JP2007125713A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラッシング等により排出された廃インクの処理が簡単なインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】廃インク容器に回収された廃インクを活性エネルギー線で照射して硬化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録紙、記録布等の記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置は、周知のように紙、布、プラスチックシート等の平面記録媒体や立体記録媒体にインク滴を吐出して画像を形成する記録装置である。
インクジェット記録装置は一般に、画像形成のためにインクを吐出する他に、主としてインクを吐出するノズルの機能を維持するメンテナンスのためにインクを消費するように構成されているが、メンテナンスのために消費されるインクは、廃インクとして処理される。
廃インクの処理に関しては、次のような様々な工夫がある。
特許文献1、2では廃インクを加熱して蒸発させることが提案されている。
特許文献3、4では、廃液タンク内に液吸収体を設けることが提案されている。
特許文献5にはインクを固化させる処理液を吐出する吐出部を設けて、インクを固化させることが提案されている。
特開平1−20454号公報 特開平1−20455号公報 特開平4−135865号公報 特開平4−344256号公報 特開平8−281972号公報
特許文献1、2の廃インク処理では、記録装置内の温度が上昇し、記録インクを変質させる可能性があるという問題や蒸発時に発生する臭気の問題がある。
特許文献3、4の廃インク処理では、液体の廃インクが記録装置内に貯留されるために、廃インクが漏れ出る可能性があるという問題がある。特に、廃インク容器に圧力がかかった場合や、記録装置が転倒した場合にインク漏れが生ずる。
また、廃インクを吸収した吸収体は廃棄物処理されるが、固体と液体からなる複合体の廃棄物処理となるために、処理工程が複雑になるという問題がある。
特許文献5の廃インク処理では、廃インク処理のためのインク吐出機構が付加されることになるために構造が複雑になり、また、廃インク処理用の資材が必要となるために、製造コスト、ランニングコストが高くなるという問題がある。
本発明は、従来の廃インク処理における前記に説明したような問題を解決し、簡単な機構で処理が可能な廃インク処理手段を備えたインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、紫外線等の活性エネルギー線により硬化するインクの特徴を利用し、廃インクを硬化させて廃インク容器に収容することにより、簡単な廃インクの処理を可能にしたものであり、下記の何れかのインクジェット記録装置により前記目的が達成される。
1.
活性エネルギー線で硬化するインクを吐出する記録ヘッド及び廃インクを収容する廃インク容器を有するインクジェット記録装置において、
前記廃インク容器に収容された廃インクを活性エネルギー線で照射し、硬化させる第1エネルギー線源を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
2.
前記記録ヘッド及び前記記録ヘッドから吐出され、記録媒体上に画像を形成したインクに活性エネルギー線を照射する第2エネルギー線源が設けられたキャリッジを有し、前記第2エネルギー線源は、前記第1エネルギー線源に兼用されることを特徴とする前記1に記載のインクジェット記録装置。
3.
前記記録ヘッド及び前記第1エネルギー線源を支持し、往復移動するキャリッジを有し、該キャリッジが印字領域外の位置にあるときに、前記第1エネルギー線源は、前記廃インク容器の廃インクを照射することを特徴とする前記2に記載のインクジェット記録装置。
4.
前記記録ヘッドの回復処理を行うメンテナンスユニットを有し、前記キャリッジが前記位置にあるときに、前記メンテナンスユニットに略対向することを特徴とする前記3に記載のインクジェット記録装置。
5.
前記廃インク容器はフラッシングにより前記記録ヘッドから吐出されたインクを受け、収容することを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
6.
前記キャリッジが前記位置にあるときに、前記第1エネルギー線源が前記記録ヘッドよりも印字領域側にあるように、前記第1エネルギー線源が前記キャリッジに設けられたことを特徴とする前記3〜5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
7.
前記第1エネルギー線源は紫外線を発生することを特徴とする前記1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
8.
活性エネルギー線の照射によりゲル状に硬化するインクを用いて画像を記録することを特徴とする前記1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
9.
前記メンテナンスユニットは、吸引手段を有し、前記廃インク容器は、前記吸引手段により吸引された廃インクを収容することを特徴とする前記4に記載のインクジェット記録装置。
本発明により、廃インクを活性エネルギー線で硬化させて、廃インク容器に収容するので、廃インク容器内のインクが漏れ出るおそれがなく、また、廃インクを廃棄物として処理する際にも、固体の処理であるので、運搬、貯蔵等の取り扱いに適しており、廃棄物処理が容易になる。
以下、実施の形態により本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図1は本発明の実施の形態に係るインクジェット記録装置の全体構成を示す図である。
1は記録用インクの供給源であるインクタンクであり、イエローインクタンク1Y、マゼンタインクタンク1M、シアンインクタンク1C及び黒インクタンク1Kで構成される。2はインク滴を吐出して画像を形成するノズルを有する記録ヘッドであり、イエロー記録ヘッド2Y、マゼンタ記録ヘッド2M、シアン記録ヘッド2C及び黒記録ヘッド2Kで構成される。3は、活性エネルギー線である紫外線を発光するエネルギー線源である。
4はキャリッジであり、キャリッジ4は記録ヘッド2及びエネルギー線源3を一体に搭載しており、キャリッジガイド5により案内されて矢印WX1、WX2で示すように往復移動して、記録媒体Pを走査し、記録媒体Pに画像を形成する。
6は電磁弁であり、イエロー用電磁弁6Y、マゼンタ用電磁弁6M、シアン用電磁弁6C及び黒用電磁弁6Kで構成される。7は中間タンクであり、イエロー用中間タンク7Y、マゼンタ用中間タンク7M、シアン用中間タンク7C及び黒用中間タンク7Kで構成される。
記録用インクはインクタンク1から中間タンク7に送られ、中間タンク7からインク供給路8を経て記録ヘッド2に供給される。インク供給路8はイエローインク用、マゼンタインク用、シアンインク用及び黒インク用の供給路で構成されており、各単色インクはそれぞれ独立して、インクタンク1からインク供給路8を経て記録ヘッド2に供給される。
10は記録ヘッド2の回復処理を行うメンテナンスユニットであり、記録ヘッド2をキャッピングする吸引キャップ9を有する。
エネルギー線源3は図1に示すように、キャリッジ4がメンテナンスユニット10に対向する印字領域外の位置、例えば、端位置にあるときに、記録ヘッド2に対して、記録ヘッド2よりも印字領域側に位置するようにキャリッジ4に設けられる。このようなエネルギー線源3の配置により、印字領域から端位置までのキャリッジ4の移動の際に、エネルギー線源4を連続点灯して、記録媒体P上のインクの硬化とともに、廃インク容器12内の廃インクの硬化を行うことが可能となる(インクの硬化については後に説明)。
吸引キャップ9はイエロー記録ヘッド2Yをキャッピングする吸引キャップ9Y、マゼンタ記録ヘッド2Mをキャッピングする吸引キャップ9M、シアン記録ヘッド2Cをキャッピングする吸引キャップ9C及び黒記録ヘッド2Kをキャッピングする吸引キャップ9Kで構成される。
12は廃インクを収容する廃インク容器であり、フラッシングにおいて、記録ヘッド2から強制吐出されたインクを受け、収容する。廃インク容器12の上方は、廃インクを受けることが可能なように開口12A(図3参照)が形成される。また、開口12Aを通して廃インク容器12内に紫外線が導入される。廃インク容器12は着脱自在に装着される。
13はエネルギー線源3からの紫外線を廃インク容器12内に導入する光ガイドであり、紫外線に対して不透明な板で構成され、筒状に形成されて紫外線が外部に漏れるのを防止する。光ガイド13によって、廃インク容器12の近傍のインクを不要に固化するのを防止している。
図2はインクの流れを示す図、図3はキャリッジ4がメンテナンスユニット10に対向する端位置にあるときの記録ヘッド2と、エネルギー線源3と、吸引キャップ9と、廃インク容器12との位置関係を示す図である。
インクタンク1内の記録用インクは電磁弁6を介して中間タンク7に供給される。中間タンク7にはインク量センサ14が設けられ、電磁弁6はインク量センサ14の検知信号に基き開閉動作して、中間タンク7内のインク量を常に一定に維持する。
中間タンク7と記録ヘッド2との間にはダンパー15が介在しており、このダンパー15により、キャリッジ4の移動により生ずる記録ヘッド2内のインク圧の変動を緩和する。
フラッシング時に記録ヘッド2から吐出された廃インク及び回復処理時に記録ヘッド2から吸引された廃インクは廃インク容器12に収容される。
16は吸引キャップ9が記録ヘッド2に密着・離間する際に起こる吸引キャップ9内の圧力変動を緩和する電磁弁である。吸引ポンプ17は図3に示すように、イエロー用吸引ポンプ17Y、マゼンタ用吸引ポンプ17M、シアン用吸引ポンプ17C及び黒用吸引ポンプ17Kで構成され、各単色インク毎に独立して作動するが、これらの吸引ポンプ17Y、17M、17C、17Kにより吸引されたインクは共通の廃インク容器12に収容される。
本発明においては、紫外線等の活性エネルギー線で照射されて硬化するインクが使用される。このようなインクには、米国特許第4,228,438号明細書、特公平5−64667号公報、特開平7−224241号公報等に記載された周知のものを用いることが出来る。
また、本出願人の出願にかかる特願2005−211135号明細書に記載されており、活性エネルギー線によりゲル状に硬化するインクを使用することができる。
ゲル状に硬化するインクとしては、少なくとも色剤と、水と、親水性主鎖に複数の側鎖を有し、活性エネルギー線を照射することにより、側鎖間で架橋結合可能な高分子化合物と、を含有するインクジェット用インクであって、前記色剤がアニオン性であり、かつ前記高分子化合物の側鎖がアニオン性、又はノニオン性であることを特徴とするインクジェット用インクが用いられる。
親水性主鎖に複数の側鎖を有し、活性エネルギー線を照射することにより側鎖間で架橋結合可能な高分子化合物とは、ポリ酢酸ビニルのケン化物、ポリビニルアセタール、ポリエチレンオキサイド、ポリアルキレンオキサイド、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、または前記親水性樹脂の誘導体、ならびにこれらの共重合体からなる群より選ばれる少なくとも一種の親水性樹脂に対して、側鎖に光二量化型、光分解型、光重合型、光変性型、光解重合型等の変性基を導入したものである。光重合型の架橋性基が感度、生成される画像の性能の観点から望ましい。
色材のイオン性と前記高分子化合物の側鎖のイオン性の間には、好ましい組合せが存在する。色材にアニオン性を選択し、側鎖にはノニオン性またはアニオン性を組み合わせることで、画像堅牢性およびインクの保存性、連続出射性の観点で優れていることがわかった。側鎖としてはノニオン性が最も好ましい。理由は定かではないが、上記イオンの組合せの場合は、インク組成物の分解やインク組成物同士の会合などが少なくなり、このことが、上記効果に影響している可能性がある。
側鎖としては、前記一般式(A)で表される構造を有するものが好ましい。
活性エネルギー線架橋性高分子化合物の親水性主鎖と側鎖の部分構造が下記一般式(A)で表されるものが好ましい。
一般式(A)
Poly−{(X1m−〔B−(Y1np
式中、Polyは親水性主鎖を表す。ポリ酢酸ビニルのケン化物、ポリビニルアセタール、ポリエチレンオキサイド、ポリアルキレンオキサイド、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、または前記親水性樹脂の誘導体、ならびにこれらの共重合体が好ましい。
{ }は側鎖を表す。側鎖中、X1は(p+1)価の連結基を表わす。pは正の整数を表し、好ましくは1〜5の整数である。具体的には、p=1のとき、X1が2価の連結基を表し、例えば、アルキレン基、アリーレン基、ヘテロアリーレン基、エーテル基、チオエーテル基、イミノ基、エステル基、アミド基、スルホニル基などが挙げられ、又、これらが組み合わさって一つの2価以上の基を形成してもよい。またp=2以上のとき、後述する複数のB及びY1は同一であっても異なっていてもよい。
1は、好ましくは、アルキレンオキシド、芳香族基が少なくとも組み合わさっている2価以上の連結基が挙げられる。
Bは、架橋基を表す。具体的には、二重結合、三重結合を含有する基であり、例えば、アクリル基、メタクリル基、ビニル基、アリル基、ジアゾ基、アジド基を表す。好ましくは、アクリル基、メタクリル基である。
1は、水素原子または置換基を表す。置換基とは具体的にはハロゲン原子(例えば、フッ素原子、塩素原子等)、アルキル基(例えば、メチル、エチル、ブチル、ペンジル、2−メトキシエチル、トリフルオロメチル、2−エチルヘキシル、シクロヘキシル等)、アリール基(例えば、フェニル、p−トリル、ナフチル等)、アシル基(例えば、アセチル、プロピオニル、ベンゾイル等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ、ブトキシ等)、アルコキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボニル、i−プロポキシカルボニル等)、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ、エチルカルボニルオキシ等)、カルバモイル基(例えば、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル、ブチルカルバモイル、フェニルカルバモイル等)、スルファモイル基(例えば、スルファモイル、メチルスルファモイル、ジメチルスルファモイル、フェニルスルファモイル等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ、エチルチオ、オクチルチオ等)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ、p−トリルチオ等)、アルキルウレイド基(例えば、メチルウレイド、エチルウレイド、メトキシエチルウレイド、ジメチルウレイド等)、アリールウレイド基(例えば、フェニルウレイド等)、アルキルスルホンアミド基(例えば、メタンスルホンアミド、エタンスルホンアミド、ブタンスルホンアミド、トリフルオロメチルスルホンアミド、2,2,2−トリフルオロエチルスルホンアミド等)、アリールスルホンアミド基(例えば、フェニルスルホンアミド、トリルスルホンアミド等)、アルキルアミノスルホニルアミノ基(例えば、メチルアミノスルホニルアミノ、エチルアミノスルホニルアミノ等)、アリールアミノスルホニルアミノ基(例えば、フェニルアミノスルホニルアミノ等)、ヒドロキシ基、複素環基(例えば、ピリジル、ピラゾリル、イミダゾリル、フリル、チエニル等)などが挙げられ、更にこれらは置換基を有していても良い。
mは、0または1を表す。
nは、0または1を表す。
親水性主鎖においては、側鎖の導入に対する簡便性や、取り扱いの観点からポリ酢酸ビニルのケン化物が好ましく、その重合度は300以上4000以下が好ましく、500以上2000以下がハンドリングの観点からより好ましい。主鎖に対する側鎖の変性率は0.3モル%以上4モル%以下が好ましく0.5モル%以上1.5モル%以下が反応性の観点からより好ましい。0.3モル%より小さいと架橋性が不足する傾向があり、4モル%より大きいと架橋密度が大きくなり硬くてもろい膜となり、膜の強度が落ちてしまう。
活性エネルギー線架橋性高分子化合物において、さらに好ましい構造としては、特開昭56−67309号公報記載の感光性樹脂は、ポリビニルアルコール構造体中に、下記一般式(1)で表される2−アジド−5−ニトロフェニルカルボニルオキシエチレン構造(ノニオン性)の側鎖、又は、下記一般式(2)で表され4−アジド−3−ニトロフェニルカルボニルオキシエチレン構造(ノニオン性)の側鎖、を有する樹脂組成物である。
Figure 2007125713
また、下記一般式(3)で表される変性基(アニオン性)の側鎖も好ましく用いられる。
Figure 2007125713
式中、Rはアルキレン基又は芳香族環を表す。好ましくはベンゼン環である。
光重合型の変性基としては、例えば特開2000−181062号、特開2004−189841号に示される下記一般式(4)で表される樹脂(ノニオン性)が反応性の観点から好ましい。
Figure 2007125713
式中、R2はMe又はH、nは1又は2を表し、Xは−(CH2m−COO−又は−O−、Yは芳香族環又は単結合、mは0〜6までの整数を表す。
また、特開2004−161942号公報に記載されている光線重合型の下記一般式(5)で表される変性基(ノニオン性)を、従来公知の水溶性樹脂に用いることも好ましい。
Figure 2007125713
式中、R3はMe又はHを表し、R4は炭素数2〜10の直鎖状または分岐状のアルキレン基を表す。
更に、下記一般式(6)乃至(8)で表される変性基(ノニオン性)も好ましく用いられる。
Figure 2007125713
このような光架橋型の樹脂は、インク全質量に対して0.8質量%から5.0質量%含有することが、好ましい。0.8質量%以上存在することで、架橋効率が向上し、架橋後のインク粘度の急激な上昇によりビーディングやカラーブリードがより好ましくなる。5.0質量%以下の場合は、インク物性やインクヘッド内状態に悪影響しにくくなり、出射性やインク保存性の観点で好ましい。
光架橋型の樹脂においては、元々ある程度の重合度をもった主鎖に対して側鎖間で架橋結合を介して架橋をするため、一般的な連鎖反応を介して重合する活性エネルギー線硬化型の樹脂に対して光子一つ当たりの分子量増加効果が著しく大きい。一方、従来公知の活性エネルギー線硬化型の樹脂においては架橋点の数は制御不可能であるため硬化後の膜の物性をコントロールすることができず、硬くてもろい膜となりやすい。
活性エネルギー線架橋型の樹脂においては架橋点の数は親水性主鎖の長さと、側鎖の導入量で完全に制御でき、目的に応じたインク膜の物性制御が可能である。
さらに、従来公知の活性エネルギー線硬化型インクが色剤以外のほぼ全量が硬化性分であり、そのため硬化後のドットが盛り上がり、エネルギー線沢に代表される画質に劣ることに対し、本発明に用いられる樹脂においては必要量が少量ですみ、乾燥成分が多いため乾燥後の画質の向上が図られ、かつ定着性も良い。
(光重合開始剤、増感剤)
また、光重合開始剤や増感剤を添加するのも好ましい。これらの化合物は溶媒に溶解、または分散した状態か、もしくは感光性樹脂に対して化学的に結合されていてもよい。
適用される光重合開始剤、光増感剤について特に制限はなく、従来公知の物を用いることができる。
適用される光重合開始剤、光増感剤について特に制限はないが、水溶性の物が混合性、反応効率の観点から好ましい。特に4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン(HMPK)、チオキサントンアンモニウム塩(QTX)、ベンゾフェノンアンモニウム塩(ABQ)が水系溶媒への混合性という観点で好ましい。
さらに、樹脂との相溶性の観点から下記一般式(9)で表される4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン(n=1、HMPK)や、そのエチレンオキシド付加物(n=2〜5)がより好ましい。
Figure 2007125713
式中、nは1〜5の整数を表す。
また、他には一例としベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、ビス−N,N−ジメチルアミノベンゾフェノン、ビス−N,N−ジエチルアミノベンゾフェノン、4−メトキシ−4′−ジメチルアミノベンゾフェノン等のベンゾフェノン類。チオキサトン、2、4−ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、クロロチオキサントン、イソプロポキシクロロチオキサントン等のチオキサントン類。エチルアントラキノン、ベンズアントラキノン、アミノアントラキノン、クロロアントラキノン等のアントラキノン類。アセトフェノン類。ベンゾインメチルエーテル等のベンゾインエーテル類。2,4,6−トリハロメチルトリアジン類、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール2量体、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジ(m−メトキシフェニル)イミダゾール2量体、2−(o−フルオロフェニル)−4,5−フェニルイミダゾール2量体、2−(o−メトキシフェニル)−4,5−フェニルイミダゾール2量体、2−(p−メトキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール2量体、2,−ジ(p−メトキシフェニル)−5−フェニルイミダゾール2量体、2−(2,4−ジメトキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール2量体の2,4,5−トリアリールイミダゾール2量体、ベンジルジメチルケタール、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)ブタン−1−オン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノ−1−プロパノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、フェナントレンキノン、9,10−フェナンスレンキノン、メチルベンゾイン、エチルベンゾイン等ベンゾイン類、9−フェニルアクリジン、1,7−ビス(9,9′−アクリジニル)ヘプタン等のアクリジン誘導体、ビスアシルフォスフィンオキサイド、及びこれらの混合物等が好ましく用いられ、上記は単独で使用しても混合して使用してもかまわない。
これらの光重合開始剤に加え、促進剤等を添加することもできる。これらの例として、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル、p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等があげられる。
これらの光重合開始剤は親水性主鎖に対して、側鎖にグラフト化されていても好ましい。
次に、前記に説明した構成のインクジェット記録装置の動作を説明する。
キャリッジ4のWX1方向の移動により、記録媒体Pを主走査し、記録媒体PをWY方向に搬送することにより副走査が行われて、記録媒体P上に画像が形成される。なお、画像記録においては、エネルギー線源3は常時点灯しており、記録ヘッド2から吐出されたインクは記録媒体Pに着弾後、直ちに硬化する。
キャリッジ4は各主走査毎に、記録媒体Pに対向する位置をカバーする印字領域を移動するが、キャリッジ4が印字領域外の位置に移動して、各記録ヘッド2Y、2M、2C、2Kが廃インク容器12の真上に来た時に、記録ヘッド2からインクを強制吐出するフラッシングが行われる。各記録ヘッド2Y、2M、2C、2Kから吐出されたインクは廃インク容器12に流下し回収される。
フラッシングの後に、キャリッジ4はメンテナンスユニット10に対向する印字領域外の位置、例えば、端位置に更に移動する。図3はキャリッジ4がメンテナンスユニット10に対向する端位置に移動した時の位置関係を示すが、図3に示すように、エネルギー線源3が廃インク容器12を照射する位置にキャリッジ4の位置が設定される。図3の状態で、エネルギー線源3を発光させ、廃インク容器12に排出された廃インクを紫外線照射することにより、廃インクを硬化させる。
フラッシング及びフラッシング後の廃インクの紫外線照射はキャリッジ4の1往復毎に行われる。従って、排出された廃インクは固化した状態で廃インク容器12内に収容される。
なお、フラッシングは、キャリッジ4の往復作動毎ではなく、所定回数の往復作動毎に行ってもよい。また、各フラッシング毎にエネルギー線源3を発光させ、紫外線照射をするのではなく、所定回数のフラッシング毎に紫外線照射するようにしてもよい。
記録ヘッド2に吐出不良が生じた場合には、キャリッジ4はメンテナンスユニット10に対向する位置に設定され、吸引キャップ9が記録ヘッド2をキャッピングした状態で吸引ポンプ17が作動して、吸引を行う回復処理が行われる。吸引された廃インクは廃インク容器12に回収される。
この回復処理の後にも、エネルギー線源3が点灯して廃インク容器12を紫外線照射し、廃インク容器12に排出された廃インクを固化する。
回復処理は、吐出不良が生じた場合の他に、オペレータの操作により又は定期的に実行される記録ヘッドのクリーニング時にも行われる。
本発明の実施の形態に係るインクジェット記録装置の全体構成を示す図である。 インクの流れを示す図である。 キャリッジ4がメンテナンスユニット10に対向する位置にあるときの記録ヘッド2と、エネルギー線源3と、吸引キャップ9と、廃インク容器12との位置関係を示す図である。
符号の説明
1 インクタンク
2 記録ヘッド
3 エネルギー線源
4 キャリッジ
12 廃インク容器

Claims (9)

  1. 活性エネルギー線で硬化するインクを吐出する記録ヘッド及び廃インクを収容する廃インク容器を有するインクジェット記録装置において、
    前記廃インク容器に収容された廃インクを活性エネルギー線で照射し、硬化させる第1エネルギー線源を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記記録ヘッド及び前記記録ヘッドから吐出され、記録媒体上に画像を形成したインクに活性エネルギー線を照射する第2エネルギー線源が設けられたキャリッジを有し、前記第2エネルギー線源は、前記第1エネルギー線源に兼用されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記記録ヘッド及び前記第1エネルギー線源を支持し、往復移動するキャリッジを有し、該キャリッジが印字領域外の位置にあるときに、前記第1エネルギー線源は、前記廃インク容器の廃インクを照射することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記記録ヘッドの回復処理を行うメンテナンスユニットを有し、前記キャリッジが前記位置にあるときに、前記メンテナンスユニットに略対向することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記廃インク容器はフラッシングにより前記記録ヘッドから吐出されたインクを受け、収容することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記キャリッジが前記位置にあるときに、前記第1エネルギー線源が前記記録ヘッドよりも印字領域側にあるように、前記第1エネルギー線源が前記キャリッジに設けられたことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記第1エネルギー線源は紫外線を発生することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 活性エネルギー線の照射によりゲル状に硬化するインクを用いて画像を記録することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記メンテナンスユニットは、吸引手段を有し、前記廃インク容器は、前記吸引手段により吸引された廃インクを収容することを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
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