JP2007143984A - 家具天板の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 断面形状の異なる天板であっても、共通のパネル状脚やパネル状エンド部材に結合できるようにした家具天板の支持構造を提供すること。
【解決手段】 天板12の端部を支持するパネル体EP2の天板端面に対応する内面に、横向き長方形状の凹部15を形成する一方、その凹部15に密に遊嵌して固定される外形に形成すると共に、その一面に支持すべき天板断面と同一形状の結合凹部14aを形成した天板結合部材14を、その結合凹部14aを外面に向けて前記パネル体EP2内面の凹部15に嵌合して固定し、当該結合凹部14aに前記天板12端面を嵌入させて支持するようにしたこと。
【選択図】図5

Description

本発明は受付け用カウンターやデスクなどのように天板を備えた家具において、当該天板を支持するパネル状エンド部材やパネル状脚部材に適用して有用な天板の支持構造に関する。
デスクやカウンターなどの天板を備えた家具において、当該天板とそれを支持するパネル状脚などでは、天板の断面形状と同じ形状の凹部をパネル体の内面に形成し、該凹部に天板端面を嵌合させて支持する技術は、特許文献1や同2により公知である。
しかし、上記の公知技術は、特定の断面形状の天板に合せて天板支持用の凹部をパネル体の内面などに直接形成しているので、他の断面形状を有する天板を当該凹部に嵌入させて支持することはできない。つまり、汎用性がないのである。
しかし乍ら、例えば受付け用カウンターの天板の断面形状、特に来客等が着く側の前端側の断面形状は単一ではなく、デザイン上の要請やそのカウンターの用途などによって様々な断面形状を有する天板が使用されることが殆んどである。そうであると、パネル状脚やパネル状エンド部材の内面に断面形状の異なる天板支持用の凹部を形成した仕様違いのパネル状脚乃至エンド部材を用意しなければならず、合理性に欠ける憾がある。
特公昭57−12608号公報 実公昭56−37424号公報
そこで本発明では、断面形状の異なる天板であっても、共通のパネル状脚やパネル状エンド部材に結合できるようにした家具天板の支持構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明支持構造の構成は、天板の端部を支持するパネル体の天板端面に対応する内面に、横向き長方形状の凹部を形成する一方、その凹部に密に遊嵌して固定される外形に形成すると共に、その一面に支持すべき天板断面と同一形状の結合凹部を形成した天板結合部材を、その結合凹部を外面に向けて前記パネル体内面の凹部に嵌合して固定し、当該結合凹部に前記天板端面を嵌入させて支持するようにしたことを特徴とするものである。
上記構成において、パネル体の内面に設けた凹部の深さと、その凹部に嵌入される天板結合部材の内厚は、同等乃至ほぼ同等に形成したものである。従って、天板端部を結合凹部に嵌入させない場合には、天板結合部材の結合凹部を設けない平坦面側を外に向けてパネル体の内面の凹部に嵌めると、パネル体の内面は、全体が平坦面を備えた面として利用できる。
また、本発明においては、一つのパネル体内面に設けた天板結合部材を嵌入する凹部に対し、断面形状が異なる2以上の天板断面とそれぞれの天板断面形状と同じ形状の結合凹部を夫々に設けた2以上の天板結合部材を用意しておき、使用する天板の断面形状に合致した結合凹部を有する天板結合部材を前記パネル体内面の凹部に嵌合させて用いるようにすると、単一のパネル状脚部材などのパネル体によって複数種類の断面形状を有する天板を支持させたことが可能になる。
本発明による天板支持構造は、天板の正面幅がカウンターの設置場所の幅員にあわせカットされるなどして長さ調整された天板のように、当該天板のカット端面(カットエンドともいう)にカット時のバリや粗面などが生じた天板エンド、あるいはそのような前処理を施さない天板エンドを、その天板の断面形状が区別に異なっていても、複数種の結合凹部を設けた複数の天板結合部材を選択して用いることにより、単一のパネル状脚部材などのパネル体によってこれらの断面形状違いの天板のエンド端部を嵌合させて支持することができる。従って、受付け用カウンターなどのように断面形状違いの2種以上の天板を選択的に使用する家具の当該天板の支持構造としてきわめて合理的である。
次に、本発明の天板支持構造を受付け用カウンターに適用した実施形態の一例を、図を参照して説明する。図1は本発明の天板支持構造を適用した受付け用カウンターの一例を説明するための分解斜視図、図2は図1のカウンターにおける長さ(正面幅)可変の矩形枠状フレームの正面図、図3は図2のフレームのA−A矢視断面図、図4は図2のフレームの右側面図、図5は図1のフレームに取付ける本発明支持構造の一例を備えたエンドパネル(脚ともいう)の内面側の正面図、図6は図5のエンドパネルのB−B矢視断面図、図7は図5のエンドパネルのC−C矢視断面図、図8は図5〜図7のエンドパネルにおけるパネル本体の内面側の正面図、図9は図5〜図8のエンドパネルに形成された凹部に嵌合固定される天板結合部材の正面図、図10は図9の部材の平面図、図11は中間脚の側面図、図12は図11の平面図である。
本発明の天板支持構造を適用した受付け用カウンターの一例は、図1に例示したように、一台のローカウンターLCに2台を接合した連接タイプの2台のハイカウンターHC1,HC2を、連結用パネルCPを介して受付けコーナーINFなどを形成するためオフィス等に設置されるものである。
図1において、左側のローカウンターLCと該カウンターLCに脚を兼用する連結用パネルCPを介して接合されている第1のハイカウンターHC1は、標準化仕様の寸法で製作された既製品であるが、第1ハイカウンターHC1に連接される第2のハイカウンターHC2は、その正面幅(長さ)が標準化仕様のままであると、設置場所の間口幅に整合しない、具体的には正面幅が大き過ぎたり、小さ過ぎる場合がある。
そこでこの受付け用カウンターでは、このような場合に対応するため、当該カウンターの設置場所で、このカウンターHC2の正面幅を変更して組立て,設置できるようにしている。
即ち、前記カウンターHC2の矩形枠状フレーム1は、図2〜図4に例示するように、基本的には、左右側の縦メンバ2L,2Rと、これらの上,下端部に結合された上,下の横メンバ3U,3Bと、図示した例では中間縦メンバ2Mとにより形成すると共に、上,下の横メンバ3U,3Bを、角パイプ材乃至凹状断面材などで形成する一方、図示した例では、上,下の横メンバ3U,3Bを両メンバの右半側で分割し、図2の左方側を固定側フレーム部1F、図2の右方側を可動フレーム部1Mとし、固定側フレーム部1Fにおける上,下の横メンバ3Ul,3Blに進退可能に挿入できるインサート材4U,4Bを、可動側フレーム部1Mの上,下のメンバ3Ur,3Brに取付け、かつ、固定側フレーム部1Fにおいてインサート材4U,4Bの挿入度(挿入深さ=長さ)を固定することができるように形成している。
上記インサート材4U,4Bの挿入度の固定機構は、図2〜図4の例では、可動側フレーム部1Mの一端側(図2の右方)に固定して取付けられたインサート材4U,4Bにおいて互に対向した内面に、それぞれ等ピッチで明けたネジ穴5,6と、このインサート材4U,4Bが挿入される固定側フレーム部1Fにおいて前記ネジ穴5,6の対向面に形成した直列する2つの長穴7と、この長穴7を通して前記ネジ穴6にネジ込まれる固定ネジ8により形成している。この例において、ネジ穴5,6と長穴7とは、互に反対側の部材に形成してもよい。また、インサート材4U,4Bの長さやネジ穴5,6のピッチは、任意であり、インサート材4U,4Bの長さを大きくし、かつ、ネジ穴5,6のピッチを細かくすると、フレーム1の正面幅の調節範囲を拡大し、かつ、その調節を細かく行うことができる。
上記インサート材4U,4Bの固定機構において、図の例で言えば、インサート材4U,4Bに6個設けられているネジ穴5,6の中で中間に位置するネジ穴6が、図の左側の長穴7の右端部で固定ネジ8により固定されるインサート深さを、このカウンターHC2におけるフレーム1の正面幅の標準仕様の長さとしておくと、このフレーム1は標準仕様の正面幅より大きくしたり(図2,図3の位置)、小さくしたりすることを選択することができる。
勿論、図2,図3に例示したインサート深さの位置をフレーム正面幅の標準仕様大きさの位置としておけば、このフレーム1はネジ穴6のピッチ単位でフレームの正面幅を小さくする方向においての長さ変更可能な矩形枠状フレーム1となる。
上記フレーム1の下方の横メンバ3bの前面には、図4に例示する形態で、後述する幕板11を、例えば、ケンドン式で係止するための幕板係止レール9が取付けられると共に、該レール9の下半側前面に位置する巾木10が設けられるが、これら係止レール9と巾木10は、フレーム1の変更した長さ(正面幅)に合せて幕板11,天板12と同様に切断(カット)されるか、又は、より長いもの(変更したフレーム1の長さに合ったもの)に取代えられるので、この点については次に説明する。
即ち、フレーム1の正面幅(長さ)が上述した要領で、一例として短くなる側に変更(調整)されると、ここでは最も長く調整した場合のフレーム1の長さに合せて予め作製されていた上記の係止レール9,巾木10,幕板11,天板12が、短くなる側に調節されたフレーム1の正面幅に合せた長さに、適宜の切断手段Cuによってカット(図1の斜線部分がカット部位)され、当該フレーム1に取付けられることにより、第2のハイカウンターHC2の基本形が形成される。
なお、実際の組立て順序は、図1の例では、受付け用カウンターINFの設置場所にローカウンターLCが連結パネルCPを介して第1のハイカウンターHC1と結合されて配置される。このとき、ローカウンターLCの開放されたエンド(図1の左側端)には、常法により脚を兼ねたパネル体によるエンドパネルEP1が取付けられているが、第1のハイカウンターHC1の開放端は、その開放状態のままである。図1において、T1はローカウンターLCの天板、F1はローカウンターLCの幕板、B1はローカウンターLCの巾木である。また、第1のハイカウンターHC1において、T2は天板、F2は同じく幕板、B2は同じく巾木である。
ここで、第1のハイカウンターHC1は、長さ可変ではないが構成部材は第2のハイカウンターHC2と基本的に同じ標準化仕様サイズのフレーム1を備えているので、その開放端側には、第2のハイカウンターHC2のフレーム1の左端(図3参照)と対称形をなす縦メンバ(2R)が外側面を露出して位置している。
上記の受付けコーナーINFの例では、第1のハイカウンターHC1との右端と第2のハイカウンターHC2の左端とを、それらの縦メンバ2R,2L同士で突合せると、平断面略ロ状の突合せ断面が形成されるので、この断面ロ状部に、そこに入る略ロ状断面の脚部材13aと、この脚部材13aの上端に水平に設けた両ハイカウンターHC1とHC2の天板T2と12の突合せ端面部位を下面から受ける天板受け部13bと、両天板T2と12の突合せ端面に当接されるセパレータ13cを備えた、側面からみて略倒立L字状の中間脚13(図11,図12参照)を挿入し、両カウンターHC1とHC2における縦メンバ2R,2Lの側面側から挿入した脚部材13aの側面をビスなどで止着することにより、両ハイカウンターHC1とHC2のフレーム1同士を両者の縦メンバ2Rと2Lにおいて連接結合できるように形成している。
このようにして第2のハイカウンターHC2のフレーム1が、第1のハイカウンターHC1のフレーム1の開放端面側に、中間脚13を介して結合されると、先にカットされたケンドン式の幕板11の係止レール9と巾木10とが、長さを調節したカウンターHC2のフレーム1の下方の横メンバ3Bに取付けられる。
係止レール9と巾木10がカウンターHC2のフレーム1に取付けられると、カットされた幕板11が、その裏面の上下部に備えた被係止金具(図に表れず)により、フレーム1の上方の横メンバ3Uの上面(又は、該メンバ3Uの前面に設けた幕板上部の係止金具)と下方の係止レール9の隙間に係止されることにより当該フレーム1の前面に取付けられる。
上述した第2のハイカウンターHC2のフレーム1には、その右方に位置した縦メンバ2Rに、本発明の天板支持構造を備えた脚を兼用するパネル体によるエンドパネルEP2が取付けられるので、次に、このエンドパネルEP2に適用した本発明天板支持構造の構成側と機能について図5〜図10により説明する。
図5〜図7のエンドパネルEP2(図8のパネル本体ep21を含む。以下、同じ)には、その内面(天板のエンド端面に対向する面)に図9,図10により後で詳述する天板結合部材たる天板受けブロック14を嵌合的に埋設するための横長の略長方形をなす彫込み凹部15と、幕板11のカットエンドを埋込み嵌入させる縦向きの幕板エンドの嵌入溝16が形成されている。なお、図5〜図7において17はパネル本体ep21の上面に設けたトップ笠木、18はパネル本体ep21の下端部に設けた巾木である。また、図8のパネル本体ep21において、15aは、後述する天板受けブロック14および天板12を結合するボルト棒などの通し穴、15bは受け金具19の止め穴である。
ここで、図9,図10に例示した天板受けブロック14は、前記彫込み凹部15に密に遊嵌される外形を有する板状のブロック体で形成され、外面(図9の正面側)にはカットされた天板12のカットエンドを埋込み嵌合するため、天板12の当該カットエンドと同一断面の形状に彫込まれた天板カットエンドの嵌合溝14aを備えていると共に、外面は何もないプレーン(平坦)な面に形成されており、内,外いずれの面を外に向けて前記パネルEP2の凹部15に嵌合しても、当該エンドパネルEP2の内面と同一面を形成する。つまり、前記彫込み凹部15の深さと天板受けブロック14の厚さは等しく、かつ、外形は左右対称に形成されている。なお、14bは前記穴15aと同軸の穴、14cは15bと同軸の穴である。
図5〜図7は、天板12のカットエンドの嵌合溝14aを外に向けて天板受けブロック14を凹部15に嵌合してビス等で固定した状態を示している。この状態にしたエンドパネルEP2の内面には、天板エンドを支持する断面略┐状の受金具19と、フレーム1における右方の縦メンバ2Rを結合するための柱状金具20とが取付けられている。
このエンドパネルEP2を、図1においては、実線で示す状態から時計方向回りに90度回転させてフレーム1の右端側に接近させて仮位置決めし、この状態でカットした天板12をこのエンドパネルEP2の天板12のカットエンドの受金具19と中間脚13の天板受け13aに載せ、天板12のカットエンドをその嵌合溝14aに嵌入させると共に、幕板11のカットエンドをその嵌入溝16に嵌入させる。両カットエンドの嵌入が規定通りに収まると、フレーム1の縦メンバ2Rに柱状金具20を呼込み態様でビス止めする。これにより、第2のハイカウンターHC2の長さを調節したフレーム1に、その長さに合せてカットした天板12や幕板11などの構成部材が取付けられて、ハイカウンターHC2の設置現場での組立てが完了する。ここで、幕板11と天板12のカットエンドの端部は、嵌入溝16と嵌合溝14aに、それぞれに嵌入されてしまうので、カットエンドにおける切断面のバリなどの粗面や粗くなった部分を隠してしまうことができる。
上記は、第2のハイカウンターHC2を第1ハイカウンターHC1に連接する形で現地組立てした例であるが、本発明の天板支持構造を適用した受付け用カウンターは、単独設置においても、上記態様での現地組立てができること勿論である。この場合、当該フレーム1の他方のエンド(上記例で中間脚13を設けた側)には、内面に天板12や幕板11のカットされない端部を支持できる機能,構成(例えば、上記の受金具19や柱状金具20と同様の金具)を備えたエンドパネルが取付けられる。
なお、上記の例は、係止レール9〜天板12までの各部材を正面幅を短か目に調整したフレーム1の長さに合せて短かくカットして適用した例であるが、図示した受付けコーナーINFでは、決められた幅員(例えば壁間)しかない場所に受付けコーナーINFを設置する場合に対応するため、フレーム1の標準的な正面幅を予め短か目に設定しておき、エンドパネルEP2を一側の壁面に当接配置してから当該フレーム1をエンドパネルEP2に当接できる長さに伸ばす調整をし、この伸ばされたフレーム1の長さに合う長さを備えた係止レール9から天板12までの構成部材を取付ける組立態様を採ることがある。
また、上記例のフレーム1を備えて設置されたハイカウンターHC2を、例えば、レイアウト変更などにより正面幅が大きいカウンターに代えたい場合、従来はサイズ(正面幅)違いの別のカウンターに取代えていたものを、前記フレーム1の長さを長く調節して、当該フレーム1の長さに合う天板12や幕板11などの部材を変更すれば足り、カウンター全体を取代える必要がないというメリットもある。
上記のエンドパネルEP2の説明においては、天板受けブロック14は、天板12のカットエンドを嵌入する嵌合溝14aを外面に向けて当該パネルEP2の彫込み凹部15に装着した例であったが、ハイカウンターHC2が標準化された寸法仕様の場合には、フレーム1の正面幅の変更は行われないので、天板12や幕板11などのフレーム1に取付けられる構成部材の長さのカットは行われない。
このようにフレーム1の正面幅が変更されないハイカウンターHC2では、そのエンドパネルEP2における天板受けブロック14は、嵌合溝14aを彫込み凹部15に向けて何も形成されていない平坦面を外側に向けて前記彫込み凹部15に装着固定する。この状態で、カットされない天板エンドの受金具19とフレーム1の縦メンバ2Rを結合する柱状金具20を当該パネルEP2の内面に取付けて、カットしない天板12,幕板11などをフレーム1に取付けることにより、標準化仕様のハイカウンターHC2がその設置現場において組立てられる。
以上は、本発明の天板支持構造を受付け用カウンターに適用した例であるが、本発明は、前記エンドパネルEP2と同じ機能,構成を付与した天板支持構造を備えたパネル体を有するデスクやキャビネットにも適用可能である。
本発明は以上の通りであって、天板の端部を支持するパネル体の天板端面に対応する内面に、横向き長方形状の凹部を形成する一方、その凹部に密に遊嵌して固定される外形に形成すると共に、その一面に支持すべき天板断面と同一形状の結合凹部を形成した天板結合部材を、その結合凹部を外面に向けて前記パネル体内面の凹部に嵌合して固定し、当該結合凹部に天板端面を嵌入させて支持するようにして家具天板の支持構造としたので、断面形状が異なる2種以上の天板を使用する受付け用カウンターやデスクなどを単一のパネル体で支持することができ、従って、この種家具を容易かつ低コストで提供することができる。
本発明の天板支持構造を適用した受付け用カウンターの一例を説明するための分解斜視図。 図1のカウンターにおける長さ(正面幅)可変の矩形枠状フレームの正面図。 図2のフレームのA−A矢視断面図。 図2のフレームの右側面図。 図1のフレームに取付ける本発明支持構造の一例を備えたエンドパネルの内面側の正面図。 図5のエンドパネルのB−B矢視断面図。 図5のエンドパネルのC−C矢視断面図。 図5〜図7のエンドパネルにおけるパネル本体の内面側の正面図。 図5〜図8のエンドパネルに形成された凹部に嵌合固定される天板結合部材の正面図。 図9の天板結合部材の平面図。 中間脚の側面図。 図11の平面図。
符号の説明
1 フレーム
2L,2R 縦メンバ
3U,3B 横メンバ
4U,4B インサート材
5,6 ネジ穴
7 長穴
8 固定ネジ
9 係止レール
10 巾木
11 幕板
12 天板
13 中間脚
14 天板受けブロック
14a 天板エンドの嵌合溝
15 彫り込み凹部
16 幕板エンドの嵌入溝
17 トップ笠木
18 巾木
19 天板エンドの受け金具
20 柱状金具

Claims (4)

  1. 天板の端部を支持するパネル体の天板端面に対応する内面に、横向き長方形状の凹部を形成する一方、その凹部に密に遊嵌して固定される外形に形成すると共に、その一面に支持すべき天板断面と同一形状の結合凹部を設けて形成した天板結合部材を、その結合凹部を外面に向けて前記パネル体内面の凹部に嵌合して固定し、当該結合凹部に前記天板端面を嵌入させて支持するようにしたことを特徴とする家具天板の支持構造。
  2. パネル体内面に設けた凹部の深さと、その凹部に嵌入される天板結合部材の内厚は同等乃至ほぼ同等に形成した請求項1の家具天板の支持構造。
  3. 天板結合部材は、結合凹部を設けない面を平坦面に形成し、その平坦面側を外に向けてパネル体内面の凹部に嵌めて固定し、パネル体内面を全体が平坦面を備えた天板支持面として使用するようにした請求項1又は2の家具天板の支持構造。
  4. 一つのパネル体内面に設けた天板結合部材を嵌入する凹部に対し、断面形状が異なる2種以上の天板断面形状とそれぞれの天板断面形状と同じ形状の結合凹部を夫々に設けた2以上の天板結合部材を用意しておき、使用する天板の断面形状に合致した結合凹部を有する天板結合部材を前記パネル体内面の凹部に嵌合して固定するようにした請求項1〜3のいずれかの家具天板の支持構造。
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