JP2007148843A - 指示プログラム、指示システムおよび指示方法 - Google Patents

指示プログラム、指示システムおよび指示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】店舗調査、介護、検針等の一定の行為を効率よく行うことができ、その一定の行為を確実に行わせ、または、その一定の行為が確実に行われたことを証明できる指示プログラム、指示システムおよび指示方法を提供する。
【解決手段】指示プログラムは、携帯可能端末の位置を検出し、操作者識別番号に応じて、センタから送信された所在を表示し、前記センタからの一定の行為に関する指示項目を表示し、操作者による入力を記憶し、操作者による証拠データを取り込み、入力結果および取り込まれた証拠データを検出された位置情報とともにセンタに送信することを、携帯可能端末によって実現させる。
【選択図】図1

Description

携帯可能な端末に、操作者に対して一定の行為を行わせる指示プログラム、携帯可能端末を用いて、操作者に対して一定の行為を行わせる指示システムおよび携帯可能端末を用いて、操作者に対して一定の行為を行わせる指示システムで行われる指示方法に関する。
近年、顧客の満足度をより高めるために、接客レベルの向上、店舗スタッフの接客に対する意識の向上が求められている。
そのための市場調査の手法、特に店舗調査の手法として、ミステリショッパー(覆面調査員)を用いる手法がある。
ミステリショッパーとは、相手先に知られないように指定店舗へ一般客として出向き、その店舗のサービス等を調査・評価・査定する人のことである。この調査は、いつ調査されるのかわからない覆面調査なので、普段の接客レベルがわかることになり、客観的で精度の高い調査となる。
そして、その調査結果を用いて、他店舗との比較、その店舗の強み・弱み、その店舗に関する売上増大・顧客獲得、囲い込みに関する提案等、が行われる。また、店舗従業員の挨拶、身だしなみ等も調査し、それを継続的に行うことで、常に店舗従業員に適度な緊張感を与え、接客に対する高い意識を持たせることができる、という効果もある。このような店舗調査は、現在、増加傾向にある。
また、ミステリショッパーを用いた店舗調査の他に、訪問介護における介護者が実施すべき介護が実際に行われたか否かを調べることの必要性が高まってきている。さらには、水道メーター、ガスメーター、電気メーターなどの一般家庭に設置されているメーターに対して調査員が行う検針についても信頼性を求める声が高まっている。
携帯端末を用いる商品市場調査等に用いられる技術として、次のようなものがある。
例えば、特許文献1に記載されているものは、顧客の携帯端末から収集した広告取得情報、商品購入情報および商品使用情報に基づいて、広告の効果を定量的に判断し、広告の効率化を図ることを課題とするものである。広告センタは、インタネット網、移動通信網、放送網、無線LANを介して携帯端末へ広告情報を配信する。顧客は、広告情報を受領して、その広告情報に基づいて商品を購入すると、携帯端末から、広告を取得した取得位置と取得時刻、および商品の購入位置と購入時刻、商品の使用位置と使用時刻等を蓄積部に蓄積する。その後、携帯端末は、これらの蓄積情報から広告取得・商品購入情報または広告取得・商品使用情報を編集して、広告センタへ送信する。広告センタは、受信した各種情報を分析処理して、特典情報を編集して携帯端末へ送信すると共に、広告と商品購入との相関関係に基づいて市場情報を作成して商品販売センタへ送信する。
特開2003−196455号公報
例えば、ミステリショッパーを用いる手法による調査の質は、調査員の調査方法に依存する面がある。すなわち、一般客として振る舞い、かつ調査を行う必要があるということから、その調査用ツールは操作の簡単なものであることが望ましい。また、この調査は、現地におもむくことが必須であるが、調査員によっては、現地におもむかずに勝手に調査結果を捏造することも可能であり、これらを防ぐ必要もある。
しかしながら、従来の技術では、携帯可能端末(いわゆる携帯電話を含む)を用いて、メール等を送信することができるが、ミステリショッパーによる調査に適したものであるとは言えず、また調査結果を捏造することを防止することもできない、という問題点がある。ミステリショッパーによる店舗調査に限らず、訪問介護における介護者が実施すべき介護が実際に行われたか否かを確認するには、従来の技術では対応することができず、一般家庭に設置されているメーターの検針の確認についても、従来の技術では対応することができない。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、調査、介護、検針等の一定の行為を効率よく行うことができ、その一定の行為を確実に行わせ、または、その一定の行為が確実に行われたことを証明できる指示プログラム、指示システムおよび指示方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 携帯可能な端末に、操作者に対して一定の行為を行わせる指示プログラムであって、
前記携帯可能端末に、
前記携帯可能端末の位置を検出する位置検出機能と、
前記携帯可能端末の操作者識別番号に応じて、センタから送信された所在を表示する所在表示機能と、
前記センタからの一定の行為に関する指示項目を表示する指示表示機能と、
前記指示表示機能の指示に応じて、操作者による入力を記憶する記憶機能と、
前記指示表示機能の指示に応じて、操作者による証拠データを取り込む証拠取り込み機能と、
前記記憶機能により記憶されている入力結果および前記証拠取り込み機能により取り込まれた証拠データを前記位置検出機能により検出された位置情報とともに前記センタに送信する送信機能
を実現させることを特徴とする指示プログラム。
[2] 前記記憶機能により記憶される入力が行われた時刻または前記証拠取り込み機能により証拠データが取り込まれた時刻である時刻情報を取得する時刻情報取得機能を実現させ、
前記送信機能は、前記時刻情報取得機能により取得された時刻情報をも前記センタに送信することを特徴とする[1]に記載の指示プログラム。
[3] 前記所在表示機能は、センタから送信される所在地名、その所在地の住所、電話番号、地図の少なくとも1つ以上を表示する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の指示プログラム。
[4] 前記位置検出機能は、1回の指示に複数回、前記携帯可能端末の位置を検出し、
前記送信機能は、前記位置検出機能により検出された複数回の位置情報をも前記センタに送信する
ことを特徴とする[1]〜[3]に記載の指示プログラム。
[5] 前記位置検出機能により位置を検出するタイミングは、前記証拠取り込み機能により証拠データを取り込んだ際、又は一定時間間隔である
ことを特徴とする[4]に記載の指示プログラム。
[6] 前記指示表示機能により表示される指示項目または前記操作者による入力項目に応じて、前記証拠取り込み機能によって取り込まれるべき証拠データを操作者に対して指示する証拠データ指示機能
を実現させることを特徴とする[1]〜[5]に記載の指示プログラム。
[7] 前記位置検出機能は、前記操作者による入力の際または前記操作者による証拠データを取り込む際に前記携帯可能端末の位置を検出し、
前記位置検出機能によって検出された前記携帯可能端末の位置が、前記一定の行為をすべき所在地から許容範囲内にない場合は、警告を発する警告機能
を実現させることを特徴とする[1]〜[6]に記載の指示プログラム。
[8] 携帯可能端末を用いて、操作者に対して一定の行為を行わせる指示システムであって、
前記携帯可能端末の位置を検出する位置検出手段と、
前記携帯可能端末の操作者識別番号に応じて、センタから送信された所在を表示する所在表示手段と、
前記センタからの一定の行為に関する指示項目を表示する指示表示手段と、
前記指示表示手段の指示に応じて、操作者による入力を記憶する記憶手段と、
前記指示表示手段の指示に応じて、操作者による証拠データを取り込む証拠取り込み手段と、
前記記憶手段により記憶されている入力結果および前記証拠取り込み手段により取り込まれた証拠データを前記位置検出手段により検出された位置情報とともに前記センタに送信する送信手段
を具備することを特徴とする指示システム。
[9] 前記送信手段によって送信された情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された情報に応じて、所在毎にレポートを作成するレポート作成手段
を具備することを特徴とする[8]に記載の指示システム。
[10] 前記レポート作成手段は、第1の操作者に対しては、複数所在に関するレポートを作成し、第2の操作者に対しては、該第2の操作者が属する所在のみに関するレポートを作成する
ことを特徴とする[9]に記載の指示システム。
[11] 携帯可能端末を用いて、操作者に対して一定の行為を行わせる指示システムで行われる指示方法であって、
前記携帯可能端末の位置を検出し、
前記携帯可能端末の操作者識別番号に応じて、センタから送信された所在を表示し、
前記センタからの一定の行為に関する指示項目を表示し、
前記指示に応じて、操作者による入力を記憶し、
前記指示に応じて、操作者による証拠データを取り込み、
前記記憶されている結果および前記取り込まれた証拠データを前記検出された位置情報とともに前記センタに送信する
ことを特徴とする指示方法。
前記本発明は次のように作用する。
なお、ここで所在とは、物事が存在する所であり、主に固有名詞で表され、より具体的には、店舗、駅、家屋、家屋の所有者名等である。
本発明における携帯可能な端末に、操作者に対して一定の行為を行わせる指示プログラムは、前記携帯可能端末に、前記携帯可能端末の位置を検出させ、操作者識別番号に応じて、センタから送信された所在を表示し、前記センタからの一定の行為に関する指示項目を表示し、その指示に応じて、操作者による入力を記憶し、さらに操作者による証拠データを取り込み、入力結果および証拠データを位置情報とともに前記センタに送信する機能を実現させる。これによって、操作者の一定の行為に対する信憑性を確認することができ、ひいてはその行為の信頼性を増大させることができる。
また、入力が行われた時刻または証拠データが取り込まれた時刻である時刻情報を取得し、入力結果、証拠データおよび時刻情報を位置情報とともに前記センタに送信する機能を実現させる。これによって、証拠データの信憑性をより高めることができる。
また、センタから送信される所在地名、その所在地の住所、電話番号、地図の少なくとも1つ以上を表示することによって、一定の行為を行うべき所在地へと容易にたどり着くことができるようになる。
また、1回の指示につき複数回、前記携帯可能端末の位置を検出し、その検出された複数回の位置情報をも前記センタに送信することによって、一定の行為に対する信憑性をさらに高めることができる。
特に、位置を検出するタイミングは、前記証拠取り込み機能により証拠データを取り込んだ際、又は一定時間間隔にすることによって、操作者による一定の行為に関する証拠データの偽造を防止することができるようになる。
また、指示項目または前記操作者による入力項目に応じて、取り込まれるべき証拠データを操作者に対して指示することができる。これによって、取り込むべき証拠データを容易に確認することができ、かつ的確な証拠データとすることができるので、操作者にとって使い易い調査用ツールとなる。
また、調査入力の際または証拠データを取り込む際に前記携帯可能端末の位置を検出し、検出された前記携帯可能端末の位置が、前記調査すべき店舗の位置から許容範囲内にない場合は、警告を発することができる。これによって、調査結果の捏造を防止することができるようになる。
携帯可能端末を用いて、操作者に対して一定の行為を行わせる指示システムでは、位置検出手段が携帯可能端末の位置を検出し、所在表示手段が前記携帯可能端末の操作者識別番号に応じて、センタから送信された所在を表示し、指示表示手段が前記センタからの調査に関する指示項目を表示し、記憶手段が前記指示表示手段の指示に応じて、操作者による入力を記憶し、証拠取り込み手段が前記指示表示手段の指示に応じて、操作者による証拠データを取り込み、送信手段が前記調査記憶手段により記憶されている入力結果および前記証拠取り込み手段により取り込まれた証拠データを前記位置検出手段により検出された位置情報とともに前記センタに送信する。これによって、操作者の一定の行為に対する信憑性を確認することができ、ひいてはその行為の信頼性を増大させることができる。
また、受信手段が前記送信手段によって送信された情報を受信し、レポート作成手段が前記受信手段によって受信された情報に応じて、所在地毎にレポートを作成することができる。これによって、その所在地毎にレポートが作成されるので、その所在地の操作者(責任者)は自らのレポートを受け取ることができるようになる。
また、前記レポート作成手段は、第1の操作者に対しては、複数所在に関するレポートを作成し、第2の操作者に対しては、該第2の操作者が属する所在のみに関するレポートを作成することができる。これによって、例えば、第1の操作者である本部の操作者に対しては全ての店舗の調査結果を知ることができるようにし、第2の操作者である各店舗の操作者に対してはその店舗に関する調査結果のみを知ることができるようにすることにより、本部と店舗での取り扱いを異ならせることができる。
携帯可能端末を用いて、操作者に対して一定の行為を行わせる指示システムで行われる指示方法では、前記携帯可能端末の位置を検出し、前記携帯可能端末の操作者識別番号に応じて、センタから送信された調査すべき店舗を表示し、前記センタからの調査に関する指示項目を表示し、前記指示に応じて、操作者による入力を記憶し、前記指示に応じて、操作者による証拠データを取り込み、前記記憶されている入力結果および前記取り込まれた証拠データを前記検出された位置情報とともに前記センタに送信する。これによって、操作者の一定の行為に対する信憑性を確認することができ、ひいてはその行為の信頼性を増大させることができる。
本発明にかかる指示プログラム、指示システムおよび指示方法によれば、調査、介護、検針等の一定の行為に対する信憑性を確認することができ、ひいてはその一定の行為の信頼性を増大させることができる。また、一定の行為の効率をあげることもできるようになる。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。
各図は本発明の一実施の形態を示している。
携帯可能端末とは、人間にとって携帯可能であって他の装置と通信ができる端末である。具体的には、携帯電話、通信機能があるPDA(Personal Digital Assistant)端末等があるが、ここでは携帯電話を例として説明する。
本発明が対象とする一定の行為としては、ミステリショッパーが行う店舗調査、介護者が要介護者宅に訪れて行う訪問介護、調査員が行う一般家庭に設置されているメーターの検針等があるが、ミステリショッパーが行う店舗調査を例として説明する。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。したがって、本実施の形態は、システム、プログラムおよび方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよい、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つの装置によって実現される場合も含まれる。
なお、ネットワークには、各装置がケーブルで接続されている有線のほか、無線で接続するものも含まれる。
図1は、一実施の形態に係る調査システム全体の概念的なモジュール構成図を示している。操作者である調査員は、携帯電話100を用いて調査結果を入力して、その調査結果を調査センタシステム300に送信する。携帯電話100は、通信網200を介して接続されており、送受信可能である。調査センタシステム300は、携帯電話100より送信されてきた調査結果を受信する。または調査員に調査の指示を与えるために携帯電話100に指示を送信する。そして、調査センタシステム300は、その調査結果またはその調査結果から作成したレポートを本部システムA401や本部システムB402に送信する。また、調査センタシステム300は、店舗AA403〜店舗BC408にも調査結果から作成したレポートを送信する。
図2は、一実施の形態が実現される携帯電話100のハードウエア構成図を示している。無線通信用アンテナ110は、無線通信を行うためのアンテナであり、送受信の制御は無線通信モジュール111によって行われる。GPS用アンテナ120は、GPS(Global Positioning System)用のアンテナであり、位置検出モジュール121に接続されており、位置検出モジュール121はGPS用アンテナ120により受信した情報をもとに位置情報(緯度、経度)を出力する。ブラウザ140は、無線通信モジュール111を介して外部から送信されてきた情報を携帯電話100の表示画面に表示制御するものである。入力モジュール150は、調査員の操作により携帯電話100のテンキー等から入力された情報を制御するものである。表示モジュール160は、入力モジュール150により入力された情報を表示制御するものである。カメラ130は、カメラ制御モジュール131に接続されており、調査員の操作によって外部映像を携帯電話100内に取り込むためのものである。したがって、携帯電話100は、いわゆるカメラ付き携帯電話である。具体的な使用例としては、調査員による調査の証拠データとしての映像を取り込むことになる。制御モジュール170は、携帯電話100内の全体の制御を行うものである。記憶モジュール180は、入力モジュール150により入力された情報、カメラ制御モジュール131により入力された画像情報、無線通信モジュール111により送受信される情報、制御モジュール170等を制御するプログラム等が格納されている。
この携帯電話100は、調査員に対してモニタ調査を行わせるモニタ調査プログラムを実行可能であり、モニタ調査システムまたはモニタ調査システムの一部であり、モニタ調査方法が実行可能である。
GPS用アンテナ120と位置検出モジュール121は、携帯電話100の位置を検出する。ブラウザ140は、携帯電話100の操作者識別番号に応じて、調査センタシステム300から送信された調査すべき店舗を表示し、調査センタシステム300からの調査に関する指示項目を表示する。
ブラウザ140が表示する指示に応じて、調査員が入力モジュール150を用いて調査入力を行い、その調査結果は記憶モジュール180に記憶される。
また、ブラウザ140が表示する指示に応じて、調査員がカメラ130、カメラ制御モジュール131を用いて証拠データを取り込む。
記憶モジュール180に記憶されている調査結果およびカメラ130、カメラ制御モジュール131により取り込まれた証拠データをGPS用アンテナ120と位置検出モジュール121により検出された位置情報とともに調査センタシステム300へ、無線通信用アンテナ110、無線通信モジュール111を用いて送信する。
調査センタシステム300は、調査員が調査すべき店舗名、店舗の住所、電話番号、地図等の情報をその操作者識別番号に応じて送付する。携帯電話100は、その情報を受信し、ブラウザ140により、その受信した店舗名、店舗の住所、電話番号、地図の少なくとも1つ以上を表示することもできる。
GPS用アンテナ120、位置検出モジュール121は、1回のモニタ調査につき複数回、携帯電話100の位置を検出することができる。また、その位置を検出するタイミングは、カメラ130、カメラ制御モジュール131により証拠データである画像を撮影した際、又は一定時間間隔である。そして、無線通信用アンテナ110、無線通信モジュール111は、GPS用アンテナ120、位置検出モジュール121により検出された複数回の位置情報をも調査センタシステム300に送信することができる。
表示モジュール160、制御モジュール170は、調査センタシステム300より送信された指示であって、ブラウザ140によって表示される指示項目または調査員による入力モジュール150を用いた入力項目に応じて、カメラ130、カメラ制御モジュール131によって取り込まれるべき証拠データを調査員に対して指示することができる。
また、表示モジュール160、制御モジュール170は、GPS用アンテナ120、位置検出モジュール121によって検出された携帯電話100の位置が、調査すべき店舗の位置から許容範囲内にない場合は、音、メッセージ等による警告を発することができる。
なお、調査センタシステム300が実現されるコンピュータとは、図3に示すように、一般的なコンピュータであり、パーソナルコンピュータ等がある。プログラムを実行するCPU310と、そのプログラムやデータを記憶するメモリ320と、HDD等により構成されている補助記憶装置330と、キーボード、マウス等のデータを入力する入力装置340と、CRTや液晶ディスプレイ等の出力装置350、結果等を紙等に出力するための印刷装置360、他のコンピュータ等と通信を行うための通信インタフェース380、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス370により構成されている。これらのコンピュータが通信インタフェース380を介して複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
そして、通信インタフェース380が、携帯電話100によって送信されてきた調査結果を受信する。または調査員に対する指示を行うために携帯電話100に対して指示を送信する。
補助記憶装置330に格納されているプログラムをメモリ320に展開し、そのプログラムにしたがってCPU310が動作する。そのプログラムは、携帯電話100に対して指示を作成し送信制御したり、携帯電話100によって送信されてきた調査結果を加工し店舗毎にレポートを作成したり、作成したレポートを本部システムA401等に通信インタフェース380を介して送信したり、出力装置350に出力したり、印刷装置360によって印刷したりする。
次に作用・働き(動作)を説明する。
本発明の一実施の形態によれば、ミステリショッパーを用いた市場調査を専用端末を用いることなく、調査員の調査効率をあげ、さらに、その調査結果に対する信憑性を確認することができ、ひいては信頼性を増大させることができる。
まず、図7を用いて、ミステリショッパーを用いた店舗調査の仕組みについて説明する。コンビニエンスストア、ガソリンスタンド等のフランチャイズ展開しているような組織では、本部、その下部組織としての支店、そしてその支店が持つ現実の店舗がある。顧客であるユーザー(生活者)は、この店舗で買い物等を行う。実際の顧客の視点で店舗を評価することが、顧客の満足度をより高めるためには必要である。
そこで、ミステリショッパーと呼ばれる調査員が、実際の顧客の視点で、店舗、店舗の清潔感(クリンネス)、店員の接客態度等を評価するという調査が行われている。本発明の一実施の形態によれば、調査員が携帯電話100を用いて収集した印象評価、クリンネスデータ、接客データ、写真データ等を用いて、調査センタシステム300が本部、支店、または店舗への評価レポートを作成するものである。
図8を用いて、ミステリショッパーを用いた店舗調査の流れについて説明する。店舗調査のプロセスは、企画、実行、検証、評価の順番で行われる。企画段階では、本部システムA401が所有している店舗マスター、調査マスターを用いて、リストを作成する。店舗マスターとは、店舗を識別する店舗識別番号、その店舗の名称、住所、店員数等が記憶されている。調査マスターには、調査してもらいたい項目がリストされている。全ての店舗に対して調査すべき項目、または店舗ごとに異なる調査すべき項目がある場合もあり、店舗ごとに調査項目のリストが作成される。そして、事前準備としては、調査員選定、スケジュール作成、事前説明会等が行われる。次に、実行段階では、さきのリストをもとにして調査用データベースを作成し、店舗データベースとのマッチングを行い、モニタ調査システムが稼動するウェブデータベースが作成される。実際の調査期間においては、調査員による調査、その調査結果の回収等が行われる。次に、検証段階では、調査結果の分析、評価等が行われる。次に、評価段階では、分析、評価等により作成されたレポートを本部に報告したり、直接店舗に対して報告するフィードバックが行われる。この報告は、レポートを電子情報としてインターネット等を介して送付することも可能であり、レポートを印刷し送付することも可能である。店舗に送付されるものとして、店員啓蒙用のポップ(表示物)等も含まれる。
本発明の一実施の形態では、調査員が保持する携帯電話100は、GPS用アンテナ120、位置検出モジュール121を用いて、その携帯電話100の位置を検出し、操作者識別番号に応じて、調査センタシステム300から送信された調査すべき店舗を表示し、調査センタシステム300からの調査に関する指示項目を表示し、その指示に応じて、調査員による調査入力を記憶し、さらに調査員による証拠データを取り込み、調査結果および証拠データを位置情報とともに調査センタシステム300に送信する。
操作者識別番号には、携帯電話の電話番号、その携帯電話を特定できる識別番号、調査員の識別番号等が含まれる。
具体的に、調査センタシステム300から送付される調査に関する調査項目としては、「インターホンの問い合わせに対して、適切に分かり易く応対した」、「洗車、オートケア商品の問い合わせに対して、わかり易い説明を行った」等がある。これに対して、調査員は、○×等の評価を入力する。また、例えば「店頭に○○○ののぼりは立てられていたか」の調査項目に対しては調査センタシステム300からの指示として「店頭ののぼりの写真を撮ること」があり、調査員は、その指示に従い、カメラ130、カメラ制御モジュール131を用いて「店頭に○○○ののぼりは立てられていた」ことを撮影し、証拠データとする。
また、調査センタシステム300から送信される店舗名、店舗の住所、電話番号、地図の少なくとも1つ以上を表示することによって、調査員が調査すべき店舗へと容易にたどり着くことができるようになる。この際に、調査センタシステム300からの送信前に、携帯電話100がGPS用アンテナ120、位置検出モジュール121を用いて取得した携帯電話100の現在位置を調査センタシステム300に送信することによって、調査センタシステム300は、その調査員の現在位置から目的とする店舗への経路、その距離、周辺の地図等を送信することが可能となる。
また、1回のモニタ調査につき複数回、携帯電話100の位置を検出し、その検出された複数回の位置情報をも調査センタシステム300に送信することによって、店舗調査の調査結果に対する信憑性をさらに確認することができる。1回のモニタ調査において、1回のみ携帯電話100の位置を検出することももちろんのことながらできる。
特に、位置を検出するタイミングは、カメラ130、カメラ制御モジュール131によって撮影した証拠データを取り込んだ際、又は一定時間間隔にすることによって、調査員による調査結果の偽造を防止することができるようになる。これは、カメラ制御モジュール131によるシャッター機会を検知して、その際の携帯電話100の現在位置を取得する。または、携帯電話100に内蔵されている時計を用いて、一定時間間隔で携帯電話100の現在位置を取得するようにしてもよい。また、一定時間間隔とは、調査項目が表示された時点から一定時間毎としてもよいし、毎時の何分というように予め定められた時刻としてもよい。
また、指示項目または調査員による入力項目に応じて、取り込まれるべき証拠データを調査員に対して指示することができる。これによって、調査員が取り込むべき証拠データを容易に確認することができ、調査員にとって使い易い調査用ツールとなる。例えば、指示項目に「店頭」または「のぼり」とあれば、「店頭を撮影」という指示を行うことである。これは、予めキーワードとして「店頭」、「のぼり」等を記憶しておき、そのキーワードに対応した証拠データを取り込む指示を表示するようにすることによって実現される。
また、調査入力の際または証拠データを取り込む際に携帯電話100の位置を検出し、検出された携帯電話100の位置が、前記調査すべき店舗の位置から許容範囲内にない場合は、警告を発することができる。これによって、調査結果の捏造を防止することができるようになる。具体的には、GPS用アンテナ120、位置検出モジュール121によって検出される現在位置と、調査すべき店舗の所在地とを比較して、一定距離(例えば500m)離れていた場合に、音、表示等によって警告を出すようにすることによって実現される。
また、調査センタシステム300では、携帯電話100から送信された情報を受信し、受信された情報に応じて、店舗毎にレポートを作成することができる。これによって、その店舗毎にレポートが作成されるので、その店舗は自らの調査結果を受け取ることができるようになる。
また、レポート作成は、本部に対しては、複数店舗に関するレポートを作成し、店舗に対しては、その店舗のみに関するレポートを作成することができる。これによって、例えば、本部の操作者に対しては全ての店舗の調査結果を知ることができるようにし、各店舗の操作者に対してはその店舗に関する調査結果のみを知ることができるようにすることにより、本部と店舗での取り扱いを異ならせることができる。
図9を用いて、具体的なレポートの例を説明する。レポートには、支店名、販売店名、住所、電話番号、調査日時、調査時天候、滞在時間が表示され、調査結果を得点に換算することによって総合得点、全国順位、支店順位を得られ、複数回行われていた場合には何回目であるかと過去のレポートについても表示可能なように過去のレポートのボタンが表示されている。そして、具体的な調査項目とその調査結果が○×で表示されている。
図4、図5を用いて、本発明の一実施の形態における主に調査員が携帯電話100を用いて行う処理フローを説明する。調査員は、携帯電話100を用いて、ステップS401のログイン処理を行う。何も入力されないでログイン処理された場合は、ステップS402へ進み、入力のエラーがある旨を表示する。何か文字が入力された場合は、ステップS403へ進み、認証処理が行われる。この際に、操作者識別番号が調査センタシステム300へ送信され、一定の認証処理が実行される。その結果、不適合な場合はステップS404へ進み、エラーが表示される。正当に認証された場合は、ステップS405へと進む。
ステップS405では、その調査員が調査を行うべき店舗のリストが調査センタシステム300より送信され、携帯電話100に表示される。それに先立って、携帯電話100の現在位置を調査センタシステム300に送信することにより、近くの店舗のみのリストを調査センタシステム300が作成・送信することもでき、携帯電話100はそのリストを表示することも可能である。
ステップS406では、店舗リストから調査員が調査すべき店舗を選択し、その選択結果が調査センタシステム300に送信される。
ステップS407では、ステップS406で選択された店舗について、その店舗の住所、電話番号、地図等が調査センタシステム300より送信され、携帯電話100に表示される。同様に、この際に、携帯電話100の現在位置を調査センタシステム300に送信することにより、調査センタシステム300によって現在位置から目的とする店舗までの経路を計算し、その結果を送信することもでき、携帯電話100には経路等を表示することも可能である。現在位置から目的とする店舗までの経路を計算し、店舗へ行く道をわかりやすくするために、調査センタシステム300内のGIS(Geographical Information Systems、地理情報システム)が用いられている。
ステップS408では、調査センタシステム300が予め作成された調査データベースよりその店舗に合わせた調査項目を選択し、携帯電話100に対して送信する。携帯電話100はその調査項目を受信し、表示する。
ステップS409では、表示された調査項目に応じて、調査者によって評価が入力される。
ステップS410では、必要であれば、その調査項目に応じて、証拠データの取得が指示される。つまり、調査センタシステム300は調査項目に応じて予め定められた証拠データ取得の指示を携帯電話100に送信し、その指示を携帯電話100は表示する。
ステップS411では、その証拠取得指示に従って、調査員が撮影を行う。
ステップS412では、その撮影した画像を携帯電話100内に格納する。このステップS411、ステップS412のステップは、証拠取得指示が無ければ行われないステップである。
ステップS413では、全項目の調査が終了したか否かが調べられ、終了した場合は、ステップS414へ進み、終了していない場合は、ステップS408へ戻り、残りの調査項目に対して同様の処理が行われる。
ステップS414では、調査結果、証拠として取り込んだ証拠データである画像データをGPS用アンテナ120、位置検出モジュール121により検出された位置情報とともに調査センタシステム300にデータ送信する。
また、GPS用アンテナ120、位置検出モジュール121は、1回の調査中に複数回、携帯電話100の位置を検出している。その検出のタイミングは、ステップS401のログイン時、ステップS409の評価が入力された時、ステップS411の写真撮影時である。そして、ステップS414によってデータ送信される際に、まとめて送信している。また、一定時間毎に位置を検出することも可能であり、調査センタシステム300に送信するタイミングもステップS414のデータ送信時の他に位置を検出した際、随時送付することも可能である。さらに、複数の位置情報を検出した後に、調査センタシステム300に送信する位置情報はそのうちの一つとしてもよい。送信情報量を減らすためである。
図6を用いて、本発明の一実施の形態におけるシステム全体の処理フローを説明する。
調査センタシステム300は、Webサイトとして構成されている。したがって、調査管理者等の操作者は、インターネット等の通信を用いて閲覧、操作をすることができる。Webサイト内は、管理者サイト、調査サイト、集計サイトがあり、また、地理情報システムと通信を行い、地理情報システムの機能を使用することができる。
まず、前準備として、ステップS701では、予め調査センタシステム300内のWebサイトにおいて、調査管理者は、携帯電話番号を登録し、調査項目を登録し、調査フローを登録する。これらの登録内容は、Webサイト内の管理者サイトで行われる(ステップS702)。そして、全ての登録が終了すると、Webサイト内の調査サイトにアップロードされる(ステップS703)。
前準備が済んだ後に、調査員による店舗調査(ショップリサーチ)が行われる。調査員は、携帯電話100を用いて、ステップS601のログイン処理を行う。何も入力されないでログイン処理された場合は、ステップS602へ進み、入力のエラーがある旨が表示される。何か文字が入力された場合は、ステップS603へ進み、認証処理が行われる。この際に、操作者識別番号が調査センタシステム300へ送信され、調査サイトではステップS704の一定の認証処理が実行される。その結果、不適合な場合はステップS604へ進み、エラーが表示される。正当に認証された場合は、調査員の処理はステップS605へと進み、調査センタシステム300(詳細には調査サイト)の処理はステップS705へと進む。
ステップS705では、調査センタシステム300は調査データとその調査すべき項目のフロー(調査手順)を該当の調査員の携帯電話100へ送信する。また、ここで地図情報(住所、電話番号、その店舗周辺の地図等)も送信する。
送信に先立って、地図情報は、地理情報システム(GIS)が生成する。
ステップS706では、調査すべき店舗の住所情報を地理情報システムに送信する。
ステップS707では、地理情報システムがステップS706で送信された店舗の住所情報を受信する。
ステップS708では、受信した店舗の住所情報を元にして地図情報を生成する。
ステップS709では、生成した地図情報を送信する。
ステップS710では、地理情報システムが送信した地図情報を受信することによって店舗地図情報を取得する。この取得した地図情報を先のステップS705で携帯電話100へ送信する。
ステップS605では、調査センタシステム300からステップS705で送信された調査データ、その調査すべき項目のフロー、地図情報を受信することによって取得する。
ステップS606では、取得したフローに基づいて調査手順を生成する。このフローによって、以下説明するステップS609〜ステップS613の処理の順序が決定される。
ステップS607では、調査員が携帯電話100を操作して、店舗リストから調査すべき店舗を選択する。
ステップS608では、選択された店舗に関する店舗情報が表示される。店舗情報として、ステップS705で調査センタシステム300が送信した住所、電話番号、その店舗周辺の地図等が表示される。
ステップS609〜ステップS613の処理の順序は、以下説明する順序に固定されるものではなく、可変であり、実際の順序はステップS606で決定される。この順序は、調査センタシステム300による指示または調査員の指示により変更される場合もある。
調査員は、携帯電話100に表示されている地図等を参考にして、調査すべき店舗前に到達する。そこで、調査員は、その調査すべき店舗前で携帯電話100内の調査用アプリケーションを起動して、調査を開始する(ステップS616)。この調査用アプリケーションの起動時に、位置情報(GPSを用いた緯度、経度)、時間情報が取得される(ステップS617)。
ステップS609では、調査用アプリケーションによって、携帯電話100に評価項目が表示される。
ステップS610では、表示された評価項目の指示に従って、調査員が評価を入力する。
ステップS611では、その入力された評価項目を携帯電話100内の記憶モジュール180に記憶する。
ステップS612では、調査フローに従って写真撮影を調査員が携帯電話100内のカメラ130、カメラ制御モジュール131を用いて行う。これが証拠データとなる。なお、この撮影すべき対象は予め調査センタシステム300がステップS705で送信してきたフロー内に指定してあってもよいし、調査員がその場で入力した評価に従って、つまりステップS611で保存されている評価に従って自動的に決定されてもよい。例えば、評価として「のぼりが見にくいところに立ててある」であった場合に、対象を示す「のぼり」を自動的に抽出して、その「のぼり」を撮影するように指示するようにしてもよい。これは、あらかじめ対象となるべき言葉を記憶しておき、それらのことが入力された場合は、それを撮影対象とするようにして実現できる。また、文法解析を行うことによって、主語、目的語を自動的に抽出し、それを撮影対象とすることによって撮影指示を自動的に作成することもできる。
ステップS613では、ステップS612で撮影された写真データを保存する。
なお、ステップS609〜ステップS613の処理は、調査センタシステム300のステップS705によって処理される調査フローによって変更されることがある。
ステップS614では、全ての評価が終了した時点で、調査員が保存データを調査センタシステム300内の集計サイトに送信する。保存データとしては、ステップS611で保存されている評価、ステップS612で撮影された写真データ、ステップS617で取得された位置情報、時間情報である。
なお、ステップS617の処理は、ステップS609の際だけでなく、ステップS610の評価を入力した際、ステップS612の写真を撮影した際のように、複数回行うことができる。また、一定時間間隔でステップS617の処理を行ってもよい。
このように複数回ステップS617の処理を行った場合は、ステップS614の処理では、その全ての位置情報、時間情報を送信するようにしてもよいし、その中の1つをランダムに選択して送信するようにしてもよい。このようにすることによって、信憑性の確認の確度をより高めることができる。
調査員による店舗調査は、ステップS614を処理することによって終了する(ステップS615)。
集計サイトでは、ステップS614で調査員が送信した評価データ等を受信する(ステップS711)。
その受信した評価データを用いて、データ処理、すなわち得点、順位計算等のデータの集計を行う(ステップS712,S721)。
そして、その集計結果をステップS713でデータアップする。つまり、サイト上に表示する場合は、サイトを更新する。ここで表示される集計結果は、例えば図9に示すようなレポートである。
このレポートをユーザーは、サイトを閲覧することによって、調査結果を参照することや進捗を確認することができる。
集計サイトでは、ステップS713のデータアップする際に、本部の操作者に対しては全ての店舗の調査結果を知ることができるように、各店舗の操作者に対してはその店舗に関する調査結果のみを知ることができるようにアクセス制限を行うことができる。
また、集計サイトでは、ステップS614で送信されてきた評価データが捏造されたものでないかの検証を行う。
ステップS715では、ステップS711で取得した位置情報(店舗住所、調査位置)を地理情報システムに送信する。
地理情報システムでは、ステップS716で、ステップS715により送信されてきた位置情報を取得する。
ステップS717では、2点間の距離を計算する。つまり、店舗の住所と調査が行われた位置(つまり、ステップS617で検知された位置情報)との距離を計算する。
ステップS718では、ステップS717で計算された距離を送信する。
ステップS719では、ステップS718で送信されてきた計算結果である距離を受信する。その距離に基づいて、調査結果の妥当性を検証する。つまり、その距離がある一定距離の範囲内であるならば、正当に調査が行われたといえ、一定距離の範囲内にない場合は、正当に調査が行われなかった可能性があることになる。
ステップS720では、一定距離内でなかった場合に、アラート表示することによって、正当な調査が行われなかった可能性があることを示すようにする。
また、ステップS715、ステップS719、ステップS720のデータ検証の処理は、携帯電話100が地理情報システムと送受信することによって行ってもよい。このようにすることによって、調査員の不正な評価を防止することができる。もちろんのことながら、ステップS715、ステップS719、ステップS720のデータ検証の処理は、携帯電話100および集計サイトでも行われるようにしてもよい。その際、警告の内容としては、携帯電話100には再度調査を行う旨の警告、集計サイトでの警告は不正が行われた可能性があることを示すように、表示先によって警告の内容を変更するようにしてもよい。
また、不正な評価であるか否かを判断するのに、位置情報を利用することの他に、時間情報を利用することも可能である。つまり、ステップS617を1回のモニタ調査において複数回行う。取得した時間情報をステップS614で集計サイトに送信し、集計サイトでは、データ検証として、複数回の時間情報のうち、最初の時間と最後の時間との間隔が一定時間内にあるか否かを判定する。一定時間とは調査に一般的に要する時間よりも少し長い時間のことである。送信されてきた時間情報が、その一定時間内にない場合は、正当に調査が行われなかった可能性があることになり、警告を発する。
また、位置情報と時間情報との両方を用いてデータ検証を行うことによって、より精度の高い信憑性の確認を行うことができる。
なお、本実施の形態にあっては、携帯可能端末としていわゆるカメラ付き携帯電話を用いたが、通信が可能である携帯可能端末であればよく、通信機能を有するPDA(Personal Digital Assistant)等であってもよい。また、本実施の形態にあっては、証拠データとしてデジタルカメラによる写真であったが、動画等の映像であってもよく、マイクを用いた音声データであってもよい。
本実施の形態にあっては、ミステリショッパーを用いた店舗調査に用いたが、他にも訪問介護の実施記録をGPSによる位置情報、時間情報、証拠映像等により裏付けることもできる。この場合、前記実施の形態における店舗は要介護者の自宅となり、調査センタは介護センタになり、証拠データとしては、要介護者を撮影した写真、動画等の映像、音声等になる。
また、水道メーター、ガスメーター、電気のメーターなどの一般家庭に設置されているメーターの確認は、現在調査員が巡回して行っているが、そのメーターが請求の数値であったかについては何も証拠がないのが現状である。そこで、本発明を利用して、その証拠をGPS、時間情報、証拠映像等により裏付けることもできる。この場合、前記実施の形態における店舗はそれらのメーターが設置されている家屋となり、調査センタは水道会社、ガス会社、電気会社のセンタになり、証拠データとしては、そのメーターを撮影した写真等になる。
また、前記各種のメーター調査にあっては、専門の調査員が巡回しなくても、その家屋の者が自分の携帯端末または水道会社等より貸与された携帯端末を利用してそれぞれのセンタに送信することもできる。その場合の操作者はその家屋の者となる。
さらに、その場合、調査員が巡回することがなくなるので、料金の割引を行うようにしてもよい。つまり、センタ側に料金算出モジュールを設け、調査結果より料金を算出し、前記携帯可能端末の操作者識別番号が一定の者(調査員以外の者)である場合は、使用量から算出された料金から一定額を差し引くことを行うようにしてもよい。
なお、モニタ調査プログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、以下の発明としても把握することができる。
携帯可能な端末に、操作者に対して一定の行為を行わせる指示プログラムを記録した携帯可能端末読み取り可能な記録媒体であって、
前記携帯可能端末に、
前記携帯可能端末の位置を検出する位置検出機能と、
前記携帯可能端末の操作者識別番号に応じて、センタから送信された所在を表示する所在表示機能と、
前記センタからの一定の行為に関する指示項目を表示する指示表示機能と、
前記指示表示機能の指示に応じて、操作者による入力を記憶する記憶機能と、
前記指示表示機能の指示に応じて、操作者による証拠データを取り込む証拠取り込み機能と、
前記記憶機能により記憶されている入力結果および前記証拠取り込み機能により取り込まれた証拠データを前記位置検出機能により検出された位置情報とともに前記センタに送信する送信機能
を実現させることを特徴とする指示プログラムを記録した携帯可能端末読み取り可能な記録媒体。
「プログラムを記録した携帯可能端末読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録された携帯可能端末で読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
本発明の一実施の形態に係る調査システム全体の概念的なモジュール構成図である。 本発明の一実施の形態が実現される携帯可能端末のハードウエア構成図である。 本発明の一実施の形態が実現されるハードウエア構成図である。 モニタ調査プログラムの処理フローを示す図である。 モニタ調査プログラムの処理フローを示す図である。 調査システム全体が行う処理フローを示す図である。 調査システム全体の概念図である。 サブシステム間の関係についての概念図である。 調査結果のレポートの一例である。
符号の説明
100…携帯電話
110…無線通信用アンテナ
111…無線通信モジュール
120…GPS用アンテナ
121…位置検出モジュール
130…カメラ
131…カメラ制御モジュール
140…ブラウザ
150…入力モジュール
160…表示モジュール
170…制御モジュール
180…記憶モジュール
200…通信網
300…調査センタシステム
310…CPU
320…メモリ
330…補助記憶装置
340…入力装置
350…出力装置
360…印刷装置
370…バス
380…通信インタフェース
401…本部システムA
402…本部システムB
403…店舗AA
404…店舗AB
405…店舗AC
406…店舗BA
407…店舗BB
408…店舗BC

Claims (11)

  1. 携帯可能な端末に、操作者に対して一定の行為を行わせる指示プログラムであって、
    前記携帯可能端末に、
    前記携帯可能端末の位置を検出する位置検出機能と、
    前記携帯可能端末の操作者識別番号に応じて、センタから送信された所在を表示する所在表示機能と、
    前記センタからの一定の行為に関する指示項目を表示する指示表示機能と、
    前記指示表示機能の指示に応じて、操作者による入力を記憶する記憶機能と、
    前記指示表示機能の指示に応じて、操作者による証拠データを取り込む証拠取り込み機能と、
    前記記憶機能により記憶されている入力結果および前記証拠取り込み機能により取り込まれた証拠データを前記位置検出機能により検出された位置情報とともに前記センタに送信する送信機能
    を実現させることを特徴とする指示プログラム。
  2. 前記記憶機能により記憶される入力が行われた時刻または前記証拠取り込み機能により証拠データが取り込まれた時刻である時刻情報を取得する時刻情報取得機能を実現させ、
    前記送信機能は、前記時刻情報取得機能により取得された時刻情報をも前記センタに送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の指示プログラム。
  3. 前記所在表示機能は、センタから送信される所在地名、その所在地の住所、電話番号、地図の少なくとも1つ以上を表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の指示プログラム。
  4. 前記位置検出機能は、1回の指示に複数回、前記携帯可能端末の位置を検出し、
    前記送信機能は、前記位置検出機能により検出された複数回の位置情報をも前記センタに送信する
    ことを特徴とする請求項1〜3に記載の指示プログラム。
  5. 前記位置検出機能により位置を検出するタイミングは、前記証拠取り込み機能により証拠データを取り込んだ際、又は一定時間間隔である
    ことを特徴とする請求項4に記載の指示プログラム。
  6. 前記指示表示機能により表示される指示項目または前記操作者による入力項目に応じて、前記証拠取り込み機能によって取り込まれるべき証拠データを操作者に対して指示する証拠データ指示機能
    を実現させることを特徴とする請求項1〜5に記載の指示プログラム。
  7. 前記位置検出機能は、前記操作者による入力の際または前記操作者による証拠データを取り込む際に前記携帯可能端末の位置を検出し、
    前記位置検出機能によって検出された前記携帯可能端末の位置が、前記一定の行為をすべき所在地から許容範囲内にない場合は、警告を発する警告機能
    を実現させることを特徴とする請求項1〜6に記載の指示プログラム。
  8. 携帯可能端末を用いて、操作者に対して一定の行為を行わせる指示システムであって、
    前記携帯可能端末の位置を検出する位置検出手段と、
    前記携帯可能端末の操作者識別番号に応じて、センタから送信された所在を表示する所在表示手段と、
    前記センタからの一定の行為に関する指示項目を表示する指示表示手段と、
    前記指示表示手段の指示に応じて、操作者による入力を記憶する記憶手段と、
    前記指示表示手段の指示に応じて、操作者による証拠データを取り込む証拠取り込み手段と、
    前記記憶手段により記憶されている入力結果および前記証拠取り込み手段により取り込まれた証拠データを前記位置検出手段により検出された位置情報とともに前記センタに送信する送信手段
    を具備することを特徴とする指示システム。
  9. 前記送信手段によって送信された情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された情報に応じて、所在毎にレポートを作成するレポート作成手段
    を具備することを特徴とする請求項8に記載の指示システム。
  10. 前記レポート作成手段は、第1の操作者に対しては、複数所在に関するレポートを作成し、第2の操作者に対しては、該第2の操作者が属する所在のみに関するレポートを作成する
    ことを特徴とする請求項9に記載の指示システム。
  11. 携帯可能端末を用いて、操作者に対して一定の行為を行わせる指示システムで行われる指示方法であって、
    前記携帯可能端末の位置を検出し、
    前記携帯可能端末の操作者識別番号に応じて、センタから送信された所在を表示し、
    前記センタからの一定の行為に関する指示項目を表示し、
    前記指示に応じて、操作者による入力を記憶し、
    前記指示に応じて、操作者による証拠データを取り込み、
    前記記憶されている結果および前記取り込まれた証拠データを前記検出された位置情報とともに前記センタに送信する
    ことを特徴とする指示方法。
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