JP2007125791A - 液体噴射装置およびそのポンプ制御方法 - Google Patents

液体噴射装置およびそのポンプ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】チューブポンプのレリース時の逆流を防止しうる液体噴射装置を提供する。
【解決手段】液体を噴射する記録ヘッド12と、記録ヘッドのノズル面を封止するキャッピング手段13と、上記キャッピング手段13の内部空間に負圧を与えるチューブポンプ10と、上記チューブポンプ10の動作を制御するインク吸引制御手段36とを備え、上記チューブポンプ10は、ローラ部材21をチューブ部材20の湾曲部内周に沿って転動させる際、回転板25の正転によりチューブ部材20を押圧し、回転板25の逆転によりチューブ部材20への押圧力が解除されるよう構成され、上記チューブ部材20の湾曲部にリーク領域LAが設けられ、上記インク吸引制御手段36は、上記回転板25の逆転を開始する際のローラ部材21の始点位置を、上記リーク領域LAを含んで正転方向に所定の鋭角度までの所定領域RA内に設定するよう制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、主として印刷データに対応してノズルからインク滴を吐出させて記録媒体にドットを形成させるインクジェット記録装置として用いられる液体噴射装置に関し、特にノズルにインクを供給するインク供給路もしくは、ノズルからインクを排出するインク排出路の一部に設けられたポンプの構造およびその制御方法に関するものである。
液体をノズルから液滴として吐出させる液体噴射装置は、種々な液体を対象にしたものが知られているが、そのなかでも代表的なものとして、インクジェット式記録装置をあげることができる。
このようなインクジェット式記録装置は、一般に、キャリッジに搭載されて記録紙等の記録媒体の幅方向(ヘッド走査方向)に往復移動するインクジェット式記録ヘッド(液体噴射ヘッド)と、記録媒体をヘッド走査方向と直交する方向(媒体送り方向)に移動させる媒体送り手段とを備えている。
インクジェット式記録装置においては、印刷データに対応して記録ヘッドより記録媒体に対してインク滴(液滴)を吐出させることで印刷が行われる。そして、キャリッジ上に搭載される記録ヘッドを、例えばブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色のインクの吐出が可能なものとすることにより、ブラックインクによるテキスト印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を変えることによりフルカラー印刷を可能としている。
インクジェット式記録装置においては、使用開始時において記録ヘッド内のインク流路にインクを充填するために、或いはインク溶媒の揮散によるノズル開口の目詰まりを防止するために、記録ヘッドのノズル開口からインクを強制的に吸引排出させるインク吸引機能を備えている。記録ヘッドの目詰まりを解消するために、或いは記録ヘッド内の残留気泡を排出するために実施されるインクの強制的な排出処理は、クリーニング操作と呼ばれる。そして、このクリーニング操作は、記録装置における長時間の休止後に印刷を再開する場合や、ユーザが印字かすれ等の印字品質不良を認識し、クリーニングスイッチを操作した場合等に実行される。
クリーニング操作においては、記録ヘッドのノズル面をキャッピング手段により封止し、キャッピング手段内に負圧を作用させることで、記録ヘッドのノズル開口よりインクを排出させるとともに、キャッピング手段内に排出されたインクを吸引して廃インクタンクに送り出す。その後、ゴムなどの弾性板からなるワイピング手段により、記録ヘッドのノズルプレートのノズル面を払拭(ワイピング)するシーケンスが実行される。
キャッピング手段内に負圧を与えるための手段としては、比較的構造が簡単で小型化が図りやすく、しかもインクを吸引および排出する機構部分で汚染を生じさせない、いわゆるチューブポンプが一般に用いられている。
図11は、チューブポンプの一例であり、一部を円環状に湾曲させてポンプフレーム70でその外周を支持した可撓性のチューブ71と、紙送りモータ等の動力を利用してチューブ71の円環状部の内周を転動させるローラ部材72と、上記ローラ部材72を支持するための回転体73とを備えたものである。このチューブポンプにおいては、ローラ部材72がチューブ71の円環状部を順次押し潰しながら回転することにより、チューブ71内に圧力を発生させてキャッピング手段74に負圧を与える。このようにして記録ヘッド75から負圧により強制的にインクを排出させるとともに、さらにキャッピング手段74内に排出されたインクを吸引して廃インクタンク76に送り出す。
そして、上記回転体73にはローラ部材72の軸77がはめ込まれている長穴79が設けられており、この長穴79は回転体73の周方向においてその回転軸心Cからの距離が変化している。そして、長穴79の一端78(作動位置)は回転軸心Cより遠い位置にあって、ローラ部材72の軸77がこの位置にあるときは、チューブ71を押圧しており、また、長穴79の他端80(待避位置)は回転軸心Cに近い位置にあって、ローラ部材72の軸77がこの位置にあるときは、チューブ71の押圧が解除される。
そして、回転体73が吸引方向(矢印A)に回転したときは、その回転によりローラ部材72がチューブ71を押圧する作動位置78に移動して、チューブ71の円環状部を順次押し潰しながら回転することによりキャッピング手段74に負圧を与えて吸引する。反対に、回転体73が解除方向(矢印B)に回転したときは、その回転によりローラ部材72が待避位置80に移動してチューブ71にかかる押圧力が解除される。このように、ローラ部材72を作動位置78と待避位置80とに移動可能に支持したことにより、ポンプを逆回転させることで、チューブ71に対するローラ部材72の押圧力が解除され、チューブ71の塑性変形や劣化損傷を防止できるものである。(下記の特許文献1)
特開2001−301195
しかしながら、上記のようなチューブポンプでは、長期間継続的に使用すると、回転体73の長穴79の作動位置78近傍に、次第に磨耗部81が形成される。このように、長穴79の作動位置78に磨耗部81ができると、吸引方向(矢印A)に回転している回転体73を解除方向(矢印B)に逆転させてレリースしたときに、ローラ部材72の軸77が磨耗部81に引っかかり、ローラ部材72が作動位置78からスムーズに待避位置80に移動しないまま逆転することとなり、チューブ71内をインクが逆流するおそれがある。このような逆流現象が生じると、キャッピング手段74内に泡が発生してノズル面に泡が付着し、ドット抜けなどの吐出不良の原因になるおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、チューブポンプのレリース時の逆流を確実に防止しうる液体噴射装置およびそのポンプ制御方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の液体噴射装置は、液体を噴射するノズルを有する液体噴射ヘッドと、上記液体噴射ヘッドのノズル面をキャッピングするキャッピング手段と、上記ノズル面をキャッピングしたキャッピング手段の内部空間に負圧を与えるチューブポンプと、上記チューブポンプの動作を制御する制御手段とを備え、
上記チューブポンプは、
回転体に支持されたローラ部材と、湾曲部を有する可撓性のチューブを有し、上記回転体の回転によるローラ部材の公転により、ローラ部材をチューブの湾曲部内周に沿って転動させて負圧を発生させるものであり、
上記ローラ部材は、回転体の正転によりチューブを押圧し、回転体の逆転によりチューブへの押圧力が解除されるよう上記回転体に支持され、
上記チューブの湾曲部には、回転体の正転時においてローラ部材の押圧による変形量が不十分となるリーク領域が設けられ、
上記制御手段は、
上記回転体の逆転を開始する際のローラ部材の始点位置を、位相検出手段で検出された公転するローラ部材の位相情報に基づいて、上記リーク領域を含んで正転方向に所定の鋭角度までの所定領域内に設定するよう制御することを要旨とする。
上記目的を達成するため、本発明の液体噴射装置のポンプ制御方法は、液体を噴射するノズルを有する液体噴射ヘッドと、上記液体噴射ヘッドのノズル面をキャッピングするキャッピング手段と、上記ノズル面をキャッピングしたキャッピング手段の内部空間に負圧を与えるチューブポンプと、上記チューブポンプの動作を制御する制御手段とを備えた液体噴射装置のポンプ制御方法であって、
上記チューブポンプは、
回転体に支持されたローラ部材と、湾曲部を有する可撓性のチューブを有し、上記回転体の回転によるローラ部材の公転により、ローラ部材をチューブの湾曲部内周に沿って転動させて負圧を発生させ、
上記ローラ部材は、回転体の正転によりチューブを押圧し、回転体の逆転によりチューブへの押圧力が解除されるよう上記回転体に支持され、
上記チューブの湾曲部には、回転体の正転時においてローラ部材の押圧による変形量が不十分となるリーク領域が設けられ、
上記制御手段は、上記回転体の逆転を開始する際のローラ部材の始点位置を、位相検出手段で検出された公転するローラ部材の位相情報に基づいて、上記リーク領域を含んで正転方向に所定の鋭角度までの所定領域内に設定するよう制御することを要旨とする。
本発明では、上記チューブポンプは、上記ローラ部材は、回転体の正転によりチューブを押圧し、回転体の逆転によりチューブへの押圧力が解除されるよう上記回転体に支持される。そして、回転体を正転させてローラ部材がチューブを押圧した状態から、回転体を逆転させてローラ部材の押圧を解除する際、ローラ部材の始点位置を上記所定領域に設定しているため、逆転が開始されたときにローラ部材が上記リーク領域を通過することにより、ローラ部材の押圧状態が一瞬緩み、ローラ部材の押圧力の解除がスムーズに行われる。特に、回転体の磨耗によりローラ部材の押圧力の解除が行われ難くなった場合でも、ローラ部材がリーク領域を通過するときに一瞬生じる機械的な緩みにより、スムーズに解除が行われる。したがって、従来のように、ローラ部材の解除不良による液体の逆流現象が確実に防止され、それに起因するドット抜けなどの噴射不良も防止される。また、チューブポンプの設計に余裕が生じるうえ、チューブポンプの耐用年数の延長も可能となる。
上記所定領域は、上記リーク領域を含んでリークポイントから正転方向に45°までの領域とするのが好適である。
上記所定領域は、上記リークポイントから正転方向に10°〜30°の領域とするのが好適である。
上記制御手段は、回転体の正転を上記所定領域内で停止させ、この停止位置から回転体の逆転を開始するよう制御するのが好適である。
上記制御手段は、吸引動作の終了時に、上記回転体の正転を上記所定領域内で停止させ、この停止位置から回転体を逆転させてから回転体を停止するよう制御するのが好適である。
上記チューブの湾曲部は略円環状とするのが好適である。
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
以下、本発明による液体噴射装置の一実施形態としてのインクジェット式記録装置について図面を参照して説明する。
本実施形態によるインクジェット式記録装置は、複数のノズル開口のそれぞれに連通する各圧力室に対応して設けられた各圧力発生素子により、各圧力室内のインクに圧力変動を生じさせて各ノズル開口からインク滴(液滴)を噴射させるインクジェット式の記録ヘッド(液体噴射ヘッドの一例)を備えている。圧力発生素子としては、例えば圧電振動子を用いることができる。
図1は、本実施形態によるインクジェット式記録装置の概略構成を示した斜視図である。
図中符号1はキャリッジであり、このキャリッジ1はキャリッジモータ2により駆動されるタイミングベルト3を介して、ガイド部材4に案内されてプラテン5の軸方向に往復移動されるように構成されている。プラテン5は、記録紙6(記録媒体の一例)をその裏面から支持して記録ヘッド12に対する記録紙6の位置を規定する。
記録ヘッド12は、キャリッジ1の記録紙6に対向する側に搭載されている。また、キャリッジ1には、記録ヘッド12にインクを供給するインクカートリッジ7が着脱可能に装着されている。
図2に示すように、記録ヘッド12には複数のノズル開口14及びこれらに連通する複数の圧力室15が形成されており、圧力室15内のインクに圧力変動を生じさせてノズル開口14からインク滴を吐出させることができる。
図1に示すように、インクジェット式記録装置の非印刷領域であるホームポジション(図中、右側)には記録ヘッド12のノズル面をキャッピングするキャッピング手段13が配置されている。このキャッピング手段13は、キャリッジ1に搭載された記録ヘッド12がホームポジションに移動した時に上昇して記録ヘッド12のノズル面に押し当てられ、ノズル面との間に密閉空間を形成するように構成されている。そして、キャッピング手段13の下方には、ノズル面をキャッピングしたキャッピング手段13により形成された内部空間に負圧を与えてインクを吸引するためのチューブポンプ10が配置されている。
キャッピング手段13の印刷領域側の近傍には、ゴムなどの弾性板を備えたワイピング手段11が記録ヘッド12の移動軌跡に対して例えば水平方向に進退できるように配置されている。このワイピング手段11は、キャリッジ1がキャッピング手段13上を移動するに際して、必要に応じて記録ヘッド12のノズル面を払拭することができるように構成されている。
このインクジェット式記録装置は、さらに、記録ヘッド12により印刷(記録)が行われる記録紙6をヘッド走査方向に対して直交する紙送り方向に間欠的に搬送する紙送り機構を備えている。
図3はチューブポンプ10の内部構造を示す。
このチューブポンプ10は、回転体である回転板25に支持されたローラ部材21と、円環状の湾曲部を有する可撓性のチューブ部材20を有し、上記チューブ部材20の両端を同方向に引き出して同一平面内で束ねる形式のものである。上記チューブ部材20の吸引方向の上流端は記録ヘッド12のノズル面を封止するキャッピング手段13に接続され、吸引方向の下流端は廃液タンク23に接続されている。
上記チューブ部材20の円環状部20aは、断面略C字状に形成されたガイド部材であるポンプフレーム24の内周面に沿って配置されることにより、円環状部20aの外周がポンプフレーム24によって支持されている。そして、上記円環状部20aの中に円環状部20aと同心状に回転板25が配置されている。上記回転板25は、その外周が円環状部20aの内周面と所定のクリアランスを維持した状態で軸心Cを中心にして回転するようになっている。なお、上記回転板25を回転させる駆動源であるモータ22(図5参照)は、紙送り機構のモータ等を兼用することができる。
上記ローラ部材21は、回転板25の外周部近傍に形成された長穴18に回転可能に軸支されている。これにより、上記回転板25が軸心Cを中心に回転することにより、ローラ部材21が円環状部20aの内周面に沿って公転する。この公転により、ローラ部材21がチューブ部材20の円環状部20aの内周を転動するようになっている。このようにローラ部材21がチューブ部材20の円環状部20aの内周を転動することにより、チューブ部材20が順次ローラ部材21によって内側から押圧されて変形する。
そして、回転板25が正転(吸引方向;矢印A)することにより、ローラ部材21がチューブ部材20の円環状部20aの内周面を吸引方向に転動し、チューブ部材20が順次変形してチューブ部材20の上流側に負圧が発生するようになっている。この負圧の作用により記録ヘッド12のノズル面に形成されたノズル開口14からインクが強制的に吸引され、吸引されたインクは吸引方向に流れて下流の廃液タンク23に導入されるようになっている。
そして、上記ローラ部材21は、回転板25の正転によりチューブを押圧し、回転板25の逆転によりチューブ部材20への押圧力が解除されるよう上記回転板25に支持されている。すなわち、ローラ部材21は回転板25の外周部材近傍において大略周方向に延びるよう形成された長穴18に軸支されている。上記長穴18は、円周方向の吸引方向上流側の端部と、吸引方向下流側の端部とでは軸心Cからの距離が異なるよう角度が設けられている。吸引方向上流側の端部のほうが吸引方向下流側の端部よりも軸心からの距離が長くなるよう設定されている。これにより、ローラ部材21は、上記長穴18に沿って移動し、吸引方向の上流側端部に移動したときは径方向の外側に位置し、反対に吸引方向の下流側端部に移動したときは径方向の内側に位置するようになっている。
このような構造により、回転板25が正転すると、ローラ部材21は吸引方向の上流側端部に移動してチューブ部材20に押圧力を加え、上述したようにインクの吸引が行われるようになっている。反対に、回転板25が逆転(矢印B)すると、ローラ部材21は吸引方向の下流側端部に移動してチューブ部材20への押圧力が解除され、ローラ部材21がレリースされるようになっている(図において鎖線で示す位置である)。
一方、上記チューブ部材20の湾曲部である円環状部材20aには、回転板25の正転時においてローラ部材21の押圧による変形量が不十分となるリーク領域が設けられている。
図4に示すように、この例では、上記チューブ部材20は、回転板25の外周に沿うように円環状に湾曲形成され、両端部を揃えて一方向に引き出されている。このチューブ部材20が束ねられた領域(LA)は、チューブ部材21が外側に向かって延びている部分であり、外側にガイド部材であるポンプフレーム24が存在しないため、ローラ部材21で内側から押圧してチューブ部材20を変形させたとしても、負圧を発生させるだけの変形量にならず、負圧がリークする領域である。そして、上記リーク領域LAの中心すなわちチューブ部材20が束ねられた箇所にある略三角形の隙間の中心がリークポイントLPである。
図5は、本実施形態におけるチューブポンプ10の概観を示した斜視図であり、図中の符号24はポンプフレームを示し、このポンプフレーム24の内部に、図3に示したチューブ部材20の円環状部20aが収納されている。即ち、ポンプフレーム24の内面に、可撓性のチューブ部材20の外形を円環状に規制するガイド部材としての支持面が形成されている。
図5に示すように、ポンプフレーム24の一側面から、ローラ部材21の公転動作に伴って回転する回転板25の回転軸(図示せず)と一体に回転する検出用回転軸26が突出している。この検出用回転軸26の先端には回転円板27が取り付けられており、この回転円板27には切欠部27aが形成されている。
上記回転円板27の近傍には、回転円板27の回転動作の位相を検出するための光センサ28が、その発光部28a及び受光部28bによって回転円板27を非接触にて挟み込むようにして配置されている。この光センサ28は、回転円板27の切欠部27aにおける検出信号の変化に基づいて回転円板27の回転動作の位相を検出する。
そして、上記検出用回転軸26、回転円板27及び光センサ28は、公転動作するローラ部材21の位相情報を検出する位相検出手段29を構成している。すなわち、回転板25と回転円板27は同軸状に同時回転することから、回転円板27の位相を検出することにより、回転板25の位相すなわち公転するローラ部材21の位相を検出できるのである。
ここで、光センサ28の検出信号がオンになるのは、回転円板27の切欠部27aが光センサ28の位置に来て、発光部28aから放射された光が切欠部28aを通過して受光部28bに到達する場合である。一方、光センサ28の検出信号がオフになるのは、回転円板27の切欠部27a以外の部分が光センサ28の位置に来て、発光部28aから放射された光が回転円板27で遮断されて受光部28bに到達しない場合である。
したがって、この位相検出手段29では、光が回転円板27で遮断されて光センサ28の検出信号がオフの状態からモータ22すなわち回転板25を正転させると、光が切欠部27aを通過した時点で光センサ28の検出信号がオンに切り換わり、引き続き正転させて切欠部27aを通過して再び光が回転円板27で遮断されると光センサ28の検出信号がオフに切り換わる。
そして、この例では、モータ22すなわち回転板25が正転している状態で、光センサ28の検出信号がオンからオフに切り換わるときに、ローラ部材21がリークポイントLPに位置するよう、回転板25および回転円板27の位置関係を設定している。
図6は、本実施形態によるインクジェット式記録装置におけるクリーニング操作(吸引操作)を制御する制御回路等を示したブロック図である。
上記チューブポンプ10を構成するチューブ部材20の一端はキャッピング手段13に連通しており、他端は廃液タンク23に連通している。これにより、キャッピング手段13の内部空間に排出されたインク廃液は、チューブポンプ10を介して廃液タンク23に廃棄することができる。
図中の符号30はホストコンピュータであり、このホストコンピュータ30にはプリンタドライバ31が搭載されている。そして、プリンタドライバ31のユーティリティ上で、入力装置およびディスプレイを利用して、既知の用紙サイズ、印刷モードの選択、フォント等のデータおよび印刷指令等が入力されるように構成されている。
そして、プリンタドライバ31から印刷制御手段32に対して印刷データが送出され、印刷制御手段32は受け取った印刷データに基づいてビットマップデータを生成し、このビットマップデータに基づいてヘッド駆動手段33により駆動信号を発生させて、記録ヘッド12からインクを吐出させるように構成されている。
ヘッド駆動手段33は、印刷データに基づく駆動信号の他に、クリーニング制御手段34の一部を構成するフラッシング制御手段35からのフラッシング指令信号を受けてフラッシングのための駆動信号を記録ヘッド12に出力するようにも構成されている。
クリーニング制御手段34は、さらに、インク吸引制御手段36を有しており、このインク吸引制御手段36は、クリーニング操作としてインク吸引を実施する際にチューブポンプ10の駆動を制御する。また、クリーニング制御手段34は、キャッピング手段13による記録ヘッド12のノズル面の封止状態/非封止状態を切換操作する。
また、キャリッジ駆動制御手段37は、印刷制御手段32及びクリーニング制御手段34からの駆動信号に基づいて、キャリッジ1を所定のポジションに移動させる。
上記インク吸引制御手段36は、本発明の制御手段として機能するものであり、上記回転板25の逆転を開始してローラ部材21をレリースする際のローラ部材21の始点位置を、位相検出手段29で検出された公転するローラ部材21の位相情報に基づいて、上記リーク領域LAを含んで正転方向に所定の鋭角度までの所定領域RA内に設定するよう制御する。
図4にリーク領域LA、リークポイントLPと、上記所定領域RAとの位置関係の一例を示す。上記所定領域RAは、上記リーク領域LAを含んでリークポイントLPから正転方向に45°までの領域とするのが好ましく(RA−1)、さらに好ましいのは、上記リークポイントLPから正転方向に10°〜30°の領域である(RA−2)。
図7は、ローラ部材21を上述した所定領域RA内に停止させた状態から回転板25を逆転させ、ローラ部材21をレリースする状態を示す。
まず、回転板25を正転させてローラ部材21がチューブ部材20を押圧した状態から、回転板25を逆転させてローラ部材21の押圧を解除してレリースする際、ローラ部材21の始点位置を上記所定領域RAに設定しているため、逆転が開始されたときにローラ部材が上記リーク領域LAを通過することにより、ローラ部材21の押圧状態が一瞬緩む。このように、ローラ部材21がリーク領域LAを通過するときに一瞬生じる機械的な緩みにより、ローラ部材21の押圧力の解除がスムーズに行われ、レリースされるのである。特に、回転板25の磨耗によりローラ部材21の押圧力の解除が行われ難くなった場合でも、スムーズに解除が行われる。
このとき、上記インク吸引制御手段36は、モータ22すなわち回転板25の正転を上記所定領域RA内で停止させ、この停止位置から回転板25の逆転を開始してローラ部材21のレリースを行うよう制御する。さらに、上記インク吸引制御手段36は、吸引動作の終了時に、上記回転板25の正転を上記所定領域RA内で停止させ、この停止位置から回転板25を逆転させてから回転体25を停止するよう制御する。
図8は、インク吸引制御手段36における吸引動作の制御シーケンスの一例を示している。
まず、吸引動作がスタートすると、キャリッジ1が移動して記録ヘッド12をキャッピング手段13に対面させるとともに、キャッピング手段13を上昇させて記録ヘッド12のノズル面をキャッピングする(ステップ1)。ついで、モータ22すなわち回転板25を正転させてチューブポンプを正転させ、所定時間の吸引動作を行う(ステップ2)。
吸引動作が終了すると、モータ22すなわち回転板25を逆転させるレリース動作を行う(ステップ3)。レリース後、キャッピング手段13を降下させてキャップを開けるとともにキャリッジ1を移動させる(ステップ4)。その後モータ22すなわち回転板25を正転させてチューブポンプを正転させ、所定時間のキャップ内空吸引動作を行う(ステップ5)。空吸引ののち、ワイパー手段によるワイピング動作を行い(S6)、再度レリース動作を行って(S7)、吸引動作を終了する。
図9は、インク吸引制御手段36によるレリース動作の制御シーケンスの一例を示している。
まず、光センサ28の検出信号がオンかオフかを判定する(ステップ11)。ついで、ステップ11において光センサ28がオフであると判定された場合(NO)には、モータ22を正転させ、光センサ28がオンになるまで回転板25を回転させる(ステップ12)。一方、ステップ11において光センサ28がオンであると判定された場合には、ステップ12を飛ばしてステップ13に進む。
ステップ13においては、モータ22を正転させて、光センサ28がオンからオフに変化するまで回転板25を回転させる。光センサ28がオンからオフに変化した時点が、ローラ部材21がリークポイントLPに位置した状態である。
そして、光センサ28がオンからオフに変化した時点すなわちローラ部材21がリークポイントLPに位置した時点から、所定の回転量だけモータ22を正転させ、これによりローラ部材21を所定の回転量だけ公転させる(ステップ14)。このステップ14によって、ローラ部材21が、図7(A)に示した所定領域RA内に配置される。
そののち、モータ22すなわち回転板25を逆転させる(ステップ15)ことにより、上記所定領域RA内の位置を始点としてローラ部材21が逆方向に公転し、リーク領域LAを通過することにより生じる一瞬の機械的緩みによりローラ部材21がスムーズにレリースされる。
以上に述べたように本実施形態によれば、回転板25を正転させてローラ部材21がチューブ部材20を押圧した状態から、回転板25を逆転させてローラ部材21の押圧を解除する際、ローラ部材21の始点位置を上記所定領域RAに設定しているため、逆転が開始されたときにローラ部材21が上記リーク領域LAを通過することにより、ローラ部材21の押圧状態が一瞬緩み、ローラ部材21の押圧力の解除がスムーズに行われる。特に、回転板25の長穴18の上流側端部に磨耗が生じ、磨耗箇所に軸が入り込んでローラ部材21の押圧力の解除が行われ難くなった場合でも、ローラ部材21がリーク領域LAを通過するときに一瞬生じる機械的な緩みにより、スムーズに解除が行われる。したがって、従来のように、ローラ部材21の解除不良によるインクの逆流現象が確実に防止され、それに起因するドット抜けなどの噴射不良も防止される。
また、チューブポンプ10の回転板25に形成する長穴18の角度等の設計にも余裕が生じるうえ、少々長穴18が磨耗しても確実にレリースできる期間が長くなることから、チューブポンプ10の耐用年数の延長も可能となる。
図10は、チューブポンプ10の第2例であり、上述したような、円環状に湾曲させた可撓性チューブ部材20の両端を同方向に引き出して同一平面内で束ねる構造に代えて、円環状に湾曲させたチューブ部材20同士を互いに逆方向に引き出して交差させる構造を採用した例である。この構成によれば、束ねたチューブ部材20が外方向に延びる箇所はないが、チューブ交差部においてチューブ部材20の変形抵抗が大きくなるので、この領域がリーク領域となる。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定するものではなく、以下のような変更例を包含する趣旨である。
キャッピング手段13を昇降させるキャップ昇降手段は、鉛直方向にも水平方向にも移動する機構、すなわち斜めに昇降する構成であってもよいし、鉛直方向に昇降させるものであってもよい。
上記各実施形態において、記録ヘッド12は、液体を噴射させる駆動素子である圧力発生素子として、圧電振動子を利用した液体噴射装置に適用することもできるし、発熱素子を利用したタイプの液体噴射装置に適用することもできる。
また、本発明のメンテナンス方法をコンピュータ装置に実行させるプログラムを、記録媒体に記録して提供したり、通信ネットワークを介して提供したりすることもできる。
また、液体噴射装置の代表例としては、上述したような画像記録用のインクジェット式記録ヘッドを備えたインクジェット式記録装置があるが、本発明は、その他の液体噴射装置として、例えば液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッドを備えた装置、有機ELディスプレー、面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッドを備えた装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッドを備えた装置、精密ピペットとしての試料噴射ヘッドを備えた装置等、各種の液体噴射装置に適用することができる。
本発明の一実施の形態のインクジェット式記録装置を示す斜視図である。 記録ヘッド及びキャッピング手段の部分拡大断面図である。 チューブポンプの断面図である。 リーク領域、リークポイント、所定領域の位置関係を説明する図である。 チューブポンプの概観を示した斜視図である。 記録ヘッドの吸引操作を制御する制御回路等を示したブロック図である。 上記レリース動作の作用を説明する図である。 吸引動作の制御シーケンスを示すフローチャートである。 レリース動作の制御シーケンスを示すフローチャートである。 チューブポンプの第2例を示す図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
1 キャリッジ,2 キャリッジモータ,3 タイミングベルト,4 ガイド部材,5 プラテン,6 記録紙,7 インクカートリッジ,10 チューブポンプ,11 ワイピング手段,12 記録ヘッド,13 キャッピング手段,14 ノズル開口,15 圧力室,18 長穴,19 ガイド部材,20 チューブ部材,20a 円環状部,21 ローラ部材,22 モータ,23 廃液タンク,24 ポンプフレーム,25 回転板,26 検出用回転軸,27 回転円板,27a 切欠部,28 光センサ,28a 発光部,28b 受光部,29 位相検出手段,30 ホストコンピュータ,31 プリンタドライバ,32 印刷制御手段,33 ヘッド駆動手段,34 クリーニング制御手段,35 フラッシング制御手段,36 インク吸引制御手段,37 キャリッジ駆動制御手段,70 ポンプフレーム,71 チューブ,72 ローラ部材,73 回転体,74 キャッピング手段,75 記録ヘッド,76 廃インクタンク,77 軸,78 一端,79 長穴,80 他端,81 磨耗部

Claims (7)

  1. 液体を噴射するノズルを有する液体噴射ヘッドと、上記液体噴射ヘッドのノズル面をキャッピングするキャッピング手段と、上記ノズル面をキャッピングしたキャッピング手段の内部空間に負圧を与えるチューブポンプと、上記チューブポンプの動作を制御する制御手段とを備え、
    上記チューブポンプは、
    回転体に支持されたローラ部材と、湾曲部を有する可撓性のチューブを有し、上記回転体の回転によるローラ部材の公転により、ローラ部材をチューブの湾曲部内周に沿って転動させて負圧を発生させるものであり、
    上記ローラ部材は、回転体の正転によりチューブを押圧し、回転体の逆転によりチューブへの押圧力が解除されるよう上記回転体に支持され、
    上記チューブの湾曲部には、回転体の正転時においてローラ部材の押圧による変形量が不十分となるリーク領域が設けられ、
    上記制御手段は、
    上記回転体の逆転を開始する際のローラ部材の始点位置を、位相検出手段で検出された公転するローラ部材の位相情報に基づいて、上記リーク領域を含んで正転方向に所定の鋭角度までの所定領域内に設定するよう制御することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 上記所定領域は、上記リーク領域を含んでリークポイントから正転方向に45°までの領域である請求項1記載の液体噴射装置。
  3. 上記所定領域は、上記リークポイントから正転方向に10°〜30°の領域である請求項1または2記載の液体噴射装置。
  4. 上記制御手段は、回転体の正転を上記所定領域内で停止させ、この停止位置から回転体の逆転を開始するよう制御する請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  5. 上記制御手段は、吸引動作の終了時に、上記回転体の正転を上記所定領域内で停止させ、この停止位置から回転体を逆転させてから回転体を停止するよう制御する請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 上記チューブの湾曲部は略円環状である請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  7. 液体を噴射するノズルを有する液体噴射ヘッドと、上記液体噴射ヘッドのノズル面をキャッピングするキャッピング手段と、上記ノズル面をキャッピングしたキャッピング手段の内部空間に負圧を与えるチューブポンプと、上記チューブポンプの動作を制御する制御手段とを備えた液体噴射装置のポンプ制御方法であって、
    上記チューブポンプは、
    回転体に支持されたローラ部材と、湾曲部を有する可撓性のチューブを有し、上記回転体の回転によるローラ部材の公転により、ローラ部材をチューブの湾曲部内周に沿って転動させて負圧を発生させ、
    上記ローラ部材は、回転体の正転によりチューブを押圧し、回転体の逆転によりチューブへの押圧力が解除されるよう上記回転体に支持され、
    上記チューブの湾曲部には、回転体の正転時においてローラ部材の押圧による変形量が不十分となるリーク領域が設けられ、
    上記制御手段は、上記回転体の逆転を開始する際のローラ部材の始点位置を、位相検出手段で検出された公転するローラ部材の位相情報に基づいて、上記リーク領域を含んで正転方向に所定の鋭角度までの所定領域内に設定するよう制御することを特徴とする液体噴射装置のポンプ制御方法。
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