JP2007149133A - 人材管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】人材管理サーバ10は、データベース11を有し、データベース11には、人材情報が構築される。データベース11には、人材として登録される者を単位として、各登録者に関する種々の情報(人材情報)が構築される。より具体的には、データベース11に、人材派遣業者への就職の内定期間にある者に関する情報である内定者情報と、前記人材派遣業者の被雇用者であって派遣社員として登録されている者に関する情報である派遣社員情報とを記憶すると共に、過去に前記派遣社員であった者に関する情報である退職後情報をも記憶する。
【選択図】 図1
Description
このため、本発明者等は、人材派遣業者に派遣社員として雇用されていた者については、将来的に紹介可能な人材として、また再度の派遣可能な人材として積極的に育成し、管理すべきであるという一つの結論に達したのであるが、現状のシステムでは、それを行うものが見当たらなかった。
そして、上記請求項1に係る発明である人材管理システム又は変形例1において、前記人材管理サーバは、前記派遣社員に対し、情報通信回線を介して業務に関する教育訓練を実施し、その教育訓練の結果を前記派遣社員情報の一部として記憶するようにしてもいい(変形例2)。
なお、この変形例3において、過去に前記派遣社員であった者から情報通信回線を介して送信された情報とは、例えば、なんらかの質問や疑問等が考えられ、より具体的には、技術的な質問、自己研鑽を進める上での質問、業界の賃金水準についての質問等がある。
この変形例4において、人材管理サーバが送信する情報は、単なる情報でもよいし、或いは、回答を求めるような質問形式の情報であってもよい。
なお、この変形例5において、過去に前記派遣社員であった者が必要とする最新の情報とは、例えば、最新の仕事に関する情報、OB名簿、最近のトピックス等である。
つまり、内定期間にある者については、その連絡先(例えば、電子メールアドレス)や、派遣社員になった後に担当するであろう業務に関連する能力の評価等が、内定者情報として記憶され、人材派遣業者の被雇用者であって派遣社員として登録されている者については、その連絡先や、派遣先企業において担当している業務や、派遣先企業における業務・能力に関する評価等が、派遣社員情報として記憶され、さらに、過去に前記派遣社員であった者については、その後の連絡先や、退職後の職歴、退職後に習得した技術等が、退職後情報として記憶されている。
このため、人材派遣業者の被雇用者でなくなった後にある企業の正社員となった者が、さらに次の転職を考える可能性が高い頃合い(例えば、過去の実績を分析すると、IT技術者の場合、就職後4〜5年経過時点が次の転職の頃合いと考えることができる。)になったときに、その者がそのとき有している業務に関する能力を踏まえつつ、適切に転職の情報を渡すことができるのである。
変形例3に係る発明にあっては、インターネット等の情報通信回線を介して、過去に派遣社員であった者から送信されてきた情報に基づいて退職後情報を更新又は記録するようになっているから、情報の更新や記録に要する手間がさほど複雑にならないで済む。
図1は本発明の一実施の形態における人材管理システム1の全体構成を示す図であって、この人材管理システム1は、IT技術に関する人材を管理するシステムであり、人材管理サーバ10と、情報通信回線としてのインターネット等の通信ネットワーク20と、多数の端末装置30、…、30とによって構成されている。端末装置30、…、30は、電子メール機能を備えたものであればよく、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話等が該当する。そして、人材管理サーバ10と端末装置30、…、30のそれぞれとは、通信ネットワーク20を利用した公知の電子メールシステムによって情報のやり取りが可能となっている。
そして、人材管理サーバ10は、データベース11を有していて、データベース11には、人材情報が構築されるようになっている。
また、その登録者が、この人材派遣業者の被雇用者であって派遣社員として登録されている者である場合には、さらに、人材情報(派遣社員情報)として、少なくとも、派遣先企業における勤務成績に関する情報、派遣社員として受講した研修(教育訓練)レベルに関する情報、その時点での技術レベルに関する情報も、記憶されるようになっている。
そして、人材管理サーバ10が実行する情報記憶処理は、人材の段階毎に異なっている。
そこで、本実施の形態では、派遣社員であった者については、無償で、業務遂行上の質問や自己研修の進め方について電子メール等を介して相談に乗るサービスを行うようになっている。かかるサービスを提供すれば、派遣社員であった者は、相談に関する電子メール等を気軽に送信することができるから、人材管理サーバ10にとっては、派遣社員であった者に関して有益な情報を比較的効率よく得ることができる。
即ち、図2の処理は、所定のタイミング(例えば、一月に一回程度の頻度、或いは、三月に一回程度の頻度)で実行される処理であって、先ず、ステップ201において、人材管理サーバ10側から、上記派遣社員であった者に対して、種々の質問事項を送信する。質問事項は、各人毎に異ならせても良いし、共通であっても良い。そして、ステップ202で質問に対する回答を受信したら、ステップ203に移行し、受信している回答に基づいて、現在の職業に関する情報、過去の職歴に関する情報、今後の進路についての本人の希望に関する情報、今後考えているキャリアアップ計画に関する情報、技術レベルに関する情報、等を記憶する。ステップ201で送信した質問事項がIT技術に関する質問であり、その質問に対する回答をステップ202で得ている場合には、その回答の内容に基づいてその者のIT技術に関する技術レベルを判断し、それを記憶するようにすればよい。
このため、4〜5年の間隔で転職する可能性が比較的高いIT技術者について退職後の状況を略正確に知ることができるから、転職する可能性の高い時期にあるIT技術者を、その能力等と共にデータベース11から検索することができるから、IT技術者を求める企業からIT技術者紹介の要求があった場合に、有益なIT技術者に関する情報を提供することができるし、IT技術者に対しては適切に転職の情報を提供することができる。よって、データベース11を管理する人材派遣業者は、人材紹介業としても有利な立場で営業を行うことができる。
さらに、本実施の形態にあっては、過去に派遣社員であった者に対して通信ネットワーク20を介して質問を送信し、その質問に対して通信ネットワーク20を介して返信されてきた回答に基づいて、その派遣社員であった者に関する情報を更新するようにしているから、有益な情報を比較的簡易な方法でしかも高い確率で収集することができる。
なお、本実施の形態では、特にIT技術者を対象とした人材管理システム1としているが、本発明が対象とする人材はIT技術者に限定されるものではなく、それ以外の技術分野等の人材であってもよい。しかし、上述したように、IT技術者は、4〜5年間隔で転職する可能性が比較的高い人材であるため、本発明に係る人材管理システム1の適用対象として最適である。
10 人材管理サーバ
11 データベース
20 通信ネットワーク(情報通信回線)
30 端末装置
Claims (1)
- 人材管理サーバに、人材派遣業者への就職の内定期間にある者に関する情報である内定者情報と、前記人材派遣業者の被雇用者であって派遣社員として登録されている者に関する情報である派遣社員情報と、過去に前記派遣社員であった者に関する情報である退職後情報と、を記憶するとともに、
前記人材管理サーバは、前記派遣社員であった者については、前記被雇用者でなくなった後も、前記退職後情報を更新することにより、その状況を把握できるようになっていることを特徴とする人材管理システム。
Priority Applications (1)
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JP2007061678A JP2007149133A (ja) | 2007-03-12 | 2007-03-12 | 人材管理システム |
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JP2007061678A JP2007149133A (ja) | 2007-03-12 | 2007-03-12 | 人材管理システム |
Related Parent Applications (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2007061678A Pending JP2007149133A (ja) | 2007-03-12 | 2007-03-12 | 人材管理システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018514883A (ja) * | 2015-05-15 | 2018-06-07 | ヒョン キム ヨン | フリーランス労働者の予想所得情報提供方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0369822A (ja) * | 1989-08-07 | 1991-03-26 | Komatsu Ltd | 無給油摺動装置 |
JPH09258645A (ja) * | 1996-03-19 | 1997-10-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 通信教育システム |
JP2000268100A (ja) * | 1999-03-18 | 2000-09-29 | Ntt Communicationware Corp | 人材派遣業務管理システムおよびその記録媒体 |
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2007
- 2007-03-12 JP JP2007061678A patent/JP2007149133A/ja active Pending
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