JP2007126741A - 宝飾用・装飾用金合金 - Google Patents
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Abstract
【課題】 美しい黄金色にもっとも近く、価格が安価、そして宝飾用・装飾用としても利用できる価値があり、更に錆びない銅合金に1〜55%の金を含有させた宝飾用・装飾用金合金を提供する。
【解決手段】 成分重量比を銅約90%、アルミニュウム約8%、チタン1〜5%、マンガン1〜5%、ニッケル1〜5%、鉄!〜5%、マグネシウム1〜3%、珪素1〜3%、スズ1〜3%、その他特殊配合金属1〜2%を含有した銅合金の材料、又は既存の市販されている各種合金の材料に金1〜55%を含有させて宝飾用・装飾用金合金の材料とし、加工性に富み、抗菌性に優れ、磁性がなく、耐蝕性に優れた、価格が安価な金合金であることを特徴とする宝飾用・装飾用金合金。
【解決手段】 成分重量比を銅約90%、アルミニュウム約8%、チタン1〜5%、マンガン1〜5%、ニッケル1〜5%、鉄!〜5%、マグネシウム1〜3%、珪素1〜3%、スズ1〜3%、その他特殊配合金属1〜2%を含有した銅合金の材料、又は既存の市販されている各種合金の材料に金1〜55%を含有させて宝飾用・装飾用金合金の材料とし、加工性に富み、抗菌性に優れ、磁性がなく、耐蝕性に優れた、価格が安価な金合金であることを特徴とする宝飾用・装飾用金合金。
Description
本発明は,装飾品の美術・工芸品、仏壇、仏具、印鑑、体に装着される指輪、腕輪、ネックレス、ヘアーピン等、日用品、家具調度品、食器、楽器、事務用品、スポーツ用品、玩具、遊戯具の球又はコイン、アパレル、又鋼鈑、建材、船舶、鋼管、電気製品、工業製品、産業機械用などにおいて好まれ、素材用として使用される板材や線材等の加工材あるいはキャスト材として使用される。金属の中で金ほど美しいものはなく黄金色の輝く金の魅力は高価な美しさの象徴であり鍍金等の表面処理が不要であるため金鍍金等で多く使用されている。しかし埋蔵量が少なく、将来金は掘り尽くされることが予想されるため、錆びない、黄金色に近い各種合金が研究されているのが現状である。この各種合金に、1〜55%の純金を含有させた装飾用金合金であり更に特殊コーテイングにより錆びない、安価な宝飾用・装飾用金合金に関する。
従来、金は装飾品用として、金特有の美しい金色が好まれる、又高価なために各種合金の基材の上に金又は金含有の物質による金メッキ等により使用されている。
黄金色に輝く金属は金を想定しますが、無垢の黄金色を想定する金属は金以外には殆ど見られず、一般的に黄金色に輝く金属として、真鍮やアルミニウム青銅を使用しますが、真鍮はメッキ・クリヤー等の表面処理を施さないと使用できず、アルミニウム青銅は材質が硬く、切削性・鍛造性が難しく、1mm以下の条・帯の圧延は不可能であり、又経年で色調が低下、精密鋳造性が悪い等々から、装飾用金属としては不向きであると判断できる。
しかし近年、アルミニウム青銅、又は銅合金で金色に近い合金も製造されるようになった。
例えば、特開2001−020025号公報。
特開2002−60867号公報。
特開2003−64433号公報等がある。
黄金色に輝く金属は金を想定しますが、無垢の黄金色を想定する金属は金以外には殆ど見られず、一般的に黄金色に輝く金属として、真鍮やアルミニウム青銅を使用しますが、真鍮はメッキ・クリヤー等の表面処理を施さないと使用できず、アルミニウム青銅は材質が硬く、切削性・鍛造性が難しく、1mm以下の条・帯の圧延は不可能であり、又経年で色調が低下、精密鋳造性が悪い等々から、装飾用金属としては不向きであると判断できる。
しかし近年、アルミニウム青銅、又は銅合金で金色に近い合金も製造されるようになった。
例えば、特開2001−020025号公報。
特開2002−60867号公報。
特開2003−64433号公報等がある。
それには次のような問題点があった。
(イ)金は近い将来埋蔵量が少なくなる。
(ロ)金は高価であり、金に近い金属の開発がいろいろ挑戦されたが、なかなか金と同等、又は類似の合金はいまだに開発されていない。
(ハ)金は装飾品として貴重であり、錆びないため各種合金となる基材の表面に金メッキとして被覆されるが、耐傷性や耐磨耗性で長期間は維持できない欠点があるが、多く使用されている。
(ニ)金の代用品として、安く、錆びない黄金色の金属が求められているがない。
(ホ)金は高価であるため、金メッキが支流であるが、メッキの厚みが薄いため磨耗しやすく、又剥げ易い。
(ヘ)無垢の金以外はメッキ、塗装等の処理をしなければ使用できない。
本発明は、以上の問題点を解決するためのものである。
(イ)金は近い将来埋蔵量が少なくなる。
(ロ)金は高価であり、金に近い金属の開発がいろいろ挑戦されたが、なかなか金と同等、又は類似の合金はいまだに開発されていない。
(ハ)金は装飾品として貴重であり、錆びないため各種合金となる基材の表面に金メッキとして被覆されるが、耐傷性や耐磨耗性で長期間は維持できない欠点があるが、多く使用されている。
(ニ)金の代用品として、安く、錆びない黄金色の金属が求められているがない。
(ホ)金は高価であるため、金メッキが支流であるが、メッキの厚みが薄いため磨耗しやすく、又剥げ易い。
(ヘ)無垢の金以外はメッキ、塗装等の処理をしなければ使用できない。
本発明は、以上の問題点を解決するためのものである。
本発明に係わる宝飾用・装飾用金合金は、上記のような従来技術の問題点を解決するために発明され、従来の銅、アルミニュウム、チタンその他の金属で黄金色に極めて近く、安価な銅合金を設け、その銅合金に重量比で1〜55%の金を含有させて金合金を設け、又は黄金色に近い色の既存の市販されている各種合金に重量比で1〜55%の金を含有させて金合金を設ける。そして、金合金に特殊コーテイングを施すことで、安価で錆びないことを特徴とする宝飾用・装飾用金合金である。
銅を重量比約90%、アルミニウム約8%、チタン、マンガン、ニッケル、鉄を1〜5%、マグネシュウム、珪素、スズ等1〜3%、特殊配合金属数%を含有した銅合金に、金1〜55%を含有して金合金を設ける、加工性に富み、抗菌性に優れ、耐蝕性に優れ、磁性が無い為に多用途に展開でき、研磨後は色の変色がなく、水中、大気中でも錆びないため、メッキ、塗装などの表面処理が不要である。又、特殊コーテイング等により錆びは完全に防止できる効果が期待できる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)銅約90%、アルミニウム約8%、チタン、マンガン、ニッケル、鉄、マグネシウム、珪素,スズ、その他の特殊配合金属を設ける。
(ロ)上記黄銅2A種に相当する合金に金を重量比で1〜55%を含有させる。
(ハ)この金合金の特性は、加工性に富み、抗菌性に優れ、磁性がないため多用途に展開でき、耐食性に優れています。
(ニ)研磨後は色の変色がなく、水中、大気中で錆びず、メッキ・塗装等の表面処理は必要なく、無垢で黄金色に輝き、表面の研磨のみで良く、環境に優しい完全リサイクル無限資源です。
(ホ)インゴットの硬さはHV約40−45・溶解温度1,200度〜1250度・密度7.8g/cm3 貴金属に比べ非常に軽い)・伝導率は熱伝導率、電気伝導率ともに銅の95%程度・圧延厚さ0.2mm以上。
(ヘ)金属の特性比較
本発明は、以上の構成よりなっている。
この材料を使用するときは、素材の加工は、ロストワックス鋳造が最適である。
(イ)銅約90%、アルミニウム約8%、チタン、マンガン、ニッケル、鉄、マグネシウム、珪素,スズ、その他の特殊配合金属を設ける。
(ロ)上記黄銅2A種に相当する合金に金を重量比で1〜55%を含有させる。
(ハ)この金合金の特性は、加工性に富み、抗菌性に優れ、磁性がないため多用途に展開でき、耐食性に優れています。
(ニ)研磨後は色の変色がなく、水中、大気中で錆びず、メッキ・塗装等の表面処理は必要なく、無垢で黄金色に輝き、表面の研磨のみで良く、環境に優しい完全リサイクル無限資源です。
(ホ)インゴットの硬さはHV約40−45・溶解温度1,200度〜1250度・密度7.8g/cm3 貴金属に比べ非常に軽い)・伝導率は熱伝導率、電気伝導率ともに銅の95%程度・圧延厚さ0.2mm以上。
(ヘ)金属の特性比較
本発明は、以上の構成よりなっている。
この材料を使用するときは、素材の加工は、ロストワックス鋳造が最適である。
Claims (5)
- 金1〜55%に成分重量比で銅約90%、アルミニュウム約8%、チタン1〜5%、マンガン1〜5%、ニッケル1〜5%、鉄1〜5%、マグネシウム1〜3%、珪素1〜3%、スズ1〜3%からなり、その他微量の特殊配合金属の材料からなることを特徴とする金を含有した宝飾用・装飾用金合金。
- 金1〜55%に成分重量比を銅約90%、アルミニュウム約8%、チタン1〜5%、マンガン1〜5%、ニッケル1〜5%、鉄1〜5%、マグネシウム1〜3%、珪素1〜3%、スズ1〜3%からなり、更に微量の特殊配合金属材料を1〜3%添加した事を特徴とする金を含有した宝飾用・装飾用金合金。
- この金合金は色の変色がなく、水中、大気中でも錆びなく、メッキ塗装などの表面処理が不要な請求項1〜2記載の金を含有した宝飾用・装飾用金合金。
- 請求項1〜3記載の金合金に更に特殊コーテイング加工を施したことにより、ほとんど錆びの発生がない黄金色の宝飾用・装飾用金合金。
- 既存の市販されている黄金色に近い銅合金、アルミニユム合金、各種合金等の材料に1〜55%の金を含有させて、安価な、錆びない金合金として使用することもできる事を特徴とする請求項1〜4記載の宝飾用・装飾用金合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005347015A JP2007126741A (ja) | 2005-11-01 | 2005-11-01 | 宝飾用・装飾用金合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005347015A JP2007126741A (ja) | 2005-11-01 | 2005-11-01 | 宝飾用・装飾用金合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007126741A true JP2007126741A (ja) | 2007-05-24 |
Family
ID=38149616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005347015A Pending JP2007126741A (ja) | 2005-11-01 | 2005-11-01 | 宝飾用・装飾用金合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007126741A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108642317A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-10-12 | 西安理工大学 | 一种导电弹性Cu-Ti-Mg合金及其制备方法 |
CN113621841A (zh) * | 2021-07-26 | 2021-11-09 | 广东顺德周大福珠宝制造有限公司 | 紫色合金及其制备方法、饰品 |
-
2005
- 2005-11-01 JP JP2005347015A patent/JP2007126741A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108642317B (zh) * | 2018-05-15 | 2020-07-28 | 西安理工大学 | 一种导电弹性Cu-Ti-Mg合金及其制备方法 |
CN113621841A (zh) * | 2021-07-26 | 2021-11-09 | 广东顺德周大福珠宝制造有限公司 | 紫色合金及其制备方法、饰品 |
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