JP2007144145A - テンプレートカードを用いた携帯型情報機器システム - Google Patents

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Abstract

【課題】既に普及しているタッチパネルを備えた小型情報機器において、交換価値のあるカードに設定されたパラメータ属性やコマンドを、タッチパネルを介して小型情報機器側に簡単に入力することができる技術を実現する。
【解決手段】テンプレートカード2にキャラクタの形状に沿ったガイド21を設けて、これを小型情報機器1のタッチパネル14上に配置することによって、常に所定形状の筆跡がタッチパネル14上に再現されることになり、当該筆跡を形状認識して携帯型情報機器1への入力を行うことによって、テンプレートカード2に設定されたキャラクタ、パラメータ属性やコマンドを、タッチパネル14を介して小型情報機器側に簡単に入力することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを用いた携帯型ゲーム機器に関する。
キャラクタが印刷されたカードを収集し、当該カードに印刷されたパラメータによって、カードの所持者同士でデッキ上でカードを配置して対戦を行うカードゲームが知られている(特許文献1:特開2005−46649号公報)。
一方、ビデオゲーム装置のシミュレーションゲームやロールプレイングゲームでは、キャラクタ毎に生命力、体力、攻撃力、守備力、魔法、武器、道具等のパラメータ属性を付与して、キャラクタ毎またはキャラクタの集合体であるパーティ毎に対戦を行うゲームが知られている。
前記カードゲームをビデオゲームと融合させることができれば、実際に売買されるカード市場が活況を呈することが予想されるため、カードに設定された前記パラメータ属性をゲーム機器側に入力する技術がいくつか考えられている。
第1は、カードに設定された前記属性パラメータを、ゲーム機器のコントローラの押釦やキーを用いてゲーム機器に入力し直すことが考えられるが、入力作業が繁雑でありかえってゲーム意欲を削いでしまい現実的でない。
第2は、カード自体をICカードやRFIDカードのようなメモリを備えたカード構成とし、ゲーム装置に設けられたカードリーダを介してカードに設定されたパラメータ属性をゲーム装置側に入力させることが考えられる。しかし、この技術は1枚あたりのカードコストが嵩んでしまい、かつゲーム装置にカードリーダのような別機器を接続しなければならないため、現実的な普及が困難と考えられる。
第3は、カードの一面にバーコードや光学読取装置で認識可能な特殊な形状のコードを印刷しておき、ゲーム装置に光学読取装置(スキャナ)等を接続して、カードに設定されたパラメータをゲーム装置側に読み取るシステムも考えられる。
特開2005−46649号公報
しかし、上記のような第3の技術に示された技術においても、カードに印刷されたコードを読み取るためには、特殊な読取装置が必要であるため、ゲームセンターに設置されるような大型のゲーム機器にしか対応することができなかった。
小型で汎用の携帯型ゲーム機器にケーブルやアタッチメントで光学読取装置を接続することも考えられるが、光学読取装置が別機器となるため、子供や青少年を対象にした低コスト性が要求される携帯型ゲーム機器では、普及が難しかった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、既に普及しているタッチパネルを備えた小型情報機器において、交換価値のあるカードに設定されたパラメータ属性やコマンドを、タッチパネルを介して小型情報機器側に簡単に入力することができる技術を実現することを技術的課題とする。
前記課題を解決するために、本発明では、以下の手段を採用した。
本発明の請求項1は、タッチパネルを備えた携帯型情報機器と前記タッチパネル上に配置するテンプレートカードとからなり、前記テンプレートカードは、表裏面を貫通し、その平面方向に所定形状に延設されるスリットを有しており、スリット中にタッチペンのペン先を挿入した状態で前記スリットに沿って移動させることで、タッチパネル上に所定形状の筆跡を形成し、前記携帯型情報機器の中央処理装置は、タッチパネルから入力された所定形状を認識して、所定形状に対応した出力を出力手段から行うテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システムである。
このように、カードにその表裏面を貫通するスリットを設けて、スリットに沿ってタッチペンを移動(スライド)させることで、常に所定形状の筆跡がタッチパネル上に再現されることになり、当該筆跡を形状認識して携帯型情報機器への入力を行うことによって、既に普及しているタッチパネルを備えた小型情報機器において、交換価値のあるカードに設定されたパラメータ属性やコマンドを、タッチパネルを介して小型情報機器側に簡単に入力することが可能となる。
また、筆跡は個人的な個性が表れるため、タッチパネルによる筆跡の形状認識は完全とはいえなかったが、このようなテンプレートカードを用いることにより、ほぼ100%の筆跡の形状認識が可能となる。
請求項2は、前記携帯型情報機器は、携帯型ゲーム機器であり、前記テンプレートカードのスリットは、コマンド入力のためのスリットであり、前記携帯型ゲーム機器の中央処理装置は、テンプレートカードのスリット形状に対応した形状の筆跡入力が行われることによって、ゲームに対するコマンド入力であることを認識して、当該コマンドを受け付けることを特徴とする請求項1記載のテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システムである。
このように、請求項2によれば、所定形状のスリットが形成されたテンプレートカードを用いることによって、キーボード等の入力装置を別途設けることなく、かつコントローラ等の煩雑な操作を行うことなく、コマンドの入力を極めて容易に行うことができるようになる。
請求項3は、前記テンプレートカードのスリットは、キャラクタ描画のためのキャラクタの形状を模したスリットであり、前記携帯型ゲーム機器の中央処理装置は、テンプレートカードのスリット形状に対応した形状の筆跡入力が行われることによって、ゲームのキャラクタが指定されたことを認識して、ゲームのコマンド入力を行うためのキャラクタを選択する請求項2記載のテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システムである。
このように、テンプレートカードにキャラクタの形状を模したスリットを形成しておくことにより、スリットに沿ってタッチパネル上にキャラクタ自体を描画し、これを携帯型ゲーム機器の中央処理装置が筆跡形状認識することによって、ゲームにおけるキャラクタの選択が可能という、技術的に今までにないキャラクタの選択入力が可能となり、ゲームのプレイヤーを飽きさせない演出が可能となる。
請求項4は、携帯型情報機器とともに用いられるテンプレートカードであり、表裏面を貫通し、その平面方向にキャラクタを模した形状に延設され、当該形状の筆跡を携帯型情報機器のタッチパネルに入力させて当該キャラクタの形状を認識させることで携帯型情報機器の中央処理装置にゲームで設定されているキャラクタの指定を行わせるキャラクタ指定スリットと、同じく表裏面を貫通し、その平面方向に所定形状に延設され、当該形状の
筆跡を携帯型情報機器のタッチパネルに入力させて当該形状を認識させることで携帯型情報機器の中央処理装置にゲームで設定されているコマンドの入力を行わせるコマンド指定スリットと、が形成されたテンプレートカードである。
このように、テンプレートカード自体にゲームの媒体として交換価値を持たせるとともに、入力補助道具としてカード毎に設定されたキャラクタ属性やコマンド等の入力を容易化する機能を持たせることができる。
請求項5は、タッチパネルを備えた携帯型情報機器と前記タッチパネル上に配置するテンプレートカードとからなり、前記テンプレートカードは、その平面方向に所定形状に形成されるガイドを有しており、タッチペンのペン先を前記ガイドに沿って移動させることで、タッチパネル上に所定形状の筆跡を形成可能であり、前記携帯型情報機器の中央処理装置は、タッチパネルから入力された所定形状を認識して、所定形状に対応した出力を出力手段から行うテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システムである。
このように、カードにガイドを設けて、このガイドに沿ってタッチペンを移動(スライド)させることで、常に所定形状の筆跡がタッチパネル上に再現されることになり、当該筆跡を形状認識して携帯型情報機器への入力を行うことによって、既に普及しているタッチパネルを備えた小型情報機器において、交換価値のあるカードに設定されたパラメータ属性やコマンドを、タッチパネルを介して小型情報機器側に簡単に入力することが可能となる。
また、筆跡は個人的な個性が表れるため、タッチパネルによる筆跡の形状認識は完全とはいえなかったが、このようなテンプレートを用いることにより、ほぼ100%の筆跡の形状認識が可能となる。
請求項6は、前記携帯型情報機器は、携帯型ゲーム機器であり、前記テンプレートカードのガイドは、コマンド入力のためのガイドであり、前記携帯型ゲーム機器の中央処理装置は、テンプレートカードのガイド形状に対応した形状の筆跡入力が行われることによって、ゲームに対するコマンド入力であることを認識して、当該コマンドを受け付けることを特徴とする請求項5記載のテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システムである。
このように、請求項6によれば、所定形状のガイドが形成されたテンプレートカードを用いることによって、キーボード等の入力装置を別途設けることなく、かつコントローラ等の煩雑な操作を行うことなく、コマンドの入力を極めて容易に行うことができるようになる。
請求項7は、前記テンプレートカードのガイドは、キャラクタ描画のためのキャラクタの形状を模したガイドであり、前記携帯型ゲーム機器の中央処理装置は、テンプレートカードのガイド形状に対応した形状の筆跡入力が行われることによって、ゲームのキャラクタが指定されたことを認識して、ゲームのコマンド入力を行うためのキャラクタを選択する請求項6記載のテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システムである。
このように、テンプレートにキャラクタの形状を模したガイドを形成しておくことにより、ガイドに沿ってタッチパネル上にキャラクタ自体を描画し、これを携帯型ゲーム機器の中央処理装置が筆跡形状認識することによって、ゲームにおけるキャラクタの選択が可能という、技術的に今までにないキャラクタの選択入力が可能となり、ゲームのプレイヤーを飽きさせない演出が可能となる。
請求項8は、携帯型情報機器とともに用いられるテンプレートカードであり、その平面方向にキャラクタを模した形状に形成され、当該形状の筆跡を携帯型情報機器のタッチパネルに入力させて当該キャラクタの形状を認識させることで携帯型情報機器の中央処理装置にゲームで設定されているキャラクタの指定を行わせるキャラクタ指定ガイドと、同じくその平面方向に所定形状に形成され、当該形状の筆跡を携帯型情報機器のタッチパネルに入力させて当該所定形状を認識させることで携帯型情報機器の中央処理装置にゲームで設定されているコマンドの入力を行わせるコマンド指定ガイドと、が形成されたテンプレートカードである。
このように、テンプレートカード自体にゲームの媒体として交換価値を持たせるとともに、入力補助道具としてカード毎に設定されたキャラクタ属性やコマンド等の入力を容易化する機能を持たせることができる。
本発明によれば、既に普及しているタッチパネルを備えた小型情報機器において、交換価値のあるカードに設定されたパラメータ属性やコマンドを、タッチパネルを介して小型情報機器側に簡単に入力することができる。
次に、本発明の実施形態を図を用いて説明する。
図1は、小型情報機器としての携帯ゲーム機1にテンプレートカード2を載置してタッチパネル(タッチパネル式液晶表示画面)14への入力を行っている状態を示す説明図である。
本実施形態において、携帯ゲーム機1は、たとえばゲーム機本体11の上面と、開閉自在な蓋体12の内側面にそれぞれ液晶表示画面13,14を有しており、ゲーム機本体11の上面側の液晶表示画面14にはタッチパネル(タッチパネル式液晶表示画面)が形成されており、タッチペン3のペン先で入力された軌跡が連続した座標情報として認識可能となっている。
また、ゲーム機本体上面のタッチパネル式液晶表示画面14の両側部には、十字キー15と、押釦16がそれぞれ設けられている。
携帯ゲーム機1の内部構成は、図4に示すように、中央処理装置CPUを中心に、バスBUSで接続されたメインメモリMM、初期プログラムが登録されたROMを有している。
また、前記バスBUSにはコネクタ端子が接続されており、該コネクタ端子には、ゲームカートリッジが装着されるようになっている。
ゲームカートリッジは、ゲームプログラムとタッチペン3の軌跡の認識アルゴリズムが登録されたROMと、ユーザデータが記録されるフラッシュメモリを有している。
またバスBUSには、前記液晶表示画面13とタッチパネル式液晶表示画面14が接続され、画像・動画の表示およびタッチペン3での軌跡入力が可能となっている。
さらに、バスBUSには、マイクおよびスピーカが接続されており、ゲームによっては音声入力が可能となっている。また、スピーカから音楽、音声、効果音が出力可能となっている。また、バスBUSにはヘッドフォン端子が接続されており、ヘッドフォンが接続された場合にはスピーカからの出力がOFFとなるようなスイッチ機構を有している。
さらに、本実施形態では使用しないが、バスBUSには無線LAN通信モジュールが接続されており、当該携帯ゲーム機1がネットワーク端末として機能することで、他の携帯ゲーム機1のユーザと無線型の対戦ゲームがプレイできるようになっている。
前記タッチパネル式液晶表示画面14に載置されるテンプレートカード2は、図2に示すように、薄板状の紙または合成樹脂からなるクレジットカードサイズのカードであり、当該テンプレートカード2の表面には、モンスター等のキャラクタが印刷されている。
このように、テンプレートカード2はそれぞれにキャラクタが印刷された交換価値のあるトレーディングカード、ゲームカードとして機能する。
当該テンプレートカード2表面に印刷されたモンスター等のキャラクタには、当該キャラクタの特徴的な形状に沿ってスリット(キャラクタ入力用スリット)21が形成されている。本実施形態のテンプレートカード2は、図8(a)に示すように、キャラクタ等の印刷が施されたカード本体2bと、このカード本体2bをラミネートする表面シート2a及び裏面シート2cとからなるラミネートカードである。そしてスリット21は、所定幅(たとえば0.5mm〜2mm)程度でテンプレートカード2の表裏面を貫通する溝で構成されており、キャラクタの特徴的な形状を一筆書き状に形成したものであることが好ましい。
当該スリット21には、タッチペン3の先端部分が入り込んだ状態でスライドさせることができるようになっており、当該テンプレートカード2の下に位置するタッチパネル式液晶表示画面上に、前記キャラクタの特徴的な形状を筆跡として入力できるようになっている。
前記テンプレートカード表面のキャラクタの側部には、コマンド入力のためのスリット(コマンド入力用スリット)22a,22b,22cが3個縦方向に形成されている。これらのコマンド入力用スリット22a,22b,22cも、所定幅(たとえば0.5mm〜2mm)程度でテンプレートカード2の表裏面を貫通する溝で構成されており、一筆書き状の形状としてそれぞれ形成されている。なお、例えば、コマンド入力用スリット22aは、コマンド「ジーマジーマ」に対応したスリットであり、コマンド入力用スリット22bは、コマンド「ミヤゥ」に対応したスリットであり、コマンド入力用スリット22cは、コマンド「キイタチ」に対応したスリットである。
携帯ゲーム機1のゲームカートリッジ内のROMには、タッチパネル式液晶表示画面上でタッチペン3によって前記スリットに対応した筆跡入力がなされた場合の認識アルゴリズムがプログラムとして登録されており、認識毎にIDが付与され、認識IDとキャラクタとの対応テーブル(図6参照)に基づいて、キャラクタの割り込み信号が発生し、バスBUSを介して中央処理装置CPUがこれを認識するようになっている。
したがって、図2に示したキャラクタの形状が認識された場合、このキャラクタ(ここでは「ゼファー・D」)がユーザによって選択されたことになる。
このような形状認識において、本実施形態ではテンプレートカード2を用いてタッチペン3によってスリット形状通りの筆跡入力がなされるため、テンプレートカード2を用いない自由状態での入力に較べて筆跡の再現性が極めて高いため、より確実な形状認識を行うことができる。
また、ユーザが、タッチペン3によってコマンド入力用スリット22a,22b,22
cに沿って入力を行った場合には、認識IDとコマンドとの対応テーブル(図7参照)に基づいて、コマンドの割り込み信号が発生し、バスBUSを介して中央処理装置CPUがこれを認識するようになっている。したがって、これらのコマンド(たとえば、ジーマジーマ、ミヤゥ、キイタチ)に対応したコマンドが実行されることになる。
このように、本実施形態では、テンプレートカード自体にゲームの媒体として交換価値を持たせるとともに、入力補助道具としてテンプレートカード毎に設定されたキャラクタ属性やコマンド等の入力を容易化する機能を持たせることができる。
なお、図8(a)に示したスリット状の貫通溝の代わりに、図8(b)に示すような貫通していない溝23が形成されたものであってもよい。この溝23は、カードの表面から裏面近傍にまで形成された断面凹状の溝である。具体的な構造としては、裏面シート2cのみが残存しており、カード本体2bと表面シート2aにスリットが形成されているような構造を例示することができる。
さらに、溝構造としては、図8(c)に示すように、カード本体の表面に一対の凸部(「突条」もしくは「溝壁」ということもできる。)20a,20aが形成されており、これら凸部20a,20aの間が溝24として構成されたものであってもよい。図8(c)に示す凸部20aはエンボス加工もしくは一体成形によりカード本体20に形成されたものであるが、図8(d)に示すように、カード本体20に対して凸部(突条)20b,20bを着設して溝25を形成することも好ましい。
要するに、タッチペンの先端部分を所定の形状に沿わせてキャラクタ指定やコマンド入力を補助することができればどのような溝構造でも構わない。このような機能をもつ溝構造を総称して「ガイド」とよぶことができる。
ガイドの形状(意匠)はキャラクタやコマンドに合わせて自由に設計でき、また、ガイドはテンプレートカードの一方の面だけでなく両方の面に設けられていても良い。ガイドが貫通溝構造の場合、カードを表向きに配置したときと裏向きに配置したときとでガイドの形状が変わるので、これを利用してカードの表面と裏面とに異なる機能(キャラクタ、コマンド)を持たせることもできる。また、ガイドが非貫通溝構造の場合でも、カードの両面に異なる機能をもつガイドを形成することができる。
本発明は、タッチパネルを備えた小型情報機器、たとえば携帯ゲーム機やPDA(Personal Data Assistant)の入力補助技術に利用することができる。
携帯ゲーム機本体にテンプレートカードを装着してタッチペンでの入力を行う状態を示す説明図 テンプレートカードを示す表面図 タッチペンを用いてタッチパネルに描画している状態を示す説明図 携帯ゲーム機のハードウエアの内部構造を示すブロック タッチパネル式液晶表示画面上に再現されるタッチパネルによる筆跡形状の説明図 認識形状IDとキャラとの対応テーブルの説明図 認識形状IDとコマンドとの対応テーブルの説明図 テンプレートカードに設けられるガイドの構造例を示す断面図
符号の説明
1 携帯ゲーム機
2 テンプレートカード
2a 表面シート
2b カード本体
2c 裏面シート
3 タッチペン
11 ゲーム機本体
12 蓋体
13 液晶表示画面
14 タッチパネル式液晶表示画面
15 十字キー
16 押釦
20 カード本体
20a,20b 凸部
21 スリット
22a,22b,22c コマンド入力用スリット
23,24,25 溝
CPU 中央処理装置
BUS バス
MM メインメモリ

Claims (8)

  1. タッチパネルを備えた携帯型情報機器と前記タッチパネル上に配置するテンプレートカードとからなり、
    前記テンプレートカードは、表裏面を貫通し、その平面方向に所定形状に延設されるスリットを有しており、スリット中にタッチペンのペン先を挿入した状態で前記スリットに沿って移動させることで、タッチパネル上に所定形状の筆跡を形成し、
    前記携帯型情報機器の中央処理装置は、タッチパネルから入力された所定形状を認識して、所定形状に対応した出力を出力手段から行うテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システム。
  2. 前記携帯型情報機器は、携帯型ゲーム機器であり、
    前記テンプレートカードのスリットは、コマンド入力のためのスリットであり、
    前記携帯型ゲーム機器の中央処理装置は、テンプレートカードのスリット形状に対応した形状の筆跡入力が行われることによって、ゲームに対するコマンド入力であることを認識して、当該コマンドを受け付けることを特徴とする請求項1記載のテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システム。
  3. 前記テンプレートカードのスリットは、キャラクタ描画のためのキャラクタの形状を模したスリットであり、
    前記携帯型ゲーム機器の中央処理装置は、テンプレートカードのスリット形状に対応した形状の筆跡入力が行われることによって、ゲームのキャラクタが指定されたことを認識して、ゲームのコマンド入力を行うためのキャラクタを選択する請求項2記載のテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システム。
  4. 携帯型情報機器とともに用いられるテンプレートカードであり、
    表裏面を貫通し、その平面方向にキャラクタを模した形状に延設され、当該形状の筆跡を携帯型情報機器のタッチパネルに入力させて当該キャラクタの形状を認識させることで携帯型情報機器の中央処理装置にゲームで設定されているキャラクタの指定を行わせるキャラクタ指定スリットと、
    同じく表裏面を貫通し、その平面方向に所定形状に延設され、当該形状の筆跡を携帯型情報機器のタッチパネルに入力させて当該形状を認識させることで携帯型情報機器の中央処理装置にゲームで設定されているコマンドの入力を行わせるコマンド指定スリットと、が形成されたテンプレートカード。
  5. タッチパネルを備えた携帯型情報機器と前記タッチパネル上に配置するテンプレートカードとからなり、
    前記テンプレートカードは、その平面方向に所定形状に形成されるガイドを有しており、タッチペンのペン先を前記ガイドに沿って移動させることで、タッチパネル上に所定形状の筆跡を形成可能であり、
    前記携帯型情報機器の中央処理装置は、タッチパネルから入力された所定形状を認識して、所定形状に対応した出力を出力手段から行うテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システム。
  6. 前記携帯型情報機器は、携帯型ゲーム機器であり、
    前記テンプレートカードのガイドは、コマンド入力のためのガイドであり、
    前記携帯型ゲーム機器の中央処理装置は、テンプレートカードのガイド形状に対応した形状の筆跡入力が行われることによって、ゲームに対するコマンド入力であることを認識して、当該コマンドを受け付けることを特徴とする請求項5記載のテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システム。
  7. 前記テンプレートカードのガイドは、キャラクタ描画のためのキャラクタの形状を模したガイドであり、
    前記携帯型ゲーム機器の中央処理装置は、テンプレートカードのガイド形状に対応した形状の筆跡入力が行われることによって、ゲームのキャラクタが指定されたことを認識して、ゲームのコマンド入力を行うためのキャラクタを選択する請求項6記載のテンプレートカードを用いた携帯型情報機器システム。
  8. 携帯型情報機器とともに用いられるテンプレートカードであり、その平面方向にキャラクタを模した形状に形成され、当該形状の筆跡を携帯型情報機器のタッチパネルに入力させて当該キャラクタの形状を認識させることで携帯型情報機器の中央処理装置にゲームで設定されているキャラクタの指定を行わせるキャラクタ指定ガイドと、
    同じくその平面方向に所定形状に形成され、当該形状の筆跡を携帯型情報機器のタッチパネルに入力させて当該所定形状を認識させることで携帯型情報機器の中央処理装置にゲームで設定されているコマンドの入力を行わせるコマンド指定ガイドと、が形成されたテンプレートカード。
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