JP2010193152A - 高周波増幅器および増幅方法 - Google Patents

高周波増幅器および増幅方法 Download PDF

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Abstract


【課題】高効率な高周波増幅器、及び増幅方法を提供する。
【解決手段】ハイブリッド3aで分岐した信号をそれぞれエンベロープトラッキングを用いるアンプ6a、6bで増幅する系統として、その各々の系統に可変位相器4a、4bを挿入する。出力側にはハイブリッド3bを配置して前記両アンプの出力を合成し、高周波増幅器としての出力端子oとは反対の出力端子を定インピーダンス終端せず、接地または開放とし、挿入された可変位相器4a、4bの位相により両アンプ側に出力信号を反射する構成とする。そして、入力信号のエンベロープ信号レベルに応じて、エンベロープアンプ5が出力するバイアス電圧及び、制御器2の出力する信号により可変位相器4a、4bの位相を制御し出力インピーダンスを調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンベロープトラッキング法を用いた高効率な高周波増幅器および増幅方法に関する。
通信、放送等に用いられるCDMA、OFDMの多値変調方式は、変調信号のピーク電力と平均電力の比が大きく、増幅器は飽和電力からバックオフをとって使用する必要がある。バックオフをとると、従来のA級、AB級の動作では一般に増幅器の効率が低下するので、バックオフをとった動作点でも増幅器の効率が低下しない高効率化技術の開発が行われている。
その1つの方法としてエンベロープトラッキング法がある。エンベロープトラッキング法を用いた増幅器は、入力信号に応じて増幅器の半導体素子のバイアス電圧(増幅素子がFETならドレイン電圧)を制御するが、そのバイアス電圧に応じて増幅器の最適負荷インピーダンスも変化するので、その分、理想特性にならない。
このため、例えば、増幅器のバイアス電圧制御時に入出力回路のインピーダンスも同時に制御する提案がなされているが、インピーダンス制御の方法は、可変インピーダンス素子(例えば、可変容量ダイオード)を使用すると記されているのみでその詳細は不明である(例えば、特許文献1。)。
また、特性劣化を改善するためには出力側のインピーダンス制御が効果があるが、大電力を出力する増幅器の場合、それに耐えうる可変容量ダイオード等の可変インピーダンス素子の採用は困難で、また、そのような素子を使用しても挿入損失が劣化し、反対に増幅器の効率が低下する問題が有った。
特開2008−124947号公報
従来のバックオフをとりかつ、高効率を確保する為に採用されるエンベロープトラッキングでは、入力信号に応じて増幅器の半導体素子のバイアス電圧を制御するが、その際に、増幅器の最適負荷インピーダンスも変化し、その分、理想特性にならない問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、高効率な高周波増幅器、及び増幅方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の高周波増幅器は、入力信号を検波したエンベロープの信号から生成されるバイアス信号により増幅動作が制御されるエンベロープトラッキング法のアンプによる高周波増幅器において、入力信号を2分岐する第一のハイブリッドカプラと、前記分岐された一方の信号を入力して増幅する第1の前記アンプと、前記分岐された他方の信号を入力して増幅する第2の前記アンプと、第1、および第2の前記アンプそれぞれの入力に挿入される第1、第2の可変位相器と、第1、第2の前記アンプからの出力信号がそれぞれの入力端子へ入力され、一方の出力端子が接地、または、開放状態とされ、他方の出力端子は、入力された両信号を合波して出力する第2のハイブリッドカプラと、前記検波信号から、前記第1、第2の可変位相器が第1、第2の前記アンプへ出力する信号の位相を変化させる位相制御信号を生成して前記第1、第2の可変位相器へ出力する制御手段とを具備することを特徴とする。
また本発明の高周波増幅器の増幅方法は、入力信号を検波したエンベロープの信号から生成されるバイアス信号により増幅動作が制御されるエンベロープトラッキング法のアンプと、ハイブリッドと、可変位相器と、位相制御器とを備え、前記入力信号を増幅して出力する高周波増幅器の増幅方法において、第一の前記ハイブリッドカプラが入力信号を2分岐して第1および、第2の前記可変移相器へ出力し、第1の前記可変移相器は、前記分岐された一方の信号を入力して第1の前記アンプへ出力し、第2の前記可変移相器は、前記分岐された他方の信号を入力して第2の前記アンプへ出力し、第1、第2の前記アンプは、それぞれ前記バイアス信号に制御されて増幅した信号をそれぞれ第2のハイブリッドの第1、第2の入力端子へ出力し、第1、および第2の前記アンプから信号が入力される第2のハイブリッドは、一方の出力端子が接地、または、開放状態とされ、他方の出力端子が前記入力された両信号を合波してから出力し、前記位相制御器は、前記エンベロープ信号から、前記第1、第2の可変位相器が第1、第2の前記アンプへ出力する信号の位相を変化させる位相制御信号を生成して前記第1、第2の可変位相器へ出力し、両前記アンプの出力インピーダンスを調整することを特徴とする。
本発明によれば、負荷インピーダンスの変動を抑え高効率である高効率高周波増幅器、及び増幅方法を提供することが出来る。
本発明の実施例に係わる高周波増幅器の動作を説明する機能ブロック図。 高周波増幅器の動作の1例を示すスミス線図。 高周波増幅器の他の動作の例を示すスミス線図。 本発明の高周波増幅器の他の実施例を示す機能ブロック図。 出力側ハイブリッドの一方の出力端子を開放した高周波増幅器の機能ブロック図。 本発明の別の実施例を示す機能ブロック図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例に関わる高周波増幅器Aの機能構成を示すブロック図である。
高周波増幅器Aは、入力信号を検波しそのレベル信号を出力するレベル検波器1、レベル信号が入力され、位相制御信号を出力する制御器2、ハイブリッド3a、3b、可変移相器4a、4b、エンベロープアンプ5、アンプ6a、6b、電気長がθ3の2つの遅延線路7と、および電気長がθ5である遅延線路8とを備える。ハイブリッド3a、3bは、以下では180°ハイブリッドを用いる場合について動作説明を行うが、90°ハイブリッドを用いる場合であっても得られる効果は同様である。
ここで、遅延線路7、8は、ハイブリッド3aで分波された信号が再びハイブリッド3bに入力され、その一方の出力端子oから出力されるまでの電気(経路)長θ3や、ハイブリッド3bの他方の出力端子における反射信号の電気(経路)長θ5を調整する位相調整手段である。
また、これ等の遅延線路は、その電気(経路)長に相当する位相量を適宜設定して、言うなれば位相オフセットを与えることにより、後述の出力インピーダンスの調整範囲を設定する調整手段としても機能する。
入力端子iへ入力された入力信号は、180°ハイブリッド3aに入力し2分配され、一方の出力は電気長がθ3である遅延線路7、可変位相器4aを通り、第1の増幅回路であるアンプ6aに入力される。他方は、可変位相器4bを通り第1の増幅回路であるアンプ6bに入力される。
また、入力端子iへの入力信号は、一部が分岐されて検波器1に入力、検波され入力信号のエンベロープのレベル信号を出力する。このレベル信号を入力するエンベロープアンプ5は、アンプ6a、6bの増幅率を制御するバイアス電圧(信号)を生成して両アンプ6a、6bへ供給する。
また、このレベル信号を用いて、両アンプ6a、6bの入力に挿入された可変位相器4a、4bの位相変化量を制御する位相制御信号が制御器2から可変位相器4a、4bへ入力される。ここで2つの可変位相器の制御位相は逆符号となるように制御信号が出力されている。
アンプ6aの出力信号は、180°ハイブリッド3bの一方の入力端子に入力され、アンプ6bの出力信号は、もう一つの電気長θ3の遅延線路7を介して180°ハイブリッド3bの他方の入力端子に入力される。180°ハイブリッド3bの一方の出力端子は、電気長がθ5である遅延線路8を介してアース接続される。この結果、ハイブリッド3bの一方の出力端子、即ち接地された端子では入力信号が反射される。
これに対し、他方の出力端子は高周波増幅器A全体の出力端子oとなり増幅された信号、即ちハイブリッドへの入力信号を合波して出力する。
従来のエンベロープトラッキング法では、1つの系統の増幅回路で構成され、その系統のアンプのバイアスを増幅信号のエンベロープレベルに応じて制御する回路構成が採られる。本実施例では、入力信号を一旦ハイブリッドを用いて分波した各信号をエンベロープトラッキング法が適用された2系統のアンプで増幅し、その後再び合波する構成を採っている。
アンプ6a、6bにFETが用いられる場合、ドレイン電圧が制御され、バイポーラトランジスタであれば、コレクタ電圧が制御されるが、ここでは、素子の種類に共通な用語としてバイアス電圧として総称して説明する。
そして、後述のごとく、分波された信号の位相を、入力信号レベルに応じて変化させることにより出力(合波)側ハイブリッド3bでの反射を利用して出力側からみたインピーダンスを変化させ、アンプを理想特性に近づけて動作することを図っている。
以下、本実施例における位相制御による出力インピーダンスの調整方法について説明する。図1における可変位相器4a、4bでの位相変化量φ=0°の時は、ハイブリッド3bの出力は全て増幅器全体の出力端子oから出力され、増幅器からみたインピーダンスは反射波がなく、例えば50Ω系の回路であれば、そのまま50Ωとなる。
位相変化量φの値を0以上にすると、出力端子oからの出力信号の一部が遅延線路8側の出力端子に出力され、それが、増幅器側に反射されるため、増幅器からみたインピーダンスが50Ωから変化する。
図2は、高周波増幅器Aの動作を示す1例のスミス線図で、電気長θ3=100°電気長θ5=130°の組合せとし、位相器の位相φを0°〜90°まで変化した時のアンプ6a、6b各々からみた出力インピーダンスを示すスミス線図である。
図2において、2つのアンプ6a、6bのインピーダンスはほぼ同じ値に制御されることが望ましく、本図での制御可能範囲は、0°〜10°程度の領域である。この領域において、アンプ6a、6bからみたインピーダンスは50Ω系とした場合、50Ω〜70Ωまで制御できることを示している。
図3は、高周波増幅器Aの動作を示す他の例のスミス線図で、図1における電気長θ3=120°、電気長θ5=120°の組合せとし、両可変位相器の位相φを0°〜90°まで制御した時の各々の増幅器からみた出力インピーダンスを示している。2つのアンプ6a、6bのインピーダンスがほぼ同じ値に制御される図3での制御可能範囲は、0°〜30°程度の領域である。この領域において、アンプ6a、6bからみたインピーダンスを50Ω系とした場合、50Ω〜150Ωまで制御できることを示している。
このインピーダンス調整方法により、各アンプ6a、6bの効率が良くなるインピーダンスを得られる位相となるように可変位相器4a、4bをエンベロープ信号のレベルによって調節する。即ち、エンベロープアンプ5が両アンプ6a、6bへ出力するバイアス信号と、制御器2が、両アンプ6a、6bの前段に挿入された可変移相器4a、4bへ出力する位相制御信号を、それぞれ入力信号レベルに対応付けて設定すれば良い。
この位相制御信号は、バイアス信号が変化することにより理想動作から外れて効率が低下してしまうアンプ6a、6bの出力インピーダンスを補正して効率が低下しないようにする様に予め設定する。
その為には、例えば、所要の入力レベル対制御信号の出力レベルをおよび制御器2のメモリに記憶させておき制御信号を出力する。なお、エンベロープアンプ5も同様にエンベロープアンプ5のメモリに記憶させた入力信号とバイアス信号出力レベルを対応させて出力するものであっても良い。
また、位相制御信号は、入力電圧に対して出力がインピーダンス設定に適した所要の出力となるような非直線素子を利用するもので生成されたものであっても良い。
この様に、ハイブリッドで分割された信号をエンベロープトラッキング動作するアンプの増幅系統に挿入された可変位相器を制御してアンプのインピーダンスを変化、調整する方法は、従来の様にインピーダンス調整に半導体の様な非直線素子を用いないので大出力な増幅器に対しても適用出来る。
なお、上記の例では出力インピーダンスの虚数部を最少とし、実数部を主に制御した場合であるが、他のθ3、θ5の値を選択することにより、アンプ6a、6bの出力インピーダンスが虚数部をもつように制御して良いことは言うまでも無い。
エンベロープトラッキングは、入力信号のエンベロープ信号の大きさ、即ち検波信号レベルに応じて、アンプ6a、6bのバイアス(ドレイン電圧)を制御する。本発明は、バイアス(ドレイン電圧)制御に伴う出力インピーダンスの変化を様々な動作形態に対応した位相制御により理想動作に近づくよう補正することが可能である。
例えば、位相制御を入力信号のCCDF(complementary-cumulative-distribution function)平均値付近に対応する出力電力で効率が高くなるような出力インピーダンスとなり、かつ、入力信号のCCDFのピーク値付近に対応する出力電力で最も飽和が伸びるような出力インピーダンスとなる様に制御器2が出力する位相制御信号を設定する等により、高周波増幅器Aの性能を更に改善することができる。
以上整理すれば、本発明は、ハイブリッドで分岐した入力信号を増幅する様にエンベロープトラッキング法を用いる増幅器を並列に配置してその各増幅系統に位相器を挿入する。両増幅器の出力側にハイブリッドを配置して出力を合成し、増幅器としての出力端子でない側の端子を定インピーダンス終端せず、入力信号を反射せしめるべく接地または開放とし、挿入された各位相器の位相に応じて、増幅器側に出力信号を反射する構成とし出力インピーダンスを調整することにより増幅器の負荷インピーダンス変動を調整する。
そして、増幅器の入力のエンベロープ信号レベルに応じて、増幅器のバイアス電圧及び、増幅器入力の位相を制御して高効率動作となる出力インピーダンス調整を行う。本発明は、上記の主旨を逸脱しない範囲で、構成の組合せ、処理手順が変更されても良い。
信号を分合波するハイブリッドの動作については、周知の技術のため詳細説明は省略するが、例えば、図1において、ハイブリッド3a、3bに180°ハイブリッドの代わりに90°ハイブリッドを使用してもよい。
図4は、本発明の他の実施例を示す機能ブロック図であって、電気長θ5の遅延線路8を、図1におけるアンプ6a、6bと出力側のハイブリッド3bとの間に入れてもよい。
図5は、ハイブリッドの一方の出力端子を開放とする場合の機能ブロック図である。
この場合、電気長θ5の遅延線路8が、図4と同様にアンプ6a、6bと出力側のハイブリッド3bとの間に接地される。この場合の動作に対応するスミスチャート表記は省略するが、θ3とθ5の値を適宜設定することにより、出力インピーダンスの調整範囲を設定する事が可能である。
図6は、本発明の他の実施例を示す機能ブロック図で、入力側に挿入する可変位相器を1個の可変位相器4aだけで済ませて高周波増幅器Aとしての効率の改善を図るものであっても良い。
1 レベル検波器
2 制御器
3a、3b ハイブリッド
4a、4b 可変移相器
5 エンベロープアンプ、
6a、6b アンプ
7、8 遅延線路

Claims (10)

  1. 入力信号を検波したエンベロープの信号から生成されるバイアス信号により増幅動作が制御されるエンベロープトラッキング法のアンプによる高周波増幅器において、
    入力信号を2分岐する第一のハイブリッドカプラと、
    前記分岐された一方の信号を入力して増幅する第1の前記アンプと、
    前記分岐された他方の信号を入力して増幅する第2の前記アンプと、
    第1、および第2の前記アンプそれぞれの入力に挿入される第1、第2の可変位相器と、
    第1、第2の前記アンプからの出力信号がそれぞれの入力端子へ入力され、一方の出力端子が接地、または、開放状態とされ、入力された両信号を合波して他方の出力端子から出力する第2のハイブリッドカプラと、
    前記検波信号から、前記第1、第2の可変位相器が第1、第2の前記アンプへ出力する信号の位相を変化させる位相制御信号を生成して前記第1、第2の可変位相器へ出力する制御手段とを
    具備することを特徴とする高周波増幅器。
  2. 前記制御手段は、
    前記検波信号のレベルに応じて前記第1、および第2の前記アンプの出力インピーダンスを変化させるよう前記位相制御信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の高周波増幅器。
  3. 前記位相制御信号は、
    前記第1、および第2の前記アンプの出力インピーダンスが前記バイアス信号により変化することを補償するように、前記第1、第2の可変位相器の位相制御を行う
    ことを特徴とする請求項2記載の高周波増幅器。
  4. 前記位相制御信号は、
    前記第1、第2の可変位相器の出力する信号が互いに逆相となるように位相制御を行う
    ことを特徴とする請求項2、又は3に記載の高周波増幅器。
  5. 前記高周波増幅器は、
    更に、前記第1と、第2とのハイブリッドカプラの間の電気長を補正する遅延線路と、第2のハイブリッドの前記一方の出力端が接地されるまでの電気長を補正する遅延線路とを備え、
    前記電気長2種類の組合せにより、前記出力インピーダンスの範囲を調整することを特徴とする請求項3又は4に記載の高周波増幅器。
  6. 前記位相制御信号は、
    入力信号のCCDF(complementary-cumulative-distribution function)平均値付近に対応する出力電力で最も効率が高くなるような出力インピーダンスとなる様にかつ、入力信号のCCDFのピーク値付近に対応する出力電力で最も飽和が伸びるような出力インピーダンスとなる様に前記第1、第2の可変位相器の位相制御を行う
    ことを特徴とする請求項2記載の高周波増幅器。
  7. 入力信号を検波したエンベロープの信号から生成されるバイアス信号により増幅動作が制御されるエンベロープトラッキング法のアンプと、ハイブリッドと、可変位相器と、位相制御器とを備え、前記入力信号を増幅して出力する高周波増幅器の増幅方法において、
    第一の前記ハイブリッドカプラが入力信号を2分岐して第1および、第2の前記可変移相器へ出力し、
    第1の前記可変移相器は、前記分岐された一方の信号を入力して第1の前記アンプへ出力し、第2の前記可変移相器は、前記分岐された他方の信号を入力して第2の前記アンプへ出力し、
    第1、第2の前記アンプは、それぞれ前記バイアス信号に制御されて増幅した信号をそれぞれ第2のハイブリッドの第1、第2の入力端子へ出力し、
    第1、および第2の前記アンプから信号が入力される第2のハイブリッドは、一方の出力端子が接地、または、開放状態とされ、他方の出力端子から前記入力された両信号を合波して出力し、
    前記位相制御器は、
    前記エンベロープ信号から、前記第1、第2の可変位相器が第1、第2の前記アンプへ出力する信号の位相を変化させる位相制御信号を生成して前記第1、第2の可変位相器へ出力し、両前記アンプの出力インピーダンスを調整する
    ことを特徴とする高周波増幅器の増幅方法。
  8. 前記位相制御器は、
    前記検波信号のレベルに応じて前記第1、および第2の前記アンプの出力インピーダンスを変化させ、前記第1、および第2の前記アンプの出力インピーダンスが前記バイアス信号により変化することを補償するように、前記第1、第2の可変位相器の位相制御を行う
    前記位相制御信号を出力する
    ことを特徴とする請求項7記載の高周波増幅器の増幅方法。
  9. 前記位相制御信号は、
    入力信号のCCDF(complementary-cumulative-distribution function)平均値付近に対応する出力電力で最も効率が高くなるような出力インピーダンスとなる様にかつ、入力信号のCCDFのピーク値付近に対応する出力電力で最も飽和が伸びるような出力インピーダンスとなる様に前記可変位相器を制御する
    ことを特徴とする請求項8記載の高周波増幅器の増幅方法。
  10. 前記高周波増幅器は、
    更に、前記第1と、第2とのハイブリッドカプラの間の電気長を補正する遅延線路と、第2のハイブリッドの前記一方の出力端が接地されるまでの電気長を補正する遅延線路とを備え、
    前記電気長2種類の組合せにより、前記出力インピーダンスの範囲を調整する
    ことを特徴とする請求項7に記載の高周波増幅器の増幅方法。
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