JP2007135337A - 電源装置 - Google Patents

電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007135337A
JP2007135337A JP2005327213A JP2005327213A JP2007135337A JP 2007135337 A JP2007135337 A JP 2007135337A JP 2005327213 A JP2005327213 A JP 2005327213A JP 2005327213 A JP2005327213 A JP 2005327213A JP 2007135337 A JP2007135337 A JP 2007135337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching element
flip
input terminal
comparator
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005327213A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4682813B2 (ja
Inventor
Tsuneo Tsuji
常生 辻
Yoshihiko Miyamoto
義彦 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005327213A priority Critical patent/JP4682813B2/ja
Priority to CN2006800395137A priority patent/CN101297467B/zh
Priority to US12/066,116 priority patent/US7916509B2/en
Priority to PCT/JP2006/322344 priority patent/WO2007055265A1/ja
Publication of JP2007135337A publication Critical patent/JP2007135337A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4682813B2 publication Critical patent/JP4682813B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/53Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M7/537Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters
    • H02M7/538Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a push-pull configuration

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、パルス波形電圧をトランス等に入力する電源装置において、スイッチング損失の低減を目的とする。
【解決手段】本発明は、入力端子12と、この入力端子12に接続したスイッチング素子14と、このスイッチング素子14に接続したスイッチング素子15と、スイッチング素子14とスイッチング素子15との接続点にその一次側を接続したトランス16と、このトランス16の二次側に接続したコイル18Aとコンデンサ18Bとの直列体からなるローパスフィルター19と、コイル18Aとコンデンサ18Bとの接続点に接続した出力端子20と、この出力端子20にその第1入力端を接続した比較器25と、この比較器25の第2入力端に接続した交流信号発生源26とを備え、比較器25の出力端子は、一時的振幅発生許容手段31を介してスイッチング素子14及びスイッチング素子15の制御端子に接続した電源装置としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンター等に用いられる電源装置に関するものである。
従来この種の電源装置は、図9に示されるように、DC電源2には、入力端子1を介してトランジスタ3,4を接続し、このトランジスタ3,4の接続点にはトランス5及びローパスフィルター6を介して出力端子7、プリンターのローラ等の負荷8が接続されている。
そして、図10(a)に示すような出力端子7の電圧を電圧検出回路9で検出して比較器10の負入力端に入力し、理想の出力電圧信号を出力する交流信号発生源11をその正入力端に入力することで比較を行う。そうすると、図10(b)に示すようなパルス波形出力電圧を得ることができる。この出力電圧をトランジスタ3,4のベースに入力することにより、DC電源2の電圧をパルス状にし、フィードバックされた電圧をトランス5に入力していた。
なお、この出願に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平10−295086号公報
このような従来の電源装置では、スイッチング素子におけるスイッチング損失が問題となっていた。
すなわち、上記従来の構成においては、実際には電圧検出回路9や交流信号発生源11からリップル電圧などが図10(b)に示されるパルス波形に印加され、図10(b)における間隔dにおいて、図2(b)に示すような多数の振幅を持った電圧がスイッチング素子3,4のベースに入力されてしまう(図2(a)は図10(b)の間隔dを拡大したもの)。そうすると、不必要にスイッチング素子3,4がスイッチしてしまい(例えば、図2(b)に示す出力波形のハイの数だけトランジスタ3がスイッチし、ローの数だけトランジスタ4がスイッチしてしまい)、スイッチング損失が大きくなってしまっていた。
そこで本発明は、パルス波形電圧をトランス等に入力する電源装置において、スイッチング損失の低減を目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明は、入力端子と、この入力端子に接続した第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング素子に接続した第2のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子との接続点にその一次側を接続したトランスと、このトランスの二次側に接続したコイルとコンデンサとの直列体からなるローパスフィルターと、前記コイルと前記コンデンサとの接続点に接続した出力端子と、この出力端子にその第1入力端を接続した比較器と、この比較器の第2入力端に接続した交流信号発生源とを備え、前記比較器の出力端子は、一時的振幅発生許容手段を介して前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の制御端子に接続した電源装置としたものである。
本発明の電源装置は、比較器の出力端と第1、第2のスイッチング素子の制御端子との間に一時的振幅発生許容手段を設けることにより、無駄なスイッチングを低減し、スイッチング損失を低減させることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における電源装置について図面を参照しながら説明する。
図1において、DC電源13には、入力端子12を介してnpn型トランジスタ14のコレクタを接続し、このトランジスタ14のエミッタにはpnp型トランジスタ15のエミッタを接続している。そして、トランジスタ15のコレクタはグランドに接続し、トランジスタ14とトランジスタ15の接続点にはトランス16の一次コイル16Aを接続し、この一次コイル16Aの他端には基準電圧素子17を接続している。
一方トランス16の二次コイル16Bにはコイル18Aとコンデンサ18Bとの直列回路からなるローパスフィルター19を接続し、トランス16とコンデンサ18Bとの接続点はグランドに接続している。そして、コイル18Aとコンデンサ18Bとの接続点には出力端子20を接続し、この出力端子20にはプリンターの帯電ローラ等の負荷21を接続している。
そして、出力端子20の電圧を、コンデンサ22,23の直列体から構成した電圧検出回路24を介して比較器25の負入力端に接続し、理想の出力電圧信号を出力する交流信号発生源26をその正入力端に接続している。
そして、比較器25の出力端子をDフリップフロップ51のクリア入力端子及びNOT回路28の入力端子に接続する。NOT回路28の出力端子にはDフリップフロップ52のクリア入力端子を接続し、Dフリップフロップ51の正出力端子には、トランジスタ14のベース、Dフリップフロップ52の反転出力端子には、トランジスタ15のベースを接続している。そして、Dフリップフロップ51、Dフリップフロップ52のそれぞれのCP(クロックパルス)入力には、パルス発生源30の出力を接続しており、Dフリップフロップ51、Dフリップフロップ52のそれぞれのD入力端子には常時ハイモード32を接続している。
ここで、動作原理について説明する。
まず、DC電源13から発生した電流が入力端子12を介してトランジスタ14のコレクタの方へ流れる。このとき、トランジスタ14およびトランジスタ15のベースのハイ・ローの動作に関しては後に詳しく示すが、トランジスタ14のベースがハイの時にはトランジスタ15のベースもハイとなっており、逆にトランジスタ14のベースがローの時にはトランジスタ15のベースもローとなるよう設定している。
トランジスタ14およびトランジスタ15のベースがハイの時には、npn型トランジスタ14のコレクタ、エミッタ間は導通状態、pnp型トランジスタ15のエミッタ、コレクタ間は非導通状態となっている。この状態においては、DC電源13から発生した電流はトランジスタ14のコレクタ、エミッタを流れ、基準電圧素子17にまで流れる。このときトランス16の一次コイル16Aには陽極から陰極方向に電流が流れ、二次コイル16Bの陽極がプラスの電位に誘起される。
一方、トランジスタ14およびトランジスタ15のベースがローの時には、npn型トランジスタ14のコレクタ、エミッタ間は非導通状態、pnp型トランジスタ15のエミッタ、コレクタ間は導通状態となっている。この状態においては、基準電圧素子17からの電流はトランジスタ15のエミッタ、コレクタ間を流れ、トランジスタ15のコレクタに接続されたグランドにまで流れる。このときトランス16の一次コイル16Aには陰極から陽極方向に電流が流れ、二次コイル16Bの陽極がマイナスの電位に誘起される。
このようにして二次コイル16Bの両端に発生した電圧波形は、コイル18Aとコンデンサ18Bにより構成されたローパスフィルター19でその高周波分が除去され(図10(a)に示すようなサインカーブとなり)、出力端子20に出力される。
この出力端子20の電圧波形は電圧検出回路24を構成するコンデンサ22、コンデンサ23で分圧され、その内のコンデンサ23の両端電圧を比較器25の負入力端に入力する。一方、この比較器25の正入力端には、交流信号発生源26から発生させた理想の電圧波形を入力する。
そして、交流信号発生源26からの電圧がコンデンサ23の両端電圧よりも高い場合にはハイとなり、低い場合にはローとなるような出力が、比較器25から出力される。この出力波形には、電圧検出回路24や交流信号発生源26からのリップル電圧が印加されてしまうため、図2(b)に示すような波形となっている。
この波形が、トランジスタ14、トランジスタ15のベースのハイ、ローを決定する一時的振幅発生許容手段31に入力される。具体的には、この一時的振幅発生許容手段31を構成しているDフリップフロップ51のクリア入力端子およびNOT回路28の入力端子に入力される。このNOT回路28の出力端子にはDフリップフロップ52のクリア入力端子を接続しており、Dフリップフロップ51のCP入力端子とDフリップフロップ52のCP入力端子には、図2(c)に示すようなパルス発生源30の信号が入力される。そして、Dフリップフロップ51の正出力端子によりトランジスタ14のベースのハイ、ローが決定され、Dフリップフロップ52の反転出力端子によりトランジスタ15のベースのハイ、ローが決定される。
例えば、比較器25の出力(図2(b))がハイで、且つパルス発生源30の出力(図2(c))がロー状態からハイ状態に移行したとき、Dフリップフロップ51の正出力端子の出力(図2(d))はハイ状態となり、比較器25の出力がローになるまでこのハイ状態を継続し、トランジスタ14をONし続ける。
その間、Dフリップフロップ52のクリア入力端子には、反転回路28からロー信号が入力され続け、Dフリップフロップ52の反転出力端子の出力(図2(e))はハイ状態を維持し、トランジスタ15は比較器25の出力がロー状態、即ち反転回路28からハイ信号が入力されるまでオフし続ける。
一方、比較器25の出力(図2(b))がロー状態、即ち反転回路28の出力がハイ状態で、且つパルス発生源30の出力(図2(c))がロー状態からハイ状態に移行した時は、Dフリップフロップ52の反転出力端子の出力(図2(e))はロー状態となり、比較器25の出力がハイ状態、即ち、反転回路28の出力がローとになるまで継続し、トランジスタ15をONし続ける。
その間、Dフリップフロップ51のクリア入力端子には、ロー信号が入力され続け、Dフリップフロップ51の正出力端子はローを持続し、トランジスタ14は比較器25の出力がハイ状態になるまでオフし続ける。
このような信号がトランジスタ14、およびトランジスタ15のベースにそれぞれ入力されると、トランス16の一次コイル16Aには図2(f)のような電圧波形が入力される。
このような構成により、比較器25の出力にリップル電圧などが印加されたとしても、図2(b)のハイ、ローの数だけトランジスタ14,15がスイッチするのではなく、一時的振幅発生許容手段31におけるパルス発生源30がロー状態からハイ状態への移行する時にのみトランジスタ14,15のいずれか一方をONし、且つ比較器25の出力が反転するとパルス発生源30の出力が次にロー状態からハイ状態へ移行する時までは、両トランジスタ14,15ともオフする構成としたため、スイッチング回数をパルス発生源の周波数以下に制限することができ、損失の低減を実現することができる。
なお、コイル18Aは、トランス16の漏れインダクタンスで代用することができる。
また、コンデンサ18Bは、出力端子20に接続される負荷21の容量成分で代用することもできる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における電源装置について図面を参照しながら説明する。
なお、実施の形態1と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図3において、入力端子12にはN型FET40のドレインを接続し、このN型FET40のソースをN型FET41のドレインに接続し、このN型FET41のゲートには、Dフリップフロップ52の反転出力端子ではなく、Dフリップフロップ52の正出力端子を接続した点である。トランジスタ41のドレイン、ソース間は、そのゲートがハイ状態のときに電流を流すことができるため、Dフリップフロップ52の反転出力端子ではなく、正出力端子を接続している。
この構成により、トランジスタよりもスイッチングスピードの速いN型FET40,41を用いた分、スイッチングロスを低減することができる。
さらに、N型FET40,41が寄生ダイオードを有するため、N型FET40のソースと、N型FET41のドレインの接合点がDC電源13より高い電位、あるいはグランドより低い電位になることがなく、トランス16からの逆起電圧に対する耐圧性を保つことができる。
なお、図4に示すごとく、ローパスフィルター19の代わりに、N型FET40のソースにその陽極を接続し、一次コイル16Aにその陰極を接続したコイル18Cと、一次コイル16Aに一端を接続し、N型FET41のソースに他端を接続したコンデンサ18Dとを有するローパスフィルター19Bを設けてもかまわない。
トランス16が昇圧トランスの場合、ローパスフィルター19Bをトランス16の二次側でなく、一次側に設けるメリットとしては、まず、昇圧トランスの場合、一次コイル16Aの電流量は二次コイル16Bよりも流れる電流量が多いため、ローパスフィルター19Bにおけるコイル18Cにより、その電流量を大幅に制限する必要が無く、コイル18Cのインダクタンスを小さくすることができる。そのため、コイル18Cの巻数を減らし、小型化を可能とすることができる。また、コイル18Cの巻数を減らすことにより、巻線間容量を小さくすることができ、巻線間容量に流れる電流を低減することができるため、損失を小さくすることができる。さらに、昇圧トランスの場合、一次側の電圧は低いため、ローパスフィルター19Bと周囲の部品間との絶縁距離を小さくすることができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3における電源装置について図面を参照しながら説明する。
なお、実施の形態2と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図5において、入力端子12には2つの一次コイル34A,34Bと二次コイル34Cとを有するトランス34を接続し、一次コイル34Aの陽極と一次コイル34Bの陰極とを入力端子に接続するとともに、一次コイル34Aの陰極をN型FET35のドレイン、一次コイル34Bの陽極をN型FET36のドレインに接続した点である。
ここで、動作原理の説明をする。
交流信号発生源26からの電圧がコンデンサ23の両端電圧よりも高い場合、比較器25の出力はハイ状態となっており、パルス発生源30がロー状態からハイ状態に移行したときにDフリップフロップ51の正出力端子の出力がハイとなる。Dフリップフロップ51の正出力端子の出力がハイとなると、その出力がN型FET35のゲートに入力され導通状態となり、DC電源13からN型FET35のソースに接続したアースに向けて電流が流れる。このときトランス34の一次コイル34Aには陽極から陰極方向に電流が流れ、二次コイル34Cの陽極がプラスの電位に誘起される。
一方、交流信号発生源26からの電圧がコンデンサ23の両端電圧よりも低い場合、比較器25の出力はローとなっており、パルス発生源30がロー状態からハイ状態に移行したときにDフリップフロップ52の正出力端子の出力がハイとなる。Dフリップフロップ52の正出力端子の出力がハイとなると、その出力がN型FET36のゲートに入力され導通状態となり、DC電源13からN型FET36のソースに接続したアースに向けて電流が流れる。このときトランス34の一次コイル34Bには陰極から陽極方向に電流が流れ、二次コイル34Cの陽極がマイナスの電位に誘起される。
このように、二つの一次コイル34A,34Bを設け、且つその陽極と陰極とを接続したことにより、一次側の電圧振幅は2倍となるため二次コイルの巻き数を実施の形態2の半分にしても、同電位の出力を得ることができる。そして、電圧振幅が2倍となる分、電流量を半分にしても同じ電力を得ることができるため、一次コイル34A,34Bに流れる電流を半分にすることができ、結果として一次コイル34A,34BおよびN型FET35,36の温度上昇を下げることができる。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4における電源装置について図面を参照しながら説明する。
なお、実施の形態1と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図6において、コンデンサ22とコンデンサ23との接続点には比較器25のみならず比較器37の負入力端を接続し、比較器37の正入力端には交流信号発生源26からの電圧を分圧する二つの抵抗38,39の接続点を接続している。
そして、比較器25の出力端子はNOT回路28には接続せず、Dフリップフロップ51のクリア入力端子のみに接続し、NOT回路28の入力端子には比較器37の出力端子を接続している。
ここで、動作原理を説明する。
交流信号発生源26の電圧がコンデンサ23の両端電圧よりも高い場合、比較器25の出力はハイとなっており、パルス発生源30がロー状態からハイ状態へ移行したときにDフリップフロップ51の正出力端子の出力がハイ状態となり、npn型トランジスタ14のベースがハイ状態となる。
一方、交流信号発生源26の電圧を分圧した抵抗39の両端電圧が、コンデンサ23の両端電圧よりも低い場合、比較器37の出力はローとなっており、パルス発生源30がロー状態からハイ状態に移行したときにDフリップフロップ52の反転出力端子の出力がロー状態となり、pnp型トランジスタ15のベースがローとなる。
このような構成により、コンデンサ23の両端電圧よりも交流信号発生源26の電圧が少しでも低くなったときにトランジスタ15のベースをローにするのではなく、分圧した抵抗39の両端電圧よりも低くなったときに初めてトランジスタ15のベースをローさせる構成としたため、コンデンサ23の両端電圧が抵抗39の両端電圧以上、交流信号発生源26の電圧以下の時にはトランジスタ14,15の双方がオフ状態となり、不要なスイッチング動作を減少させることができる。
(実施の形態5)
以下、本発明の実施の形態5における電源装置について図面を参照しながら説明する。
なお、実施の形態1と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図7において、トランス16の一次側には制御巻き線16Cを設け、この制御巻き線16Cの陰極側をグランドに接続し、陽極側をコイル43の陰極側に接続する。そして、このコイル43の陽極をコンデンサ44の一端に接続するとともに、電圧検出回路48を構成するコンデンサ46の一端に接続している。コンデンサ44の他端はグランドに接続し、コンデンサ46の他端はコンデンサ47に接続している。そして、このコンデンサ46とコンデンサ47との接続点は比較器25の負入力端に接続している。
このような構成により、出力端子20の電圧を直接電圧検出器48が受けるのではなく、擬似的に出力電圧を検出した制御巻き線16Cからの電圧を、ローパスフィルター19を通して電圧検出器48が受けるため、トランス16における二次側と一次側の電位差をコンデンサ46が受けることがなく、コンデンサ46の耐圧性を確保することができる。
(実施の形態6)
以下、本発明の実施の形態6における電源装置について図面を参照しながら説明する。
なお、実施の形態1と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図8において、比較器25の出力端子はNOT回路28の入力端子とAND回路53の一方の入力端子に接続し、NOT回路28の出力端子は、AND回路54の一方の入力端子に接続する。AND回路53、AND回路54の他方の入力端子には、パルス発生源30の出力端子を接続する。
そして、AND回路53の出力は、Dフリップフロップ51のクリア入力端子に接続し、AND回路54の出力は、Dフリップフロップ52のクリア入力端子に接続する。
そして、Dフリップフロップ51とDフリップフロップ52のCP端子には、直列に接続したNOT回路55とNOT回路56とを介してパルス発生源30を接続している。
ここで、動作原理を説明する。
AND回路53において、比較器25の出力の信号は、パルス発生源30の信号と比較され、どちらの信号もハイ状態の時にのみ、AND回路53がDフリップフロップ51のクリア入力端子にハイ信号を入力する。又、AND回路54において、NOT回路28の出力信号もパルス発生源30の信号と比較され、どちらの信号もハイ状態の時にのみ、AND回路54がDフリップフロップ52のクリア入力をハイにする。
従って、パルス発生源30の信号がローの時は、どちらのDフリップフロップ51,52のクリア入力もローとなり、トランジスタ14もトランジスタ15も動作しない。
NOT回路55、NOT回路56は、パルス発生源30からの信号を遅延させてCP端子へ入力するためのものである。即ち、Dフリップフロップ51,52を正常に動作させるためには、CP端子への入力時をクリア入力端子への入力時より遅らせる必要がある。これは、クリア入力端子にパルス発生源30からのハイ信号が到達していない段階において、パルス発生源30の信号がローからハイに移行したことをCP端子が検知したとしても、クリア入力端子においては以前ロー信号が入力されているため、出力に反映されない結果となってしまうのを防ぐためである。
パルス発生源30とDフリップフロップ51,52のクリア入力端子との間には、それぞれAND回路53,54を介在させているため、その分遅延を生じさせている。そのため、NOT回路55,56をDフリップフロップ51,52のCP端子とパルス発生源30との間に介在させることにより、意識的に遅延を生じさせ、CP端子入力時をクリア端子入力時よりも遅延させることにより、Dフリップフロップ51,52を正常に動作させることを可能としている。
このような構成を利用することで、フィルターに使用するインダクタンスやトランスの漏れインダクタンスに合わせて休止時間や周期を適切にすることが可能となり、比較器25の出力が長時間ハイモードやローモードを維持することがあっても、磁気回路の飽和による波形の大きな歪みを阻止することができる。
本発明の電源装置は、無駄なスイッチングを低減し、スイッチング損失を低減させることができるという効果を有し、プリンター等、各種電気機器において有用である。
本発明の実施の形態1における電源装置の回路図 (a)〜(f)は本発明の実施の形態1における電源装置の動作波形図 本発明の実施の形態2における電源装置の回路図 本発明の実施の形態2の変形例を示す回路図 本発明の実施の形態3における電源装置の回路図 本発明の実施の形態4における電源装置の回路図 本発明の実施の形態5における電源装置の回路図 本発明の実施の形態6における電源装置の回路図 従来の電源装置の回路図 (a),(b)は従来の電源装置の理想波形図
符号の説明
12 入力端子
14 第1のスイッチング素子(トランジスタ)
15 第2のスイッチング素子(トランジスタ)
16 トランス
19 ローパスフィルター
20 出力端子
25 比較器
26 交流信号発生源
31 一時的振幅発生許容手段

Claims (6)

  1. 入力端子と、この入力端子に接続した第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング素子に接続した第2のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子との接続点にその一次側を接続したトランスと、このトランスの二次側に接続したコイルとコンデンサとの直列体からなるローパスフィルターと、前記コイルと前記コンデンサとの接続点に接続した出力端子と、この出力端子にその第1入力端を接続した比較器と、この比較器の第2入力端に接続した交流信号発生源とを備え、前記比較器の出力端子は、一時的振幅発生許容手段を介して前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の制御端子に接続した電源装置。
  2. 一時的振幅発生許容手段は、パルス発生源と、このパルス発生源にそのクロックパルス入力端子が接続された第1のフリップフロップ回路及び第2のフリップフロップ回路とを有し、この第1のフリップフロップ回路及び第2のフリップフロップ回路のクリア入力端子には比較器の出力端子を接続した請求項1に記載の電源装置。
  3. 第1のフリップフロップ回路の出力端子は第1のスイッチング素子の制御端子に接続し、第2のフリップフロップ回路の出力端子は第2のスイッチング素子の制御端子に接続した請求項2に記載の電源装置。
  4. 入力端子と、この入力端子に接続した第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング素子に接続した第2のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子との接続点に接続したコイルとコンデンサとの直列体からなるローパスフィルターと、前記コイルと前記コンデンサとの接続点にその一次側を接続したトランスと、このトランスの二次側に接続した出力端子と、この出力端子にその第1入力端を接続した比較器と、この比較器の第2入力端に接続した交流信号発生源とを備え、前記比較器の出力端子は、一時的振幅発生許容手段を介して前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の制御端子に接続した電源装置。
  5. 一時的振幅発生許容手段は、パルス発生源と、このパルス発生源にそのクロックパルス入力端子が接続された第1のフリップフロップ回路及び第2のフリップフロップ回路とを有し、この第1のフリップフロップ回路及び第2のフリップフロップ回路のクリア入力端子には比較器の出力端子を接続した請求項4に記載の電源装置。
  6. 第1のフリップフロップ回路の出力端子は第1のスイッチング素子の制御端子に接続し、第2のフリップフロップ回路の出力端子は第2のスイッチング素子の制御端子に接続した請求項4に記載の電源装置。
JP2005327213A 2005-11-11 2005-11-11 電源装置 Expired - Fee Related JP4682813B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005327213A JP4682813B2 (ja) 2005-11-11 2005-11-11 電源装置
CN2006800395137A CN101297467B (zh) 2005-11-11 2006-11-09 电源装置
US12/066,116 US7916509B2 (en) 2005-11-11 2006-11-09 Power supply with reduced switching losses by decreasing the switching frequency
PCT/JP2006/322344 WO2007055265A1 (ja) 2005-11-11 2006-11-09 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005327213A JP4682813B2 (ja) 2005-11-11 2005-11-11 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007135337A true JP2007135337A (ja) 2007-05-31
JP4682813B2 JP4682813B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=38023267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005327213A Expired - Fee Related JP4682813B2 (ja) 2005-11-11 2005-11-11 電源装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7916509B2 (ja)
JP (1) JP4682813B2 (ja)
CN (1) CN101297467B (ja)
WO (1) WO2007055265A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009025154A1 (ja) * 2007-08-22 2009-02-26 Sanken Electric Co., Ltd. 交流電源装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8354871B2 (en) 2009-11-09 2013-01-15 University Of Florida Research Foundation, Inc. Self-powered comparator
DE102018221295A1 (de) * 2018-12-10 2020-06-10 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zur Anregung eines Resolvers und Resolveranordnung

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10295086A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 高圧電源装置
JP2002343542A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Fuji Xerox Co Ltd 電磁誘導加熱用制御装置、電磁誘導加熱装置および画像形成装置
JP2004088818A (ja) * 2002-08-22 2004-03-18 Fujitsu Ltd Dc/dcコンバータの制御回路及びdc/dcコンバータ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4347558A (en) * 1981-04-02 1982-08-31 Rockwell International Corporation Voltage balance control for split capacitors in half bridge DC to DC converter
JP3049427B2 (ja) * 1998-10-21 2000-06-05 株式会社ハイデン研究所 正負パルス式高周波スイッチング電源
US6744649B1 (en) * 2002-12-27 2004-06-01 System General Corp. Zero switching power converter operable as asymmetrical full-bridge converter
JP2005327213A (ja) 2004-05-17 2005-11-24 Shin Etsu Polymer Co Ltd 文書検索方法、文書検索プログラム及び文書検索システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10295086A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 高圧電源装置
JP2002343542A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Fuji Xerox Co Ltd 電磁誘導加熱用制御装置、電磁誘導加熱装置および画像形成装置
JP2004088818A (ja) * 2002-08-22 2004-03-18 Fujitsu Ltd Dc/dcコンバータの制御回路及びdc/dcコンバータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009025154A1 (ja) * 2007-08-22 2009-02-26 Sanken Electric Co., Ltd. 交流電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7916509B2 (en) 2011-03-29
WO2007055265A1 (ja) 2007-05-18
JP4682813B2 (ja) 2011-05-11
US20090141525A1 (en) 2009-06-04
CN101297467B (zh) 2012-05-09
CN101297467A (zh) 2008-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100894667B1 (ko) 정부전원 발생 장치 및 반도체 장치
JP2018102119A (ja) 絶縁型dc/dcコンバータ
TWI763720B (zh) 用於將輸入電壓轉換成輸出電壓的功率轉換器及方法
US9825553B2 (en) Voltage regulation in resonant power wireless receiver
JP2006158067A (ja) 電源ドライバ回路
JP2010288334A (ja) スイッチング電源装置及び半導体装置
JP2005039934A (ja) カレントトランスにより制御する同期整流型電源コンバータ
JP4682813B2 (ja) 電源装置
JPS6348207B2 (ja)
JP6155179B2 (ja) 整流装置、オルタネータおよび電力変換装置
JP3344479B2 (ja) チョッパ型スイッチング電源
JP2011087235A (ja) 電圧制御型トランジスタのゲートドライブ回路
Zhang et al. A MOSFET's driver applied to high-frequency switching with wide range of duty cycles
JP2006353095A (ja) 電源装置及びその制御回路並びに制御方法
JP4682798B2 (ja) 電源装置
US7564231B2 (en) Switching power supply source
CN110829801A (zh) 用于控制电源转换器的电路和方法
RU2396686C2 (ru) Стабилизированный преобразователь напряжения
KR20010093856A (ko) 동기 플라이백 컨버터
JP2002354831A (ja) 交流電圧発生装置
JPH10301644A (ja) 電源装置
JP5829970B2 (ja) ステップダウン型電圧変換器
JP2001190070A (ja) スイッチング電源装置
JP2000184702A (ja) 電源装置
Burwen Parallelable PWM amplifier

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081021

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees