JP2007146303A - 紐状部材とともに使用される織編物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 織編物を巻いたように使用するが、織編物を平坦な一枚ものとしても使用することができる紐状部材とともに使用される織編物を提供する。
【解決手段】 織編物1の一辺に沿うように設けられる通し穴Tに紐状部材5を通し、この紐状部材5の端部5aを結ぶなどして織編物を巻いたように使用する紐状部材とともに使用される織編物であって、上記紐状部材5が通し穴Tに自由動が可能なように通されるか、又は、上記紐状部材5が通し穴Tに通されるとともに所定箇所Taが連結されて、織編物1を巻いた状態にしたり、結びを解除すると一枚ものに広げるように使用可能にするとともに、織編物を巻いた状態で係止させるための第1の係止部2aを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 織編物1の一辺に沿うように設けられる通し穴Tに紐状部材5を通し、この紐状部材5の端部5aを結ぶなどして織編物を巻いたように使用する紐状部材とともに使用される織編物であって、上記紐状部材5が通し穴Tに自由動が可能なように通されるか、又は、上記紐状部材5が通し穴Tに通されるとともに所定箇所Taが連結されて、織編物1を巻いた状態にしたり、結びを解除すると一枚ものに広げるように使用可能にするとともに、織編物を巻いた状態で係止させるための第1の係止部2aを有する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、タオルや布等の織編物の一辺に沿うように設けられる通し穴に紐状部材を通し、この紐状部材の端部を結ぶなどして織編物を巻いたように使用する紐状部材とともに使用される織編物に関する。
従来、タオル生地等の織編物に紐状部材を通す穴を設け、この穴に紐状部材を通し、織編物を巻いたように使用するものがある(特許文献1)。タオル生地では、子どもの湯上がりの乾燥に使用されたり、プール・海水浴等でも使用されるものであり(「巻きタオル」や「スナップタオル」と称されることもある。)子どもの首の大きさに合わせるためにゴム等を縫いつけて縮径させてあるため、通し穴が常にしわ(ギャザー)が寄った状態である。
上記巻きタオルでは、紐状部材が通し穴の中に縫いつけられてしまっているため、通し穴に常にしわ(ギャザー)が寄ったままの状態であった。しかし、このような通し穴にしわ(ギャザー)が寄ったままの状態になるものでは、洗濯すると、このしわ(ギャザー)が寄った箇所では、乾燥に時間がかかる問題、洗濯しても汚れが落ちにくいという問題、洗濯後に畳むときも畳みにくいなどの問題、換言すると、タオル生地等の織編物の平坦な一枚ものとして使用ができないという問題を有していた。
そこで本発明の目的は、織編物を巻いたように使用するが、織編物を平坦な一枚ものとしても使用することができる紐状部材とともに使用される織編物を提供することにある。
本発明の請求項1記載の紐状部材とともに使用される織編物は、織編物の一辺に沿うように設けられる通し穴に紐状部材を通し、この紐状部材の端部を結ぶなどして織編物を巻いたように使用される織編物であって、上記紐状部材を通し穴に対して自由動が可能なように連結されず通されるか、又は、上記紐状部材が通し穴に通されるとともに所定箇所が連結されて、織編物を巻いた状態にしたり、結びを解除すると通し穴の部分を含め平坦な一枚ものに広げるように使用可能にするとともに、織編物を巻いた状態で係止させるための第1の係止部を有する。
本発明によれば、上記紐状部材が通し穴に対して自由動が可能なように連結されず通されるか、又は、上記紐状部材(5)が通し穴Tのほぼ中央部(符号Ta)で一箇所のみ連結されているような所定箇所の連結でも、結びを解除すれば、しわ(ギャザー)を完全にのばすことができる。
本発明によれば、織編物を巻いたように使用したり、通し穴の部分を含め織編物を平坦な一枚ものとしても使用することができ、また、洗濯時には、しわ(ギャザー)を完全に伸ばすことができるので、汚れが落とし易く、その後の乾燥も行い易くなる。また、畳んだ時もかさばらない。
以下、本発明を適用した最良の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、一枚ものとしての使用状態を示すものであり、タオル生地等の織編物(符号1)の一辺(図1中上方側の一辺)に沿うように通し穴Tが設けられている。また、別の向かい合う二辺には、織編物を巻いた状態で係止させるためのスナップボタン等の第1の係止部(符号2)を有する。前記通し穴Tの出し入れ口Tbの近傍には、ボタン等の第2の係止部(符号3)が各々設けられ、また、通し穴Tに通された紐状部材(5)の中途部には、この第2の係止部(符号3)が係止される切り込み等の被係止部(符号4)が2箇所設けられている。このため、上記2箇所の第2の係止部(符号3)を被係止部(符号4)に係止させると、図2に示すように、紐状部材(5)の両端5aが引き出され、この両端5aを互いに結ぶことができるようになる。
紐状部材(5)は、図4に示すように、ゴム紐等の伸縮性を有する部材(符号5b)が中央に配され、その両端(符号5a)が布製等の紐であるが、すべてゴム紐であってもよく、また、すべて布製等の紐であっても良い。紐状部材(5)は、通し穴Tのほぼ中央部(符号Ta)で連結されている。つまり中央部一箇所のみ縫合されている。しかし、この連結状態を使用せずに、上記紐状部材5が通し穴Tに自由動が可能なように通されていても良い。自由動可能な状態にする利点としては、織編物(符号1)と紐状部材(5)とを別々にして洗濯したり、また、交換が自在である点が挙げられる。一方、紐状部材(5)が通し穴Tのほぼ中央部(符号Ta)で一箇所のみ連結されている利点としては、紐状部材(5)が抜け落ちるようなことを防止できるとともに、ほぼ中央部(符号Ta)で連結されているので、ゴム紐等の伸縮性を有する部材(符号5b)が中央に配されているので、この伸縮性を左右に均等に発揮させることができる点がある。
図3のように、子供の湯上がりやプール・海水浴から上がったときに使用するためには、図1の状態から紐状部材5の両端5aを通し穴から引き出して、通し穴Tの部分を縮め、第2の係止部3を被係止部4に係止させる。その後、第1の係止部2aを被係止部2bに係止させ、通し穴から引き出した紐状部材の両端5a同士を結べば、子供の身体を覆う状態となる。
以上のように、本実施の形態によれば、従来のような、しわ(ギャザー)が連続するような事態を防止でき、タオル生地等の織編物1を平坦な一枚ものとしての使用状態が可能となるので、洗濯時には汚れが落とし易く、また、その後の乾燥も行い易くなる。また、畳んだ時も、かさばらない。
以上、上記ではタオル生地を使ったが、織編物、つまり織物および編物全般で応用できる。同じく、ゴム紐と紐の組み合わせを使ったが、紐状の部材であれば、どのようなものでも使用可能である。
1 織編物
2a 第1の係止部、2b 第1の被係止部
3 第2の係止部
4 第2の被係止部
5 紐状部材
5a 紐状部材の両端部、5b 紐状部材の中央部
2a 第1の係止部、2b 第1の被係止部
3 第2の係止部
4 第2の被係止部
5 紐状部材
5a 紐状部材の両端部、5b 紐状部材の中央部
Claims (5)
- 織編物の一辺に沿うように設けられる通し穴に紐状部材を通し、この紐状部材の端部を結ぶなどして織編物を巻いたように使用する紐状部材とともに使用される織編物であって、上記紐状部材を通し穴に自由動が可能なように連結されず通されるか、又は、上記紐状部材が通し穴に通されるとともに所定箇所が連結されて、織編物を巻いた状態にしたり、結びを解除すると、通し穴の部分も含め平坦な一枚ものに広げるように使用可能にするとともに、織編物を巻いた状態で係止させるための第1の係止部を有することを特徴とする紐状部材とともに使用される織編物。
- 前記通し穴の出し入れ口の近傍にボタン等の第2の係止部が設けられ、前記紐状部材の中途部にはこの第2の係止部材が係止される切り込み等の被係止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の紐状部材とともに使用される織編物。
- 前記紐状部材は、ゴム紐等の伸縮性を有する部材であることを特徴とする請求項1記載の紐状部材とともに使用される織編物。
- 前記紐状部材は、ゴム紐等の伸縮性を有する部材が中央に配され、その両端側が紐であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の紐状部材とともに使用される織編物。
- 前記紐状部材とともに使用される織編物は、タオル生地であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載の紐状部材とともに使用される織編物。
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JP2009207752A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Junko Imose | タオル |
JP5835829B1 (ja) * | 2015-02-14 | 2015-12-24 | 裕代 鳥谷部 | 紐付きフェイスタオル |
JP2016049366A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | 有限会社デザインハウスレモン | 多用途タオル |
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2005
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