JP2007125584A - ラック歯のプレス成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】厚板材をプレス成形することにより精度のよいラック歯を成形することができるラック歯のプレス成形方法を提供すること。
【解決手段】山部33と谷部35とを長手方向に交互に配列し、谷部35が下方に開口するように歯形31を一平面上に形成した上型30と、上型30の谷部35に対向する凸部53と山部33に対向する凹部55とを、長手方向に交互に配置した歯形51を一平面上に形成した下型50と、により厚板材W1を押圧する第1のプレス工程と、第1のプレス工程により波形に成形された厚板材W1を上下反転して、上型30と下型50とに係合させて厚板材W1を押圧する第2のプレス工程とを実施することにより、厚板材W1にラック歯20をプレス成形する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ラック・アンド・ピニオンで構成される歯車セットの、ラック歯を有するラック桿をプレス成形により製造する方法に関する。
自動車の座席、特に、福祉車両の座席は、通常の着座状態で前後方向に調整する調整機構に加えて、座席を通常の着座位置から車両外側に向かって回転させ、この外側に向いた状態で前記調整機構を用いて前記座席を外側に移動させて、搭乗者の乗降を容易にする回転装置が設けられている。
従って、回転装置の上に調整機構を設けるため、調整機構の厚さが薄く設定できるラック・アンド・ピニオンが用いられる。このラック歯を有するラック桿は強度、精度が要求されるため切削加工、鍛造あるいは鋳造で製造されるが、コストが嵩むという問題がある。
コストを低減するために、ラック桿をプレス成形により成形する技術が、特開平4−111939号公報(以下、「特許文献1」という。)や特開2004−17779号公報(以下、「特許文献2」という。)に開示されている。
特許文献1に記載の「ラックおよびその成形方法」は、ラック歯2と同形の歯形3を有する押型4をプレス機械5に装着して、断面角形の棒状金属素材6の一面を加圧成形することによりラック杆1を得るものである。
また、特許文献2の「ラックシャフトおよびその製造方法」は、中実円筒状の本体部材2にラックプレート3を溶接したものである。ラックプレート3は、ラック歯形311とこのラック歯形に対応した波形を、平板をプレス成形法によって成形したものである。
特開平4−111939号公報 特開2004−17779号公報
上記特許文献1、2には、いずれもラック歯をプレス成形により成形する方法が記載されているが、特許文献1の技術は、棒状金属素材の一面に歯形を加圧成形するもので、大きな加圧力が発揮できる大型のプレス機械を必要とし、製造が難しいという問題がある。
また、特許文献2の技術については、本発明者が試行してみたが、厚板の平板を単に波形にプレス成形するだけでは、精度のよい歯形が成形できず、特許文献2にはこれを解決するための技術が開示されていないという問題がある。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、厚板材をプレス成形することにより精度のよいラック歯を成形することができるラック歯のプレス成形方法を提供することを目的とする。
本発明に係る請求項1に記載のラック歯のプレス成形方法は、山部と谷部とを長手方向に交互に配列し、谷部が下方に開口するように歯形を一平面上に形成した上型と、前記上型の前記谷部に対向する凸部と前記山部に対向する凹部とを、長手方向に交互に配置した歯形を一平面上に形成した下型と、により板材を押圧する第1のプレス工程と、前記第1のプレス工程により波形に成形された板材を上下反転して、前記上型と下型とに係合させて該板材を押圧する第2のプレス工程と、を有することを特徴とする。
よって、第1のプレス工程により波形に成形された板材を上下反転して、再度同一のプレス型により押圧する第2のプレス工程を実施するので、第2のプレス工程で形成された歯形の谷部の底まで十分に材料が流れ込み、精度のよいラック歯がプレス成形で形成できる。
また、本発明に係る請求項2に記載のラック歯のプレス成形方法は、下方に凸のV字形断面に形成され、該V字形の一方の傾斜面に、山部と谷部とを長手方向に交互に配列し、谷部が下方に開口するように歯形を形成した第1の上型と、前記第1の上型に対向したV字形の凹部が形成され、該V字形の凹部の、前記第1の上型の歯形に対応する一方の傾斜面に、前記第1の上型の前記谷部に対向する凸部と、前記山部に対向する凹部とを長手方向に交互に配置した歯形を形成した第1の下型と、により第1のプレス型を構成し、該第1のプレス型により板材をV字形に、且つ該V字形の一方の面を長手方向に配列された波形に形成する第1のプレス工程と、前記山部と谷部とを長手方向に交互に配列し、谷部が下方に開口するように前記第1の上型と同一形状の歯形を一平面上に形成した第2の上型と、該第2の上型の前記谷部に対向する凸部と、前記山部に対向する凹部とを、長手方向に交互に配置した前記第1の下型と同一形状の歯形を一平面上に形成した第2の下型とからなる第2のプレス型を構成し、該第2のプレス型により、前記第1のプレス工程で波形に成形した板材の、該波形部を上下反転して、前記第2の上型と第2の下型とに係合させて該板材を押圧する第2のプレス工程と、を有することを特徴とする。
よって、長尺な板材を長手方向に断面L字形に形成すると同時に、該板材の長手方向の一面にラック歯が同時に形成できるので、剛性のあるラック歯を有するラック桿を容易に製造することができる。
また、本発明に係る請求項3に記載のラック歯のプレス成形方法は、請求項2に記載のラック歯のプレス成形方法において、前記第2のプレス型の前記第2の下型と同一形状の歯形を形成して上下反転させた第3の上型と、前記第2の上型と同一形状の歯形を形成して上下反転させた第3の下型とからなる第3のプレス型を構成し、前記第3のプレス型により、前記第1のプレス工程で波形に成形した板材を、該波形部をそのままの方向で、前記第3の上型と第3の下型とに係合させて該板材を押圧する第2のプレス工程を有することを特徴とする。
よって、第2のプレス工程で用いる第3のプレス型を、第2のプレス型の上型と下型とを入れ替えて構成したので、第2のプレス工程で、第1のプレス工程で波形に形成された板材を上下反転させる必要がなく、平易なプレス作業の工程が編成できる。
本発明によれば、厚板材を波形に成形する際に使用したプレス型に、該波形の板材を上下反転させて載置し、該プレス型により前記板材を再度プレスするだけで精度のよいラック歯が安価に成形できる。
次に、本発明に係るラック歯のプレス成形方法の一の実施の形態について図面を参照して説明する。ここで、図1は、車両用座席の骨部材にラック歯を形成したラック桿を取り付けた断面図であり、図2は、その拡大断面図である。図3は、プレス成形され、車両用座席に取り付けられるラック桿の斜視図である。
自動車の座席に用いられるラック桿1は、図3に示すように、縦辺の取付フランジ10と横辺のラック歯20とからL字形に形成され、図1、図2に示すように、アルミ押出材で成形されたシートフレーム80の取付座部81に、ラック桿1と略同一長さで連続したナットNと複数のビスBとにより、ラック歯20を下向きにして取付フランジ10で締め付けられ、取り付けられる。
この下向きのラック歯20に図略のピニオンが噛み合っており、ピニオンがモータにより回転されることにより、ラック桿1を介してシートフレーム80が紙面に直角方向に進退移動する。
なお、自動車の座席に用いられる断面L字状の厚板材の一辺にラック歯が形成されるものを実施例2として後述し、基本となる平板の厚板材にラック歯を形成したものを実施例1として説明する。
第1実施例のラック桿110は、図4に示すように、平板状の厚板材W1にラック歯20をプレス成形により形成したものである。ラック歯20は、図5に示すように、ピニオン(図略)が噛み合う複数の歯部21と、該歯部21、21の間に連続して形成される底部25とから波形状に形成されたものである。
歯部21は、略平面の頂部211と、該頂部211から波形の底部25の凹底部215に連なる傾斜部213とから山形状に形成されている。
底部25は、歯部21、21の間の、波形の底を形成し、最も低い位置で半円状の底頂部251と、歯部21の頂部211の裏面を形成する凹頂部255と、底頂部251と凹頂部255とを連結する傾斜部253とから構成されている。
ラック歯20を成形するプレス型3は、図6に示すように、下面に歯形31を形成した上型30と、上面に歯形51を形成した下型50とを備えている。
上型30の歯形31は、図7に示すように、ラック歯20の歯部21を成形する上方に凹む谷部35と、谷部35、35との間で下方に凸の山部33とを備えている。
谷部35の底部である谷底部351は略平面に形成され、山部の頂部である山頂部331に傾斜面333を介して連続している。
谷底部351の図示左右方向の幅と山頂部331の左右方向の幅は、略同じ大きさに形成されている。
下型50の歯形51は、同じく図7に示すように、前記谷部35に対向して上方に突出する凸部53と、山部33に対向して下方に凹の凹部55とを備えている。
凸部53は、その頂部である比較的小さな半円形の凸頂部531から傾斜面533を介して、凹部55の底部である半径の大きな半円形の凹底部551に連続している。
なお、谷部35と凸部53との大きさの関係、および山部33と凹部55との大きさの関係は、厚板材W1がプレス型3により押圧されたときに、凹底部215と底頂部251
との間の肉厚、ならびに傾斜部213と傾斜部253との間の肉厚、ならびに頂部211と凹頂部255との肉厚が所定の厚さになるように設定される。
以上のように構成されたプレス型3により厚板材W1をプレス成形して、ラック桿110にラック歯20を成形する方法について説明する。
プレス型3の上型30と下型50とを開いて、下型50上に厚板材W1を載置し、図7に示すように、上型30を徐々に降下させて、その山頂部331を厚板材W1の上面に当接させる。
そして、そのまま上型30を降下させて上型30により厚板材W1を押圧すると、図8に示すように、厚板材W1が上型30と下型50との間で、厚肉山部71と薄肉谷部73とからなる波形状に成形される(第1のプレス工程)。この第1のプレス工程で成形された状態の厚板材W1を厚板材W1aとする。
しかし、この段階では、厚板材W1の薄肉谷部73の肉が谷底部351まで流入しておらず、ラック歯としては形成されていない。また、これ以上上型30により押圧しても、凸頂部531により薄肉谷部73の下面に亀裂が入り、成形できない。
そこで、上型30を開いて波形に成形された厚板材W1aを一旦プレス型3から取り出し、これを上下反転させて、図9に示すように、プレス型3の下型50上に載置する。反転させた状態の厚板材W1を厚板材W1bとする。厚板材W1bを下型50上に載置すると、厚肉山部71の下面が下型50の凸頂部531に、その波形の中心を合わせて位置決めされる。
そして、図10に示すように、上型30を降下させると、上型30の山部33が厚板材W1bの薄肉谷部73の上方から進入し、薄肉谷部73と厚肉山部71との連続部75を押圧する。
上型30の下降を続けると、図10に点線で示すように、連続部75のa部の肉が下型50の凸部53側に押圧されるため、連続部75の肉が上方に流れるとともに、厚肉山部71の下面のc部の肉が凸部53により上方に押圧されるため、厚肉山部71の肉がb部に入り込み、歯部21の頂部211が形成され、図5に示すラック歯20を有するラック桿110として成形される(第2のプレス工程)。
このように、第1の実施例では、第1、第2のプレス工程に同一の上型30と下型50とを用いて、第1のプレス工程で成形した厚板材W1aを上下反転させて、同一の上型30と下型50とにより、第2のプレス工程を実施することにより、厚板材W1からラック歯20を有するラック桿110をプレス成形により製造することが可能になった。
つぎに、前述した断面L字状の厚板材W2の一辺にラック歯20が形成されたラック桿1について説明する。
第2実施例のラック桿1は、前述した図3に示すように、縦辺の取付フランジ10と横辺のラック歯20とからL字形に形成されたものである。
取付フランジ10には、取付座部81にビスBで取り付けるための複数の取付孔101が、所要ピッチで設けられている。
ラック歯20は、第1実施例のラック歯20と全く同一であるので説明は省略する。
ラック歯20を成形するプレス型4は、図11、図12に示すように、下方に凸のV字形断面に形成され、該V字形の一方の傾斜面301に、山部と谷部とを長手方向に交互に配列し、谷部が下方に開口するように歯形を形成した第1の上型40と、第1の上型40に対向したV字形の凹部610が形成され、該V字形の凹部610の、前記第1の上型40の歯形に対応する一方の傾斜面601に、前記第1の上型40の前記谷部に対向する凸部と、前記山部に対向する凹部とを長手方向に交互に配置した歯形を形成した第1の下型60とを備えている。
なお、第1の下型60は、傾斜面601に歯形を形成する加工が容易なように、歯形を形成するブロックと傾斜面のみのブロックと分割したものを組み立てて形成されている。
第1の上型40の傾斜面301に形成された山部と谷部とからなる歯形は、前記第1の実施例で説明した上型30に形成した山部33と谷部35とからなる歯形31と同一であり、第1の下型60の傾斜面601に形成された歯形は、前記第1の実施例で説明した下型50に形成した凸部53と凹部55とからなる歯形51と同一であるので説明は省略する。
一方、この第2実施例では、第1の実施例で説明した歯形を一平面上に形成した上型30と同一の第2の上型30と、同じく下型50と同一の第2の下型50を備えた第2のプレス型3を準備しておく。
以上のように構成されたプレス型4及び3により厚板材W2をプレス成形して、ラック桿1にラック歯20を成形する方法について説明する。
まず、第1の上型40を開いた状態で、所要の幅と長さに切断された厚板材W2を、図11に示すように、下型60のV字形凹部610の上部に、V字形の頂部に厚板材W2の幅方向の中心を合わせて載置する。
そして、第1の上型40を降下させて厚板材W2を第1の下型60に押圧させ、さらに降下させると、第1の上型40の凸状の先端が厚板材W2をV字状に折り曲げるとともに、傾斜面301、601に設けた歯形31、51により、厚板材W2の一方の面を図8に示すのと同一の波形に成形する(第1のプレス工程)。
その後、第1の上型40を上昇させてプレス型4を開き、一方の面が波形に成形された厚板材W2を一旦第1の下型60から取り出す。
そして、図13に示すように、別に準備された第2のプレス型3の第2の下型50上に、図9と同様に厚板材W2に形成した波形を上下反転して載置し、第2の上型30により波形が形成された一方の面を押圧する(第2のプレス工程)。
すると、図10と同様にb部にa、c部の肉が流れ込みラック歯20として成形され、L字断面の一方の面にラック歯20が形成されたラック桿1が製造される。
つぎに、図略の実施例3は、上記実施例2で説明したV字形の第1のプレス型4をそのまま使用し、第2のプレス型3の下型50の歯形51を上型に形成した第3の上型と、上型30の歯形31を下型に形成した第3の下型とから第3のプレス型を構成したものである。
したがって、上記第2の実施例で説明した第1のプレス型でL字形の一方の面に波形を形成(第1のプレス工程)した厚板材W2を、上下反転させることなくその波形を、前記第3のプレス型の下型に載置してプレス成形(第2のプレス工程)するものである。
従って、この第3実施例では、第1のプレス工程が終了した厚板材を、上下反転させることなく第2のプレス工程にかけて、ラック歯を成形できるため、作業が容易となる。
なお、本発明は前記実施の形態のものに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
本発明は、山部と谷部とを長手方向に交互に配列し、谷部が下方に開口するように歯形を一平面上に形成した上型と、前記上型の前記谷部に対向する凸部と前記山部に対向する凹部とを、長手方向に交互に配置した歯形を一平面上に形成した下型と、により板材を押圧する第1のプレス工程と、前記第1のプレス工程により波形に成形された板材を上下反転して、前記上型と下型とに係合させて該板材を押圧する第2のプレス工程と、によりラック歯のプレス成形方法を構成したので、容易に厚板材からラック歯をプレス成形することが可能となった。
本発明の一の実施の形態に係るラック歯を形成したラック桿を車両用座席の骨部材に取り付けた断面図である。 図1のA部拡大断面図である。 車両用座席に取り付けられる本発明の一の実施の形態に係る断面L字形のラック桿の斜視図である。 本発明の一の実施の形態に係るラック歯を平板の厚板材に形成したラック桿の斜視図である。 本発明の一の実施の形態に係るプレス成形したラック歯の拡大断面図である。 本発明の一の実施の形態に係るラック歯を成形するプレス型の斜視図である。 本発明の一の実施の形態に係るラック歯を成形するプレス型の拡大断面図である。 本発明の一の実施の形態に係る第1のプレス工程を終了した状態の拡大断面図である。 本発明の一の実施の形態に係る第1のプレス工程を終了した厚板材を上下反転させて、再びプレス型上に載置した状態の拡大断面図である。 本発明の一の実施の形態に係る第2のプレス工程を終了した状態の拡大断面図である。 本発明の第二の実施の形態に係るラック桿を成形するプレス型の断面図である。 本発明の第二の実施の形態に係るラック桿を成形するプレス型の斜視図である。 本発明の第二の実施の形態に係る第2のプレス工程を行うために、厚板材を第2のプレス型に載置した状態の正面図である。
符号の説明
1、110 ラック桿
10 取付フランジ
20 ラック歯
21 歯部
25 底部
3 プレス型、第1のプレス型
30 上型、第1の上型
31 歯形
33 山部
35 谷部
50 下型、第1の下型
51 歯形
53 凸部
55 凹部
4 プレス型
40 第1の上型
60 第1の下型
610 V字形凹部
71 厚肉山部
73 薄肉谷部
75 連続部
80 シートフレーム
W1、W2 厚板材
W1a、W1b 厚板材

Claims (3)

  1. 山部と谷部とを長手方向に交互に配列し、谷部が下方に開口するように歯形を一平面上に形成した上型と、
    前記上型の前記谷部に対向する凸部と前記山部に対向する凹部とを、長手方向に交互に配置した歯形を一平面上に形成した下型と、により板材を押圧する第1のプレス工程と、
    前記第1のプレス工程により波形に成形された板材を上下反転して、前記上型と下型とに係合させて該板材を押圧する第2のプレス工程と、
    を有するラック歯のプレス成形方法。
  2. 下方に凸のV字形断面に形成され、該V字形の一方の傾斜面に、山部と谷部とを長手方向に交互に配列し、谷部が下方に開口するように歯形を形成した第1の上型と、
    前記第1の上型に対向したV字形の凹部が形成され、該V字形の凹部の、前記第1の上型の歯形に対応する一方の傾斜面に、前記第1の上型の前記谷部に対向する凸部と、前記山部に対向する凹部とを長手方向に交互に配置した歯形を形成した第1の下型と、により第1のプレス型を構成し、
    該第1のプレス型により板材をV字形に、且つ該V字形の一方の面を長手方向に配列された波形に形成する第1のプレス工程と、
    前記山部と谷部とを長手方向に交互に配列し、谷部が下方に開口するように前記第1の上型と同一形状の歯形を一平面上に形成した第2の上型と、
    該第2の上型の前記谷部に対向する凸部と、前記山部に対向する凹部とを、長手方向に交互に配置した前記第1の下型と同一形状の歯形を一平面上に形成した第2の下型とからなる第2のプレス型を構成し、
    該第2のプレス型により、前記第1のプレス工程で波形に成形した板材の、該波形部を上下反転して、前記第2の上型と第2の下型とに係合させて該板材を押圧する第2のプレス工程と、
    を有するラック歯のプレス成形方法。
  3. 請求項2に記載のラック歯のプレス成形方法において、
    前記第2のプレス型の前記第2の下型と同一形状の歯形を形成して上下反転させた第3の上型と、
    前記第2の上型と同一形状の歯形を形成して上下反転させた第3の下型とからなる第3のプレス型を構成し、
    前記第3のプレス型により、前記第1のプレス工程で波形に成形した板材を、該波形部をそのままの方向で、前記第3の上型と第3の下型とに係合させて該板材を押圧する第2のプレス工程を有するラック歯のプレス成形方法。
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