JP2007141651A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ロースター加熱時に扉より煙漏れの発生を防止することができる誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】扉26の挿入部35の上面に設けた凸部36が、遮熱板21の引っ掛け部37に引っかかって固定され、煙が漏れやすいロースター加熱室20の開口部の上部と左右を確実に塞ぎ、煙もれを防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、誘導加熱調理器のロースター部の扉部に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は、図5および図6に示すように、本体上部に被加熱調理器具である鍋などを載置するトッププレート1があり、そのトッププレート1の下には、左右手前に2口の左加熱コイル2−aと右加熱コイル2−bが置かれている。左加熱コイルの下方に前面が開口したロースター加熱室3が置かれている。このロースター加熱室の開口部においてロースター加熱室を本体に固定する枠体よりなる前面板4と、ロースター加熱室の開口部をふさぐ扉5と、扉の前面下部に設けられた取手6と、取手の下部に一体で設けられた挿入部7と、その先端の下面に突部を有するフック8を設けている。扉を前面板に押し当てるようにして閉めることにより、取手の下部に設けた挿入部のフックが前面板の差込穴9を挿通してそれを乗り越え、そこで引っかかって固定される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−310446号公報
しかしながら、前記従来の構成では、挿入部のフックが差込穴を乗り越え固定されるため、扉の前面下部に設けられた取手の下部に一体である挿入部を押し上げる方向に動くため、扉の上部が開く方向へ動くこととなり、乗り上げばらつきによっては、扉上部にすきまが発生し、ロースター加熱時に煙がもれるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ロースター加熱時に扉より煙漏れの発生を防止することができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、外郭を構成する本体外郭と、本体内に設けられた前面が開口したロースター加熱室と、ロースター加熱室の下部と本体外郭の間に設けた遮熱板と、前記加熱室の前面開口部を覆う扉と、前記扉に連結した受け皿と、受け皿を加熱室から引き出す扉の外側に取り付けられた取手と、扉の下部で扉を閉めたときに遮熱板下方までのびた挿入部と、遮熱板下方に位置する挿入部の上面に設けた凸部と、前記凸部の上方の相対する位置の遮熱板に引っ掛け部を設ける構成としたものである。
これによって、取手の下部に設けた挿入部が前面板の差込穴を挿通して、遮熱板の傾斜を凸部が沿ってすべり、遮熱板の引っ掛け部に引っかかって固定されるため、扉と前面板との間に隙間が発生せず、ロースター加熱室内部の温度上昇と共に煙は排気煙突に流れていく。特に、凸部が遮熱板の引っ掛け部に固定される際、扉に働く力の方向が、ロースター加熱室の開口部の左右と上をふさぐ方向の動きとなり、煙が漏れやすい開口部の上部左右を確実に塞ぎ、煙もれを防止することができる。
本発明の誘導加熱調理器は、ロースター加熱時に扉より煙漏れの発生を防止することができる。
第1の発明は、外郭を構成する本体外郭と、本体内に設けられた前面が開口したロースター加熱室と、ロースター加熱室の下部と本体外郭の間に設けた遮熱板と、前記加熱室の前面開口部を覆う扉と、前記扉に連結した受け皿と、受け皿を加熱室から引き出す扉の外側に取り付けられた取手と、扉の下部で扉を閉めたときに遮熱板下方までのびた挿入部と、遮熱板下方に位置する挿入部の上面に設けた凸部と、前記凸部の上方の相対する位置の遮熱板に引っ掛け部を設けることにより、扉を前面板に押し当てるようにして閉めることで、取手の下部に設けた挿入部が前面板の差込穴を挿通して、遮熱板の傾斜を凸部が沿ってすべり、遮熱板の引っ掛け部に引っかかって固定されるため、扉と前面板との間に隙間が発生せず、ロースター加熱室内部の温度上昇と共に煙は排気煙突に流れていく。
特に、本構成では、凸部が遮熱板の引っ掛け部に固定される際、扉に働く力の方向が、扉と受け皿の連結部を支点に、時計回りとなるため、ロースター加熱室の開口部の左右と上をふさぐ方向の力の動きとなり、煙が漏れやすい開口部の上部左右を確実に塞ぎ、煙もれを防止することができる。
さらに、扉の閉状態での外観は受け皿が熱や外部の圧力等により変形を起こしてしまった場合でも、凸部が遮熱板の引っ掛け部に引っかかり固定されているためがたつきが発生せず使用することができる。
またさらに、取手の下部に設けた挿入部が前面板の差込穴を挿通して、遮熱板の傾斜を凸部が沿ってすべり、遮熱板の引っ掛け部に引っかかって固定されるため、使用者が挿入する際に、いきなり引っ掛け部に固定される強い力を感じるより、スムーズに扉を閉めることができ、操作性を向上することができる。
また、使用者が取手を引き出し、連結された受け皿ごと持ち上げる時に、挿入部を支えながら持ち上げる。この際引っ掛け用の凸部が挿入部の上面で、手があたる下面には凸部がなく、持ち上げ時、手が、痛くなることもなく、使い勝手がよい。
また、出し入れが発生する挿入部が本体外郭内に収まるため、セットされたキッチンの下部に出し入れ時にあたることがなく。さらに操作性を向上できる。
第2の発明は、特に第1の発明の挿入部上方の遮熱板に、挿入入り口側より引っ掛け部が下方となる傾斜を設けたことにより、取手の下部に設けた挿入部が前面板の差込穴を挿通して、遮熱板の傾斜を凸部が沿ってすべり、遮熱板の引っ掛け部に引っかかって固定されるため、使用者が挿入する際に、いきなり引っ掛け部に固定される強い力を感じるより、スムーズに扉を閉めることができ、操作性を向上することができる。
第3の発明は、特に第1の発明の挿入部の上部に位置する遮熱板の上方の加熱室との間に第二の遮熱板を設けたことにより、ロースター使用時のロースター加熱室からの輻射熱を遮蔽し、扉の挿入部への輻射熱の影響を低減することができる。
第4の発明は、特に第1の発明の挿入部よりも本体内方で、外郭と遮熱板の間に防風板を設けたことにより、本体内の送風経路から扉の挿入部を遮断し、扉の挿入部が熱気をうけることを防止することができる。
第5の発明は、特に第1の発明の挿入部の下部に位置する本体外郭に穴を設けることにより、外気を本体内に取り込み、挿入部を冷却し、挿入部の温度低減を行うことができる。
第6の発明は、特に第1の発明の挿入部の下面に押接する板ばねを本体外郭に取り付けることにより、遮熱板の傾斜を凸部が沿ってすべって、遮熱板の引っ掛け部に引っかかって固定される際、板ばねにより、凸部が引っ掛け部に押圧され、部品のばらつきや熱変形がおきても、引っかかりがより確実となり、扉と前面板との間に隙間が発生せず、ロースター加熱室内部の温度上昇と共に煙は排気煙突に流れ、煙もれを防止することができる。
さらに、扉の閉状態での外観は受け皿が熱や外部の圧力等により変形を起こしてしまった場合でも、凸部が遮熱板の引っ掛け部に引っかかり固定されているためがたつきが発生せず使用することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の内部の構成を示す斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の内部の構成を示す断面図である。図3は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の扉挿入の概略図である。
この誘導加熱調理器はシステムキッチンのキャビネットに組み込んで使用する構成のものである。
図1および図2、図3において、被加熱調理器具である鍋などを載置するトッププレート11があり、本体外郭12内のトッププレート11の下には、左側に左加熱コイル13−a、右側に右加熱コイル13−b、そして中央奥に1口のラジェントヒータ14が置かれている。本体前面右側には操作部15が置かれ、操作部15の奥には左右の加熱コイルを駆動制御する回路部16があり、さらに回路部16の奥で吸気口17の下方に本体内に冷却風を送風する冷却ファン18を配している。また本体の左側で、左加熱コイル13−aの下方に左加熱コイル13−aを支える仕切り19があり、さらにその仕切り19の下方に前面が開口したロースター加熱室20が置かれている。ロースター加熱室20の下部と本体外郭12の間に溶融亜鉛めっき鋼板により形成した遮熱板21を設けている。ロースター加熱室前面に、ロースター加熱室20の開口部に勘合し、本体外郭12に固定する前面板22を配し、この前面板22には遮熱板21より下方で、本体外郭より上方に位置する場所に差込穴23を設けている。また、ロースター加熱室20の後部に接続され調理中の煙を本体外に排気口24から排気するための排気煙突25を設けている。また、ロースター加熱室20の開口部を扉26で覆いふさぐように構成している。またさらに、扉26に連結された受け皿27と、受け皿27に載せられた焼き網28はロースター加熱室20に収められる。さらにロースター加熱室20内の焼き網上部および下部にヒータ29を配している。
ここで、扉26は、扉26の前面下部の外方側に設けられた取手30と扉上部に設けた扉上枠31と扉のロースター加熱室側に設けたガラス枠32によりガラス33をはさみこんで構成されている。またガラス枠にはロースター加熱室の開口部の左右と上をふさぐパッキン34が取り付けられている。さらに、扉の下部で扉を閉めたときに前面板の差込穴23を通って遮熱板21下方までのびた挿入部35が取手と一体に耐熱フェノールにより形成されている。そして、遮熱板下方に位置する挿入部35の上面に設けた凸部36を少なくとも1箇所以上設けている。
そして、凸部36の上方の相対する位置の遮熱板に扉を閉めたとき凸部36が引っかかる引っ掛け部37を設けている。凸部36も耐熱フェノールにより形成されており、樹脂成型部品であり、引っかかり高さを微調整することが容易である。
また、挿入部35上方の遮熱板21に、挿入入り口側より引っ掛け部37が下方となる傾斜38を設けている。
またさらに、挿入部35の上部に位置する遮熱板21の上方のロースター加熱室との間に第二の遮熱板39を設けている。
そしてさらに、挿入部35よりも本体内方で、本体外郭と遮熱板の間に防風板40を設け、挿入部の下部に位置する本体外郭に穴41を設けている。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
魚等の調理物を受け皿上の焼き網の上に載せるために使用者が取手を引き出すと、それに連動して受け皿がロースター加熱室からスライドして引き出される。そこで焼き網に魚等の調理物を載せ、取手を押し、スライドさせてロースター加熱室内に収納する。その後、ヒータに通電し加熱すると調理物の温度が上昇し煙が発生する。通常、この煙はロースター加熱室の後方にある排気煙突から排気されるが、扉と前面板の間に隙間が開いている場合はその隙間から煙漏れが発生する。
しかし、本構成の場合は扉を前面板に押し当てるようにして閉めることにより、取手の下部に設けた挿入部が前面板の差込穴を挿通して、遮熱板の傾斜を凸部が沿ってすべり、遮熱板の引っ掛け部に引っかかって固定されるため、扉と前面板との間に隙間が発生せず、ロースター加熱室内部の温度上昇と共に煙は排気煙突に流れていく。
特に、本構成では、凸部が遮熱板の引っ掛け部に固定される際、扉に働く力の方向が、扉と受け皿の連結部を支点に、時計回りとなるため、ロースター加熱室の開口部の左右と上をふさぐようにとりつけられているパッキン34がより前面板に押さえつけられる方向の力の動きとなり、煙が漏れやすい開口部の上部左右を確実に塞ぎ、煙もれを防止することができる。
さらに、扉の閉状態での外観は受け皿が熱や外部の圧力等により変形を起こしてしまった場合でも、凸部が遮熱板の引っ掛け部に引っかかり固定されているためがたつきが発生せず使用することができる。
またさらに、取手の下部に設けた挿入部が前面板の差込穴を挿通して、遮熱板の傾斜を凸部が沿ってすべり、遮熱板の引っ掛け部に引っかかって固定されるため、使用者が挿入する際に、いきなり引っ掛け部に固定される強い力を感じるより、スムーズに扉を閉めることができ、操作性を向上することができる。
また、使用者が取手を引き出し、連結された受け皿ごと持ち上げる時に、挿入部を支えながら持ち上げる。この際引っ掛け用の凸部が挿入部の上面で、手があたる下面には凸部がなく、持ち上げ時、手が、痛くなることもなく、使い勝手がよい。
また、出し入れが発生する挿入部が本体外郭内に収まるため、セットされたキッチンの下部に出し入れ時にあたることがなく。さらに操作性を向上できる。
ここで、挿入部は使用者が手で持つ箇所にあたるため、本体内にセットされ、調理による加熱により挿入部が熱くならないよう配慮しなければならない。
次に、本構成による挿入部の温度低減について述べる。
まず、本体内の冷却風の流れを説明する。
トッププレートの後方に設けられた吸気口から外気が入り、冷却ファンに吸い込まれ、ファンから回路部に送風される。吐出した風は、左の誘導加熱コイルおよび左にあるロースターを冷却するよう、各部を通って排気口へ排気される。ロースター使用時、ヒータにより熱くなったロースター加熱室の外壁や、熱を受けた遮熱板を風がなめ、熱気を本体内の扉の挿入部に吹き付けてしまうこととなる。
このため、本構成のように、挿入部35よりも本体内方で、本体外郭と遮熱板の間に防風板40を設けることにより、本体内の送風経路から扉の挿入部を遮断し、扉の挿入部が熱気をうけることを防止することができる。
また、ロースター使用時の熱を扉の挿入部に与えないよう、本構成のように挿入部35の上部に位置する遮熱板21の上方のロースター加熱室との間に第二の遮熱板39を設けることにより、ロースター使用時のロースター加熱室からの輻射熱を遮蔽し、扉の挿入部への輻射熱の影響を低減することができる。
またさらに、本構成のように、挿入部の下部に位置する本体外郭に穴41を設けることで、外気を本体内に取り込み、挿入部を冷却し、挿入部の温度低減を行うことができる。
以上のように本実施の形態においては、遮熱板の傾斜を扉の挿入部の凸部が沿ってすべり、遮熱板の引っ掛け部に引っかかって固定されるため、扉と前面板との間に隙間が発生せず、ロースター加熱室内部の温度上昇と共に煙は排気煙突に流れていく。
特に、本構成では、凸部が遮熱板の引っ掛け部に固定される際、扉に働く力の方向が、扉と受け皿の連結部を支点に、時計回りとなるため、ロースター加熱室の開口部の左右と上をふさぐようにとりつけられているパッキン34がより前面板に押さえつけられる方向の力の動きとなり、煙が漏れやすい開口部の上部左右を確実に塞ぎ、煙もれを防止することができる。
さらに、扉の閉状態での外観は受け皿が熱や外部の圧力等により変形を起こしてしまった場合でも、凸部が遮熱板の引っ掛け部に引っかかり固定されているためがたつきが発生せず使用することができる。
またさらに、取手の下部に設けた挿入部が前面板の差込穴を挿通して、遮熱板の傾斜を凸部が沿ってすべり、遮熱板の引っ掛け部に引っかかって固定されるため、使用者が挿入する際に、いきなり引っ掛け部に固定される強い力を感じるより、スムーズに扉を閉めることができ、操作性を向上することができる。
また、使用者が取手を引き出し、連結された受け皿ごと持ち上げる時に、挿入部を支えながら持ち上げる。この際引っ掛け用の凸部が挿入部の上面で、手があたる下面には凸部がなく、持ち上げ時、手が、痛くなることもなく、使い勝手がよい。また、出し入れが発生する挿入部が本体外郭内に収まるため、セットされたキッチンの下部に出し入れ時にあたることがなく。さらに操作性を向上できる。
また、挿入部35よりも本体内方で、本体外郭と遮熱板の間に防風板40を設けることにより、本体内の送風経路から扉の挿入部を遮断し、扉の挿入部が熱気をうけることを防止することができる。
また、ロースター使用時の熱を扉の挿入部に与えないよう、本構成のように挿入部35の上部に位置する遮熱板21の上方のロースター加熱室との間に第二の遮熱板39を設けることにより、ロースター使用時のロースター加熱室からの輻射熱を遮蔽し、扉の挿入部への輻射熱の影響を低減することができる。
またさらに、本構成のように、挿入部の下部に位置する本体外郭に穴41を設けることで、外気を本体内に取り込み、挿入部を冷却し、挿入部の温度低減を行うことができる。
またさらに、図4は本発明の実施の形態における他の誘導加熱調理器の内部の構成を示す断面図である。図4のように、挿入部の下面に押接する板ばね42を本体外郭に取り付けることにより、遮熱板の傾斜を凸部が沿ってすべって、遮熱板の引っ掛け部に引っかかって固定される際、板ばねにより、凸部が引っ掛け部に押圧され、部品のばらつきや熱変形がおきても、引っかかりがより確実となり、扉と前面板との間に隙間が発生せず、ロースター加熱室内部の温度上昇と共に煙は排気煙突に流れ、煙もれを防止することができる。
さらに、扉の閉状態での外観は受け皿が熱や外部の圧力等により変形を起こしてしまった場合でも、凸部が遮熱板の引っ掛け部に引っかかり固定されているためがたつきが発生せず使用することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は扉の挿入部の凸部が、遮熱板の引っ掛け部に引っかかって固定されるため、扉と前面板との間に隙間が発生せず、ロースター加熱室内部の温度上昇と共に煙は排気煙突に流れ、煙もれを防止することができるので、ビルトイン型および、据え置き型の誘導加熱調理器および、ロースターなどの加熱室と扉を有する加熱調理器の用途に適用できる。
本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の内部の構成を示す斜視図 本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の内部の構成を示す断面図 本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の扉挿入の概略図 本発明の第1の実施の形態における他の誘導加熱調理器の内部の構成を示す断面図 従来の誘導加熱調理器の内部の構成を示す斜視図 従来の誘導加熱調理器の内部の構成を示す断面図
符号の説明
11 トッププレート
12 本体外郭
13−a 左加熱コイル
13−b 右加熱コイル
14 ラジェントヒータ
15 操作部
16 回路部
17 吸気口
18 冷却ファン
19 仕切り
20 ロースター加熱室
21 遮熱板
22 前面板
23 差込穴
24 排気口
25 排気煙突
26 扉
27 受け皿
28 焼き網
29 ヒータ
30 取手
31 扉上枠
32 ガラス枠
33 ガラス
34 パッキン
35 挿入部
36 凸部
37 引っ掛け部
38 傾斜
39 第二の遮熱板
40 防風板
41 穴
42 板ばね

Claims (6)

  1. 外郭を構成する本体外郭と、本体内に設けられた前面が開口したロースター加熱室と、前記ロースター加熱室の下部と前記本体外郭の間に設けた遮熱板と、前記加熱室の前面開口部を覆う扉と、前記扉に連結した受け皿と、前記受け皿を前記ロースター加熱室から引き出す扉の外側に取り付けられた取手と、前記扉の下部で前記扉を閉めたときに前記遮熱板の下方までのびた挿入部と、前記遮熱板の下方に位置する前記挿入部の上面に設けた凸部と、前記凸部の上方の相対する位置の前記遮熱板に引っ掛け部を設けた誘導加熱調理器。
  2. 挿入部上方の遮熱板に、挿入入り口側より引っ掛け部が下方となる傾斜を設けた請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 挿入部の上部に位置する遮熱板の上方の加熱室との間に第二の遮熱板を設けた請求項1記載の誘導加熱調理器。
  4. 挿入部よりも本体内方で、外郭と遮熱板の間に防風板を設けた請求項1記載の誘導加熱調理器。
  5. 挿入部の下部に位置する本体外郭に穴を設けた請求項1記載の誘導加熱調理器。
  6. 挿入部の下面に押接する板ばねを本体外郭に取り付けて構成した請求項1記載の誘導加熱調理器。
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