JP2007142496A - 光波長多重伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】WDMフィルタや光受信器等を追加することなく、低コストで高品質な光波長多重が実現できる光波長多重伝送システムを提供する。
【解決手段】所定の地点で受信された第一の周波数多重信号11が、光送信器2で波長λ1の光信号12に変換され、光信号12が光ファイバ3を伝送して光分配器4に入力される。また、別の地点で受信された第二の周波数多重信号14が、光送信器6に入力されて波長λ2の光信号15に変換され、光信号15も光分配器4に入力される。光分配器4に入力された光信号12と光信号15は、光分配器4内で混合され、さらに各加入者宅に設置された光受信器5に伝送される。
【選択図】図1

Description

本発明は、多チャンネル放送信号を光信号により多重伝送する光波長多重伝送システムに関するものである。
山間部等のテレビ(TV)電波の受信が困難な地域では、受信に好適な山頂等で所定のアンテナを用いてTV電波を受信し、受信したTV電波の信号を所定の伝送線を経由して各加入者宅に配信する方法がとられている。近年は、伝送路に光ファイバを用いたシステムの導入が進められており、例えば各加入者宅までの伝送路にすべて光ファイバを用いるFTTH(Fiber To The Home)方式の伝送システムがすでに実用化されている。
従来のFTTH方式を用いてTV信号を各加入者宅に配信する伝送システムを、図7に示す一例を用いて説明する。TV信号の周波数多重信号101は、異なる周波数(チャンネル)A,B,C,Dを多重化した電気信号であり、光送信器102に入力されて波長λ1の光信号103に変換される。光信号103は、必要に応じて図示しない光増幅器で増幅されながら光ファイバ104を経由して光分配器105に伝送される。
光分配器105では、入力した光信号103を2以上の光信号に分配し、分配された各光信号を各加入者宅に備えられた光受信器106に伝送する。光受信器106は、入力した光信号を再び電気信号に変換して、周波数A,B,C,Dが多重化された電気信号107を出力する。
図7に示すようなFTTH方式の伝送システムで、例えばアナログTV放送の信号が配信されている場合、同じ伝送システムを利用してさらに衛星放送の信号も配信させたいといったニーズがある。これを実現させるためには、いずれかの地点で衛星放送の周波数多重信号を所定のアンテナで受信し、受信した周波数多重信号の電気信号を光信号に変換し、これをアナログTV放送用の光信号と混合して伝送させる必要がある。
アナログTV信号やBS−IF信号やCS−IF信号等の高周波多重信号により強度変調された光信号に対し、これを混合したり分離したりするのに、一般的にはWDM(Wavelength Division Multiplexing)フィルタが用いられる(非特許文献1)。
FTTH方式による伝送システムにおいて、2波の周波数多重信号を混合して伝送する従来の伝送方式を図8〜図11を用いて説明する。図8〜図11では、当初第一の周波数多重信号101のみを伝送していたシステムに、第二の周波数多重信号111を追加して伝送させる方式を示している。
図8は、第二の周波数多重信号111を第一の周波数多重信号101と同じ地点で受信し、第一の周波数多重信号101を入力して光信号に変換する光送信器102に、第二の周波数多重信号111もあわせて入力する方式を示している。第一の周波数多重信号101と第二の周波数多重信号111を混合した周波数多重信号を、光送信器102で所定波長λ1の光信号112に変換している。
光信号112は、光ファイバ104を経由して光分配器105に伝送され、光分配器105で分配されて各加入者宅に備えられた光受信器106に入力される。そして、光受信器106で第一の周波数多重信号101と第二の周波数多重信号111を含む電気信号113に変換される。
図9は、第二の周波数多重信号111を第一の周波数多重信号101と同じ地点で受信し、光送信器102とは別の光受信器121に第二の周波数多重信号111を入力する方式を示している。
光送信器102は、第一の周波数多重信号101を波長λ1の光信号103に変換する一方、光受信器121は、第二の周波数多重信号111を別波長λ2の光信号122に変換する。光信号103と光信号122は、WDMフィルタ123で混合されて混合光信号124として光分配器105に伝送される。
混合光信号124は、光分配器105で各加入者宅に分配され、各加入者宅に備えられたWDMフィルタ125に入力される。WDMフィルタ125によって、混合光信号124が波長λ1の光信号126と波長λ2の光信号127の2波に分波され、光信号126は光受信器106で第一の周波数多重信号128に変換される一方、光信号127は追加された光受信器129で第二の周波数多重信号130に変換される。
次に、第二の周波数多重信号111を第一の周波数多重信号101とは別の地点で受信する場合を、図10と図11を用いて説明する。図10は、第一の周波数多重信号101と第二の周波数多重信号111を波長λ1の光信号で伝送する方式を示しており、図11は、それぞれを別波長の光信号に変換した後、これを混合して伝送する方式を示している。
図10において、光送信器102から出力される波長λ1の光信号103は、光ファイバ104を伝送している途中の地点で光受信器141により電気信号の第一の周波数多重信号142に戻される。そして、第一の周波数多重信号142は電気信号の第二の周波数多重信号111とともに光送信器143に再び入力されて波長λ1の光信号144に変換される。
光信号144は、図8に示した例と同様に、光分配器105で分配されたのち各加入者宅に備えられた光受信器106に入力され、ここで第一の周波数多重信号101と第二の周波数多重信号111を含む電気信号145に変換される。
また図11では、伝送路である光ファイバ104の途中にWDMフィルタ123を設け、光送信器102から出力された波長λ1の光信号103を入力する。また、第二の周波数多重信号111を光送信器121で波長λ2の光信号122に変換し、これをWDMフィルタ123に入力する。そして、WDMフィルタ123は、波長λ1の光信号103と波長λ2の光信号122とを混合して混合光信号124を出力する。
以下、図9と同様に、混合光信号124が光分配器105で各加入者宅に分配されたのちWFDMフィルタ125で波長λ1の光信号126と波長λ2の光信号127に分波され、それぞれ光受信器106と光受信器129で第一の周波数多重信号128と第二の周波数多重信号130に変換される。
奈良一孝他、「FTTHの映像配信サービスに向けたPLC−MZI型3波多重広帯域WDMフィルタアレイ」、古河電工技報 第16号(平成17年7月)。
しかしながら、上記従来の2波以上の周波数多重信号を伝送させるFTTH方式の伝送システムでは、以下のような問題があった。
図8に示す方式は、第二の周波数多重信号111を第一の周波数多重信号101とともに光送信器102に入力して光信号に変換させるものであるが、この方式は第一の周波数多重信号101と第二の周波数多重信号111が同じ地点で受信される場合のみ適用できるものであり、第二の周波数多重信号111を別の地点で受信する場合には適用できない。
また、光送信器102で変換できる周波数帯域が第二の周波数多重信号111の周波数帯域を含んでいない場合には、光送信器102をより広帯域に対応できるものと交換する必要がある。
また、図10に示す方式では、光受信器141で電気信号の第一の高周波多重信号142に戻した後、光送信器143で再び光信号に変換しており、信号特性の劣化を招くことになる。また、光受信器141及び光送信器143を追加する必要があり、コストアップになるといった問題があった。
図9及び図11に示したWDMフィルタを用いる方式では、2波の光信号を混合するのにWDMフィルタが必要となるだけでなく、各加入者宅にもWDMフィルタと光受信器の追加が必要となり、大幅なコストアップになるといった問題があった。
さらに、WDMフィルタを使用することで伝送中の光損失が2〜3dB増加するため、伝送システムの伝送特性を劣化させたりダイナミックレンジを圧縮してしまうといった問題があった。予め、WDMフィルタによる損失増分を見込んで設計されていない場合には、本方式による波長多重を実現することはできない。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、WDMフィルタや光受信器等を追加することなく、低コストで高品質な光波長多重が実現できる光波長多重伝送システムを提供することを目的とする。
この発明の光波長多重伝送システムの第1の態様は、所定の周波数帯で周波数多重された電気信号を入力して所定波長の光信号に変換する光送信器と、1以上の光信号を入力して2以上の光信号に分配する光分配器と、前記光分配器で分配された光信号を入力して前記電気信号に変換する光受信器と、前記光送信器と前記光分配器との間及び前記光分配器と前記光受信器との間を接続して光信号を伝送する光伝送路とを備える光波長多重伝送システムであって、前記所定の周波数帯とは別の周波数帯で周波数多重された別の電気信号を前記所定波長とは異なる別波長の光信号に変換する別の光送信器をさらに備え、前記別波長の光信号を前記光分配器の未使用の入力端に入力して前記所定波長の光信号と混合し、前記光受信器が前記混合された2波長の光信号を入力して前記所定の周波数帯及び前記別の周波数帯で周波数多重された電気信号に変換することを特徴とする光波長多重伝送システムである。
この発明の第2の態様は、前記光分配器が溶融型光カプラ、または平面導波路であることを特徴とする光波長多重伝送システムである。
この発明の第3の態様は、前記光送信器が放送波の受信に好適な所定の場所に設置され、前記別の光送信器が前記所定の場所または別の場所に設置されることを特徴とする光波長多重伝送システムである。
この発明の第4の態様は、前記所定の周波数帯が70〜770MHzであり、前記別の周波数帯が950〜2150MHz、または70〜2150MHzであることを特徴とする光波長多重伝送システムである。
この発明の第5の態様は、前記所定波長の光信号と前記別波長の光信号との各々の光強度が実質的に同等であり、かつ前記光受信器において前記所定波長の光信号のみを入力するときのCN比と前記混合された2波長の光信号を入力するときのCN比とが実質的に同等となるよう各々の受光レベルが調整されていることを特徴とする光波長多重伝送システムである。
この発明の第6の態様は、前記所定波長の光信号及び前記別波長の光信号を増幅するための光増幅器を前記伝送路に設けることを特徴とする光波長多重伝送システムである。
この発明のさらに別の態様として、第1の態様〜第6の態様に示すシステムを容易に実現するために、第2の態様に記載の光分配器を前記光送信器、または前記光増幅器に内蔵させることを特徴とする光波長多重伝送システムである。
以上説明したように本発明によれば、既設の光分配器を用いて光混合を行わせるようにしたことで、伝送中の光損失の増加を招くことなく波長多重が可能な光波長多重伝送システムを提供することができる。2波長の伝送にWDMフィルタを用いたり光受信器を追加したりする必要がないため、低コストで実現することが可能となる。
また、光カプラ等の光分配器は波長依存性を殆ど有しないことから、広範囲の波長の光源を利用することが可能となる。その結果、例えば光源に用いられるレーザーダイオードの温度変動または電流変動等によって波長が変動した場合でも、光損失の増大を招くことがない。
また、光受信器に入力される光信号の受信レベルを適切に設定することにより、2波伝送時にもCN比特性の劣化を伴わない高品質な伝送を実現することができ、かつ追加可能なチャンネル数が大きく制約されることもなく、拡張性の高い光波長多重伝送システムを提供することができる。2波長の光信号の伝送であっても高品質を維持できることから、フィルタを用いる必要がなく低コストで実現できる。
さらに、本発明の光波長多重伝送システムでは、追加する放送波を従来の受信点と異なる地点で受信して伝送させることが可能なことから、従前の設備への装置の追加や消費電力の増大を回避することができ、メンテナンスの容易なシステムを構築することが可能となる。
図面を参照して本発明の好ましい実施の形態における光波長多重伝送システムの構成について詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る光波長多重伝送システムの概略の構成を示すブロック図である。本実施形態の光波長多重伝送システム1は、所定の地点に設けられた光送信器2と、伝送路である光ファイバ3と、光信号を各加入者宅に分配する光分配器4と、各加入者宅に設置された光受信器5と、前記所定の地点とは別の地点に設けられた光送信器6とから構成されている。
図1において、光送信器6を除いた構成は、前記所定の地点で受信した放送波のみを伝送するために当初設置されたシステム構成であって、本実施形態の光波長多重伝送システム1ではさらに光送信器6が追加されている。
前記所定の地点で受信された第一の周波数多重信号11が、光送信器2で波長λ1の光信号12に変換され、光信号12が光ファイバ3を伝送して光分配器4に入力される。また、前記別の地点で受信された第二の周波数多重信号14が、光送信器6に入力されて波長λ2の光信号15に変換され、光信号15も光分配器4に入力される。
光分配器4に入力された光信号12と光信号15は、光分配器4内で混合され、さらに各加入者宅に設置された光受信器5に伝送される。各加入者宅の光受信器5に伝送された光信号12と光信号15の混合波13は、光受信器5で再び電気信号の周波数多重信号16に変換される。周波数多重信号16は、第一の周波数多重信号11と第二の周波数多重信号14とが合成された電気信号である。
本実施形態の光波長多重伝送システム1によって伝送される信号の一実施例を図2に示す。ここでは、第一の周波数多重信号11を異なる周波数(チャンネル)A,B,C,Dが多重化された電気信号としており、第二の周波数多重信号14を異なる周波数(チャンネル)F,Gが多重化された別の電気信号としている。第一の周波数多重信号11を周波数帯70〜770MHzの放送波とし、第二の周波数多重信号14を周波数帯950〜2150MHzまたは70〜2150MHzの別の放送波とすることができる。
図2において、4チャンネルからなる第一の周波数多重信号11は、光送信器2で同図に示すような波長λ1の光信号12に変換される。また、2チャンネルからなる第二の周波数多重信号14は、光送信器6で同図に示すような波長λ2の光信号15に変換される。そして、光信号12と光信号15は、光分配器4で合波されて同図に示すような混合波13になる。さらに、混合波13は、光受信器5で電気信号に変換され、同図に示すような6チャンネルからなる周波数多重信号16として出力される。
光分配器4は、溶融型光カプラまたは平面導波路を用いることができる。例えば、光分配器4として溶融型光カプラを用いた場合、該溶融型光カプラは複数の光ファイバを束ね中央部分を溶融して形成されていることから、入力端と出力端を同数だけ有している。しかしながら、該溶融型光カプラを光分配器として用いる場合には、入力端の一部のみに光が入力され、その他の入力端は終端処理されている。
図1に示す光分配器4では、当初は光信号12の1信号のみを入力していたため、いずれか1つの入力端のみが使用され、その他の入力端はすべて終端処理されていた。
そこで本実施形態の光波長多重伝送システム1では、光分配器4の終端処理されていた入力端のいずれか1つを再び利用できるようにし、該入力端に光信号15を入力させるようにしている。すなわち、既存の光分配器4を利用して光信号15を光信号12と合波させるようにしている。光分配器4に入力された光信号15は、光信号12とともに均等に分配されて各加入者宅に伝送される。
各加入者宅に伝送された光信号12と光信号15の混合波は、光受信器5で電気信号に変換されて第一の周波数多重信号11と第二の周波数多重信号14を含む電気信号16を出力する。なお、光受信器5が第二の周波数多重信号14の周波数帯域に対応していない場合には、対応していない光受信器5を所定の広帯域のものに交換することになる。
上記の通り、本実施形態の光波長多重伝送システム1では、光信号14を光信号12に混合するのに既存の光分配器4を用いるようにしたことにより、コストアップを回避できるだけでなく、光信号12と15の光損失の増加を回避することも可能となる。
また、従来のWDMフィルタを用いて光混合を行う方式では、該WDMフィルタで規定された特定波長の光信号しか用いることができなかった。すなわち、光信号12の波長λ1と光信号15の波長λ2は、用いるWDMフィルタで規定された特定の波長に一致させる必要があった。
これに対し本発明では、光信号12と光信号15との合波に光カプラ等の光分配器4を用いるようにしたため、波長依存性がほとんどなく、広い波長範囲の光源を利用することが可能となる。その結果、光送信器2、6に備えられた光源であるレーザーダイオードの温度または電流の変動によって、光信号12、15の波長に変動が生じた場合でも、光損失の増大を招く恐れがなくなる。
光信号12に光信号15を合波して2波長の光信号を伝送させる場合には、光信号12のみを伝送させる場合に比べて光受信器5での光信号の品質が低下してしまう可能性がある。光受信器5における各光信号の受光レベルとCN比との関係を図3に示す。ここで、CN比は信号とノイズとの比を表すものであり、CN比が大きいほど高品質となる。
図3において、グラフ21は光受信器5が光信号12の1波のみを受信するときの受光レベルとCN比との関係を示しており、グラフ22は光受信器5が光信号12と光信号15との2波を受信するときの受光レベルとCN比との関係を示している。
図3は、光受信器5における受光レベルが高いときには、1波を受信するときと2波を受信するときとでCN比に大きな差が生じることを示している。このようなCN比の差は、TV視聴者の視認性に影響を与えることとなり、TV視聴者に違和感を与える恐れがある。そのため、1波を受信するときと2波を受信するときのそれぞれのCN比が同程度になるのが望ましい。
そこで、2波を混合して伝送する伝送方式の一つとして、従来は、一方の光信号に対し他方の光信号の光強度を5〜10dB程度下げて混合することが行われていた。前記他方の光信号の光強度を下げることで、前記一方の光信号への影響をほとんど無くすことができる。このように、2波間の光強度に差を設けて伝送させる場合には、光受信器における2波の信号強度が同等となるよう、各光信号の変調度にも差を設ける必要がある。
2波の光信号の光強度を変えて伝送させたとき、前記2波の光信号を同等の信号強度で受信するのに必要な変調度の一例を図4に示す。同図において、グラフ31は、所定の光強度で伝送させた前記一方の光信号の変調度を示しており、ここでは1チャンネルあたり9%としている。またグラフ32は、前記一方の光信号に対する前記他方の光信号の光強度の比(光レベル比)と、前記2波の信号強度を同等とするのに必要な変調度の関係を示している。
さらにグラフ33は、一般的な直接変調型の光送信器における変調度の許容値を示しており、通常は最大でも30〜40%程度であって総合変調度を30〜35%としているのが一般的である。前記変調度の許容値は、歪特性の劣化や光クリッピングを回避するために設けられている。
図4より、例えば光信号12の変調度を1チャンネルあたり9%とし(グラフ31)、追加された光信号15の光信号12に対する光レベル比を5dB低くした場合には、光信号15の変調度を1チャンネルあたり28%とする必要がある。そのため、前記変調度の許容値より、追加可能な信号数が1〜2チャンネル程度となってしまい、波長多重システムのメリットが十分発揮できなくなってしまう。
そこで本発明の光波長多重伝送システム1では、光信号12と光信号15との光強度をほぼ同等(光レベル比を零または零に近い値)とする一方、1波受信と2波受信とでCN比の差が殆どなくなる受光レベルとなるよう各光信号の光強度を下げて運用するものとしている。但し、該受光レベルは、CN比が所定の許容値より高くなる受信レベルを選択するものとする。
上記の通り、光信号12と光信号15との光強度をほぼ同等とし、両者の受光レベルを下げることで、2波を受信するときのCN比特性が1波を受信するときより劣化するのを抑えることが可能となる。また、光信号12と光信号15との光レベル比を大きくする必要が無いため、両者の変調度をほぼ同一にして伝送することが可能となる。その結果、追加するチャンネル数を制限する必要が無くなり、拡張性の高いシステム構築が可能となる。
なお、光信号12あるいは光信号15がデジタル信号の場合には、デジタル信号に対するCN比の許容値が大幅に小さくなる。その結果、デジタル信号の光強度を下げて図4に示す光レベル比を大きくしても、該デジタル信号の変調度をグラフ32のように大きくする必要はなく、追加するチャンネル数が大幅に制限されることもない。
本発明の光波長多重伝送システム1の適用例を図5に示す。図5に示す光波長多重伝送システム1は、アナログTV放送電波の受信に好適な山上等に光送信器2を設置し、光送信器2で周波数多重信号11を光信号12に変換して各加入者宅の光受信器5に伝送している。
また、加入者宅近傍の平地等でBS放送やCS放送等の放送波を受信し、これを光信号15に変換するための光送信器6を設けている。光送信器6を加入者宅近傍の平地等に設置することで、光送信器2が設置されている山上等への設備や消費電力の追加を回避している。追加の光送信器6を平地等に設けることにより、設備メンテナンス等の負担を軽減することができる。
本発明の光波長多重伝送システムの別の実施形態を図6に示す。図6に示す光波長多重伝送システム41では、伝送路である光ファイバ3の途中に光増幅器42を追加している。このように、本発明の光波長多重伝送システムでは、必要に応じて1つ以上の光増幅器を追加することが可能である。
また、図1に示す光波長多重伝送システム1および図6に示す光波長多重伝送システム41とも、光分配器4を1つだけ備えた構成としているが、加入者宅の軒数や配置等によっては、複数の光分配器を適宜接続した構成とすることも可能である。
本発明の光波長多重伝送システムのさらに別の実施形態として、前記光送信器または前記光増幅器に前記光分配器を内蔵させることにより、システムを容易に実現できるようにすることも可能である。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る光波長多重伝送システムの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における光波長多重伝送システムの細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る光波長多重伝送システムの概略の構成を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の光波長多重伝送システム1によって伝送される信号の一実施例を示す図である。 図3は、光受信器における各光信号の受光レベルとCN比との関係を示すグラフである。 図4は、2波の光信号の光強度を変えて伝送させたとき、前記2波の光信号を同等の信号強度で受信するのに必要な変調度の一例を示すグラフである。 図5は、本発明の光波長多重伝送システム1の適用例を示すブロック図である。 図6は、本発明の光波長多重伝送システムの別の実施形態を示すブロック図である。 図7は、従来のFTTH方式を用いてTV信号を各加入者宅に配信する伝送システムの一例である。 図8は、第二の周波数多重信号を第一の周波数多重信号と同じ地点で受信して同じ光送信器に入力する従来の方式を示すブロック図である。 図9は、第二の周波数多重信号を第一の周波数多重信号と同じ地点で受信し、別の光受信器に入力する従来の方式を示すブロック図である。 図10は、第一の周波数多重信号と第二の周波数多重信号を別の地点で受信し、波長λ1の光信号で伝送する従来の方式を示すブロック図である。 図11は、第一の周波数多重信号と第二の周波数多重信号を別の地点で受信し、それぞれを別波長の光信号に変換して伝送する従来の方式を示すブロック図である。
符号の説明
1、41・・・光波長多重伝送システム
2、102、143・・・光送信器
3、104・・・光ファイバ
4、105・・・光分配器
5、106、121、129、141・・・光受信器
11、101、128、142・・・第一の周波数多重信号
12、15、103、112、122、126、127、144・・・光信号
13・・・混合波
14、111、130・・・第二の周波数多重信号
16、113、145・・・第一の周波数多重信号と第二の周波数多重信号を含む電気信号
21・・・107・・・電気信号
123、125・・・WDMフィルタ
124・・・混合光信号

Claims (8)

  1. 所定の周波数帯で周波数多重された電気信号を入力して所定波長の光信号に変換する光送信器と、1以上の光信号を入力して2以上の光信号に分配する光分配器と、前記光分配器で分配された光信号を入力して前記電気信号に変換する光受信器と、前記光送信器と前記光分配器との間及び前記光分配器と前記光受信器との間を接続して光信号を伝送する光伝送路とを備える光波長多重伝送システムであって、
    前記所定の周波数帯とは別の周波数帯で周波数多重された別の電気信号を前記所定波長とは異なる別波長の光信号に変換する別の光送信器をさらに備え、
    前記別波長の光信号を前記光分配器の未使用の入力端に入力して前記所定波長の光信号と混合し、
    前記光受信器は前記混合された2波長の光信号を入力して前記所定の周波数帯及び前記別の周波数帯で周波数多重された電気信号に変換する
    ことを特徴とする光波長多重伝送システム。
  2. 前記光分配器は溶融型光カプラ、または平面導波路である
    ことを特徴とする請求項1に記載の光波長多重伝送システム。
  3. 前記光送信器が放送波の受信に好適な所定の場所に設置され、
    前記別の光送信器が前記所定の場所または別の場所に設置される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光波長多重伝送システム。
  4. 前記所定の周波数帯は70〜770MHzであり、前記別の周波数帯は950〜2150MHz、または70〜2150MHzである
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光波長多重伝送システム。
  5. 前記所定波長の光信号と前記別波長の光信号とは、各々の光強度が実質的に同等であり、かつ前記光受信器において前記所定波長の光信号のみを入力するときのCN比と前記混合された2波長の光信号を入力するときのCN比とが実質的に同等となるよう受光レベルが調整されている
    ことを特徴とする請求項1から4に記載の光波長多重伝送システム。
  6. 前記所定波長の光信号及び前記別波長の光信号を増幅するための光増幅器を前記伝送路に設ける
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光波長多重伝送システム。
  7. 請求項1〜請求項5に示すシステムを容易に実現するために、請求項2に記載の光分配器を内蔵することを特徴とする光送信器。
  8. 請求項6に示すシステムを容易に実現するために請求項2に記載の光分配器を内蔵することを特徴とする光増幅器。
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