JP2007130052A - 医療用注射針 - Google Patents

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Abstract

【課題】折曲部を折曲げた際に、折曲部が後端部から破断する惧れをなくす。
【解決手段】ハブ2にカヌラ1が挿通固着され、カヌラ1における、ハブ2に対する固着部分よりも前部側が、折曲げ可能な折曲部4とされている。折曲部4の軸心に対する折曲角度11を所定角度に規制する規制手段が備えられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、径が細く肉厚の薄いカヌラを有する医療用注射針に関し、より詳しくは、歯の治療に際して局部麻酔を行うときに使用される歯科用注射針や、インシュリンの注射に使用する注射針等に関する。
従来、歯の治療時に、歯根に麻酔剤を注入する場合には、ハブにカヌラが挿通固着された歯科用注射針が用いられる。この場合、口腔が狭いため、カヌラの前部が直線状のままでは、カヌラの前端部を注入部位まで案内できないことが多い。そこで、カヌラにおける、ハブに対する固着部分よりも前方側が、折曲げ可能な折曲部とされ、必要に応じて、折曲部を後端部から適当な角度に折曲げて、使用している。
上記の場合に、折曲部の軸心に対する折曲角度が所定角度以内であれば、問題はない。然しながら、誤って、折曲角度を所定角度よりも大とした場合には、歯根に穿刺している際に、折曲部が後端部から折れて、破断する惧れがあり、大変危険であるとの問題があった。
発明が解決しようとする課題は、折曲部を折曲げた際に、折曲部が後端部から折れて、破断する惧れがあった点である。
本発明は上記課題を解決できる医療用注射針を提供することを目的とし、その目的を達成するために、本発明の特徴とするところは、ハブにカヌラが挿通固着され、カヌラにおける、ハブに対する固着部分よりも前部側が、折曲げ可能な折曲部とされ、折曲部の軸心に対する折曲角度を所定角度に規制する規制手段が備えられた点にある。
尚、ハブの前端部に、折曲部の後端部を内有する環状リブが前方突出状に形成され、リブの前端部が規制手段を構成して、折曲時の折曲部に当接することもある。
又、ハブの前端部及び折曲部の後端部に、軟質材料から成り、上記各部を被覆し、折曲部の折曲げを規制して、規制手段を構成するカバー体が外嵌状に装着されることもある。 更に、折曲部の後端部に、ハブの前端部と当接することで、折曲部の折曲げを規制して、規制手段を構成する規制体が外嵌固着されることもある。
又、規制体が球体とされ、その中心部に折曲部が挿通固着されることもある。
更に、所定角度が鋭角とされることもある。
本発明によれば、折曲部を折曲げた際に、折曲部が後端部から折れて、破断することを防止できる。
請求項4記載の発明によれば、折曲部の折曲時に、折曲部の規制体よりも前部側を、更に、折曲げることも可能で、これにより、折曲部の折曲角度を、無理なく、大とできる。
以下、本発明を歯科用注射針に適用した実施の形態の第1例を図1の図面に基づき説明すると、注射針は、カヌラ1とハブ(針基)2を有する。
カヌラ1はステンレス製とされ、前後両端が開口する中空状とされて、ハブ2に挿通固着され、カヌラ1における、ハブ2に対する固着部分よりも前部側が、外力による塑性変形(弾性変形の場合もある。)により折曲げ可能な折曲部4とされている。
ハブ2は、ポリエチレンやポリプロピレン等の透明な熱可塑性プラスチックで形成されて、略円筒状に形成されている。ハブ2の後部は、注射器(図示省略)のチップに装着される装着部6とされ、装着部6の外周面には、結合手段として、2条螺子7が形成されている。ハブ2の前部側の内部には、カヌラ1の軸心方向中間部が挿通固着される固着部8が形成されている。この固着は、インサート成形又は(高周波又は超音波による)溶着により行われる。ハブ2の前端部には、固着部8よりも前方に位置する円筒状の環状リブ9が前方突出状に形成されている。ハブ2の前端部の内部には、固着部8よりも前方に位置する空間部10が形成されている。空間部10は、折曲部4の折曲げを許容すると共に、その前端部、即ち、環状リブ9の前端部が折曲部4の規制手段を構成し、図1(B)で示すように、折曲部4と当接することで、折曲部4の軸心Xに対する折曲角度11を所定角度、例えば、所定の鋭角に規制する。尚、注射針が30G×21mmのサイズのもので、環状リブ9の軸心方向の長さは、例えば、1.50±0.41mmとされる。
図2及び図3は、本発明の実施の形態の第2例を示し、ハブ2の前端部の外周面が、軸心方向に関して一定径とされたストレート面(一定径部)13と、前方に向かってテーパー状とされ且つ前端外径がカヌラ1の外径と略同一とされたテーパー面14が前方に向かって連設されることで、構成されている。
ストレート面13、テーパー面14及び折曲部4の後端部には、カバー体16が外嵌装着されている。カバー体16は、軟質材料、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等の軟質のプラスチックにより一体形成されている。カバー体16は、後部側のハブ装着部17と前部側のカヌラ装着部18を有する。ハブ装着部17は、ストレート面13及びテーパー面14と対応する形状とされ、これらに外嵌されて、固着されている。この固着は、溶着、接着剤による接着又は粘着剤による粘着により行われる。カヌラ装着部18は、細い円筒状とされて、折曲部4の後部に外嵌されている。尚、カヌラ装着部18は、折曲部4に対し、上記のような固着手段により固着される場合と、単に、外嵌されるだけのこともある。カバー体16は、折曲部4の折曲げ規制手段を構成し、折曲部4の折曲時に、ハブ装着部17に対するカヌラ装着部18の折曲抵抗により、折曲部4の折曲げを所定角度に規制する。
図4は、本発明の実施の形態の第3例を示すもので、折曲部4の後部に球状の規制体20が外嵌固着されている。具体的には、折曲部4が規制体20の中心部に挿通固着されている。この固着は、溶着、接着剤による接着又は粘着剤による粘着により行われる。規制体20は、プラスチック等の弾性材料により形成される場合と、金属材料等の硬質材料により形成される場合とがある。規制体20は、折曲部4の折曲げ規制手段を構成し、図4(A)で示すように、折曲部4の折曲時に、環状リブ9と当接することで、折曲部4の軸心Xに対する折曲角度11を所定角度に規制する。尚、折曲部4の折曲時に、図4(A)の仮想線で示すように、折曲部4の規制体20よりも前部側を、更に、折曲げることも可能で、これにより、折曲部4の折曲角度11を、無理なく、大とできる。
尚、本発明は歯科用注射針以外の注射針にも適用可能である。
(A)は本発明の実施の形態の第1例を示す縦側断面図、(B)は(A)の折曲部を折曲げた状態を示す縦側断面図である。 本発明の実施の形態の第2例を示す縦側断面図である。 図2の要部拡大図である。 (A)は本発明の実施の形態の第3例を示す縦側断面図、(B)は(A)の折曲部を折曲げた状態を示す縦側断面図である。
符号の説明
1 カヌラ
2 ハブ
4 折曲部
8 固着部
9 環状リブ
11 折曲角度
16 カバー体
20 規制体

Claims (6)

  1. ハブにカヌラが挿通固着され、
    カヌラにおける、ハブに対する固着部分よりも前部側が、折曲げ可能な折曲部とされた医療用注射針において、
    折曲部の軸心に対する折曲角度を所定角度に規制する規制手段が備えられた医療用注射針。
  2. ハブの前端部に、折曲部の後端部を内有する環状リブが前方突出状に形成され、
    リブの前端部が規制手段を構成して、折曲時の折曲部に当接する請求項1記載の医療用注射針。
  3. ハブの前端部及び折曲部の後端部に、
    軟質材料から成り、上記各部を被覆し、折曲部の折曲げを規制して、規制手段を構 成するカバー体
    が外嵌状に装着された請求項1記載の医療用注射針。
  4. 折曲部の後端部に、
    ハブの前端部と当接することで、折曲部の折曲げを規制して、規制手段を構成する 規制体
    が外嵌固着された請求項1記載の医療用注射針。
  5. 規制体が球体とされ、その中心部に折曲部が挿通固着された請求項4記載の医療用注射針。
  6. 所定角度が鋭角とされた請求項1〜5の何れかに記載の医療用注射針。
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