JP2007146231A - 炉内供給空気の還元剤、ペレット形成方法、ペレット炭化方法 - Google Patents
炉内供給空気の還元剤、ペレット形成方法、ペレット炭化方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007146231A JP2007146231A JP2005342531A JP2005342531A JP2007146231A JP 2007146231 A JP2007146231 A JP 2007146231A JP 2005342531 A JP2005342531 A JP 2005342531A JP 2005342531 A JP2005342531 A JP 2005342531A JP 2007146231 A JP2007146231 A JP 2007146231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pellet
- furnace
- pellets
- air supplied
- waste
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/78—Recycling of wood or furniture waste
Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Coke Industry (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
【課題】 取扱性が良好で、環境に優しい炉内供給空気の還元剤を提供する。
【解決手段】 羽口から燃焼炉内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整する炉内供給空気の還元剤において、廃棄木材を粉砕してペレット状に成形した廃木ペレットP1を、ペレット状のまま炭化させて形成した廃木炭ペレットP2で構成してある。
【選択図】図2
【解決手段】 羽口から燃焼炉内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整する炉内供給空気の還元剤において、廃棄木材を粉砕してペレット状に成形した廃木ペレットP1を、ペレット状のまま炭化させて形成した廃木炭ペレットP2で構成してある。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば、高炉製銑、砂鉄製錬、チタン製錬、合金鉄製造、亜鉛製錬、鉛製錬、リン製錬等に使用できる還元剤、及び、その還元剤を生産するためのペレット形成技術に関し、さらに詳しくは、羽口から燃焼炉(高炉やキュポラ等)内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整する炉内供給空気の還元剤と、そのペレット状還元剤を生産するためのペレット形成技術に関する。
従来、この種の炉内供給空気の還元剤としては、石炭粉やコークス粉等の粉炭や、重油を用いていた。
尚、この様な従来技術に関しては、当業者の間で広く知られているものであるが、該当する炉内供給空気の還元剤に関して詳しく言及した特許文献などは見あたらないので、先行技術文献は示していない。
尚、この様な従来技術に関しては、当業者の間で広く知られているものであるが、該当する炉内供給空気の還元剤に関して詳しく言及した特許文献などは見あたらないので、先行技術文献は示していない。
上述した従来の炉内供給空気の還元剤によれば、硫黄(S)分が含有しているために、燃焼炉内の燃焼に伴って、排気ガスに硫黄酸化物(SOx)が混ざって公害を引き起こす危険性がある。
また、材料として、特に粉体の場合、飛散する等の危険性があり、取扱性が悪い問題点もあった。
また、材料として、特に粉体の場合、飛散する等の危険性があり、取扱性が悪い問題点もあった。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、取扱性が良好で、環境に優しい炉内供給空気の還元剤を提供するところにある。
本発明の第1の特徴構成は、羽口から燃焼炉内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整する炉内供給空気の還元剤において、廃棄木材を粉砕してペレット状に成形した廃木ペレットを、ペレット状のまま炭化させて形成した廃木炭ペレットで構成してあるところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、前記廃木炭ペレットで還元剤を構成してあるから、炭素成分が多いことから高カロリーを期待でき、しかも、硫黄分を含有していないために、排ガスに硫黄酸化物(SOx)を含まず、無公害性が高い。
更には、廃棄木材中にはリグニン系の天然樹脂成分が含まれているために、合成接着剤等のバインダを使用せずにペレット状に加圧成形を行うことが可能となり、より経済性を向上させることができる。
また、粉体に比べて飛散し難いので、取扱性が向上する。
従って、取扱性が良好で無公害性が高い炉内供給空気の還元剤を、安価に提供することが可能となる。
更には、廃棄木材中にはリグニン系の天然樹脂成分が含まれているために、合成接着剤等のバインダを使用せずにペレット状に加圧成形を行うことが可能となり、より経済性を向上させることができる。
また、粉体に比べて飛散し難いので、取扱性が向上する。
従って、取扱性が良好で無公害性が高い炉内供給空気の還元剤を、安価に提供することが可能となる。
本発明の第2の特徴構成は、羽口から燃焼炉内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整する炉内供給空気の還元剤において、廃棄木材を粉砕してペレット状に成形した廃木ペレットで構成してあるところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、前記廃木ペレットで還元剤を構成してあるから、木材に含まれた揮発成分によって燃焼し易く、還元反応が迅速に行われやすい。そして、廃木材そのものに硫黄(S)分を含まないので無公害性が高い。
また、廃棄木材中にはリグニン系の天然樹脂成分が含まれているために、合成接着剤等のバインダを使用せずとも、加圧成形の際の摩擦熱によって前記天然樹脂成分が接着剤の働きをしてペレット状に成形することが可能となり、より経済性を向上させることができる。
また、粉体に比べて飛散し難いので、取扱性が向上する。
従って、取扱性が良好で無公害性が高い炉内供給空気の還元剤を、安価に提供することが可能となる。
また、廃棄木材中にはリグニン系の天然樹脂成分が含まれているために、合成接着剤等のバインダを使用せずとも、加圧成形の際の摩擦熱によって前記天然樹脂成分が接着剤の働きをしてペレット状に成形することが可能となり、より経済性を向上させることができる。
また、粉体に比べて飛散し難いので、取扱性が向上する。
従って、取扱性が良好で無公害性が高い炉内供給空気の還元剤を、安価に提供することが可能となる。
本発明の第3の特徴構成は、羽口から燃焼炉内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整する炉内供給空気の還元剤において、廃棄木材の粉砕物と廃棄プラスチックスの粉砕物との混合物をペレット状に成形した混合ペレットで構成してあるところにある。
本発明の第3の特徴構成によれば、廃棄木材の粉砕物と廃棄プラスチックスの粉砕物との混合物を成形した混合ペレットで還元剤を構成してあるから、高カロリーの廃棄プラスチックスが廃棄木材に加わって、全体として燃焼カロリーが高く、燃焼炉内に熱エネルギーと補給して炉内コークスの燃焼効率を向上させ易い。
本発明の第4の特徴構成は、羽口から燃焼炉内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整する炉内供給空気の還元剤において、廃棄植物を乾燥粉砕してペレット状に成形した廃植物ペレットで構成してあるところにある。
本発明の第4の特徴構成によれば、前記廃植物ペレットで還元剤を構成してあるから、自然資源を有効利用することが可能となり、更には、燃焼に伴って発生する二酸化炭素 (CO2)を低減できると共に、硫黄酸化物やダイオキシンを発生しないから、自然環境に優しい。
また、前記第1〜第3の特徴構成においても同様であるが、ペレットは、流動性が粉体に比して良好なので、羽口での目詰まり防止を図り易い。
また、前記第1〜第3の特徴構成においても同様であるが、ペレットは、流動性が粉体に比して良好なので、羽口での目詰まり防止を図り易い。
本発明の第5の特徴構成は、請求項1〜4に記載のペレット状の還元剤を形成するペレット形成方法において、ペレット成形用の貫通穴を多数備えたリングダイと、粉砕した廃材を前記リングダイとの間に位置させて前記貫通穴内に押し込んで固めるプレスロールとを備えたペレットミルを使用して、前記廃材をペレット状に成形するところにある。
本発明の第5の特徴構成によれば、プレスロールでリングダイの貫通孔に廃材を押し込む際に、加圧摩擦により熱が発生し、廃材として廃木材や廃植物に含まれる天然樹脂成分が溶融しながら接着作用をし、その為に特別に合成接着剤等のバインダを添加せずとも、廃材をペレット状に成形することが可能となる。
本発明の第6の特徴構成は、請求項1に記載のペレットを炭化するペレット炭化方法において、上端に備えたペレット投入口から下端に備えたペレット排出口にわたって継続して投入ペレットを炭化させる縦型加熱炉を使用してペレットを炭化するところにある。
本発明の第6の特徴構成によれば、縦型加熱炉の使用によって、ペレットが自重による移動により、上部から下部へ燃焼しながら炭化して下降し、継続的にペレットを炭化することができ、極めて効率よく炭化作業を進めることが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の「炉内供給空気の還元剤」の一実施形態であるペレットPを示すもので、例えば、高炉製銑、砂鉄製錬、チタン製錬、合金鉄製造、亜鉛製錬、鉛製錬、リン製錬等において、羽口から燃焼炉(例えば、高炉やキュポラ等)内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整するのに使用することができるものである。
前記ペレットPは、図に示すように、円形断面の棒状体に成形されている。
円形断面の直径寸法は、1〜6mm、長さ寸法は、2〜12mmに設定してあり、このペレット寸法は、羽口部分での還元剤の目詰まりを生じ難くするのに好ましい範囲として設定されている。また、円形断面であることによって、ペレットPが転がり易く、同様に目詰まり防止を図ることが可能となっている。
円形断面の直径寸法は、1〜6mm、長さ寸法は、2〜12mmに設定してあり、このペレット寸法は、羽口部分での還元剤の目詰まりを生じ難くするのに好ましい範囲として設定されている。また、円形断面であることによって、ペレットPが転がり易く、同様に目詰まり防止を図ることが可能となっている。
前記ペレットPは、各種原材料から形成することができるが、以下のものが例として挙げられる(図2参照)。
廃棄木材を粉砕してペレット状に成形した廃木ペレットP1。
廃木ペレットP1をペレット状のまま炭化させて形成した廃木炭ペレットP2。
廃棄木材の粉砕物と廃棄プラスチックスの粉砕物との混合物をペレット状に成形した混合ペレットP3。
廃棄植物を乾燥粉砕してペレット状に成形した廃植物ペレットP4。
廃棄木材を粉砕してペレット状に成形した廃木ペレットP1。
廃木ペレットP1をペレット状のまま炭化させて形成した廃木炭ペレットP2。
廃棄木材の粉砕物と廃棄プラスチックスの粉砕物との混合物をペレット状に成形した混合ペレットP3。
廃棄植物を乾燥粉砕してペレット状に成形した廃植物ペレットP4。
また、還元剤の使用に当たっては、上述の各ペレットPを単独種で使用すること以外に、複数種を組み合わせて使用することも可能である。
因みに、前記各ペレットPは、図3に示すようなペレットミル1を使用して形成することができる。
前記ペレットミル1は、ペレット成形用の貫通穴2aを多数備えたリングダイ2と、粉砕した廃材3を前記リングダイ2との間に位置させて前記貫通穴2a内に押し込んで固めるプレスロール4とを備えて構成されている。
前記貫通穴2aの内径寸法、及び、長さ寸法は、上述のペレット寸法に合わせて設定されている。
そして、前記リングダイ2の内空部に投入された廃材3は、図に示すように、回転駆動するリングダイ2の内周面と、回転駆動するプレスロール4の外周面との間に挟まれながら更に粉砕される。リングダイ2やプレスロール4との摩擦による発熱によって、変形しやすい状態となった廃材3は、引き続いてプレスされるに伴って前記貫通穴2a内に押し込まれ、貫通穴2aを通過する過程で前述の円形断面の棒状体に成形されていく。そして、前記リングダイ2の外周面から排出される。
前記ペレットミル1は、ペレット成形用の貫通穴2aを多数備えたリングダイ2と、粉砕した廃材3を前記リングダイ2との間に位置させて前記貫通穴2a内に押し込んで固めるプレスロール4とを備えて構成されている。
前記貫通穴2aの内径寸法、及び、長さ寸法は、上述のペレット寸法に合わせて設定されている。
そして、前記リングダイ2の内空部に投入された廃材3は、図に示すように、回転駆動するリングダイ2の内周面と、回転駆動するプレスロール4の外周面との間に挟まれながら更に粉砕される。リングダイ2やプレスロール4との摩擦による発熱によって、変形しやすい状態となった廃材3は、引き続いてプレスされるに伴って前記貫通穴2a内に押し込まれ、貫通穴2aを通過する過程で前述の円形断面の棒状体に成形されていく。そして、前記リングダイ2の外周面から排出される。
また、前記廃木炭ペレットP2を形成する為に、前記廃木ペレットP1をペレット状のまま炭化させるには、図4に示すような縦型加熱炉5を使用する。
前記縦型加熱炉5は、上端にペレット投入口5aが設けられると共に、下端にペレット排出口5bが設けられており、前記ペレット投入口5aから加熱炉内に投入されたペレットPは、炉内での燃焼によって炭化されながら下方へ移動し、前記ペレット排出口5bから廃木炭ペレットP2として排出される。
従って、ペレットPを継続して投入することで、炉内での燃焼・炭化も安定すると共に継続して実施され、廃木炭ペレットP2も継続して製造することができる。
前記縦型加熱炉5は、上端にペレット投入口5aが設けられると共に、下端にペレット排出口5bが設けられており、前記ペレット投入口5aから加熱炉内に投入されたペレットPは、炉内での燃焼によって炭化されながら下方へ移動し、前記ペレット排出口5bから廃木炭ペレットP2として排出される。
従って、ペレットPを継続して投入することで、炉内での燃焼・炭化も安定すると共に継続して実施され、廃木炭ペレットP2も継続して製造することができる。
本実施形態で説明した還元剤に係わる技術によれば、円形断面棒状体のペレット形状に成形された還元剤を採用していることによって、還元剤の供給経路での飛散や目詰まりを起こし難い状態で円滑な燃焼を実現することができ、炉内供給空気に還元性を向上させることが可能である。
そして、合成樹脂等のバインダを添加せずにペレット状に加圧成形を行うことが可能となり、より経済性を向上させることができると共に、燃焼排ガスに硫黄酸化物(SOx)を含まないので無公害性が高い。
従って、取扱性が良好で無公害性が高い炉内供給空気の還元剤を、安価に提供することが可能となる。
そして、合成樹脂等のバインダを添加せずにペレット状に加圧成形を行うことが可能となり、より経済性を向上させることができると共に、燃焼排ガスに硫黄酸化物(SOx)を含まないので無公害性が高い。
従って、取扱性が良好で無公害性が高い炉内供給空気の還元剤を、安価に提供することが可能となる。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 本発明に係わる還元剤の用途は、先の実施形態で説明した高炉製銑、砂鉄製錬、チタン製錬、合金鉄製造、亜鉛製錬、鉛製錬、リン製錬等に限らず、他の用途での還元剤としても使用することが可能で、要するに、羽口から燃焼炉内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整するものに使用することが可能である。
従って、燃焼炉も高炉に限るものではなく、その他の燃焼炉であってもよく、それらを総称して燃焼炉という。
〈2〉 前記ペレットは、先の実施形態で説明した円形断面の棒状体に成形したものに限るものではなく、多角形断面の棒状体や、直方体や立方体や球形等であってもよい。
従って、燃焼炉も高炉に限るものではなく、その他の燃焼炉であってもよく、それらを総称して燃焼炉という。
〈2〉 前記ペレットは、先の実施形態で説明した円形断面の棒状体に成形したものに限るものではなく、多角形断面の棒状体や、直方体や立方体や球形等であってもよい。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
1 ペレットミル
2 リングダイ
2a 貫通穴
3 廃材
4 プレスロール
5 縦型加熱炉
5a ペレット投入口
5b ペレット排出口
P1 廃木ペレット
P2 廃木炭ペレット
P3 混合ペレット
P4 廃植物ペレット
2 リングダイ
2a 貫通穴
3 廃材
4 プレスロール
5 縦型加熱炉
5a ペレット投入口
5b ペレット排出口
P1 廃木ペレット
P2 廃木炭ペレット
P3 混合ペレット
P4 廃植物ペレット
Claims (6)
- 羽口から燃焼炉内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整する炉内供給空気の還元剤であって、
廃棄木材を粉砕してペレット状に成形した廃木ペレットを、ペレット状のまま炭化させて形成した廃木炭ペレットで構成してある炉内供給空気の還元剤。 - 羽口から燃焼炉内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整する炉内供給空気の還元剤であって、
廃棄木材を粉砕してペレット状に成形した廃木ペレットで構成してある炉内供給空気の還元剤。 - 羽口から燃焼炉内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整する炉内供給空気の還元剤であって、
廃棄木材の粉砕物と廃棄プラスチックスの粉砕物との混合物をペレット状に成形した混合ペレットで構成してある炉内供給空気の還元剤。 - 羽口から燃焼炉内に供給する空気に混入させて空気中の酸素ガス含有率を調整する炉内供給空気の還元剤であって、
廃棄植物を乾燥粉砕してペレット状に成形した廃植物ペレットで構成してある炉内供給空気の還元剤。 - 請求項1〜4に記載のペレット状の還元剤を形成するペレット形成方法であって、
ペレット成形用の貫通穴を多数備えたリングダイと、粉砕した廃材を前記リングダイとの間に位置させて前記貫通穴内に押し込んで固めるプレスロールとを備えたペレットミルを使用して、前記廃材をペレット状に成形するペレット形成方法。 - 請求項1に記載のペレットを炭化するペレット炭化方法であって、
上端に備えたペレット投入口から下端に備えたペレット排出口にわたって継続して投入ペレットを炭化させる縦型加熱炉を使用してペレットを炭化するペレット炭化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005342531A JP2007146231A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 炉内供給空気の還元剤、ペレット形成方法、ペレット炭化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005342531A JP2007146231A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 炉内供給空気の還元剤、ペレット形成方法、ペレット炭化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007146231A true JP2007146231A (ja) | 2007-06-14 |
Family
ID=38207990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005342531A Pending JP2007146231A (ja) | 2005-11-28 | 2005-11-28 | 炉内供給空気の還元剤、ペレット形成方法、ペレット炭化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007146231A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103983542A (zh) * | 2014-05-09 | 2014-08-13 | 南京理工大学 | 粉体空间运动分布研究试验装置 |
JP2020200203A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | 村上産業株式会社 | 還元材、還元材の製造方法及び金属酸化物の還元方法 |
CN114653304A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-06-24 | 联合优发生物质能源徐州有限公司 | 一种新型生物质颗粒制粒成型机 |
-
2005
- 2005-11-28 JP JP2005342531A patent/JP2007146231A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103983542A (zh) * | 2014-05-09 | 2014-08-13 | 南京理工大学 | 粉体空间运动分布研究试验装置 |
JP2020200203A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | 村上産業株式会社 | 還元材、還元材の製造方法及び金属酸化物の還元方法 |
JP7367954B2 (ja) | 2019-06-06 | 2023-10-24 | 村上産業株式会社 | 還元材及び金属酸化物の還元方法 |
CN114653304A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-06-24 | 联合优发生物质能源徐州有限公司 | 一种新型生物质颗粒制粒成型机 |
CN114653304B (zh) * | 2022-04-01 | 2022-11-01 | 联合优发生物质能源徐州有限公司 | 一种新型生物质颗粒制粒成型机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102206091B (zh) | 一种利用污泥制作陶粒的方法 | |
CN104232231B (zh) | 一种生物质基燃料及制备方法 | |
AU2019254838B2 (en) | Method of producing solid composites | |
TW200624564A (en) | A slag conditioner composition, process for manufacture and method of use in steel production | |
JP5786795B2 (ja) | アブラ椰子核殻炭による焼結鉱製造方法 | |
JP2005274122A (ja) | バイオマスを利用する廃棄物溶融処理方法 | |
JP2008024984A (ja) | 木質バイオマスを原料とした高炉操業方法 | |
CN107326176A (zh) | 一种同时降低铁矿烧结NOx和SO2排放的原料制备及烧结方法 | |
JP5941183B1 (ja) | 混焼用燃焼助剤の製造方法及びこの燃焼助剤を用いた燃焼用石炭の燃焼方法 | |
Ji et al. | Assessment on the application of commercial medium-grade charcoal as a substitute for coke breeze in iron ore sintering | |
CN103013616B (zh) | 高炉喷煤催化助燃剂及其使用方法 | |
JP2004131778A (ja) | 溶融金属製造用原料の製造方法および溶融金属の製造方法 | |
JP2007146231A (ja) | 炉内供給空気の還元剤、ペレット形成方法、ペレット炭化方法 | |
DE102008045289A1 (de) | Metallurgisches Verfahren zur gleichzeitigen energetischen und stofflichen Verwertung von Abfällen | |
CA2653577A1 (en) | Densified fuel pellets | |
CN1312863A (zh) | 含油和铁氧化物的残余物的热处理方法 | |
CN103172283B (zh) | 低碳高活性石灰煅烧方法 | |
KR101311958B1 (ko) | 탄재 내장 펠렛의 제조방법 | |
CN102260788B (zh) | 烧结固体燃料与生石灰预先混合的烧结方法 | |
CN101469283A (zh) | 一种型煤及其制作方法 | |
CN115747484A (zh) | 一种提钒尾渣钙化还原脱碱方法 | |
JPWO2006082632A1 (ja) | 竹炭、竹炭粒粉末、炭化物、及び、それらの製造方法 | |
WO2012087829A3 (en) | Use of bimodal carbon distribution in compacts for producing metallic iron nodules | |
JP2008303305A (ja) | 木質ペレット燃料、木質ペレット燃料の製造方法及び製造システム | |
KR20170103503A (ko) | 소결 방법 및 장치 |