JP5089469B2 - 高周波増幅器 - Google Patents

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この発明は、例えば、デジタル変調方式を用いた無線通信システム等に使用される高周波増幅器に関するものである。
一般に、デジタル変調方式を用いた無線通信システムに用いられる高周波増幅器においては、高出力な特性だけでなく、高効率かつ低ひずみな特性を実現することが求められている。このような高周波増幅器として、例えば、非特許文献1に示されるようなものがあった。この高周波増幅器は、高周波増幅部の入力信号がリミッタにより定エンベロープで位相変調のみ変調された信号となり、高周波増幅部に入力される。高周波増幅部に入力される信号は位相変調のみの変調波であるため、振幅変調を行う必要があることから、高周波増幅部の前に設けられた分波回路(ここではカプラ)にて入力変調波を分波した後、検波回路によってエンベロープ信号を生成し、そのエンベロープ信号に基づいて、高周波増幅部に印加される動作電圧を変調することにより、高周波増幅器の出力信号を位相変調に加えて振幅変調もなされ、元の変調信号となる。この際、非特許文献1の高周波増幅器では、入力信号のエンベローブが一定のため高周波増幅部は常に効率の高い飽和出力レベルで動作させることができるため、高効率な特性を得ることができる。
また、例えば、特許文献1に記載された高周波増幅器では、定エンベロープで位相変調のみ変調された信号とエンベロープ信号とを位相振幅分離手段によって生成し、また、発生した位相信号に基づいて、直交変調器にて定エンベロープで位相変調のみ変調された信号を生成している。更に、特許文献1に記載された高周波増幅器では、位相振幅分離手段の後に位相振幅補正手段を設け、高周波増幅部で発生する振幅ひずみの逆の振幅ひずみをエンベロープ信号に重畳して振幅ひずみのひずみ補償を行うと共に、高周波増幅部で発生する位相ひずみの逆の位相ひずみを位相信号に重畳して位相ひずみのひずみ補償を行っている。また、高周波増幅部の出力側に分波回路を設け、検波回路における検波信号を位相振幅補正手段にフィードバックしている。
また、例えば特許文献2に示す高周波増幅器では、高周波増幅部の出力に分波回路(出力カプラ)を設け、分波した出力信号と入力レベルの情報を比較した情報に基づいて、高周波増幅部の動作電圧を供給する変調器を制御している。更に、特許文献2の図4に示す高周波増幅器では、高周波増幅器の動作電流をモニタした結果をフィードバックしている。
Steve C.Cripps著,"RF Power Amplifiers for Wireless Communications",Artech House, pp.246-249 特開2005−167541号公報 特開2006−140911号公報
しかしながら、上記従来の例えば非特許文献1に示された高周波増幅器では、高周波増幅部の出力電力は動作電圧と完全に比例とはならないため、出力信号がひずむという問題があった。また、特許文献1や特許文献2に記載されたようなオープンループのひずみ補償を行う高周波増幅器では、温度、動作電圧などの環境条件の変化に対して、ひずみの改善量が小さくなる問題があった。更に、特許文献1や特許文献2に記載された高周波増幅部の出力を分波して制御するようにしたものにおいても、出力負荷変動に対して、出力電力、ひずみ特性が劣化するという問題があった。また、例えば、特許文献2の図4に示されたような高周波増幅部の動作電流をモニタするようにしたものでは、電流モニタによる負荷変動の検出の精度が低く、出力電力、ひずみ特定の改善が不十分であった。更に、出力負荷変動により出力電力が低下した場合に、動作電圧を高くする制御を行うことになるが、負荷変動がない場合に印加する動作電圧が増幅素子に印加できる最大電圧に近い設定の場合に、高周波増幅器に使用する増幅素子の最大電圧を超える電圧を印加し、破壊してしまう恐れがあった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、負荷変動に対して、出力電力、ひずみ特性の劣化を精度良く抑圧し、かつ、効率の低下を抑えることのできる高周波増幅器を得ることを目的とする。
この発明に係る高周波増幅器は、エンベロープが変動する変調波を増幅し、エンベロープ信号に基づいて変調回路により高周波増幅器内の高周波増幅部の動作電圧を変調する高周波増幅器において、
前記高周波増幅部の出力の反射波をモニタすることにより出力負荷変動を検出する手段を有し、この出力負荷変動を検出する手段として、高周波増幅部の出力側に、出力端からの反射波を分波する分波回路を設けると共に、分波した信号を検波する検波回路を設け、かつ、検出した出力負荷変動に基づいて、前記変調されている動作電圧を変化させ、出力負荷が50Ω(VSWR=1)で高周波増幅部に印加できる最大電圧を印加した場合の飽和出力[W]を、高周波増幅器に対する最大負荷変動をVSWRとしたとしたときに要求される出力電力[W]に、変調波のピークファクタ[倍]を乗じた出力よりも{(VSWR+1) /4}倍だけ大きくしたことを特徴とする。
この発明の高周波増幅器は、出力負荷変動を検出する手段として、高周波増幅部の出力側に、出力端からの反射波を分波する分波回路を設けると共に、分波した信号を検波する検波回路を設け、かつ、検出した出力負荷変動に基づいて、前記変調されている動作電圧を変化させ、出力負荷が50Ω(VSWR=1)で高周波増幅部に印加できる最大電圧を印加した場合の飽和出力[W]を、高周波増幅器に対する最大負荷変動をVSWRとしたときに要求される出力電力[W]に、変調波のピークファクタ[倍]を乗じた出力よりも{(VSWR+1) /4}倍だけ大きくしたので、負荷変動に対して、出力電力、ひずみ特性の劣化を精度良く抑圧し、かつ、効率の低下を抑えることができる。

実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による高周波増幅器を示す回路図である。
図1に示す高周波増幅器は、高周波増幅部(PA)1、高周波増幅部1の入力端子2、高周波増幅部1の出力端子3、高周波増幅部1の電源端子4、高周波増幅器の信号入力端子5、高周波増幅器の信号出力端子6、高周波増幅器の電源端子7、高周波増幅部1の動作電圧の変調回路8、出力側分波回路9、負荷変動検出回路10、入力信号検波回路11、出力信号検波回路12、制御回路13、振幅位相調整回路14、リミッタ15、入力側分波回路16を備えている。
高周波増幅部1は、信号入力端子5から入力した高周波信号のうち、位相変調のみなされた信号を入力端子2から入力し、かつ、エンベロープ信号(振幅変調信号)に対応して高周波増幅部1の電源端子4から入力される電源電圧に基づいて、入力信号を増幅して高周波増幅部1の出力端子3から出力する増幅器である。また、高周波増幅部1の出力端子3から出力された信号は信号出力端子6から高周波増幅器の出力信号として出力される。変調回路8は、入力信号検波回路11にて検波されたエンベローブ信号に基づいて、高周波増幅器の電源端子7に印加された電源電圧を変調し、電源電圧にエンベロープ信号を重畳した信号として出力する回路である。出力側分波回路9は、高周波増幅部1の出力端子3からの出力信号を分波し、出力信号検波回路12に送出する回路である。負荷変動検出回路10は、高周波増幅部1の出力端子3から出力された増幅信号の反射波をモニタすることにより、出力信号の負荷変動を検出する回路である。
入力信号検波回路11は、入力側分波回路16で分波された入力変調波を検波してエンベロープ信号を生成する回路である。出力信号検波回路12は、出力側分波回路9で分波された高周波増幅部1の出力信号を検波して制御回路13に出力する回路である。制御回路13は、入力信号検波回路11の出力信号と、出力信号検波回路12の出力信号とに基づいて、振幅位相調整回路14における補償量を制御するための制御信号を生成し、これを振幅位相調整回路14に出力する回路である。振幅位相調整回路14は、高周波増幅部1で発生する振幅・位相ひずみを補償する逆のひずみ特性を入力する信号に重畳する回路である。リミッタ15は、信号入力端子5から入力された入力変調波の振幅を制限して位相変調のみなされた信号とするための振幅制限器である。入力側分波回路16は、高周波増幅器の信号入力端子5から入力された振幅・位相変調信号を分波する回路である。
次に、実施の形態1の動作について説明する。
振幅、位相変調された入力信号は高周波増幅器の信号入力端子5から入力される。この入力信号は、入力側分波回路16を介してリミッタ15により、定エンベロープで位相変調のみの信号とされた後、振幅位相調整回路14を介して高周波増幅部1に入力される。そして、高周波増幅部1で増幅された後、出力側分波回路9、負荷変動検出回路10を介して高周波増幅器の信号出力端子6より出力される。
一方、入力側分波回路16で分波された入力変調波は入力信号検波回路11にて検波され、エンベロープ信号が生成される。高周波増幅部1の動作電圧は、高周波増幅器の電源端子7より印加された電源電圧が、入力信号検波回路11にて生成されたエンベロープ信号により動作電圧の変調回路8にて変調され、電源端子4から高周波増幅部1へ供給される。高周波増幅部1の出力電力はその動作電圧にほぼ比例するため、出力された信号はエンベロープ信号により振幅変調され、入力信号の位相変調と合わせ、必要な振幅位相変調がなされる。この際、高周波増幅部1への入力信号は定エンベロープの信号であるため、高周波増幅部1は効率の高い飽和動作させることができ、高周波増幅器の効率を高めることができる。
ところで、高周波増幅部1の出力電力はその動作電圧にほぼ比例するが、完全に比例するわけではなく、振幅ひずみが発生する。同時に、高周波増幅部1の通過位相も動作電圧によって変動するため、位相ひずみが発生する。それらのひずみを抑圧するために、入力信号検波回路11にて生成されたエンベロープ信号に基づいて制御回路13により振幅位相調整回路14を制御することで、予め、高周波増幅部1で発生する振幅・位相ひずみを補償する逆のひずみ特性を、高周波増幅部1に入力する信号に重畳する。これにより、ひずみ補償を行い、低ひずみな特性を得ることができる。また、出力側分波回路9で分波した信号を出力信号検波回路12にて検波し、検波信号を制御回路13にフィードバックすることで、温度、電源電圧などの環境変化に対しても安定的に低ひずみな特性を実現することができる。
更に、負荷変動検出回路10において、高周波増幅器の信号出力端子6での反射波をモニタすることにより負荷変動を検出し、その検出結果に基づいて、変調回路8において出力する動作電圧を変更することにより、負荷変動に対しても安定的に必要とされる出力電力、ひずみ特性を得ることができる。具体的には、負荷変動が大きいほど、高周波増幅部1の出力電力が小さくなるため、変調回路8においてより動作電圧を高くするようにすることで、出力電力を高くすることが可能である。
尚、出力側分波回路9と出力信号検波回路12を用い、出力の検波信号を制御回路13にフィードバックする構成は本発明において必須ではなく、このような構成がなくても、出力負荷変動に対して安定的な特性を得るという効果は同様に得られる。また、図示例においては、高周波増幅部1の入力側にリミッタ15を設け、入力信号は定エンベロープとしたが、エンベロープが変動する入力変調波を用いて、その振幅変調を考慮して、変調回路8に入力するエンベロープ信号を変化する、もしくは、変調回路8において動作電圧を変調する変調の度合いを変化するような高周波増幅器においても、出力負荷変動に対して安定的な特性を得るという効果は同様に得られる。また、入力側分波回路16は、方向性結合器、カプラでも良いし、小さな直列容量でも構わない。
一般的に、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying:四位相偏移変調)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変調)、64QAM、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)などのデジタル変調をしたRF変調波(信号)においては、変調信号のエンベロープ(包絡線)は変動するため、RF信号の平均電力に対して、瞬時的に高い電力となる。その瞬時的な最高出力と平均出力の比をピークファクタという。変調波を増幅する高周波増幅器の出力電力は変調波の平均出力電力で規定される。そのため、高周波増幅部1に用いられる増幅器としては、印加可能な最大動作電圧で動作させた場合の飽和出力電力が、要求される高周波増幅器の変調波出力電力(一般的には平均値で定義される)のピークファクタ倍以上となる増幅器を選択する必要がある。
高周波増幅器はある一定の負荷変動が起きても、諸特性を安定的に実現することが求められる。多くの場合アイソレータを用いることで負荷変動を小さく抑えているが、近年、携帯電話端末に用いられる高周波増幅器では、アイソレータ無しでも諸特性を安定的に実現することも求められている。一般的には、出力負荷変動として出力VSWR(定在波比)がいくつ以下において所要の特性を満足することが求められる。VSWRの定義としては、進行波は出力端子において通過波(電圧VT)と反射波(電圧VR)に分けられ、進行波に対して反射波が足される場合と引かれる場合がある。足される場合に最大電圧Vmaxとなり、引かれる場合に最小電圧Vminとなり、その最大電圧Vmaxと最小電圧Vminの比が定在波比VSWRとなる。従って、VSWRの定義は式1に示す通りとなり、式を展開して出力される通過波の電圧を求めると式2および式3となる。
Figure 0005089469
また、出力電力は、電圧と電流から、特性インピーダンスをZoとすると式4で表され、式4に式3を代入することにより、あるVSWRの出力負荷変動の場合の高周波増幅器の出力電力PT(VSWR)は式5となる。
Figure 0005089469
負荷変動が全くない、即ち、50Ω負荷の場合にはVSWR=1であるため、VSWRの負荷変動がある場合とない場合の出力電力の比は式6となる。
Figure 0005089469
例えば、VSWR=3の負荷変動があった場合には、50Ω負荷の場合と比較して飽和出力電力は1/4となり、dB表示で6dB低下となる。
このように出力の負荷変動が起きた場合、飽和出力電力が低下してしまう。飽和出力電力が不足すると、ひずみ補償を行ったとしても、変調波のエンベロープが大きな領域で波形がひずんでしまい、ひずみ特性が劣化してしまう。最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現するためには、高周波増幅部1に用いられる増幅器としては、50Ω負荷の時に印加可能な最大動作電圧で動作させた場合の飽和出力電力が、要求される高周波増幅器の変調波出力電力(一般的には平均値で定義される)のピークファクタ倍した出力電力に対して、更に、{(VSWR+1)2/4}倍の飽和出力を有する増幅器を選択する必要がある。即ち、50Ω負荷で最大動作電圧における飽和出力電力Psat@Vdmax、50Ωは、規定要求変調波出力電力をPoutとすると、
Figure 0005089469
なる関係を満たす必要がある。この飽和出力電力が不足すると、負荷変動時に高周波増幅部1が破壊しない最大電圧の範囲で変調回路8を用いて高周波増幅部1を制御した場合に、振幅変調信号の最大振幅の波形がクリップされひずむこととなり、低ひずみな特性が得られなくなる。
以上のことから、実施の形態1の高周波増幅器では、高周波増幅部1に用いられる増幅器としては、50Ω負荷の時に印加可能な最大動作電圧で動作させた場合の飽和出力電力が、要求される高周波増幅器の変調波出力電力(一般的には平均値で定義される)のピークファクタ倍した出力電力に対して、更に、{(VSWR+1)2/4}倍以上の飽和出力電力を有する増幅器を用いることにより、最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
また、高周波増幅部1の出力電力は動作電圧によって変調する。出力電力と動作電圧はほぼ比例する。一般的に高周波増幅部1に用いる増幅素子の印加可能な最大の電圧は、増幅素子の耐圧をVbrとするとVbr/2となる。しかし、変調波のピークファクタや負荷変動による出力低下を補償するために動作電圧を平均動作電圧より高くする必要がある。印加可能な最大電圧Vbr/2を超えると破壊する可能性があるため、その分だけ、50Ω負荷時の規定要求変調波出力電力時の平均動作電圧Vd_aveを低く設定する必要がある。具体的には式8を満たす必要がある。
Figure 0005089469
出力負荷が50Ω(VSWR=1)での動作電圧の平均値を、高周波増幅器に対する最大負荷変動をVSWR、高周波増幅器に用いる増幅素子のブレイクダウン電圧Vbrとしたときに、2Vbr/(A・(VSWR+1)2)以下に50Ω負荷時の規定要求変調波出力電力時の平均動作電圧Vd_aveを設定することによって、増幅素子が破壊せずに最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
以上のように、実施の形態1の高周波増幅器によれば、エンベロープが変動する変調波を増幅し、エンベロープ信号に基づいて変調回路により高周波増幅器内の高周波増幅部の動作電圧を変調する高周波増幅器において、高周波増幅部の出力の反射波をモニタすることにより出力負荷変動を検出する手段を有し、かつ、検出した出力負荷変動に基づいて、変調されている動作電圧を変化させるようにしたので、負荷変動に対して、出力電力、ひずみ特性の劣化を精度良く抑圧し、かつ、効率の低下を抑えることができる。
また、実施の形態1の高周波増幅器によれば、出力負荷が50Ω(VSWR=1)で高周波増幅部に印加できる最大電圧を印加した場合の飽和出力[W]を、高周波増幅器に対する最大負荷変動をVSWRとしたとしたときに要求される出力電力[W]に、変調波のピークファクタ[倍]を乗じた出力よりも{(VSWR+1)2/4}倍だけ大きくしたので、最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
また、実施の形態1の高周波増幅器によれば、出力負荷が50Ω(VSWR=1)での変調された高周波増幅部への動作電圧の平均値を、高周波増幅器に対する最大負荷変動をVSWR、前記高周波増幅部に用いる増幅素子のブレイクダウン電圧Vbrとしたときに、2Vbr/(A・(VSWR+1)2)以下に設定したので、増幅素子が破壊せずに最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2の高周波増幅器を示す回路図である。
図2において、ベースバンド回路17は、ベースバンド信号を出力する回路である。変調波生成部18は、位相変調信号を生成する回路で、LO発振器19、直交変調器20、ドライバ増幅器21で構成されるか、VCO(Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)22とドライバ増幅器21で構成される。その他の構成は、実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
次に、実施の形態2の動作について説明する。
実施の形態2の高周波増幅器は、実施の形態1の高周波増幅器と比較して次の点が異なる。先ず、高周波増幅部1に入力する定エンベロープな位相変調のみの入力信号の生成方法が異なる。即ち、ベースバンド回路17で生成したベースバンドIQ信号に基づいて、LO発振器19からのRF信号を、直交変調器20で変調することによって生成する。または、ベースバンド回路17の中でベースバンドIQ信号から位相変調信号を生成し、その位相変調信号によりVCO22の位相を変化することによって生成する。次に異なるのは、ベースバンド回路17内でベースバンドIQ信号に基づいて変調回路8に入力するエンベロープ信号が生成される点である。一方、実施の形態2においても、高周波増幅部1への入力信号は定エンベロープな位相変調のみの信号であること、振幅変調はエンベロープ信号に基づいて、変調回路8により動作電圧を変調することによって行う点は実施の形態1と同じであるため、実施の形態1と同様に高効率な特性を得ることができる。
また、実施の形態2では、ベースバンド回路17の中で、予め、高周波増幅部1で発生する振幅・位相ひずみに対して、ひずみを補償する逆ひずみの信号を重畳する。即ち、振幅ひずみについてはエンベロープ信号に、位相ひずみについては直交変調器20を用いる場合にはIO信号に、VCO22を用いる場合には位相変調信号に、それぞれひずみを補償する逆ひずみの信号を重畳する。これにより、高周波増幅部1のひずみ特性を改善し低ひずみな特性を得ることができる。
また、実施の形態1の高周波増幅器と同様に、出力側分波回路9で分波した信号を出力信号検波回路12にて検波し、検波信号をベースバンド回路17にフィードバックし、振幅ひずみについてはエンベロープ信号に、位相ひずみについては直交変調器20を用いる場合にはIO信号に、VCO22を用いる場合には位相変調信号にフィードバックし、ひずみ特性が良くなるようにそれらを変化させることにより、温度、電源電圧などの環境変化に対しても安定的に低ひずみな特性を実現することができる。
また、実施の形態1の高周波増幅器と同様に、負荷変動検出回路10において、高周波増幅器の信号出力端子6での反射波をモニタすることにより負荷変動を検出する。そして、その検出結果をベースバンド回路17にフィードバックし、変調回路8に入力するエンベロープ信号を変更し、変調回路8の出力する動作電圧を変更することにより、負荷変動に対しても安定的に必要とされる出力電力、ひずみ特性を得ることができる。具体的には、負荷変動が大きいほど、高周波増幅部1の出力電力が小さくなるため、変調回路8においてより動作電圧を高くするようにすることで、出力電力を高くすることが可能である。尚、図2に示す例においては、負荷変動検出回路10の検出結果をベースバンド回路17にフィードバックした例を示したが、直接、変調回路8にフィードバックして、変調回路8においてより動作電圧を変更するようにしても同様の効果が得られる。
また、この発明の高周波増幅器では、高周波増幅部1に用いられる増幅器としては、50Ω負荷の時に印加可能な最大動作電圧で動作させた場合の飽和出力電力が、要求される高周波増幅器の変調波出力電力(一般的には平均値で定義される)のピークファクタ倍した出力電力に対して、更に、{(VSWR+1)2/4}倍以上の飽和出力電力を有する増幅器を用いることにより、最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
また、出力負荷が50Ω(VSWR=1)での動作電圧の平均値を、高周波増幅器に対する最大負荷変動をVSWR、高周波増幅器に用いる増幅素子のブレイクダウン電圧Vbrとしたときに、2Vbr/(A・(VSWR+1)2)以下に50Ω負荷時の規定要求変調波出力電力時の平均動作電圧Vd_aveを設定することによって、増幅素子が破壊せずに最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
以上のように、実施の形態2の高周波増幅器によれば、ベースバンド回路と変調波生成部を用いてエンベロープ信号と定エンベロープで位相変調された信号とを生成する構成においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、実施の形態1,2における負荷変動検出回路10の具体例を示したものである。
図3(a)に示す例は、負荷変動検出回路10を、検波回路101と分波回路102で構成したものであり、図3(b)に示す例は、検波回路101とキャパシタ103で構成したものである。尚、これらの図において、入力端子104は、負荷変動検出回路10の入力端子、出力端子105は、検出結果の出力端子、出力端子106は負荷変動検出回路10の出力端子である。これらの図において、検波回路101は、分波回路102やキャパシタ103を介して入力した信号を検波し、その検波出力を出力端子105から出力する回路である。また、分波回路102は、方向性結合器やカプラで構成されている。また、キャパシタ103は、分波回路102の代わりに容量を用いたものである。
次に、実施の形態3の動作について説明する。
図3(a)に示す回路において、入力端子104より負荷変動検出回路10に入力された信号は、分波回路102を介して、出力端子106に出力される。その際、出力側で反射された信号の一部が分波回路102により分波され、検波回路101によって検波される。これにより、出力負荷変動に伴う反射波のレベルを検波することで出力負荷変動を精度良く検出することができる。同様に、図3(b)に示す回路においては、図3(a)の回路の分波回路102としてキャパシタ103を用いたものであるため、基本的な動作は同様である。また、分波回路102の代わりに容量とすることで負荷変動検出回路10を小型化することができる。
実施の形態3では、出力負荷変動に伴う反射波のレベルを直接検出するため、例えば特許文献2の図4で示された高周波増幅部の動作電流をモニタすることで出力負荷変動を検出するような従来の方法よりも、より精度の高い検出が可能となる。その結果として、負荷変動検出結果に基づいて変更される変調回路8から出力電圧もより適正な値に設定することができ、負荷変動時に、より高効率、低ひずみな特性を実現することができる。
また、実施の形態1の高周波増幅器と同様に、実施の形態3の高周波増幅器においても、高周波増幅部1に用いられる増幅器としては、50Ω負荷の時に印加可能な最大動作電圧で動作させた場合の飽和出力電力が、要求される高周波増幅器の変調波出力電力(一般的には平均値で定義される)のピークファクタ倍した出力電力に対して、更に、{(VSWR+1)2/4}倍以上の飽和出力電力を有する増幅器を用いることにより、最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
また、出力負荷が50Ω(VSWR=1)での動作電圧の平均値を、高周波増幅器に対する最大負荷変動をVSWR、高周波増幅器に用いる増幅素子のブレイクダウン電圧Vbrとしたときに、2Vbr/(A・(VSWR+1)2)以下に50Ω負荷時の規定要求変調波出力電力時の平均動作電圧Vd_aveを設定することによって、増幅素子が破壊せずに最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
以上のように、実施の形態3の高周波増幅器によれば、出力負荷変動を検出する手段として、高周波増幅部の出力側に、出力端からの反射波を分波する分波回路を設けると共に、分波した信号を検波する検波回路を設けたので、負荷変動に対する特性の劣化を更に精度良く抑圧することができる。
実施の形態4.
実施の形態4の高周波増幅器は、出力負荷変動を検出する手段として、高周波増幅部1の最終段増幅器に供給する電流もしくはその一部の値を検出する手段を用いたものである。
図4は、実施の形態4の高周波増幅器を示す回路図である。
図4において、電流モニタ23は、変調回路8から高周波増幅部1の最終段増幅器に供給する電流またはその一部をモニタする回路であり、そのモニタ結果を変調回路8に送出するよう構成されている。また、電源端子24は、高周波増幅部1の最終段増幅器もしくはその一部の電源端子である。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
次に、実施の形態4の動作について説明する。
実施の形態4の高周波増幅器は、実施の形態1の高周波増幅器と比較して負荷変動検出回路10の代わりに、高周波増幅器1の最終段増幅器もしくは最終段増幅器の一部の電流値を電流モニタ23にて求め、その値を変調回路8にフィードバックしている点のみが異なる。従って、実施の形態1の高周波増幅器と同様に、高効率な特性、低ひずみな特性、温度や動作電圧などの環境変化に対する安定なひずみ補償による低ひずみな特性を実現することができる。
即ち、出力負荷が変動した場合、高周波増幅部1の中の最終段増幅器の出力電力が変動する。出力電力が変動すると、最終段増幅器にて消費される電流が変化するため、その電流をモニタすることで出力負荷変動を検出することができる。従って、最終段増幅器もしくはその一部の電流をモニタした結果に基づいて変調回路8が出力する動作電圧を変更することで実施の形態1の高周波増幅器と同様に、負荷変動に対しても安定した出力電力、ひずみ特性を実現することが可能である。
例えば、従来の特許文献2の図4に示された高周波増幅器においては、高周波増幅器の電流をモニタしているが、出力負荷変動に対する最終段増幅器以外の増幅器の電流の振る舞いは最終段増幅器の電流の振る舞いと必ずしも同じではなく、検出結果に誤差を含んでしまう問題がある。そのため、最終段増幅器の電流もしくはその一部の電流のみをモニタすることで、より精度良く負荷変動を検出することができ、結果として、負荷変動に対してもより安定した出力電力、ひずみ特性を実現することが可能である。また、最終段増幅器の電流もしくはその一部の電流のみしかモニタしないため、電流をモニタすることで発生する電圧降下による出力電力、効率の低下を抑えることが可能である。
また、実施の形態1の高周波増幅器と同様に、本実施の形態の高周波増幅器では、高周波増幅部1に用いられる増幅器としては、50Ω負荷の時に印加可能な最大動作電圧で動作させた場合の飽和出力電力が、要求される高周波増幅器の変調波出力電力(一般的には平均値で定義される)のピークファクタ倍した出力電力に対して、更に、{(VSWR+1)2/4}倍以上の飽和出力電力を有する増幅器を用いることにより、最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
また、出力負荷が50Ω(VSWR=1)での動作電圧の平均値を、高周波増幅器に対する最大負荷変動をVSWR、高周波増幅器に用いる増幅素子のブレイクダウン電圧Vbrとしたときに、2Vbr/(A・(VSWR+1)2)以下に50Ω負荷時の規定要求変調波出力電力時の平均動作電圧Vd_aveを設定することによって、増幅素子が破壊せずに最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
以上のように、実施の形態4の高周波増幅器によれば、出力負荷変動を検出する手段として、高周波増幅部の最終段増幅器に供給する電流もしくはその一部の値を検出する手段を用いたので、負荷変動に対して、出力電力、ひずみ特性の劣化を精度良く抑圧し、かつ、効率の低下を抑えることができる。
実施の形態5.
実施の形態5の高周波増幅器は、実施の形態2の構成において、出力負荷変動を検出する手段として、高周波増幅部1の最終段増幅器に供給する電流もしくはその一部の値を検出する手段を用いたものである。
図5は、実施の形態5の高周波増幅器を示す回路図である。
図5において、電流モニタ23は、実施の形態4と同様に、変調回路8から高周波増幅部1の最終段増幅器に供給する電流またはその一部をモニタする回路であり、また、電源端子24は、高周波増幅部1の最終段増幅器もしくはその一部の電源端子である。その他の構成については、図2に示した実施の形態2と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
次に、実施の形態5の動作について説明する。
実施の形態5の高周波増幅器は、実施の形態2の高周波増幅器と比較して、負荷変動検出回路10の代わりに高周波増幅器1の最終段増幅器もしくは最終段増幅器の一部の電流値を電流モニタ23にて求め、その値を変調回路8にベースバンド回路17を介してフィードバックしている点のみが異なる。ベースバンド回路17において、エンベロープ信号を変化させることによって変調回路8からの出力を変化することができる。従って、実施の形態2の高周波増幅器と同様に、高効率な特性、低ひずみな特性、温度や動作電圧などの環境変化に対する安定なひずみ補償による低ひずみな特性を実現することができる。なお、実施の形態4と同様に電流モニタ23で最終段増幅器もしくは最終段増幅器の一部の電流をモニタした結果を直接変調回路8にフィードバックしても、同様の効果が得られる。
即ち、出力負荷が変動した場合、高周波増幅部1の中の最終段増幅器の出力電力が変動する。出力電力が変動すると、最終段増幅器にて消費される電流が変化するため、その電流をモニタすることで出力負荷変動を検出することができる。従って、最終段増幅器もしくはその一部の電流をモニタした結果に基づいて変調回路8が出力する動作電圧を変更することで実施の形態2の高周波増幅器と同様に、負荷変動に対しても安定した出力電力、ひずみ特性を実現することが可能である。
また、例えば、従来の特許文献2の図4に示された高周波増幅器に比べて、最終段増幅器の電流もしくはその一部の電流のみをモニタすることで、より精度良く負荷変動を検出することができ、結果として、負荷変動に対してもより安定した出力電力、ひずみ特性を実現することが可能である。更に、最終段増幅器の電流もしくはその一部の電流のみしかモニタしないため、電流をモニタすることで発生する電圧降下による出力電力、効率の低下を抑えることが可能である。
また、実施の形態2のこの発明の高周波増幅器と同様に、本実施の形態の高周波増幅器では、高周波増幅部1に用いられる増幅器としては、50Ω負荷の時に印加可能な最大動作電圧で動作させた場合の飽和出力電力が、要求される高周波増幅器の変調波出力電力(一般的には平均値で定義される)のピークファクタ倍した出力電力に対して、更に、{(VSWR+1)2/4}倍以上の飽和出力電力を有する増幅器を用いることにより、最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
また、出力負荷が50Ω(VSWR=1)での動作電圧の平均値を、高周波増幅器に対する最大負荷変動をVSWR、高周波増幅器に用いる増幅素子のブレイクダウン電圧Vbrとしたときに、2Vbr/(A・(VSWR+1)2)以下に50Ω負荷時の規定要求変調波出力電力時の平均動作電圧Vd_aveを設定することによって、増幅素子が破壊せずに最大VSWRの負荷変動に対しても安定に出力電力、ひずみ特性を実現することができる。
以上のように、実施の形態5の高周波増幅器によれば、出力負荷変動を検出する手段として、高周波増幅部の最終段増幅器に供給する電流もしくはその一部の値を検出する手段を用いたので、ベースバンド回路と変調波生成部を用いてエンベロープ信号と定エンベロープで位相変調された信号とを生成する構成においても、負荷変動に対して、出力電力、ひずみ特性の劣化を精度良く抑圧し、かつ、効率の低下を抑えることができる。
この発明の実施の形態1による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による高周波増幅器の負荷変動検出回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態4による高周波増幅器を示す構成図である。 この発明の実施の形態5による高周波増幅器を示す構成図である。
符号の説明
1 高周波増幅部、8 変調回路、10 負荷変動検出回路、11 入力信号検波回路、15 リミッタ、16 入力側分波回路、17 ベースバンド回路、18 変調波生成部、23 電流モニタ、101 検波回路、102 分波回路、103 キャパシタ。

Claims (2)

  1. エンベロープが変動する変調波を増幅し、エンベロープ信号に基づいて変調回路により高周波増幅器内の高周波増幅部の動作電圧を変調する高周波増幅器において、
    前記高周波増幅部の出力の反射波をモニタすることにより出力負荷変動を検出する手段を有し、この出力負荷変動を検出する手段として、高周波増幅部の出力側に、出力端からの反射波を分波する分波回路を設けると共に、分波した信号を検波する検波回路を設け、かつ、検出した出力負荷変動に基づいて、前記変調されている動作電圧を変化させ、出力負荷が50Ω(VSWR=1)で高周波増幅部に印加できる最大電圧を印加した場合の飽和出力[W]を、高周波増幅器に対する最大負荷変動をVSWRとしたときに要求される出力電力[W]に、変調波のピークファクタ[倍]を乗じた出力よりも{(VSWR+1) /4}倍だけ大きくしたことを特徴とする高周波増幅器。
  2. 出力負荷が50Ω(VSWR=1)での変調された高周波増幅部への動作電圧の平均値を、高周波増幅器に対する最大負荷変動をVSWR、前記高周波増幅部に用いる増幅素子のブレイクダウン電圧Vbrとしたときに、2Vbr/(A・(VSWR+1) )以下に設定したことを特徴とする請求項1記載の高周波増幅器。
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