JP2007137183A - 作業機械のエンジンフード閉じ用止め具構造 - Google Patents

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Kazuhiko Aihara
和彦 相原
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Abstract

【課題】作業者が何の問題もなくエンジンフードカバーを開けることのできるエンジンフード開じ用止め具構造を提供しようとする。
【解決手段】エンジンフード6内側に配置される止め具本体を断熱材1で覆う。
【選択図】図1

Description

この発明は、作業機械のエンジンフード閉じ用止め具構造に関する。
作業機械のエンジンフードは開閉式となっており(例えば特許文献1)、そのため閉じ用の止め具が備えられる(例えば特許文献2)。
特開平7−257434(図1、2) 特開2000−142480(図1、3)
前記止め具本体はフード内側に配置されるが、止め具取外し手段は通常フードの取手部近傍に設けられる。これを、止め具としてラッチ機構が用いられる従来構造を示す図3乃至図5(なお、図5はフードを省略している)により説明すると、ラッチ本体2はフード6内部であるが、止め具取外し手段であるキー差込部42は、フード6外面の取手8近傍に配置される。したがって、フード6を開ける際は、作業者が前記キー差込部42にキーを差し込み回転させた後、キー差込部42を例えば指で押し込んでラッチ係合状態を解く必要がある。
しかし、キー差込部42はフード6内側のラッチ本体2と連接しており、フード6内部は高温となっていることから、キー差込部42も高温となっていて、作業者はその高温に耐えながらロック解除操作を行っていた。これは同じ機構の止め具でも同様の問題が生じていた。
この発明は、従来技術の以上のような問題に鑑み創案されたもので、作業者が何の問題もなくエンジンフードを開けることのできるエンジンフード開じ用止め具構造を提供しようとするものである。
このため、この発明に係る作業機械のエンジンフード開じ用止め具構造は、エンジンフード内側に配置される止め具本体を断熱材で覆うことを特徴とするものである。
本発明では、止め具本体を断熱材で覆っているので、フード内の高熱が断熱材で遮熱され、止め具本体の温度上昇が防止される。このため、止め具本体に連接する止め具取り外し手段も高温とならない。
この発明によれば、エンジンフード内が高温であっても、作業者は温度を気にせず、何の問題もなくフード開け作業を行える。
また、止め具本体を断熱材がカバーすることになるので、止め具本体に埃塵がたまることを防げ、グリースの交換時期が延びるといった副次的効果も認められる。
また、取手部近傍に、止め具取外し手段が設けられる構造にあっては、取手部に対応するフード内側部分全体が遮熱されるので、取手についても高温となるのが防げ、取手が熱伝導性のある材質(例えば金属)の場合はより有益となる。
本願に係る発明の具体的実施形態例を図1乃至図4に基づき説明する。
本形態例は、図2に示す油圧ショベルのエンジンフード6に適用された形態例であり、そのエンジンフード6の閉じ用止め具は、従来例として示した図3のラッチ機構が用いられている。すなわち、ラッチ機構は同図に示すように、エンジンフード6の取手8近傍に設置される。
ラッチ機構は、図3乃至図5に示すように、エンジンフード6内側に取り付けられるラッチ本体部2と、ラッチフック3と、キーシリンダ4とからなる。ラッチ本体部2は、中央が突出する段となり、そこにキーシリンダ4の嵌込み用孔10が穿設されている。中央段の両端には、取付用ボルト孔11がそれぞれ穿設される。中央段の一端には、先端がV字状の係合部12が起ち上がっており、その基端部にはラッチフック3の支持用突起軸が形成されている。前記ラッチフック3はその基端部に突出凹部30が形成され、該突出凹部30が前記係合部12の突起軸に嵌合して配置される。この嵌合部(30)を中心に、ラッチフック3は係合部12と重なりながら回動自在となる。ラッチフック3のフック対角にある尻部には突出31が形成される。前記ラッチ本体部2の嵌め込み用孔10には、キーシリンダ4がキー差込部42を外側にして進退自在に嵌め込まれる。キーシリンダ4の先端には突出部41が形成されたカム40が回転自在に取り付けられる。カム40の回転位置によりその突出部41は、前記突出31を押し込んでラッチフック3を回転させる手段となる。ラッチフック3が嵌合部(30)で軸支された状態で、その嵌合部となる突出凹部30にはバネ7が巻回され、バネ端部70が突出部31対向側に固定することで、ラッチフック3がフック先端に向かうように付勢している。一方、機体側には、フード6を閉じた際、前記係合部12のV字溝に嵌る位置に係合棒5が配置されている。したがって、フード6を閉じれば、機体側の係合棒5がラッチ本体2の係合部12V字状溝に係合し、さらにラッチフック3がバネ7によりフック先端方向に付勢されているので、フック3がその方向に回転して係合棒5に係合する。この係合によりフード6はロックされる。カバー6を開ける際は、フード6外部に突出するキー差込部42にキーを差し込み回転させると、カム40の突出部41が突出31の正面に位置することになる(図4(a)の位置)。その位置で、キー差込部42を例えば指で押し込むと、カム40の突出部41が前記突出31に当接してラッチフック3を付勢に抗して回転させる。これにより、先端フックの係合状態が解かれてロックが解除されるので、取手8をもって開ければよい。
本形態例は、以上のようなラッチ機構のうち、図1に示すように、取手8の内側を含むラッチ本体部2部分をウレタンフォーム等の発泡樹脂材による断熱カバー1で覆っている。ただし、ラッチ機構のラッチフック3は可動するので、その可動域の範囲は切り欠きが形成されている。
本形態例のフードカバー6は、以上のように形成されているので、カバー6内部が高温となっても、ラッチ本体2は樹脂材による断熱カバー1によって遮温される。このため、連接するキー差込部42や取手部8も高温とならない。したがって、作業者がキー差込部42にキーを差し込んで回してロックを解除するときや、取手8をもってフード6を開けるとき、作業者には何の支障もない。なお、本形態例において、ラッチフック3の先端や本体2のボルト固定部だけはそのまま露出することになるが、その表面も断熱材で覆えば、押ボタン5に伝導する熱がさらに減少し、より好ましい形態となる。
また、本形態例ではラッチ本体部2を断熱カバー1で覆っているので、そこに埃塵がたまることを防げ、グリースの劣化も防げるものとなっている。
なお、本発明が以上の形態例に限定されないことはいうまでもなく、適用される作業機械、フードカバー、止め具、断熱カバーの素材(ゴム、ビニール等)、カバー被覆の仕方等が他のものであっても、もちろん本発明の範囲に含まれるものである。
この発明は、作業機械のエンジンフードカバーに利用できる技術である。
本発明の構造が適用されたエンジンフードであり、(a)はカバー内側の平面図、(b)はその斜視図である。 油圧ショベルを後ろから見た説明図である。 エンジンフードに取り付けられたラッチ機構を示した説明図であり、(a)はカバー内側の斜視図、(b)は(a)中のA部拡大図である。 ラッチ機構自体を示す説明図であり、(a)は裏から見た説明図、(b)は表から見た説明図である。 ラッチフックの係合(ロック)状態示す説明図(フードは省略)である。
符号の説明
1 断熱カバー
2 ラッチ本体
3 ラッチフック
4 キーシリンダ
6 エンジンフード

Claims (1)

  1. エンジンフード内側に配置される止め具本体を、断熱材で覆うことを特徴する作業機械のエンジンフード開じ用止め具構造。
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