JP2007140857A - 情報処理装置および情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷システムにおいて、システム内の不正または不要なデバイスの追加や接続を回避しつつ、ユーザによるデバイスの追加や接続に関する要求に対応できるようにする。
【解決手段】ユーザ201が、携帯電話機200等の端末を利用してサーバ1に印刷要求を出すと、これに応じて、サーバ1から、印刷要求において指定されたプリンタに対して印刷命令が出される。制御モジュール部110には、プリンタ302,303のそれぞれの機種に応じたプリンタドライバ112,113が格納されている。サーバ1は、未登録のプリンタの制御モジュールを、正規のユーザが携帯電話機200等の端末から送信した要求に基づいて、一時的に登録することができる。
【選択図】図3
【解決手段】ユーザ201が、携帯電話機200等の端末を利用してサーバ1に印刷要求を出すと、これに応じて、サーバ1から、印刷要求において指定されたプリンタに対して印刷命令が出される。制御モジュール部110には、プリンタ302,303のそれぞれの機種に応じたプリンタドライバ112,113が格納されている。サーバ1は、未登録のプリンタの制御モジュールを、正規のユーザが携帯電話機200等の端末から送信した要求に基づいて、一時的に登録することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理装置および情報処理プログラムに関し、特に、データ処理システムにおいてデバイスの登録を行なう情報処理装置および情報処理プログラムに関する。
従来から、種々の機器を含むシステムに関し、当該システム内の安全性を確保するためのさまざまな技術が開示されている。
たとえば、特許文献1では、操作対象機器およびそれを制御するコントローラが接続された内部ネットワークにおいて、コントローラが、外部ネットワーク上のリモート端末から送られてくる操作内容の正当性を確認した上で、内部ネットワークに操作内容を送る技術が開示されている。
また、特許文献2では、印刷システムにおける印刷動作に関する技術が開示されている。具体的には、特許文献2には、クライアントに仮想プリントサーバを備えさせることにより、当該クライアントが、一時的にネットワークに参加した場合に、当該仮想プリントサーバを利用し、ネットワーク内のサーバに接続することにより、面倒な設定を必要とされることなく印刷を行なえる技術が開示されている。
特開2004−312176号公報
特開2000−99288号公報
ネットワーク上にプリンタサーバが接続されるような印刷システムにおいて、システムに新規プリンタが登録される場合、当該プリンタサーバに当該新規プリンタのドライバがインストールされる。なお、このようなドライバのインストールは、システムの安全性を確保するために、一般的に、システムの管理者によって行なわれる。
つまり、このようなシステムでは、システムの管理者が不在の場合には、新たなプリンタの登録ができないという不具合があった。
これに対し、プリンタとしてユニバーサルプラグアンドプレイに対応した機器が利用されれば、印刷システムにおいて、ネットワーク上のデバイスが自動的に検出され、自動で、当該検出されたデバイスのドライバがインストールされる。
しかしながら、このように、自動で、デバイスのドライバのインストールがなされる場合、不必要なデバイスまで登録されてしまう等の問題が生じてしまう。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、印刷システムにおいて、システム内の不正または不要なデバイスの追加や接続を回避しつつ、ユーザによるデバイスの追加や接続に関する要求に対応できる、情報処理装置および情報処理プログラムを提供することである。
本発明に従った情報処理装置は、印刷システムにおいてデバイスを管理する情報処理装置であって、ユーザに関する情報を記憶する、ユーザ情報記憶手段と、ユーザを特定する情報とデバイスを特定する情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した、ユーザを特定する情報が、前記ユーザ情報記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が、前記受信手段の受信したユーザを特定する情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されていると判断した場合に、前記印刷システムに、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスを、前記受信手段の受信したユーザを特定する情報に関連付けて登録する登録手段とを含むことを特徴とする。
また、本発明に従った情報処理装置では、前記ユーザに関する情報は、ユーザによって操作される端末を特定する情報であることが好ましい。
また、本発明に従った情報処理装置では、前記ユーザ情報記憶手段は、前記ユーザに関する情報に関連付けて、デバイスの登録の態様に関する情報をさらに記憶し、前記登録手段は、前記ユーザ情報記憶手段において前記受信手段の受信したユーザに関連付けられた態様で、デバイスを登録することが好ましい。
また、本発明に従った情報処理装置は、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスの登録の可否を判定する判定手段をさらに含み、前記登録手段は、前記判定手段が登録可能と判断したことを条件として、デバイスを登録することが好ましい。
また、本発明に従った情報処理装置は、デバイスに関する情報を記憶するデバイス情報記憶手段をさらに含み、前記判定手段は、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスが、前記デバイス情報記憶手段によって記憶されている場合に、デバイスを登録可能であると判定することが好ましい。
また、本発明に従った情報処理装置では、前記判定手段は、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスに関して外部の機器に問合せる問合せ手段と、前記問合せ手段が前記外部の機器から得た情報に基づいてデバイスの登録の可否を判定する登録可否判定手段とを備えることが好ましい。
また、本発明に従った情報処理装置では、前記登録手段は、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスの制御モジュールを取得する取得手段を備えることが好ましい。
また、本発明に従った情報処理装置は、前記登録手段が取得した前記デバイスの制御モジュールの動作のために利用される第1のメモリ領域と、前記第1のメモリ領域とは異なるメモリ領域であって、前記ユーザ情報記憶手段、前記受信手段、前記判断手段、および、前記登録手段の動作のために利用される第2のメモリ領域とをさらに含むことが好ましい。
また、本発明に従った情報処理装置では、前記取得手段は、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスについての汎用の制御モジュールを取得することが好ましい。
また、本発明に従った情報処理装置では、前記受信手段は、デバイスの有効期限を特定する情報をさらに受信し、前記登録手段は、前記印刷システムに、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスを、前記受信手段の受信した情報によって特定される有効期限が切れるまで、登録することが好ましい。
また、本発明に従った情報処理装置では、前記登録手段は、前記判断手段が、前記受信手段の受信したユーザを特定する情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されていないと判断した場合には、前記デバイスの登録を行なわないことが好ましい。
本発明に従った情報処理プログラムは、印刷システムにおいてデバイスを管理する情報処理装置が実行する情報処理プログラムであって、前記情報処理装置に、ユーザに関する情報を記憶するステップと、ユーザを特定する情報とデバイスを特定する情報を受信するステップと、前記受信したユーザを特定する情報が、前記ユーザ情報記憶手段に記憶されているか否かを判断するステップと、前記受信したユーザを特定する情報が前記記憶するステップで記憶したユーザに関する情報に含まれると判断した場合に、前記印刷システムに、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスを、前記受信手段の受信したユーザを特定する情報に関連付けて登録するステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によると、印刷システムにおいて、予め記憶されているユーザから受信した情報に基づき、当該ユーザに関連付けて、デバイスが登録される。
これにより、デバイスの登録が受付けられるユーザが限定されるため、システム内の不正または不要なデバイスの追加や接続を回避できるとともに、限定されたユーザからの要求があれば当該ユーザに関連付けてデバイスが登録されるため、ユーザによるデバイスの追加や接続に関する要求に対応できるようになる。
図1は、本発明の一実施の形態である情報処理装置を含む印刷システムの構成を模式的に示す図である。
図1を参照して、印刷システムには、情報処理装置の一例であるサーバ1、複数台(図1中では3台)のプリンタ301〜303、および、携帯電話機200が含まれる。サーバ1は、プリンタ301〜303および携帯電話機200と、図示せぬネットワークを介して接続される。なお、サーバ1は、種々の情報が格納される外部サーバ400と接続可能とされている。
図2は、図1のサーバ1のハードウェア構成を示す図である。
図2を参照して、サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、固定記憶装置(HDD(Hard Disk Drive)など)104、LAN(Local Area Network)アダプタ105、および、メディアドライブ106等を備える一般的なコンピュータ装置によって構成される。
図2を参照して、サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、固定記憶装置(HDD(Hard Disk Drive)など)104、LAN(Local Area Network)アダプタ105、および、メディアドライブ106等を備える一般的なコンピュータ装置によって構成される。
CPU101は、サーバ1の動作を全体的に制御する。RAM102は、CPU101が種々の処理を実行する際に、一時的なデータの記憶場所として利用される。ROM103は、CPU101が実行するプログラム等の種々のデータを記憶する。固定記憶装置104は、種々の情報やデータを記憶する。LANアダプタ105は、サーバ1が上記したネットワーク等に接続するために利用される。メディアドライブ106は、CPU101がCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等のサーバ1から着脱可能の記録媒体に対して情報の読み書きを行なう際に利用される。
図3は、図1のサーバ1の機能を説明するための図であり、サーバ1の機能ブロック図が印刷システムの他の構成要素とともに記載された図に相当する。
図3を参照して、サーバ1は、ユーザ特定部10、デバイス安全確認部20、モジュール管理部30、デバイス登録部40、問合せ部50、および、制御モジュール部110を備えている。サーバ1では、これらの各構成要素は、たとえば、図2に示したサーバ1のハードウェア要素によって実現される。
本実施の形態の印刷システムでは、ユーザ201が、携帯電話機200等の端末を利用して、サーバ1に対して印刷要求を出すと、これに応じて、サーバ1から、プリンタ301〜303の中の、印刷要求において指定されたプリンタに対して印刷命令が出される。
制御モジュール部110には、プリンタ301〜303のそれぞれの機種に応じた、プリンタドライバ(制御モジュール)111〜113が格納されている。つまり、制御モジュール部110は、プリンタドライバを格納するようなメモリ領域を含む。
なお、制御モジュール部110に含まれるメモリ領域は、サーバ1においてユーザ特定部10におけるユーザの特定等の、他の用途に利用されるメモリ領域とは異なるメモリ領域とされている。これにより、サーバ1では、当該サーバ1内のシステムが不安定になった場合に、制御モジュール部110を、当該システムから切り離しやすくなる。なお、ここで言う「異なるメモリ領域」とは、たとえば、物理的に違うRAMを言う。また、逆に、制御モジュール部110を、サーバ1の他の用途とは別のメモリ領域で動作させることによって、サーバ1では、制御モジュール110が不安定な動作を起こした場合であっても、当該不安定な動作がサーバ1の他の動作に影響を及ぼすことを極力回避できる。
本実施の形態では、印刷システムにおいてサーバ1に未登録のプリンタについて、その制御モジュールを、携帯電話機200等の端末から送信される情報に基づいて、一時的に登録することができる。ここで、制御モジュールが登録される際の動作内容を説明する。なお、本実施の形態では、プリンタ301がサーバ1において未登録であり(プリンタドライバ111が制御モジュール部110にインストールされていない状態であり)、そして、ユーザ201からの要求に基づいて一時的に登録される例を説明する。
図4に、制御モジュールが一時的に登録される際の、携帯電話機200側の処理とサーバ1側の処理のフローチャートを示す。
図4を参照して、まず、携帯電話機200では、プリンタの登録を希望するユーザ201からの操作に基づいて、サーバ1に対して、プリンタ301の登録を要求する旨の電子メールが送信される(ステップSA10)。図5に、このような場合に送信される電子メールの内容の一例を示す。
図5を参照して、携帯電話機200からサーバ1へ送信される電子メール500には、宛先を特定する情報501、送信元を特定する情報502、プリンタ301が印刷システムにおいて割当てられているIP(Internet Protocol)アドレス503、プリンタ301に対応したデバイス識別コード504、および、ユーザ201を特定するためのコードであるユーザ特定コード505が含まれている。情報501,502は、それぞれ、対応するメールアドレスである。なお、ユーザ特定コード505は、図5に示されるように、ユーザ201によって入力されることによって電子メール500に含まれても良いし、他者がユーザ201に成りすますことを回避するために、外部から入力されるのではなく、電子メール500が送信される際に携帯電話機201側の処理において添付されることによって電子メール500に含められても良い。また、IPアドレス503、デバイス識別コード504、および/または、ユーザ特定コード505等の情報は、QRコード(Quick Response code)に変換された後で電子メール500に含まれても良い。
携帯電話機200から電子メール500を送信されると、サーバ1では、当該電子メールが受信される(ステップSB10)。
そして、サーバ1では、ステップSB20で、ユーザ特定部10において、電子メール500を送信してきたユーザが特定される。ユーザの特定は、たとえば、受信した電子メール500中のユーザ特定コード505を、固定記憶装置104等に記録されたユーザ情報において検索することによって行なわれる。ユーザ情報とは、たとえば図6に示されるように、印刷システムの各ユーザに関する情報である。
図6を参照して、ユーザ情報では、ユーザ特定コード602が、各ユーザに対して印刷システム上で定義された名称(ユーザ名)および権限(ユーザ権限)に関連付けられて記憶されている。なお、本発明の情報処理装置(サーバ1)では、少なくとも、ユーザ特定コードのみが記憶されていれば良い。
サーバ1では、ユーザが特定できなかった場合、つまり、ユーザ情報の中にステップSB10で受信した電子メール500に含まれるユーザ特定コードが含まれなかった場合には、そのまま処理を終了する。つまり、電子メール500を送信したユーザが、サーバ1においてユーザ特定コードを登録されていないユーザである場合には、制御モジュールの登録が行なわれることなく、そのまま処理が終了される。
一方、ユーザが特定できた場合、つまり、ユーザ情報の中にステップSB10で受信した電子メール500に含まれるユーザ特定コードが含まれていた場合には、ステップSB30で、デバイス安全確認部20によって、ステップSB10で受信した電子メール500中のデバイス識別コード504で特定されるデバイスの安全性の確認が行なわれる。具体的には、ステップSB30では、電子メール500中のデバイス識別コード504で特定されるデバイスの安全性が、固定記憶装置104等に記憶されるデバイス情報に基づいて判断される。デバイス情報とは、たとえば図7に示されるように、プリンタを含む、ネットワークに接続可能なデバイスに関する情報である。
図7を参照して、デバイス情報では、各デバイスについて、その機種ごとに、各デバイスを識別するためのデバイス識別コード701が、その種類(デバイス種)および制御モジュール(CPU101に実行されるプログラムであって各デバイスを制御するためのプログラム、または、制御用のハードウェアによって構成される)に関連付けられて記憶されている。なお、本実施の形態では、サーバ1では、デバイス情報として、印刷システムに接続しても当該システムの安全性が保持できると確認されているデバイスについての情報のみが記憶されている。そして、ステップSB30では、電子メール500中のデバイス識別コード504がデバイス情報に含まれている場合に、当該デバイスが安全であると判断される。そして、安全であると判断されると、ステップSB40に処理が進められる。一方、安全ではないと判断されると、つまり、上記のデバイスがデバイス情報に含まれていないと判断された場合には、制御モジュールの登録がなされることなく、そのまま処理が終了される。
ステップSB40では、モジュール管理部30によって、デバイス情報に登録された制御モジュールに関する情報に基づき、サーバ1内または外部サーバ400において、制御モジュールの検索が行なわれる。なお、ここで、制御モジュールの検索の対象となるデバイスは、ステップSB10で受信された電子メール500中のデバイス識別コード504によって特定されるデバイスである。そして、サーバ1は、当該デバイスの制御モジュールに関する情報を、ステップSB30でデバイス情報を参照した際に取得し、ステップSB40では、取得した情報に基づいて、検索を行なう。
次に、ステップSB50では、デバイス登録部40によって、ステップSB40の検索の結果得られた制御モジュールを登録する処理を実行して、処理を終了する。制御モジュールの登録とは、具体的には、たとえば、外部サーバ400から制御モジュール(デバイスのドライバを含むプログラム)を取得し、当該取得した制御モジュールを固定記憶装置104等にインストールすることが挙げられる。
これにより、図3に示すように、制御モジュール部110に、プリンタ301のドライバプログラムであるプリンタドライバ111が登録される。
なお、モジュール管理部30では、制御モジュール部110に登録された各制御モジュールについて、それらを管理する情報(デバイス管理情報)が記憶されている。そして、制御モジュール部110に制御モジュールが新たに登録された場合には、モジュール管理部30は、当該制御モジュールについてのデバイス管理情報を作成し、新たに登録する。デバイス識別コードとして「km-printer01」というコードを付されたデバイスについての管理情報の一例を図8に示す。
図8を参照して、デバイス管理情報では、各制御モジュールについて、対応するデバイスの、種類(プリンタ、スキャナ、等)、名称、印刷システムにおいて割当てられているIPアドレス、登録を要求したユーザを特定する情報(使用ユーザ)、および、利用期限が記憶されている。
利用期限とは、ステップSB50においてデバイス登録部40がデバイスの登録をする際に決定する期限であり、たとえば、登録する日から1週間とすることができる。なお、この期間は、一定であっても良いし、デバイスの種類や、登録を要求したユーザ権限(図6参照)によって変更されても良い。
また、サーバ1は、デバイスを登録する際に、上記のような利用期限を、ユーザに問合せても良い。このような場合の処理の内容を、図9に示す。
図9を参照して、携帯電話機200がステップSA10の処理として、サーバ1に対して図5に示したような電子メールを送信したことに応じて、サーバ1では、ステップSB10〜ステップSB40の処理を実行する。これらの処理内容については、図4を参照して説明したものと同じものとできる。
そして、ステップSB40で制御モジュールの検索が行なわれた後、サーバ1では、ステップSB41で、問合せ部50によって、携帯電話機200に対して、利用期限の問合せが行なわれる。問合せの態様としては、たとえば、図10に示すような電子メールの送信を挙げることができる。
図10を参照して、サーバ1から携帯電話機200に送信される電子メール900には、宛先を特定する情報901、送信元を特定する情報902とともに、ユーザ201に対して利用期限の入力を促す入力欄910が含まれている。なお、図10に示された電子メール900では、入力欄910の近傍に「最大1週間」という、利用期限に対する制限情報が含まれている。
サーバ1から送信された電子メールは、ステップSA20で、携帯電話機200によって受信される。
電子メールを受信したことに応じて、ユーザ201は、携帯電話機200に対して利用期限を入力する操作および利用期限を含む電子メールをサーバ1に返信する操作を行なう。これにより、携帯電話機200は、ステップSA30で、利用期限を含む電子メールがサーバ1に対して送信する。
これに応じて、サーバ1の問合せ部50は、当該電子メールを受信し(ステップSB42)、利用期限に関する情報をモジュール管理部30に送る。そして、問合せ部50が電子メールを受信したことに応じて、デバイス登録部40は、制御モジュールの登録を行ない、また、モジュール管理部30は、新たな制御モジュールに関するデバイス管理情報を作成する。
以上説明した本実施の形態では、ユーザ情報には、各ユーザを特定する情報として、ユーザ特定コードが記憶されていたが、ユーザ特定コードの代わりに、ユーザが操作する端末を特定する情報(たとえば、携帯電話機200を特定する情報)が登録されていても良い。つまり、印刷システムは、当該印刷システムにおいて許可された端末を操作するユーザに対して、デバイスの登録を許可するように構成されていても良い。
また、以上説明した本実施の形態では、ユーザ情報に、ユーザ権限が含まれ、当該ユーザ権限に応じて、デバイスの利用期限(図8参照)を決定することもできる。なお、ユーザ権限に応じた登録は、利用期限に限定されない。たとえば、ユーザ権限に応じて、デバイスドライバの種類が選択されても良い。具体的には、サーバ1は、ユーザ権限が「管理者」であるユーザの要求に対しては、登録を要求されたデバイスそのものの制御モジュール(プリンタドライバ)がインストールされ、そして、ユーザ権限が「一般ユーザ」であるユーザの要求に対しては、登録を要求されたデバイスについての汎用の制御モジュールがインストールされるように構成されても良い。
また、以上説明した本実施の形態では、図8を参照して説明したように、各デバイスについて、その制御モジュールを、利用期限を付けて、登録することができる。このことに対応して、サーバ1では、定期的に、または、外部からの指示により、デバイス管理情報をチェックし、利用期限が経過している制御モジュールについては登録を解除する(プログラムのアンインストール等)処理が行なわれる。
また、以上説明した本実施の形態では、ユーザ情報およびデバイス情報は、サーバ1内に登録されていたが、これらの情報は、外部サーバ400等の、外部の機器に登録されていても良い。このような場合、サーバ1は、当該外部の機器から適宜情報を読込んで、図4(または図9)に示した処理を実行する。
なお、以上説明した本実施の形態では、ステップSB30におけるデバイスの安全性は、サーバ1が、受信した電子メールで特定されるデバイスがデバイス情報に含まれるか否かによって判断されたが、本発明に従った判断態様はこれに限定されない。たとえば、デバイス情報には、あらゆるデバイスに関して、ネットワークに接続された場合に安全か否かについての情報が登録され、そして、サーバ1は、電子メールを受信した際に、デバイス情報を参照することによって、当該電子メールで特定されるデバイスが安全であるか否かを判断することによって安全性を判断しても良い。
また、ステップSB20におけるユーザの特定に関しても、上記した処理の代わりに以下の処理が行なわれても良い。つまり、ユーザ情報にはあらゆるユーザについての情報が制御モジュールの登録を許可されているか否かという情報とともに登録されており、そして、サーバ1は、電子メールを受信した際に、ユーザ情報を参照することによって、当該ユーザが制御モジュールの許可されているか否かを判断しても良い。なお、このような場合、サーバ1が、許可されていると判断するとステップSB30以降に処理が進められ、許可されていないと判断すると制御モジュールの登録を行なうことなく処理が終了される。
また、以上説明した本実施の形態では、登録の対象となるデバイスの一例としてプリンタが挙げられたが、本発明において登録の対象となるデバイスはこれに限定されない。スキャナ等の、ネットワークを介して利用可能なデバイスであれば、他の種類のデバイスであっても(制御モジュールの)登録が可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 サーバ、10 ユーザ特定部、20 デバイス安全確認部、30 モジュール管理部、40 デバイス登録部、50 問合せ部、101 CPU、102 RAM、103 ROM、104 固定記憶装置、105 LANアダプタ、106 メディアドライバ、110 制御モジュール部、111〜113 プリンタドライバ、200 携帯電話機、301〜303 プリンタ。
Claims (12)
- 印刷システムにおいてデバイスを管理する情報処理装置であって、
ユーザに関する情報を記憶する、ユーザ情報記憶手段と、
ユーザを特定する情報とデバイスを特定する情報を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した、ユーザを特定する情報が、前記ユーザ情報記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が、前記受信手段の受信したユーザを特定する情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されていると判断した場合に、前記印刷システムに、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスを、前記受信手段の受信したユーザを特定する情報に関連付けて登録する登録手段とを含む、情報処理装置。 - 前記ユーザに関する情報は、ユーザによって操作される端末を特定する情報である、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記ユーザ情報記憶手段は、前記ユーザに関する情報に関連付けて、デバイスの登録の態様に関する情報をさらに記憶し、
前記登録手段は、前記ユーザ情報記憶手段において前記受信手段の受信したユーザに関連付けられた態様で、デバイスを登録する、請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスの登録の可否を判定する判定手段をさらに含み、
前記登録手段は、前記判定手段が登録可能と判断したことを条件として、デバイスを登録する、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。 - デバイスに関する情報を記憶するデバイス情報記憶手段をさらに含み、
前記判定手段は、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスが、前記デバイス情報記憶手段によって記憶されている場合に、デバイスを登録可能であると判定する、請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記判定手段は、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスに関して外部の機器に問合せる問合せ手段と、前記問合せ手段が前記外部の機器から得た情報に基づいてデバイスの登録の可否を判定する登録可否判定手段とを備える、請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記登録手段は、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスの制御モジュールを取得する取得手段を備える、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記登録手段が取得した前記デバイスの制御モジュールの動作のために利用される第1のメモリ領域と、
前記第1のメモリ領域とは異なるメモリ領域であって、前記ユーザ情報記憶手段、前記受信手段、前記判断手段、および、前記登録手段の動作のために利用される第2のメモリ領域とをさらに含む、請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記取得手段は、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスについての汎用の制御モジュールを取得する、請求項7または請求項8に記載の情報処理装置。
- 前記受信手段は、デバイスの有効期限を特定する情報をさらに受信し、
前記登録手段は、前記印刷システムに、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスを、前記受信手段の受信した情報によって特定される有効期限が切れるまで、登録する、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記登録手段は、前記判断手段が、前記受信手段の受信したユーザを特定する情報が前記ユーザ情報記憶手段に記憶されていないと判断した場合には、前記デバイスの登録を行なわない、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の情報処理装置。
- 印刷システムにおいてデバイスを管理する情報処理装置が実行する情報処理プログラムであって、
前記情報処理装置に、
ユーザに関する情報を記憶するステップと、
ユーザを特定する情報とデバイスを特定する情報を受信するステップと、
前記受信したユーザを特定する情報が、前記ユーザ情報記憶手段に記憶されているか否かを判断するステップと、
前記受信したユーザを特定する情報が前記記憶するステップで記憶したユーザに関する情報に含まれると判断した場合に、前記印刷システムに、前記受信手段が受信した情報によって特定されるデバイスを、前記受信手段の受信したユーザを特定する情報に関連付けて登録するステップとを実行させる、情報処理プログラム。
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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