JP2007142396A - 改善した誘電特性を有するフィルムコンデンサ - Google Patents

改善した誘電特性を有するフィルムコンデンサ Download PDF

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Abstract

【課題】誘電特性を改善したフィルムコンデンサを提供する。
【解決手段】フィルムコンデンサ10は、第1の電極12上に配置された第1の誘電率を有する第1の誘電体層14と、第1の誘電体層14上に配置された第2の誘電率を有する第2の誘電体層16とを含み、第2の誘電率は、第1の誘電率よりも少なくとも50%大きい。フィルムコンデンサはさらに、第2の誘電体層16上に配置された第2の電極18を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、総括的にはコンデンサに関し、より具体的には、改善した誘電特性を有するフィルムコンデンサに関する。
過去10年間で、製造法の進歩と新規な材料との組合せによって、コンデンサにおける大きな信頼性の拡大が達成されてきた。フィルムコンデンサは、製造法に基づいて3つの種類、すなわち箔電極フィルムコンデンサ、金属化フィルムコンデンサ及び混合型フィルムコンデンサに分類することができる。
一般的に、箔電極フィルムコンデンサは、プラスチックフィルム層によって分離された2つの金属箔電極からなる。普通使用されるプラスチックフィルムの1つは、ポリプロピレンである。一般的に、箔電極フィルムコンデンサは、2つのアルミニウム箔片を2つのプラスチックフィルム層と交互配置することによって作られる。これらの交互配置層は、金属層が互いに接触しないようにした状態でスピンドルの周りに巻かれる。箔電極フィルムコンデンサは、パワーエレクトロニクス業界で広く使用されてきた。金属化フィルムコンデンサは、アルミニウム箔がプラスチックフィルム層上に真空蒸着させた金属フィルム層で置き換えられるという意味で、箔電極フィルムコンデンサとは異なる。金属フィルム層は一般的に、極めて薄く約200〜500オングストロームのオーダであり、一般的にはアルミニウム又は亜鉛である。金属化コンデンサは、寸法、単純さ及び製造コストの利点を有する。混合型コンデンサは、箔電極フィルムコンデンサと金属化フィルムコンデンサとの両方の組合せである。一般的に、これらは、高電圧コンデンサである。
過去数10年間でコンデンサにおける大きな改善がなされてきたが、一部の問題は依然として存在し、例えば、表面欠陥及び電気的ストレスにより、フィルムコンデンサの寿命の短縮が生じる可能性がある。表面欠陥は、誘電体の絶縁破壊電圧の散乱を引き起こし、コンデンサ内の様々な部位における絶縁破壊電圧を変化させて、コンデンサの全体絶縁破壊電圧の低下を招くおそれがある。フィルムコンデンサはまた、該コンデンサのアノードにおける電気的ストレスによりその寿命が制限される。この電気的ストレスは、時間周期にわたりコンデンサ内に発生する関連する劣化を引き起こす。
米国特許第5,636,100号公報 米国特許第5,144,523号公報 米国特許第4,323,948号公報 米国特許第3,048,750号公報
従って、上述の問題に対処しかつ現在の産業用途の要望を満たすことになるフィルムコンデンサを設計することが望ましいといえる。
本発明の1つの態様によると、積層フィルムコンデンサを提供する。本フィルムコンデンサは、第1の電極と、第1の電極上に配置された第1の誘電体層とを含む。本フィルムコンデンサはまた、第1の誘電体層上に配置された第2の誘電体層を含み、第2の誘電体層の誘電率は、第1の誘電体層の誘電率よりも少なくとも50%大きい。本フィルムコンデンサはさらに、第2の誘電体層上に配置された第2の電極を含む。
本発明のこれらの及びその他の特徴、態様及び利点は、図面全体を通じて同じ符号が同様な部分を表している添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより、一層良く理解されるようになるであろう。
以下に詳細に説明するように、本発明の実施形態は、改善した誘電特性を有するフィルムコンデンサを提供する。本明細書で考察した誘電特性の幾つかは、誘電率、絶縁破壊電圧及び損失係数である。誘電体の「誘電率」は、その中で電極間及び電極の周りの空間が誘電体で満たされたコンデンサの静電容量の、同一の電極構成の真空における静電容量に対する比率である。本明細書で使用する場合、「絶縁破壊電圧」は、印加したAC又はDC電圧下での材料の絶縁破壊耐性の測定値を意味する。絶縁破壊直前の印加電圧を誘電体の厚さで除算して、絶縁破壊電圧が得られる。絶縁破壊電圧は、kV/mmで測定される。理想的な誘電体では、電圧波と電流波とは、位相が90度異なる。実際の誘電体では、誘電体が100%未満の効率となるので、電流波は、電圧に正比例して遅れ始める。このことにより、誘電体内に比例電力損失が生じる。電流波が電圧と位相が90度異なることから偏移する程度は、誘電損失角として定義される。この損失角の正接が、損失係数又は散逸率として知られている。
典型的なフィルムコンデンサは、2つの電極間でいずれかの側面上に置かれたポリマーフィルムを含む。ポリマーフィルムは、フィルムコンデンサ内で誘電体として作用する。本発明の1つの実施形態では、本明細書で開示したフィルムコンデンサは、その上に第1の誘電体層が配置された第1の電極を含む。本フィルムコンデンサはまた、第1の電極と対向して第1の誘電体層上に配置された第2の誘電体層を含み、第2の誘電体層は、第1の誘電体層の誘電率よりも少なくとも50%大きい誘電率を有する。さらに、本フィルムコンデンサは、第2の誘電体層上に配置された第2の電極を含む。本発明の別の実施形態では、フィルムコンデンサは、第2の誘電体層と第2の電極との間に置かれた金属化フィルムを含む。
図1に示す本発明の例示した実施形態では、フィルムコンデンサ10の断面図を示す。フィルムコンデンサ10は、その上に第1の誘電率を有する第1の誘電体層14が配置された例えばカソードのような第1の電極12を含む。第1の誘電率よりも少なくとも50%大きい第2の誘電率を有する第2の誘電体層16が、第1の誘電体層14上に配置される。例えばアノードのような第2の電極18がさらに、第2の誘電層16上に配置される。
電気的ストレスによるフィルムコンデンサの劣化は、フィルムコンデンサのアノードにおいてかなり頻繁に発生することが知られている。それぞれのフィルムコンデンサの寿命は、第2の電極18の下方に配置されかつ第1の誘電体層14よりも遥かに大きい誘電率を有する第2の誘電体層16を付加することによって、増大させることができる。非限定的な実施例では、第2の誘電体層16の第2の誘電率は、第1の誘電体層14の第1の誘電率よりも約50%〜70%大きい。別の非限定的な実施例では、第2の誘電体層16の第2の誘電率は、第1の誘電体層14の第1の誘電率よりも約75%〜100%大きい。第2の誘電体層16は、より大きい電圧傾斜が第2の電極18ではなく第1の電極12において発生するようにする。このことにより、第2の電極18上の電圧負荷が減少するので、フィルムコンデンサの全体電圧耐久性が改善される。このことはさらに、絶縁破壊電圧の増大をもたらす。従って、このことにより、第2の電極18(アノード)での電気的ストレスを低下させ、それによってフィルムコンデンサの劣化を軽減するための手段が得られる。その結果、フィルムコンデンサの寿命が、高められる。
電極12、18は一般的に、金属箔を含む。1つの実施形態では、電極12、18は、アルミニウム、銅又は亜鉛箔の少なくとも1つを含む。第1の誘電体層14は一般的に、有機ポリマー、無機材料又はポリマーフィルムを含む。無機材料の非限定的な実施例は、窒化ホウ素(BN)、雲母、紙、窒化ケイ素(Si)又は窒化アルミニウム(AlN)である。ポリマーフィルムの幾つかの非限定的な実施例には、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(PET)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネート(PC)、フルオレニルポレスター(FPE)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルサルフォン(PES)、フッ化ポリビニリデン(PVDF)、ポリイミド、ポリイミド−イミド、テフロン(商標)(ポリテトラフルオロエチレン)(PTFE)、フッ化ポリビニリデン(PVDF−TrFE)、Ultem(商標)(ポリエーテルイミド)及びそれらの組合せが含まれる。第2の誘電体層16は、有機ポリマー、無機材料又は高分子複合材フィルムを含むことができる。無機材料の非限定的な実施例は、窒化ホウ素(BN)、アルミナ(Al)、シリカ(SiO)、チタニア(TiO)、窒化アルミニウム(AlN)及び窒化ケイ素(Si)である。第2の誘電体層として使用するポリマーフィルムの幾つかの非限定的な実施例には、ポリエチレンフタレート(PET)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、フッ化ポリビニリデン(PVDF)が含まれる。無機材料又はポリマーを含む高分子複合材の幾つかの非限定的な実施例は、BN、Al、SiO、TiO、五酸化ニオブ(Nb)、五酸化タンタル(Ta)及びそれらの組合せを含む、Ultem(商標)ポリエーテルイミド、PP、PET、PVDF、FPE、PEEK、PES、PC又はPPSとすることができる。非限定的な実施例では、第2の誘電体層の厚さは、約0.3ミクロン〜約5ミクロンの範囲内にある。第1の誘電率の非限定的な実施例は、少なくとも約2である。非限定的な実施例では、第2の誘電率は、3〜100の範囲内にある。
本発明の例示的な実施形態では、第1の誘電体層14は、200ボルト(V)〜800Vの範囲内の絶縁破壊電圧を有し、一方、第2の誘電体層16は、50V〜700Vの範囲内の絶縁破壊電圧を有する。非限定的な実施例では、第1の誘電体層14は、0.0002〜0.02の範囲内の損失係数を有し、一方、第2の誘電体層16は、0.003〜0.03の範囲内の損失係数を有する。
図2に示す本発明の別の例示した実施形態では、フィルムコンデンサ20を示す。本発明のこの実施形態では、第3の誘電体層22が、第1の電極12と第1の誘電体層14との間に置かれる。第2の誘電体層16は、第1の誘電体層14上に配置される。誘電体層16及び22の誘電率は、誘電体層14の誘電率よりも少なくとも50%高い。非限定的な実施例では、誘電体層16の第2の誘電率は、第1の誘電体層14の第1の誘電率よりも約50%〜75%大きく、一方、誘電体層22の第3の誘電率は、第1の誘電体層14の第1の誘電率よりも約75%〜100%大きい。別の非限定的な実施例では、誘電体層16の第2の誘電率は、第1の誘電体層14の第1の誘電率よりも約75%〜100%大きく、一方、誘電体層22の第3の誘電率は、第1の誘電体層14の第1の誘電率よりも約50%〜75%大きい。さらに、別の非限定的な実施例では、誘電体層16の第2の誘電率及び誘電体層22の第3の誘電率の両方は、第1の誘電体層14の第1の誘電率よりも約50%〜約75%大きい。別の非限定的な実施例では、誘電体層16の第2の誘電率及び誘電体層22の第3の誘電率の両方は、第1の誘電体層14の第1の誘電率よりも約75%〜約100%大きい。
図3に示す本発明のさらに別の実施形態では、フィルムコンデンサ30を示す。本発明のこの実施形態では、金属の皮膜32が、誘電体層16の上に真空蒸着され、誘電体層16と第2の電極18との間に置かれる。フィルムコンデンサ30はまた、第1の電極12と第2の誘電体層16との間に置かれた第1の誘電体層14を含む。金属皮膜の非限定的な実施例には、蒸着させたアルミニウムの皮膜が含まれる。誘電体層16は、第1の誘電体層14の第1の誘電率よりも少なくとも50%高い第2の誘電率を有する。
上述の実施形態は、フィルムコンデンサに対して誘電率の増大、絶縁破壊電圧の増大、表面欠陥の減少及び寿命の延長のような幾つかの非限定的な利点をもたらす。皮膜又は積層材料に応じて、そのより高い耐コロナ性及び電荷捕捉能力により、ベースポリマーがより高い電圧及びパルス電力下で作動するのを可能にすることができた。Al又はBNのような特定のナノ粒子を含むポリマーが、さらに高い絶縁破壊強度及び誘電率を示すことが判明した。粒子充填ポリマーによりまた、高い熱伝導性を得ることができた。Ultem(商標)のより高いガラス転移温度もまた、コンデンサのより高い実用温度を可能にする。前に説明した表面欠陥は,誘電体内での絶縁破壊電圧の散乱を引き起こして、コンデンサ内の様々な部位における絶縁破壊電圧の変化をもたらす。従って、上述の実施形態のケースにおけるようにそのような表面欠陥が減少した場合には、より狭い絶縁破壊電圧範囲が得られる。
本発明の誘電性材料は、幾つかの方法で被覆させることができる。それらの方法には、スピンコーティング、浸漬コーティング、ブラシペインティング、溶媒キャスティング、化学蒸着、及び第2のポリマー又は高分子複合材のより薄い層の積層が含まれる。非限定的な実施例では、第1の誘電体層の表面を塵埃及び汚染物質を除去するように清浄化して、被覆誘電体フィルムがベース誘電体フィルムに付着するのを可能にする。清浄化の非限定的な実施例には、ウェット又は化学クリーニング、プラズマクリーニング或いはそれらのあらゆる組合せが含まれる。被覆誘電体フィルムとベース誘電体フィルムとの間の接合面における空隙及び欠陥は絶縁破壊電圧を低下させるおそれがあるので、ベース誘電体フィルムに対して被覆誘電体材料を密着させることが望ましい。本発明の1つの実施形態では、使用する被覆材料は、ベース誘電体フィルムの誘電率よりも少なくとも50%大きい誘電率を有する。幾つかの実施形態では、被覆材料には、有機ポリマー或いは無機材料又はポリマーが含まれる。被覆方法の非限定的な実施例には、溶液による被覆、化学蒸着を使用した被覆、プラズマポリマー重合又は物理的スパッタリング法が含まれる。
実施例
以下の実施例は、単なる例示であって、本特許請求した発明の技術的範囲に対する何らかの種類の限定であると解釈してはならない。
図4は、非被覆ポリマーフィルムUltem(商標)ポリエーテルイミドの平均絶縁破壊電圧(全体を参照番号48で示す)と窒化ホウ素充填Ultem(商標)ポリエーテルイミド被覆Ultem(商標)ポリエーテルイミドフィルムの平均絶縁破壊電圧(全体を参照番号52で示す)との統計的t−検査法を用いたグラフ比較40である。別の統計的ツールを使用することもできる。X軸42は、非被覆Ultem(商標)ポリエーテルイミド43と窒化ホウ素充填Ultem(商標)ポリエーテルイミド被覆Ultem(商標)ポリエーテルイミドフィルム45との処理を表す。Y軸44は、絶縁破壊電圧を表す。ボックスプロット46は、非被覆Ultem(商標)ポリエーテルイミドのケースでの絶縁破壊電圧範囲を表し、またボックスプロット50は、窒化ホウ素充填Ultem(商標)ポリエーテルイミド被覆Ultem(商標)ポリエーテルイミドフィルムのケースでの絶縁破壊電圧範囲を表す。観察によって認識できるように、非被覆Ultem(商標)ポリエーテルイミドのケースと比較して、被覆Ultem(商標)ポリエーテルイミドのケースでは、絶縁破壊電圧の範囲がより狭くなっている。このことは、ポリマーフィルム上に皮膜を付加することにより、フィルムの表面上の欠陥が減少し、そのことにより次に、様々な部位における絶縁破壊電圧の散乱が減少していることを示している。
図5は、窒化ホウ素の重量パーセントの関数としての窒化ホウ素充填Ultem(商標)ポリエーテルイミドフィルムの誘電率及び損失係数のグラフ表示60である。X軸62は、窒化ホウ素の重量%を表す。Y軸64及び66は、それぞれ誘電率及び損失係数を表す。プロット68で分かるように、最大1重量%までの窒化ホウ素の添加につれて誘電率が3.25から3.7まで増大し、その後最大10重量%までの窒化ホウ素の添加につれて誘電率は一定値に近づく。プロット70で分かるように、窒化ホウ素の最大3重量%までは損失係数は増加傾向にあるようであり、その後最大10重量%までは損失係数は減少するようである。従って、積層フィルムコンデンサの性能を強化するためにはUltem(商標)ポリエーテルイミド又はその他のポリマー内に約1%〜5%の窒化ホウ素を添加することが望ましいと、推断することができる。
本明細書では本発明の一部の特徴のみを示しかつ説明してきたが、当業者は、多くの修正及び変更に想到するであろう。従って、提出した特許請求の範囲は、全てのそのような修正及び変更を本発明の技術的範囲内に属するものとして保護しようとするものであることを理解されたい。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
本発明の1つの実施形態による、第1の誘電体層上に配置された第2の誘電体層の皮膜を有する積層フィルムコンデンサの断面図。 本発明の1つの実施形態による、第2の誘電体層及び第3の誘電体層の皮膜間に置かれた第1の誘電体層を有する積層フィルムコンデンサの断面図。 本発明の1つの実施形態による、ベース誘電体層上に金属化誘電体層皮膜を図示した積層フィルムコンデンサの断面図。 非被覆Ultem(商標)ポリエーテルイミドと窒化ホウ素充填Ultem(商標)ポリエーテルイミド被覆Ultem(商標)ポリエーテルイミドフィルムとの絶縁破壊電圧を示すボックスプロット表示。 Ultem(商標)ポリエーテルイミド上の窒化ホウ素皮膜の重量パーセントの関数として誘電率及び損失係数を示すプロット表示。
符号の説明
10 フィルムコンデンサ
12 第1の電極
14 第1の誘電体層
16 第2の誘電体層
18 第2の電極
20 フィルムコンデンサ
22 第3の誘電体層
30 フィルムコンデンサ
32 金属真空蒸着皮膜
40 グラフ比較
42 異なる処理を表すX軸
43 非被覆ULTEM
44 絶縁破壊電圧を表すY軸
45 被覆ULTEM
46 非被覆ULTEMの絶縁破壊電圧範囲のボックスプロット
48 非被覆ULTEMの平均絶縁破壊電圧
50 窒化ホウ素被覆ULTEMの絶縁破壊電圧範囲のボックスプロット
52 窒化ホウ素被覆ULTEMの平均絶縁破壊電圧
60 窒化ホウ素の重量パーセントに対する誘電率及び損失係数のグラフ表示
62 窒化ホウ素の重量%を表すX軸
64 誘電率を表すY軸
66 損失係数を表すY軸
68 誘電率のプロット表示
70 損失係数のプロット表示

Claims (10)

  1. 第1の電極(12)と、
    前記第1の電極(12)上に配置されかつ第1の誘電率を有する第1の誘電体層(14)と、
    前記第1の電極(12)と対向して前記第1の誘電体層(14)上に配置されかつ前記第1の誘電率よりも少なくとも50%大きい第2の誘電率を有する第2の誘電体層(16)と、
    前記第1の誘電体層(14)と対向して前記第2の誘電体層上に配置された第2の電極(18)と、
    を含むコンデンサ(10)。
  2. 前記第2の誘電体層(16)が、前記第1の誘電率よりも50%〜75%大きい第2の誘電率を有する、請求項1記載のコンデンサ(10)。
  3. 前記第2の誘電体層(16)が、前記第1の誘電率よりも75%〜100%大きい第2の誘電率を有する、請求項1記載のコンデンサ(10)。
  4. 前記第1の誘電体層が、有機ポリマー又は無機材料を含む、請求項1記載のコンデンサ(10)。
  5. 前記第1の誘電体層(14)が、100°ケルビン〜300°ケルビンの範囲内の実用温度を有する、請求項1記載のコンデンサ(10)。
  6. 前記第2の誘電体層(16)が、100°ケルビン〜300°ケルビンの範囲内の実用温度を有する、請求項1記載のコンデンサ(10)。
  7. 前記第1の誘電体層(14)が、200ボルト〜800ボルトの範囲内の絶縁破壊電圧を有する、請求項1記載のコンデンサ(10)。
  8. 前記第2の誘電体層(16)が、50ボルト〜700ボルトの範囲内の絶縁破壊電圧を有する、請求項1記載のコンデンサ(10)。
  9. 前記第2の誘電体層(16)と前記第2の電極(18)との間に置かれた金属化フィルム(32)をさらに含む、請求項1記載のコンデンサ(10)。
  10. 前記第1の電極(12)と前記第1の誘電体層(14)との間に置かれた第3の誘電体層(22)をさらに含み、前記第3の誘電体層(22)が、前記第1の誘電率よりも少なくとも50%大きい第3の誘電率を有する、請求項1記載のコンデンサ(10)。
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