JP2006301857A - 通信装置、通信システム、通信方法及び通信プログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法及び通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 外部装置からの通信指示を制限することが可能となり、セキュリティの確保が可能である通信装置、通信システム、通信方法及び通信プログラムを提供する。
【解決手段】
通信装置100に接続されるホストコンピュータ201から通信指示が受信され、所定の宛先へのデータ通信を制限するか否かが設定され(図4の処理)、所定の宛先へのデータ通信を制限しない設定がされている場合には、通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信が実行され(ステップS406)、所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には(ステップS403でNO)、当該所定の宛先へのデータ通信が実行されずに終了される(ステップS409)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、外部装置から通信指示を受信する通信装置、通信システム、通信方法及び通信プログラムに関する。
ファクシミリサーバとクライアント装置からなるファクシミリシステムが従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
このファクシミリシステムでは、クライアント装置がカバーページのフォーマット情報と埋込情報とをそれぞれXML文書で生成し、この生成されたXML文書を送信コマンド及び画データと共にファクシミリサーバへ送信する。ファクシミリサーバはこれを受信して、フォーマット情報と埋込情報を合成してイメージ化することにより、カバーページを生成し、指示された宛先へ画データと共に送信している。
このように、クライアント装置のような外部ホストコンピュータ等から通信指示が可能な通信装置(例えば、ファクシミリサーバ)において、通信ジョブを実行する場合、通信ジョブの実行に関して特に制限を行っておらず、外部ホストコンピュータ等から通信指示を受信すると無条件に宛先装置に通信ジョブを実行していた。
特開2003−309693号公報
しかしながら、上記外部ホストコンピュータ等からの通信指示により、通信装置が無条件に通信ジョブを実行してしまうと、情報漏洩等の問題が生じるおそれがある。
つまり、通信装置がセキュリティホールとなっており、早急な対応が必要となっていた。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、外部装置からの通信指示を制限することが可能となり、セキュリティの確保が可能である通信装置、通信システム、通信方法及び通信プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の通信装置は、外部装置から通信指示を受信する受信手段と、所定の宛先へのデータ通信を制限するか否かを設定する通信制限設定手段と、前記通信制限設定手段により所定の宛先へのデータ通信を制限しない設定がされている場合には、前記通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信を実行し、前記通信制限設定手段により所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には、当該所定の宛先へのデータ通信を実行せずに終了する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項9の通信システムは、情報処理装置と通信装置とを備える通信システムにおいて、前記情報処理装置は、所定の宛先へのデータ通信が可能か否かを前記通信装置に問い合わせる問い合わせ手段と、前記所定の宛先へのデータ通信が可能であるとの問い合わせ結果を前記通信装置から取得した場合に、前記所定の宛先に対応する通信宛先情報を含む通信指示を前記通信装置に送信する送信手段とを備え、前記通信装置は、前記情報処理装置から前記通信指示を受信する受信手段と、前記所定の宛先へのデータ通信を制限するか否かを設定する通信制限設定手段と、前記通信制限設定手段により所定の宛先へのデータ通信を制限しない設定がされている場合には、前記通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信を実行し、前記通信制限設定手段により所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には、当該所定の宛先へのデータ通信を実行せずに終了する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項11の通信方法は、外部装置から通信指示を受信する受信工程と、所定の宛先へのデータ通信を制限するか否かを設定する通信制限設定工程と、前記通信制限設定工程により所定の宛先へのデータ通信を制限しない設定がされている場合には、前記通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信を実行し、前記通信制限設定工程により所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には、当該所定の宛先へのデータ通信を実行せずに終了する制御工程とを備えることを特徴とする。
請求項12の通信プログラムは、コンピュータにより実行される通信プログラムにおいて、外部装置から通信指示を受信する受信モジュールと、所定の宛先へのデータ通信を制限するか否かを設定する通信制限設定モジュールと、前記通信制限設定モジュールにより所定の宛先へのデータ通信を制限しない設定がされている場合には、前記通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信を実行し、前記通信制限設定モジュールにより所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には、当該所定の宛先へのデータ通信を実行せずに終了する制御モジュールとを備えることを特徴とする。
本願発明によれば、外部装置から通信指示が受信され、所定の宛先へのデータ通信を制限するか否かが設定され、所定の宛先へのデータ通信を制限しない設定がされている場合には、通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信が実行され、所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には、当該所定の宛先へのデータ通信が実行されずに終了されるので、外部装置からの通信指示を制限することが可能となり、セキュリティの確保が可能である。
また、外部のホストコンピュータからの通信指示を全面的に制限することも可能であるし、通信装置に登録されている宛先であれば、通信ジョブを実行可能とすることもできる効果がある。
以下、本発明を図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信装置の概略的な構成を示すブロック図である。
同図において、通信装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、LAN制御部104、LANカード(LANC)105、USB−D制御部106、USB−DEV107、CCU(Communication Control Unit)108、NCU(Network Control Unit)109及びシステムバス110を備えている。
CPU101は、通信装置100全体を制御し、ROM102に格納されたプログラムを実行する。
ROM102は、通信装置100を制御するためのプログラムを格納し、EP−ROM、フラッシュROM、USBメモリ、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の様々な形態が用いられている。
RAM103は、通信装置100を制御するプログラムが使用するワーク用メモリやデータのスタックに使用され、更に通信データ等の格納やハンドリングにも使用される。
LAN制御部104は、不図示のローカルエリアネットワーク(LAN)で使用される様々なプロトコルを制御する。
LANC105は、LANに接続するためのハードウェアインターフェースを制御し、LAN制御部104によって制御される。
USB−D制御部106は、不図示のUSBデバイスとの間でのデータ通信のハンドリングを行う。
USB−DEV107は、USBのハードウェアインターフェースを制御し、USB−D制御部106によって制御される。
CCU108は、不図示のモデム等を制御してファクシミリ通信プロトコルを制御する。
NCU109は、不図示の回線インターフェースを制御し、CCU108によって制御される。
図2は、通信装置100に接続可能なホストコンピュータの構成を示すブロック図である。
ホストコンピュータ201は、通信制御部151、入力部152、CPU153、表示部154、ROM155、RAM156、ストレージ部157及びシステムバス158を備えている。
通信制御部151は不図示のネットワークに接続するための通信制御を処理するが、ユーザの環境に応じてさまざまな通信インターフェースが適用される。アクセス網に直接接続する場合は各種モデムやターミナルアダプタなどで構成され、不図示のADSLモデムやケーブルモデムに接続する場合はイーサーネットインタフェースで構成される。
入力部152は、キーボード、マウス、マイクロフォン及びビデオカメラなどで構成されていて、キーボードはユーザが入力するメッセージ情報の取得に、ビデオカメラはユーザ自身およびその近辺の状況をの撮影に用いられる。
CPU153はホストコンピュータ201全体の制御を実行する。表示部154は、CRTまたは液晶ディスプレイなどによって構成される。
ROM155はCPU153に必要な命令やデータを格納し、RAM156はCPU153の動作に必要な作業メモリとして使用される。
ストレージ部157は、具体的にはハードディスクドライブであり、各種データやプログラムを格納する。151から157の各構成要素はシステムバス158に接続されている。
図3は、ホストコンピュータ201の通信指示が通信装置100に送られ、通信ジョブを実行するまでの流れを概略的に示した図である。
ホストコンピュータ201は、LAN203を介して、通信装置100に対して通信指示を送出する(S205)。
この通信指示には、画像データ等の通信データの他に、電話番号、IPアドレス、電子メールアドレス及びネットワークフォルダパス等の通信宛先情報が含まれる。
ホストコンピュータ201は、通信装置100にLAN203を経由して通信指示を送出するが、USBや電話回線等の外部インターフェースを経由してもよい。
通信指示を受信した通信装置100は、電話回線204を制御してホストコンピュータ201より受信した通信データを、指示された通信宛先に対して送信する。このときの通信ジョブの実行制限に関する処理は後述する。
通信宛先に対して電話回線204を使用して通信が行われているが、USBやLANを使用して通信してもよい。
図4は、通信制限を行うか否かを設定する処理のフローチャートである。この処理はCPU101によって実行され、通信制限の設定に必要なパスワードは予めROM102又はRAM103に登録されているものとする。
まず、通信制限の設定を行うと(ステップS301)、通信制限の設定がパスワードにより保護されているか否かのチェックを行い(ステップS302)、パスワード入力が必要であるか否かを判別する(ステップS303)。
ステップS303において、パスワード入力が必要である場合は、パスワードが入力された後(ステップS304)、入力されたパスワードが正しいものであるか否かの照合を行う(ステップS305)。
ステップS305の照合の結果、パスワードが正しいものであった場合、通信制限の有効・無効の設定を行うことが可能となり、設定された通信制限をRAM103に登録し(ステップS306)、本処理を終了する。
一方、ステップS305の照合の結果、パスワードが正しいものでなかった場合、設定された通信制限をRAM103に登録することはできずに、本処理を終了する。
上記ステップS303において、パスワード入力が必要でない場合は、ステップS304のパスワード入力及びステップS305のパスワード照合の処理をスキップし、ステップS306に進み、通信制限の有効・無効の設定を行うことが可能となる。
本処理により、通信制限の設定にパスワードが必要とされるので、より高いセキュリティの確保が可能となる。
図5は、通信ジョブの実行制限を行う処理を示すフローチャートである。この処理はCPU101によって実行される。
まず、ホストコンピュータ201からの通信指示があるかどうかの監視を行う(ステップS401)。
ホストコンピュータ201からの通信指示があった場合、通信装置に設定されている通信制限の状態(有効又は無効)をチェックし(ステップS402)、通信制限を行うか否かの判別を行う(ステップS403)。
ステップS403の判別の結果、通信制限を行う場合には、セキュリティチェック処理において、ホストコンピュータ201から指示された通信の実行可否をチェックする(ステップS407)。セキュリティチェック処理に関しては後述する。
セキュリティチェック処理のチェック結果がセキュリティ「OK」であるか否かを判別する(ステップS408)。
ステップS408の判別の結果、チェック結果がセキュリティ「NG」である場合には、通信ジョブを実行せず、エラー終了した旨を通信指示を送信したホストコンピュータ201に対して通知して(ステップS409)、本処理を終了する。これにより、ホストコンピュータ201のユーザは、選択した宛先に通信データを送信できないことが判断できる。
ステップS403の判別の結果、通信制限を行わない場合には、通信指示された宛先情報をチェックし(ステップS404)、その宛先情報の宛先が通信実行可能である宛先であるか否かを判別する、即ち、宛先情報が「OK」であるか否かを判別する(ステップS405)。ステップS405では、例えば、通信装置100が電子メールの送信をできない場合に、その送信できない電子メールのアドレスが指定された時は宛先情報を「NG」にする、というような宛先と装置状態の整合性のチェックも行う。
ステップS405の判別の結果、宛先情報が「NG」であった場合には、ステップS409に進み、宛先情報が「OK」であった場合には、通信ジョブを実行し(ステップS406)、本処理を終了する。
上記ステップS408の判別の結果、チェック結果がセキュリティ「OK」である場合には、上記ステップS404に進む。これにより、通信制限を行う設定がされていても、セキュリティ上問題が生じない場合は、通信データの送信が可能になる。
図6は、図5のステップS407のセキュリティチェック処理を示すフローチャートである。この処理もCPU101によって実行される。
まず、ホストコンピュータ201から通信指示された宛先情報をチェックし(ステップS501)、その宛先情報の宛先が通信実行可能である宛先であるか否かを判別する、即ち、宛先情報が「OK」であるか否かを判別する(ステップS502)。ステップS502では、例えば、通信装置100が電子メールの送信をできない場合に、その送信できない電子メールのアドレスが指定された時は宛先情報を「NG」にする、というような宛先と装置状態の整合性のチェックも行う。
ステップS502の判断の結果、宛先情報が「OK」でない場合、即ち、宛先情報が「NG」である場合、セキュリティチェック処理を「NG」として、本処理を終了する。
ステップS502の判断の結果、宛先情報が「OK」である場合、ホストコンピュータ201から通信指示された宛先情報が予めROM102又はRAM103に登録されている宛先情報と一致するかの比較を行う(ステップS503)。
ステップS503の比較の結果、ホストコンピュータ201から通信指示された宛先情報が予めROM102又はRAM103に登録されている宛先情報と一致する場合には(ステップS504のYES)、セキュリティチェック処理を「OK」として(ステップS505)、本処理を終了する。
一方、ステップS503の比較の結果、ホストコンピュータ201から通信指示された宛先情報が予めROM102又はRAM103に登録されている宛先情報と一致しない場合には(ステップS504のNO)、ステップS506に進む。
図7は、通信装置100に宛先情報を新規登録する場合又は登録されている宛先情報を変更する場合の処理を示すフローチャートである。この処理もCPU101によって実行される。
まず、通信制限の設定をチェックし(ステップS601)、通信制限の設定が有効であるか否かを判別する(ステップS602)。
ステップS602の判別の結果、通信制限の設定が有効である場合には、宛先情報の新規登録の処理や宛先情報の変更処理ができないと判断して、本処理を終了する。
一方、ステップS602の判別の結果、通信制限の設定が有効でない場合、即ち無効である場合には、宛先情報の新規登録の処理や宛先情報の変更処理ができると判断して、当該処理を行い(ステップS603)、本処理を終了する。
以上の処理により、通信制限の設定が有効である場合には、宛先情報の新規登録や宛先情報の変更が禁止されるので、セキュリティの確保ができる。
図8は、ホストコンピュータ201が通信装置100に登録されている宛先情報のリストを取得してから通信装置100に通信指示を行うときの処理の概略を示す図であり、図9は宛先情報のリストの一例を示す図である。
ホストコンピュータ201のCPU153は、通信装置100に宛先情報のリストの問合せを行う(S701)。
宛先情報のリストを要求された通信装置100は、ホストコンピュータ201に対して、図9に示すような宛先情報のリストを通知する(S702)。図9の宛先情報のリストは一例を示したものであり、電話番号、IPアドレス、電子メールアドレス、又はネットワークフォルダパス等の宛先を特定できる情報を最低限含んでいれば良い。
宛先情報のリストを取得したホストコンピュータ201のCPU153は、その宛先情報のリストから所望の宛先情報を選択し、通信指示を通信装置100に送信する(S703)。
この通信指示には、画像データ等の通信データの他に、通信ジョブを送信する宛先を特定する電話番号、IPアドレス、電子メールアドレス又はネットワークフォルダパス等の通信宛先情報が含まれる。
図8では、ホストコンピュータ201は、LAN203を経由して通信指示を通信装置100に送信しているが、LANに代えて、USBや電話回線等の外部インターフェースを経由してもよい。
通信指示を受信した通信装置100は、電話回線204を制御して、ホストコンピュータ201より受信した通信データを、指示された宛先に対して送信する。このときの通信ジョブの実行制限に関する処理は、図4,5で説明した通りである。
通信装置100がホストコンピュータ201より受信した通信データを指示された宛先に対して送信する場合は、電話回線204の代わりに、USBやLANを使用してもよい。
図10は、ホストコンピュータ201が通信装置100に通信指示を行う前に、所望の宛先が通信装置100において通信ジョブの実行可能な宛先であるかどうかを通信装置100に問い合わせる処理の概略を示す図である。
ホストコンピュータ201のCPU153は、通信装置100に宛先情報を送信し、ROM102又はRAM103に予め登録されている宛先情報との照合を要求する(S901)。
宛先情報の照合を要求された通信装置100は、宛先情報の照合を行い、ホストコンピュータ201に対して照合結果を通知する(S902)。このときの通信装置100における宛先情報の照合処理は、図5のセキュリティチェック処理に準じた処理となる。
宛先情報の照合結果を取得したホストコンピュータ100のCPU153は、照合結果が「OK」である場合に、照合結果が「OK」となった宛先情報を使って、通信装置100に対し通信指示を送信する(S903)。この通信指示には、画像データ等の通信データの他に、所望の宛先を特定する電話番号、IPアドレス、電子メールアドレス又はネットワークフォルダパス等の通信宛先情報が含まれる。
図9では、ホストコンピュータ201は、LAN203を経由して通信指示を通信装置100に送信しているが、LANに代えて、USBや電話回線等の外部インターフェースを経由してもよい。
通信指示を受信した通信装置100は、電話回線204を制御して、ホストコンピュータ201より受信した通信データを、指示された宛先に対して送信する。このときの通信ジョブの送信制限に関する処理は、図4,5で説明した通りである。
通信装置100がホストコンピュータ201より受信した通信データを指示された宛先に対して送信する場合は、電話回線204の代わりに、USBやLANを使用してもよい。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、ホストコンピュータ201から通信指示が受信され、所定の宛先へのデータ通信を制限するか否かが設定され(図4の処理)、所定の宛先へのデータ通信を制限しない設定がされている場合には、通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信が実行され(ステップS406)、所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には(ステップS403でNO)、当該所定の宛先へのデータ通信が実行されずに終了される(ステップS409)ので、外部装置からの通信指示を制限することが可能となり、セキュリティの確保が可能である。
また、外部のホストコンピュータからの通信指示を全面的に制限することも可能であるし、通信装置に登録されている宛先であれば、通信ジョブを実行可能とすることもできる効果がある。
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
又、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る通信装置の概略的な構成を示すブロック図である。 通信装置100に接続可能なホストコンピュータの構成を示すブロック図である。 ホストコンピュータ201の通信指示が通信装置100に送られ、通信ジョブを実行するまでの流れを概略的に示した図である。 通信制限を行うか否かを設定する処理のフローチャートである。 通信ジョブの実行制限を行う処理を示すフローチャートである。 図5のステップS407のセキュリティチェック処理を示すフローチャートである。 通信装置100に宛先情報を新規登録する場合又は登録されている宛先情報を変更する場合の処理を示すフローチャートである。 ホストコンピュータ201が通信装置100に登録されている宛先情報のリストを取得してから通信装置100に通信指示を行うときの処理の概略を示す図である。 宛先情報のリストの一例を示す図である。 ホストコンピュータ201が通信装置100に通信指示を行う前に、所望の宛先が通信装置100において通信ジョブの実行可能な宛先であるかどうかを通信装置100に問い合わせる処理の概略を示す図である。
符号の説明
100 通信装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 LAN制御部
105 LANカード(LANC)
106 USB−D制御部
107 USB−DEV
108 CCU(Communication Control Unit)
109 NCU(Network Control Unit)
151 通信制御部
152 入力部
153 CPU
154 表示部
155 ROM
156 RAM
157 ストレージ部
201 ホストコンピュータ

Claims (12)

  1. 外部装置から通信指示を受信する受信手段と、
    所定の宛先へのデータ通信を制限するか否かを設定する通信制限設定手段と、
    前記通信制限設定手段により所定の宛先へのデータ通信を制限しない設定がされている場合には、前記通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信を実行し、前記通信制限設定手段により所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には、当該所定の宛先へのデータ通信を実行せずに終了する制御手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記通信制限設定手段により所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には、前記通信指示を送信した外部装置に対し、当該所定の宛先へのデータ通信が実行できない旨を通知することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記通信指示は、通信宛先情報と、通信データとを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記通信宛先情報を登録する通信宛先情報登録手段と、
    前記通信宛先情報登録手段に登録された通信宛先情報と、前記外部装置から受信した通信指示に含まれる通信宛先情報とが一致するか比較する比較手段とを備え、
    前記通信制限設定手段により所望の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合であり、かつ、前記比較手段により前記通信宛先情報登録手段に登録された通信宛先情報と、前記外部装置から受信した通信指示に含まれる通信宛先情報とが一致すると判断された場合に、前記制御手段は、前記外部装置から受信した通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信を実行することを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 前記通信制限設定手段により所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合は、前記通信宛先情報登録手段は、新規の通信宛先情報の登録及び既に登録されている通信宛先情報の変更を禁止することを特徴とする請求項4記載の通信装置。
  6. 前記通信制限設定手段での設定を保護する保護手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の通信装置。
  7. 前記外部装置及び前記所定の宛先に対応する装置と通信可能なインターフェース手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の通信装置。
  8. 前記外部装置と通信可能な第1インターフェース手段と、前記所定の宛先に対応する装置と通信可能な第2インターフェース手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の通信装置。
  9. 情報処理装置と通信装置とを備える通信システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    所定の宛先へのデータ通信が可能か否かを前記通信装置に問い合わせる問い合わせ手段と、
    前記所定の宛先へのデータ通信が可能であるとの問い合わせ結果を前記通信装置から取得した場合に、前記所定の宛先に対応する通信宛先情報を含む通信指示を前記通信装置に送信する送信手段とを備え、
    前記通信装置は、
    前記情報処理装置から前記通信指示を受信する受信手段と、
    前記所定の宛先へのデータ通信を制限するか否かを設定する通信制限設定手段と、
    前記通信制限設定手段により所定の宛先へのデータ通信を制限しない設定がされている場合には、前記通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信を実行し、前記通信制限設定手段により所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には、当該所定の宛先へのデータ通信を実行せずに終了する制御手段と
    を備えることを特徴とする通信システム。
  10. 前記通信装置は、前記通信宛先情報を登録する通信宛先情報登録手段を備え、
    前記情報処理装置は、前記通信宛先情報登録手段に登録されている通信宛先情報のリストを取得する取得手段と、
    前記問い合わせ手段による問い合わせの対象となる所定の宛先を前記通信宛先情報のリストから選択する選択手段とを備えることを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  11. 外部装置から通信指示を受信する受信工程と、
    所定の宛先へのデータ通信を制限するか否かを設定する通信制限設定工程と、
    前記通信制限設定工程により所定の宛先へのデータ通信を制限しない設定がされている場合には、前記通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信を実行し、前記通信制限設定工程により所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には、当該所定の宛先へのデータ通信を実行せずに終了する制御工程と
    を備えることを特徴とする通信方法。
  12. コンピュータにより実行される通信プログラムにおいて、
    外部装置から通信指示を受信する受信モジュールと、
    所定の宛先へのデータ通信を制限するか否かを設定する通信制限設定モジュールと、
    前記通信制限設定モジュールにより所定の宛先へのデータ通信を制限しない設定がされている場合には、前記通信指示に従って当該所定の宛先へのデータ通信を実行し、前記通信制限設定モジュールにより所定の宛先へのデータ通信を制限する設定がされている場合には、当該所定の宛先へのデータ通信を実行せずに終了する制御モジュールと
    を備えることを特徴とする通信プログラム。
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