JP2007134971A - 電力線通信多重装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】漏洩電磁波の振幅変動を抑え、周囲の放送や無線等への妨害を低減することが可能な電力線通信多重装置を提供する。
【解決手段】信号多重制御部11は、送信されるべき情報信号の有無を判定する。スイッチ13は、信号多重制御部11による判定が情報信号無しの場合に、ダミー信号を出力し、判定が情報信号有りの場合に、入力した情報信号を出力する。この場合、スイッチ13は、情報信号の有無により、情報信号またはダミー信号を、常に一定の情報量で出力する。送出部14は、スイッチ13から情報信号またはダミー信号を入力し、直交周波数分割多重し、またはSSの拡散信号を生成し、デジタル変調を行う。そして、高周波の情報信号または高周波のダミー信号を交流電圧に重畳し、電力線配線15へ送出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送や通信に関する伝送技術に関し、特に、ホームネットワークの伝送技術である電力線搬送通信や、小電力で広帯域を使用したUWB(Ultra Wide Band)による通信等に、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割)方式やSS(Spread Spectrum:スペクトラム拡散)方式等を用いる無線伝送技術において、その周囲で使用されている他の無線への妨害を低減する技術に関する。
従来、電力線通信(Power Line Communication:以下「PLCという。」)の研究開発が進められ、実用化が行われつつある。このPLCは、電力を供給する電力線上に情報信号を重畳し伝送するものである。図6は、PLCを実現する装置(電力線通信多重装置)が使用されるシステム全体の概要を説明する図である。このシステムは、家庭内のパソコンが、モデムを介して電力線に接続され、分電盤、引き込み線等を経て低圧配電線に接続され、そして、モデムを介して光ファイバケーブルを媒体としたインターネットに接続される。図6に示すように、屋外や家庭内の電力線配線を用いて通信を行うPLCは、高周波の情報信号を電力線上で伝送するものであり、電力を供給すると共に情報信号の伝送を可能とするものである。このようなPLCにより、情報信号を伝送するための通信線を電力線とは別に配線する必要がなく、電力線配線のみでアクセス系のブロードバンドネットワークを構築することができる。また、家庭内の電気機器をコンセントにつなぐだけで、ホームネットワークを容易に構築することもできる(例えば、非特許文献1,2を参照)。
しかしながら、前述の電力線は元々通信に利用できるように設計されておらず、電力線には不平衡の電気的性質がある。このため、電力線上に情報信号を伝送すると、コモンモード電流が発生し、漏洩電磁波を放射しやすくなる。例えば、2M〜30MHzの短波帯を用いて情報信号を伝送する場合、その漏洩電磁波は、短波放送、アマチュア無線、船舶無線、航空無線、電波天文等の業務や研究を妨害する恐れがある。
このような問題を解決するために、伝送する情報信号の送信電力を抑えながら、単位時間当たりの信号伝送量を増やし、前述の放送や無線等の業務や研究の妨害を低減する電力線通信多重装置が開示されている(特許文献1を参照)。具体的には、この電力線通信多重装置は、交流電源電圧の位相に応じて、伝送する情報信号のレベルを可変制御するものである。しかしながら、情報信号を受信する観点及び伝送性能の観点からすると、本来的に送信電力は抑えられるべきではない。
山本周、「高速電力線通信」、情報通信BULLETIN、No.028、2005年9月 「Q&A 電力線通信について教えてください」、NTT技術ジャーナル、2004年7月 特開2005−136710号公報
このような漏洩電磁波は、PLCにより伝送される情報信号が振幅変動している場合に、それと同時に振幅変動する。この漏洩電磁波の振幅変動により、その周囲における放送や無線等への妨害の影響が大きくなる。これは、放送、通信業務において、振幅変調が用いられることが多いからであり、また、電波天文において、遠くの天体の観測情報を、特徴ある振幅変動として捉えることが多いからである。
ところで、PLCの伝送方式として、OFDM方式またはSS方式を用いることが多い。図4は、OFDM方式を用いた場合のPLCの信号スペクトラムを示す図である。図4(a)は、伝送容量が情報信号で満たされた場合の信号スペクトラムを、図4(b)は、伝送容量が情報信号で満たされない場合の信号スペクトラムをそれぞれ示す。また、横軸は周波数であり、縦軸は、OFDM方式を用いた電力線通信多重装置が送出する情報信号の送信出力である。
図4(a)に示すように、情報信号がOFDMの伝送容量を満たすほど充分に存在する場合は、OFDMの搬送波は、周波数軸上及び時間軸上において常に存在することになる。つまり、搬送波の送信信号は、時間軸上において一定であり、振幅変動がない。この場合、情報信号がPLCにより伝送され、漏洩電磁波を放射しても、漏洩電磁波の振幅変動は生じない。したがって、その周囲における放送や無線等の音声への妨害音は、白色性の雑音となり、音声の聞き取りは、聴感上妨げられることはない。
一方、図4(b)に示すように、情報信号がOFDMの伝送容量を満たすほど十分に存在しない場合は、OFDMの搬送波は、時間軸上において存在しない帯域部分が生じたり、全周波数に渡って存在しなかったりすることがある。つまり、搬送波の送信信号は、時間軸上において一定でなく、振幅変動がある。この場合、情報信号がPLCにより伝送され、漏洩電磁波を放射すると、漏洩電磁波の振幅変動が生じる。したがって、その周囲における放送や無線等の音声への妨害音は、白色性の雑音にはならず、特徴ある耳障りな雑音となり、その雑音は聴覚上大きな妨害音となる。
図5は、SS方式を用いた場合のPLCの信号スペクトラムを示す図である。図5(a)は、伝送容量が情報信号で満たされた場合の信号スペクトラムを、図5(b)は、伝送容量が情報信号で満たされない場合の信号スペクトラムをそれぞれ示す。また、横軸は周波数であり、縦軸は、SS方式を用いた電力線通信多重装置が送出する情報信号の送信出力である。情報信号は、SSにより広帯域に拡散される。
図5(a)に示すように、情報信号がOFDMの伝送容量を満たすほど充分に存在する場合は、SSにより拡散された情報信号(拡散信号)は、周波数軸上及び時間軸上において常に存在することになる。つまり、拡散信号の送信信号は、時間軸上において一定であり、振幅変動がない。この場合、拡散信号がPLCにより伝送され、漏洩電磁波を放射しても、漏洩電磁波の振幅変動は生じない。したがって、その周囲における放送や無線等の音声への妨害音は、白色性の雑音となり、音声の聞き取りは、聴感上妨げられることはない。
一方、図5(b)に示すように、情報信号がOFDMの伝送容量を満たすほど十分に存在しない場合は、SSの拡散信号は、時間軸上において存在しないことがある。また、拡散信号は同じ周波数帯域に複数重ね合わされることがあるが、時間によりその重なりの数が減ることもある。つまり、拡散信号の送信信号は、時間軸上において一定でなく、振幅変動がある。この場合、拡散信号がPLCにより伝送され、漏洩電磁波を放射すると、漏洩電磁波の振幅変動が生じる。したがって、その周囲における放送や無線等の音声への妨害音は、白色性の雑音にはならず、特徴ある耳障りな雑音となり、その雑音は聴覚上大きな妨害音となる。
このように、図4(a)及び図5(a)に示したように、伝送容量が情報信号で満たされた状態のまま時間軸上で継続する場合には、送信出力の振幅変動が生じず、漏洩電磁波の振幅変動も生じないから、妨害音は白色性の雑音になり、その雑音は聴覚上大きな影響を与えることがない。一方、図4(b)及び図5(b)に示したように、伝送容量が情報信号で満たされない状態が時間軸上で存在する場合には、送信出力の振幅変動が生じ、漏洩電磁波の振幅変動も生じるから、妨害音は白色性の雑音にならず、その雑音は聴覚上大きな影響を与えることになる。
ここで、PLCにより情報信号が伝送され、漏洩電磁波が生じた場合、その周囲における放送や無線等の音声に対し、聴覚上大きな影響を与えないようにするためには、電力線通信多重装置の送信出力に振幅変動が生じないようにする必要がある。振幅変動を抑えた情報信号を伝送することにより、漏洩電磁波の振幅変動が抑えられ、妨害音を白色性の雑音にすることができ、結果として、周囲の放送や無線等の音声への影響を抑えることができるからである。
そこで、本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、漏洩電磁波の振幅変動を抑え、周囲の放送等への妨害を低減することが可能な電力線通信多重装置を提供することにある。
本発明による請求項1の電力線通信多重装置は、情報信号を交流電圧に重畳し、電力線へ送出する電力線通信多重装置において、送出すべき情報信号の有無を判定し、切替信号を出力する信号制御部と、該信号制御部から切替信号を入力し、該切替信号が情報信号有りを示す場合に情報信号を出力し、該切替信号が情報信号無しを示す場合にダミー信号を出力するスイッチ部と、該スイッチ部から信号を入力し、該信号に変調を施し、交流電圧に重畳して送出する送出部とを備え、送出すべき情報信号が無い場合に、ダミー信号により、電力線上の伝送容量を一定にすることを特徴とする。これにより、送出部は、振幅変動を抑えた信号を送出することができる。
また、本発明による請求項2の電力線通信多重装置は、情報信号を交流電圧に重畳し、電力線へ送出する電力線通信多重装置において、送出すべき情報信号の量を測定する情報信号量測定部と、該情報信号量測定部から情報信号量を入力し、該情報信号量に伝送容量が一致するように、伝送パラメータを調整し、該伝送パラメータを出力する伝送パラメータ調整部と、情報信号を入力すると共に、前記伝送パラメータ調整部から伝送パラメータを入力し、該伝送パラメータに基づいて情報信号に変調を施し、交流電圧に重畳して送出する送出部とを備え、送出すべき情報信号の量が伝送容量よりも少ない場合に、伝送パラメータにより伝送容量を変更し、該伝送容量を情報信号量に合わせることを特徴とする。これにより、送出部は、振幅変動を抑えた情報信号を送出することができる。
また、本発明による請求項3の電力線通信多重装置は、請求項2に記載の電力線通信多重装置において、さらに、前記送出部が入力する情報信号を平滑化するように、該情報信号を一時的に保持するバッファ部を備えたことを特徴とする。これにより、送出部は、伝送容量を、平滑化された変動の少ない情報信号量に合わせることができるから、請求項2の場合よりも一層振幅変動を抑えた情報信号を送出することができる。
また、本発明による請求項4の電力線通信多重装置は、請求項2に記載の電力線通信多重装置において、さらに、前記伝送パラメータ調整部により調整される伝送パラメータの調整周期を、人間の可聴周波数以下の周波数に相当する周期になるように制御する調整周期制御部を備えたことを特徴とする。これにより、送出部は、伝送パラメータの調整時に生じる振幅変動を抑えることができ、振幅変動を抑えた情報信号を送出することができる。
また、本発明による電力線通信多重装置は、請求項2に記載の電力線通信多重装置において、前記伝送パラメータ調整部が、伝送パラメータを調整した場合に、時間的に徐々に、調整前の伝送パラメータから調整後の伝送パラメータになるように、伝送パラメータを出力することを特徴とする。これにより、送出部は、徐々に変化する伝送パラメータに基づいて情報信号を変調するから、伝送容量も徐々に変更されることになる。したがって、伝送パラメータを一時的に大きく調整して変更した場合であっても、振幅変動を抑えた情報信号が送出されるから、クリック音のような妨害音の出力を低減することができる。
本発明によれば、電力線通信多重装置は、振幅変動を抑えた信号を送出するから、漏洩電磁波の振幅変動を抑えることができる。これにより、漏洩電磁波による妨害音は白色性の雑音になり、結果として、漏洩電磁波が生じる周囲において、放送や無線等への妨害を低減することができ、PLCの実現を容易にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。本発明の実施の形態は、以下に説明する実施例1〜4である。これらの実施例は、PLCにより伝送される情報信号の量と伝送容量とを一致させることにより、送信出力の振幅変動を抑える点で共通する。実施例1は、情報信号量と伝送容量とを一致させるために、情報信号が存在しない時間において、ダミー信号等を用いて補充するものである。実施例2は、情報信号量と伝送容量とを一致させるために、伝送パラメータを調整して伝送容量を変更し、当該伝送容量を情報信号量に追従させるものである。実施例3は、実施例2において、伝送パラメータの調整に伴う妨害音が発生しないように、伝送パラメータを調整する周期を、人間の最低可聴周波数以下に制御するものである。実施例4は、実施例2または実施例3において、伝送パラメータの調整に伴う妨害音が発生しないように、伝送パラメータの調整に際し、そのパラメータ値を瞬時に変更しないで、徐々に変更するための制御を行うものである。以下、実施例1〜4について、詳細に説明する。
まず、実施例1について説明する。図1は、本発明の実施の形態による電力線通信多重装置の実施例1を示すブロック図である。実施例1では、電力線通信多重装置10が、情報信号が存在する時間帯において、当該情報信号に対してOFDMまたはSSを行い、デジタル変調を行う。情報信号が存在しない時間帯において、ダミー信号に対してOFDMまたはSSを行い、デジタル変調を行う。そして、高周波の情報信号または高周波のダミー信号を交流電圧に重畳して電力線配線15へ送出する。図1を参照して、この電力線通信多重装置10は、信号多重制御部11、ダミー信号発生部12、スイッチ13、及び送出部14を備えている。
信号多重制御部11は、送信されるべき情報信号を入力し、情報信号の有無を判定する。そして、情報信号が有ることを判定した場合は、情報信号有りの切替信号をスイッチ13に出力し、情報信号が無いことを判定した場合は、情報信号無しの切替信号をスイッチ13に出力する。
ダミー信号発生部12は、情報内容として無意味な信号(ダミー信号)を発生する。この無意味な信号は、例えば、情報信号と同じパケット形式の信号であって、無意味であることを示すヘッダとPN信号等を有するペイロードとから成る信号であってもよい。また、パケット形式でない信号であって、単に連続したPN信号の一部分から成る信号であってもよい。尚、ダミー信号発生部12は、情報信号と同じ量のダミー信号を発生するものとする。
スイッチ13は、情報信号を入力すると共に、信号多重制御部11から切替信号を、ダミー信号発生部12からダミー信号をそれぞれ入力する。そして、切替信号が情報信号有りを示す場合は、スイッチを情報信号側に設定し、入力した情報信号を送出部14に出力する。一方、切替信号が情報信号無しを示す場合は、スイッチをダミー信号側に設定し、入力したダミー信号を送出部14に出力する。この場合、スイッチ13は、情報信号の有無により、情報信号またはダミー信号のうちのいずれか一方の信号を、常に一定の情報量になるように出力する。
送出部14は、スイッチ13により出力された情報信号またはダミー信号を入力する。OFDM方式の場合は、入力した信号を直交周波数分割多重し、デジタル変調を行う。一方、SS方式の場合は、入力した信号からSSの拡散信号を生成し、デジタル変調を行う。そして、送出部14は、デジタル変調された高周波の情報信号または高周波のダミー信号を交流電圧に重畳し、電力線配線15へ送出する。
このように、実施例1の電力線通信多重装置10によれば、送信すべき情報信号の量が伝送容量よりも少なく、情報信号が無い時間において、ダミー信号を用いて補充するようにした。これにより、情報信号が有る時間と同様に常に一定の伝送容量の信号を送出することができる。つまり、伝送容量をダミー信号により満たすことができるから、OFDMの搬送波またはSSの拡散信号の振幅変動を抑えることができる。したがって、漏洩電磁波の振幅変動を抑え、妨害音を白色性の雑音にすることができるから、結果として、漏洩電磁波が生じる周囲において、放送や無線等への妨害を低減することができる。
尚、実施例1の電力線通信多重装置10は、情報信号が無い場合にダミー信号を用いて補充するようにしたが、情報信号が全くない時間が継続する場合には、漏洩電磁波自体が生じないように、ダミー信号を用いることなく、送信出力をゼロとする(送出部14が何らの信号も送出しない)のが好適である。
次に、実施例2について説明する。図2は、本発明の実施の形態による電力線通信多重装置の実施例2を示すブロック図である。実施例2では、電力線通信多重装置20が、情報信号量と伝送容量とを一致させるために、伝送パラメータを調整し、当該伝送パラメータに基づいて当該情報信号に対してOFDMまたはSSを行い、デジタル変調を行う。つまり、伝送パラメータにより伝送容量を変更し、情報信号量に追従した伝送容量で、高周波の情報信号を交流電圧に重畳して電力線配線25へ送出する。図2(1)に示す実施例2−1を参照して、この電力線通信多重装置20は、情報信号量測定部21、伝送パラメータ調整部22、及び送出部23を備えている。
情報信号量測定部21は、送信されるべき情報信号を入力し、情報信号量を測定し、当該情報信号量に応じた制御信号を伝送パラメータ調整部22に出力する。伝送パラメータ調整部22は、情報信号量測定部21から制御信号を入力し、当該制御信号に基づいて、伝送容量を情報信号量に合わせるように伝送パラメータを調整し、調整した伝送パラメータを送出部23に出力する。
送出部23は、情報信号を入力すると共に、伝送パラメータ調整部22から伝送パラメータを入力する。そして、OFDM方式の場合は、当該伝送パラメータに基づいて、入力した情報信号を直交周波数分割多重し、デジタル変調を行う。一方、SS方式の場合、当該伝送パラメータに基づいて、入力した情報信号からSSの拡散信号を生成し、デジタル変調を行う。そして、送出部23は、デジタル変調された高周波の情報信号または高周波のダミー信号を交流電圧に重畳し、電力線配線25へ送出する。
ここで、伝送パラメータとは、OFDM方式の場合は、OFDM搬送波の数、各搬送波への情報信号のビット割り当て、搬送波の変調方式等をいう。また、SS方式の場合は、拡散率、拡散信号の重畳数等をいう。
例えば、OFDM方式の場合、伝送パラメータ調整部22は、伝送パラメータであるOFDM搬送波の数を調整し、伝送容量を情報信号量に合わせるときに、以下の(1)式を用いる。
n=k・m ・・・(1)
ここで、nはOFDM搬送波の数、kは定数、mは情報信号量を示す。すなわち、伝送パラメータ調整部22は、OFDM搬送波の数nを、情報信号量に比例するように調整する。
また、伝送パラメータ調整部22は、伝送パラメータである搬送波の変調方式を調整し、伝送容量を情報信号量に合わせるときに、以下を行う。すなわち、送出部23がnPSK変調方式、nQAM変調方式等を用いて変調を行うときには、情報信号量に応じてnの値を変更する(情報信号量が大きいときはnを大きくし、情報信号量が小さいときはnを小さくする)。これは、1シンボル当たりの伝送ビット数が以下の(2)式により表されるため、nを変更することにより伝送容量を変更することができるからである。
伝送ビット数=logn/log2 ・・・(2)
尚、変調方式により伝送劣化に対する特性が変化することに注意する必要がある。
また、例えば、SS方式の場合、伝送パラメータ調整部22は、伝送パラメータである拡散率を調整し、伝送容量を情報信号量に合わせるときに、以下の(3)式を用いる。
σ=s/m’ ・・・(3)
ここで、σは拡散率、sは拡散符号速度、m’は情報信号の速度を示す。すなわち、伝送パラメータ調整部22は、拡散率σを、情報信号量から得られる情報信号の速度m’が変化しても、拡散した後の拡散符号速度が一定になるように調整する。
また、伝送パラメータ調整部22は、伝送パラメータである拡散信号の重畳数を調整し、伝送容量を情報信号量に合わせるときに、以下の(4)式を用いる。
s=v/m ・・・(4)
ここで、sは重畳数、vは1つの拡散信号の伝送容量、mは情報信号量を示す。すなわち、伝送パラメータ調整部22は、拡散信号を重畳することができる重畳数sを、情報信号量に反比例するように調整する。
尚、伝送パラメータ調整部22は、伝送容量を情報信号量に合わせるために、前述した伝送パラメータを調整するようにしたが、伝送パラメータはこれらのパラメータに限定されるものではなく、伝送容量を変更できるパラメータであればよい。また、伝送パラメータ調整部22は、前述した伝送パラメータのうちの一つのパラメータを調整するようにしてもよいし、複数のパラメータを調整するようにしてもよい。
このように、図2(1)に示した実施例2−1の電力線通信多重装置20によれば、送信すべき情報信号の量が伝送容量よりも少ない場合に、情報信号量を用いて伝送パラメータを調整し、伝送容量を情報信号量に合わせるようにした。これにより、電力線配線25上の伝送容量は、情報信号量と一致することになる。この情報信号量の変動が少ない場合には、OFDMの搬送波またはSSの拡散信号の振幅変動を抑えることができる。したがって、漏洩電磁波の振幅変動を抑え、妨害音を白色性の雑音にすることができるから、結果として、漏洩電磁波が生じる周囲において、放送や無線等への妨害を低減することができる。
次に、図2(1)に示した実施例2の変形例(実施例2−2)について説明する。図2(2)を参照して、この実施例2−2の電力線通信多重装置20は、情報信号量測定部21、伝送パラメータ調整部22、送出部23、及びバッファ24を備えている。図2(2)に示す電力線通信多重装置20は、図2(1)に示した構成に加えて、送出部23の前段にバッファ24を備えている点で、図2(1)の構成と相違する。図2(1)に示した実施例2−1は、情報信号量を用いて伝送パラメータを調整し、伝送容量を情報信号量に合わせるものであるが、情報信号量が変動する場合には、OFDMの搬送波またはSSの拡散信号の振幅変動を十分に抑えることができず、結果として、放送や無線等への妨害を十分に低減することができない。そこで、図2(2)に示す実施例2−2は、バッファ24により、情報信号量の変動を抑えるものである。
バッファ24は、情報信号を入力し、当該情報信号を一時的に保持する。また、バッファ24は、保持可能な情報量に対して情報信号をどの程度保持しているかを示すバッファ状態を情報信号量測定部21に出力すると共に、送出部23からの読み出し指示に従って、一時的に保持した情報信号が読み出される。
情報信号量測定部21は、送信されるべき情報信号を入力し、情報信号量を測定する。また、バッファ24からバッファ状態を入力し、前記情報信号量及びバッファ状態に応じた制御信号を伝送パラメータ調整部22に出力する。このバッファ状態は、バッファ24を検査するために用いられ、具体的には、バッファ24がオーバーフローまたはアンダーフローしないようにするためのものである。伝送パラメータ調整部22は、情報信号量測定部21から制御信号を入力し、当該制御信号に基づいて、伝送容量を情報信号量に合わせるように、さらに、バッファ24がオーバーフローまたはアンダーフローしないように伝送パラメータを調整し、調整した伝送パラメータを送出部23に出力する。
送出部23は、伝送パラメータ調整部22から伝送パラメータを入力する。そして、送出部23は、当該伝送パラメータに基づいて、バッファ24から情報信号を入力し、当該情報信号を直交周波数分割多重し、またはSSの拡散信号を生成し、デジタル変調を行う。そして、送出部23は、デジタル変調された高周波の情報信号または高周波のダミー信号を交流電圧に重畳し、電力線配線25へ送出する。
ところで、PLCでは、周波数上に並ぶ各搬送波の伝送品質が異なるため、送出部23は、伝送品質に応じて、搬送波への情報信号の割当量を制御する。ここで、伝送パラメータ調整部22が、前述のように、伝送パラメータであるOFDM搬送波の数を(1)式を用いて調整する場合には、多数の搬送波毎に異なる情報信号量を合算して、伝送容量を情報信号量に合わせる必要があり、これを実現するのは困難である。そこで、伝送パラメータ調整部22は、情報信号量測定部21から入力した制御信号のうちのバッファ状態を示す制御信号を用いて、一定時間毎に、保持された情報信号量がバッファ24の中点(設定値)から増加しているか、または減少しているかを検査し、以下の(5)式を用いてOFDM搬送波の数を調整する。
n=k・m+q・p ・・・(5)
ここで、nはOFDM搬送波の数、kは定数、mは情報信号量、pはバッファ24において保持した情報信号の増減量を正規化した値(+1〜−1)、qは定数を示す。すなわち、伝送パラメータ調整部22は、OFDM搬送波の数nを、情報信号量に比例するように調整すると共に、バッファ24において保持した情報信号の増減量(バッファ増減量)に比例するように調整する。具体的には、バッファ量が中点よりも増加している場合はnを大きくし、バッファ量が中点よりも減少している場合はnを小さくする。
このように、図2(2)に示した実施例2−2の電力線通信多重装置20によれば、送信すべき情報信号の量が伝送容量よりも少ない場合に、情報信号量を用いて伝送パラメータを調整し、伝送容量を情報信号量に合わせると共に、実際に送出する情報信号の量の変動を抑制するようにした。これにより、電力線配線25上の伝送容量は、変動が抑制された情報信号量と一致することになり、OFDMの搬送波またはSSの拡散信号の振幅変動を十分に抑えることができる。したがって、漏洩電磁波の振幅変動を十分に抑え、妨害音を白色性の雑音にすることができるから、結果として、漏洩電磁波が生じる周囲において、放送や無線等への妨害を十分に低減することができる。
次に、実施例3について説明する。図3は、本発明の実施の形態による電力線通信多重装置の実施例3を示すブロック図である。前述した実施例2では、伝送パラメータを調整する場合、調整した前後で搬送波及び拡散信号等の送出された信号が振幅変動を伴うことがあり、この振幅変動により、耳鳴りな妨害音を発生させることになる。そこで、実施例3では、電力線通信多重装置30が、伝送パラメータを調整(変更)する周期を、予め設定された一定の周期以下になるように制御する。図3を参照して、この電力線通信多重装置30は、情報信号量測定部31、伝送パラメータ調整部32、送出部33、バッファ34、及び調整周期制御部35を備えている。図3に示す実施例3の情報信号量測定部31、送出部33、バッファ34及び電力線配線36は、図2(2)に示した実施例2−2の情報信号量測定部21、送出部23、バッファ24及び電力線配線25にそれぞれ相当し、同等の機能を有するため、ここでは説明を省略する。
調整周期制御部35は、伝送パラメータ調整部32が伝送パラメータを調整するための周期を制御し、当該調整周期を伝送パラメータ調整部32に出力する。具体的には、人間の最低可聴周波数は30〜50Hz程度であるから、調整周期制御部35は、この周波数以下の周波数、すなわち20〜30ms以上の調整周期を出力する。
伝送パラメータ調整部32は、情報信号量測定部31から制御信号を入力し、調整周期制御部35から調整周期を入力し、当該調整周期のタイミングで、制御信号に基づいて伝送容量を情報信号量に合わせるように伝送パラメータを調整し、調整した伝送パラメータを送出部23に出力する。
このように、図3に示した実施例3の電力線通信多重装置30によれば、伝送パラメータを、人間の最低可聴周波数(30〜50Hz)以下の周波数、すなわち20〜30ms以上の周期で調整するようにした。これにより、調整した前後で搬送波及び拡散信号等の送出された信号が振幅変動を伴うことがあるものの、この振幅変動により、耳鳴りな妨害音を発生させることがない。したがって、漏洩電磁波が生じる周囲において、放送や無線等への妨害を低減することができる。
一般に、電力線配線36において、インピーダンス、反射、伝送ロス、機器雑音等の伝送特性は時々刻々と変動している。ここで、送出部33は、電力線配線36の伝送特性に応じて、特性の良い周波数の搬送波に多くの情報信号を割り当てたり、SN比が低い周波数部分の送信出力を上げたりして、適応的な調整を行うことがある(前述の非特許文献1、第2頁左欄下から19行目から右欄上から5行目までを参照)。このような場合であっても、実施例3のように伝送パラメータの調整周期を制御することにより、妨害音を低減することができる。また、SS方式の場合、同期を取るための信号も送出する必要があるが、これによる妨害音が生じる可能性がある。この同期の周期も、人間の最低可聴周波数(30〜50Hz)以下の周波数、すなわち20〜30ms以上とすることにより、妨害音を低減することができる。
次に、実施例4について説明する。前述した実施例2では、伝送パラメータを一時的に大きく変更すると、クリック音のような妨害音が発生することがある。これは、実施例3において、伝送パラメータを調整(変更)する周期を、予め設定された一定の周期以下(人間の最低可聴周波数30〜50Hz以下の周波数になるように、その周期を20〜30ms以上)とする場合も同様である。そこで、実施例4では、このクリック音のような妨害音が発生しないように、伝送パラメータを穏やかに時間をかけて変更する。実施例4の電力線通信多重装置の構成は、図2または図3に示した構成と同様である。
実施例2の伝送パラメータ調整部22及び実施例3の伝送パラメータ調整部32は、情報信号量測定部21,31から制御信号を入力し、当該制御信号に基づいて伝送容量を情報信号量に合わせるように伝送パラメータを調整する。そして、その調整した伝送パラメータを瞬時に送出部23,33に出力しないで、時間的に徐々に、調整前の伝送パラメータから調整後の伝送パラメータに変更し、その徐々に変更した伝送パラメータを送出部23,33に出力する。
例えば、OFDM方式の場合、伝送パラメータ調整部22,32は、伝送パラメータとして、調整したOFDM搬送波の数をそのまま出力するのではなく、送出部23,33がOFDM搬送波の数を1本ずつ増減できるように、OFDM搬送波の数を時間的に徐々に変更して出力する。この場合、人間の最低可聴周波数30〜50Hz程度の逆数である周期20〜30ms以上の時間をかけて徐々に変更することが好適である。
このように、実施例4の電力線通信多重装置によれば、調整した伝送パラメータに近づくように、時間的に徐々に伝送パラメータを変更するようにした。これにより、伝送パラメータは一時的に大きく変更されないから、クリック音のような妨害音の出力を低減することができる。
本発明の実施の形態による電力線通信多重装置の実施例1を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による電力線通信多重装置の実施例2を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による電力線通信多重装置の実施例3を示すブロック図である。 OFDM方式を用いた場合におけるPLCの信号スペクトラムを示す図である。 SS方式を用いた場合におけるPLCの信号スペクトラムを示す図である。 電力線通信多重装置が使用されるシステム全体の概要を説明する図である。
符号の説明
10,20,30 電力線通信多重装置
11 信号多重制御部
12 ダミー信号発生部
13 スイッチ
14,23,33 送出部
15,25,36 電力線配線
21,31 情報信号量測定部
22,32 伝送パラメータ調整部
24,34 バッファ
35 調整周期制御部

Claims (5)

  1. 情報信号を交流電圧に重畳し、電力線へ送出する電力線通信多重装置において、
    送出すべき情報信号の有無を判定し、切替信号を出力する信号制御部と、
    該信号制御部から切替信号を入力し、該切替信号が情報信号有りを示す場合に情報信号を出力し、該切替信号が情報信号無しを示す場合にダミー信号を出力するスイッチ部と、
    該スイッチ部から信号を入力し、該信号に変調を施し、交流電圧に重畳して送出する送出部とを備え、
    送出すべき情報信号が無い場合に、ダミー信号により、電力線上の伝送容量を一定にすることを特徴とする電力線通信多重装置。
  2. 情報信号を交流電圧に重畳し、電力線へ送出する電力線通信多重装置において、
    送出すべき情報信号の量を測定する情報信号量測定部と、
    該情報信号量測定部から情報信号量を入力し、該情報信号量に伝送容量が一致するように、伝送パラメータを調整し、該伝送パラメータを出力する伝送パラメータ調整部と、
    情報信号を入力すると共に、前記伝送パラメータ調整部から伝送パラメータを入力し、該伝送パラメータに基づいて情報信号に変調を施し、交流電圧に重畳して送出する送出部とを備え、
    送出すべき情報信号の量が伝送容量よりも少ない場合に、伝送パラメータにより伝送容量を変更し、該伝送容量を情報信号量に合わせることを特徴とする電力線通信多重装置。
  3. 請求項2に記載の電力線通信多重装置において、
    さらに、前記送出部が入力する情報信号を平滑化するように、該情報信号を一時的に保持するバッファ部を備えたことを特徴とする電力線通信多重装置。
  4. 請求項2に記載の電力線通信多重装置において、
    さらに、前記伝送パラメータ調整部により調整される伝送パラメータの調整周期を、人間の可聴周波数以下の周波数に相当する周期になるように制御する調整周期制御部を備えたことを特徴とする電力線通信多重装置。
  5. 請求項2に記載の電力線通信多重装置において、
    前記伝送パラメータ調整部は、伝送パラメータを調整した場合に、時間的に徐々に、調整前の伝送パラメータから調整後の伝送パラメータになるように、伝送パラメータを出力することを特徴とする電力線通信多重装置。
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