JP2007145330A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の車両用灯具は、自動車側の灯具取付け板への取付けが面倒であった。
【解決手段】 基盤と枠を樹脂で一体成型し、枠を基盤の外周にリング状に成型し、枠の前後方向幅を基盤の肉厚よりも広くし、枠に設けたネジとカバーに設けたネジを螺合して脱着可能にした。
【選択図】 図1
【解決手段】 基盤と枠を樹脂で一体成型し、枠を基盤の外周にリング状に成型し、枠の前後方向幅を基盤の肉厚よりも広くし、枠に設けたネジとカバーに設けたネジを螺合して脱着可能にした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、トラックなどの車体に取付けて、トラックなどの車幅を表示する車幅灯、自動車の所望箇所に取付けて取付け部位を表示したりする車両用灯具に関するものである。
図13のように自動車の灯具取付け板Aに取付ける車両用灯具Bは従来から各種あり、その一つとして車幅灯がある。従来の車両用灯具Bは図15(a)〜(e)のように、円形の金属製の裏蓋(反射板)Cの中央部に金属製のソケットDが装着され、ソケットDに電球Eが取付けられ、反射板Cの外周寄り二箇所に取付け螺子Fが取付けられ、電球Eを被覆するレンズ(カバー)Gの開口縁Hが反射板Cにリング状の止め枠Iにより固定されている。図15(d)のJはソケット内の絶縁板、Kはソケット内のバネである。
取付け螺子Fは反射板Cの内側から挿入孔L(図15e)に差し込まれ、反射板Cの外側に突出した取付け螺子F(図15c)に取付けナットMを螺合して、取付け螺子Fが反射板Cから抜け落ちないようにしてある。
電球Eに被せたカバーGは図15(d)のように、その開口縁Hを反射板Cの受け縁Nに配置したリング状のパッキン(レンズパッキン)Oの上に重ねてある。この開口縁Hと反射板Cの受け縁Nとの外側にリング状の止め枠Iを被せ、止め枠Iの両端部P、Qを開口部螺子Rと開口部ナットSとで連結して、カバーGが反射板Cから外れないようにしてある。
前記車両用灯具Bを灯具取付け板Aに取付けるには従来は次のようにしていた。
(1)図15(c)の取付け螺子Fから取付けナットMを取外し、取付け螺子Fを図14(a)の灯具取付け板Aの装着孔T(図14a、b、c)に図13のように差し込む。
(2)図13のように灯具取付け板Aから突出した取付け螺子Fに取付けナットMを螺合し、取付けナットMを締め付けて反射板Cを灯具取付け板Aに固定し、車両用灯具Bを灯具取付け板Aに固定する。
(1)図15(c)の取付け螺子Fから取付けナットMを取外し、取付け螺子Fを図14(a)の灯具取付け板Aの装着孔T(図14a、b、c)に図13のように差し込む。
(2)図13のように灯具取付け板Aから突出した取付け螺子Fに取付けナットMを螺合し、取付けナットMを締め付けて反射板Cを灯具取付け板Aに固定し、車両用灯具Bを灯具取付け板Aに固定する。
しかし、前記のように、取付け螺子Fから取付けナットMを取外すと、取付け螺子Fが反射板Cから外れてカバーG内に落下してしまい、取付け螺子Fを取出すことができなくなる。この場合、従来は、開口部螺子Rに螺合されている開口部ナットSを取外し、止め枠Iを取外し、反射板CからカバーGを取外して車両用灯具Bを解体し、落下した取付け螺子Fを拾い上げている。更に、反射板Cの挿入孔L(図15e)を灯具取付け板Aの装着孔T(図14a、b、c)に位置合わせしてから、反射板Cの挿入孔Lから灯具取付け板Aの装着孔Tに、先に拾い上げた取付け螺子Fを差し込み、その取付け螺子Fに取付けナットMを螺合し、その取付けナットMを締め付けて、電球Eが取付けられている反射板Cを灯具取付け板Aに固定する。その後に、反射板Cの受け縁N(図15d)に、先に外したパッキンOをあてがい、その外側に、先に外したカバーGの開口縁Hを重ね、反射板Cの受け縁NとカバーGの開口縁Hの外側に、先に外した止め枠Iを被せ、止め枠Iを、先に外した開口部螺子Rと開口部ナットSにより締め付けて、解体した車両用灯具Bを組立て直している。
図示した従来の車両用灯具Bは、灯具取付け板Aに取付けるために、取付けナットMを外すと取付け螺子FがカバーG内に落下することが多々あり、その場合は、カバーGを外して取付け螺子Fを拾い、それを付け直したり、カバーGを組み立て直したりしなければならず、完成している車両用灯具Bを、わざわざ分解して組立て直していることになる。このため、灯具取付け板Aへの車両用灯具Bの取付けが面倒であり、無駄でもあり、取付け作業に時間もかかり、コストアップになる、という課題があった。
本発明は取付けナットを取外しても取付けネジが落下せず、取付けナットを外してそのまま車体の灯具取付け板に取付けることができる車両用灯具と、灯具取付け板がなくとも車体に取付けることができる車両用灯具を提供するものである。
本願の車両用灯具は、本体とカバーを備え、本体側を自動車に取付けて自動車の幅、自動車の部位等を表示する車両用灯具において、本体は基盤と枠が樹脂で一体成型され、枠は基盤の外周に成型され、枠の前後方向幅が基盤の肉厚よりも広くしてある。この車両用灯具は、枠に枠ネジを形成し、前記枠ネジとカバーネジの螺合、離脱によりカバーを枠に脱着可能とし、基盤にコード引出し部を開口し、基盤にそれを自動車側に取付ける取付けネジを装備することができる。また、自動車側に取付ける取付け板を基盤及び枠と一体に樹脂成型し、取付け板を基盤の外側に突設して、自動車に取付け易くすることもできる。
本発明の車両用灯具は次のような効果がある。
1.基盤と枠とが樹脂で一体成型されているので構成が簡潔である。
2.基盤と枠を樹脂で一体成型するだけでなく、自動車に取付ける取付け板をも基盤及び枠と樹脂で一体成型したので、従来使用されていた灯具取付け板を使用することなく自動車への取付けが可能となり、取付けが容易になる。
3.基盤にコード引出し部を設けたので、基盤と枠とが樹脂で一体成型されていても、コードの引出しが容易になる。
4.枠とカバーに互いに螺合・離脱可能なネジを形成してあるので、基盤へのカバーの装着・離脱が容易である。
5.金属製のソケットと金属製の取付けネジを金属製の導体に取付け、その導体を取付けネジで基盤に取付けて、ソケットを基盤に取付ければ、基盤と枠とが樹脂で一体成型されていても、基盤を取付けネジで自動車側の灯具取付け板へ取付ければ、ソケットのアースが取れる。
6.カバーのカバーネジを導体の外側から枠の枠ネジに螺合させて、カバーを枠に取付け、導体をカバーの開口縁と基盤とで挟めば、取付けネジに螺合されているナットを、車両用灯具を自動車に取付けるために取外しても、取付けネジが反射板から外れて脱落することがない。このため、取付けビスが脱落する従来の車両用灯具のような面倒が一切ないため、車両への車両用灯具の取付けを従来よりも格段に容易且つ迅速に行うことができ、大幅なコストダウンを実現できる。
7.現場での車両用灯具の解体、組み付けによる品質低下を招くこともない。
8.枠にカバーに緩み止めネジをネジ込んで、カバーの緩みを防止すれば、自動車に取付けることにより振動を受けてもカバーが緩まず、枠から脱落することがない。
9.取付けネジをアース用端子と兼用にすれば、部品数が少なくなるため構成が簡潔になり、コストダウンにもなる。
1.基盤と枠とが樹脂で一体成型されているので構成が簡潔である。
2.基盤と枠を樹脂で一体成型するだけでなく、自動車に取付ける取付け板をも基盤及び枠と樹脂で一体成型したので、従来使用されていた灯具取付け板を使用することなく自動車への取付けが可能となり、取付けが容易になる。
3.基盤にコード引出し部を設けたので、基盤と枠とが樹脂で一体成型されていても、コードの引出しが容易になる。
4.枠とカバーに互いに螺合・離脱可能なネジを形成してあるので、基盤へのカバーの装着・離脱が容易である。
5.金属製のソケットと金属製の取付けネジを金属製の導体に取付け、その導体を取付けネジで基盤に取付けて、ソケットを基盤に取付ければ、基盤と枠とが樹脂で一体成型されていても、基盤を取付けネジで自動車側の灯具取付け板へ取付ければ、ソケットのアースが取れる。
6.カバーのカバーネジを導体の外側から枠の枠ネジに螺合させて、カバーを枠に取付け、導体をカバーの開口縁と基盤とで挟めば、取付けネジに螺合されているナットを、車両用灯具を自動車に取付けるために取外しても、取付けネジが反射板から外れて脱落することがない。このため、取付けビスが脱落する従来の車両用灯具のような面倒が一切ないため、車両への車両用灯具の取付けを従来よりも格段に容易且つ迅速に行うことができ、大幅なコストダウンを実現できる。
7.現場での車両用灯具の解体、組み付けによる品質低下を招くこともない。
8.枠にカバーに緩み止めネジをネジ込んで、カバーの緩みを防止すれば、自動車に取付けることにより振動を受けてもカバーが緩まず、枠から脱落することがない。
9.取付けネジをアース用端子と兼用にすれば、部品数が少なくなるため構成が簡潔になり、コストダウンにもなる。
(実施形態1)
本願発明の車両用灯具の一つの実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。この車両用灯具は本体20とそれに装着・取外し可能なカバー3とから構成され、本体20は円板状の基盤2とカバー3を取り付ける筒状枠4とが樹脂で一体成型され、基盤2に電球取付け用のソケット1が取付けられている。
本願発明の車両用灯具の一つの実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。この車両用灯具は本体20とそれに装着・取外し可能なカバー3とから構成され、本体20は円板状の基盤2とカバー3を取り付ける筒状枠4とが樹脂で一体成型され、基盤2に電球取付け用のソケット1が取付けられている。
筒状枠4は、基盤2の外周からソケット1側に突設されており、その内周面にネジ(枠ネジ)8が形成され、それに、カバー3の開口部外周に形成されたネジ(カバーネジ)9を螺合して、カバーを装着・取外し可能としてある。
基盤2には金属製のソケット1と、ソケット1からのコードを引出すためのコード引出し部(ブッシュ)5と、取付けネジ7が取付けられている。コード引出し部5は基盤2に開口されている差込孔に差込まれて基盤2の裏面に突出している。この場合、コード引出し部5の円盤状の鍔5aは基盤2の差込口側に基盤2の内周面よりも一段低く形成された円形の凹部15内に嵌め込まれている。金属製のソケット1と取付けネジ7は図1に示す細長の金属板(導体)10に取付けられ、導体10は基盤2に差込んだ取付けネジ7にナット18を螺合することにより、基盤2に取付けられており、導体10はコード引出し部5の円盤状の鍔5aの外側に重ねて、コード引出し部5が基盤2から脱落しないようにしてある。基盤2の背面には図2、図3のように2本の支持条35が突設され、また、背面外周縁に周縁突条36が形成されている。また、基盤2のうち、取付けネジ7を差込む箇所2aは他の箇所よりも一段肉厚にしてある。
図1の細長の導体10は、図5(a)に示すように、長さ方向に3つの孔21a、21b、21cが開口されており、図5(b)に示すように、中央の孔21aにソケット1が、両外側の孔21b、21cに取付けネジ7が取付けられている。導体10へのソケット1の取付けはカールカシメ、即ち、ソケット1に形成された小径の先端部23を孔21aに差込み、その先端部23を導体10側に折り返してカシメてある。取付けネジ7も導体10にカシメにより取付けてある。このカシメは、導体10の孔21b、21cをバーリング加工してカシメ片24を突設しておき、その孔21b、21cに取付けネジ7を差込んでから、カシメ片24を取付けネジ7側に倒してカシメて、取付けネジ7を導体10に取付けてある。この場合、取付けネジ7側に倒したカシメ片24が取付けネジ7のネジ溝に入り込んで、カシメが確実になる。ソケット1及び取付けネジ7が取付けられた導体10を基盤2の内面に宛がってから、取付けネジ7を基盤2の差込孔に差し込んでナット18を螺合し、その状態で筒状枠4の枠ネジ8にカバー3のカバーネジ9を螺合して、カバー3を筒状枠4に装着することにより、カバー3の開口縁19と基盤2とで導体10を挟んで基盤2に固定して、取付けネジ7からナット18を外しても取付けネジ7が基盤2から脱落しないようにしてある。ソケット1は既存のものでも、それを改良したものでもよい。前記取付けネジ7はアース用端子と兼用にすることができる。アース用端子は取付けネジ7とは別に、専用のものを取付けることもできる。取付けネジ7は図5(b)のように導体10にカシメて取付けるのではなく、導体10の孔をバーリング加工せずに単なる貫通孔とし、基盤にネジ孔を形成しておき、貫通孔に取付けネジ7を差し込み、貫通孔から突出した先端部を基盤のネジ孔にネジ込むようにすることもできる。
図1に示すように、筒状枠4の周方向下部に肉厚部28が形成され、肉厚部28に孔
14が形成され、それに緩み止めネジ13をネジ込んで、緩み止めネジ13の先端をカバー3の外周に形成してある嵌合部(凹部:図1、図2)29内に差し込んで、カバー3の緩みを防止してある。孔14にネジ込む緩み止めネジ13にはタッピングネジを使用して、孔14にネジを切りながらネジ込むことができる。緩み止めネジ13には他の構造のネジを使用することも出来る。例えば、先端の細いネジを使用し、その先端部をカバー3の外周のカバーネジ9に差込むことにより、カバー3の緩みを防止するようにすることもできる。
14が形成され、それに緩み止めネジ13をネジ込んで、緩み止めネジ13の先端をカバー3の外周に形成してある嵌合部(凹部:図1、図2)29内に差し込んで、カバー3の緩みを防止してある。孔14にネジ込む緩み止めネジ13にはタッピングネジを使用して、孔14にネジを切りながらネジ込むことができる。緩み止めネジ13には他の構造のネジを使用することも出来る。例えば、先端の細いネジを使用し、その先端部をカバー3の外周のカバーネジ9に差込むことにより、カバー3の緩みを防止するようにすることもできる。
カバー3は既存のものでも、それを改良したものでもよい。図1、図2のカバー3は透明な樹脂製、ガラス製などであり、カバーの開口縁19側に枠ネジ8に螺合可能なカバーネジ9が形成され、カバーネジ9の手前にそれよりも大径の鍔31が形成されている。
(実施形態2)
本願発明の車両用灯具の一つの実施形態を図6〜図8に基づいて説明する。この車両用灯具も電球Eを点灯させて自動車の幅等を表示する車両用灯具であり、本体20とそれに装着・取外し可能なカバー3とから構成されており、基本的には図1〜図5の車両用灯具と同じである。異なるのは、自動車側に取付ける取付け板11をも円板状の基盤2と筒状枠4と樹脂で一体成型したことである。取付け板11は基盤2の上方に形成され、筒状枠4の上方に被さるようにL字状に突出させてある。この取付け板11と基盤2の側面に略三角形の補強板32を設けて補強してある。取付け板11には3つの取付け孔12が開口されており、そのうち中央の孔を両側方の孔より大きい径にしてある。この孔径は全て同じでもよい。図7の取付けネジ7は車両への取り付けには使用されないが、基盤2にアース専用端子を設けない場合は、アース端子として使用することがある。
本願発明の車両用灯具の一つの実施形態を図6〜図8に基づいて説明する。この車両用灯具も電球Eを点灯させて自動車の幅等を表示する車両用灯具であり、本体20とそれに装着・取外し可能なカバー3とから構成されており、基本的には図1〜図5の車両用灯具と同じである。異なるのは、自動車側に取付ける取付け板11をも円板状の基盤2と筒状枠4と樹脂で一体成型したことである。取付け板11は基盤2の上方に形成され、筒状枠4の上方に被さるようにL字状に突出させてある。この取付け板11と基盤2の側面に略三角形の補強板32を設けて補強してある。取付け板11には3つの取付け孔12が開口されており、そのうち中央の孔を両側方の孔より大きい径にしてある。この孔径は全て同じでもよい。図7の取付けネジ7は車両への取り付けには使用されないが、基盤2にアース専用端子を設けない場合は、アース端子として使用することがある。
(実施形態3)
本願発明の車両用灯具の一つの実施形態を図9〜図11に基づいて説明する。この車両用灯具も自動車の幅等を表示するものであり、本体20とそれに装着・取外し可能なカバー3とから構成されており、基本的には図6〜図8の車両用灯具と同じである。異なるのは、自動車側に取り付ける取付け板11の形状である。図9の車両用灯具では取付け板11をZ字状にしたことである。この場合も、取付け板11と基盤2の側面に略三角形の補強板32を設けて補強してある。取付け板11のうち先端の上向き板33には3つの取付け孔12が開口されており、そのうち中央の孔を両側方の孔より大きい径にしてある。この孔径は全て同じでもよい。図10の取付けネジ7も車両への取付けには使用されないが、基盤2にアース専用端子を設けない場合は、アース端子として使用することがある。
本願発明の車両用灯具の一つの実施形態を図9〜図11に基づいて説明する。この車両用灯具も自動車の幅等を表示するものであり、本体20とそれに装着・取外し可能なカバー3とから構成されており、基本的には図6〜図8の車両用灯具と同じである。異なるのは、自動車側に取り付ける取付け板11の形状である。図9の車両用灯具では取付け板11をZ字状にしたことである。この場合も、取付け板11と基盤2の側面に略三角形の補強板32を設けて補強してある。取付け板11のうち先端の上向き板33には3つの取付け孔12が開口されており、そのうち中央の孔を両側方の孔より大きい径にしてある。この孔径は全て同じでもよい。図10の取付けネジ7も車両への取付けには使用されないが、基盤2にアース専用端子を設けない場合は、アース端子として使用することがある。
前記実施形態の車両用灯具は、ソケット1の電源コード6をコード引出し部5内の通孔を通して外部に引出し、ソケット1に電球Eを装着し、電球Eの外側にレンズ(カバー)3を被せる。カバー3は図2のように鍔31の内側にリング状のパッキン(レンズパッキン)34を嵌めてねじ込んである。
(使用例1)
図1、図2に示す本発明の車両用灯具を車両側の灯具取付け板A(図13)に取付けるには次のようにする。
(1)図2の取付けネジ7からナット18を取外す。
(2)ナット18を取外した取付けネジ7を、図14(a、b、c)の灯具取付け板Aの装着孔Tに図13のように差し込む。この場合、灯具取付け板Aの幅が狭い場合は、灯具取付け板Aは図3のように、基盤2の背面に突設してある2本の支持条35の上に宛がうことができる。灯具取付け板Aの幅が広い場合(図14b)は、灯具取付け板Aは図3のように基盤2の外周縁に突設してある周縁突条36の上に宛がうことができる。
(3)図3のように、灯具取付け板Aの外面から突出した取付けネジ7に取付けナット18を螺合し、その取付けナット18を締め付けて基盤2に固定し、車両用灯具を灯具取付け板Aに固定する。
図1、図2に示す本発明の車両用灯具を車両側の灯具取付け板A(図13)に取付けるには次のようにする。
(1)図2の取付けネジ7からナット18を取外す。
(2)ナット18を取外した取付けネジ7を、図14(a、b、c)の灯具取付け板Aの装着孔Tに図13のように差し込む。この場合、灯具取付け板Aの幅が狭い場合は、灯具取付け板Aは図3のように、基盤2の背面に突設してある2本の支持条35の上に宛がうことができる。灯具取付け板Aの幅が広い場合(図14b)は、灯具取付け板Aは図3のように基盤2の外周縁に突設してある周縁突条36の上に宛がうことができる。
(3)図3のように、灯具取付け板Aの外面から突出した取付けネジ7に取付けナット18を螺合し、その取付けナット18を締め付けて基盤2に固定し、車両用灯具を灯具取付け板Aに固定する。
(使用例2)
図6、図7、図9、図10に示す本発明の車両用灯具を車両に取付ける場合は、次のようにする。この場合は、図14(a、b、c)の灯具取付け板Aは必要ない。
(1)取付け板11を自動車の灯具取付け部に宛がって、取付け板11の取付け孔12を、自動車の灯具取付け部の孔(従来、図14a、b、cの灯具取付け板を取付けていた孔)に位置合わせする。
(2)位置合わせした取付け板11の取付け孔12と、自動車の灯具取付け部の孔にボルト(ネジ)を差し込み、それにナットを螺合して締め付けて、図6、図7、図9、図10の車両用灯具を車両に固定する(取付ける)。
図6、図7、図9、図10に示す本発明の車両用灯具を車両に取付ける場合は、次のようにする。この場合は、図14(a、b、c)の灯具取付け板Aは必要ない。
(1)取付け板11を自動車の灯具取付け部に宛がって、取付け板11の取付け孔12を、自動車の灯具取付け部の孔(従来、図14a、b、cの灯具取付け板を取付けていた孔)に位置合わせする。
(2)位置合わせした取付け板11の取付け孔12と、自動車の灯具取付け部の孔にボルト(ネジ)を差し込み、それにナットを螺合して締め付けて、図6、図7、図9、図10の車両用灯具を車両に固定する(取付ける)。
本発明の車両用灯具は車幅灯以外にも、自動車の所望箇所に取付けて、位置(部位)表示灯として使用することもできる。
1 ソケット
2 基盤
3 カバー(レンズ)
4 筒状枠
5 コード引出し部(ブッシュ)
6 電源コード
7 取付けネジ
8 枠ネジ
9 カバーネジ
10 導体
11 取付け板
12 取付け孔
13 緩み止めネジ
14 孔
15 凹部
16 鍔
17 凹部
18 ナット
19 開口縁
20 本体
21a、21b、21c 孔
23 ソケットの先端部
24 孔のカシメ片
28 筒状枠の肉厚部
29 カバーの嵌合部(凹部)
31 鍔
32 補強板
33 上向き板
34 パッキン(レンズパッキン)
35 支持条
36 周縁突条
2 基盤
3 カバー(レンズ)
4 筒状枠
5 コード引出し部(ブッシュ)
6 電源コード
7 取付けネジ
8 枠ネジ
9 カバーネジ
10 導体
11 取付け板
12 取付け孔
13 緩み止めネジ
14 孔
15 凹部
16 鍔
17 凹部
18 ナット
19 開口縁
20 本体
21a、21b、21c 孔
23 ソケットの先端部
24 孔のカシメ片
28 筒状枠の肉厚部
29 カバーの嵌合部(凹部)
31 鍔
32 補強板
33 上向き板
34 パッキン(レンズパッキン)
35 支持条
36 周縁突条
Claims (3)
- 本体とカバーを備え、本体側を自動車に取付けて自動車の幅、自動車の部位等を表示する車両用灯具において、本体は基盤と枠が樹脂で一体成型され、枠は基盤の外周に成型され、枠の前後方向幅が基盤の肉厚よりも広いことを特徴とする車両用灯具。
- 請求項1記載の車両用灯具において、枠に枠ネジが形成され、前記枠ネジとカバーネジの螺合、離脱によりカバーを枠に脱着可能であり、基盤にコード引出し部が開口され、基盤にそれを自動車側に取付ける取付けネジが装備されたことを特徴とする車両用灯具。
- 請求項1記載の車両用灯具において、自動車側に取付け可能な取付け板が基盤及び枠と一体に樹脂成型され、取付け板は基盤の外側に突設され、枠に枠ネジが形成され、枠ネジとカバーネジの螺合、離脱によりカバーを枠に脱着可能であり、基盤にコード引出し部が開口されたことを特徴とする車両用灯具。
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JPH0722406U (ja) * | 1993-01-12 | 1995-04-21 | 株式会社ベンハー | 車両用灯火 |
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2007
- 2007-03-09 JP JP2007060611A patent/JP2007145330A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070309 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091027 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100316 |