JP2007134994A - 電力増幅器および増幅方法 - Google Patents

電力増幅器および増幅方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 回路構成が簡単な高周波用の高効率な電力増幅器を提供する。
【解決手段】 入力端子Iから入力されハイブリッド3aで2分された各入力信号は、レベル検波器1が検波した入力信号レベルによって逆極性の位相変化を与える制御器2からの位相制御信号が加えられる各可変位相器4a、4bに入力される。そして可変位相器4a、4bからの出力信号はアンプ6a、6bで増幅され、その各アンプの出力は、反射終端Rを有するハイブリッド3bに入力され、アンプ6a、6bは、反射終端Rからの反射信号により出力電圧が飽和電圧を保つように動作することにより高効率を保つ動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高周波の高効率な電力増幅器に関する。
近年、ギガヘルツオーダーの高周波でCDMA、OFDM等の変調を行った広帯域(高速)通信が行われるようになった。これらの無線通信では出力段の電力増幅器は平均電力に対するピーク電力が高い信号を増幅しなければならないので電力増幅器の飽和レベルを高くする(バックオフをとる)必要が有る。しかし、増幅器の効率は飽和レベルからバックオフをとって使用すると効率が低下する。
この効率改善を図る手段の1つとして負荷変調(LOAD MODULATION)という方法がある。負荷変調は、出力レベルが低下した時に、電力増幅器の見かけ上の負荷を高くし、電圧は飽和電圧レベルを保つことにより高い効率を保つ方法である。その代表例としてドハティアンプがあるが(例えば、特許文献1。)、ドハティアンプは回路設計パラメータの最適化が難しいという問題があり、また、回路全体が複雑になる問題があった。
特開2004−289504号公報 (第7頁、第1図)
バックオフをとった高周波増幅器は、低出力時に効率が低下する問題があり、効率改善のための回路パラメータの最適化が難しく、その回路が複雑になる問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、回路構成が簡単な高周波用の高効率な電力増幅器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電力増幅器は、高周波の電力増幅器であって、入力信号を2分割した系統にして出力する第1のハイブリッドと、前記各系統の信号が入力される2つの入力端子と、前記各系統の信号が同じ位相方向に加算されて出力される第1の出力端子と、反射端子が接続され、且つ前記各系統の信号が逆の位相方向に加算されて出力される第2の出力端子とを備える第2のハイブリッドと、前記第1のハイブリッドの一方の出力端子と前記第2のハイブリッドの一方の入力端子との間に挿入して接続される第1のアンプと、前記第1のハイブリッドの他方の出力端子と前記第2のハイブリッドの他方の入力端子との間に挿入して接続される第2のアンプと、各々が制御入力端子を備え、前記第1のアンプの入力又は、出力に接続される第1の可変位相器、および前記第2のアンプの入力又は、出力に接続される第2の可変位相器と、前記入力信号のレベルを観測し、前記レベルに対応し入力レベルが低い程大きな位相変化を与える位相制御信号を各前記可変位相器の制御入力端子に逆極性で出力する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の電力増幅器の増幅方法は、高周波の電力増幅器の増幅方法であって、前記電力増幅器は、第1および第2のハイブリッドと、第1および第2のアンプと、第1および第2の可変位相器と、制御手段とを備え、前記第1のハイブリッドは、入力信号を2分割した系統にして出力し、一方の系統の信号は、前記第1の可変位相器と前記第1のアンプとを介して前記第2のハイブリッドの一方の入力端子へ入力され、他方の系統の信号は、前記第2の可変位相器と前記第2のアンプとを介して前記第2のハイブリッドの他方の入力端子へ入力され、前記第2のハイブリッドは、前記入力される各系統の信号を同じ位相方向に加算して出力し、第2の出力端子は、反射端子が接続され、且つ前記各系統の信号を逆の位相方向に加算して出力し、前記制御手段は、前記第1のハイブリッドの前記入力信号のレベルを観測し、そのレベルが低い程大きな位相変化を与える位相制御信号を各前記可変位相器の制御入力端子に逆極性で出力することを特徴とする。
本発明によれば、回路構成が簡単で高周波用の高効率な電力増幅器を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例に係る高効率な電力増幅器(以下、高効率増幅器と称する。)の機能構成を示すブロック図である。
図1において、高効率増幅器は、高周波信号の入力端子I、出力端子O、レベル検波器1、制御器2、90°型のハイブリッド3a、可変位相器4a、4b、90°の位相器5a、5b、アンプ6a、6b、および反射終端Rが接続された90°型のハイブリッド3bとを備えている。
以下、図1により、高効率増幅器の各構成の機能と動作を説明する。
入力端子Iへ入力された信号は、ハイブリッド3aの一方の入力端子へ導かれる。ハイブリッド3aでは、入力された信号は、一方の出力端子から可変位相器4aへ入力され、他方の出力端子からは90°の位相器5aを経由してもう一つの可変位相器4bへ入力される。また、ハイブリッド3aの他方の入力端子は、抵抗等により入力終端されている。
また、ハイブリッド3aに入力された信号は、レベル検波器で信号レベルが測定され、その測定結果は制御器2へ出力される。制御器2は、入力された信号レベルのデータから予め設定された位相変化を与える制御信号を生成して可変位相器4a、4bに出力する。
この制御信号は逆極性であり、可変位相器4a、4bで逆方向の位相変化(+φ、−φ)を生じさせる。この位相変化量は、入力レベルが低いほど大きくなる値であり、高効率増幅器の最大出力時には最小、もしくは、0となる。
さて、可変位相器4a、4bの出力はさらにそれぞれアンプ6a、6bへ出力される。そして、一方のアンプ6aの出力は90°の位相器5bを介してハイブリッド3bの一方の入力端子へ入力される。また、他方のアンプ6bの出力は、ハイブリッド3bの他方の入力端子へ入力される。
その結果、ハイブリッド3aに入力された信号は、2つに分割後アンプ6a、6bを経由してハイブリッド3bの出力の一方から同相で出力端子Oへ出力される。また、ハイブリッド3bの他方の出力から反射終端Rへは逆相の出力が出力される。
図2は、ハイブリッド3bから反射終端Rへ出力される信号の波形図である。
今、可変位相器4a、4bでの位相変化が無いとすれば、図2(a)の様に反射終端Rへは何も出力されない。一方、位相変化があれば、図2(b)の様に反射終端Rへは逆相分で打ち消されなかった信号成分が出力され、アンプ6a、6bへは反射信号が戻る。
反射信号があり、その位相を適切に調節すれば、アンプ6a、6bから見た負荷は高負荷が接続された場合と見かけ上同じになり、電力効率が高くなった様に振舞うことになる。
従って、制御器2は、入力レベルが少ないとき位相変化を大きく、入力レベルが大きい場合には位相変化を少なくするように位相制御信号を可変位相器4a、4bへ出力すれば、高効率増幅器を構築することができる。
定格の最大出力になる入力時、制御器2は、可変位相器4a、4bには位相変化が無い様に制御信号を出力する。一方、入力がAdb低下した時に、可変位相器4a、4bに位相変化(φ=±β°)ずつを与える制御信号を出力する。そして、ハイブリッド3bの反射終端Rでの位相差は2×β°の差が生じる様にすれば逆相で打消されない成分の反射信号が発生する。
その結果、出力低下時には、発生した反射信号により見かけ上の負荷が高くなり出力電圧が飽和電圧を保つ様にアンプ6a、6bが動作する。その結果、定格に比べて出力が低下する場合にも反射信号が無い場合に比べて効率が悪くなることを防ぐことができる。
アンプ6a、6bの出力の低下と効率の低下との関係は、直線的でなく入力レベルと効率は指数関数的変化を示すことが多い。これを補正するために制御器2は、ダイオードの印加電圧と出力電圧間の非直線性を元に基準としてレベル検波器1からのレベル信号から制御信号を生成して出力すれば良い。
また、入力レベルと位相補正量の関係を予めテーブル化して制御器2の内部の図示されないメモリで記憶し、同じく図示されないCPUがこのメモリの内容とレベル検波器1からの入力を比較して位相補正の制御電圧を出力するようにするようにしても良い。
図3は本発明の実施例に係る高効率増幅器の他の機能構成の例を示すブロック図である。
図3においては、ハイブリッド3c、3dに180°型のものを用いて、図1における位相器5a、5bの90°型の位相器を省略する方法である。この方法でも図1の場合と同様に、出力側のハイブリッド3dに接続された反射終端Rには逆相の信号が出力される。入力信号(出力信号)のレベルに対する位相変化を制御する制御部2の動作は、図1における場合と同様なので詳細説明を省略する。
図4は、振幅と位相歪補償を合わせ持つ高効率増幅器の構成を示す機能ブロック図である。
図4において、図1における制御器2は、位相歪補償信号と振幅歪補償信号を更に出力する制御器2aに代わり、入力信号は、ATT(可変減衰器)2cを介してハイブリッド3aに入力する。
高効率の増幅器は、効率が良いが故に逆に振幅や位相歪を伴う場合が生じ、折角バックオフを取ったにもかかわらず、効率化が十分生かせない場合も生じる。従来のフィードバックアンプによる歪改善は効率化とは相容れず無い問題がある。
そこで、本発明の実施例においては、高効率増幅器の入力信号レベルに対する非直線性の補償は、制御器2aがレベル検波器1から入力される信号を予め定めた振幅歪補償信号をATT2cへ出力して行われる。また、入力信号位相に対する非直線性をあわせて補正する位相歪補償信号は、同一極性のバイアスで位相変化値(ψ)として可変位相器4a、4bへ入力される。
図4における高効率増幅器は、効率改善と歪補償のためのプリディストーション回路を上記の2系統の増幅回路の系統と一体化して、小型かつ容易な回路構成とする効果を有している。なお、これらの振幅歪と位相歪を補償するプレディストーションは、両方を兼ねしなえなくても、振幅歪、または移相歪のいずれか一つだけを補正するものであっても良い。
言い換えれば、入力レベルに対応してATTcが省略され振幅歪補償を行わない場合、又は、同一極性のバイアスで移相歪補償を行う制御信号が制御部2から出力されないものであっても良い。
なお、図1、図3、図4における可変位相器4a、4bは、アンプ6a、6bの入力側に位置する独立した存在で無くても良く、出力側に位置するものであっても良い。また、上記のアンプ6a、6bが位相調整手段を備えるものであれば、その位相調整手段に制御部2が位相制御信号を供給するものであっても良い。更に、図1、図3においては可変位相器を2つ備えることなく、可変位相器4aまたは、可変位相器4bのいずれか一方のみであっても良い。
また、図1、図4における90°位相器5a、5bの位置もアンプ6a、6bの前後いずれに位置するものであっても良い。
以上説明した如く、本発明による高効率増幅器は、回路構成が簡単で高効率な高周波増幅器を提供することができる。
本発明の実施例に係わる高効率増幅器の機能構成を示すブロック図。 ハイブリッドから反射終端へ出力される信号波形の図。 本発明の実施例に係わる高効率増幅器の他の機能構成を示すブロック図。 本発明の実施例に係わる振幅と位相歪補償を合わせ持つ高効率増幅器の構成を示す機能ブロック図。
符号の説明
1 レベル検波器
2 制御器
3a、3b、3c、3d ハイブリッド
4a、4b 可変位相器
5a、5b 位相器(90°)
6a、6b アンプ
I 入力端子
O 出力端子
R 反射終端

Claims (12)

  1. 高周波の電力増幅器であって、
    入力信号を2分割した系統にして出力する第1のハイブリッドと、
    前記各系統の信号が入力される2つの入力端子と、前記各系統の信号が同じ位相方向に加算されて出力される第1の出力端子と、反射端子が接続され、且つ前記各系統の信号が逆の位相方向に加算されて出力される第2の出力端子とを備える第2のハイブリッドと、
    前記第1のハイブリッドの一方の出力端子と前記第2のハイブリッドの一方の入力端子との間に挿入して接続される第1のアンプと、
    前記第1のハイブリッドの他方の出力端子と前記第2のハイブリッドの他方の入力端子との間に挿入して接続される第2のアンプと、
    制御入力端子を備え、前記第1のアンプの入力又は、出力に接続される第1の可変位相器と、
    制御入力端子を備え、前記第2のアンプの入力又は、出力に接続される第2の可変位相器と、
    前記入力信号のレベルを観測し、前記レベルに対応し入力レベルが低い程大きな位相変化を与える位相制御信号を各前記可変位相器の制御入力端子に逆極性で出力する制御手段とを
    備えることを特徴とする電力増幅器。
  2. 高周波の電力増幅器であって、
    入力信号を2分割して出力する180°型の第1のハイブリッドと、
    前記各系統の信号が入力される2つの入力端子と、前記各系統の信号が同じ位相方向に加算されて出力される第1の出力端子と、反射端子が接続され、且つ前記各系統の信号が逆の位相方向に加算されて出力される第2の出力端子とを備える180°型の第2のハイブリッドと、
    前記第1のハイブリッドの一方の出力端子と前記第2のハイブリッドの一方の入力端子との間に挿入して接続される第1のアンプと、
    前記第1のハイブリッドの他方の出力端子と前記第2のハイブリッドの他方の入力端子との間に挿入して接続される第2のアンプと、
    制御入力端子を備え、前記第1のアンプの入力又は、出力に接続される第1の可変位相器と、
    制御入力端子を備え、前記第2のアンプの入力又は、出力に接続される第2の可変位相器と、
    前記入力信号のレベルを観測し、前記レベルに対応し入力レベルが低い程大きな位相変化を与える位相制御信号を各前記可変位相器の制御入力端子に逆極性で出力する制御手段とを備えることを特徴とする電力増幅器。
  3. 高周波の電力増幅器であって、
    入力信号を2分割して出力する90°型の第1のハイブリッドと、
    前記各系統の信号が入力される2つの入力端子と、前記各系統の信号が同じ位相方向に加算されて出力される第1の出力端子と、反射端子が接続され、且つ前記各系統の信号が逆の位相方向に加算されて出力される第2の出力端子とを備える90°型の第2のハイブリッドと、
    前記第1のハイブリッドの一方の出力端子と前記第2のハイブリッドの一方の入力端子との間に挿入して接続される第1の90°型ハイブリッドおよび第1のアンプと、
    前記第1のハイブリッドの他方の出力端子と前記第2のハイブリッドの他方の入力端子との間に挿入して接続される第2の90°型ハイブリッドおよび第2のアンプと、
    各々が制御入力端子を備え、前記第1のアンプの入力又は、出力に接続される第1の可変位相器と、
    制御入力端子を備え、前記第2のアンプの入力又は、出力に接続される第2の可変位相器と、
    前記入力信号のレベルを観測し、前記レベルに対応し入力レベルが低い程大きな位相変化を与える位相制御信号を各前記可変位相器の制御入力端子に逆極性で出力する制御手段とを備えることを特徴とする電力増幅器。
  4. 前記第1又は、第2の可変位相器が省略されていることを特徴とする請求項1、2又は3いずれか1項記載の電力増幅器。
  5. 前記制御手段は、
    前記第1、第2の可変移相器へ前記送信される位相制御信号に加え、更に同一極性の位相バイアスを与える第2の位相制御信号を前記第1、第2の可変移相器へ出力することを特徴とする請求項1、2又は3いずれか1項記載の電力増幅器。
  6. 前記第1のハイブリッドの前記入力端子は、更に可変減衰器を介して前記入力信号が入力され、
    前記制御手段は、前記入力信号のレベルを観測しそのレベルに応じて前記可変減衰器の制御端子へ、前記可変減衰器の減衰量を調節する制御信号を出力することを特徴とする請求項1、2又は3いずれか1項記載の電力増幅器。
  7. 高周波の電力増幅器の増幅方法であって、
    前記電力増幅器は、
    第1および第2のハイブリッドと、第1および第2のアンプと、第1および第2の可変位相器と、制御手段とを備え、
    前記第1のハイブリッドは、
    入力信号を2分割した系統にして出力し、一方の系統の信号は、前記第1の可変位相器と前記第1のアンプとを介して前記第2のハイブリッドの一方の入力端子へ入力され、他方の系統の信号は、前記第2の可変位相器と前記第2のアンプとを介して前記第2のハイブリッドの他方の入力端子へ入力され、
    前記第2のハイブリッドは、
    前記入力される各系統の信号を同じ位相方向に加算して出力し、第2の出力端子は、反射端子が接続され、且つ前記各系統の信号を逆の位相方向に加算して出力し、
    前記制御手段は、
    前記第1のハイブリッドの前記入力信号のレベルを観測し、そのレベルが低い程大きな位相変化を与える位相制御信号を各前記可変位相器の制御入力端子に逆極性で出力する
    ことを特徴とする電力増幅器の増幅方法。
  8. 高周波の電力増幅器の増幅方法であって、
    前記電力増幅器は、
    各180°型の第1および第2のハイブリッドと、第1および第2のアンプと、第1および第2の可変位相器と、制御手段とを備え、
    前記第1のハイブリッドは、
    入力信号を2分割した系統にして出力し、一方の系統の信号は、前記第1の可変位相器と前記第1のアンプとを介して前記第2のハイブリッドの一方の入力端子へ入力され、他方の系統の信号は、前記第2の可変位相器と前記第2のアンプとを介して前記第2のハイブリッドの他方の入力端子へ入力され、
    前記第2のハイブリッドは、
    前記入力される各系統の信号を同じ位相方向に加算して出力し、第2の出力端子は、反射端子が接続され、且つ前記各系統の信号を逆の位相方向に加算して出力し、
    前記制御手段は、
    前記第1のハイブリッドの前記入力信号のレベルを観測し、そのレベルが低い程大きな位相変化を与える位相制御信号を各前記可変位相器の制御入力端子に逆極性で出力する
    ことを特徴とする電力増幅器の増幅方法。
  9. 高周波の電力増幅器の増幅方法であって、
    前記電力増幅器は、
    各90°型の第1および第2のハイブリッドと、第1および第2のアンプと、第1および第2の可変位相器と、第1および第2の90°型の位相器と、制御手段とを備え、
    前記第1のハイブリッドは、
    入力信号を2分割した系統にして出力し、一方の系統の信号は、前記第1の可変位相器と前記第1の90°型の位相器と前記第1のアンプとを介して前記第2のハイブリッドの一方の入力端子へ入力され、他方の系統の信号は、前記第2の可変位相器と前記第2の90°型の位相器と、前記第2のアンプとを介して前記第2のハイブリッドの他方の入力端子へ入力され、
    前記第2のハイブリッドは、
    前記入力される各系統の信号を同じ位相方向に加算して出力し、第2の出力端子は、反射端子が接続され、且つ前記各系統の信号を逆の位相方向に加算して出力し、
    前記制御手段は、
    前記第1のハイブリッドの前記入力信号のレベルを観測し、そのレベルが低い程大きな位相変化を与える位相制御信号を各前記可変位相器の制御入力端子に逆極性で出力する
    ことを特徴とする電力増幅器の増幅方法。
  10. 前記第1又は、第2の可変位相器が省略されていることを特徴とする請求項7、8又は9いずれか1項記載の電力増幅器の増幅方法。
  11. 前記制御手段は、
    前記第1、第2の可変移相器へ前記送信される位相制御信号に加え、更に同一極性の位相バイアスを与える第2の位相制御信号を前記第1、第2の可変移相器へ出力することを特徴とする請求項7、8又は9いずれか1項記載の電力増幅器の増幅方法。
  12. 前記第1のハイブリッドの前記入力端子は、更に可変減衰器を介して前記入力信号が入力され、
    前記制御手段は、前記入力信号のレベルを観測しそのレベルに応じて前記可変減衰器の制御端子へ、前記可変減衰器の減衰量を調節する制御信号を出力することを特徴とする請求項7、8又は9いずれか1項記載の電力増幅器の増幅方法。
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