JP2007129518A - デジタルデータ伝送システムおよびデジタルデータ伝送方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 デジタルデータ伝送システムは、受信端末が、外部からの同期信号を受信する同期信号受信部と、ネットワークワークを介して送信されてくる送信データを受信するデータ受信部と、受信した送信データに含まれるデジタルデータを一時的に格納するデータ格納部と、同期信号受信部で受信した同期信号に基づいて再生タイミングを制御する再生制御部と、再生制御部による再生タイミングに基づいて、データ格納部に格納されているデジタルデータの読出を開始し、アナログデータに変換するデジタル・アナログ変換部と、デジタル・アナログ変換部で変換されたアナログデータを出力するデータ出力部とを備えている。
【選択図】 図1
Description
伝送されるデジタルデータに動画像や静止画像などの画像データを含む場合であっても、前述したような音声データのエコーが発生とするという問題を包含している。さらに、各受信端末で受信した画像データを同一エリア内で表示するような場合、各受信端末から出力される画像データの表示タイミングがずれてしまうと、観る者に違和感を生じさせることとなる。この点は、音声データが含まれていない画像データのみを出力するような場合であっても、同様の問題点を包含する。
本発明の請求項2に係るデジタルデータ伝送システムは、請求項1に記載のデジタルデータ伝送システムであって、送信端末は、受信端末と同一精度の同期信号を受信する同期信号受信部と、同期信号に基づく送信タイミングでデータ送信部によるデータ送信を行わせる送信制御部とをさらに備える。
送信端末から各受信端末までの伝送経路における遅延時間が、同期信号の周期よりも小さいものと同期信号の周期よりも大きいものとが存在するような場合、受信端末からの出力が同期信号の周期分ずれるおそれがある。このようなことを防止するためには、送信端末から各受信端末までの遅延時間のうちの最大遅延時間に基づいて、これよりも周期が大きい同期信号を利用する必要がある。たとえば、送信端末から各受信端末に対してテストパケットを送信して、各受信端末からの返信パケットを送信端末で受信し、各受信端末までの遅延時間を取得して、このうちの最大遅延時間を判定して各受信端末に送信するか、あるいは予め想定される最大遅延時間を推測し、各受信端末に設定するように構成する。受信端末は、複数の信号源のうちから最大遅延時間よりも大きな周期の同期信号を送出する信号源を選択するか、あるいは複数の同期信号を送出する信号源が接続されている場合には最大遅延時間よりも大きな周期の同期信号を選択するように構成できる。また、信号源から同期信号に基づいて、各受信端末において最大遅延時間よりも大きな周期となる同期信号を生成してこれに基づいて出力制御を行うように構成することも可能である。
この場合、各受信端末において電源供給を受けている商用交流電源から同期信号を取得することができるため、特別な同期信号生成装置を必要とせず、コスト低減を図ることが可能であるとともに、少なくとも同一エリア内における同期信号の位相のずれが軽減されるため、確実に各受信端末からの出力を同期させることが可能となる。
この場合、各受信端末は、同期信号発生装置から送信される同期信号を取得するように構成することができ、受信端末自身の構成を簡素化して、コストダウンを図ることが可能であるとともに、少なくとも同一の同期信号発生装置からの同期信号を受信する受信端末の出力を同期させることが可能となる。
この場合、信号源として、外部から周波数精度の高い信号を取得してこれに基づく同期信号を生成するものを利用することで、各受信端末からの出力を精度よく同期させることが可能となる。
この場合、信号源として、外部から周波数精度の高い信号を取得してこれに基づく同期信号を生成するものを利用することで、各受信端末からの出力を精度よく同期させることが可能になるとともに、受信端末の装置構成を簡素化することが可能となる。
この場合には、非常に周波数精度の高い信号に基づいて受信端末の出力を同期させることが可能となり、たとえば、長波帯日本標準時電波を受信してこれに基づく同期信号を生成するような場合には、セシウム原子時計の周波数精度に準じた精度の同期信号を得ることができ、各受信端末の出力を精度よく同期させることができる。
この場合、信号源と各受信端末との間の配線を省略することができる。
本発明の請求項10に係るデジタルデータ伝送システムは請求項9に記載のデジタルデータ伝送システムであって、無線通信が特定小電力無線であることを特徴とする。
本発明の請求項11に係るデジタルデータ伝送システムは請求項1〜10のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システムであって、同期信号は時刻情報であることを特徴とする。
本発明の請求項12に係るデジタルデータ伝送システムは請求項1〜11のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システムであって、デジタルデータは、音声データ、画像データ、演出データのうちの1または複数を含むことを特徴とする。
前述したように、複数の受信端末から出力される音声データを同期させることにより、同一エリア内におけるエコーの発生を防止することができる。また、音声データだけでなく、音声データを伴った画像データ、さらには各種演出データを含むデジタルデータを伝送する際に本願発明を適用することが可能である。さらに、動画像データや静止画像データなどの画像データを表示する際にも、各受信端末での出力を正確に同期させることにより、違和感のない表示を行うことが可能である。また、音声データや画像データに伴う演出データを含む場合には、各受信端末における出力を確実に同期させることにより、音声出力や画像表示における多彩な演出を可能にする。
本発明の請求項14に係る受信装置は請求項13に記載の受信装置であって、再生制御部は、送信端末から送信された送信データが各受信端末に到達するまでの遅延時間のうち最大遅延時間よりも周期が大きい同期信号に基づいて前記再生タイミングを制御することを特徴とする。
本発明の請求項15に係る受信装置は請求項13または14に記載の受信装置であって、同期信号受信部が、商用交流電源の周波数成分を同期信号として受信する。
本発明の請求項16に係る受信装置は請求項13または14に記載の受信装置であって、同期信号受信部が、所定周期の同期信号を生成する同期信号発生装置からの同期信号を受信する。
本発明の請求項17に係る受信装置は請求項13または14に記載の受信装置であって、同期信号受信部が、外部から受信した信号に基づいて所定周期の同期信号を生成する同期信号発生装置からの同期信号を受信する。
本発明の請求項18に係る受信装置は請求項13または14に記載の受信装置であって、同期信号受信部が、外部から受信した信号を同期信号として中継する同期信号中継装置からの同期信号を受信する。
本発明の請求項19に係る受信装置は請求項17または18に記載の受信装置であって、同期信号受信部が、日本標準時を送信する電波送信所からの電波、GPS衛星からの電波、短波標準電波、各種放送の時報、電話の時報サービス、TVカラーサブキャリアのうちのいずれかに基づく同期信号を受信する。
本発明の請求項20に係る受信装置は請求項16〜19のいずれかに記載の受信装置であって、同期信号受信部は、信号源からの同期信号を無線通信により取得することを特徴とする。
本発明の請求項21に係る受信装置は請求項20に記載の受信装置であって、無線通信は特定小電力無線であることを特徴とする。
この場合、信号源と各受信装置との間の同期信号のための配線を省略することが可能であるとともに、簡単な構成で各受信装置に同期信号を供給することが可能である。
この場合、各受信装置の出力を確実に同期させることが可能となる。
本発明の請求項23に係る受信装置は請求項13〜22のいずれかに記載の受信装置であって、デジタルデータは、音声データ、画像データ、演出データのうちの1または複数を含むことを特徴とする。
本発明の請求項25に係るデジタルデータ伝送方法は請求項24に記載のデジタルデータ伝送方法であって、送信端末から送信した送信データが各受信端末に到達するまでの遅延時間を計測する段階と、送信端末から各受信端末までの遅延時間のうちの最大遅延時間よりも大きい周期の同期信号に基づいて再生タイミングを制御する段階とをさらに含む。
〔構成概略〕
図1は、本発明の1実施形態が採用されるデータ伝送システムの概念図である。
このデータ伝送システムでは、送信端末1と複数の受信端末3とがネットワーク2を介して接続されている。送信端末1から送信される送信データは、各受信端末3により受信され、送信データに含まれるデジタルデータが各受信端末3により同時に再生される。
受信端末3では、ネットワーク2を介して送信されてくる送信データを受信し、これに含まれるデジタルデータを受信バッファなどのデータ格納部に一時的に格納し、所定の再生タイミングでデータ格納部からデジタルデータを読み出して、送信端末1側と同一のサンプリング周波数でアナログ信号に変換して出力を行う。
このように受信端末3が外部からの各種電波による同期信号を取得する場合には、該当する電波を受信するための電波受信部を同期信号受信部として備えている必要がある。
また、同期信号送信部412からの同期信号の送信を特定小電力無線による無線送信とすることができる。特定小電力無線は、構内ページングやトランシーバ、テレメータ機器などに用いられる微弱無線電波であり、このような特定小電力無線の送受信機能を同期信号装置41および受信端末3に設けることにより、限定的エリア内に存在する受信端末3の出力を同期させることが可能となる。無線送信機能としては、特定小電力無線に限定されるものではなく、その他の無線通信を利用することも可能である。また、有線による送信機能と無線による送信機能を両方持たせることも可能である。
同期信号送信部423は、同期信号生成部422により生成された所定周期の同期信号を各受信端末3に送信するものであり、図8に示す同期信号送信部412と同様に、有線による送信機能または無線による送信機能を持つ構成とすることができ、両方の機能を備える構成とすることも可能である。
信号処理部432は、外部信号受信部431により受信した外部信号を所定周期の同期信号として増幅するなどの信号処理を行い、同期信号送信部433を介して受信端末3に送信する。
送信端末1においても、受信端末3と同一の同期信号を受信して、送信タイミングをこの同期信号に同期させるように構成することも可能である。この場合も、受信端末3と同様に、日本標準時電波、GPS衛星からの電波、海外の短波標準電波、各種放送の時報、電話の時報サービスなどを利用することができる。また、送信端末1が受信端末3と同一エリア内に設置されているような場合には、共通する信号源4から有線または無線で同期信号を受信するように構成することも可能である。この信号源4は、前述したような同期信号発生装置41、42、あるいは同期信号中継装置43のいずれかとすることができる。
〔送信端末〕
送信端末1の機能ブロック図を図2に示す。
同期信号受信部11は、外部から同期信号を受信するものであって、前述したように、日本標準時電波、GPS衛星からの電波、海外からの短波標準電波、各種放送の時報、電話による時報サービスなどの電波を受信するように構成できる。また、所定周期の同期信号を生成する信号源から有線または無線により同期信号を受信するように構成することも可能であり、さらに商用交流電源の周波数成分から同期信号を取得するように構成することも可能である。
メモリ16は、アナログ・デジタル変換部14で変換されたデジタルデータを一時的に格納する送信バッファで構成される。
送信データ生成部17で生成されるパケットデータは、たとえば、図6に示すような構成とすることができる。パケットには、IPヘッダ、UDPヘッダ、RTPヘッダおよびデジタルデータが含まれている。IPヘッダには、送信元のIPアドレス、送信先のIPアドレスなどが記述されている。UDPヘッダには、送信元ポート番号、送信先ポート番号、メッセージ長などが記述されている。ここでは、IPパケットのデータ部にUDPパケットを用いた場合を示しており、これに代えてTCPパケットを用いた場合には、UDPヘッダの代わりにTCPヘッダを用いる。RTPヘッダには、バージョン、パディング、CSRC:CSRC識別子の個数、ペイロードタイプ、パケットの順番を示すシーケンス番号、パケットの先頭データに対応するタイムスタンプ、送信装置の識別子、元の送信者の識別子リストなどを備えている。
〔受信端末〕
受信端末3の機能ブロック図を図3に示す。
同期信号受信部31は、外部から同期信号を受信するものであって、前述したように、日本標準時電波、GPS衛星からの電波、海外からの短波標準電波、各種放送の時報、電話による時報サービスなどの電波を受信するように構成できる。また、所定周期の同期信号を生成する信号源4から有線または無線により同期信号を受信するように構成することも可能であり、さらに商用交流電源の周波数成分から同期信号を取得するように構成することも可能である。信号源4から無線により同期信号を受信する場合には、特定小電力無線による無線電波を受信するように構成することができる。また、信号源4からの同期信号を有線で受信する場合には、少なくとも同一エリアに存在する受信端末3が共通する信号源4と配線により接続されている必要がある。
再生制御部33は、データ格納部34に格納されたデジタルデータを読み出して、再生するための制御を行うものであり、同期信号受信部31で受信した同期信号に基づいて、データ格納部34に格納されているデジタルデータを読み出してデジタル・アナログ変換部36に送出する。
サンプリングクロック生成部35は、水晶発振回路などの内部クロックで生成されるクロック信号に基づいて所定周波数のサンプリングクロックを生成するものであり、送信端末1のサンプリングクロック生成部13と同様に、PLL(Phase Locked Loop)回路により所定周波数を生成するように構成できる。また、送信端末1と同様に、日本標準時電波、GPS衛星からの電波、海外からの短波標準電波、各種放送の時報、電話による時報サービス、テレビジョン放送の色信号を伝送するためのカラーサブキャリアなどの電波を受信して、内部クロックのずれを補完するように構成することで、サンプリングクロック生成部35のクロック周波数精度を高めることができる。
データ出力部37は、デジタル・アナログ変換部36で変換されたアナログデータを出力するものであり、たとえば、アナログ音声信号を増幅器で増幅してスピーカで出力するように構成でき、また、記録媒体に録音機器などにライン出力するように構成できる。
〔再生制御〕
送信端末1から送信されるパケットを受信端末3で受信して再生・出力する際のタイムチャートの一例を図4に示す。
ここでは、送信端末1から受信端末3までの遅延時間は、同期信号の周期よりも小さい場合を想定しており、時刻t1の同期信号に基づいて送信端末1から送信されたパケットP1は、時刻t2の次の同期信号の前に受信端末3に到達する。この場合、受信端末3では、時刻t2の同期信号を再生タイミングとして、パケットP1に含まれるデジタルデータの再生処理を行って出力するように構成できる。この後、パケットP2、P3・・・に含まれるデジタルデータの再生についても、同様にパケット受信直後の同期信号に同期して出力するように構成できる。
同期信号の1周期内に複数のパケットを送信することが可能な場合には、これらのパケットを続けて送信するように構成することが可能である。たとえば、図5に示すように、時刻t1において第1パケットP1を送信し、時刻t1から時間Aの間隔をおいて第2パケットP2を送信するように構成した場合、受信端末3では、時刻t2における同期信号に基づいて第1パケットP1に含まれるデジタルデータの出力を行い、時刻t2から時間Aの間隔をおいて第2パケットP2に含まれるデジタルデータの出力を行うように構成できる。
このような構成とすることで、送信端末1から複数のパケットを続けて送信しても、各パケットに含まれるデジタルデータを受信端末3で同期して出力させることができ、同一エリア内で複数の受信端末3から拡声した場合にもエコーの発生を防止できる。
まず、送信端末1では、送信実時間入りネゴシエーションパケットを各受信端末3に送信する(ステップS11)。ここでは受信端末3における受信実時間を記録したパケットを返送することを要求するパケットを生成し、これに送信実時間をタイムスタンプとして記録して各受信端末3に送信するようにする。
受信端末3は、受信したネゴシエーションパケットに対応する返信パケットを生成し、この返信パケットに受信実時間を記録して、送信端末1に送出する(ステップS22)。
送信端末1は、受信端末3からの受信実時間が記録された返信パケットを受信する(ステップS12)。送信端末1は、受信した返信パケットに記録されている受信実時間を所定のメモリ領域に格納して記憶する。
送信端末1は、全ての受信端末3からの返信パケットを受信したと判断した場合、各返信パケットに含まれている受信実時間とこれに対応する送信実時間から、各受信端末3への遅延時間を算出し、このうちから最大遅延時間を抽出する(ステップS14)。
受信端末3では、送信端末1から送信されてくる最大遅延時間設定パケットを受信し、このパケットに含まれる最大遅延時間を抽出し、適切な同期信号の周期を設定する(ステップS23)。
また、同期信号周期に余裕を持たせるために、最大遅延時間に所定時間を加算するように構成することも可能である。この場合、送信端末1側で最大遅延時間に所定時間を加算して送信するように構成することもでき、受信端末3側で付加するように構成することも可能である。さらに、用途やネットワーク環境等に合わせて、所定時間の値を手動設定できるように構成することもできる。
Claims (25)
- 送信端末から複数の受信端末にネットワークを介してデジタルデータを含む送信データを送信し、前記複数の受信端末に前記デジタルデータを同時に再生させるデジタルデータ伝送システムであって、
前記送信端末は、
デジタルデータを所定容量毎にパケット化した送信データを生成する送信データ生成部と、
前記送信データ生成部で生成された送信データをネットワークを介して送信するデータ送信部と、
を備え、前記受信端末は、
外部からの同期信号を取得する同期信号受信部と、
ネットワークワークを介して送信されてくる送信データを受信するデータ受信部と、
受信した送信データに含まれるデジタルデータを一時的に格納するデータ格納部と、
前記同期信号受信部で受信した同期信号に基づいて再生タイミングを制御する再生制御部と、
前記再生制御部による再生タイミングに基づいて、前記データ格納部に格納されているデジタルデータの読出を開始し、アナログデータに変換するデジタル・アナログ変換部と、
前記デジタル・アナログ変換部で変換されたアナログデータを出力するデータ出力部と、
を備える、デジタルデータ伝送システム。 - 前記送信端末は、前記受信端末と同一精度の同期信号を受信する同期信号受信部と、前記同期信号に基づく送信タイミングで前記データ送信部によるデータ送信を行わせる送信制御部とをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記受信端末の再生制御部は、前記送信端末から送信された送信データが各受信端末に到達するまでの遅延時間のうち最大遅延時間よりも周期が大きい同期信号に基づいて前記再生タイミングを制御することを特徴とする、請求項1または2に記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記受信端末の同期信号受信部は、商用交流電源の周波数成分を同期信号として受信することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記受信端末の同期信号受信部は、所定周期の同期信号を生成する同期信号発生装置からの同期信号を受信することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記受信端末の同期信号受信部は、外部から受信した信号に基づいて所定周期の同期信号を生成する同期信号発生装置からの同期信号を受信することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記受信端末の同期信号受信部は、外部から受信した信号を同期信号として中継する同期信号中継装置からの同期信号を受信することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記受信端末の同期信号受信部は、日本標準時を送信する電波送信所からの電波、GPS衛星からの電波、短波標準電波、各種放送の時報、電話の時報サービス、TVカラーサブキャリアのうちのいずれかに基づく同期信号を受信することを特徴とする、請求項6または7に記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記同期信号受信部は、無線通信により同期信号を受信することを特徴とする、請求項5〜8のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記無線通信は特定小電力無線であることを特徴とする、請求項9に記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記同期信号は時刻情報であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記送信データに含まれるデジタルデータは、音声データ、画像データ、演出データのうちの1または複数を含む、請求項1〜11のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システム。
- 送信端末から送信される送信データを受信して前記送信データに含まれるデジタルデータを再生して出力する受信装置であって、
外部からの同期信号を受信する同期信号受信部と、
ネットワークを介して送信されてくる送信データを受信するデータ受信部と、
受信した送信データに含まれるデジタルデータを一時的に格納するデータ格納部と、
前記同期信号受信部で受信した同期信号に基づいて再生タイミングを制御する再生制御部と、
前記再生制御部による再生タイミングに基づいて、前記データ格納部に格納されているデジタルデータの読出を開始し、アナログデータに変換するデジタル・アナログ変換部と、
前記デジタル・アナログ変換部で変換されたアナログデータを出力するデータ出力部と、
を備える受信装置。 - 前記再生制御部は、前記送信端末から送信された送信データが各受信端末に到達するまでの遅延時間のうち最大遅延時間よりも周期が大きい同期信号に基づいて前記再生タイミングを制御することを特徴とする、請求項13に記載の受信装置。
- 前記同期信号受信部は、商用交流電源の周波数成分を同期信号として受信することを特徴とする、請求項13または14に記載の受信装置。
- 前記同期信号受信部は、所定周期の同期信号を生成する同期信号発生装置からの同期信号を受信することを特徴とする、請求項13または14に記載の受信装置。
- 前記同期信号受信部は、外部から受信した信号に基づいて所定周期の同期信号を生成する同期信号発生装置からの同期信号を受信することを特徴とする、請求項13または14に記載の受信装置。
- 前記同期信号受信部は、外部から受信した信号を同期信号として中継する同期信号中継装置からの同期信号を受信することを特徴とする、請求項13または14に記載の受信装置。
- 前記同期信号受信部は、日本標準時を送信する電波送信所からの電波、GPS衛星からの電波、短波標準電波、各種放送の時報、電話の時報サービス、TVカラーサブキャリアのうちのいずれかに基づく同期信号を受信することを特徴とする、請求項17または18に記載の受信装置。
- 前記同期信号受信部は、無線通信により同期信号を受信することを特徴とする、請求項16〜19のいずれかに記載の受信装置。
- 前記無線通信は特定小電力無線であることを特徴とする、請求項20に記載の受信装置。
- 前記同期信号は時刻情報であることを特徴とする、請求項13〜21のいずれかに記載の受信装置。
- 前記送信データに含まれるデジタルデータは、音声データ、画像データ、演出データのうちの1または複数を含む、請求項13〜22のいずれかに記載の受信装置。
- 送信端末から複数の受信端末にネットワークを介してデジタルデータを含む送信データを送信し、前記複数の受信端末に前記デジタルデータを同時に再生させるデジタルデータ伝送方法であって、
デジタルデータを所定容量毎にパケット化した送信データを生成する段階と、
生成された送信データをネットワークを介して送信する段階と、
ネットワークを介して送信されてくる送信データを受信する段階と、
前記送信データに含まれるデジタルデータを格納する段階と、
外部からの同期信号を受信する段階と、
前記同期信号に基づく再生タイミングで、格納されたデジタルデータの読出を開始し、アナログデータに変換して出力する段階と、
を含むデジタルデータ伝送方法。 - 送信端末から送信された送信データが各受信端末に到達するまでの遅延時間を計測する段階と、送信端末から各受信端末までの遅延時間のうちの最大遅延時間よりも大きい周期の同期信号に基づいて再生タイミングを制御する段階とをさらに含む、請求項24に記載のデジタルデータ伝送方法。
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