JP2007138886A - エンジン制御装置 - Google Patents

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直樹 島田
Keiichiro Sakaigaki
圭一郎 堺垣
Koji Nishimoto
浩二 西本
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    • H02J7/0047Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with monitoring or indicating devices or circuits

Abstract

【課題】エンジン制御装置の電源に生じる電圧異常を安価に検出するエンジン制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン制御装置は、車両に搭載されるバッテリから電源が供給されるとともに該バッテリから別経路でバックアップ電源が供給されるエンジン制御装置において、上記電源の電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、上記バックアップ電源のバックアップ電源電圧を検出するバックアップ電源電圧検出手段と、上記電源電圧と上記バックアップ電源電圧との電圧偏差を算出する電圧偏差算出手段と、上記電圧偏差が所定の範囲内に収まっていないとき上記電源電圧が異常であると判定する電源電圧異常判定手段と、を有する。
【選択図】図2

Description

この発明は、エンジンを制御するエンジン制御装置に供給される電源の電源電圧の異常を検出するエンジン制御装置に関するものである。
エンジンを制御するエンジン制御装置は、バッテリから電源が供給され、バッテリは車両に搭載されている発電機より充電される。そして、発電機では、界磁コイルを界磁電流により励磁することによりエンジンの回転により回転する電機子コイルに発電電流が流れて発電する。この発電機の発電制御は、発電機により充電されるバッテリの電圧が目標電圧に維持されるように、制御トランジスタをオンオフ動作して界磁コイルを励磁し、電圧偏差を零にする目標発電量を発電するフィードバック制御である。この発電電流によりバッテリが充電され、バッテリの電圧が目標電圧に維持される。
そして、発電機の出力電圧が所定の異常高圧値よりも上昇したときには、界磁電流を遮断して発電を強制停止することにより、過充電による破壊から発電機を保護している。
また、エンジン制御装置の電源電圧の異常を検出するために、電流計を用いる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−69681号公報
しかし、上記の過充電保護では、次の問題がある。例えば、エンジン制御装置の電源端子が断線したとき、エンジン制御装置に接続されるある負荷端子から回り込んでエンジン制御装置に電力が供給されエンジン制御装置が動作する状態が考えられる。この状態では回り込みにより供給される電源電圧は電圧降下により正規の電源電圧より低下する。そのためこの低下した電源電圧に基づいて発電制御が行われるために、発電機の出力電圧は上昇する。そして、回り込みによる電源電圧が異常高圧値を超えたときには、発電を強制停止することができるが、発電機の出力電圧は異常高圧値を超えているにもかかわらず回り込みによる電源電圧が異常高圧値以下のときには、発電機のフィードバック制御が実施される。そして、異常高圧値よりも高い電圧で発電が継続されるために、過充電により発電機の破壊につながる。
また、検出手段に電流計を用いているため、高価なものとなるという問題がある。
この発明の目的は、エンジン制御装置の電源に生じる電圧異常を安価に検出するエンジン制御装置を提供することである。
この発明に係わるエンジン制御装置は、車両に搭載されるバッテリから電源が供給されるとともに該バッテリから別経路でバックアップ電源が供給されるエンジン制御装置において、上記電源の電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、上記バックアップ電源のバックアップ電源電圧を検出するバックアップ電源電圧検出手段と、上記電源電圧と上記バックアップ電源電圧との電圧偏差を算出する電圧偏差算出手段と、上記電圧偏差が所定の範囲内に収まっていないとき上記電源電圧が異常であると判定する電源電圧異常判定手段と、を有する。
この発明に係わるエンジン制御装置の効果は、エンジン制御装置の電源電圧の異常を、バッテリから異なる経路で供給されている異なる電源の電源電圧とエンジン制御装置の電源電圧を対比することにより検出するので、別途電流計などを用意しなくてもよく、安価に電源電圧異常を検出することができる。
この発明に係わるエンジン制御装置の要旨は、バッテリから電源が供給されているエンジン制御装置の電源ラインの電源電圧と、当該バッテリから別経路で電源が供給されている異なる電源ラインの電源電圧との電圧偏差が所定値以上であるか否かを判定し、電圧偏差が所定値以上のときエンジン制御装置の電源ラインの電源電圧異常と判定することである。そして、当該バッテリから別経路で電源が供給されている異なる電源ラインの例として、バックアップ電源ラインと負荷側電源ラインとを挙げて以下説明していくが、これに限るものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わるエンジン制御装置の構成図である。図2は、実施の形態1に係わるマイクロコンピュータの機能ブロック図である。図3は、実施の形態1に係わるエンジン制御装置において実行される電源電圧異常検出ルーチンを示すフローチャートである。図4は、実施の形態1に係わるエンジン制御装置において実行される発電制御処理ルーチンを示すフローチャートである。
この発明の実施の形態1に係わるエンジン制御装置15は、図示しないエンジンの運転に係わる負荷17を駆動する。また、このエンジン制御装置15は、自身の電源および負荷17の電源を供給するバッテリ11の充放電を制御する。
このバッテリ11は、イグニッションスイッチ12、ヒューズ13、メインリレー14のリレースイッチ14aを介してエンジン制御装置15の電源ライン15aと負荷17の負荷用電源ライン27とに接続されている。また、このバッテリ11は、サブリレー19のリレースイッチ19aを介してバックアップ電源としてエンジン制御装置15の電源ライン15aに接続されている。そして、電源ライン15aの電源電圧が許容電圧より低下したときサブリレー19を駆動してバックアンプ電源ライン26を電源ライン15aに接続する。また、メインリレー14の駆動コイル14bは、エンジン制御装置15に接続されている。
そして、メインリレー14のリレースイッチ14aは、イグニッションスイッチ12が閉じられるときに発せられる信号がエンジン制御装置15に入力され、それに基づいてメインリレー14の駆動コイル14bに電流を流すことにより閉じられて、エンジン制御装置15の電源ライン15aおよび負荷17に電源が供給される。
また、エンジンの回転が伝達されることにより発電できる発電機18の出力がヒューズ13とメインリレー14の間に入力されている。そして、発電機18は、エンジン制御装置15の電源ライン15aの電圧を所定の閾値と対比することによりエンジン制御装置15から発電機18の図示しない界磁コイルを励磁する電流が流されることにより発電が制御され、バッテリ11の端子電圧が一定に維持される。
エンジン制御装置15は、CPU、CPUで処理される処理プログラムを記憶するROM、CPUでの演算の途中で一時的に演算結果を記憶するRAMおよび入出力ポート22を備えるマイクロコンピュータ21を含む。このマイクロコンピュータ21の入出力ポート22には、負荷17を駆動するトランジスタ16、発電機18の界磁コイル、メインリレー14の駆動コイル14bを駆動するトランジスタ23が接続されている。なお、これらのトランジスタ16、23にはフライバックエネルギーを還流するダイオード24が接続されている。
また、この入出力ポート22には、エンジン制御装置15の電源ライン15a、バックアップ電源ライン26が接続されている。そして、この入出力ポート22は、アナログ値である電源ライン15aの電源電圧およびバックアップ電源ライン26のバックアップ電源電圧をディジタル値にA/D変換するA/D変換器25を備える。なお、この入出力ポート22には、図示しないがエンジンを制御するための各種センサが接続されている。
次に、このマイクロコンピュータ21の機能について図2を参照して説明する。
このマイクロコンピュータ21は、図2に示すように、エンジン制御装置15の電源ライン15aの電源電圧(以下、単に電源電圧と称す。)を検出する電源電圧検出手段30、バックアップ電源ライン26のバックアップ電源電圧(以下、単にバックアップ電源電圧と称す。)を検出するバックアップ電源電圧検出手段31、電源電圧とバックアップ電源との電圧偏差を求める電圧偏差算出手段32、電圧偏差に基づいてエンジン制御装置15の電源ライン15aの電源電圧の異常を判定する電源電圧異常判定手段33、異常判定の結果に基づき発電機18を制御する発電機制御手段34を有する。
次に、実施の形態1に係わるエンジン制御装置15におけるエンジン制御装置15の電源ライン15aの電源電圧異常を検出する動作について図3を参照して説明する。
図3に示す電源電圧異常を検出するルーチンは、車両が始動されてから例えば25msecの所定周期毎に繰り返し実行される。なお、車両が始動されるとき異常判定カウンタと異常フラグとが初期化される。すなわち、異常判定カウンタには零がセットされ、異常フラグには0がセットされる。
ステップS10において、電源電圧異常検出ルーチンが開始されると電源電圧検出手段30はA/D変換器25から電源電圧、バックアップ電源電圧検出手段31はバックアップ電源電圧を検出する。
ステップS11において、電圧偏差算出手段32はバックアップ電源電圧と電源電圧との電圧偏差を算出する。
ステップS12において、電源電圧異常判定手段33は電圧偏差の絶対値が電圧所定値を超えているか否かを判定し、電圧偏差の絶対値が電圧所定値を超えるときにはステップS13へ進み、電圧偏差の絶対値が電圧所定値以下のときにはステップS16に進む。
ステップS13において、電源電圧異常判定手段33はエンジン制御装置15の電源電圧に何らかの異常があると判定し、異常判定カウンタをインクリメントする。
ステップS14において、電源電圧異常判定手段33は異常判定カウンタのカウント値がカウント所定値以上か否かを判定し、カウント値がカウント所定値以上と判定したときステップS15へ進み、カウント値がカウント所定値未満と判定されたとき電源電圧異常検出ルーチンを終了する。
ステップS15において、電源電圧異常判定手段33はエンジン制御装置15の電源電圧異常と判定し異常フラグに1をセットして、電源電圧異常検出ルーチンを終了する。
ステップS16において、電源電圧異常判定手段33は異常判定カウンタを零にリセットしてステップS17に進む。
ステップS17において、電源電圧異常判定手段33は異常フラグに0をセットして電源電圧異常検出ルーチンを終了する。
このようにエンジン制御装置15の電源ライン15aの電源電圧の異常を、エンジン制御装置15にバッテリ11から異なる経路で供給されているバックアップ電源ラインのバックアップ電源電圧と電源電圧を対比することにより検出するので、別途電流計などを用意しなくてもよく、安価に電源電圧異常を検出することができる。
次に、発電機18の発電制御処理について図4を参照して説明する。
この発電制御処理ルーチンは、車両が始動されてから例えば5msecの所定周期毎に繰り返し実行される。
ステップS20において、発電制御処理ルーチンが開始されると、発電機制御手段34は、電源電圧異常検出ルーチンにおいて設定されている異常フラグを読み込みステップS21へ進む。具体的には、異常フラグが書き込まれているエンジン制御装置15のRAMの所定アドレスをアクセスする。
ステップS21において、発電機制御手段34は、異常フラグに設定されている値が0または1のいずれかであるか調べる。その値が0のときにはステップS22へ進み、その値が1のときには発電制御処理ルーチンを終了する。
ステップS22において、発電機制御手段34は、電源電圧異常でないと判断し、通常の発電制御を行って発電制御処理ルーチンを終了する。
このようにエンジン制御装置15の電源電圧に異常が生じているときに、発電制御を行わずに発電を停止するので、発電を継続して起こる過充電による発電機18の破壊を回避することできる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2に係わるマイクロコンピュータの機能ブロック図である。図6は、実施の形態2に係わるエンジン制御装置において実行される電源電圧異常検出ルーチンを示すフローチャートである。
この発明の実施の形態2に係わるエンジン制御装置は、実施の形態1に係わるエンジン制御装置15と電源電圧と対比する値がバックアップ電源電圧の替わりに負荷用電源電圧を使用することが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態2に係わるマイクロコンピュータ21Bは、図5に示すように、実施の形態1に係わるマイクロコンピュータ21のバックアップ電源電圧検出手段31の替わりに負荷側電源電圧検出手段35を有していることが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
この負荷側電源電圧検出手段35は、負荷17にバッテリ11から負荷側電源を供給する負荷側電源ライン27の負荷側電源電圧を検出する。
次に、実施の形態2に係わるエンジン制御装置におけるエンジン制御装置の電源ラインの電源電圧異常を検出する動作について図6を参照して説明する。
図6に示す電源電圧異常を検出するルーチンは、車両が始動されてから例えば25msecの所定周期毎に繰り返し実行される。なお、車両が始動されるとき異常判定カウンタと異常フラグとが初期化される。すなわち、異常判定カウンタには零がセットされ、異常フラグには0がセットされる。
ステップS30において、電源電圧異常検出ルーチンが開始されると電源電圧検出手段30はA/D変換器25から電源電圧、負荷側電源電圧検出手段35は負荷側電源電圧を検出する。
ステップS31において、電圧偏差算出手段32は負荷側電源電圧と電源電圧との電圧偏差を算出する。
ステップS32において、電源電圧異常判定手段33は電圧偏差の絶対値が電圧所定値を超えているか否かを判定し、電圧偏差の絶対値が電圧所定値を超えているときにはステップS33へ進み、電圧偏差の絶対値が電圧所定値以下のときにはステップS36に進む。
ステップS33において、電源電圧異常判定手段33はエンジン制御装置の電源電圧に何らかの異常があると判定し、異常判定カウンタをインクリメントする。
ステップS34において、電源電圧異常判定手段33は異常判定カウンタのカウント値がカウント所定値以上か否かを判定し、カウント値がカウント所定値以上と判定したときステップS35へ進み、カウント値がカウント所定値未満と判定されたとき電源電圧異常検出ルーチンを終了する。
ステップS35において、電源電圧異常判定手段33はエンジン制御装置の電源電圧異常と判定し異常フラグに1をセットして、電源電圧異常検出ルーチンを終了する。
ステップS36において、電源電圧異常判定手段33は異常判定カウンタを零にリセットしてステップS37に進む。
ステップS37において、電源電圧異常判定手段33は異常フラグに0をセットして電源電圧異常検出ルーチンを終了する。
このようにエンジン制御装置15の電源ライン15aの電源電圧の異常を、エンジン制御装置15にバッテリ11から異なる経路で供給されている負荷側電源ライン27の負荷側電源電圧と電源電圧を対比することにより検出するので、別途電流計などを用意しなくてもよく、安価に電源電圧異常を検出することができる。
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3に係わるマイクロコンピュータの機能ブロック図である。図8は、実施の形態3に係わるエンジン制御装置において実行される発電制御処理ルーチンを示すフローチャートである。
この発明の実施の形態3に係わるエンジン制御装置は、実施の形態1に係わるエンジン制御装置15のマイクロコンピュータ21の発電機制御手段34Cが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態3に係わるマイクロコンピュータ21Cは、図7に示すように、実施の形態1に係わるマイクロコンピュータ21の発電機制御手段34Cが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態3に係わる発電機制御手段34Cは、通常の発電制御を行うときには電源電圧を基に発電機18の発電量をフィードバック制御し、電源電圧異常と判定されたとき、バックアップ電源電圧を基に発電機18の発電量をフィードバック制御する。
次に、実施の形態3における発電機18の発電制御処理について図8を参照して説明する。
この発電制御処理ルーチンは、車両が始動されてから例えば5msecの所定周期毎に繰り返し実行される。
ステップS40において、発電制御処理ルーチンが開始されると、発電機制御手段34Cは、電源電圧異常検出ルーチンにおいて設定されている異常フラグを読み込みステップS41へ進む。具体的には、異常フラグが書き込まれているエンジン制御装置15CのRAMの所定アドレスをアクセスする。
ステップS41において、発電機制御手段34Cは、異常フラグに設定されている値が0または1のいずれかであるか調べる。その値が0のときにはステップS42へ進み、その値が1のときにはステップS43に進む。
ステップS42において、発電機制御手段34Cは、電源電圧異常でないと判断し、電源電圧から目標電圧を減算して電圧偏差を算出し、ステップS44に進む。
ステップS43において、発電機制御手段34Cは、電源電圧異常であると判断し、バックアップ電源電圧から目標電圧を減算して電圧偏差を算出してステップS44に進む。
ステップS44において、発電機制御手段34Cは、電圧偏差にF/Bゲインを乗算して目標発電量を算出し、ステップS45に進む。
ステップS45において、目標発電量に基づいて発電制御を行って発電制御処理ルーチンを終了する。
このように電源電圧異常と判定されたときに、バックアップ電源電圧を用いてバッテリ11の電圧が目標電圧になるようにフィードバック制御しながら発電が継続されるので、電源電圧異常と判定した地点からサービス工場等まで自走する間の電力を十分に確保することが可能である。
また、バッテリ11の電圧がバックアップ電源電圧を用いてモニタされているので、発電を継続するときに起こり得るバッテリ11の過充電を防止できる。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4に係わるマイクロコンピュータの機能ブロック図である。図10は、実施の形態4に係わるエンジン制御装置において実行される発電制御処理ルーチンを示すフローチャートである。
この発明の実施の形態4に係わるエンジン制御装置は、実施の形態2に係わるエンジン制御装置15Bと発電機制御手段34Dが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態4に係わるマイクロコンピュータ21Dは、図9に示すように、実施の形態2に係わるマイクロコンピュータ21Bと発電機制御手段34Dが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態4に係わる発電機制御手段34Dは、通常の発電制御を行うときには電源電圧を基に発電機18の発電量をフィードバック制御し、電源電圧異常と判定されたとき、負荷側電源電圧を基に発電機18の発電量をフィードバック制御する。
次に、実施の形態4における発電機18の発電制御処理について図10を参照して説明する。
この発電制御処理ルーチンは、車両が始動されてから例えば5msecの所定周期毎に繰り返し実行される。
ステップS50において、発電制御処理ルーチンが開始されると、発電機制御手段34Dは、電源電圧異常検出ルーチンにおいて設定されている異常フラグを読み込みステップS41へ進む。具体的には、異常フラグが書き込まれているエンジン制御装置15CのRAMの所定アドレスをアクセスする。
ステップS51において、発電機制御手段34Dは、異常フラグに設定されている値が0または1のいずれかであるか調べる。その値が0のときにはステップS52へ進み、その値が1のときにはステップS53に進む。
ステップS52において、発電機制御手段34Dは、電源電圧異常でないと判断し、電源電圧から目標電圧を減算して電圧偏差を算出し、ステップS54に進む。
ステップS53において、発電機制御手段34Dは、電源電圧異常であると判断し、負荷側電源電圧から目標電圧を減算して電圧偏差を算出してステップS54に進む。
ステップS54において、発電機制御手段34Dは、電圧偏差にF/Bゲインを乗算して目標発電量を算出し、ステップS55に進む。
ステップS55において、目標発電量に基づいて発電制御を行って発電制御処理ルーチンを終了する。
このように電源電圧異常と判定されたときに、負荷側電源電圧を用いてバッテリ11の電圧が目標電圧になるようにフィードバック制御しながら発電が継続されるので、電源電圧異常と判定した地点からサービス工場等まで自走する間の電力を十分に確保することが可能である。
また、バッテリ11の電圧が負荷側電源電圧を用いてモニタされているので、発電を継続するときに起こり得るバッテリ11の過充電を防止できる。
なお、この発明の実施の形態1乃至4について例を用いて説明したが、この発明はこれら例に何ら限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、様々な実施の形態で実施し得ることは勿論である。
この発明の実施の形態1に係わるエンジン制御装置の構成図である。 実施の形態1に係わるマイクロコンピュータの機能ブロック図である。 実施の形態1に係わるエンジン制御装置において実行される電源電圧異常検出ルーチンを示すフローチャートである。 実施の形態1に係わるエンジン制御装置において実行される発電制御処理ルーチンを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係わるマイクロコンピュータの機能ブロック図である。 実施の形態2に係わるエンジン制御装置において実行される電源電圧異常検出ルーチンを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係わるマイクロコンピュータの機能ブロック図である。 実施の形態3に係わるエンジン制御装置において実行される発電制御処理ルーチンを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係わるマイクロコンピュータの機能ブロック図である。 実施の形態4に係わるエンジン制御装置において実行される発電制御処理ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
11 バッテリ、12 イグニッションスイッチ、13 ヒューズ、14 メインリレー、14a、19a リレースイッチ、14b 駆動コイル、15 エンジン制御装置、15a 電源ライン、16、23 トランジスタ、17 負荷、18 発電機、19 サブリレー、21、21B、21C、21D マイクロコンピュータ、22 入出力ポート、24 ダイオード、25 A/D変換器、26 バックアップ電源ライン、27 負荷側電源ライン、30 電源電圧検出手段、31 バックアップ電源電圧検出手段、32 電圧偏差算出手段、33 電源電圧異常判定手段、34、34C、34D 発電機制御手段、35 負荷側電源電圧検出手段。

Claims (5)

  1. 車両に搭載されるバッテリから電源が供給されるとともに該バッテリから別経路でバックアップ電源が供給されるエンジン制御装置において、
    上記電源の電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、
    上記バックアップ電源のバックアップ電源電圧を検出するバックアップ電源電圧検出手段と、
    上記電源電圧と上記バックアップ電源電圧との電圧偏差を算出する電圧偏差算出手段と、
    上記電圧偏差が所定の範囲内に収まっていないとき上記電源電圧が異常であると判定する電源電圧異常判定手段と、
    を有することを特徴とするエンジン制御装置。
  2. 車両に搭載されるバッテリから負荷側電源が供給される負荷を駆動するとともに上記バッテリから電源が供給されるエンジン制御装置において、
    上記電源の電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、
    上記負荷側電源の負荷側電源電圧を検出する負荷側電源電圧検出手段と、
    上記電源電圧と上記負荷側電源電圧との電圧偏差を算出する電圧偏差算出手段と、
    上記電圧偏差が所定の範囲内に収まっていないとき上記電源電圧が異常であると判定する電源電圧異常判定手段と、
    を有することを特徴とするエンジン制御装置。
  3. 上記電圧偏差が所定の範囲内に収まっているとき上記電源電圧に基づいて上記バッテリを充電する発電機の発電を制御し、上記電圧偏差が所定の範囲内に収まっていないとき上記発電機の発電を停止する発電機制御手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載するエンジン制御装置。
  4. 上記電圧偏差が所定の範囲内に収まっているとき上記電源電圧に基づいて上記バッテリを充電する発電機の発電を制御し、上記電圧偏差が所定の範囲内に収まっていないとき上記バックアップ電源電圧に基づいて上記発電機の発電を制御する発電機制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載するエンジン制御装置。
  5. 上記電圧偏差が所定の範囲内に収まっているとき上記電源電圧に基づいて上記バッテリを充電する発電機の発電を制御し、上記電圧偏差が所定の範囲内に収まっていないとき上記負荷側電源電圧に基づいて上記発電機の発電を制御する発電機制御手段を有することを特徴とする請求項2に記載するエンジン制御装置。
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