JP2001217743A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JP2001217743A
JP2001217743A JP2000021373A JP2000021373A JP2001217743A JP 2001217743 A JP2001217743 A JP 2001217743A JP 2000021373 A JP2000021373 A JP 2000021373A JP 2000021373 A JP2000021373 A JP 2000021373A JP 2001217743 A JP2001217743 A JP 2001217743A
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communication device
data communication
clock control
clock
data
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Tadanaka Kamiya
忠央 神谷
Koji Hakamata
浩司 袴田
Iwao Matsuura
巌 松浦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B15/02Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、軽量で、無線通信に妨害を与えず、高
速なデータ通信が可能なデータ通信装置を提供する。 【解決手段】 クロック制御装置3は、情報通信装置5
から、無線通信装置6の無線周波数情報を受け取る。ま
た、メインCPU4の動作クロック周波数を検出する。
そして、動作クロック周波数の逓倍が無線周波数と一致
する場合には、メインCPU4の動作が保証される最小
の電圧値までメインCPU4の動作クロックの電圧を低
下させる。クロック周波数のシフト、あるいは周波数変
調を行っても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置を接
続し、無線回線を利用してデータ通信を行うデータ通信
装置に関し、特に、データ通信装置が発生するクロック
が無線通信装置に妨害を与えないようにしたデータ通信
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の移動通信端末の普及
と、ノート型パソコン等の小型化、軽量化により、携帯
電話等の無線通信装置とノート型パソコン等のデータ通
信装置とを接続し、無線通信回線を用いた電子メールや
インターネット等のデータ通信が盛んに行われており、
さらなる機器の小型化や複合化が進んでいる。
【0003】図9は、従来のデータ通信装置11にケーブ
ル等を用いて無線通信装置12を接続し、無線データ通信
を行うシステムを示したものである。
【0004】データ通信装置11は、クロック発生装置13
と、メインCPU14とを備えている。無線通信装置12
は、ディジタル信号符号化/復号化手段15と、周波数変
復調手段16と、通信用電波送受信手段17と、アンテナ18
とを備えている。
【0005】クロック発生装置13は、水晶発振器、ある
いは電気的共振を利用した発振回路等から構成されてお
り、メインCPU14を動作させるための動作クロックを
発生する。メインCPU14は、クロック発生装置13から
供給される動作クロックのタイミングで動作する。そし
て、送信データを無線通信装置12のディジタル信号符号
化/復号化手段15へ出力し、ディジタル信号符号化/復
号化手段15から受信データを受信する。
【0006】ディジタル信号符号化/復号化手段15は、
送信データに対して誤り訂正符号の付与、暗号化等の信
号処理を施してベースバンド信号を生成し、周波数変復
調手段へ出力する。また、周波数変復調手段から出力さ
れる受信データのベースバンド信号に対して暗号解読、
誤り検出・訂正等の処理を施す。周波数変復調手段16
は、送信データのベースバンド信号により無線通信用の
高周波信号を変調し、通信用電波送受信手段17へ出力す
る。また、通信用電波送受信手段17から出力される受信
信号からベースバンド信号を復調して取り出し、ディジ
タル信号符号化/復号化手段15へ出力する。通信用電波
送受信手段17は変調された送信用の高周波信号をアップ
・コンバートおよび増幅し、アンテナ18へ供給する。ま
た、アンテナ18で受信された電波を増幅し、周波数をダ
ウンコンバートして周波数変復調手段16へ出力する。
【0007】以上のように構成されたシステムにおい
て、データを送信する場合、データ通信装置11内のメイ
ンCPU14は、送信データに対し、TCP/IP等のデ
ータ通信プロトコルに従い、データの分割や、ヘッダー
・フッターの付与、等のデータ処理を行い、無線通信装
置12へ送信する。無線通信装置12内のディジタル信号符
号化/復号化手段15は、データ通信装置11から送られた
データに対し、誤り訂正符号の付与、暗号化等の信号処
理を施して、ベースバンド信号を発生し、周波数変復調
手段16へ送信する。そして、周波数変復調手段16で無線
通信用の高周波信号にベースバンド信号で変調をかけ、
通信用電波送受信手段17によって周波数のアップコンバ
ートと増幅を行い、アンテナ18から空中に放射する。
【0008】データを受信する場合は上記の逆であり、
アンテナ18で受信した電波から、通信用電波送受信手段
17、および、周波数変復調手段16によってベースバンド
信号が取り出され、ディジタル信号符号化/復号化手段
15によって、暗号解読、誤り検出・訂正、等の処理が施
され、TCP/IP等のデータ通信プロトコルに準拠し
た信号が出力される。そして、ケーブル、コネクタ等を
介してデータ通信装置11へ送られる。データ通信装置11
のメインCPU14はTCP/IPプロトコルに従って付
与されたヘッダー、フッター等を除去、および、除去後
のデータを結合し、受信データを再生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】データ通信装置はCP
Uを動作させるため、水晶発振器、あるいは電気的共振
を利用した発振回路等のクロック発生装置を内蔵してい
る。このようなクロック発生装置からは、希望周波数の
クロック以外に希望周波数の2倍、3倍、4倍、…の高
調波成分が出力される。これらは逓倍波ノイズと呼ば
れ、データ通信装置から妨害波として空中に放射され
る。
【0010】データ通信装置内部のクロック発生装置よ
り発生する逓倍波ノイズは、空中を伝播し、テレビ、ラ
ジオ等、周辺の電気機器に妨害を与えることがあった。
特に携帯電話等を接続して、無線データ通信を行う形態
のデータ通信装置では、携帯電話等の無線通信装置はデ
ータ通信装置の近傍に置かれるか、あるいは、一体化さ
れている。そのため、無線通信装置は逓倍波ノイズによ
る妨害波を受信し易く、万一、逓倍波ノイズが無線通信
用周波数と一致した場合、受信感度劣化、データ誤り率
の劣化、データ通信速度の低下等、無線通信に悪影響を
与えていた。
【0011】図10は、逓倍波ノイズの高次波(n倍の
高調波成分)が無線通信装置の受信周波数帯域内に影響
を及ぼしている特性を示したものである。
【0012】また、その対策として、クロック発生装置
を金属ケースで覆い、電気的にシールドすることで放射
される逓倍波ノイズを低減したり、ケーブルを用いてデ
ータ通信装置と無線通信装置との空間距離を離すことで
逓倍波ノイズの影響を受けにくくしていた。しかし、シ
ールドケースは軽量化の妨げとなり、また、ケーブルで
装置間の距離を離す方法は、各装置の小型化を無意味に
していた。
【0013】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決するもので、小型、軽量で、無線通信に妨害を与え
ず、高速なデータ通信が可能なデータ通信装置を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ通信装置
は、無線通信装置を接続し、無線回線を利用してデータ
通信を行うデータ通信装置であって、前記無線通信装置
との情報通信手段と、クロック発生手段と、クロック制
御手段とを備え、前記クロック制御手段は、前記情報通
信手段が受信した前記無線通信装置の動作状態情報に応
じて、前記クロック発生手段が発生するクロックの逓倍
周波数が前記無線通信装置の動作に妨害を与えないよう
に前記クロック発生手段のクロック制御を行うことを特
徴とする。この構成により、クロックの逓倍波ノイズが
無線通信装置の無線周波数に妨害を与えないようにでき
るため、データ誤りの少ない、高速かつ安定した無線デ
ータ通信が可能となる。さらに、逓倍波ノイズの放射を
防ぐ金属製シールドケースが不要となり、データ通信装
置のさらなる小型軽量化、および、コストダウンが可能
となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態のデータ通信
装置に無線通信装置を接続し、無線データ通信を行うシ
ステムを示したものである。
【0017】このシステムは、データ通信装置1と無線
通信装置6とを接続装置7で接続したものである。
【0018】データ通信装置1は、従来のデータ通信装
置11と同様、クロック発生装置2と、メインCPU4と
を備えている。さらに、クロック制御装置3と、情報通
信装置5とを備えている。無線通信装置6は、図示され
ていないが、従来の無線通信装置12と同様、ディジタ
ル信号符号化/復号化手段と、周波数変復調手段と、通
信用電波送受信手段と、アンテナとを備えている。さら
に、情報通信装置8を備えている。データ通信装置1と
無線通信装置6とは接続装置7で接続されており、それ
ぞれの情報通信装置5,8によって送受信データや、デ
ータ通信装置1、および、無線通信装置6の動作状態情
報を相互に送受信する。
【0019】クロック発生装置2は、水晶発振器、ある
いは電気的共振を利用した発振回路等から構成されてお
り、メインCPU4を動作させるためのクロックを発生
する。メインCPU4は、クロック発生装置2から供給
されるクロックのタイミングで動作する。そして、送信
データを情報通信装置5へ出力し、情報通信装置5から
受信データを受信する。クロック制御装置3は、メイン
CPU4の動作クロック周波数と、情報通信装置5から
与えられる無線通信装置6の動作状態情報(詳細は後
述)を基に、クロック発生装置2を制御する。また、メ
インCPU4の動作クロックの周波数を検出する。
【0020】以上のように構成されたシステムにおい
て、メインCPU4が生成した送信データは、情報通信
装置5と接続装置7とを介して無線通信装置6の情報通
信装置8へ送られる。そして、情報通信装置8から、図
示されていないディジタル信号符号化/復号化手段、周
波数変調手段、および通信用電波送受信手段を介してア
ンテナから空間へ放射される。データを受信する場合は
上記の逆であり、アンテナで受信された電波から、通信
用電波送受信手段、周波数変復調手段、ディジタル信号
符号化/復号化手段を介して受信データが情報通信装置
8へ入力される。そして、接続装置7と情報通信装置5
とを介してメインCPU4へ入力される。
【0021】また、図1に示したシステムでは、無線通
信装置6の各種動作状態情報(無線周波数、受信データ
誤り率、電界強度、回線品質情報等)を情報通信装置8
から接続装置7を介して情報通信装置5へ送る。情報通
信装置5は受け取った動作状態情報をクロック制御装置
3へ送る。クロック制御装置3は、受け取った動作状態
情報と、クロック発生装置2の動作クロック周波数とを
基に、クロック発生装置2が発生する動作クロックの逓
倍周波数が無線通信装置6の動作に妨害を与えないよう
にクロック発生装置2の動作クロックの制御(電圧、周
波数シフト、周波数変調、またはこれら二つ以上の組み
合わせ)を行う。
【0022】以下、クロック制御装置3の動作について
具体的に説明する。
【0023】(第1の動作例)図2は、クロック制御装
置3の第1の動作例を示すフローチャートである。クロ
ック制御装置3は、まず情報通信装置5から、無線通信
装置6の無線周波数情報を受け取る(ステップA1)。次
に、メインCPU4の動作クロック周波数、すなわちク
ロック発生装置2がメインCPU4に供給している動作
クロックの周波数を検出する(ステップA2)。そして、
動作クロック周波数の逓倍が無線周波数と一致するか否
かを判定し、一致する場合(ステップA3でYES)には、
メインCPU4の動作が保証される最小の電圧値までメ
インCPU4の動作クロックの電圧を低下させる(ステ
ップA4)。前記周波数が不一致の場合には、クロック制
御を行わずに処理を終える。
【0024】(第2の動作例)図3は、クロック制御装
置3の第2の動作例を示すフローチャートである。この
フローチャートにおけるステップB1〜B3は、それぞれ図
2におけるステップA1〜A3と同一である。ここでは、メ
インCPU4の動作クロック周波数の逓倍が無線周波数
と一致する場合(ステップB3でYES)には、メインCP
U4の動作が保証される最小あるいは最大の周波数まで
メインCPU4の動作クロックの周波数をシフトさせる
(ステップB4)。前記周波数が不一致の場合には、クロ
ック制御を行わずに処理を終える。
【0025】(第3の動作例)図4は、クロック制御装
置3の第3の動作例を示すフローチャートである。この
フローチャートにおけるステップC1〜C3は、それぞれ図
2におけるステップA1〜A3と同一である。ここでは、メ
インCPU4の動作クロック周波数の逓倍が無線周波数
と一致する場合(ステップC3でYES)には、メインCP
U4の動作クロックに対し、メインCPU4の動作が保
証される周波数範囲を越えない周波数変調をかける(ス
テップC4)。前記周波数が不一致の場合には、クロック
制御を行わずに処理を終える。
【0026】図5は、本動作例におけるメインCPU4
の動作クロックの逓倍波による妨害波の周波数特性を示
したものである。メインCPU4の動作クロックに周波
数変調をかけることによって、妨害波にも変調がかか
り、その結果、妨害波の周波数特性が広がると同時に電
界強度が低下していることが分かる。
【0027】(第4の動作例)図6は、クロック制御装
置3の第4の動作例を示すフローチャートである。クロ
ック制御装置3は、まず情報通信装置5から、無線通信
装置6の受信データ誤り率情報を受け取り(ステップD
1)、その誤り率の値があらかじめ定めたしきい値THを
越えたか否かを判定する(ステップD2)。そして、しき
い値THを越えた場合(ステップD2でYES)には、クロッ
ク制御を実施する(ステップD3)。受信データ誤り率の
値がしきい値TH以下の場合(ステップD2でNO)には、ク
ロック制御を実施しない。
【0028】ここで、クロック制御の内容は、クロック
電圧の低下、クロック周波数のシフト、クロックの周波
数変調、およびそれらの二つ以上の組み合わせ(電圧低
下と周波数シフト、周波数シフトと周波数変調、電圧低
下と周波数シフトと周波数変調)である。
【0029】(第5の動作例)図7は、クロック制御装
置3の第5の動作例を示すフローチャートである。クロ
ック制御装置3は、情報通信装置5が無線通信装置6の
情報通信装置8からクロック制御要求を受信したか否か
を判定する(ステップE1)。そして、クロック制御要求
を受信した場合には(ステップE1でYES)、クロック制
御を実施する(ステップE2)。クロック制御要求を受信
していない場合には(ステップE1でNO)、クロック制御
を実施しない。クロック制御の内容は第4の動作例と同
じである。
【0030】(第6の動作例)図8は、クロック制御装
置3の第5の動作例を示すフローチャートである。この
フローチャートにおけるステップF1〜F2は、図5におけ
るステップD1〜D2と同じである。ここでは、無線通信装
置6の受信データ誤り率があらかじめ定めたしきい値TH
を越えた場合(ステップF2でYES)、前回の処理でクロ
ック制御を実施したか否かを判定する(ステップF3)。
そして、実施したと判定した場合(ステップF3でYE
S)、無線通信装置6に対して無線周波数変更命令を送
信する(ステップF4)。前回の処理でクロック制御を実
施していないと判定した場合(ステップF3でNO)、クロ
ック制御を実施する(ステップF5)。受信データ誤り率
の値がしきい値TH以下の場合(ステップF2でNO)には、
クロック制御を実施しない。
【0031】なお、図1において、無線通信装置6は、
データ通信装置1に付属、あるいは、内蔵されていても
よい。そのように構成することにより、小型、低コスト
で、無線回線を利用した、データ誤りの少ない、高速
な、データ通信装置を実現することが可能となる。ま
た、本発明は前記実施の形態において例示した動作例以
外にも下記(1)〜(9)のような動作を行うように構
成することもできる。
【0032】(1)無線通信装置6の無線周波数情報を
データ通信開始時に情報通信装置5により受信し、その
無線周波数がメインCPU4の動作クロック周波数の逓
倍と一致すると判定した場合にクロック制御を実施す
る。
【0033】(2)無線通信装置6の無線周波数情報を
情報通信装置5により一定間隔で周期的に受信し、その
無線周波数がメインCPU4の動作クロック周波数の逓
倍と一致すると判定した場合にクロック制御を実施す
る。
【0034】(3)無線通信装置6の無線周波数情報を
情報通信装置5により受信し、その無線周波数が前回検
出した無線周波数情報から変化しており、かつメインC
PU4の動作クロック周波数の逓倍と受信周波数とが一
致すると判定した場合にクロック制御を実施する。
【0035】(4)無線通信装置6の受信データの誤り
率情報と受信電界強度情報とを情報通信装置5により受
信し、これら二つの情報によって、動作クロック制御の
実施/非実施の判別、および、周波数シフト量、変調度
を調整する。
【0036】(5)無線通信装置6の受信データの誤り
率情報を情報通信装置5により受信し、その誤り率が無
線通信装置6の誤り訂正能力を上回ったと判定した場合
にクロック制御を実施する。
【0037】(6)無線通信装置6の受信電界強度を情
報通信装置5により受信し、その電界強度が、受信デー
タに誤りが発生し始めるレベルを下回ったと判定した場
合にクロック制御を実施する。
【0038】(7)無線通信装置6の受信データの誤り
率情報を情報通信装置5により受信し、データ誤りが発
生していたと判定した場合にクロック制御を実施する。
【0039】(8)無線通信装置6の受信データの誤り
率情報と電界強度情報と回線品質情報とを受信し、これ
ら三つの情報からクロック制御を実施するか否かを決定
する。
【0040】(9)クロック制御装置3は、無線通信装
置6に対し、メインCPU4の動作クロックによって妨
害を受けると予想される無線周波数情報を、情報通信装
置5を通じて報知する。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、データ通
信装置のメインCPUの動作クロックの逓倍波周波数
が、無線通信装置の無線周波数帯域に妨害を与えること
がないため、無線回線を利用した、データ誤りが少な
く、かつデータ伝送速度の高いデータ通信装置を実現す
ることができる。また、逓倍波ノイズの放射を防ぐ金属
製シールドケースが不要となるため、小型軽量でコスト
の低いデータ通信装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のデータ通信装置に無線通
信装置を接続し、無線データ通信を行うシステムを示し
た図、
【図2】本発明の実施の形態のデータ通信装置における
クロック制御装置の第1の動作例を示すフローチャー
ト、
【図3】本発明の実施の形態のデータ通信装置における
クロック制御装置の第2の動作例を示すフローチャー
ト、
【図4】本発明の実施の形態のデータ通信装置における
クロック制御装置の第3の動作例を示すフローチャー
ト、
【図5】図4の動作例におけるメインCPU4の動作ク
ロックの逓倍波による妨害波の周波数特性を示した図、
【図6】本発明の実施の形態のデータ通信装置における
クロック制御装置の第4の動作例を示すフローチャー
ト、
【図7】本発明の実施の形態のデータ通信装置における
クロック制御装置の第5の動作例を示すフローチャー
ト、
【図8】本発明の実施の形態のデータ通信装置における
クロック制御装置の第6の動作例を示すフローチャー
ト、
【図9】従来のデータ通信装置と無線通信装置の構成を
示す図、
【図10】従来のデータ通信装置から放射される妨害波
の逓倍周波数特性を示す図である。
【符号の説明】
1 データ通信装置 2 クロック発生制御装置 3 クロック制御装置 4 メインCPU 5、8 情報通信装置 6 無線通信装置 7 接続装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 巌 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5B079 BA01 BB10 BC03 DD04 DD20 5K011 DA05 EA01 FA07 GA06 JA01 KA04 5K067 AA05 BB04 DD43 EE02 EE32 KK13

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信装置を接続し、無線回線を利用
    してデータ通信を行うデータ通信装置であって、前記無
    線通信装置との情報通信手段と、クロック発生手段と、
    クロック制御手段とを備え、前記クロック制御手段は、
    前記情報通信手段が受信した前記無線通信装置の動作状
    態情報に応じて、前記クロック発生手段が発生するクロ
    ックの逓倍周波数が前記無線通信装置の動作に妨害を与
    えないように前記クロック発生手段のクロック制御を行
    うことを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記クロック制御は、電圧制御、周波数
    制御、またはそれらの組み合わせであることを特徴とす
    る請求項1記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 前記周波数制御は、周波数シフトである
    ことを特徴とする請求項2記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記周波数制御は、周波数変調であるこ
    とを特徴とする請求項2記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記動作状態情報は、前記無線通信装置
    が使用する無線周波数の情報であることを特徴とする請
    求項1記載のデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 前記動作状態情報は、前記無線通信装置
    の受信電界強度を含むことを特徴とする請求項1記載の
    データ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記動作状態情報は、前記無線通信装置
    の受信データ誤り率を含むことを特徴とする請求項1記
    載のデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 前記動作状態情報は、前記無線通信装置
    の回線品質情報を含むことを特徴とする請求項1記載の
    データ通信装置。
  9. 【請求項9】 前記情報通信手段は、データ通信開始時
    に前記無線周波数の情報を受信することを特徴とする請
    求項5記載のデータ通信装置。
  10. 【請求項10】 前記情報通信手段は、一定の時間間隔
    で周期的に前記無線周波数の情報を受信することを特徴
    とする請求項5記載のデータ通信装置。
  11. 【請求項11】 前記クロック制御手段は、前記クロッ
    クの逓倍周波数が前記無線周波数に一致すると判断した
    時に前記クロック制御を行うことを特徴とする請求項5
    または9または10記載のデータ通信装置。
  12. 【請求項12】 前記クロック制御手段は、前記無線周
    波数が前回の値から変化したと判断した時に前記クロッ
    ク制御を行うことを特徴とする請求項10記載のデータ
    通信装置。
  13. 【請求項13】 前記クロック制御手段は、前記受信デ
    ータ誤り率が無線通信装置の誤り訂正能力を上回ったと
    判断した時に前記クロック制御を行うことを特徴とする
    請求項7記載のデータ通信装置。
  14. 【請求項14】 前記クロック制御手段は、前記受信電
    界強度がデータ誤りが発生し始めるレベルを下回ったと
    判断した時に前記クロック制御を行うことを特徴とする
    請求項6記載のデータ通信装置。
  15. 【請求項15】 前記クロック制御手段は、前記受信デ
    ータ誤り率から、無線通信装置に受信データの誤りが発
    生したと判断した時に前記クロック制御を行うことを特
    徴とする請求項7記載のデータ通信装置。
  16. 【請求項16】 前記無線通信装置は前記クロック制御
    装置に対し、クロック制御を要求する信号を出力し、前
    記クロック制御装置は、前記クロック制御要求信号を受
    信した場合、クロック制御を行うことを特徴とする請求
    項1記載のデータ通信装置。
  17. 【請求項17】 前記クロック制御装置は、クロック制
    御を行った後にも無線通信装置への妨害低減効果がない
    と判断した場合、前記無線通信装置に対し、無線周波数
    の変更命令を出力することを特徴とする請求項1記載の
    データ通信装置。
  18. 【請求項18】 前記クロック制御装置は、前記クロッ
    ク発生手段のクロックによって妨害を受けると予想され
    る無線周波数情報を、前記無線通信装置に対し報知する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ通信装置。
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