JP2007148555A - 記録媒体発行システム及び記録媒体発行方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】決済システムを利用して有価価値が価値付けられた記録媒体を発行する場合に遊技客が負担する利用料を効率良く設定するとともに、遊技客の状況並びに遊技店のサービスに適合した利用料を円滑かつ効率良く選択させることを課題とする。
【解決手段】T/C150上でデビット決済時に遊技客に負担させる利用額を設定して各カード発行機130に通知し、カード発行機130がデビット決済操作を受け付けた際に、T/C150から受け取った各利用額の中から最も安い利用料を選択し、選択した利用料とプリペイドカードの購入金額を加算した額を決済要求額として情報処理センタ170に決済要求を行い、決済許可を受け取った場合にプリペイドカードの発行処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、決済システムによる決済により有価価値が価値付けられた記録媒体を発行する記録媒体発行装置と、該記録媒体発行装置により発行された記録媒体ごとの有価価値を管理する管理装置とを有する記録媒体発行システム及び記録媒体発行方法に関し、特に、決済システムを利用して有価価値が価値付けられた記録媒体を発行する場合に遊技客が負担する利用料を効率良く設定するとともに、遊技客の状況並びに遊技店のサービスに適合した利用料を円滑かつ効率良く選択させることが可能な記録媒体発行システム及び記録媒体発行方法に関する。
従来、パチンコ機やパチスロ機等の遊技機を配設した遊技店では、遊技客は有価価値が価値付けられたプリペイドカードを購入し、このプリペイドカードを遊技機に併設されたカード処理ユニットに挿入して所定の貸出操作を行うことで、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体を借り受けることが多い。
この種の遊技媒体貸出システムでは、遊技店内にプリペイドカードを発行するカード発行機を配設するとともに、このカード発行機にいわゆるデビット子機と呼ばれる端末装置を併設して、デビット決済によりプリペイドカードを購入可能にすることがある。
かかるデビット決済では、一デビット取引毎に遊技店がデビット決済センタに対して決済手数料を払わねばならないが、この決済手数料を全て遊技店が支払うこととすると、遊技店側の決済手数料負担が過大となるため、この決済手数料の一部を利用料として遊技客から徴収するのが通常である。
このため、デビット決済を通じて遊技客がプリペイドカードを購入する際に遊技客自身が負担する利用料を一律のものとせず、会員については利用料を優遇したり、遊技客自身が所定回数のデビット決済回数を利用した場合に該利用料を減免する従来技術が知られている。
例えば、特許文献1には、カード発行機に設けたハンディ端末上で会員又は非会員のデビット決済時の利用料を設定し、会員がデビット決済によりプリペイドカードを購入すると非会員よりも利用料が減額され、これにより会員加入のインセンティブを高めることができる記録媒体処理装置が開示されている。
また、特許文献2には、遊技客によるデビット決済によるプリペイドカードの購入回数が所定回数以上となった場合に、該遊技客によるそれ以降のデビット決済時の利用料を減免して、これによりデビット決済を利用するインセンティブを高める遊技媒体貸出システムが知られている。
特開2003−208550号公報 特開2004−121317号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、カード発行機上のハンディ端末にて利用料をその都度設定しなければならないので、多数のカード発行機が配設される遊技店では、利用料設定に係る係員の負担が累増するという問題がある。
加えて、この特許文献1によれば、遊技客が所在する店舗運営時間中に利用料の設定を行うと、その間遊技客がカード発行機を使用することができなくなってしまい、稼働率の低下を招く結果となる。このため、遊技店は、開店前若しくは閉店後に利用料を設定せざるを得ないが、かかる利用料設定を行うこととすると遊技店の運営状況に応じて店舗運営時間中に適宜利用料を変更することができず、遊技客に魅力あるサービスを行う上での大きな制約事項になっている。
また、特許文献1及び2に示すように、会員に対して利用料を優遇したり、利用回数に応じて利用料を優遇するだけではなく、さらなる利用料の優遇態様により遊技客に対してデビット利用のインセンティブを高めることも望まれている。この際、多くの利用料優遇態様を採用すればするほど、各遊技客に対する優遇態様の選択が錯綜するため、遊技客の状況並びに遊技店のサービス方針に適合した優遇態様を効率良く選択可能にする必要もある。
これらのことから、デビット決済を利用してプリペイドカードを発行する場合に遊技客が負担する利用料をいかに効率良く設定し、遊技客の状況並びに遊技店のサービスに適合した利用料をいかに円滑かつ効率良く選択するかが大きな過大となっている。なお、かかる課題は、デビット決済を利用する場合に限らず利用料を徴収する他の他の決済システムを利用する場合にも生ずる課題であり、またプリペイドカードを発行する場合だけではなく有価価値が価値付けられたコイン等を発行する場合にも同様に生ずる課題である。
この発明は、上述した従来技術による問題を解決するためになされたものであり、決済システムを利用して有価価値が価値付けられた記録媒体を発行する場合に遊技客が負担する利用料を効率良く設定するとともに、遊技客の状況並びに遊技店のサービスに適合した利用料を円滑かつ効率良く選択させることが可能な記録媒体発行システム及び記録媒体発行方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、決済システムによる決済により有価価値が価値付けられた記録媒体を発行する記録媒体発行装置と、該記録媒体発行装置により発行された記録媒体ごとの有価価値を管理する管理装置とを有する記録媒体発行システムであって、前記管理装置は、前記決済システムを利用した決済取引時に遊技客が負担する利用料を設定する利用料設定手段と、前記利用料設定手段により設定された利用料を前記記録媒体発行装置に通知する利用料通知手段とを備え、前記記録媒体発行装置は、遊技客から決済システムを利用した記録媒体の発行要求を受け付けた際に、該記録媒体に対応する金額に前記管理装置から通知された利用料を加算した額を決済要求額とした決済要求を前記決済システムに対して行う決済要求手段と、前記決済要求手段による決済要求が前記決済システムにより容認された場合に、前記記録媒体を発行するよう制御する記録媒体発行制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、複数の利用料の中から当該遊技客若しくは当該遊技店のサービス内容に応じた利用料を選択する利用料選択手段をさらに備え、前記決済要求手段は、遊技客から決済システムを利用した記録媒体の発行要求を受け付けた際に、該記録媒体に対応する金額に前記利用料選択手段により選択された利用料を加算した額を決済要求額とした決済要求を前記決済システムに対して行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記利用料選択手段は、複数の利用料の中から当該遊技客にとって最も利用料が低額となる利用料を選択することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記利用料設定手段は、遊技客の属性に応じた複数の利用料を設定し、前記利用料選択手段は、前記利用料設定手段により設定された複数の利用料の中から当該遊技客の属性に適合した利用料を選択することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記利用料設定手段は、遊技店によるサービスとして利用料を減額する時間帯毎、日別毎若しくは曜日毎の利用料を設定し、前記利用料選択手段は、前記利用料設定手段により設定された複数の利用料の中から記録媒体発行操作時点の時間帯、日若しくは曜日に適合した利用料を選択することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記利用料設定手段は、遊技店全体の決済取引回数若しくは利用料総額が所定値未満の場合の第1の利用料と所定値以上となった場合の第2の利用料を設定し、前記利用料選択手段は、記録媒体発行操作時点での遊技店全体の決済取引回数若しくは利用料総額が所定値未満である場合には第1の利用料を選択し、所定値以上である場合には第2の利用料を選択することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記録媒体発行手段は、複数種類の記録媒体を選択する際に利用する表示可能な選択ボタンと、前記利用料選択手段により選択された利用料、減免額並びに減免理由を各選択ボタン上に表示制御する表示制御手段とをさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、決済システムによる決済により有価価値が価値付けられた記録媒体を記録媒体発行装置から発行するとともに、該記録媒体発行装置により発行された記録媒体ごとの有価価値を管理装置で管理する記録媒体発行システムの記録媒体発行方法であって、前記管理装置上で前記決済システムを利用した決済取引時に遊技客が負担する利用料を設定する利用料設定工程と、前記利用料設定手段により設定された利用料を前記記録媒体発行装置に通知する利用料通知工程と、前記記録媒体発行装置が、遊技客から決済システムを利用した記録媒体の発行要求を受け付けた際に、該記録媒体に対応する金額に前記管理装置から通知された利用料を加算した額を決済要求額とした決済要求を前記決済システムに対して行う決済要求工程と、前記決済要求工程による決済要求が前記決済システムにより容認された場合に、前記記録媒体を発行するよう制御する記録媒体発行制御工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、管理装置上で決済システムを利用した決済取引時に遊技客が負担する利用料を設定するとともに、設定した利用料を記録媒体発行装置に通知し、この通知を受けた記録媒体発行装置は、遊技客から決済システムを利用した記録媒体の発行要求を受け付けた際に、該記録媒体に対応する金額に管理装置から通知された利用料を加算した額を決済要求額とした決済要求を決済システムに対して行い、決済要求が決済システムにより容認された場合に、記録媒体を発行制御するよう構成したので、遊技客が負担する利用料を管理装置を介して効率良く記録媒体発行装置に設定することができる。
また、本発明によれば、複数の利用料の中から当該遊技客若しくは当該遊技店のサービス内容に応じた利用料を選択するとともに、遊技客から決済システムを利用した記録媒体の発行要求を受け付けた際に、該記録媒体に対応する金額に選択された利用料を加算した額を決済要求額とした決済要求を決済システムに対して行うよう構成したので、複数の利用料の中から遊技客の状況並びに遊技店のサービスに適合した利用料を円滑かつ効率良く選択することができる。
また、本発明によれば、複数の利用料の中から当該遊技客にとって最も利用料が低額となる利用料を選択するよう構成したので、遊技客にとって最も有利な利用料を選択し、もって遊技客が決済システムを利用するインセンティブを高めることができる。
また、本発明によれば、管理装置上で遊技客の属性に応じた複数の利用料を設定するとともに、設定された複数の利用料の中から当該遊技客の属性に適合した利用料を選択するよう構成したので、特定の会員に対する利用料を優遇する等のサービスを行い、もって会員加入のインセンティブを高めることができる。
また、本発明によれば、管理装置上で遊技店によるサービスとして利用料を減額する時間帯毎、日別毎若しくは曜日毎の利用料を設定するとともに、記録媒体発行装置が設定された複数の利用料の中から記録媒体発行操作時点の時間帯、日若しくは曜日に適合した利用料を選択するよう構成したので、遊技店が例えば「7のつく日は利用料を減額します」等の時間関連のイベントを行い、もって集客効果を高めることができる。
また、本発明によれば、管理装置上で遊技店全体の決済取引回数若しくは利用料総額が所定値未満の場合の第1の利用料と所定値以上となった場合の第2の利用料を設定するとともに、記録媒体発行装置が記録媒体発行操作時点での遊技店全体の決済取引回数若しくは利用料総額が所定値未満である場合には第1の利用料を選択し、所定値以上である場合には第2の利用料を選択するよう構成したので、遊技店が店舗全体として予め想定した回数若しくは総額以上の決済利用があった場合に店舗全体の売上若しくは集客が見込めるので、その見返りとして遊技客が負担する利用料を減免し、もって集客効果を高めることができる。
また、本発明によれば、記録媒体発行装置上に複数種類の記録媒体を選択する際に利用する表示可能な選択ボタンを設けておき、選択された利用料、減免額並びに減免理由を各選択ボタン上に表示制御するよう構成したので、遊技客により選択ボタンを押下される前に利用料の減免額及び理由を把握させ、もって決済システム利用のインセンティブを高めることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る記録媒体発行システム及び記録媒体発行方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、ここでは本発明をデビット決済を用いてプリペイドカードを購入する場合に適用した例を示すこととする。
まず、本実施例に係る記録媒体発行システムを採用する遊技店内の装置構成並びにデビット決済システムについて説明する。図1は、本実施例に係る記録媒体発行システムを採用する遊技店内の装置構成並びにデビット決済システムを説明するための説明図である。
図1に示すように、パチンコ店内に設けられる各パチンコ機100にはそれぞれカード処理ユニット110が併設されており、各カード処理ユニット110は、島コントローラ120を介してターミナルコントローラ(以下「T/C」と言う)150に接続されている。また、このT/C150には、デビット子機の機能を内在するカード発行機130とカード精算機140が接続されている。
パチンコ機100は、パチンコ玉を遊技領域に発射して遊技客が遊技を行う遊技機であり、カード処理ユニット110は、このパチンコ機100に併設され、プリペイドカードを受け付けて遊技媒体であるパチンコ玉を貸し出す処理機である。島コントローラ120は、各島に配設されたカード処理ユニット110とT/C150との間のデータ中継を行う中継装置である。
カード発行機130は、デビット決済により有価価値である度数が価値付けられたプリペイドカードを発行する装置であり、その内部に従来のデビット子機の機能を持つデビットカード処理部130eを内在する。すなわち、かかるカード発行機130は、従来のカード発行機とデビット子機を一体化した装置であり、現金によるカード発行は行わずにデビット決済によるカード発行のみを行うものである。なお、本実施例では説明の便宜上、かかるカード発行機130をデビット決済専用機とした場合を示すこととするが、現金によるプリペイドカードの発行機能を付与することもできる。
このカード発行機130に内在されるデビットカード処理部130eは、デビットカードのカードID、該デビットカードに対応付けられた暗証番号及び決済要求額を情報処理センタ170に送信して決済依頼を行う処理部である。
ここで、このカード発行機130は、T/C150上で設定された利用料をデビット決済時に遊技客から徴収する点にその特徴があり、T/C150上で設定された各条件ごとの利用料を登録した利用料テーブルを受信して記憶しておき、デビット決済要求操作を受け付けたならば、遊技客の情報若しくはパチンコ店のサービス内容に応じた利用料を選択し、選択した利用料を遊技客から徴収することとしている。このため、パチンコ店では、T/C150上にて利用料を設定すれば、その設定内容が各カード発行機130に反映されるため、各種イベント等に合わせた多種多様な利用料減免サービスを柔軟に提供することができる。
カード精算機140は、カード発行機130により発行されたプリペイドカードのうち未使用のものを精算して現金を投出する精算機である。このカード精算機140にプリペイドカードが投入されると、該カード精算機140がT/C150に対してこのプリペイドカードのカードIDに対応する残度数を問い合わせ、残度数分の現金を払い出すことになる。
T/C150は、パチンコ店に少なくとも1台設置してあり、カードデータ管理テーブルを用いて各カードIDごとに発行額、残度数及び発行日時等を管理する管理装置である。すなわち、プリペイドカードにはカードIDが記憶されており、このカードIDに関する情報がT/C150で管理されているのである。
また、このT/C150は、単にプリペイドカードの度数管理を行うだけではなく、デビット決済時に遊技客から徴収する利用料を設定する機能を有する。具体的には、(1)デフォルトとなる利用料の設定、(2)時間帯別の利用料の設定、(3)日毎の利用料の設定、(4)曜日毎の利用料の設定、(5)会員用の利用料の設定、(6)動的変動設定を行い、設定した利用料をカード発行機130に通知する。
ここで、時間帯別、日毎及び曜日ごとに利用料を設定できるようにした理由は、デビット決済時に必要となる利用料の減額を遊技店のサービスの一環としてイベントと連動できるようにするためである。また、会員に利用料を設定できるようにした理由は、例えば来店回数の多い会員の手数料を減免して会員加入へのインセンティブを高めるためである。さらに、動的変動設定とは、例えば遊技店全体でデビット利用回数が所定回数以上となった場合に、パチンコ店で一定の売上若しくは集客効果を上げられたものとみなしてその後の利用料の一部又は全部をパチンコ店側で負担し、もって遊技客に優良店との印象を与えて集客効果を高めるためである。
情報処理センタ170は、公衆回線網160を介してカード発行機130からのデビット決済要求を受け付ける窓口であり、かかるデビット決済要求を受け付けたならば、CAFISネットワーク180を介して遊技客(利用者)の銀行口座が設けられているデビットカード発行銀行190に対して残高問い合わせを行い、決済要求額(プリペイドカードの額+利用料)以上の口座残高がある場合には決済処理を行う。この決済処理に応答して、デビットカード発行銀行190の遊技客の銀行口座から加盟店銀行200の情報処理センタ170の口座に決済要求額が引き落とされる。その後、所定の手数料を差し引いた金額が、この加盟店銀行200の情報処理センタ170の口座から△△銀行210のパチンコ店の口座にまとめて決済額が振り込まれる。
次に、図1に示したカード発行機130の構成について説明する。図2は、図1に示したカード発行機130の外観構成を示す正面図である。同図に示すように、このカード発行機130の前面には、タッチパネル式表示部131、テンキー132、デビットカード挿入口133、レシート発行口134及びカード発行口135が設けられている。なお、本実施例では、このカード発行機130をデビット利用専用機としているため、紙幣挿入口等については設けていない。
ここで、この正面図を用いてカード発行機130の操作概要を説明すると、まず遊技客は、デビットカード挿入口133にデビットカードを挿入するとともにテンキー132を用いて暗証番号を入力する。また、遊技客がタッチパネル式表示部131上に表示される金額選択ボタン131aを押下すると、押下した金額に利用料を加算した額が決済要求額とされ、この決済要求額、デビットカードのカードID及び暗証番号を含むデビット決済要求が情報処理センタ170に対してなされる。
そして、情報処理センタ170によりデビット決済要求が容認されると、タッチパネル式表示部131上に決済完了等が表示され、カード発行口135から決済額に対応する額のプリペイドカードが排出されるとともに、レシート発行口134からレシートが発行され、デビットカード挿入口133からデビットカードが返却される。
図3は、図1に示したカード発行機130の内部構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このカード発行機130は、タッチパネル式表示部131、テンキー132、通信インターフェース部(通信I/F部)130a及び130b、カードリーダ130c、印字部130d、デビットカード処理部130e、カード発行処理部130f、記憶部130g及び制御部130hを有する。
タッチパネル式表示部131は、遊技客による指での操作入力を受け付けることが可能な液晶パネル等で形成される入力表示兼用デバイスであり、このタッチパネル式表示部131には金額選択ボタン131aが表示される他、デビット決済要求した結果(容認又は棄却)等が表示される。
ここで、遊技客がこのカード発行機130にデビットカードを挿入すると、タッチパネル式表示部131の金額選択ボタン131aには、図4−1に示すように、プリペイドカードの金額及び利用料が表示される。ここでは、1000円、2000円、5000円及び10000円のプリペイドカードが発行可能であり、それぞれの利用料がデフォルト値である100円である場合を示している。
一方、遊技店の店員がT/C150上で利用料の割引に係る設定を行うと、図4−2に示すように、この金額選択ボタン131aには、デフォルトの利用料、割引後の利用料及び割引理由が表示される。ここでは、2000円のプリペイドカードの利用料が時間帯割引で20円割り引かれ80円となり、5000円のプリペイドカードの利用料が日別割引で50円割り引かれ50円となり、10000万円のプリペイドカードの利用料が無料となった状況を示している。このように、金額選択ボタン131a毎に利用料を設定することにより、遊技店が推奨するプリペイドカードの種別を遊技客に報知し、もって収益率を高めることができる。
図3の説明に戻ると、テンキー132は、遊技客がデビット決済取引を行う際に必要になる暗証番号の入力を行うための入力デバイスである。通信I/F部130aは、公衆回線網160を介して情報処理センタ170とデータ通信するためのインターフェース部であり、通信I/F部130bは、T/C150と通信を行うためのインターフェース部である。
カードリーダ130cは、デビットカード挿入口133に挿入されたデビットカードからカードIDを読み取って制御部130hに出力する処理部であり、印字部130dは、デビット決済取引終了後のデビット明細をレシートとして印字するための小型プリンタである。この印字部130dで印字されたレシートは、レシート発行口134から排出される。
デビットカード処理部130eは、遊技客からデビット決済操作を受け付けた際に、情報処理センタ170に対してこのデビット決済操作に対応するデビット決済要求を行う処理部であり、具体的には、カードID、暗証番号及び決済要求額(選択された金額選択ボタン131aの額+利用料)を情報処理センタ170に送信してデビット決済要求を行う。例えば、カードID「1234567」を所有する遊技客から「3000円(利用料は100円)」のデビット決済依頼を受けた場合に、このデビットカード処理部130eは、情報処理センタ170に対して「3100円」分のデビット決済要求を行う。
カード発行処理部130fは、情報処理センタ170からデビット決済の容認通知を受け付けた場合に、該当する金額のプリペイドカードを発行処理する処理部である。具体的には、発行するプリペイドカードのカードID、発行金額、残度数及び発行日時をT/C150に通知するとともに、該カードIDを有するプリペイドカードをカード発行口135から発行することになる。
記憶部130gは、ハードディスク装置や不揮発性メモリからなる記憶デバイスであり、ここにはT/C150から通知された利用料設定テーブル154b等が記憶される。なお、この利用料設定テーブル154bは、制御部130h内に設けられた利用料選択処理部130iによって参照される。
制御部130hは、公衆回線網160を介して情報処理センタ170との間のデータ授受を行う処理、T/C150との通信を行う処理等を含むカード発行機130の全体制御を行う制御部であり、利用料選択処理部130iを有する。
この利用料選択処理部130iは、デビット決済操作を受け付けた際に、利用料設定テーブル154bに基づいて利用料を決定する処理部であり、具体的には、複数の利用料の中から割引額が最も高く利用料が低額になる利用料を選択する。例えば、10時〜12時の利用料が80円に設定され、12月7日の利用料が50円に設定されている場合に、デビット決済操作を受け付けた日時が12月7日11時である場合には、より割引額の大きい50円が利用料として選択される。ただし、最も割引額が高い利用料を選択するのではなく、複数の利用料が該当する場合に特定の利用料(例えば時間帯の利用料)を優先して選択するようにすることもできる。
次に、図1に示したT/C150の内部構成について説明する。図5は、図1に示したT/C150の内部構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このT/C150は、通信I/F部151と、入力部152と、表示部153と、記憶部154と、制御部155とからなる。
通信I/F部151は、カード発行機130、カード精算機140又はカード処理ユニット110とデータ通信するためのインターフェース部であり、入力部152は、キーボードやマウス等の入力デバイスであり、表示部153は、ディスプレイ装置や液晶パネル等の表示デバイスである。
記憶部154は、ハードディスク装置や不揮発性メモリからなる記憶デバイスであり、カードデータ管理テーブル154a及び利用料設定テーブル154bを記憶する。カードデータ管理テーブル154aは、プリペイドカードのカードID毎に発行額、残度数及び発行日時等を管理するテーブルであり、利用料設定テーブル154bは、デビット決済時に遊技客から徴収する利用料を記憶するテーブルである。
制御部155は、T/C150の全体制御を行う制御部であり、カード管理部155a及び利用料設定部155bを有する。カード管理部155aは、カードデータ管理テーブル154aを用いて各プリペイドカードの残度数等を管理する管理部である。
利用料設定部155bは、デビット決済要求を行う際に遊技客が負担する利用料を設定する処理部である。具体的には、表示部153上に表示される図6〜図12に示した表示メニューに対して入力部152から所定の入力操作を行うと、デフォルト設定、時間別設定、日別設定、曜日設定、会員用設定及び動的変動設定のそれぞれの利用料を設定し、利用料設定テーブル154bに格納することができる。この利用料設定テーブル154bは、その後に制御部155によってカード発行機130に通知される。
図6は、図5に示したT/C150の表示部153に表示するデビット利用料設定メニューの表示内容を示す図である。同図に示すように、このデビット利用料設定メニューは、遊技店の店員が設定する利用料の種別を選択するための選択メニューであり、選ばれた項目に対応して図7〜図12に示す個別の設定メニューが表示部153上に現れる。ここでは、(1)デフォルト設定、(2)時間別設定、(3)日別設定、(4)曜日設定、(5)会員用設定及び(6)動的変動設定の設定項目を設けた場合を示している。
ここで、遊技店の店員がデフォルト設定を選択した場合には、図7に示したデフォルト設定メニューに移行する、図7は、デフォルト設定メニューの一例を示す図である。同図に示すように、このデフォルト設定メニューでは、タッチパネル式表示部131上に表示する金額選択ボタン131a(以下、単に「ボタン」と言う)の金種種別及び基本となる利用料を設定する。ここでは、タッチパネル式表示部131上に4種類のボタン1〜4を表示するとともに、金額1000円及び利用料100円をボタン1に設定し、金額2000円及び利用料100円をボタン2に設定し、金額5000円及び利用料100円をボタン3に設定し、金額10000円及び利用料100円をボタン4にデフォルト値として設定した場合を示している。
また、図6に示したデビット利用料設定メニュー上で時間別設定を選択した場合には、図8に示した時間別設定メニューに移行する。図8は、時間別設定メニューの一例を示す図である。同図に示すように、この時間別設定メニューでは、時間帯により利用料の割引対象とするボタンを指定するとともに、割引額及び利用料の少なくとも一方を設定することになる。ここでは、10時〜12時の開店割引として利用料を20円減額して80円とした状況を示している。なお、ここでは全ボタン1〜4を割引対象とした場合を示しているが、特定のボタンのみを割引対象とすることもできる。
また、図6に示したデビット利用料設定メニュー上で日別設定を選択した場合には、図9に示した日別設定メニューに移行する。図9は、日別設定メニューの一例を示す図である。同図に示すように、この日別設定メニューでは、日別に利用料の割引対象とするボタンを指定するとともに、割引額及び利用料の少なくとも一方を設定することになる。なお、ここでは「7」のつく日をイベント対象日として利用料を50円減額した状況を示している。
また、図6に示したデビット利用料設定メニュー上で曜日設定を選択した場合には、図10に示した曜日設定メニューに移行する。図10は、曜日設定メニューの一例を示す図である。同図に示すように、この曜日設定メニューでは、曜日毎に利用料の割引対象とするボタンを指定するとともに、割引額及び利用料の少なくとも一方を設定することになる。なお、ここでは毎週「月曜日」をイベント対象日として利用料を30円減額した状況を示している。
また、図6に示したデビット利用料設定メニュー上で会員用設定を選択した場合には、図11に示した会員用設定メニューに移行する。図11は、会員用設定メニューの一例を示す図である。同図に示すように、この会員設定メニューでは、特定の条件を満たす会員を利用料の割引対象として指定するとともに、割引額及び利用料の少なくとも一方を設定することになる。なお、ここでは来店回数が10回以上の会員に対する利用料を30円減額した状況を示している。
また、図6に示したデビット利用料設定メニュー上で動的変動用設定を選択した場合には、図12に示した動的変動設定メニューに移行する。この動的変動設定メニューは、上記図7〜図11に示したような一度設定すると固定的に利用料が定まるものではなく、状況に応じて動的に利用料を変動させるものである。
図12は、動的変動設定メニューの一例を示す図である。同図に示すように、この動的変動設定メニューでは、パチンコ店での対象期間(12月7日10時〜23時)の全デビット取引回数が200回を超えるまでは100円の利用料を設定し、200回以上となった場合に利用料を無料とした状況を示している。また、図中に示したように、全取引回数だけではなくパチンコ店での利用料総額が所定額(例えば10万円)以上となった場合に利用料を無料にするよう設定することもできる。なお、ここでは10時〜23時すなわちパチンコ店の一日のサービス提供期間を対象期間とした場合を示したが、一週間若しくは一ヶ月等の期間を対象期間とすることもできる。
次に、T/C150上で設定した利用料設定テーブルをカード発行機130に格納するまでの処理手順について説明する。図13は、T/C150上で設定した利用料設定テーブルをカード発行機130に格納するまでの処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、T/C150の利用料設定部155bは、デビット利用料設定メニューを表示部153上に表示して利用料の変更待ちの状態にあり(ステップS101否定)、表示部153上で利用料の変更指示を受け付けたならば(ステップS101肯定)、利用料設定テーブル154bを更新した後(ステップS102)、この利用料設定テーブル154bをカード発行機130に送信する(ステップS103)。
カード発行機130は、この利用料設定テーブル154bを受信したならば、該利用料設定テーブル154bを記憶部130gに格納し(ステップS104)、T/C150に対して完了通知を行う(ステップS105)。
これにより、このカード発行機130が新たにデビット決済操作を受け付けた場合に、新たな利用料設定テーブル154bに基づいて利用料を選択することができるため、パチンコ店の運営時間中に利用料の変更が行われた場合であっても、その結果をリアルタイムで反映させ、もってサービスの向上を図ることができる。
次に、図1に示したカード発行機130が行うカード発行処理手順について説明する。図14及び図15は、図1に示したカード発行機130が行うカード発行処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、カード発行機130は、まずデビットカードの受付待ちの状態にあり(ステップS201否定)、デビットカード挿入口133からデビットカードを受け付けたならば(ステップS201肯定)、このデビットカードに記録されたカードIDを読み取り(ステップS202)、暗証番号の受付待ちの状態となる(ステップS203否定)。
ここで、テンキー132を介して暗証番号を受け付けたならば(ステップS203肯定)、会員カードを受け付けたか否かを確認し(ステップS204)、会員カードを受け付けたならば(ステップS204肯定)、会員カードのカードIDをキーとしてT/C150から会員データを取得する(ステップS205)。
その後、図示しないタイマーから時間データ(現在時刻、日付、曜日)を取得し(ステップS206)、取得した時間データ及び会員データと利用料設定テーブル154bに基づいて遊技客から徴収すべき利用料を決定し(ステップS207)、決定した利用料をデフォルトの利用料とともに図4−2に示したように金額選択ボタン131a上に表示する。
そして、いずれかの金額選択ボタン131aが押下されたならば(ステップS209肯定)、該当する金額と決定した利用料を加算して決済要求額を算定し(ステップS210)、この決済要求額をデビットカードのカードID及び暗証番号とともに情報処理センタ170に送信して決済要求を行う(ステップS211)。
そして、情報処理センタ170から決済不許可(決済NG)の通知を受け取ったならば(ステップS212否定)、タッチパネル式表示部131上にエラー表示を行った後に(ステップS213)、デビットカード及び会員カードを排出して(ステップS217)処理を終了する。
これに対して、情報処理センタ170から決済許可(決済OK)の通知を受け取ったならば(ステップS212肯定)、該当する金額の度数が価値付けられたプリペイドカードのカードID、発行額、残度数及び発行日付をT/C150に送信するとともに該プリペイドカードをカード発行口135から排出するカード発行処理を行うとともに(ステップS214)、レシート発行口134からレシートを発行し(ステップS215)、タッチパネル式表示部131上に取引完了表示を行った後に(ステップS216)、デビットカード及び会員カードを排出して(ステップS217)処理を終了する。
上述してきたように、本実施例では、T/C150上でデビット決済時に遊技客に負担させる利用額を設定して各カード発行機130に通知し、カード発行機130がデビット決済操作を受け付けた際に、T/C150から受け取った各利用額の中から最も安い利用料を選択し、選択した利用料とプリペイドカードの購入金額を加算した額を決済要求額として情報処理センタ170に決済要求を行い、決済許可を受け取った場合にプリペイドカードの発行処理を行うよう構成したので、T/C150を介して各カード発行機130に適正な利用料を効率良く設定することができる。
なお、本実施例では、本発明をデビット決済システムに適用した場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、利用料を遊技客から徴収する各種決済システムに適用することもできる。また、本実施例では、記録媒体としてプリペイドカードを発行する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、度数が価値付けられたコイン等の他の記録媒体に適用することもできる。
また、本実施例では、時間別の利用料設定、日別の利用料設定、曜日毎の利用料設定、特定会員の利用料設定、動的に変動する利用料設定について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の要因に注目して利用料をT/C150上で設定する場合に適用することもできる。
また、本実施例では、T/C150において設定された複数の利用料を利用料設定テーブル154bとしてカード発行機130に通知し、カード発行機130上でカード発行処理時にこの利用料設定テーブル154bに基づいて利用料を選択する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、T/C150はカード発行機130に対して利用料設定テーブル154bを通知せず、カード発行機130からの要求に応じてその都度T/C150が利用料設定テーブルから利用料を選択するよう構成することもできる。
また、本実施例では、カード発行機130から公衆回線網160を介して情報処理センタ170に接続する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、情報処理センタ170とT/C150との間を公衆回線網160を介して接続し、カード発行機130がT/C150及び公衆回線網160を介して情報処理センタ170にデビット決済要求を行うよう構成することもできる。
本発明にかかる記録媒体発行システム及び記録媒体発行方法は、決済システムを利用して有価価値が価値付けられた記録媒体を発行する場合に遊技客が負担する利用料を効率良く設定するとともに、遊技客の状況並びに遊技店のサービスに適合した利用料を円滑かつ効率良く選択させる場合に有用である。
本実施例に係る記録媒体発行システムを採用する遊技店内の装置構成並びにデビット決済システムを説明するための説明図である。 図1に示したカード発行機の外観構成を示す正面図である。 図1に示したカード発行機の内部構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したタッチパネル式表示部に表示する金額選択ボタンの一表示態様を示す図である。 図1に示したタッチパネル式表示部に表示する金額選択ボタンの別の表示態様を示す図である。 図1に示したT/Cの内部構成を示す機能ブロック図である。 図5に示したT/Cの表示部に表示するデビット利用料設定メニューの表示内容を示す図である。 デフォルト設定メニューの一例を示す図である。 時間別設定メニューの一例を示す図である。 日別設定メニューの一例を示す図である。 曜日設定メニューの一例を示す図である。 会員用設定メニューの一例を示す図である。 動的変動設定メニューの一例を示す図である。 T/C上で設定した利用料設定テーブルをカード発行機に格納するまでの処理手順を示すフローチャートである。 図1に示したカード発行機が行うカード発行処理手順を示すフローチャート(1)である。 図1に示したカード発行機が行うカード発行処理手順を示すフローチャート(2)である。
符号の説明
100 パチンコ機
110 カード処理ユニット
120 島コントローラ
130 カード発行機
130a,130b 通信I/F部
130c カードリーダ
130d 印字部
130e デビットカード処理部
130f カード発行処理部
130g 記憶部
130h 制御部
130i 利用料選択処理部
131 タッチパネル式表示部
132 テンキー
133 デビットカード挿入口
134 レシート発行口
135 カード発行口
140 カード精算機
150 ターミナルコントローラ(T/C)
151 通信I/F部
152 入力部
153 表示部
154 記憶部
154a カードデータ管理テーブル
154b 利用料設定テーブル
155 制御部
155a カード管理部
155b 利用料設定部
160 公衆回線網
170 情報処理センタ
180 CAFISネットワーク
190 デビットカード発行銀行
200 加盟店銀行
210 △△銀行

Claims (8)

  1. 決済システムによる決済により有価価値が価値付けられた記録媒体を発行する記録媒体発行装置と、該記録媒体発行装置により発行された記録媒体ごとの有価価値を管理する管理装置とを有する記録媒体発行システムであって、
    前記管理装置は、
    前記決済システムを利用した決済取引時に遊技客が負担する利用料を設定する利用料設定手段と、前記利用料設定手段により設定された利用料を前記記録媒体発行装置に通知する利用料通知手段とを備え、
    前記記録媒体発行装置は、
    遊技客から決済システムを利用した記録媒体の発行要求を受け付けた際に、該記録媒体に対応する金額に前記管理装置から通知された利用料を加算した額を決済要求額とした決済要求を前記決済システムに対して行う決済要求手段と、前記決済要求手段による決済要求が前記決済システムにより容認された場合に、前記記録媒体を発行するよう制御する記録媒体発行制御手段とを備えた
    ことを特徴とする記録媒体発行システム。
  2. 複数の利用料の中から当該遊技客若しくは当該遊技店のサービス内容に応じた利用料を選択する利用料選択手段をさらに備え、
    前記決済要求手段は、遊技客から決済システムを利用した記録媒体の発行要求を受け付けた際に、該記録媒体に対応する金額に前記利用料選択手段により選択された利用料を加算した額を決済要求額とした決済要求を前記決済システムに対して行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体発行システム。
  3. 前記利用料選択手段は、複数の利用料の中から当該遊技客にとって最も利用料が低額となる利用料を選択することを特徴とする請求項2に記載の記録媒体発行システム。
  4. 前記利用料設定手段は、遊技客の属性に応じた複数の利用料を設定し、前記利用料選択手段は、前記利用料設定手段により設定された複数の利用料の中から当該遊技客の属性に適合した利用料を選択することを特徴とする請求項2に記載の記録媒体発行システム。
  5. 前記利用料設定手段は、遊技店によるサービスとして利用料を減額する時間帯毎、日別毎若しくは曜日毎の利用料を設定し、前記利用料選択手段は、前記利用料設定手段により設定された複数の利用料の中から記録媒体発行操作時点の時間帯、日若しくは曜日に適合した利用料を選択することを特徴とする請求項2に記載の記録媒体発行システム。
  6. 前記利用料設定手段は、遊技店全体の決済取引回数若しくは利用料総額が所定値未満の場合の第1の利用料と所定値以上となった場合の第2の利用料を設定し、前記利用料選択手段は、記録媒体発行操作時点での遊技店全体の決済取引回数若しくは利用料総額が所定値未満である場合には第1の利用料を選択し、所定値以上である場合には第2の利用料を選択することを特徴とする請求項2に記載の記録媒体発行システム。
  7. 前記記録媒体発行手段は、複数種類の記録媒体を選択する際に利用する表示可能な選択ボタンと、前記利用料選択手段により選択された利用料、減免額並びに減免理由を各選択ボタン上に表示制御する表示制御手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の記録媒体発行システム。
  8. 決済システムによる決済により有価価値が価値付けられた記録媒体を記録媒体発行装置から発行するとともに、該記録媒体発行装置により発行された記録媒体ごとの有価価値を管理装置で管理する記録媒体発行システムの記録媒体発行方法であって、
    前記管理装置上で前記決済システムを利用した決済取引時に遊技客が負担する利用料を設定する利用料設定工程と、
    前記利用料設定手段により設定された利用料を前記記録媒体発行装置に通知する利用料通知工程と、
    前記記録媒体発行装置が、遊技客から決済システムを利用した記録媒体の発行要求を受け付けた際に、該記録媒体に対応する金額に前記管理装置から通知された利用料を加算した額を決済要求額とした決済要求を前記決済システムに対して行う決済要求工程と、
    前記決済要求工程による決済要求が前記決済システムにより容認された場合に、前記記録媒体を発行するよう制御する記録媒体発行制御工程と
    を含んだことを特徴とする記録媒体発行方法。
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