JP2007134097A - 接合構造および接合部材の取り外し方法 - Google Patents
接合構造および接合部材の取り外し方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】車両のボディ2にはワイヤーハーネス3が端子金具32を介して接合されており、端子金具32にはボルト挿通孔33が形成されている。ボルト挿通孔33は、雄ねじ挿通孔部33aと頭貫通孔部33bとが連続して形成された構造を具備している。車両の解体時には、端子金具32を折曲誘引部34で折り曲げ、ワイヤーハーネス3を前進させる。すると、ボルト5の頭部52が端子金具32のボルト挿通孔33の頭貫通孔部33bを通過する形でワイヤーハーネス3がスライドしてボディ2から分離される。端子金具32とボディ2とが互いに異なる材質であって、産業廃棄物処理上の要請などから両者を完全に分離しなければならない場合であっても、車両の解体時間を短縮することができる。
【選択図】図5
Description
また、請求項2に係る接合構造の発明では、前記端子金具は、前記雄ねじ挿通孔部と前記頭貫通孔部との連続部位に折曲誘引部を備えていることを特徴とする。
また、請求項3に係る接合構造の発明では、前記端子金具は、前記被接合部材に当接する固定脚部を前記折曲誘引部の前方に備えているとともに、前記被接合部材に当接する可倒脚部を前記折曲誘引部の後方に備えていることを特徴とする。
また、請求項4に係る接合構造の発明では、前記固定脚部は、ボルト頭部対応部位より前方に位置していることを特徴とする。
また、請求項5に係る接合構造の発明では、前記固定脚部は、前記被接合部材に点接触していることを特徴とする。
また、請求項6に係る接合部材の取り外し方法の発明では、接合部材が端子金具を介して被接合部材にボルトで接合された接合構造において、前記ボルトによる前記端子金具の締結力を低減し、この状態で、前記端子金具のボルト挿通孔に前記ボルトの頭部を当該ボルトの軸心と交差する方向に貫通させることにより、当該端子金具の係合状態を解除することを特徴とする。
また、請求項7に係る接合部材の取り外し方法の発明では、前記端子金具を折り曲げて傾斜させることにより、前記ボルトによる当該端子金具の締結力を低減することを特徴とする。
図1は本発明に係る接合構造の第1の実施形態を示す斜視図、図2は図1に示す接合構造のII−II線による垂直断面図、図3は図1の接合構造に用いられる端子金具の斜視図、図4は図1の接合構造においてワイヤーハーネスを取り外す手順を示す斜視図、図5は図1の接合構造においてワイヤーハーネスを取り外す手順を示す斜視図である。
図6は本発明に係る接合構造の第2の実施形態を示す正面図、図7は図6に示す端子金具の底面図、図8は図6の接合構造においてワイヤーハーネスを取り外す手順を示す斜視図、図9は図6の接合構造においてワイヤーハーネスを取り外す手順を示す斜視図である。
上述した第2の実施形態においては、固定脚部35が直方体状である場合について説明したが、固定脚部35の形状は直方体状に限るわけではない。例えば、図10に示すように、固定脚部35を半球状にしてもよい。また、図11に示すように、固定脚部35を三角錐状にしても構わない。このようにして、固定脚部35をボディ2に点接触させれば、車両の解体時に、端子金具32の基板部32aの傾斜動作、ひいてはワイヤーハーネス3のスライド動作を一層円滑に行うことができる。
2……ボディ(被接合部材)
21……ねじ孔
3……ワイヤーハーネス(接合部材)
31……電線束
32……端子金具
33……ボルト挿通孔
33a……雄ねじ挿通孔部
33b……頭貫通孔部
34……折曲誘引部
35……固定脚部
36……可倒脚部
5……ボルト
51……雄ねじ部
52……頭部
Claims (7)
- 接合部材が端子金具を介して被接合部材にボルトで接合された接合構造であって、
前記端子金具は、前記ボルトの雄ねじ部を当該ボルトの軸心方向に挿通させうる雄ねじ挿通孔部と、前記ボルトの頭部を当該ボルトの軸心と交差する方向に貫通させうる頭貫通孔部とが形成されたボルト挿通孔を備えていることを特徴とする接合構造。 - 前記端子金具は、前記雄ねじ挿通孔部と前記頭貫通孔部との連続部位に折曲誘引部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の接合構造。
- 前記端子金具は、前記被接合部材に当接する固定脚部を前記折曲誘引部の前方に備えているとともに、前記被接合部材に当接する可倒脚部を前記折曲誘引部の後方に備えていることを特徴とする請求項2に記載の接合構造。
- 前記固定脚部は、ボルト頭部対応部位より前方に位置していることを特徴とする請求項3に記載の接合構造。
- 前記固定脚部は、前記被接合部材に点接触していることを特徴とする請求項3または4に記載の接合構造。
- 接合部材が端子金具を介して被接合部材にボルトで接合された接合構造において、
前記ボルトによる前記端子金具の締結力を低減し、
この状態で、前記端子金具のボルト挿通孔に前記ボルトの頭部を当該ボルトの軸心と交差する方向に貫通させることにより、当該端子金具の係合状態を解除することを特徴とする、接合部材の取り外し方法。 - 前記端子金具を折り曲げて傾斜させることにより、前記ボルトによる当該端子金具の締結力を低減することを特徴とする、請求項6に記載の接合部材の取り外し方法。
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