキャスレイテンシに対応するクロック数後に開始し、前記データ出力回路からの読み出しデータの出力が開始した後、設定されたバーストレングスに対応するクロック数後に停止する。従って、非パワーダウン状態であっても、読み出しデータがデータ出力回路から外部に実際に出力される期間のみ、クロックを供給することにより、大電流駆動が必要なクロック供給回数を減らすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、クロックに同期して内部の回路が動作する高速メモリデバイスに関し、特にクロックの供給に伴う消費電流を節約したメモリデバイスに関する。
クロック同期型のシンクロナスDRAM(SDRAM)は、供給されるクロックに同期して入力バッファが外部供給信号を入力し、クロックに同期して内部の回路をパイプライン方式で動作させ、クロックに同期して読み出したデータをデータ出力回路から出力する。クロックに同期させることで、高速動作を実現している。
かかるSDRAMは、クロックに同期して供給される制御信号の組み合わせから、アクティブ状態、リード状態、ライト状態、そしてプリチャージ状態等に制御される。そして、一般には、アクティブ状態に制御するアクティブコマンドを受信してから後に、リード状態にするリードコマンドまたはライト状態にするライトコマンドが供給され、そして、最後にプリチャージコマンドを受信してからスタンバイ状態になる。また、パワーダウン状態以外の期間においては、外部から供給されるクロックを取り込み、内部クロックを発生し、その内部クロックを内部の回路に供給する。また、パワーダウン状態では、クロックの取り込みが禁止され、内部クロックは発生しない。
内部クロックが供給される内部の回路は、第1に、データやアドレス等の信号をクロックに同期して入力する入力バッファ、第2に、クロック同期型のパイプライン構成でメモリセルからのデータを読み出す読み出し内部回路、第3に、読み出されたデータをクロックに同期して外部に出力するデータ出力回路を含む。従って、従来のSDRAM等のクロック同期型のメモリデバイスでは、非パワーダウン状態において、取り込んだクロックが分岐され、上記の入力バッファ、読み出し内部回路およびデータ出力回路にそれぞれ供給される。
特開平8−102189号公報
しかしながら、クロック同期型のメモリデバイスでは、高速化と共に低消費電力化の要請がある。高速化の為にクロックの周波数をより高周波にすることは、内部回路へのクロックの供給に伴う駆動動作の頻度をより高くし、それに伴い消費電力が高くなることを意味し、高速化と低消費電力化とはそれぞれ相反する要請である。
特に、内部クロックが供給される先の1つである、データ出力回路は、チップ上に複数配置されるデータ入出力端子(DQ端子)に隣接して配置される。従って、内部クロックを供給するクロック供給配線は、クロック供給回路から複数のデータ出力回路まで長距離にわたり延びる配線である。このような長距離に延びる複数のクロック供給配線は、大きな負荷を有し、かかる負荷を駆動するクロック供給回路は、大型の駆動トランジスタを必要とし、その結果、消費電流の増大を招いている。
そこで、本発明の目的は、内部の回路へクロックを供給するクロック供給回路の消費電流を削減したクロック同期型のメモリデバイスを提供することにある。
更に、本発明の目的は、クロック供給回路のデータ出力回路へのクロック供給に伴う消費電流を小さくしたクロック同期型のメモリデバイスを提供することにある。
上記の目的を達成する為に、本発明は、メモリの非パワーダウン状態において、データ出力回路へのクロックの供給を、リードコマンド受信後のリード状態に限定し、アクティブ状態やライト状態の時にはクロックの供給を行わないことを特徴とする。更に、最良の形態においては、データ出力回路へのクロックの供給を、リードコマンド受信後のリード状態において、リードコマンドを受領してから、設定されたキャスレイテンシに対応するクロック数後に開始し、前記データ出力回路からの読み出しデータの出力が開始した後、設定されたバーストレングスに対応するクロック数後に停止する。従って、非パワーダウン状態であっても、読み出しデータがデータ出力回路から外部に実際に出力される期間のみ、クロックを供給することにより、大電流駆動が必要なクロック供給回数を減らすことができる。
一方、本発明の別の形態において、更に、供給されるデータやアドレスの信号をクロックに同期して入力する入力バッファへのクロックの供給は、非パワーダウン状態において、リード状態およびリード状態以外の時も行う。更に、クロックに同期して前記メモリセル領域内のデータを読み出す読み出し内部回路にも、リード状態およびリード状態以外の時にクロックの供給を行う。メモリの非パワーダウン状態において、入力バッファへの入力信号のタイミングはあらかじめ予測できないので、入力バッファへのクロックの供給は、リード状態にかかわらず継続する。また、メモリの非パワーダウン状態において、読み出し内部回路はパイプライン動作しているので、クロックの停止はパイプライン動作の混乱を招くので、読み出し内部回路へのクロックの供給は、リード状態にかかわらず継続する。
上記の目的を達成する為に、本発明は、供給されるクロックを内部の回路に供給し、前記クロックに同期して前記内部の回路が動作するメモリデバイスにおいて、
データを記憶するメモリセル領域と、
前記クロックに同期して供給される信号を入力する入力バッファと、
前記クロックに同期して前記メモリセル領域内のデータを読み出す読み出し内部回路と、
前記クロックに同期して前記読み出し内部回路からの読み出しデータを出力するデータ出力回路と、
前記供給されたクロックを前記データ出力に供給するクロック供給回路とを有し、
前記クロック供給回路は、前記データ出力回路から前記読み出しデータが出力されるリード状態の時に、前記クロックを前記データ出力回路に供給し、前記リード状態以外の時に、当該クロックを前記データ出力回路に供給しないことを特徴とする。
また、より好ましい発明では、更に、前記クロック供給回路は、リードコマンド受信後の前記リード状態において、前記リードコマンドを受領してから、設定されたキャスレイテンシに対応するクロック数後から、前記データ出力回路からの読み出しデータの出力が開始した後、設定されたバーストレングスに対応するクロック数後までの期間、前記クロックを前記データ出力回路に供給することを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲がその実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態例におけるSDRAMの全体構成図である。メモリセルアレイMCAは、複数のワード線WLとビット線BL,/BLとが設けられ、その交差部に1トランジスタと1キャパシタからなるメモリセルが設けられる。行方向のローアドレスは、アドレスバッファ10で取り込まれ、ローデコーダ12でデコードされ、選択されたワード線WLが駆動される。ワード線WLの駆動に伴い、ビット線対BL,/BLに記憶データに応じて微小電圧が生成され、ビット線対に接続されたセンスアンプSAにより、その微小電圧が増幅される。ここまでが、行側(RAS系)の動作である。
センスアンプSAにより検出された読み出しデータは、コラムアドレスバッファ14で取り込まれたアドレスをデコードするコラムデコーダ16により選択され、データバス線対DB,/DBに出力される。データバス線対DB,/DBは、データバスアンプ18で増幅され、増幅された読み出しデータが、パイプラインゲート20、データバス制御回路22を介して、データ出力回路40に供給される。上記のデータバスアンプ18及びデータバス制御回路22等により、データ読み出し内部回路30が構成される。このデータ読み出し内部回路30は、コラムアドレスの取り込み以降の、コラム系の読み出し内部回路に該当する。
データ出力回路40は、図示しないデータ入力回路と共に、入出力端子DQに接続される。データ出力回路40には、読み出し内部回路30からの読み出しデータDAと、出力段のCMOSインバータ(48,49)のトランジスタを高インピーダンス状態に制御する高インピーダンス制御信号Hzとが供給される。高インピーダンス制御信号HzがHレベルであると、NORゲート47の出力がLレベルとなり、NANDゲート46の出力がHレベルとなり、その結果、トランジスタ48,49は共に非導通状態となり、入出力端子DQに対して高インピーダンス状態となる。この時に、図示しないデータ入力回路側にデータが取り込まれる。高インピーダンス制御信号HzがLレベルの時は、NORゲート47及びNANDゲート46の出力は、読み出しデータDAのレベル次第で、HまたはLレベルとなり、いずれか一方のトランジスタ48,49が導通して、入出力端子DQを駆動する。
コマンドデコーダ52には、外部からコマンド用の制御信号/CAS,/RAS,/WE,/CSが供給され、デコードされて、対応する図示しないモード制御信号が出力され、内部の対応する回路にその動作制御の為に供給される。
SDRAMの一つの特徴は、クロックCLKに同期して、外部からの信号を取り込み、内部の回路が動作し、外部にデータを出力することにある。従って、外部から供給されたクロックCLKは、図示される通り、クロック入力バッファ54で入力され、増幅されて内部クロックI−CLKとして、それぞれの対応する回路に供給される。即ち、データ出力回路40に対しては、第1のクロック供給回路56を介して制御クロックCLK1が供給される。この制御クロックCLK1に応答して、データ出力回路40のゲート42,44が開き、読み出しデータDA及び高インピーダンス制御信号Hzが供給され、データ出力回路40が動作する。
メモリセルアレイからデータを取り出すデータ読み出し内部回路30には、第2のクロック供給回路58(インバータよりなる)を介して制御クロックCLK2が供給される。データ読み出し内部回路30は、パイプライン構成をなし、制御クロックCLK2に応答して、パイプラインゲート20が開かれ、内部の動作がクロックに同期する。更に、アドレス信号を入力するアドレスバッファ14には、第3のクロック供給回路60,62を介して制御クロックCLK3が供給される。そして、アドレスバッファ14では、この制御クロックCLK3の立ち上がりエッジのタイミングで、外部からのアドレス信号Addが入力される。
以上の通り、外部から供給されたクロックCLKは、非パワーダウン状態の時、内部に取り込まれ、分岐され、それぞれのクロック供給回路を通じて、データ出力回路40,データ読み出し内部回路30及びアドレスバッファ14にそれぞれ供給される。それぞれの回路40,30,14は、その供給された制御クロックCLK1,CLK2,CLK3に応答して、それぞれの動作を行う。また、パワーダウン状態の時は、パワーダウンモード信号PDにより、外部からのクロックCLKの内部への取り込みは、禁止される。従って、内部回路にはクロックは供給されない。
図2は、SDRAMのチップ全体を示す図である。図2には、チップ1内の入出力端子群DQ0〜DQ7、それに対応するデータ出力回路40、クロック入力端子CLK、クロック供給回路56が示される。図2に示される通り、複数のデータ入出力端子DQが、チップ内の広い範囲にわたり配置され、それぞれの入出力端子に隣接してデータ出力回路40が配置される。従って、それらのデータ出力回路40にクロックCLKを供給するためには、クロック供給回路56が、距離が長く負荷の重いクロック供給配線70を駆動する必要がある。このクロック供給配線70は、配線長が長く、容量負荷が大きいので、その駆動には多くの電流消費を必要とする。
従って、図1に示される通り、データ出力回路40へのクロックの供給を、アクティブコマンドが供給されたアクティブ状態からプリチャージコマンドが供給されてプリチャージ状態になるまでの期間の内、データ出力回路40の読み出しデータの出力が必要な期間のみ、制御クロックCLK1をデータ出力回路40に供給する。そのために、クロック供給回路56には、NANDゲート63が設けられ、その一方の入力にクロックI−CLKが供給され、その他方の入力に、クロック供給制御信号Readz,Redczから生成されるインバータ64の出力信号が供給される。従って、これらのクロック供給制御信号Readz,Redczのいずれか一方がHレベルの間、NANDゲート63が開かれ、クロックI−CLKが制御クロックCLK1としてデータ出力回路40に供給される。
このクロック供給制御信号Readz,Redczは、例えば、アクティブ状態の後のリード状態において、クロック供給を許可するHレベルになる。アクティブ状態やライト状態においては、クロック供給制御信号Readz,Redczは、クロック供給を禁止するLレベルになる。
更に別の例では、実はこの例のほうが好ましいが、クロック供給制御信号Readz,Redczは、リードコマンドを受信後のリード状態の期間内であって、リードコマンドを受信してから、設定されたキャスレイテンシ分のクロック周期後からクロック供給許可状態(Hレベル)となり、バーストレングス分の読み出しデータの出力が完了してから、クロック供給禁止状態(Lレベル)になる。これらのキャスレイテンシやバーストレングスは、予め上位のメモリコントローラにより設定される。従って、この設定値に応じて、データ出力回路40へのクロックの供給の開始タイミングと終了タイミングが最適化される様に、制御される。
図3は、クロック供給制御信号Readz,Redczを生成する回路構成を示す図である。この例では、上記の別の好ましい例を実現する。クロック供給制御信号Readz,Redczは、クロック供給制御信号発生回路72により生成される。メモリデバイスには、上位のメモリコントローラから制御信号/CAS,/RAS,/WE,/CSが供給される。これらの制御信号は、入力バッファ74で、制御クロックCLK3に同期して内部に取り込まれる。これらの制御信号は、コマンドデコーダ52内でデコードされる。即ち、制御信号の組み合わせが、図示しないNANDゲート等からなるデコード回路でデコードされ、それぞれの制御信号を出力する。図3には、リードコマンド信号READとインタラプト信号INT、キャスレイテンシ信号CL、バーストレングス信号BLが示される。これらデコードの結果生成される制御信号に従って、内部の各回路が制御される。
モードレジスタ設定回路76は、コマンドデコーダ52から供給されるキャスレイテンシ信号CL、バーストレングス信号BLに応答して、データ入力端子DATAから供給されるキャスレイテンシの値CLとバーストレングスの値BLとを、モードレジスタ78内の対応するレジスタCL、BLにそれぞれセットする。このモードレジスタ78への設定は、通常、メモリデバイスの電源起動時に上位のメモリデバイスからのデータに従って行われる。
キャスレイテンシとは、リードコマンドを受領してから最初の読み出しデータが入出力端子DQから出力されるまでのクロック数である。また、バーストレングスとは、バーストモードにおける連続する出力データの数である。これらの変数は、メモリデバイスの起動時にモードレジスタ78に設定される。
コマンドデコーダ52は、制御信号の組み合わせからリードコマンドを受領したことを検出し、リードコマンド信号READを出力する。このリードコマンド信号READは、クロック供給制御信号発生回路72に供給され、クロック供給制御信号の生成を促す。また、コマンドデコーダ52は、制御信号の組み合わせからライトコマンドを受領したことを検出し、図示しないライトコマンド信号と共に、インタラプト信号INTを出力する。このインタラプト信号INTは、図示しない内部回路と共に、クロック供給制御信号発生回路72にも供給され、クロック供給制御信号の停止を促す。
クロック供給制御信号発生回路72は、リードコマンド信号READをラッチしそれに応答して、キャスレイテンシCLとバーストレングスBLに応じた期間の間、クロック供給制御信号を発生し、クロック供給回路56にクロックI−CLKの供給を許可する。それ以外の期間は、クロック供給回路56からのクロックI−CLKの供給は、禁止される。
図4は、クロック供給の動作を示すタイミングチャート図である。図4は、キャスレイテンシCL=2,バーストレングスBL=4に設定された場合のタイミングチャート図である。メモリデバイスの内部には、非パワーダウンモードの期間において、外部からのクロックCLKが内部クロックI−CLKとして取り込まれる。そして、非パワーダウンモードの期間において、その内部クロックI−CLKは、それぞれ制御クロックCLK2,CLK3として、データ読み出し内部回路30やアドレスバッファ14等に継続的に供給される。
図4の例では、時刻t0において、アクティブコマンドACTIVEが供給された後に、時刻t1において、リードコマンドREADが供給される。アクティブコマンドACTIVEに応答して、ローアドレスが取り込まれ、ローデコーダ12によりワード線WLが選択され、駆動される。そして、ビット線対BL,/BLに発生した微小電圧が、センスアンプSAにより検出され増幅される。
次に、時刻t1において、リードコマンドREADが供給されと、それに応答して、コラムアドレスがアドレスバッファ14で取り込まれ、コラムデコーダ16によりコラムが選択され、選ばれたコラムのセンスアンプSAの出力がデータバス線対DB,/DBに接続される。そして、CAS系の回路であるデータ読み出し内部回路30内のパイプラインゲートが、制御クロックCLK2に応答して開き、データの読み出し動作が行われる。そして、リードコマンドREADが供給されてから設定されたキャスレイテンシCL=2のクロック数後のタイミングから、データ出力回路40が読み出しデータDA0を出力する。その後、バーストレングスBL=4の数のデータDA0〜DA3が、クロックCLKの立ち上がりエッジに同期して、出力される。
従って、データ出力回路40には、少なくとも読み出しデータDA0〜DA3を出力する時刻t3からt6までの期間、制御クロックCLK1が供給される必要がある。そこで、クロック供給制御信号発生回路72は、リードコマンド信号READに応答して、モードレジスタ78に設定されているキャスレイテンシCL=2を参照して、時刻t1から2クロック後の時刻t3より一つ前のクロックI−CLKの立ち上がりエッジ(時刻t2)に応答して、第1のクロック供給制御信号ReadzをHレベルにする。また、時刻t2の立ち上がりエッジからクロックの1周期の期間だけ第2のクロック供給制御RedczをHレベルにする。
これらのクロック供給制御信号のHレベルは、クロック供給回路56に供給され、NORゲート65、インバータ64を介して、NANDゲート63を開き、クロックI−CLKの供給が許可される。その結果、データ出力回路40への制御クロックCLK1は、時刻t3から供給が開始される。図3には、クロック供給回路56の詳細な構成が示される。即ち、クロックI−CLKのLレベルで開くゲート66と、NORゲート65の出力をラッチするラッチ回路67とが設けられる。従って、図4の例では、時刻t2のクロックの立ち上がりエッジに応答して生成される第2のクロック供給制御信号RedczのHレベルが、次のクロックの立ち下がりエッジでラッチ回路67にラッチされ、その反転信号により、NADゲート63が開く。従って、確実に時刻t3の立ち上がりエッジからクロックI−CLKの供給が始まる。
第2のクロック供給制御信号RedczがLレベルに下がった後は、第1のクロック供給制御信号ReadzがHレベルになっているので、同様にして、NANDゲート63が開いた状態を維持し、その後の制御クロックCLK1の供給を継続する。内部回路の構成上、時刻t2後において、第1のクロック供給制御信号ReadzのHレベルへの変化が遅れる場合でも、図4に示す通り、それより先にクロック1周期分だけ制御信号RedczsがHレベルになるので、確実に時刻t3からクロックCLK1の供給が開始される。
次に、バーストレングスBL=4と等しい数の読み出しデータDA0〜DA3が出力されると、もはやデータ出力回路40に制御クロックCLK1を供給する必要がなくなる。従って、クロック供給制御信号発生回路72は、時刻t3からバーストレングスBL=4分のクロック後の時刻t6の立ち上がりエッジに応答して、第1のクロック供給制御信号ReadzをLレベルに切り換える。その結果、時刻t7後以降のクロックCLK1の供給は禁止される。
以上の通り、クロック供給制御信号発生回路72は、設定されたキャスレイテンシCLとバーストレングスBLを参照して、読み出しデータDA0〜DA3が出力される期間のみ、制御クロックCLK1をデータ出力回路40に供給する様に、クロック供給制御信号を生成する。それ以外の期間は、制御クロックCLK1の供給を禁止する様に、クロック供給制御信号を生成する。従って、制御クロックCLK1の駆動回数が最小限に限定され、駆動に伴い大電流消費が最小限に抑えられる。
図5は、クロック供給の動作を示す別のタイミングチャート図である。図5の例は、キャスレイテンシCLがCL=3に、バーストレングスBLがBL=6に設定される場合の動作タイミングチャート図である。図4の場合と同様に、非パワーダウン状態において、内部クロックI−CLKが内部に取り込まれ、リード状態にかかわらず、制御クロックCLK2,CLK3がデータ読み出し内部回路30やアドレスバッファ14に継続的に供給される。
そして、図5の例では、キャスレイテンシCL=3であるので、図4よりも1クロック分遅い時刻t3のクロックの立ち上がりエッジに応答して、第2のクロック供給制御信号RedczがHレベルになり、更に遅れて第1のクロック供給制御信号ReadzがHレベルになる。そして、第1のクロック供給制御信号ReadzのHレベル状態は、バーストレングスBL=6に応じた時刻t9の立ち上がりエッジに応答して、終了する。従って、データ出力回路40への制御クロックCLK1の供給は、時刻t4の立ち上がりエッジから開始され、時刻t9の立ち上がりエッジ後に終了する。その間に、バーストレングスBL=6に対応する個数の読み出しデータDA0〜DA5が、データ出力回路40から入出力端子DQに出力される。
図5には、バースト読み出し中の時刻t7のクロックの立ち上がりエッジで、ライトコマンドWRITEが供給された場合の第1のクロック供給制御信号Readzの波形が、破線で示される。即ち、時刻t7のクロックの立ち上がりエッジでライトコマンドWRITEが供給されると、コマンドデコーダ52は、図示しないライトコマンド信号を生成するとともに、インタラプト信号INTを生成する。ライトコマンドの生成は、それ以降リード動作をキャンセルして、ライト動作を行うことを意味する。従って、ライトコマンドの受領後は、データ出力回路40への制御クロックCLK1の供給は不要になる。従って、このインタラプト信号INTに応答して、クロック供給制御信号発生回路72は、第1のクロック供給制御信号ReadzをLレベルに制御する。その結果、時刻t8以降の制御クロックCLK1の供給は、停止される。
図3に示したクロック供給制御信号発生回路72は、リードコマンド信号READをラッチし、それに応答してクロック供給制御信号をHレベルにすることで、リード状態の期間だけ、制御クロックCLK1をデータ出力回路40に供給することができる。リードコマンド信号READのラッチ状態は、例えば他のコマンド信号により解除するようにすることで、制御クロックCLK1の供給を停止することができる。
また、上記の実施の形態例に示した通り、クロック供給制御信号発生回路72が、キャスレイテンシCLやバーストレングスBLを参照して、リード状態の実際にデータ出力回路40から読み出しデータDAが出力される期間だけ制御クロックCLK1を供給するようにすることで、より消費電流の節約を図ることができる。
以上説明した通り、本発明によれば、クロック同期型のメモリデバイスにおいて、データ出力回路への制御クロックの供給期間を、リード状態の時に限定することで、制御クロックの供給に伴う駆動電流の消費を少なくすることができる。
更に、本発明によれば、クロック同期型のメモリデバイスにおいて、データ出力回路への制御クロックの供給期間を、リード状態において、予め設定されているキャスレイテンシとバーストレングスに応じて、更に限定的な期間についてのみ制御クロックの供給を制限することにより、更に供給クロックの供給に伴う駆動電流の消費を少なくすることできる。
本発明SDRAMのチップ全体を示す図である。 SDRAMのチップ全体を示す図である。 クロック供給制御信号を生成する回路構成を示す図である。 クロック供給の動作を示すタイミングチャート図である。 クロック供給の動作を示す別のタイミングチャート図である。
符号の説明
MCA メモリセルアレイ
CLK 供給クロック
I−CLK 内部クロック
CLK1,2、3 クロック
DQ 入出力端子
14 入力バッファ、アドレスバッファ
30 データ読み出し内部回路
40 データ出力回路
52 コマンドデコーダ
56 クロック供給回路
72 クロック供給制御信号生成回路
78 モードレジスタ

Claims (10)

  1. 供給されるクロックに同期して内部の回路が動作するメモリデバイスにおいて、
    データを記憶するメモリセル領域と、
    前記クロックに同期して供給される信号を入力する入力バッファと、
    前記クロックに同期して前記メモリセル領域内のデータを読み出す読み出し内部回路と、
    前記クロックに同期して前記読み出し内部回路からの読み出しデータを出力するデータ出力回路と、
    前記供給されたクロックを前記データ出力回路に供給するクロック供給回路とを有し、
    前記クロック供給回路は、前記データ出力回路から前記読み出しデータが出力されるリード状態の時に、前記クロックを前記データ出力回路に供給し、前記リード状態以外の時に、当該クロックを前記データ出力回路に供給しないことを特徴とするメモリデバイス。
  2. 請求項1において、
    前記クロック供給回路は、前記リード状態にかかわらず、前記クロックを前記入力バッファに供給することを特徴とするメモリデバイス。
  3. 請求項1において、
    前記クロック供給回路は、前記リード状態にかかわらず、前記クロックを前記入力バッファ及び前記読み出し内部回路に供給することを特徴とするメモリデバイス。
  4. 請求項1において、
    更に、リードコマンド受信後の前記リード状態において、前記リードコマンドを受領してから、設定されたキャスレイテンシに対応するクロック数後に、前記クロックの供給を有効化するクロック供給制御信号を生成するクロック供給制御信号生成回路を有し、
    前記クロック供給回路は、前記クロック供給制御信号に応答して、前記クロックを前記データ出力回路に供給することを特徴とするメモリデバイス。
  5. 請求項1において、
    更に、リードコマンド受信後の前記リード状態において、前記データ出力回路からの読み出しデータの出力が開始した後、設定されたバーストレングスに対応するクロック数後に、前記クロックの供給を無効化する前記クロック供給制御信号を生成するクロック供給制御信号生成回路を有し、
    前記クロック供給回路は、前記クロック供給制御信号に応答して、前記クロックの前記データ出力回路への供給を停止することを特徴とするメモリデバイス。
  6. 請求項4において、
    前記クロック供給制御信号生成回路は、前記リードコマンドを受領してから、設定されたキャスレイテンシに対応するクロック数後よりも前の所定期間において、前記クロックの供給を有効化する第2のクロック供給制御信号を生成し、
    前記クロック供給回路は、前記第2のクロック供給制御信号にも応答して、前記クロックを前記データ出力回路に供給することを特徴とするメモリデバイス。
  7. 請求項1において、
    前記クロック供給回路は、リードコマンド受信後の前記リード状態において、前記リードコマンドを受領してから、設定されたキャスレイテンシに対応するクロック数後から、前記データ出力回路からの読み出しデータの出力が開始した後、設定されたバーストレングスに対応するクロック数後までの期間、前記クロックを前記データ出力回路に供給することを特徴とするメモリデバイス。
  8. 請求項7において、
    前記クロック供給回路は、前記リード状態にかかわらず、前記クロックを前記入力バッファに供給することを特徴とするメモリデバイス。
  9. 請求項7において、
    前記クロック供給回路は、前記リード状態にかかわらず、前記クロックを前記入力バッファ及び前記読み出し内部回路に供給することを特徴とするメモリデバイス。
  10. 請求項7において、
    前記クロック供給回路は、リードコマンド受信後の前記リード状態において、前記リードコマンドを受領してから、設定されたキャスレイテンシに対応するクロック数後よりも前の所定期間においても、前記クロックを前記データ出力回路に供給することを特徴とするメモリデバイス。
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