JP2007140307A - 音色設定装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】マニュアル演奏の音色と自動伴奏又は自動演奏の音色が重ならないように音色設定を行い、豊かな自動伴奏や自動演奏を保つことができる音色設定システムの提供。
【解決手段】このシステムでは、マニュアル演奏については、ユーザの演奏操作に基づくマニュアル演奏データDmとユーザが指定したマニュアル演奏音色Tmがマニュアル演奏用音源Pmに設定される。自動伴奏又は自動演奏については、自動演奏用データDsに基づく自動伴奏データ又は自動演奏データDaが自動伴奏音源又は自動演奏音源Paに設定され、対応する自動伴奏音色又は自動演奏音色Taには、本来は、自動演奏用データDsで指定される自動演奏用音色Tsが設定されるが、自動演奏用音色Tsがマニュアル演奏音色Tmと一致又は類似する場合に限って自動演奏用音色Tsが他の置換音色Tcに置換される。置換音色Tcには、置換しても違和感の少ない音色候補の中から選ばれる。
【選択図】図2

Description

この発明は、ユーザによるマニュアル演奏の音色に応じて自動伴奏や自動演奏の音色設定を制御することができる音色設定システムに関する。
自動伴奏や自動演奏に合わせて、ユーザが鍵盤等の演奏操作子をマニュアル演奏をすることがある。この場合、ユーザによるマニュアル演奏の音色はユーザにより任意に設定され、一方、自動伴奏や自動演奏の音色は自動伴奏や自動演奏のデータ中に予め記憶されているので、両音色が一致又は類似することがある。両者が一致又は類似していると、マニュアル演奏と自動伴奏又は自動演奏とが重なってしまい、マニュアル演奏が自動伴奏や自動演奏に埋もれてしまう。
これを防ぐための技術が、例えば、特許文献1により知られており、特許文献1の楽音発生装置では、マニュアル演奏の音色と自動演奏の音色が一致又は類似する場合に、自動演奏の対応するパートをミュートするようにしている。
特開平10−97250号公報
この従来技術においては、自動演奏中の或るパートと同じパートをマニュアル演奏することを想定しており、自動演奏中の或るパートとは音色が一致又は類似するものの、演奏内容自体は異なるようなマニュアル演奏をする場合であっても、当該自動演奏パートがミュートされてしまい、本来は発音すべき演奏内容がなくなってしまうので、自動演奏が貧弱になってしまう。
この発明は、このような事情に鑑み、マニュアル演奏の音色と自動伴奏又は自動演奏の音色が重ならないように音色設定を行い、豊かな自動伴奏や自動演奏を保つことができる音色設定システムを提供することを目的とする。
この発明の主たる特徴に従うと、ユーザの演奏操作(14a)に基づいて生成されるマニュアル演奏データ(Dm)に対して音色(Tm)を設定するマニュアル演奏音色設定手段(Pm;B1,B2)と、自動伴奏又は自動演奏に用いられる自動演奏用データ(Ds:Ds1〜DsN)に含まれる自動演奏用音色データ(Ts:Ts1〜TsN:Tsi;1≦i≦N)を取得する自動演奏用音色取得手段(B3)と、自動演奏用音色取得手段(B3)により取得された自動演奏用音色データ(Ts)が表わす音色を、マニュアル演奏音色設定手段(Pm)により設定された音色(Tm)と比較し(B61)、両音色(Ts,Tm)が一致又は類似する場合に、両音色(Ts,Tm)と異なる他の音色を表わす置換音色データ(Tc)を出力し(B64)、上記場合以外には、自動演奏用音色データ(Ts)を出力する(B63)音色制御手段(B6:B61,B63,B64)と、自動演奏用データ(Ds)に基づいて生成される自動伴奏データ又は自動演奏データ(Da:Da1〜DaN)に対して、音色制御手段(B6)により出力される置換音色データ(Tc)又は自動演奏用音色データ(Ts)が表わす音色を設定する自動伴奏音色又は自動演奏音色設定手段(Pa)とを具備する音色設定装置(電子音楽装置EM、コンピュータ)〔請求項1〕が提供され、ユーザの演奏操作(14a)に基づいて生成されるマニュアル演奏データ(Dm)に対して音色(Tm)を設定するマニュアル演奏音色設定ステップ(Pm;B1,B2)と、自動伴奏又は自動演奏に用いられる自動演奏用データ(Ds:Ds1〜DsN)に含まれる自動演奏用音色データ(Ts:Ts1〜TsN:Tsi;1≦i≦N)を取得する自動演奏用音色取得ステップ(B3)と、自動演奏用音色取得ステップ(B3)で取得された自動演奏用音色データ(Ts)が表わす音色を、マニュアル演奏音色設定ステップ(Pm)で設定された音色(Tm)と比較し(B61)、両音色(Ts,Tm)が一致又は類似する場合に、両音色(Ts,Tm)と異なる他の音色を表わす置換音色データ(Tc)を出力し(B64)、上記場合以外には、自動演奏用音色データ(Ts)を出力する(B63)音色制御ステップ(B6:B61,B63,B64)と、自動演奏用データ(Ds)に基づいて生成される自動伴奏データ又は自動演奏データ(Da:Da1〜DaN)に対して、音色制御ステップ(B6)で出力される置換音色データ(Tc)又は自動演奏用音色データ(Ts)が表わす音色を設定する自動伴奏音色又は自動演奏音色設定ステップ(Pa)とから成る手順をコンピュータ(電子音楽装置EM)に実行させる音色設定プログラム〔請求項3〕が提供される。なお、括弧書きは、理解の便のために付記した実施例の参照記号、用語等を表わし、以下においても同様である。
この発明による音色設定装置は、さらに、自動演奏用音色データ(Ts)により表わされる音色(音色1;音色2;…)に対応して、当該音色(音色1;音色2;…)と違和感が少ない音色を表わす置換音色データ(音色1a,音色1b,…;音色2a,音色2b,…;…)を記憶している置換音色記憶手段(B65;4)を具備し、音色制御手段(B6:B64)は、自動演奏用音色取得手段(B3)により取得された自動演奏用音色データ(Ts)が表わす音色が、マニュアル演奏音色設定手段(Pm)により設定された音色(Tm)と一致又は類似する場合に、置換音色記憶手段(B65)に前者音色(Ts)に対応して記憶されている置換音色データを出力する〔請求項2〕ように構成することができる。
この発明の主たる特徴による音色設定システム(EM)では(請求項1,3)、マニュアル演奏については、ユーザの演奏操作(14a)に基づいて生成されるマニュアル演奏データ(Dm)がマニュアル演奏音源(Pm)に導入され、ユーザによってマニュアル演奏用に選択的に指定された所定のマニュアル演奏音色(Tm)がマニュアル演奏データ(Dm)の音色に設定される。これに対して、自動伴奏又は自動演奏については、自動演奏用データ(Ds:Ds1〜DsN)に基づいて生成される自動伴奏データ又は自動演奏データ(Da:Da1〜DaN)が自動伴奏音源又は自動演奏音源(Pa)に導入されるが、自動伴奏データ又は自動演奏データ(Da)に設定される自動伴奏音色又は自動演奏音色(Ta:Ta1〜TaN)は、以下のような音色設定制御手順に従って決定される。
まず、自動演奏用データ(Ds:Ds1〜DsN)に含まれる自動演奏用音色データ(Ts:Ts1〜TsN:Tsi;1≦i≦N)を取得し(B3)、次いで、取得された自動演奏用音色データ(Ts)が表わす自動演奏用音色を、マニュアル演奏データ(Dm)に設定されたマニュアル演奏音色(Tm)と比較する(B6:B61)。そして、この比較結果に応じて自動演奏用音色(Ts)或いは置換音色(Tc)を自動伴奏音色又は自動演奏音色(Ta:Ta1〜TaN)に決定する。つまり、両音色(Ts,Tm)が非類似の場合は、自動演奏用音色データ(Ts)を出力して(B6:B63)、通常通り、自動演奏用音色データ(Ts)が表わす音色を自動伴奏音色又は自動演奏音色(Ta)に設定する。一方、両音色(Ts,Tm)が一致又は類似する場合には、両音色(Ts,Tm)と異なる他の音色を表わす置換音色データ(Tc)を出力し(B6:B64)、自動演奏用音色(Ts)に代えて、置換音色データ(Tc)が表わす音色を自動伴奏音色又は自動演奏音色(Ta)に設定する。
この発明では、このように、ユーザがマニュアル演奏用に選択した音色(Tm)と自動伴奏又は自動演奏の音色(Ts)とが一致或いは類似した場合、自動伴奏又は自動演奏の当該音色(Ts)を他の音色に置換して音色設定を変更し、マニュアル演奏音色と自動伴奏音色又は自動演奏音色とが重ならないようにしている。従って、この発明によれば、マニュアル演奏と自動伴奏又は自動演奏の音色が重なることを防止しながら、豊かな自動伴奏や自動演奏を保つことができる。
この発明による音色設定装置では、さらに、自動演奏用音色に用いられている複数の音色(音色1;音色2;…)の夫々に対応して、当該音色(音色1;音色2;…)と違和感が少ない置換可能な音色(音色1a,音色1b,…;音色2a,音色2b,…;…)を予め置換音色記憶手段(B65)に記憶しておき、音色設定制御(B6)の際に自動演奏用音色(Ts)がマニュアル演奏音色(Tm)と一致又は類似すると、当該自動演奏用音色(Ts)は、置換音色記憶手段(B65)内の対応する音色(Tc)に置換される(請求項2)。つまり、音色毎に、置換しても違和感の少ない置換可能な音色候補を用意しておき、マニュアル演奏音色(Tm)と一致又は類似する自動演奏用音色(Ts)については、対応する音色候補に置換するようにしている。従って、この発明によれば、自動演奏用音色を置換した後も違和感の少ない音色で自動伴奏や自動演奏を行うことができる。
〔電子音楽装置の概要〕
図1は、この発明の一実施例による電子音楽装置のハードウエア構成ブロック図を示す。この電子音楽装置EMには、電子楽器、又は、演奏操作部乃至楽音信号発生部を備えるパーソナルコンピュータ(PC)のように電子楽器と同等の音楽情報処理機能を有する音楽情報処理装置が用いられる。この電子音楽装置EMは、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、外部記憶装置4、演奏操作検出回路5、設定操作検出回路6、表示回路7、音源回路8、効果回路9、通信インターフェース(I/F)10、MIDIインターフェース(I/F)11などを備え、これらの要素1〜11はバス12を介して互いに接続される。
CPU1は、RAM2及びROM3と共にデータ処理回路を構成し、音色設定プログラムを含む所定の制御プログラムに従い、タイマ13によるクロックを利用して音色設定処理を含む種々の音楽情報処理を実行する。RAM2は、これらの処理に際して必要な各種データを一時記憶するためのワーク領域として用いられる。また、ROM3には、これらの処理を実行するために必要な各種制御プログラムや制御データが予め記憶され、必要に応じて自動伴奏スタイルデータ等の自動演奏用データを予め記憶しておくこともできる。
外部記憶装置4は、ハードディスク(HD)等の内蔵記憶媒体の外に、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ(CD−ROM)、フレキシブルディスク(FD)、光磁気(MO)ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、スマートメディア(登録商標)等の小型メモリカード、等々、種々の可搬性の外部記録媒体を含み、制御プログラムを含む任意のデータを任意の外部記憶装置4に記憶することができる。例えば、所定の外部記憶装置4には、自動演奏用データDsを記憶した演奏データ記憶領域が確保され、音色群データベース(B62)や置換音色データベース(B65)などが構築される。
演奏操作検出回路5は、鍵盤などの演奏操作子14に対するユーザの操作内容を検出し、対応するマニュアル演奏データDm及び和音指定情報Chを生成してデータ処理回路に導入する。例えば、演奏操作子14の主要素である鍵盤には通常演奏鍵域及び和音指定鍵域が割り当てられ、通常演奏鍵域は、演奏操作に基づき、メロディ等の楽音を表わすマニュアル演奏データDmを生成するマニュアル演奏用演奏操作子(14a)として機能し、和音指定鍵域は、和音Chを指定するための和音指定操作子(14b)として機能する。
設定操作検出回路6は、電子音楽装置EMの操作パネル等に設けられたキースイッチ等の設定操作子15の設定操作内容を検出し、対応する設定データをデータ処理回路に導入する。表示回路7は、操作パネル等に設けられた画面表示用LCD等のディスプレイ(表示器)17や各種インジケータ(図示せず)の表示/点灯内容をデータ処理回路からの指令に従って制御し、操作子15,16の操作に対する表示援助を行う。例えば、マニュアル演奏音色の指定や伴奏スタイルの選択に割り当てられた所定の設定操作子15(マニュアル音色指定操作子や伴奏スタイル選択操作子)を操作することにより、マニュアル演奏音色Tmを指定したり、自動伴奏スタイルデータDsを選択することができる。
音源回路8及び効果回路9は、楽音信号生成部として機能し、両回路8,9は、ソフトウエアを含ませることができ、音源、効果付与部とも呼ばれる。音源回路8は、演奏操作検出回路5からのマニュアル演奏データDmや記憶手段(3,4)等からの自動演奏用データDsに応じて、所定の設定音色に対応する楽音データDtを生成し、効果付与DSPを有する効果回路9は、楽音データDtに所定の効果を付与した楽音信号を発生する。楽音信号生成部8,9は、例えば、合奏モードや伴奏モードでは、マニュアル演奏データDm及び自動演奏用データDsの両者に基づく楽音データDtを生成し、対応する楽音信号を発生することができる。効果回路9に後続するサウンドシステム17は、D/A変換部やアンプ、スピーカを備え、効果回路9から出力される楽音信号に基づいて、マニュアル演奏や自動演奏又は自動伴奏に基づく楽音を発生する。
ここで、「マニュアル演奏」とは、鍵盤などの演奏操作子(14)に対するユーザの演奏操作内容(マニュアル演奏データDm)に従い所定演奏パートの楽音データ(Dt)を生成して楽音を発生することをいう。なお、マニュアル演奏の演奏パートは、マニュアル演奏パートと呼ばれ、典型例はメロディパートである。
一方、「自動演奏」は、予め用意された自動演奏用データ(Ds)に従い任意の演奏パートの楽音データ(Dt)を生成して楽音を発生することをいい、自動演奏用データ(Ds)には、演奏楽曲の進行に対応した一連の演奏内容を表わす「自動演奏データ」(典型例はソングデータ)が用いられる。また、マニュアル演奏と自動演奏を並行する演奏モードは合奏モードと呼ばれ、マニュアル演奏と自動演奏の演奏パートは同じ場合もあるし異なる場合もある。
これに対し、「自動伴奏」は、予め用意された自動演奏用データ(Ds)に従いマニュアル演奏パート以外の楽音データ(Dt)を生成して楽音を発生することをいい、自動演奏用データ(Ds)には、例えば、「自動伴奏スタイルデータ」と呼ばれ、比較的短い伴奏パターンを表わす「伴奏パターンデータ」が用いられる。また、マニュアル演奏と自動伴奏を並行する演奏モードは伴奏モードと呼ばれる。
なお、「自動演奏用データ」(Ds)は、上述した自動演奏や自動伴奏の元になる自動演奏データや自動伴奏スタイルデータを表わし、後述する図2及び図3の具体的音色設定例では、自動伴奏スタイルデータが自動演奏用データに用いられる。
通信I/F10には、インターネットやローカルエリアネットワーク(LAN)などの通信ネットワークCNが接続され、外部のサーバコンピュータSV等から制御プログラムをダウンロードしたり自動演奏用データを記憶装置4に保存してこの電子音楽装置EMで利用することができる。MIDII/F14には、この電子音楽装置EMと同様にMIDI形式で音楽情報を取り扱うことができる他の電子音楽装置(外部MIDI機器)MDが接続され、MIDII/F11を通じて両電子音楽装置EM,MD間でMIDIデータを授受することができる。また、他の電子音楽装置MDでの演奏操作に基づくマニュアル演奏データは、この電子音楽装置EMのマニュアル演奏データと同様に、楽音信号生成部8,9を通じてマニュアル演奏の楽音信号を生成するのに用いることができる。
〔音色設定の概要〕
この発明の一実施例による電子音楽装置は、音色設定プログラムに従って、マニュアル演奏の音色と自動演奏用データの音色が一致或いは類似した場合に、自動伴奏データの音色を、マニュアル演奏音色と重ならない他の音色に変更する音色設定処理を実行し、音色設定装置として機能することができる。図2は、この発明の一実施例による電子音楽装置における伴奏モード時の音色設定機能を説明するための機能的ブロック図である。
ここで、この発明の一実施例による音色設定機能の概要を説明しておく。この音色設定システムでは、マニュアル演奏については、ユーザの演奏操作に基づくマニュアル演奏データDmとユーザがマニュアル演奏用に指定したマニュアル演奏音色Tmがマニュアル演奏音源Pmに設定される(B1,B2)。自動伴奏又は自動演奏については、自動演奏用データDsに基づいて生成される自動伴奏データ又は自動演奏データDaが自動伴奏音源又は自動演奏音源Paに設定され(B3,B4)、対応する自動伴奏音色又は自動演奏音色Taには、自動演奏用データDsで指定される自動演奏用音色Tsがマニュアル演奏音色Tmと一致又は類似するか否かに応じて置換音色Tc或いは自動演奏用音色Tsが設定される(B6)。つまり、本来は、自動演奏用音色Tsが自動伴奏音色又は自動演奏音色Taに設定されるが、自動演奏用音色Tsがマニュアル演奏音色Tmと一致又は類似する場合に限って自動演奏用音色Tsが他の置換音色Tcに置換される。また、置換音色Tcには、置換しても違和感の少ない置換可能な音色候補の中から最適のものが選ばれる。
以下、マニュアル演奏と自動伴奏を平行する伴奏モードの場合についてより詳しく説明する。音源8は、マニュアル演奏音源Pm及び自動伴奏音源Paから成る。これらの音源Pm,Paは、それぞれ、1乃至複数の音源パートで構成することができ、各音源パートに個別に音色を設定することができる。例えば、マニュアル演奏音源Pmには、通常演奏鍵域全体に1つの音源パートを割り当てることができ、また、通常演奏鍵域を更に鍵域分割する場合や、更に他の鍵盤(例えば、下鍵盤など)を設ける等のように演奏操作子が複数ある場合は、複数の音源パートを割り当てることができる。
この例では、図示のように、マニュアル演奏音源Pmは1つのマニュアル演奏用音源パートで構成され、自動伴奏音源Paは複数(N)の自動伴奏用音源パート1〜Nで構成されており、夫々の音源パートで個別の異なる音色を指定することができる。
マニュアル演奏入力部B1は、演奏操作検出回路5及びデータ処理回路1〜3のマニュアル演奏データ検出及び処理機能部分に対応しており、通常演奏鍵域のマニュアル演奏用演奏操作子14aに対する通常の演奏操作に基づいて決定されるマニュアル演奏データDmを音源8のマニュアル演奏用音源パートPmに導入する。これに対して、マニュアル演奏音色指定部B2は、設定操作検出回路6及びデータ処理回路1〜3のマニュアル演奏音色検出及び設定機能部分に対応しており、マニュアル演奏用音源パートPmに導入されるマニュアル演奏データDmに対する音色として、マニュアル音色指定操作子(15)の操作に基づいて指定されたマニュアル演奏音色Tmを設定する。これにより、音源8のマニュアル演奏パートPmから、設定されたマニュアル演奏音色Tm及びマニュアル演奏データDmに基づくマニュアル楽音データDtmを生成し、効果付与部9に出力する。
一方、自動伴奏スタイルデータ読込み部B3は、データ処理回路1〜3の自動演奏用データ読込み及び処理機能部分に対応しており、外部記憶装置4等の演奏データ記憶領域に記憶された自動伴奏スタイルデータの中から、伴奏スタイル選択操作子(15)の操作に基づいて選択された所望の自動伴奏スタイルデータDsを順次RAM3の演奏データ格納域に読み出す。この自動伴奏スタイルデータDsは、複数(N)の自動伴奏スタイルパート1〜Nから成り、各伴奏スタイルパート1〜Nは、音源8の自動伴奏用音源パート1〜Nに対応しており、伴奏スタイルデータ(伴奏パターンデータともいう)Ds1〜DsN及び音色データTs1〜TsNを含む。なお、音色データTs1〜TsNに基づく音色は、伴奏スタイル音色と呼ばれ、データと同一の参照記号“Ts1”〜“TsN”が使用され、総称的に参照記号“Ts”が使用される。
自動伴奏スタイルデータ読込み部B3は、さらに、読み出した各伴奏スタイルパート1〜Nの伴奏パターンデータDs1〜DsNを音高変換部B4に送る。音高変換部B4は、データ処理回路1〜3の音高変換機能部分に対応しており、各伴奏パターンデータDs1〜DsNを、和音検出部B5からの和音指定情報Chに従って音高変換し、音高変換後の自動伴奏データDa1〜DaN(総称的には参照記号“Da”が使用される)を音源8の自動伴奏用音源パート1〜Nに供給する。
つまり、和音検出部B5は、演奏操作検出回路5及びデータ処理回路1〜3の和音検出及び処理機能部分に対応しており、和音指定鍵域の和音指定操作子14bに対する和音指定操作の内容に基づいてユーザにより指定される和音Chを検出し、検出された和音(指定和音)を表わす和音指定情報Chを音高変換部B4に出力する。音高変換部B4は、各伴奏スタイルパート1〜N毎に、和音検出部B5からの指定和音Chに従って、伴奏パターンデータDs1〜DsNに含まれる音高データを、順次、指定和音Chに合う音高に変換すると共に、音高変換された伴奏パターンデータを繰り返し或いは順次繋ぎ合わせて一連の自動伴奏データDa1〜DaNを生成し、自動伴奏用音源パート1〜Nに出力する。
これに対応して、自動伴奏用音源パート1〜Nの音色データTa1〜TaN(なお、音色データTa1〜TaNに基づく音色は、自動伴奏音色と呼ばれ、データと同一の参照記号“Ta1”〜“TaN”が使用され、総称的に参照記号“Ta”が使用される)には、原則として、各伴奏スタイルパート1〜Nの伴奏スタイル音色Ts1〜TsNが指定され、伴奏スタイル音色Ts:Ts1〜TsNは「指定音色」とも呼ばれる。しかしながら、伴奏スタイルデータDsによる各パート1〜Nの指定音色Ts:Ts1〜TsNがマニュアル演奏音色Tmに一致又は類似した場合は、比較置換部(自動伴奏音色設定制御部)B6の機能によって、自動伴奏音色Taが指定音色Tsから別の音色Tcに変更される。
つまり、比較置換部B6は、データ処理回路1〜3の自動伴奏音色の設定制御機能部分に対応しており、マニュアル演奏音色指定部B2からマニュアル演奏音色データTmを受け取ると共に、自動伴奏スタイルデータ読込み部B3から自動伴奏スタイルデータDsの各音色データTsを受け取って両データの音色Tm,Tsを比較する。ここで、各伴奏スタイル音色(指定音色)Tsがマニュアル演奏音色Tmに非類似であれば、伴奏スタイル音色Tsを、そのまま、対応する自動伴奏用音源パートの音色Taとして設定する。一方、マニュアル演奏音色Tmに一致又は類似した音色が自動伴奏スタイルデータDs側にあれば、マニュアル演奏音色Tmと当該伴奏スタイル音色Tsが重ならないように当該伴奏スタイル音色Tsを他の所定音色Tcに置換し、置換された所定音色Tcを、対応する自動伴奏用音源パートの音色Taとして設定する。
このように、伴奏モードにおいては、音源8のマニュアル演奏音源即ちマニュアル演奏用音源パートPmでは、マニュアル演奏入力部Bからのマニュアル演奏データDm及びマニュアル演奏用音色指定部B2からのマニュアル演奏音色データTmが設定され、両データDm,Tmに基づいてマニュアル演奏楽音データDtmが生成される。一方、音源8の自動伴奏音源Paを構成する複数の自動伴奏用音源パート1〜Nでは、演奏データについては、自動伴奏スタイルデータDsの複数の伴奏スタイルパート1〜Nの伴奏パターンデータDs:Ds1〜DsNを音高変換部B4で音高変換して得られる自動伴奏データDa:Da1〜DaNが設定される。また、音色データについては、比較置換部B6により、各伴奏スタイルパート1〜Nの伴奏スタイル音色Ts:Ts1〜TsNのうちマニュアル演奏音色Tmと一致乃至類似するものに限り所定の異なる音色Tcに置換し、比較置換部B6で得られた伴奏スタイル音色Ts又は置換音色Tcが自動伴奏音色データTa:Ta1〜TaNとして設定される。これにより、自動伴奏用音源パート1〜Nでは、両データDa,Taに基づいて自動伴奏楽音データDt1〜DtNが生成される。そして、音源8で生成されたマニュアル演奏楽音データDtm及び自動伴奏楽音データDt1〜DtNから成る楽音データDtは、効果付与部(効果回路)9に送られる。
〔比較置換部の詳細〕
図3は、この発明の一実施例による比較置換部の構成例を具体的に説明するための詳細説明図であり、図示の例に従って比較置換部の機能をより詳しく説明する。比較置換部B6は、図3(1)に示されるように、音色比較部B61、音色群データベースB62、指定音色許可部B63、音色置換部B64及び置換音色データベースB65で構成される。
音色群データベースB62は、例えば、グランドピアノ、アップライトピアノ、…のように、互いに類似している複数の音色を、1つのグループとし、このようなグループを多数記憶している。各グループは類似音色群と呼ばれ、図3(2)に示されるように、音色群データベースB62には、複数(M)の類似音色群1〜M毎に、夫々の類似音色群に含まれる複数の類似した音色が蓄積されており、例えば、類似音色群1には、互いに類似した複数の音色1〜Lが含まれる。
音色比較部B61の一方の比較入力端に、マニュアル演奏音色指定部B2からマニュアル演奏音色Tmが入力され、他方の比較入力端には、マニュアル演奏音色Tmの比較対象として、自動伴奏スタイルデータ読込み部B3から自動伴奏スタイルデータDsの伴奏スタイル音色Ts:Ts1〜TsNが伴奏スタイルパート1〜N別に順次入力される。音色比較部B61は、音色群データベースB62を参照して、マニュアル演奏音色Tmと、比較対象となる各伴奏スタイルパートi(1≦i≦N)の伴奏スタイル音色Tsiとを、順次、比較し、マニュアル演奏音色Tmを含む類似音色群に各パートiの伴奏スタイル音色Tsiが含まれるか否かを順次判定することにより、マニュアル演奏音色Tmと各パートiの伴奏スタイル音色Tsiとが一致又は類似するかを順次決定する。
ここで、マニュアル演奏音色Tmを含む類似音色群に伴奏スタイルパートiの伴奏スタイル音色Tsiが含まれない場合、つまり、当該パートiの伴奏スタイル音色Tsiがマニュアル演奏音色Tmに「非類似」である(一致も類似もしていない)場合は、指定音色許可部B63が能動化される。そして、能動化された指定音色許可部B63は、自動伴奏スタイルデータDsにより指定された当該伴奏スタイルパートiの伴奏スタイル音色Tsiをそのまま音源8に出力し、対応する自動伴奏用音源パートiの音色Taiとして設定する。例えば、マニュアル演奏音色Tmが全伴奏スタイルパート1〜Nの伴奏スタイル音色Ts1〜TsNに非類似の場合は、これらの伴奏スタイル音色Ts1〜TsNが全ての自動伴奏用音源パート1〜Nの自動伴奏音色Ta1〜TaNに設定される。
一方、マニュアル演奏音色Tmを含む類似音色群に或る伴奏スタイルパートiの伴奏スタイル音色Tsiが含まれている場合、つまり、当該パートiの伴奏スタイル音色Tsiがマニュアル演奏音色Tmに「一致又は類似」した場合には、音色置換部B64が能動化される。音色置換部B64は、置換音色データベースB65及び他の伴奏スタイルパートk(k≠i,1≦k≦N)の伴奏スタイル音色Tskを参照して、音色Tm,Tskに非類似の最適な置換音色Tcを決定し、当該パートiの伴奏スタイル音色Tsiに代えて、決定された置換音色Tcを音源8に出力し、対応する自動伴奏用音源パートiの音色Taiとして置換音色Tcを設定する。
より詳しく説明すると、置換音色データベースB65は、置換される前の複数の音色、即ち、自動伴奏スタイルデータの伴奏スタイル音色に採用される元の音色の夫々に対して、置換可能な複数の置換後音色候補を記憶している。置換後音色候補には、元音色に一致又は類似しない音色であり而も比較的違和感の少ない音色が選定され、置換音色データベースB65は、図3(3)に示されるように、置換前音色(元音色)である音色1;音色2;…毎に、夫々の音色に一致又は類似せず比較的違和感が少ない音色1a,音色1b,…;音色2a,音色2b,…;…が、置換後音色候補として蓄積されている。例えば、元の音色1がピアノのような減衰系音色であれば、置換後の音色候補にも減衰系の音色1a,音色1b,…が用意され、元の音色2がオルガンのような持続系音色であれば、置換後音色候補にも持続減衰系の音色2a,音色2b,…が用意される。
また、置換前の音色1及び音色2に対応する置換後音色候補群を構成する音色1a,音色1b,…及び音色2a,音色2b,…の右側に矢印で示すように、1つの置換前音色(元音色)に対する複数の置換後音色候補には、予め、置換しても不自然ではない(違和感の程度が少ない)と感じられる順に優先順位を付与しておき、この優先順位に従って置換後音色候補を取り出して最適な置換音色Tcを決定することができる。
音色置換部B64は、音色比較部B61で、或る伴奏スタイルパートiの伴奏スタイル音色Tsiがマニュアル演奏音色Tmに一致又は類似していると判定された場合、置換音色データベースB65を参照して、まず、当該伴奏スタイル音色Tsiに該当する置換前音色に対応する置換後音色候補群の中から、最も優先順位の高い置換後音色候補を取り出する。次に、取り出された置換後音色候補が、他の伴奏スタイルパートkの伴奏スタイル音色Tskとぶつからない非類似の音色(例えば、一致又は類似しない音色)でないことを検証する非類似検証(バッティング検査)を行う。
この非類似検証で、取り出された置換後音色候補が他パートkの伴奏スタイル音色Tskと非類似であると判断されると、この置換後音色候補を最適の置換音色Tcに決定する。一方、当該置換後音色候補が他パートkの伴奏スタイル音色Tskとぶつかると判断されると、次に優先順位の高い置換後音色候補を順次取り出し、取り出された置換後音色候補について順次バッティング検査を行い、非類似であると判断された段階での置換後音色候補を最適の置換音色Tcに決定する。つまり、優先順位の高い音色候補から順に、自動伴奏スタイルデータDs中の他の伴奏スタイル音色Tskと一致又は類似しないかを検査し、一致又は類似しないとされたときの音色候補を置換音色Tcに採用する。そして、この置換音色Tcを、当該パートiの伴奏スタイル音色Tsiに代わる自動伴奏音色Taiとして音源8に出力する。
このように、マニュアル演奏音色Tmに一致又は類似した伴奏スタイル音色Tsiについては、置換音色データベースB65を参照し、置換可能音色であって自動伴奏スタイルデータDs中の他の音色Tskとぶつからない音色をサーチし、このサーチで得られた音色を置換音色Tcとして決定することにより、マニュアル演奏音色Tmに一致又は類似しない音色であって比較的違和感の少ない置換音色Tcに置換することができる。
なお、上述の例では、複数の置換後音色候補に付けられた優先順位に従って、置換後音色候補を伴奏スタイルデータDs中の他パート伴奏スタイル音色Tskとバッティング(一致又は類似)するかどうかを検査しているが、この方法に代えて、ランダムな決定方法を用いてもよい。すなわち、複数の置換後音色候補の中から、まず、他パートの伴奏スタイル音色Tskとバッティングしない音色候補を抽出し、その後、抽出された音色候補のうちランダムに選ばれた何れかの音色候補を置換音色Tcに採用することができる。
〔種々の実施態様〕
以上、図面を参照しつつ、この発明の好適な実施の形態について詳述したが、これは単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、図2及び図3の具体例では自動伴奏の音色設定例を示したが、自動演奏用データにソングデータなどの自動演奏データを用いて自動演奏データに基づく自動演奏の音色を設定する場合についても、同様に適用することができる。
また、自動伴奏や自動演奏の指定音色の置換については、実施例のように、マニュアル演奏音色に一致又は類似する場合に置換するようにしてもよいが、マニュアル演奏音色に一致する場合にのみ置換してもよく、さらに、「一致」か「一致又は類似」かをユーザが選択することができるようにしてもよい。
また、自動伴奏や自動演奏の指定音色がマニュアル演奏音色に一致又は類似するか否かの判定に用いられる類似音色群については、固定的であってもよいし、ユーザによる編集を可能としてもよい。
この発明の一実施例による電子音楽装置(音色設定装置)のハードウエア構成例を表わすブロック図である。 この発明の一実施例による電子音楽装置(音色設定装置)の機能的ブロック図である。 この発明の一実施例による比較置換部の詳細説明図である。
符号の説明
Dm マニュアル演奏データ、
Tm マニュアル演奏音色データ又はマニュアル演奏音色、
Ds;Ds1〜DsN 伴奏スタイルデータ(自動演奏用データ)、
Ch 和音指定情報又は指定和音、
Da;Da1〜DaN 自動伴奏データ、
B6 比較置換部又は自動伴奏音色設定制御部、
Ts;Ts1〜TsN;Tsi;Tsk 伴奏スタイル音色データ又は伴奏スタイル音色(自動演奏用音色データ又は自動演奏用音色)、
Tc 置換音色データ又は置換音色、
Pm マニュアル演奏音源(マニュアル演奏用音源パート)、
Pa 自動伴奏用音源パート1〜Nから成る自動伴奏音源、
Ta;Ta1〜TaN 自動伴奏音色データ又は自動伴奏音色、
Dt;Dtm,Dt1〜DtN 楽音データ。

Claims (3)

  1. ユーザの演奏操作に基づいて生成されるマニュアル演奏データに対して音色を設定するマニュアル演奏音色設定手段と、
    自動伴奏又は自動演奏に用いられる自動演奏用データに含まれる自動演奏用音色データを取得する自動演奏用音色取得手段と、
    上記自動演奏用音色取得手段により取得された自動演奏用音色データが表わす音色を、マニュアル演奏音色設定手段により設定された音色と比較し、両音色が一致又は類似する場合に、両音色と異なる他の音色を表わす置換音色データを出力し、上記場合以外には、上記自動演奏用音色データを出力する音色制御手段と、
    上記自動演奏用データに基づいて生成される自動伴奏データ又は自動演奏データに対して、上記音色制御手段により出力される置換音色データ又は自動演奏用音色データが表わす音色を設定する自動伴奏音色又は自動演奏音色設定手段と
    を具備することを特徴とする音色設定装置。
  2. さらに、
    自動演奏用音色データにより表わされる音色に対応して、当該音色と違和感が少ない音色を表わす置換音色データを記憶している置換音色記憶手段
    を具備し、
    前記音色制御手段は、前記自動演奏用音色取得手段により取得された自動演奏用音色データが表わす音色が、前記マニュアル演奏音色設定手段により設定された音色と一致又は類似する場合に、上記置換音色記憶手段に前者音色に対応して記憶されている置換音色データを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の音色設定装置。
  3. ユーザの演奏操作に基づいて生成されるマニュアル演奏データに対して音色を設定するマニュアル演奏音色設定ステップと、
    自動伴奏又は自動演奏に用いられる自動演奏用データに含まれる自動演奏用音色データを取得する自動演奏用音色取得ステップと、
    上記自動演奏用音色取得ステップで取得された自動演奏用音色データが表わす音色を、マニュアル演奏音色設定ステップで設定された音色と比較し、両音色が一致又は類似する場合に、両音色と異なる他の音色を表わす置換音色データを出力し、上記場合以外には、上記自動演奏用音色データを出力する音色制御ステップと、
    上記自動演奏用データに基づいて生成される自動伴奏データ又は自動演奏データに対して、上記音色制御ステップで出力される置換音色データ又は自動演奏用音色データが表わす音色を設定する自動伴奏音色又は自動演奏音色設定ステップと
    から成る手順をコンピュータに実行させる音色設定プログラム。
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