JP2007140771A - 生体認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 常習的な不正を検出すると、管理者および登録者に通知する生体認証システムを提供する。
【解決手段】 識別対象者から生体情報を取得する生体情報取得部を有する端末装置と、取得した生体情報と予め登録した登録者の登録生体情報とを照合して一致、不一致を判定する照合判定手段とを備える生体認証システムにおいて、照合判定手段で照合結果が不一致と判定された生体情報を保持する不正生体情報保持手段と、不正生体情報保持手段に生体情報が保持されているか否かを判定する不正認証情報管理手段と、不正生体情報保持手段に生体情報が保持されていると、端末装置へ不正通知情報を出力する制御手段とを含み、端末装置は、不正通知情報を受けると識別対象者に対し警告を行う警告手段を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、識別対象者から取得した生体情報と、予め登録した登録者の生体情報とを照合して一致、不一致の判定を行う生体認証システムにおいて、特に常習的な不正行為を防止し得る生体認証システムに関するものである。
識別対象者から取得した生体情報と、予め登録した登録者の生体情報とを照合して一致、不一致の判定を行う生体認証システムに関し、いくつかの技術が提案されている。例えば、特許文献1に開示されているような、カメラで識別対象者の瞳を撮影して得た画像データから抽出したアイリス(虹彩)パターンと、予め登録した登録者のアイリスパターンとを照合して一致、不一致の判定を行うものがある。
特開平9−201348号公報
しかしながら、従来の生体認証システムでは、不正を行う第三者はなりすましの事実を管理者および登録者に知られることなく、繰り返し不正を行うことが可能であるため、不正行為を抑制する効果が低いという問題点があった。
以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、第三者の常習的な不正行為を抑制し得る生体認証システムを提供することにある。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
本発明の生体認証システムは、識別対象者から生体情報を取得する生体情報取得部を有する端末装置と、取得した生体情報と予め登録した登録者の登録生体情報とを照合して一致、不一致を判定する照合判定手段とを備える生体認証システムにおいて、照合判定手段で照合結果が不一致と判定された生体情報を保持する不正生体情報保持手段と、不正生体情報保持手段に生体情報が保持されているか否かを判定する不正認証情報管理手段と、不正生体情報保持手段に生体情報が保持されていると、端末装置へ不正通知情報を出力する制御手段とを含み、端末装置は、不正通知情報を受けると識別対象者に対し警告を行う警告手段を有することを特徴とする。
上記構成において、制御手段は端末装置に撮影指示信号を出力し、該端末装置に設けられて撮影指示信号を受けると識別対象者の顔を撮影する撮影部と、得られた顔画像を保持する不正者情報保持手段とを含むことを特徴とする。
本発明の生体認証システムは、制御手段が不正通知情報を出力すると、管理者に対し警告を行う管理者用警告手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の生体認証システムは、制御手段が不正通知情報を出力すると、登録者に対し不正検出を通知する登録者通知手段を更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、識別対象者から取得した生体情報と、予め登録した登録者の生体情報とを照合し、照合結果が不一致であると判定されると、取得した生体情報が不正生体情報保持手段で保持されているか否かを検索し、保持されていることを確認すると、撮影装置に識別対象者を撮影させてその顔画像情報を取得するようにしたので、第三者の常習的な不正行為を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について実施例を用いて詳細に説明する。
<実施例1の構成>
本発明の実施例1の生体認証システムは、図1に示すように、端末装置100と、該端末装置100とネットワーク300を介して接続されているホスト装置200とで構成されている。
端末装置100は、ネットワーク300に接続されている通信部101と、装置全体を制御する制御部102と、カード読取部103と、生体情報取得部104と、一時記憶部105と、照合判定部106と、表示部107と、撮影部108とを備える。
カード読取部103は、登録者に予め提供していたICカードから登録者ID番号と、登録者アイリス情報とを読み取る。
生体情報取得部104は、識別対象者の目を撮影するカメラを備え、撮影して取得した目の画像からアイリスパターンの濃淡値変化の特徴を抽出してデジタル化したアイリス情報を取得する。
照合判定部106は、生体情報取得部104で取得したアイリス情報と、カード読取部103でICカードから読み取った登録者アイリス情報とを照合し、両生体情報の一致、不一致を判定する。即ち、照合判定部106で照合処理を行い、両生体情報を一致と判定すると、制御部102は端末装置100のその後の操作を可能とし、従って、識別対象者はホスト装置200の利用が可能となる。また、照合判定部106で両生体情報を不一致と判定すると、制御部102は不正を検出した日時を示す不正検出日時情報を生成する。不正検出日時情報は、例えば、2005/3/25 14:25といった日時情報で構成されている。ここで、不正検出日時情報は、後述する不正者アイリス情報に付加され、不正行為を行った日時を特定するために用いられる。
撮影部108は、端末装置100を操作する識別対象者を撮影するカメラを備え、ホスト装置200から後述する撮影指示信号を受けると、識別対象者を不正な第三者としてカメラで撮影し、その顔画像情報を取得する。
制御部102は、アイリス情報と、登録者ID番号と、登録者アイリス情報とを取得すると、一時記憶部105に記憶する。そして、制御部102は、不正検出日時情報を取得すると、一時記憶部105に記憶し、該一時記憶部105で保持する不正者アイリス情報及び登録者ID番号に不正検出日時情報を付加して通信部101を介してホスト装置200へ送信する。また、制御部102は、不正者の顔画像情報を取得すると、該画像情報を通信部101を介してホスト装置200へ送信する。更に、制御部102は、ホスト装置200から後述する不正者に対する通知情報を取得すると、該通知情報に基づいた画面表示を表示部107に表示させる。
ホスト装置200は、通信部201と、装置を制御する制御部202と、一時記憶部203と、不正生体情報データベース(DB)204と、不正認証情報管理部205と、不正者情報DB206と、不正者情報管理部207と、出力部208と、登録者情報データベース(DB)209とを備える。
不正認証情報管理部205は、端末装置100から不正者アイリス情報と、登録者ID番号と、不正検出日時情報とを取得すると、登録者ID番号に基づいて不正生体情報DB204に該アイリス情報が保持されているか否かを検索する。そして、不正認証情報管理部205は、取得したアイリス情報が不正生体情報DB204で保持されていないと、該アイリス情報と、不正検出日時情報とを登録者ID番号に対応させて新規の不正生体情報として不正生体情報DB204に記憶する。不正認証情報管理部205が記憶終了を知らせると、制御部202は、端末装置100の表示部107に備えたディスプレイに表示するための不正者に対する通知情報を生成する。
一方、不正認証情報管理部205は、取得した不正者アイリス情報が不正生体情報DB204で保持されていると、保持されている不正者アイリス情報の追加情報として不正検出日時情報を不正生体情報DB204に記憶する。そして、不正認証情報管理部が日時情報の記憶終了を知らせると、制御部202は、端末装置100の撮影部108が不正者の撮影指示を行うための撮影指示信号を生成する。
制御部202は、通知情報を生成すると、通信部201を介して通知情報を端末装置100へ送信する。また、制御部202は、撮影指示信号を生成すると、通信部201を介して該信号を端末装置100へ送信する。
不正者情報管理部207は、端末装置100から不正者の顔画像情報を取得すると、該画像情報を一時記憶部203で保持する登録者ID番号に対応させて不正者情報DB206に記憶する。そして、不正者情報管理部207は、記憶終了を制御部202に通知する。
制御部202は、この終了信号を受けると、常習性のある不正を検出したことを端末装置100側へ通知するために、常習者用通知情報を生成する。また、制御部202は、同時に常習性のある不正を検出したことを管理者へ通知するために、管理者用の通知情報を生成する。
<実施例1の動作>
次に本発明の生体認証システムの実施例1の動作を図2のフローチャートを用いて説明する。
識別対象者が端末装置100のカード読取部103にICカードを挿入すると、カード読取部103は、ICカードから登録者ID番号と、登録者アイリス情報とを読み取る(ステップS101)。次に、生体情報取得部104は、識別対象者の目をカメラで撮影し、撮影画像データから虹彩パターンを抽出してアイリス情報を生成する(ステップS102)。次に制御部102は、識別対象者から取得したアイリス情報と、ICカードから読み取った登録者ID番号および登録者アイリス情報とを一時記憶部105に記憶させる。
照合判定部106は、一時記憶部105から読み出したアイリス情報と、登録者アイリス情報とを照合して一致、不一致の判定を行い(ステップS103)、一致と判定すると、制御部102は、以後のホスト装置200との間の操作を可とする(ステップS104)。
一方、照合判定部106が不一致と判定すると、制御部102は、不正検出日時情報を生成する(ステップS105)。そして制御部102は、生成した不正検出日時情報を一時記憶部105に記憶すると、該一時記憶部105で保持する登録者ID番号と、取得した不正者アイリス情報、不正検出日時情報を通信部101を介してホスト装置200に送信する。
ホスト装置200の制御部202は、取得した登録者ID番号と、不正者アイリス情報と、不正検出日時情報とを一時記憶部203に記憶する。不正認証情報管理部205は、取得したアイリス情報が不正生体情報DB204に保持されているか否かを検索し(ステップS106)、保持されていないと、アイリス情報と、登録者ID番号と、不正検出日時情報とを新規の不正生体情報として不正生体情報DB204に記憶する(ステップS107)。そして、制御部202は、常習化を阻止するための通知情報を生成し、通信部201を介して端末装置100へ送信する。端末装置100の制御部102は、この通知情報を取得すると、表示部107に備えたディスプレイに例えば「取得したアイリス情報が登録データと異なるため認証できません。また、お客様のアイリス情報を登録しました。」と画面表示させ(ステップS108)、処理を終了する。
また、制御部202は、取得したアイリス情報が不正生体情報DB204に保持されていると、常習性を示す追加情報として、不正者アイリス情報に対応させて一時記憶部203で保持する不正検出日時情報を不正生体情報DB204に記憶する(ステップS109)。次に、制御部202は、撮影指示信号を生成し、通信部201を介して端末装置100へ送信する。
端末装置100の制御部102は、撮影指示信号を受けると、撮影部108を制御して不正者の顔を撮影させる。撮影部108が顔画像情報を取得すると(ステップS110)、制御部102は、この画像情報を通信部101を介してホスト装置200へ送信する。
ホスト装置200の不正者情報管理部207は、取得した不正者の顔画像情報を登録者ID番号に対応させて不正者情報DB206に記憶する。制御部202は、終了信号を受けると、常習者用の通知情報を生成し、通信部201を介して端末装置100へ送信する。端末装置100の制御部102は、この通知情報を取得すると、表示部107に備えたディスプレイに例えば「アイリス情報が登録データと異なるため認証できません。また、不正行為を繰り返しておりますので顔画像を写しました。」と画面表示させる(ステップS111)。
更に、制御部202は、管理者に常習を知らせる通知情報を生成し、該通知情報を出力部208へ送信する。出力部208は、この通知情報を取得すると、ディスプレイに例えば「登録者に対する常習性のある不正行為を検出しました。登録者のID番号は○○○○です。」と画面表示させる(ステップS112)。管理者は、ディスプレイに表示された登録者ID番号を確認すると、例えば予め登録者情報DB209に登録した登録者の電話番号にダイヤルして「常習性のある不正が検出されました。不正者の顔画像情報を登録しました。不正者の顔確認のため、システム管理センターまで来訪願います。」と、登録者に通知する。
<実施例1の効果>
実施例1の生体認証システムによれば、常習的な不正を検出すると不正者及び管理者への通知情報を生成して出力表示することにより、第三者の常習的な不正行為を抑制することができる。
<実施例2の構成>
本発明の実施例2の生体認証システムは、図3に示すように端末装置100aと、該端末装置100aとネットワーク300を介して接続されているホスト装置200aとで構成されている。実施例2は、登録者生体情報の保持部をホスト装置200aの内部に設け、登録者ID番号を端末装置100aから入力するようにしたものである。
端末装置100aは、ネットワーク300に接続されている通信部101と、装置全体を制御する制御部102aと、生体情報取得部104と、一時記憶部105と、表示部107と、撮影部108と、入力部109とを備える。
入力部109は、キーボード等から成り、識別対象者の登録者ID番号入力に用いられる。
制御部102aは、登録者ID番号の入力を検知すると、該登録者ID番号を一時記憶部105に記憶させる。また、制御部102aは、生体情報取得部104からアイリス情報を取得すると、一時記憶部105に記憶させ、該一時記憶部105で保持する登録者ID番号と、該アイリス情報とを通信部101を介してホスト装置200aへ送信する。
ホスト装置200aは、通信部201と、装置を制御する制御部202aと、一時記憶部203と、不正生体情報データベース(DB)204と、不正認証情報管理部205と、不正者情報DB206と、不正者情報管理部207と、出力部208と、登録者情報データベース(DB)209と、登録者生体情報データベース(DB)210と、照合判定部211とを備える。
制御部202aは、端末装置100aから登録者ID番号と、アイリス情報とを取得すると、一時記憶部203に記憶する。
登録者生体情報DB210は、予め登録者から取得した登録者アイリス情報を登録者ID番号に対応させて保持している。
照合判定部211は、一時記憶部203で登録者ID番号と、アイリス情報とを保持していると、登録者生体情報DB210から当該登録者アイリス情報を検索してアイリス情報と登録者アイリス情報とを照合し、両生体情報の一致、不一致を判定する。即ち、照合判定部211で照合処理を行い、両生体情報を一致と判定すると、制御部202aは、照合が一致したことを端末装置100aに通知する。端末装置100aの制御部102aは、この通知を受けると、端末装置100aのその後の操作を可能とし、従って識別対象者はホスト装置200aの利用が可能となる。また、照合判定部211で両生体情報を不一致と判定すると、制御部202aは、不正検出日時情報を生成する。
尚、その他の構成は実施例1と同一なので、その説明を省略する。
<実施例2の動作>
次に本発明の生体認証システムの実施例2の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
識別対象者が端末装置100aの入力部109から登録者ID番号を入力すると(ステップS201)、制御部102aは、該登録者ID番号を一時記憶部105に記憶する。次に、生体情報取得部104は、識別対象者の目をカメラで撮影し、撮影画像データから虹彩パターンを抽出してアイリス情報を生成する(ステップS202)。次に制御部102aは、識別対象者から取得したアイリス情報を一時記憶部105に記憶し、該一時記憶部105で保持する登録者ID番号と、該アイリス情報とを通信部101を介してホスト装置200aへ送信する。
ホスト装置200aの制御部202aは、取得した登録者ID番号と、アイリス情報とを一時記憶部203に記憶する。照合判定部211は、一時記憶部203で登録者ID番号と、アイリス情報とを保持していると、登録者生体情報DB210から当該登録者アイリス情報を検索し(ステップS203)、アイリス情報と登録者アイリス情報とを照合し、両生体情報の一致、不一致の判定を行い(ステップS204)、一致であると判定すると、制御部202aは照合が一致したことを端末装置100aに通知する。端末装置100aの制御部102aは、この通知を受けると、以後のホスト装置200aとの間の操作を可とする(ステップS205)。
一方、照合判定部211が不一致と判定すると、制御部202aは、不正検出日時情報を生成し(ステップS206)、該不正検出日時情報を一時記憶部203に記憶する。
尚、ステップS207〜213の動作は、実施例1のステップS106〜112の動作と同一のため、その説明を省略する。
<実施例3の構成>
本発明の実施例3の生体認証システムは、図5に示すように複数の端末装置100b(図では1つのみ示す)と、該端末装置100bとネットワーク300を介して接続されているホスト装置200bとで構成されている。実施例3は、実施例1の端末装置100に端末装置のID情報保持部を設けたものである。
各端末装置100bは、特定位置にそれぞれ設置されており、ネットワーク300に接続されている通信部101と、装置全体を制御する制御部102bと、カード読取部103と、生体情報取得部104と、一時記憶部105と、照合判定部106と、表示部107と、撮影部108と、端末ID情報保持部110とを備える。
端末ID情報保持部110は、端末装置100bの端末装置ID番号を保持する。ここで、端末装置ID番号は、端末装置100bを操作する不正者の位置を特定するために用いられる。
制御部102bは、生成した不正検出日時情報を一時記憶部105に記憶させると、端末ID情報保持部110で保持する端末装置ID番号を読み取る。制御部102bは、読み取った端末装置ID番号を一時記憶部105に記憶すると、該一時記憶部105で保持するアイリス情報と、登録者ID番号と、不正検出日時情報と、端末装置ID番号とを通信部101を介してホスト装置200bへ送信する。
ホスト装置200bは、通信部201と、装置を制御する制御部202bと、一時記憶部203と、不正生体情報データベース(DB)204bと、不正認証情報管理部205bと、不正者情報DB206と、不正者情報管理部207と、出力部208と、登録者情報データベース(DB)209とを備える。
不正認証情報管理部205bは、端末装置100bから不正者アイリス情報と、登録者ID番号と、不正検出日時情報と、端末装置ID番号とを取得すると、不正生体情報DB204bに該アイリス情報が保持されているか否かを検索する。そして、不正認証情報管理部205bは、取得したアイリス情報が不正生体情報DB204bで保持されていないと、該アイリス情報と、登録者ID番号と、不正検出日時情報と、端末装置ID番号とを新規の不正生体情報として不正生体情報DB204bに記憶する。不正認証情報管理部205bが記憶終了を知らせると、制御部202bは、端末装置100bの表示部107に備えたディスプレイに表示するための不正者に対する上記した通知情報を生成する。
一方、不正認証情報管理部205bは、取得した不正者アイリス情報が不正生体情報DB204bで保持されていると、保持されている不正者アイリス情報の追加情報として不正検出日時情報と、端末装置ID番号とを不正生体情報DB204bに記憶する。そして、不正認証情報管理部205bが不正検出日時情報および端末装置ID番号の記憶終了を知らせると、制御部202bは、端末装置100bの撮影部108に不正者の撮影指示を行うための撮影指示信号を生成する。
尚、その他の構成については実施例1と同一のため説明を省略する。
<実施例3の動作>
次に本発明の生体認証システムの実施例3の動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
ステップS301〜305は、実施例1の動作を示すステップS101〜105と同一のため、説明を省略する。
制御部102bは、生成した不正検出日時情報を一時記憶部105に記憶すると、
端末ID情報保持部110で保持する端末装置ID番号を読み取り(ステップS306)、該端末装置ID番号を一時記憶部105に記憶する。そして、制御部102bは、一時記憶部105で保持するアイリス情報と、登録者ID番号と、不正検出日時情報と、端末装置ID番号とを通信部101を介してホスト装置200bへ送信する。
実施例3のステップS307〜313の動作は、取得した端末装置ID番号も不正生体情報DB204bに記憶する以外は実施例1のステップS106〜112の動作と同一であるため、説明を省略する。
<実施例3の効果>
実施例3の生体認証システムによれば、常習的な不正を検出するだけでなく、不正者が不正を行う毎に使用する各装置の端末装置ID番号を読み取ることにより、不正者の行動範囲を特定することができるため、第三者の特定が容易になり、常習的な不正行為を抑制することができる。
<実施例4の構成>
本発明の実施例4の生体認証システムは、図7に示すように端末装置100bと、該端末装置100bとネットワーク300を介して接続されているホスト装置200cとで構成されている。実施例4は、実施例3のホスト装置200bに常習性のある不正の検出を登録者へ電子メールを用いて通知するための機能を追加したものである。
ホスト装置200cは、通信部201と、装置を制御する制御部202cと、一時記憶部203と、不正生体情報データベース(DB)204bと、不正認証情報管理部205cと、不正者情報DB206と、不正者情報管理部207cと、出力部208と、登録者情報データベース(DB)209と、電子メール送信部212とを備える。
制御部202cは、常習者用の上記した通知情報および管理者用の通知情報を生成すると同時に、常習性のある不正を検出したことを登録者へ通知するために登録者用の通知情報を生成し、一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202cは、登録者用の通知情報を登録者に電子メールを用いて通知するために、不正者情報管理部207cへ不正者の顔の画像と、なりすましに使用された登録者の登録者電子メールアドレスとを検索するよう指示する。
不正者情報管理部207cは、制御部202cからの指示により、登録者ID番号に基づいて不正者情報DB206に記憶した該不正者の顔の画像情報と、登録者情報DB209で保持する該登録者電子メールアドレスとを検索すると、検索終了を制御部202cに通知する。
制御部202cは、検索終了の通知を受けると、検索により該当した不正者の顔の画像情報および登録者電子メールアドレスを一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202cは、一時記憶部203で保持する登録者用の通知情報と、不正者の顔の画像情報と、登録者電子メールアドレスとを電子メール送信部212へ送信する。
電子メール送信部212は、登録者用の通知情報と、不正者の顔の画像情報と、登録者電子メールアドレスとを取得すると、登録者用の通知情報を電子メール形式にして不正者の顔の画像情報を付加し、登録者電子メールアドレス宛に送信する。尚、この電子メール自動生成処理及び電子メール自動送信処理については公知であるため、ここでの説明は省略する。
尚、その他の構成については実施例3と同一のため説明を省略する。
<実施例4の動作>
次に本発明の生体認証システムの実施例4の動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
ステップS401〜413の動作は、実施例3のステップS301〜313の動作と同一のため、説明を省略する。
次に、制御部202cは、登録者に常習を知らせる通知情報を生成し、一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202cは、不正者情報管理部207cへ不正者の顔の画像情報と、登録者電子メールアドレスとを検索するよう指示する。不正者情報管理部207cは、制御部202cからの指示により、不正者情報DB206で保持する該不正者の顔の画像情報と、登録者情報DB209で保持する該登録者電子メールアドレスとを検索すると、検索終了を制御部202cへ通知する。制御部202cは、この通知を受けると、検索により該当した不正者の顔の画像情報および登録者電子メールアドレスを一時記憶部203に記憶する。次に、制御部202cは、一時記憶部203で保持する登録者用の通知情報と、不正者の顔の画像情報と、登録者電子メールアドレスとを電子メール送信部212へ送信する。電子メール送信部212は、登録者用の通知情報と、不正者の顔の画像情報と、登録者電子メールアドレスとを取得すると、登録者用の通知情報を電子メール形式にして不正者の顔の画像情報を付加し、例えば「常習性のある不正が検出されました。不正者の顔画像情報を添付しますので、確認願います。」と本文に記載した該電子メールを登録者電子メールアドレス宛に送信する(ステップS414)。登録者は、例えば該電子メールをPC(Personal Computer)端末で取得すると、第三者の常習性のある不正行為を把握し、不正者の顔の画像情報を確認し、不正者が知人であるか否かを判定させる。
<実施例4の効果>
実施例4の生体認証システムによれば、常習的な不正を検出するだけでなく、電子メールを用いて該不正を登録者に通知することにより、登録者は第三者の常習的な不正行為を把握し、かつ電子メールに付加された不正者の顔の画像情報を確認するため、第三者を特定したりICカードを再発行させる等により不正行為を抑制することができる。
<実施例5の構成>
本発明の実施例5の生体認証システムは、図9に示すように端末装置100bと、該端末装置100bとネットワーク300を介して接続されているホスト装置200dとで構成されている。実施例5は、実施例3のホスト装置200bに常習性のある不正の検出を登録者の携帯電話番号にダイヤル発信し、音声で通知する機能を追加したものである。
ホスト装置200dは、通信部201と、装置を制御する制御部202dと、一時記憶部203と、不正生体情報データベース(DB)204bと、不正認証情報管理部205dと、不正者情報DB206と、不正者情報管理部207dと、出力部208と、登録者情報データベース(DB)209と、携帯電話メッセージ送信部213とを備える。
制御部202dは、常習者用の上記した通知情報および管理者用の通知情報を生成すると同時に、常習性のある不正を検出したことを登録者へ通知するために登録者用の通知情報を生成し、一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202dは、登録者の携帯電話番号にダイヤル発信し、この通知情報を通知するために、不正者情報管理部207dへ登録者の携帯電話番号を検索するよう指示する。
不正者情報管理部207dは、制御部202dからの指示により、登録者情報DB209で保持する該登録者携帯電話番号を検索すると、検索終了を制御部202dに通知する。
制御部202dは、検索終了の通知を受けると、検索した登録者携帯電話番号を一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202dは、一時記憶部203で保持する登録者用の通知情報と、登録者携帯電話番号とを携帯電話メッセージ送信部213へ送信する。
携帯電話メッセージ送信部213は、登録者用の通知情報と、登録者携帯電話番号とを取得すると、該登録者携帯電話番号にダイヤル発信し、該登録者用の通知情報に基づいた音声出力を行う。尚、この電話番号自動ダイヤル処理およびメッセージ自動音声出力処理については公知であるため、ここでの説明は省略する。
尚、その他の構成については実施例3と同一のため説明を省略する
<実施例5の動作>
次に本発明の生体認証システムの実施例5の動作を図10のフローチャートを用いて説明する。
ステップS501〜513は、実施例3のステップS301〜313の動作と同一のため、説明を省略する。
次に、制御部202dは、端末装置100b側に常習を知らせる上記通知情報を生成し、一時記憶部203に記憶する。そして、制御部202dは、不正者情報管理部207dへ登録者携帯電話番号を検索するよう指示する。不正者情報管理部207dは、制御部202dからの指示により、登録者情報DB209で保持する該登録者携帯電話番号を検索すると、検索終了を制御部202dに通知する。制御部202dは、検索終了の通知を受けると、検索した登録者携帯電話番号を一時記憶部203に記憶する。次に、制御部202dは、一時記憶部203で保持する登録者用の通知情報と、登録者携帯電話番号とを携帯電話メッセージ送信部213へ送信する。携帯電話メッセージ送信部213は、登録者用の通知情報と、登録者携帯電話番号とを取得すると、該登録者携帯電話番号にダイヤル発信し、例えば「常習性のある不正が検出されました。不正者の顔画像情報を登録しました。不正者の顔確認のため、システム管理センターまで来訪願います。」と該登録者用の通知情報に基づいた音声出力を行う(ステップS514)。登録者は、携帯電話端末でこの通知情報を聞くと、システム管理センターに往訪して不正者の顔の画像情報を確認する等を行うことになる。
<実施例5の効果>
実施例5の生体認証システムによれば、常習的な不正を検出すると、登録者の携帯電話番号にダイヤル発信し、該不正の検出を音声で通知することにより、登録者は第三者の常習的な不正行為を把握することができる。
前記した実施例では、登録者への通知は電子メール送信機能および携帯電話メッセージ送信機能を用いて行っていたが、これに限る必要はなく、ファクシミリ送信機能および固定電話やIP電話へメッセージを送信する機能を用いることもできる。
本実施例1の生体認証システムを示すブロック図である。 本実施例1の動作を示すフローチャートである。 本実施例2の生体認証システムを示すブロック図である。 本実施例2の動作を示すフローチャートである。 本実施例3の生体認証システムを示すブロック図である。 本実施例3の動作を示すフローチャートである。 本実施例4の生体認証システムを示すブロック図である。 本実施例4の動作を示すフローチャートである。 本実施例5の生体認証システムを示すブロック図である。 本実施例5の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 端末装置
101 通信部
102 制御部
103 カード読取部
104 生体情報取得部
105 一時記憶部
106 照合判定部
107 表示部
108 撮影部
109 入力部
110 端末ID情報保持部
200 ホスト装置
201 通信部
202 制御部
203 一時記憶部
204 不正生体情報データベース(DB)
205 不正認証情報管理部
206 不正者情報データベース(DB)
207 不正者情報管理部
208 出力部
209 登録者情報データベース(DB)
210 登録者生体情報データベース(DB)
211 照合判定部
212 電子メール送信部
213 携帯電話メッセージ送信部
300 ネットワーク

Claims (4)

  1. 識別対象者から生体情報を取得する生体情報取得部を有する端末装置と、取得した生体情報と予め登録した登録者の登録生体情報とを照合して一致、不一致を判定する照合判定手段とを備える生体認証システムにおいて、
    前記照合判定手段で照合結果が不一致と判定された前記生体情報を保持する不正生体情報保持手段と、
    前記不正生体情報保持手段に前記生体情報が保持されているか否かを判定する不正認証情報管理手段と、
    前記不正生体情報保持手段に前記生体情報が保持されていると、前記端末装置へ不正通知情報を出力する制御手段とを含み、
    前記端末装置は、前記不正通知情報を受けると前記識別対象者に対し警告を行う警告手段を有することを特徴とする生体認証システム。
  2. 前記制御手段は前記端末装置に撮影指示信号を出力し、該端末装置に設けられて前記撮影指示信号を受けると前記識別対象者の顔を撮影する撮影部と、
    得られた顔画像を保持する不正者情報保持手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の生体認証システム。
  3. 前記制御手段が前記不正通知情報を出力すると、管理者に対し警告を行う管理者用警告手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の生体認証システム。
  4. 前記制御手段が前記不正通知情報を出力すると、前記登録者に対し不正検出を通知する登録者通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の生体認証システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015026227A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 株式会社日立製作所 生体認証装置における閉塞制御方法
KR101811242B1 (ko) * 2016-07-28 2017-12-20 (주) 이드라 컴퓨터의 보안 및 전원관리 방법

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