JP2002133048A - 人材管理システム及び人材管理サーバ - Google Patents

人材管理システム及び人材管理サーバ

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JP2002133048A
JP2002133048A JP2000324925A JP2000324925A JP2002133048A JP 2002133048 A JP2002133048 A JP 2002133048A JP 2000324925 A JP2000324925 A JP 2000324925A JP 2000324925 A JP2000324925 A JP 2000324925A JP 2002133048 A JP2002133048 A JP 2002133048A
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JP2000324925A
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English (en)
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Masaaki Misaki
雅明 三崎
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Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人材派遣業者に派遣社員として雇用される予定
の者や雇用されていた者について、雇用契約が切れた後
もその状況を把握できる構成とすることにより、優秀な
人材の最新情報を把握できるようにしたい。 【解決手段】人材管理サーバ10は、データベース11
を有し、データベース11には、人材情報が構築され
る。データベース11には、人材として登録される者を
単位として、各登録者に関する種々の情報(人材情報)
が構築される。より具体的には、データベース11に、
人材派遣業者への就職の内定期間にある者に関する情報
である内定者情報と、前記人材派遣業者の被雇用者であ
って派遣社員として登録されている者に関する情報であ
る派遣社員情報とを記憶すると共に、過去に前記派遣社
員であった者に関する情報である退職後情報をも記憶す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人材管理システ
ム及び人材管理サーバに関し、特に、人材派遣業者に派
遣社員として雇用される予定の者や雇用されていた者に
ついて、雇用契約が切れた後もその状況を把握できる構
成とすることにより、優秀な人材の最新情報を把握でき
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、人材派遣業者が自己の雇用する被
雇用者を企業に派遣し、派遣された被雇用者はその派遣
先企業の業務を行う労働形態が注目されている。そし
て、人材派遣業者は、派遣社員として雇用する予定の被
雇用者に対し、業務に関する教育訓練を実施している。
また、派遣期間中も講座等を用意して希望者に教育を実
施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現状の人材派遣業にお
いては、雇用契約が締結される前に、また雇用契約が続
いている間については、派遣社員として雇用する者に対
して業務に関する教育訓練を行い、そして、各人の能力
を評価し記録をつけるようにはなっているものの、雇用
契約が切れた後は、その派遣社員であった者は他の企業
の被雇用者になっている或いは独立しているという理由
から、積極的な情報更新管理を行うようにはなっていな
い。
【0004】しかしながら、本発明者等の考察によれ
ば、派遣社員としての経験を有する者の多くは、特定の
企業の被雇用者となってその企業の業務を行うようにな
ったとしても、数年後に再び転職する確率が比較的高い
ということが判った。特に、情報技術者(IT技術者)
にはそのような傾向が顕著である。このため、本発明者
等は、人材派遣業者に派遣社員として雇用されていた者
については、将来的に紹介可能な人材として、また再度
の派遣可能な人材として積極的に育成し、管理すべきで
あるという一つの結論に達したのであるが、現状のシス
テムでは、それを行うものが見当たらなかった。
【0005】本発明は、このような観点からなされたも
のであって、人材派遣業者に派遣社員として雇用される
予定の者について雇用する前の教育訓練の実施状況、雇
用され派遣期間中も業務の内容、更に教育訓練の実施状
況、雇用契約が切れた後についてもその状況を積極的に
把握できる人材管理システム及び人材管理サーバを提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明である人材管理システムは、人
材管理サーバに、人材派遣業者への就職の内定期間にあ
る者に関する情報である内定者情報と、前記人材派遣業
者の被雇用者であって派遣社員として登録されている者
に関する情報である派遣社員情報と、過去に前記派遣社
員であった者に関する情報である退職後情報と、を記憶
するとともに、前記人材管理サーバは、前記派遣社員で
あった者については、前記被雇用者でなくなった後も、
前記退職後情報を更新することにより、その状況を把握
できるようにした。
【0007】この請求項1に係る発明にあっては、例え
ば、人材管理サーバに、内定者情報を記憶する内定者情
報記憶領域と、派遣社員情報を記憶する派遣社員情報記
憶領域と、退職後情報を記憶する退職後情報記憶領域
と、を設定しておき、派遣社員であった者については、
前記被雇用者でなくなった後も、前記退職後情報記憶領
域に保存されている情報を更新することにより、その状
況を把握できるようにすることができる。
【0008】その他、請求項1に係る発明にあっては、
例えば、人材管理サーバに、各人毎に記憶領域を確保
し、その各人毎の記憶領域に、その人が、現在、内定者
であるのか、派遣社員としての被雇用者であるのか、或
いは、既に退職しているのかを区別するための情報を記
憶することにより、その記憶領域に記憶されている最新
の情報が、内定者情報なのか、派遣社員情報なのか、或
いは、退職後情報なのかを区別可能として、派遣社員で
あった者については、前記被雇用者でなくなった後も、
前記退職後情報記憶領域に保存されている情報を更新す
ることにより、その状況を把握できるようにすることも
できる。
【0009】また、請求項2に係る発明は、上記請求項
1に係る発明である人材管理システムにおいて、前記人
材管理サーバは、前記内定期間にある者に対し、情報通
信回線を介して業務に関する教育訓練を実施し、その教
育訓練の結果を前記内定者情報の一部として記憶するよ
うにした。そして、請求項3に係る発明は、上記請求項
1又は2に係る発明である人材管理システムにおいて、
前記人材管理サーバは、前記派遣社員に対し、情報通信
回線を介して業務に関する教育訓練を実施し、その教育
訓練の結果を前記派遣社員情報の一部として記憶するよ
うにした。
【0010】また、請求項4に係る発明は、上記請求項
1〜3に係る発明である人材管理システムにおいて、前
記人材管理サーバは、過去に前記派遣社員であった者か
ら情報通信回線を介して送信された情報に基づいて、前
記退職後情報を更新又は記録するようにした。なお、こ
の請求項4に係る発明において、過去に前記派遣社員で
あった者から情報通信回線を介して送信された情報と
は、例えば、なんらかの質問や疑問等が考えられ、より
具体的には、技術的な質問、自己研鑽を進める上での質
問、業界の賃金水準についての質問等がある。
【0011】さらに、請求項5に係る発明は、上記請求
項1〜3に係る発明である人材管理システムにおいて、
前記人材管理サーバは、過去に前記派遣社員であった者
に対し、情報通信回線を介して、情報を送信し、その情
報に対して返信されてきた情報に基づいて、前記退職後
情報を更新又は記録するようにした。この請求項5にお
いて、人材管理サーバが送信する情報は、単なる情報で
もよいし、或いは、回答を求めるような質問形式の情報
であってもよい。
【0012】そして、請求項6に係る発明は、上記請求
項5に係る発明である人材管理システムにおいて、前記
人材管理サーバは、前記情報を受信した後に、情報通信
回線を介して、前記過去に前記派遣社員であった者に対
して、その者が必要とする最新の情報を送信するように
した。なお、この請求項6に係る発明において、過去に
前記派遣社員であった者が必要とする最新の情報とは、
例えば、最新の仕事に関する情報、OB名簿、最近のト
ピックス等である。
【0013】上記目的を達成するために、請求項7に係
る発明は、人材管理システムに用いられる人材管理サー
バであって、人材派遣業者への就職の内定期間にある者
に関する情報である内定者情報と、前記人材派遣業者の
被雇用者であって派遣社員として登録されている者に関
する情報である派遣社員情報と、過去に前記派遣社員で
あった者に関する情報である退職後情報と、が記憶され
ており、前記派遣社員であった者については、前記被雇
用者でなくなった後も、前記退職後情報を更新すること
により、その状況を把握できるようにした。
【0014】この請求項7に係る発明にあっては、例え
ば、人材管理サーバは、内定者情報を記憶する内定者情
報記憶領域と、派遣社員情報を記憶する派遣社員情報記
憶領域と、退職後情報を記憶する退職後情報記憶領域
と、が設定され、派遣社員であった者については、前記
被雇用者でなくなった後も、前記退職後情報記憶領域に
保存されている情報を更新することにより、その状況を
把握できるようにすることができる。
【0015】その他、請求項7に係る発明にあっては、
例えば、人材管理サーバは、各人毎に記憶領域が確保さ
れる構造とし、その各人毎の記憶領域に、その人が、現
在、内定者であるのか、派遣社員としての被雇用者であ
るのか、或いは、既に退職しているのかを区別するため
のフラグ等の情報を記憶することにより、その記憶領域
に記憶されている最新の情報が、内定者情報なのか、派
遣社員情報なのか、或いは、退職後情報なのかを区別可
能として、派遣社員であった者については、前記被雇用
者でなくなった後も、前記退職後情報記憶領域に保存さ
れている情報を更新することにより、その状況を把握で
きるようにすることもできる。
【0016】ここで、請求項1及び7に係る発明にあっ
ては、人材管理サーバに、内定者情報及び派遣社員情報
を記憶すると共に、さらに、退職後情報が記憶されてい
るから、内定者→被雇用者(派遣社員)→退職者(雇用
契約切れ)という一連に渡って人材を管理することがで
きる。つまり、内定期間にある者については、その連絡
先(例えば、電子メールアドレス)や、派遣社員になっ
た後に担当するであろう業務に関連する能力の評価等
が、内定者情報として記憶され、人材派遣業者の被雇用
者であって派遣社員として登録されている者について
は、その連絡先や、派遣先企業において担当している業
務や、派遣先企業における業務・能力に関する評価等
が、派遣社員情報として記憶され、さらに、過去に前記
派遣社員であった者については、その後の連絡先や、退
職後の職歴、退職後に習得した技術等が、退職後情報と
して記憶されている。
【0017】そして、退職後情報として記憶されている
情報を適宜更新することにより、過去に前記派遣社員で
あった者についても、その状況を把握することができる
ようにしている。このため、人材派遣業者の被雇用者で
なくなった後にある企業の正社員となった者が、さらに
次の転職を考える可能性が高い頃合い(例えば、過去の
実績を分析すると、IT技術者の場合、就職後4〜5年
経過時点が次の転職の頃合いと考えることができる。)
になったときに、その者がそのとき有している業務に関
する能力を踏まえつつ、適切に転職の情報を渡すことが
できるのである。
【0018】請求項2に係る発明にあっては、人材管理
サーバによって、内定期間にある者に対し、インターネ
ット等の情報通信回線を介して業務に関する教育訓練が
実施されると、その結果が人材管理サーバに内定者情報
の一部として記憶される。このため、内定期間にあって
も、その者の業務に関する能力を向上させることができ
るし、教育訓練の内容とその結果とを関連付けて記憶す
ることにより、各人毎に教育訓練に対する吸収能力も把
握することができるから、例えば派遣社員となった後に
新たな教育を行う際に、吸収能力毎に異なった教育訓練
を企画する場合の参考情報とすることができる。
【0019】請求項3に係る発明にあっては、人材管理
サーバによって、派遣社員として実際に他企業等に派遣
されている者に対し、インターネット等の情報通信回線
を介して業務に関する教育訓練が実施されると、その結
果が人材管理サーバに派遣社員情報の一部として記憶さ
れる。このため、実際に派遣されている期間も、その者
の業務に関する能力を向上させることができるし、教育
訓練の内容とその結果とを関連付けて記憶することによ
り、各人毎に、より高度な教育訓練に対する吸収能力も
把握することができるから、例えばさらに高度な教育を
行う際の参考情報とすることができる。
【0020】請求項4に係る発明にあっては、インター
ネット等の情報通信回線を介して、過去に派遣社員であ
った者から送信されてきた情報に基づいて退職後情報を
更新又は記録するようになっているから、情報の更新や
記録に要する手間がさほど複雑にならないで済む。ま
た、請求項5に係る発明にあっては、人材管理サーバ側
から過去に派遣社員であった者に対し、情報(例えば、
業務を行う上で必要な技術的な情報)や、質問(例え
ば、本人の仕事の状況に関する現状についての質問)を
送信し、それに対して返信されてきた情報に基づいて、
退職後情報を更新するため、既に他の企業の正社員とな
っている派遣社員であった者にとっては、自己が情報の
送信タイミング等を管理する必要がないし、人材管理サ
ーバにとっては、最新の状況を知ることができるし、返
信されてきた情報の内容から例えばその派遣社員であっ
た者の業務に関する知識や能力の現状レベルを判断し、
それを有益な退職後情報の一部として記憶するというこ
とが可能となる。
【0021】さらに、請求項6に係る発明にあっては、
人材管理サーバは、派遣社員であった者のうち人材管理
サーバからの情報について情報を返信してきた者に対し
て、本人が必要とする最新の情報(例えば、IT技術者
であれば、IT技術に関する最新の文献名等)を送信す
るようになっているから、そこには、派遣社員であった
者にとって人材管理サーバに対して情報を返信する動機
付けがある。
【0022】例えば、人材管理サーバが、派遣社員であ
った者に、現在困っている課題や今後自己研修したい分
野について質問を送信し、その質問に対して派遣社員で
あった者が回答を送信した場合には、人材管理サーバ
は、その困っている課題を解決する事例の紹介や、自己
研修する際に参考になる文献の紹介、並びに最新のIT
技術に関する動向・文献紹介を送信するから、派遣社員
であった者にとって利用価値のあるシステムとなってい
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態にお
ける人材管理システム1の全体構成を示す図であって、
この人材管理システム1は、IT技術に関する人材を管
理するシステムであり、人材管理サーバ10と、情報通
信回線としてのインターネット等の通信ネットワーク2
0と、多数の端末装置30、…、30とによって構成さ
れている。端末装置30、…、30は、電子メール機能
を備えたものであればよく、例えば、パーソナルコンピ
ュータや携帯電話等が該当する。そして、人材管理サー
バ10と端末装置30、…、30のそれぞれとは、通信
ネットワーク20を利用した公知の電子メールシステム
によって情報のやり取りが可能となっている。
【0024】ここで、この人材管理システム1は人材派
遣業者によって運営されるシステムであって、人材管理
サーバ10は、人材派遣業者の管理下にある。これに対
し、端末装置30、…、30は、この人材管理システム
1に人材として登録される人々が操作可能な端末装置で
ある。そして、人材管理サーバ10は、データベース1
1を有していて、データベース11には、人材情報が構
築されるようになっている。
【0025】即ち、データベース11には、人材として
登録される者を単位として、各登録者に関する種々の情
報(人材情報)が構築されるようになっていて、人材情
報としては、氏名、性別、生年月日、現在の連絡先(電
子メールアドレス、住所、電話番号等)等の基本情報の
他に、その登録者が、現時点において、この人材派遣業
者への就職の内定期間にある者であるか、この人材派遣
業者の被雇用者であって派遣社員として登録されている
者であるか、過去にこの人材派遣業者の被雇用者であっ
て派遣社員であった者であるか、を区別するための識別
情報も記憶されるようになっている。
【0026】さらに、その登録者が、この人材派遣業者
への就職の内定期間にある者である場合には、人材情報
(内定者情報)として、少なくとも、基礎能力に関する
情報、研修(教育訓練)経過に関する情報、その時点で
の技術レベル(IT技術の習得レベル)に関する情報が
記憶されるようになっている。また、その登録者が、こ
の人材派遣業者の被雇用者であって派遣社員として登録
されている者である場合には、さらに、人材情報(派遣
社員情報)として、少なくとも、派遣先企業における勤
務成績に関する情報、派遣社員として受講した研修(教
育訓練)レベルに関する情報、その時点での技術レベル
に関する情報も、記憶されるようになっている。
【0027】そして、その登録者が、過去にこの人材派
遣業者の被雇用者であって派遣社員であった者である場
合には、またさらに、人材情報(退職後情報)として、
現在の職業に関する情報、過去の職歴に関する情報、今
後の進路についての本人の希望に関する情報、今後考え
ているキャリアアップ計画に関する情報、その時点での
技術レベルに関する情報も、記憶されるようになってい
る。
【0028】人材管理サーバ10は、主な処理として、
内定期間にある者に対して業務に関する教育訓練を行う
内定者教育訓練処理と、人材派遣業者の被雇用者であっ
て派遣社員として登録されている者に対して業務に関す
る教育訓練を行う派遣社員教育訓練処理と、各段階にお
ける上記人材情報をデータベース11に記憶する情報記
憶処理と、を実行するようになっている。
【0029】内定者に対する教育訓練には、オンライン
で行われる教育訓練と、オフラインで行われる教育訓練
とがあり、人材管理サーバ10は、前者のオンラインで
行われる教育訓練に関する内定者教育訓練処理として、
通信ネットワーク20を介して、基本的なIT技術に関
する情報や問題の配信、回答の回収等を行うようになっ
ている。また、人材管理サーバ10は、後者のオフライ
ンで行われる教育訓練に関しては、通信ネットワーク2
0を介して、研修案内の配信等を行うようになってい
る。
【0030】同様に、既に派遣社員となっている者に対
する教育訓練にも、オンラインで行われる教育訓練と、
オフラインで行われる教育訓練とがあり、人材管理サー
バ10は、前者のオンラインで行われる教育訓練に関す
る派遣社員教育訓練処理として、通信ネットワーク20
を介して、最新のIT技術に関する情報や問題の配信、
回答の回収等を行うようになっている。また、人材管理
サーバ10は、後者のオフラインで行われる教育訓練に
関しては、研修案内の配信等を行うようになっている。
【0031】そして、人材管理サーバ10が実行する情
報記憶処理は、人材の段階毎に異なっている。先ず、内
定期間にある者については、正式には被雇用者にはなっ
ていないが、既に内定を出しているので、連絡先等に変
更が生じた場合にはそれを通知する義務を課しており、
連絡先等に変更があったという電子メールを人材管理サ
ーバ10が受け取った場合には、人材管理サーバ10
は、それに従って人材情報を更新するようになってい
る。また、内定期間にある者について上述のオンライン
での教育訓練を行った場合には、研修経過に関する情報
が構築されるとともに、その教育訓練において問題を配
信し回答が返信されてきた場合には、その回答の内容に
基づいて技術レベルが判断され、技術レベルに関する情
報が記憶されるようになっている。
【0032】これに対し、人材派遣業者の被雇用者であ
って派遣社員として登録されている者については、正式
な被雇用者となっているため、内定者と同様に連絡先等
に変更が生じた場合にはそれを通知する義務を課してお
り、連絡先等に変更があったという電子メールを人材管
理サーバ10が受け取った場合には、人材管理サーバ1
0は、それに従って人材情報を更新するようになってい
る。また、派遣社員であれば、派遣先の企業において業
務を行っているから、その派遣社員の契約金を毎年決め
る際に勤務成績に応じて交渉するために、派遣先企業の
担当者から自動的に派遣社員の勤務状況が把握できる情
報が送られてくるように契約しているのが通常であるか
ら、その送られてきた情報に基づいて、人材管理サーバ
10は、派遣先企業における勤務成績に関する情報を記
憶する。また、派遣社員について上述のオンラインでの
教育訓練を行った場合には、研修経過に関する情報が構
築されるとともに、その教育訓練において問題を配信し
回答が返信されてきた場合には、その回答の内容に基づ
いて技術レベルが判断され、技術レベルに関する情報が
記憶されるようになっている。
【0033】そして、過去にこの人材派遣業者の被雇用
者であって派遣社員であった者については、既に人材派
遣業者の被雇用者ではないから、連絡先等に変更が生じ
た場合にそれを通知する義務を課すことは通常無理であ
る。そこで、本実施の形態では、派遣社員であった者に
ついては、無償で、業務遂行上の質問や自己研修の進め
方について電子メール等を介して相談に乗るサービスを
行うようになっている。かかるサービスを提供すれば、
派遣社員であった者は、相談に関する電子メール等を気
軽に送信することができるから、人材管理サーバ10に
とっては、派遣社員であった者に関して有益な情報を比
較的効率よく得ることができる。
【0034】また、本実施の形態では、さらに効率よく
情報を集めるために、上記派遣社員であった者について
の情報記憶処理として、図2に示すような処理が実行さ
れるようになっている。即ち、図2の処理は、所定のタ
イミング(例えば、一月に一回程度の頻度、或いは、三
月に一回程度の頻度)で実行される処理であって、先
ず、ステップ201において、人材管理サーバ10側か
ら、上記派遣社員であった者に対して、種々の質問事項
を送信する。質問事項は、各人毎に異ならせても良い
し、共通であっても良い。そして、ステップ202で質
問に対する回答を受信したら、ステップ203に移行
し、受信している回答に基づいて、現在の職業に関する
情報、過去の職歴に関する情報、今後の進路についての
本人の希望に関する情報、今後考えているキャリアアッ
プ計画に関する情報、技術レベルに関する情報、等を記
憶する。ステップ201で送信した質問事項がIT技術
に関する質問であり、その質問に対する回答をステップ
202で得ている場合には、その回答の内容に基づいて
その者のIT技術に関する技術レベルを判断し、それを
記憶するようにすればよい。
【0035】そして、ステップ202で質問に対する回
答を得た場合には、ステップ203を経てステップ20
4に移行し、人材管理サーバ10から上記派遣社員であ
った者に対して、本人が必要とする最新の情報(例え
ば、IT技術に関する最新の文献名等)を送信する。本
人が必要とする最新の情報は、例えば、質問に対する回
答に含まれているキーワードに基づいて自動的に選択す
るようにしてもよいし、或いは、その回答の内容に基づ
いて人材派遣業者の担当者が判断し設定してもよい。ス
テップ204の処理を終えたら、次の実行タイミングま
で待機した後、再びステップ201以降の処理が実行さ
れる。
【0036】このように、本実施の形態にあっては、人
材管理サーバ10に、内定期間にある者の情報及び派遣
社員の情報を記憶する一方で、さらに、派遣社員であっ
た者に関する情報をも記憶するようにしているから、人
材派遣業者の担当者は、内定者→派遣社員→退職者とい
う一連に渡ってIT技術に関する人材を管理することが
できる。
【0037】このため、4〜5年の間隔で転職する可能
性が比較的高いIT技術者について退職後の状況を略正
確に知ることができるから、転職する可能性の高い時期
にあるIT技術者を、その能力等と共にデータベース1
1から検索することができるから、IT技術者を求める
企業からIT技術者紹介の要求があった場合に、有益な
IT技術者に関する情報を提供することができるし、I
T技術者に対しては適切に転職の情報を提供することが
できる。よって、データベース11を管理する人材派遣
業者は、人材紹介業としても有利な立場で営業を行うこ
とができる。
【0038】そして、本実施の形態にあっては、内定期
間にある者や派遣社員として派遣している者に対して、
通信ネットワーク20を利用してIT技術に関する教育
訓練を行うようにもなっているから、それら各人のIT
技術に関する能力を向上させることができるし、その結
果をデータベース11に記憶することにより利用価値の
高い情報を集めることができる。
【0039】さらに、本実施の形態にあっては、過去に
派遣社員であった者に対して通信ネットワーク20を介
して質問を送信し、その質問に対して通信ネットワーク
20を介して返信されてきた回答に基づいて、その派遣
社員であった者に関する情報を更新するようにしている
から、有益な情報を比較的簡易な方法でしかも高い確率
で収集することができる。
【0040】特に、質問についての回答を返してきた者
に対しては、本人が必要とする最新の情報を送信するよ
うになっているから、派遣社員であった者が人材管理サ
ーバに対して質問に対する回答を返信する動機付けがあ
り、派遣社員であった者に関する情報をより確実に収集
することができる。なお、本実施の形態では、特にIT
技術者を対象とした人材管理システム1としているが、
本発明が対象とする人材はIT技術者に限定されるもの
ではなく、それ以外の技術分野等の人材であってもよ
い。しかし、上述したように、IT技術者は、4〜5年
間隔で転職する可能性が比較的高い人材であるため、本
発明に係る人材管理システム1の適用対象として最適で
ある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
人材管理サーバに、内定期間にある者の情報及び派遣社
員の情報を記憶する一方で、さらに、派遣社員であった
者に関する情報をも記憶するようにしているから、人材
派遣業者の担当者は、内定者→派遣社員→退職者という
一連に渡って人材を管理することができる。このため、
本発明に係る人材管理システムを運用する人材派遣業者
は、人材紹介業としても有利な立場で営業を行うことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の全体構成を示す図であ
る。
【図2】実施の形態における一部の処理の概要を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 人材管理システム 10 人材管理サーバ 11 データベース 20 通信ネットワーク(情報通信回線) 30 端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 19/00 G09B 19/00 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人材管理サーバに、人材派遣業者への就
    職の内定期間にある者に関する情報である内定者情報
    と、前記人材派遣業者の被雇用者であって派遣社員とし
    て登録されている者に関する情報である派遣社員情報
    と、過去に前記派遣社員であった者に関する情報である
    退職後情報と、を記憶するとともに、 前記人材管理サーバは、前記派遣社員であった者につい
    ては、前記被雇用者でなくなった後も、前記退職後情報
    を更新することにより、その状況を把握できるようにな
    っていることを特徴とする人材管理システム。
  2. 【請求項2】 前記人材管理サーバは、前記内定期間に
    ある者に対し、情報通信回線を介して業務に関する教育
    訓練を実施し、その教育訓練の結果を前記内定者情報の
    一部として記憶するようになっている請求項1記載の人
    材管理システム。
  3. 【請求項3】 前記人材管理サーバは、前記派遣社員に
    対し、情報通信回線を介して業務に関する教育訓練を実
    施し、その教育訓練の結果を前記派遣社員情報の一部と
    して記憶するようになっている請求項1又は2記載の人
    材管理システム。
  4. 【請求項4】 前記人材管理サーバは、過去に前記派遣
    社員であった者から情報通信回線を介して送信された情
    報に基づいて、前記退職後情報を更新又は記録するよう
    になっている請求項1乃至3のいずれかに記載の人材管
    理システム。
  5. 【請求項5】 前記人材管理サーバは、過去に前記派遣
    社員であった者に対し、情報通信回線を介して、情報を
    送信し、その情報に対して返信されてきた情報に基づい
    て、前記退職後情報を更新又は記録するようになってい
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の人材管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記人材管理サーバは、前記情報を受信
    した後に、情報通信回線を介して、前記過去に前記派遣
    社員であった者に対して、その者が必要とする最新の情
    報を送信するようになっている請求項5記載の人材管理
    システム。
  7. 【請求項7】 人材管理システムに用いられる人材管理
    サーバであって、 人材派遣業者への就職の内定期間にある者に関する情報
    である内定者情報と、前記人材派遣業者の被雇用者であ
    って派遣社員として登録されている者に関する情報であ
    る派遣社員情報と、過去に前記派遣社員であった者に関
    する情報である退職後情報と、が記憶されており、 前記派遣社員であった者については、前記被雇用者でな
    くなった後も、前記退職後情報を更新することにより、
    その状況を把握できるようになっていることを特徴とす
    る人材管理サーバ。
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