JP2007141566A - 燃料電池システムおよび燃料電池の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料電池システムは、反応ガスの反応により発電する燃料電池と、当該燃料電池に反応ガスを供給する供給装置と、供給装置を制御する制御装置30と、を備える。制御装置30は、要求される発電量に基づく燃料電池の必要反応ガス量に対し、燃料電池に供給される反応ガス量をストイキ比とし、このストイキ比を所定時間に亘って平均して平均ストイキ比を算出する平均ストイキ比算出部311と、平均ストイキ比が第1の所定値以下である場合には、ストイキ比が上昇するように、燃料電池の最大発電量を制限する最大発電量制限部312と、を有する。
【選択図】図2
Description
そこで、全てのセルで効率よく発電するため、実際には、理論上発電に必要な反応ガス量よりも多くの反応ガスを燃料電池に供給している。
具体的には、要求される発電量に基づいて算出された最低限必要な反応ガス量を必要反応ガス量として、この必要反応ガス量に対する燃料電池に供給されている反応ガス量の割合をストイキ比とする。そして、このストイキ比が一定値になるように反応ガスを供給している。
この特許文献1で提案された燃料電池システムでは、セルの発電電圧のばらつきの原因が反応ガスの分布の偏りである場合には、安全率を考慮し、最適なストイキ比に対して少し高めのストイキ比を目標値として設定する。これにより、燃料電池に十分な量の反応ガスを供給して、発電電圧を安定させつつ、燃費を向上できる。
そこで、(3)の発明によれば、平均ストイキ比が第2の所定値以上にまで上昇した後、所定時間経過してから、最大発電量制限手段の作動を停止した。これにより、平均ストイキ比が連続して第1の所定値になるのを防止して、発電が不安定になるのを防ぐことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る燃料電池システム1のブロック図である。
燃料電池システム1は、燃料電池10と、この燃料電池10に反応ガスとしての水素ガスや空気を供給する反応ガス供給手段としての供給装置20と、この供給装置20を制御する制御手段としての制御装置30とを有する。
また、燃料電池10には、電流計34が設けられている。
また、燃料電池10のカソード電極側には、エア排出路24が接続され、このエア排出路24の先端には、上述の希釈システム27が接続される。
すなわち、パージ弁261を閉じておき、遮断弁251を適当な開度で開くことにより、水素供給システム22から、水素供給路25を介して、燃料電池10のアノード側に水素ガスを供給する。また、エアコンプレッサ21を駆動させることにより、エア供給路23を介して、燃料電池10のカソード側に空気を供給する。
燃料電池10に供給された水素ガスおよび空気は、発電に供された後、燃料電池10からアノード側の生成水などの残留水と共に、水素排出路26およびエア排出路24に流入する。このとき、パージ弁261は閉じているので、水素排出路26に流れた水素ガスは、エゼクタ28に還流されて再利用される。
その後、パージ弁261を適当な開度で開くことにより、水素ガス、空気、および残留水が、水素排出路26およびエア排出路24から排出される。なお、希釈システム27により、水素ガスは所定濃度以下に希釈される。
制御装置30は、制御部31と、この制御部31に接続された回復待ちタイマ32、流量計33、および電流計34と、を備える。
流量計33は、エア供給路23に流れる空気の流量を計測して制御部31に送信する。
電流計34は、燃料電池10で発電した電流値を計測して制御部31に送信する。
また、制御部31は、平均ストイキ比算出手段としての平均ストイキ比算出部311と、最大発電量制限手段としての最大発電量制限部312と、最大発電量制限停止手段としての最大発電量制限停止部313と、を備える。
最大発電量制限部312は、平均ストイキ比が第1の所定値2L以下である場合には、ストイキ比が上昇するように、燃料電池10の最大発電量を制限する。
ここで、第1の所定値2Lは、平均ストイキ比がこの値以下になると、安定して発電を継続できなくなる値である。
このとき、平均ストイキ比が第2の所定値2H以上になっても、回復待ちタイマ32の残り時間が残っている場合には、最大発電量制限部312の作動を停止し続けて、平均ストイキ比を上昇させる。回復待ちタイマ32から受信した残り時間が“0”になると、最大発電量制限部312の作動を許可する。
まず、平均ストイキ比算出部311により、平均ストイキ比を算出する(ST1)。次に、最大発電量制限部312により、平均ストイキ比が第1の所定値2L未満であるか否かを判別する(ST2)。
一方、最大発電量制限部312が作動していない場合には、ST2の判別により平均ストイキ比が第1の所定値2L以上であることは明らかであるから、そのまま最大発電量制限部312を作動せず、ST5に移る。
まず、燃料電池の始動後、燃料電池の発電量が増加し、ストイキ比を目標値に設定する。これにより、平均ストイキ比が上昇する。このとき、回復待ちタイマは“0”となっている。
(1)燃料電池10に供給される酸素濃度が低下して、ストイキ比が悪化し、その結果、平均ストイキ比が第1の所定値2L以下になった場合には、燃料電池10の最大発電量を制限して、一時的にストイキ比を上昇させる。これにより、要求される発電量に応じた必要反応ガス量を容易に確保できるうえに、フラッティングを抑制できるから、例えば、燃料電池車の運転者の操作に応じた発電量を確保でき、運転感覚の違和感を軽減できる。
例えば、前記実施形態では、制御部31は、現在のストイキ比がそのまま目標値になるように供給装置20を制御したが、これに限らず、現在のストイキ比と目標ストイキ比との比率に基づいて制御してもよい。
10…燃料電池
20…供給装置(反応ガス供給手段)
30…制御装置(制御手段)
311…平均ストイキ比算出部(平均ストイキ比算出手段)
312…最大発電量制限部(最大発電量制限手段)
313…最大発電量制限停止部(最大発電量制限停止手段)
2L…第1の所定値
2H…第2の所定値
Claims (4)
- 反応ガスの反応により発電する燃料電池と、
当該燃料電池に反応ガスを供給する反応ガス供給手段と、
前記反応ガス供給手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、必要な発電量に基づく前記燃料電池の必要反応ガス量に対し、前記燃料電池に供給される反応ガス量をストイキ比とし、このストイキ比を所定時間に亘って平均して平均ストイキ比を算出する平均ストイキ比算出手段と、
前記平均ストイキ比が第1の所定値以下である場合には、前記ストイキ比が上昇するように、前記燃料電池の最大発電量を制限する最大発電量制限手段と、を有することを特徴とする燃料電池システム。 - 前記制御手段は、前記最大発電量制限手段が作動しており、かつ、前記平均ストイキ比が前記第1の所定値よりも高い第2の所定値以上まで上昇した場合には、前記最大発電量制限手段の作動を停止する最大発電量制限停止手段を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記最大発電量制限停止手段は、前記平均ストイキ比が前記第2の所定値以上にまで上昇した後、所定時間経過してから、前記最大発電量制限手段の作動を停止することを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
- 反応ガスの反応により発電する燃料電池の制御方法であって、
必要な発電量に基づく前記燃料電池の必要反応ガス量に対し、前記燃料電池に供給される反応ガス量をストイキ比とし、このストイキ比を所定時間に亘って平均して平均ストイキ比を算出する平均ストイキ比算出手順と、
前記平均ストイキ比が第1の所定値以下である場合には、前記ストイキ比が上昇するように、前記燃料電池の最大発電量を制限する最大発電量制限手順と、を有することを特徴とする燃料電池の制御方法。
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