JP2007135335A - エネルギー供給装置、エネルギー供給方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】走行する移動体の速度に基づいてエネルギーを供給するエネルギー供給装置、エネルギー供給方法を提供すること。
【解決手段】移動中の移動体1にエネルギーを供給するエネルギー供給装置10において、移動体1の移動速度に基づきエネルギーの送信方法を決定する送信方法決定部13を有することを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】移動中の移動体1にエネルギーを供給するエネルギー供給装置10において、移動体1の移動速度に基づきエネルギーの送信方法を決定する送信方法決定部13を有することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、移動中の移動体に対してエネルギーを供給するエネルギー供給装置及びエネルギー供給方法に関する。
移動中の移動体に対してエネルギーが供給できればエネルギー補給のために停止したりエネルギー切れによる停止が回避でき便利である。このため、移動中の自動車や電車(以下、単に移動体という)などに対しエネルギーを供給するエネルギー供給装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1では、道路上に設けられたエネルギー供給装置から走行する移動体にマイクロウェーブを送信し、移動体は受信したマイクロウェーブを電気に変換しバッテリに蓄える。移動体は移動体の通行経路に沿って配置されたエネルギー供給装置からマイクロウェーブを介してエネルギーを補給できるので、エネルギー補給のために停止しなくとも連続走行が可能となる。
また、移動体の移動する経路に沿って給電区間と無給電区間を設け、給電区間でのみ給電するエネルギー供給装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2では、移動体が給電区間を走行することをエネルギー供給装置が検出して移動体が走行している間だけ給電区間でエネルギーを供給するため、移動体の有無にかかわらず常にエネルギーを供給する場合に比べ、エネルギーの送信効率を向上できる。
特開平4−271201号公報
特開平7−067206号公報
しかしながら、従来のエネルギー供給装置は、移動体の走行状態、特に走行速度を考慮せずにエネルギーを供給するため、移動体が供給されるために適切なエネルギー量に対して送信するエネルギー量が過大または過少といった状況が生じている。
特許文献2のように給電区間が設けられていた場合、移動体の速度が変わると、給電区間を通過する時間(給電時間)及び走行時の消費パワーも変化する。例えば、エネルギーの供給時間は、給電区間の移動体の通過時間(距離/走行速度)として求められる。すなわち、供給時間は走行速度に反比例する。
これに対し消費エネルギーと走行速度の関係は図1のような傾向を示す。なお、図1は移動体が勾配のない路面を定速で走行した場合の消費エネルギーである。図1に示すように、消費エネルギーは走行速度に対し指数関数的に上昇する。
したがって、移動体が必要とするエネルギー量(例えば、蓄電池の空き容量)が既知とすると、エネルギー供給装置は移動体の速度に基づき供給時間や給電区間通過時に移動体が消費するエネルギー量を考慮して、その区間で移動体が得るべきエネルギー量を送信するように制御することが好ましい。
本発明は、上記問題に鑑み、走行する移動体の速度に基づいてエネルギーを供給するエネルギー供給装置、エネルギー供給方法を提供することを目的とする。
上記問題に鑑み、本発明は、移動中の移動体にエネルギーを供給するエネルギー供給装置において、移動体の移動速度(走行速度V)に基づき前記エネルギーの送信方法を決定する送信方法決定部を有することを特徴とする。
本発明によれば、移動体の走行速度に基づき、適切なエネルギー量を移動体に送信することができる。
また、本発明の一形態において、エネルギーの給電区間の長さが定まっている場合、送信方法決定部は給電区間の長さ及び移動速度に基づき、移動体に送信する送信エネルギーの大きさを決定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、給電区間を走行している間に所定のエネルギー量を送信できるように送信エネルギーを決定するので、効率よくエネルギーを供給できる。
また、本発明の一形態において、エネルギーの給電区間の送信エネルギーの大きさが定まっている場合、送信方法決定部は送信エネルギーの大きさ及び移動速度に基づき給電距離を決定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、送信エネルギーの大きさに基づき給電距離を決定できるので、効率よくエネルギーを供給できる。
また、本発明の一形態において、送信方法決定部は移動体のエネルギー受信効率に基づき送信エネルギーの大きさを決定し、決定された送信エネルギーの大きさ及び移動速度に基づき給電距離を決定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、移動体のエネルギー受信効率に基づき送信エネルギーの大きさ及び給電距離を決定するので、効率よくエネルギーを供給できる。
また、本発明の一形態において、移動体の消費エネルギーを決定する詳細情報を該移動体から受信する受信手段を有し、送信方法決定部は、受信手段により受信された詳細情報を利用して、移動体に送信する送信エネルギーの大きさを決定する。そして、送信したエネルギーの量に基づき料金を決定する料金決定部を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、消費エネルギーを詳細に演算することで料金の決定が可能となり、利用するエネルギーに応じて料金の徴収が可能となる。
また、本発明の一形態において、移動体と通信する送受信機を有し、送信方法決定部は、エネルギーの給電区間の長さ又は送信エネルギーの大きさに応じてエネルギーを所定量、移動体に送信するための走行速度を演算し、演算された走行速度を送受信機により移動体に送信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、移動体を適切な走行速度に誘導できるので、送信方法に応じて効率よくエネルギーを送信できる。
走行する移動体の速度に基づいてエネルギーを供給するエネルギー供給装置、エネルギー供給方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら実施例を上げて説明する。図2は、経路2に敷設されたエネルギー供給システムの概略構成図を示す。エネルギー供給装置10は、移動体1の経路2に敷設されている。経路2は例えば道路であるが、ガードレールや信号機に配設されていてもよい。
エネルギー供給装置10は、送受信機5及びエネルギー供給手段6、これらと接続されエネルギー供給を制御する制御装置7とを有する。本実施の形態では、1つの送受信機5と一つのエネルギー供給手段6とを1組として取り扱う。なお、制御装置7は、1組の送受信機5及びエネルギー供給手段6だけでなく、すべてを図示していない複数の送受信機5及びエネルギー供給手段6の組を制御する。
各エネルギー供給手段6は給電線3に接続されており、給電線3を流れる電流を移動体1に送信可能な形態(エネルギー)に変換して移動体1に送信する。また、各送受信機5はネットワーク4に接続されており、制御装置7の制御により移動体1との通信が可能となっている。
複数の送受信機5及びエネルギー供給手段6を移動体1の走行方向に並べておけば、エネルギーの供給を連続的に行うことができる。高速道路などで、すべての車線にエネルギー供給装置10を敷設したり、エネルギーを供給する走行車線を設けることで、エネルギーを連続的に供給することが容易に行える。
移動体1は、電気エネルギーを用いて走行することができる自動車や電車であり、走行中はエネルギー供給装置10から供給されるエネルギーを電気エネルギーとして補給する。このような移動体1の一形態としては、電気モータの駆動力によって走行する電気自動車や、電気モータと内燃機関との駆動力を用いて走行するハイブリッド車などがある。
移動体1は、電気エネルギーを蓄積しておくエネルギー蓄積手段となるバッテリを搭載している。バッテリは、以下に説明するエネルギー供給装置10から走行中に供給されるエネルギーによって充電されるだけでなく、停車中にコネクタなどを接続して直接充電されることもある。また、移動体1がハイブリッド車である場合は、制動時に回生発電される電力や内燃機関によって発電された電力も充電される。
移動体1は、車両前方部(通常の走行方向に対して前側)のフロア下にエネルギー供給装置10との通信を行うための送受信機9を有している。また、移動体1は、車室のフロア下にエネルギー供給装置10から供給されるエネルギーを取得するエネルギー取得手段8を備えている。エネルギー取得手段8は、バッテリと接続されており、供給されたエネルギーを電気エネルギーに変換した後、バッテリに充電する。
送受信機9は、移動体1の送受信機5と通信を行うもので、エネルギー補給装置20の送信手段、兼、受信手段となる。移動体1の送受信機9は、エネルギー供給装置10の送受信機5と通信を行い、移動体1から移動体1の車両速度や充電残量、識別情報など車両情報をエネルギー供給装置10に送信したり、エネルギー供給装置10はエネルギー供給装置10の情報を移動体1に送信できる。
エネルギー供給手段6は、車両進行方向から見て送受信機5よりも後方に配置されている。エネルギー供給手段6は、磁界を発生させるコイルを有しており、給電線3から送信される交流電流を給電されて磁界を発生させる。
一方、移動体1のエネルギー取得手段8は誘導コイルを有している。誘導コイルは、エネルギー供給手段6によって発生された磁界中を移動体1が通過するときの磁束の変化によって電力を発生させ、この電力でバッテリが充電される。
したがって、移動体1の送受信機9とエネルギー取得手段8の配置と、エネルギー供給装置10の送受信機5とエネルギー供給手段6の配置は逆になっている。このため、移動体1が走行すると、移動体1の送受信機9とエネルギー供給装置10の送受信機5が対向する位置となり、このとき移動体1とエネルギー供給装置10との間で通信が行われる。本実施の形態のエネルギー供給装置10は移動体1の走行速度V及び必要エネルギー量U等に基づき送信するエネルギーの大きさ、給電距離(以下、単に送信方法ということがある)を最適化する。
このため、エネルギー供給装置10は、移動体1から走行速度V及び必要エネルギー量U等の情報を取得する。エネルギー供給装置10は走行速度V及び必要エネルギー量U等に基づきエネルギーの送信方法を選択し、さらに移動体1が前進し、移動体1のエネルギー取得手段8とエネルギー供給装置10のエネルギー供給手段6とが対向する位置となると、エネルギー供給装置10が移動体1に対してエネルギーを供給する。
図3は制御装置7の機能構成図を示す。なお、図3において図2と同一部分には同一の符号を付した。制御装置7は、移動体情報検出部11、移動体消費パワー演算部12及び送信方法決定部13とを有する。
移動体情報検出部11は、移動体1から送信される走行速度V及び必要エネルギー量Uにかかる情報から走行速度V、必要エネルギーUを検出する。車両速度Vは、車両速度Vそのものが送信された場合には送信された車両速度Vを使用し、位置情報が送信された場合には経時的に変化する位置情報に基づき車両速度Vを算出する。また、所定の区間、例えば、直前のエネルギー供給装置10から次のエネルギー供給装置10までの走行時間に基づき算出してもよい。また、必要エネルギーUは例えば移動体1のバッテリの空き容量である。
移動体消費パワー演算部12は移動体の消費エネルギーP1を演算する。消費エネルギーP1は図1のようなマップを利用してもよいし、次式のような式を用いて算出してもよい。
消費エネルギーP1=(転がり抵抗+空気抵抗+勾配抵抗+加速度抵抗)×車両速度V 〜(1)
転がり抵抗と空気抵抗は移動体の車種により既知となり、勾配抵抗はエネルギー供給装置10の設置場所により既知である。加速度抵抗は考慮しないか、およその定数又は車両加速度の関数として与える。転がり抵抗及び空気抵抗は、車両速度V及び必要エネルギー量Uと共にエネルギー供給装置10に送信されてもよいし、識別情報に基づき制御装置7が抽出してもよい。
消費エネルギーP1=(転がり抵抗+空気抵抗+勾配抵抗+加速度抵抗)×車両速度V 〜(1)
転がり抵抗と空気抵抗は移動体の車種により既知となり、勾配抵抗はエネルギー供給装置10の設置場所により既知である。加速度抵抗は考慮しないか、およその定数又は車両加速度の関数として与える。転がり抵抗及び空気抵抗は、車両速度V及び必要エネルギー量Uと共にエネルギー供給装置10に送信されてもよいし、識別情報に基づき制御装置7が抽出してもよい。
送信方法決定部13は、エネルギー供給手段6による送信方法、具体的には給電距離L及び送信エネルギーPを算出する。これらの算出方法は、エネルギー供給装置10の供給形態が、
・給電距離Lが固定の場合、
・送信エネルギーPが固定の場合、
・給電区間Lと送信エネルギーPが可変の場合、
のいずれかによって異なる。送信方法決定部13は、給電距離Lが固定の場合には送信エネルギーPを、送信エネルギーPが固定の場合には給電距離Lを、給電区間Lと送信エネルギーPが可変の場合には、給電距離Lと送信エネルギーPを決定する。以下、3つの送信方法について説明する。
・給電距離Lが固定の場合、
・送信エネルギーPが固定の場合、
・給電区間Lと送信エネルギーPが可変の場合、
のいずれかによって異なる。送信方法決定部13は、給電距離Lが固定の場合には送信エネルギーPを、送信エネルギーPが固定の場合には給電距離Lを、給電区間Lと送信エネルギーPが可変の場合には、給電距離Lと送信エネルギーPを決定する。以下、3つの送信方法について説明する。
本実施例では給電距離Lが固定の場合のエネルギーの送信について説明する。給電距離Lが固定の場合とは、エネルギー供給装置10が移動体1の経路に沿って間隔を置いて敷設されているような場合である。図4は給電距離Lが固定の場合の経路2に敷設されたエネルギー供給システムの概略構成図を示す。なお、図4において図2と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
図4に示すように給電区間Lは、エネルギー供給手段6の車両進行方向の経路長に所定の距離、配置されている。なお、各エネルギー供給装置10毎に異なっていてもよいものである。給電区間Lは予め制御装置7に既知である。
まず、送信方法決定部13は給電時間を算出する。車両の走行速度Vは移動体情報検出部11により検出されているので、給電時間Tは次のようにして算出できる。
給電時間T=給電距離L/走行速度V
したがって、必要エネルギー量Uを満たすための充填エネルギーP2は次のようにして算出できる。
充填エネルギーP2=必要エネルギー量U/給電時間T
送信するエネルギーPは消費エネルギーP1と充填エネルギーP2を併せたものであるので、送信エネルギーPは次のようにして算出される。
送信エネルギーP=消費エネルギーP1 + 充填エネルギーP2
送信方法決定部13は以上のようにして送信エネルギーPを算出する。なお、送信エネルギーP、消費エネルギーP1、充填エネルギーP2の単位は例えば〔W(ワット)〕、必要エネルギー量Uの単位は〔J(ジュール)=Ws〕である。
給電時間T=給電距離L/走行速度V
したがって、必要エネルギー量Uを満たすための充填エネルギーP2は次のようにして算出できる。
充填エネルギーP2=必要エネルギー量U/給電時間T
送信するエネルギーPは消費エネルギーP1と充填エネルギーP2を併せたものであるので、送信エネルギーPは次のようにして算出される。
送信エネルギーP=消費エネルギーP1 + 充填エネルギーP2
送信方法決定部13は以上のようにして送信エネルギーPを算出する。なお、送信エネルギーP、消費エネルギーP1、充填エネルギーP2の単位は例えば〔W(ワット)〕、必要エネルギー量Uの単位は〔J(ジュール)=Ws〕である。
図5は給電距離Lが固定の場合のエネルギーの送信制御を示すフローチャート図である。制御装置7は移動体1がいずれかのエネルギー供給装置10に接近したか否かを判定する(S11)。移動体1の検出は、移動体1がGPS(Global Positioning System)から得た位置情報をエネルギー供給装置10に送信し、エネルギー供給装置10が該位置情報に基づき行ってもよいし、エネルギー供給装置10の送受信機5が近距離(例えば1m)に発信する電波に移動体1の送受信機9が応答することで検出してもよいし、経路2に設けた圧力検知装置により移動体の重量が検知されることで検出してもよい。
移動体1が検出されると移動体情報検出部11が走行速度V及び必要エネルギー量Uを検出する(S12)。本実施例では走行速度Vは、直前のエネルギー供給装置10から次のエネルギー供給装置10までの走行時間とその距離に基づき算出する。また、移動体情報検出部11は必要エネルギー量Uと共に、移動体1の転がり抵抗及び空気抵抗の情報を受信している。
ついで、移動体消費パワー演算部12は、式(1)により移動体1の消費エネルギーP1を演算する(S13)。ついで、送信方法決定部13は上記のように送信エネルギーPを算出する(S14)。
エネルギー供給手段6は給電区間Lを走行する移動体に算出された送信エネルギーPでエネルギーを送信する(S15)。具体的には送信エネルギーPとなるようにエネルギー供給手段6のコイルに交流電流を流し磁界を発生させる。そして移動体1は、エネルギー供給手段6によって発生された磁界中を通過して磁束の変化による電力をバッテリに充電する。
本実施例によれば給電区間を走行している間に所定のエネルギー量を送信できるように送信エネルギーを決定するので、効率よくエネルギーを供給できる。
本実施例では、送信エネルギーPが固定の場合のエネルギーの送信について説明する。送信エネルギーPが固定の場合とは、エネルギー供給手段6の送信エネルギー(送信パワー)が略一定である場合である。したがって、送信エネルギーPが固定の場合には、給電時間Tを調整してエネルギーPを移動体1に送信する。
図6は送信エネルギーPが固定の場合の経路2に敷設されたエネルギー供給システムの概略構成図を示す。なお、図6において図2と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
本実施例のエネルギー供給装置10は、移動体1の経路の略全長に送受信機5とエネルギー供給手段6が敷設されている点で図4と異なる。また、図4では複数のエネルギー供給装置10を1つの制御装置7により制御することとしたが、図6では各エネルギー供給装置10に制御装置7が備えられている。
図6のエネルギー供給手段6は、1つのエネルギー供給装置10において一定の送信エネルギーPを有するものである。このため、送信エネルギーPを移動体1に送信するためには給電区間Lを調整することとなる。給電区間Lは、複数のユニットから構成されるエネルギー供給手段6のうち、通電するユニット数により調整できる。
制御装置7の機能構成図は図3と同じである。したがって、移動体情報検出部11が走行速度V及び必要エネルギー量Uを検出し、移動体消費パワー演算部12が消費エネルギーP1を演算する。そして、本実施例では送信方法決定部13が給電距離Lを決定する。
給電区間Lは以下のように決定される。実施例1から、
エネルギーP=消費エネルギーP1 + 充填エネルギーP2
充填エネルギーP2=必要エネルギー量U/給電時間T
であるので、充填エネルギーP2を消去できる。また、
給電時間T=給電距離L/走行速度V
であるので、給電時間Tを消去できる。以上から給電距離Lは、
L=UV/(P−P1)
となる。送信エネルギーPは各エネルギー供給装置10に応じて既知である。
エネルギーP=消費エネルギーP1 + 充填エネルギーP2
充填エネルギーP2=必要エネルギー量U/給電時間T
であるので、充填エネルギーP2を消去できる。また、
給電時間T=給電距離L/走行速度V
であるので、給電時間Tを消去できる。以上から給電距離Lは、
L=UV/(P−P1)
となる。送信エネルギーPは各エネルギー供給装置10に応じて既知である。
図7は送信エネルギーPが固定の場合のエネルギーの送信制御を示すフローチャート図である。なお、図7において図5と同一ステップには同一の符号を付し、その説明は簡単に行う。
まず、制御装置7は移動体1がいずれかのエネルギー供給装置10に接近したか否かを判定する(S11)。移動体1が検出されると移動体情報検出部11が走行速度V及び必要エネルギー量Uを検出する(S12)。本実施例では走行速度Vは、直前のエネルギー供給装置10から次のエネルギー供給装置10までの走行時間とその距離に基づき算出する。
ついで、移動体消費パワー演算部12は、式(1)により移動体1の消費エネルギーP1を演算する(S13)。
ついで、送信方法決定部13は上記のように給電距離Lを算出する(S21)。エネルギー供給手段6は走行する移動体1に算出された給電距離Lの間、エネルギーを送信する(S22)。
本実施例によれば、移動体1の走行経路に沿って給電区間がほぼ全体に渡って敷設されていても、各移動体に必要な給電距離のみエネルギーを送信するので効率よくエネルギーを送信できる。また、送信エネルギーPが固定であるのでエネルギー送信手段6の構成を簡易にできコストを低減できる。
本実施例では、送信エネルギーP及び給電距離Lが可変の場合のエネルギーの送信について説明する。送信エネルギーPと給電距離Lの双方が可変であるので、エネルギーの伝達効率のよい送信エネルギーでエネルギーを供給できる。
図8は送信エネルギーP及び給電距離Lが可変の経路2に敷設されたエネルギー供給システムの概略構成図を示す。なお、図8において図2と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
本実施例のエネルギー供給装置10は、移動体1の経路の略全長が給電区間となっている点で図4と異なる。また、制御装置7は送受信機7aを備え、移動体1の送受信機9と通信する構成となっている。送受信機9と送受信機7aは、公衆電話網、無線LAN等により通信する。
本実施例のエネルギー供給装置10は、制御装置7が、ある程度の長さのエネルギー供給手段6に対し1つであるので、移動体1の位置を検出することが必要となる。制御装置7は、移動体1の位置情報及び識別情報を受信することで移動体1の位置を検出する。したがって、移動体1は車検証情報など移動体に固有の識別情報を位置情報と共に送受信機7に送信する。移動体1はGPSにより検出された位置情報を送受信機9を介して送受信機7aへ送信する。
制御装置7の機能構成図は図3と同様である。本実施例の移動体情報検出部11は、移動体1から位置情報、必要エネルギー量U、識別情報を抽出する。移動体1の走行速度Vは移動体1から走行速度をそのまま受信してもよいし、位置情報の時間変化に基づき算出してもよい。
送信方法決定部13は、移動体消費パワー演算部12が演算した消費エネルギーP1と必要エネルギー量Uに基づき、送信エネルギーPを決定する。ところで、移動体1はエネルギー受信効率のよい送信エネルギーP(ideal)を有する。すなわち、送信エネルギーが小さいと電磁誘導による起電力が十分でなく、また、送信エネルギーが大きいと起電力に変換しきれない損失量が多くなる。送信エネルギーP(ideal)は一定の値に限られず所定の幅を有するものである。また、エネルギーの受信効率が良好となるのは、移動体1のエネルギー取得手段8がエネルギー供給手段6と対向する場合である。
したがって、移動体1のエネルギー取得手段8がエネルギー供給手段6と対向する状態になった場合に送信エネルギーP(ideal)でエネルギーを送信することが好適となる。また、エネルギー取得手段8がエネルギー供給手段6と対向した時に送信エネルギーP(ideal)を送信するよりも移動体1の接近及び離隔に伴い徐々に送信エネルギーを増減した方が損失が少ない。
そこで、送信方法決定部13は、図9に示すように送信エネルギーP(ideal)を設定し移動体1の前後に強度が分布したエネルギーを送信エネルギーPとして決定する。以下、図9のような送信エネルギーPを送信エネルギーF(Pi)という。図9(a)はなだらかに送信エネルギーF(Pi)が変化する場合を、図9(b)は階段状に送信エネルギーF(Pi)が変化する場合を、それぞれ示す。また、エネルギーの強度は移動体1の前後で対称でなくてもよい。
送信方法決定部13は、F(Pi)に基づき給電距離Lを決定する。
L=UV/(F(Pi)−P1)
送信エネルギーP(ideal)は、移動体1が送信する識別情報が含むエネルギー取得手段8の型式に基づき決定してもよいし、移動体1が送信エネルギーP(ideal)をエネルギー供給装置10に送信してもよい。なお、エネルギーの送信制御を示すフローチャート図は図7と同様であるので説明を省略する。
L=UV/(F(Pi)−P1)
送信エネルギーP(ideal)は、移動体1が送信する識別情報が含むエネルギー取得手段8の型式に基づき決定してもよいし、移動体1が送信エネルギーP(ideal)をエネルギー供給装置10に送信してもよい。なお、エネルギーの送信制御を示すフローチャート図は図7と同様であるので説明を省略する。
本実施例によれば、移動体の走行速度及びそのエネルギー受信効率に適したエネルギー供給が可能となる。また、各移動体に必要な給電距離のみエネルギーを送信するので効率よくエネルギーを送信できる。
実施例1〜3ではエネルギーの送信方法について説明したが、本実施例では、消費エネルギーP1のより詳細な演算方法について説明する。消費エネルギーP1を詳細に演算することで移動体1からの料金徴収が可能となる。なお、本実施例のエネルギー供給装置10は、実施例1〜3のエネルギーの送信方法の形態に関わらず適用可能である。
図10は本実施例における制御装置7の機能構成図を示す。なお、図10において図3と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図10の制御装置7は料金決定部14を有する点で図3の制御装置7と異なる。また、移動体消費パワー演算部12の消費エネルギーP1の演算方法が異なる。
本実施例では移動体1の消費エネルギーを式(2)により算出する。
消費エネルギーP1=(転がり抵抗+空気抵抗+勾配抵抗+加速度抵抗)×重力加速度G×車両速度V 〜(2)
本実施例では、式(1)の各項をより詳細に演算する。演算のために制御装置7は、移動体1の走行速度等と共に移動体1の、
車重M、全面投影面積A、Cd値(空気抗力係数)、転がり抵抗係数Rr
等、消費エネルギーP1を決定する詳細情報を移動体1から受信しておく。
消費エネルギーP1=(転がり抵抗+空気抵抗+勾配抵抗+加速度抵抗)×重力加速度G×車両速度V 〜(2)
本実施例では、式(1)の各項をより詳細に演算する。演算のために制御装置7は、移動体1の走行速度等と共に移動体1の、
車重M、全面投影面積A、Cd値(空気抗力係数)、転がり抵抗係数Rr
等、消費エネルギーP1を決定する詳細情報を移動体1から受信しておく。
転がり抵抗は車重Mと転がり抵抗係数Rrの積の関数(例えば定数を掛けた)となる。空気抵抗は、全面投影面積A、Cd値、空気密度及び走行速度Vの関数(例えば定数を掛けた)となる。また、勾配抵抗はそのエネルギー供給装置10の設置場所により決定できる。加速度抵抗は考慮しないか、およその定数又は車両加速度の関数として与える。また、重力加速度Gは定数である。
消費エネルギーP1が詳細に演算されたので、以降は実施例1〜3と同様に送信方法選択部13が3つのエネルギーの送信方法に応じて送信エネルギーP若しくは給電距離Lのいずれか、又は両方を制御してエネルギーを送信する。
料金決定部14は移動体1に送信したエネルギーの量に基づきエネルギーの料金を決定する。送信したエネルギーの量は、送信エネルギーPと送信時間に基づき算出できる。送信時間は、給電距離Lと走行速度Vにより算出してもよいし、料金算出時はすでに送信時間が明らかなためその値を使用してもよい。
料金決定部14は、
送信エネルギーP×送信時間×単価
等、予め定められた算出方法により料金を決定できる。
送信エネルギーP×送信時間×単価
等、予め定められた算出方法により料金を決定できる。
料金決定部14が決定した料金の料金情報は、エネルギー供給システムのサーバに公衆電話網、LAN等のネットワークを介して車両の識別情報と共に送信される。移動体1とエネルギー供給装置10が通信し、直接移動体1に料金情報を送信してもよい。なお、移動体1に送信されたエネルギーの料金は運転者の口座から引き落とされたりクレジット会社から支払われる。
本実施例によれば、消費エネルギーP1を詳細に演算することで料金の決定が可能となり、利用するエネルギーに応じて料金の徴収が可能となる。
実施例1ないし4では移動体1が任意の速度で走行した状態でエネルギーを供給することとしたが、移動体1は停止したり極端に走行速度を落とさなければ、走行速度Vを調整しても運転者が不便を感じたり目的地までの到達時間が大幅に伸びることもない。本実施例では、移動体1がエネルギーの送信に適した速度になるように誘導するエネルギー供給装置10について説明する。
移動体1が走行速度Vを調整するので、エネルギーの送信方法は、実施例1のように給電区間Lが固定であってもよいし、実施例2のように送信エネルギーPが固定であってもよいし、また、実施例3のようにいずれもが可変であってもよい。
制御装置7の機能構成図は図3と同様であるが、送信方法決定部13がエネルギーの送信に適当な走行速度Vを算出する点で異なる。走行速度Vの算出について説明する。
送信エネルギーP=消費エネルギーP1 + 充填エネルギーP2
であり、また、消費エネルギーP1は移動体消費パワー演算部12により演算される。また、充填エネルギーP2=必要エネルギー量U/給電時間T であり、給電時間T=給電距離L/走行速度V であるので、走行速度Vは次のように表せる。
走行速度V = (L/U)×(P−P1) 〜(3)
すなわち、送信方法決定部13は式(3)に基づき走行速度Vを算出する。
であり、また、消費エネルギーP1は移動体消費パワー演算部12により演算される。また、充填エネルギーP2=必要エネルギー量U/給電時間T であり、給電時間T=給電距離L/走行速度V であるので、走行速度Vは次のように表せる。
走行速度V = (L/U)×(P−P1) 〜(3)
すなわち、送信方法決定部13は式(3)に基づき走行速度Vを算出する。
式(3)には給電距離L及び送信エネルギーPが含まれているので、給電距離L及び送信エネルギーPに応じて、走行速度Vは次のように決定できる。
・給電距離L及び送信エネルギーPが可変の場合
移動体1のエネルギー受信効率に応じて送信エネルギーPを決定し、給電区間Lは過大又は過小とならないように設定し走行速度Vを算出する。
・送信エネルギーPが固定の場合
給電区間Lは過大又は過小とならないように設定し走行速度Vを算出する。
・給電距離Lが固定の場合
移動体1のエネルギー受信効率に応じて送信エネルギーPを決定し走行速度Vを算出する。
・給電距離L及び送信エネルギーPが固定の場合
式(3)により走行速度Vを算出する。
・給電距離L及び送信エネルギーPが可変の場合
移動体1のエネルギー受信効率に応じて送信エネルギーPを決定し、給電区間Lは過大又は過小とならないように設定し走行速度Vを算出する。
・送信エネルギーPが固定の場合
給電区間Lは過大又は過小とならないように設定し走行速度Vを算出する。
・給電距離Lが固定の場合
移動体1のエネルギー受信効率に応じて送信エネルギーPを決定し走行速度Vを算出する。
・給電距離L及び送信エネルギーPが固定の場合
式(3)により走行速度Vを算出する。
なお、経路に制限速度がある場合、制限速度以下となるように走行速度Vを算出する。また、給電距離L及び送信エネルギーPが固定の場合を除き、移動体1の現在の走行速度Vを考慮して、誘導する走行速度Vが乖離しないように給電距離L又は送信エネルギーPを設定してもよい。
図11は移動体1がエネルギーの送信に適した速度になるように誘導するエネルギー供給装置のエネルギーの送信制御を示すフローチャート図である。なお、図11において図5と同一ステップには同一の符号を付し、その説明は簡単に行う。
まず、制御装置7は移動体1がいずれかのエネルギー供給装置10に接近したか否かを判定する(S11)。移動体1が検出されると移動体情報検出部11が走行速度V及び必要エネルギー量Uを検出する(S12)。本実施例では走行速度Vは必要ないが、交通状態を把握するために検出するものとする。走行速度Vは直前のエネルギー供給装置10から次のエネルギー供給装置10までの走行時間とその距離に基づき算出する。
ついで、移動体消費パワー演算部12は、式(1)又は(2)により移動体1の消費エネルギーP1を演算する(S13)。
ついで、送信方法決定部13は上記のように、エネルギーの送信方法に応じて走行速度Vを算出する(S31)。そして、制御装置7は送受信機5を介して移動体1に走行速度Vを送信する。移動体1は自動的に走行速度Vになるように、例えば、スロットル開度を調整する。また、例えば、カーナビの表示装置に走行速度Vを表示し、運転者の操作により速度調整されてもよい。
移動体の速度が走行速度Vになると、エネルギー供給手段6は走行する移動体1に給電距離Lの間、エネルギーを送信する(S33)。
本実施例によれば、エネルギー供給装置10のエネルギーの送信方法に関わらず、移動体1を適切な走行速度に誘導できるので、送信方法に応じて効率よくエネルギーを送信できる。
以上のように、本実施の形態のエネルギー供給装置は、走行する移動体の速度に基づいて送信エネルギーを決定し、効率よくエネルギーを送信できる。また、本実施の形態では、送信エネルギーを電磁誘導で送信することとしたが、マイクロウェーブにより送信してもよい。また、移動体1として車両に基づき説明したが、電力より移動する移動体に対し適用できる。
1 移動体
2 経路
3 給電線
4 ネットワーク
5、9 送受信機
6 エネルギー供給手段
7 制御装置
8 エネルギー取得手段
2 経路
3 給電線
4 ネットワーク
5、9 送受信機
6 エネルギー供給手段
7 制御装置
8 エネルギー取得手段
Claims (12)
- 移動中の移動体にエネルギーを供給するエネルギー供給装置において、
前記移動体の移動速度に基づき前記エネルギーの送信方法を決定する送信方法決定部を有することを特徴とするエネルギー供給装置。 - 前記エネルギーの給電区間の長さが定まっている場合、前記送信方法決定部は前記給電区間の長さ及び前記移動速度に基づき、前記移動体に送信する送信エネルギーの大きさを決定する、
ことを特徴とする請求項1記載のエネルギー供給装置。 - 前記エネルギーの給電区間の送信エネルギーの大きさが定まっている場合、前記送信方法決定部は前記送信エネルギーの大きさ及び前記移動速度に基づき給電距離を決定する、
ことを特徴とする請求項1記載のエネルギー供給装置。 - 前記送信方法決定部は前記移動体のエネルギー受信効率に基づき前記送信エネルギーの大きさを決定し、
決定された送信エネルギーの大きさ及び前記移動速度に基づき給電距離を決定する、
ことを特徴とする請求項1記載のエネルギー供給装置。 - 前記移動体の前記移動速度を検出する移動体情報検出部を有し、
前記移動体情報検出部は、
a)前記移動体が所定区間を走行する時間に基づき、
b)前記移動体から速度情報を受信して、
c)前記移動体から受信した位置情報に基づき、
のいずれかにより前記走行速度を検出する、
ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のエネルギー供給装置。 - 前記移動体の消費エネルギーを決定する詳細情報を該移動体から受信する受信手段を有し、
前記送信方法決定部は、前記受信手段により受信された前記詳細情報を利用して、前記移動体に送信する送信エネルギーの大きさを決定する、
ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のエネルギー供給装置。 - 送信した前記エネルギーの量に基づき料金を決定する料金決定部を有する、ことを特徴とする請求項6記載のエネルギー供給装置。
- 前記移動体と通信する送受信機を有し、
前記送信方法決定部は、前記エネルギーの給電区間の長さ又は前記送信エネルギーの大きさに応じて前記エネルギーを所定量、前記移動体に送信するための走行速度を演算し、
演算された前記走行速度を前記送受信機により前記移動体に送信する、
ことを特徴とする請求項1記載のエネルギー供給装置。 - 移動中の移動体にエネルギーを供給するエネルギー供給方法において、
送信方法決定部により前記移動体の移動速度に基づき前記エネルギーの送信方法を決定する送信方法決定ステップを有する、
ことを特徴とするエネルギー供給方法。 - 前記エネルギーの給電区間の長さが定まっている場合、前記送信方法決定ステップでは、前記給電区間の長さ及び前記移動速度に基づき、前記移動体に送信する送信エネルギーの大きさを決定する、
ことを特徴とする請求項9記載のエネルギー供給方法。 - 前記エネルギーの給電区間の送信エネルギーの大きさが定まっている場合、前記送信方法決定ステップでは、前記送信エネルギーの大きさ及び前記移動速度に基づき給電距離を決定する、
ことを特徴とする請求項9記載のエネルギー供給方法。 - 前記送信方法決定ステップは、前記移動体のエネルギー受信効率に基づき前記送信エネルギーの大きさを決定するステップと、
決定された送信エネルギーの大きさ及び前記移動速度に基づき給電距離を決定するステップと、
を有することを特徴とする請求項9記載のエネルギー供給方法。
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