JP2007125248A - クランプ装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 輸液装置を輸液スタンドのポールに固定および取り外すときに、輸液装置を支えた状態で、回転ノブを何回転も回し続ける必要がなくなり、時間的損失と肉体的負担を最小限に抑えることができるクランプ装置の提供。
【解決手段】 ポール50の一方の外周面を把持する把持形状部1aと、起立形状部1bを有したクランプ基部1と、把持部材8を設けた主軸体5と、他端に固定される回転ノブ9を備え、回転ノブの操作で輸液スタンドに着脱可能に固定するクランプ装置20であって、操作部3fの操作で主軸体をその長手方向に移動自在にさせて起立形状部に対する任意の位置で固定する固定状態と、ポールに対する把持状態にするとともに、輸液スタンドに対する着脱時において、操作部3fの操作で固定状態を解除する機構手段を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、クランプ装置に係り、特に各種輸液装置を夫々異なる直径を有するポールを備えた各種輸液スタンドに着脱可能に固定するためのクランプ装置に関する。
医療現場では、輸液チューブに蠕動運動を与えることで輸液を行う蠕動式輸液ポンプやシリンジを用いて精度の高い輸液を行うシリンジポンプが用いられる。(特許文献1)
これらの各種輸液装置を用いて輸液を行うときに、輸液スタンドから起立状態で固定されたポールに対して輸液装置を固定するためにクランプ装置が使用される。具体的にはクランプ装置には置き台が固定されており、この置き台上に上記の輸液ポンプやシリンジポンプを固定することで、輸液ポンプやシリンジポンプを輸液スタンドに固定できるようにしている。
また、特に複数の輸液装置を集約して移動させる際には、共通の輸液スタンドのポールに輸液ポンプやシリンジポンプを固定しておくことで、特定患者の搬送時や患者の輸液中における移動が可能となる。さらに、各種輸液装置は、輸液スタンドから頻繁に取り外されて、別の患者の治療のために別の輸液スタンドに固定される。このため、輸液スタンドのクランプ装置はかなり重要となる。
従来のクランプ装置は、異なる直径のポールの一方の外周面を把持する把持形状部と把持形状部に対向配置される起立形状部とを一体形成したクランプ基部と、ポールの他方の外周面を把持する把持部材をその端部に設けた主軸体と、主軸体の他端に固定される回転ノブとを備えて構成されており、回転ノブの正逆方向の回動操作で各種輸液装置をポールを有する各種輸液スタンドに着脱可能に固定している。
特許第3502086号公報
しかしながら、上記の従来のクランプ装置は、輸液スタンドのポールに着脱する際に、回転ノブを回転させることで主軸体を動かすことでポールに対する把持状態の解除および固定を行う構造である。このため特に異なる直径のポールを有する輸液スタンドに取り付けるためには、落下防止のために一方の手で輸液装置を支えておき、他方の手で回転ノブを何回転も回し続ける必要があった。また、固定する際には、これとは逆の手順を行う必要があった。
以上のように、輸液スタンドのポールに輸液装置を着脱および固定する作業は時間的ロスと、看護士などの肉体的負担を少なからず招くので、特に日常的に緊急を要することが多い医療現場では改善が望まれていた。
したがって、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、輸液スタンドのポールに対して輸液装置を着脱および固定する作業の時間短縮を図ることができ、かつ看護士などへの肉体的負担を低減することのできるクランプ装置の提供を課題としている。
以上の課題を解決するために、本発明のクランプ装置によれば、異なる直径のポールの一方の外周面を把持する把持形状部と、前記把持形状部に対向配置される起立形状部とを有したクランプ基部と、前記ポールの他方の外周面を把持する把持部材を、その端部に設けた主軸体と、前記主軸体の他端に固定される回転ノブと、を備え、前記回転ノブの操作により、各種輸液装置を前記ポールを有する各種輸液スタンドに着脱可能に固定するためのクランプ装置であって、操作部の操作により、前記主軸体を、その長手方向に移動自在にさせ前記起立形状部に対する任意の位置で固定する固定状態にし、前記回転ノブの操作により、前記把持部材と前記把持形状部とにより前記ポールに対する把持状態にするとともに、前記各種輸液スタンドに対する着脱時において、前記操作部の操作により前記固定状態を解除する機構手段を、備えることを特徴としている。
また、前記機構手段は、前記起立形状部の雌ネジ部の内部で、その長手方向に移動自在に設けられる前記主軸体と、前記主軸体において前記雌ネジ部に対向して形成される穴部と、前記主軸体の長手方向となるように前記回転ノブに向けて形成される溝部と、前記穴部の内部で移動自在に設けられるとともに、前記雌ネジ部に噛合する雄ネジ部と、前記雄ネジ部から連続形成される傾斜面とを形成した雄ネジ駒と、前記雄ネジ駒の前記雄ネジ部を前記雌ネジ部に向けて移動付勢する内蔵バネと、前記主軸体を覆う筒状体から形成され、その途中部位において前記雄ネジ駒の前記雄ネジ部を前記雌ネジ部に向けて突出させるとともに、前記傾斜面に当接する当接面を形成し、かつ端部に前記操作部を固定し、さらに前記溝部に潜入する突起部を形成した解除部材と、前記操作部と前記回転ノブとの間に配置されるとともに、前記解除部材の前記当接面が前記雄ネジ駒の前記傾斜面から離れるように移動付勢する戻り用バネと、から構成されることを特徴としている。
また、前記雌ネジ部は、前記起立形状部を有したクランプ基部に対して固定される雌ネジ部材に形成されることを特徴としている。
また、前記雌ネジ部と前記雄ネジ部は、多条ネジであることを特徴としている。
また、前記把持部材は、前記把持形状部の第1の谷形状部と対称となる第2の谷形状部を形成するとともに、前記主軸体の前記端部において、回動自在に設けられることで、前記第1の谷形状部と前記第2の谷形状部が向き合うことを特徴としている。
また、前記第2の谷形状部において、前記ポールの他方の外周面に当接して弾性変形する弾性部材を介在させたことを特徴としている。
そしてさらに、輸液装置載置用の置き台を、前記クランプ基部に固定したことを特徴としている。
本発明のクランプ装置によれば、輸液装置を輸液スタンドのポールに固定および取り外すときに、輸液装置を支えた状態で、回転ノブを何回転も回し続ける必要がなくなる結果、時間的損失と肉体的負担を最小限に抑えることができる。
以下に、本発明の好適な一実施形態について、添付の図面を参照して説明する。尚、後述する説明では本願出願人の発明者は、従来のクランプ装置に改造を加えることで評価したものについて主に述べるが、これに限定されず特許請求の範囲に既定される各種構成があることは言うまでもない。また、輸液装置としてはシリンジポンプの使用を前提にしているが、これに限定されず、輸液チューブの蠕動運動を行うように構成されたペリスタリックフィンガ方式の輸液ポンプまたは他の方式の輸液装置である回転ローラを備えたローラ式輸液ポンプ等の各種の輸液装置にも適宜適用できることは言うまでもない。
さらに、安全性を考慮するとあまり好ましくはないが、輸液スタンドのポール以外にも任意に固定できることとなる。
先ず、図1は、本発明の一実施形態のクランプ装置20と、シリンジ23を用いる輸液装置であるシリンジポンプ22を、輸液スタンドのポール30に固定する使用状態を示した外観斜視図である。本図において、シリンジポンプ22にはシリンジ23の本体を固定する部材22aと、押子をセットするスライダー22bが設けられており、押子が最大の位置に引き出された状態でセットすることで、内蔵の機構により正確な薬液が輸液チューブを介して送液される。
このシリンジポンプ22の底面には、破線図示の雌ネジ穴24が固定されており、シリンジポンプ22を置き台21上に載置した状態から、置き台21に設けられた固定ネジ25を雌ネジ穴24に対して螺合させることで置き台21上にシリンジポンプ22を固定する。あるいは、置き台21をクランプ装置20に係合させておき、クランプ装置20をポール30に固定した後、シリンジポンプ22を置き台21に置いて、固定ネジ25を雌ネジ24に螺合させて固定することも可能である。また、置き台21は、図示のように前方に傾斜しているのでシリンジ23の着脱操作などが容易にできる。
この置き台21には、クランプ装置20のクランプ基部1が固定されている。また、このクランプ基部1には回転ノブ9を一端に固定し、他端に把持部材8を設けた主軸体が後述するように設けられている。
輸液スタンドのポール30は、移動キャスタ32を設けた脚部31から床面に対して垂直に起立されて固定されている。このポール30は異なる直径を有する金属パイプ製であって、機種毎にその直径が異なっている。
以上の構成において、輸液スタンドのポール30にシリンジポンプ22を固定および取り外すときに、回転ノブ9を必要最小限度分回転すれば簡単に交換できるように構成されている。この結果、特に緊急時において迅速に交換できることとなる。
図2は、図1のクランプ装置20の平面図である。また、図3はクランプ装置20の外観斜視図である。先ず図2において、図中の寸法は参考例をmm単位で示したものである。図示のように全長は約190mmであり、クランプ基部1は75mmであって、直径範囲である12.5〜35mmのポール30に用いることができるように構成されている。また、重量は200〜350グラムとなっている。無論、これらは一例に過ぎず輸液装置のサイズなどに応じて適宜寸法設定されることは言うまでもない。
続いて、図3をさらに参照してクランプ基部1は、アルミ押し出し部材を切断して形成されており、ポールの一方の外周面を把持するための第1の谷形状部1mを形成した把持形状部1aと、第1の谷形状部1mと対称となる第2の谷形状部8mを形成した把持部材8を後述するように保持する起立形状部1bを図示のように一体形成している。
把持部材8は、図示のようにポール30の他方の外周面を把持するために、外径6.5〜20mm程度の主軸体5の端部において回動自在かつ移動可能に設けられている。また、この主軸体5の他端には回転ノブ9が固定されている。
そして、この回転ノブの操作により、上記のシリンジポンプ22を含む各種の輸液装置をポール30を有する各種輸液スタンドに固定するとともに、取り外すように構成されている。
この回転ノブ9の近くにはフランジ形状の操作部3fが位置しており、この操作部3fの矢印方向の操作により、主軸体5を、その長手方向に移動自在にさせることができ、起立形状部1bに対する任意の位置で固定できるようになる。これに続き回転ノブ9を操作して把持部材8と把持形状部1aとの間でポール30に対する把持状態にすることができる。
また、各種輸液スタンドに対する着脱時には、操作部3fの操作により固定状態を解除できるとともに、この直後に回転ノブ9を回転させないとシリンジポンプ22を上下に移動できない安全設計となっている。このため後述の機構手段を備えている。
すなわち、図3においてクランプ基部1の起立形状部1bに対して雌ネジ部を形成した内径10mm程度、外径16mm程度のステンレス製の雌ネジ部材2がネジ13、13で固定されている。主軸体5はこの雌ネジ部材2の長手方向に移動自在に設けられている。さらに、回転ノブ9と操作部3fの間には戻り用バネ6が設けられている。
続いて、図3のX-X線矢視断面図である図4において、図2、図3で既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、把持部材8にはエラストマー材料などの破線図示の弾性部材33が上記の第2の谷形状部8mからさらに突出する状態で固定されており、この弾性部材33が適宜変形することで確実に把持できるように構成されている。この把持部材8は、主軸体5の端部において回動自在に設けられている。このため、両側に平ワッシャ11、11を配置しており主軸体5の小径部に対して通過後にスプリングピン10で固定している。
ステンレス棒材などから準備される主軸体5は、上記の雌ネジ部材2の雌ネジ部2aに対向して形成される穴部5aと、主軸体の長手方向となるように回転ノブ9に向けて形成される溝部5cとが形成されている。また、穴部5aの内部で移動自在に設けられる雄ネジ駒4が内蔵バネ7により移動付勢されて設けられている。
一方、主軸体5を覆う筒状体から形成されるとともに、その途中部位に雄ネジ駒4を雌ネジ部2aに向けて突出させる開口部3aを形成し、さらに溝部5cに潜入する突起部3cを形成した解除部材3が図示のように設けられている。この解除部材3には上記の操作部3fが固定されている。
すなわち、図5の要部構成の立体分解図において、解除部材3には、主軸体5の外形よりも大きな内径部3d(破線図示)が形成されており、開口部3aと突起部3cとがさらに形成されており、開口部3aには当接面3bが形成されている。また、雄ネジ駒4はステンレス製であり雌ネジ部2aに噛合する2条ネジの雄ネジ部4aと、この雄ネジ部4aから図示のように連続形成される傾斜面4bと、内蔵バネ7を収容する穴部4cを一体形成しており、主軸体5の穴部5a、5b中に矢印方向に雄ネジ駒4と内蔵バネ7とが夫々セットされると雄ネジ部4aが雌ネジ部2aに向けて内蔵バネ7の作用で移動付勢されるように構成されている。ここで、内蔵バネ7は、外径3.0〜3.5mm、長さ10〜14mm、バネ係数14〜16gf/mmとなっている。バネ係数が小さいと雄ネジ駒4に対する押圧力が小さくなり、大きいと雄ネジ駒4の雌ネジ部2aからの解除が行いずらくなる。
図6(a)は把持状態を示す動作説明の要部断面図、(b)は解除状態を示す要部断面図、(c)は移動状態を示す動作説明の要部断面図である。
先ず、図6(a)の把持状態ではポール30に対して把持部材8がしっかりと固定されている。このため、主軸体5の穴部にセットされた雄ネジ駒4の雄ネジ部4aが雌ネジ部2aに噛合している。
この状態から、図6(b)の解除状態を示す要部断面において操作部3fが矢印D1方向に移動されると解除部材3の開口部の当接面3bが傾斜面4bに対して当接することで雄ネジ駒4を反時計方向に回動させる。このとき雄ネジ部4aの一部は、雌ネジ部2aに噛合した状態となっている。これに続き、回転ノブ9を矢印D2方向に回動させると噛合状態が外れる。そこで、主軸体5に沿って解除部材3が軸方向にされて、開口部3aが雄ネジ駒4の真上から外れ、解除部材3が、雄ネジ駒4を押し下げるためのシャッターの役割りを果たす。これにより、解除部材3のパイプ外径面から雄ネジ部4aが完全に引っ込む状態となる。
そこで、図6(c)において、より細いポール30に固定するときには、解除部材3の操作部3fを回転ノブ9側に引き寄せたままで、図示のように移動することで雄ネジ駒4が引き込まれる。また、解除部材3から手を放すと雄ネジ駒4が突出する。
以上により、解除部材3の操作部3fを回転ノブ9側に引き寄せると、自在に前後動作させることが出来るので、保持しようとするポール30の直径に合わせて、簡単に調整することができる。そして、その位置より少しだけ回転ノブ9を回転させて、ポールを確実に把持することが可能となる。
また、ポール30から外す際も同様で、僅かに回転ノブ9を回転させて、ねじを緩めた後、解除部材3の操作部3fを回転ノブ9側に引き寄せることにより、自在に前後動作させることが可能となり、ポールから簡単に外すことが可能となる。
以上のように、ポールの移動手段を、全工程ネジによるものではなく、おおまかな位置への移動はワンタッチで出来る様に構成し、確実な固定のための増し締めのみを、回転ノブで行なう仕様とした。これにより、輸液ポンプやシリンジポンプを短時問でポールに着脱することが可能となり、作業時間のロスがなくなり、かつ、作業者がポンプ等を支えている時問も短くなるので、肉体的負担も軽減された。
本発明の一実施形態のクランプ装置20と、シリンジ23を用いる輸液装置であるシリンジポンプ22を、輸液スタンドのポール30に固定する使用状態を示した外観斜視図である。 図1のクランプ装置20の平面図である。 クランプ装置20の外観斜視図である。 図3のX-X線矢視断面図である。 要部構成の立体分解図である。 (a)は把持状態を示す動作説明の要部断面図、(b)は解除状態を示す要部断面図、(c)は移動状態を示す動作説明の要部断面図である。
符号の説明
1 クランプ基部
2 雌ネジ部材
3 解除部材
3f 操作部
4 雄ネジ駒
5 主軸体
6 戻し用バネ
7 内蔵バネ
8 把持部材
9 回転ノブ
21 置き台
22 シリンジポンプ
30 ポール

Claims (7)

  1. 異なる直径のポールの一方の外周面を把持する把持形状部と、前記把持形状部に対向配置される起立形状部とを有したクランプ基部と、
    前記ポールの他方の外周面を把持する把持部材を、その端部に設けた主軸体と、
    前記主軸体の他端に固定される回転ノブと、を備え、
    前記回転ノブの操作により、各種輸液装置を前記ポールを有する各種輸液スタンドに着脱可能に固定するためのクランプ装置であって、
    操作部の操作により、前記主軸体を、その長手方向に移動自在にさせ前記起立形状部に対する任意の位置で固定する固定状態にし、前記回転ノブの操作により、前記把持部材と前記把持形状部とにより前記ポールに対する把持状態にするとともに、前記各種輸液スタンドに対する着脱時において、前記操作部の操作により前記固定状態を解除する機構手段を、備えることを特徴とするクランプ装置。
  2. 前記機構手段は、
    前記起立形状部の雌ネジ部の内部で、その長手方向に移動自在に設けられる前記主軸体と、
    前記主軸体において前記雌ネジ部に対向して形成される穴部と、前記主軸体の長手方向となるように前記回転ノブに向けて形成される溝部と、
    前記穴部の内部で移動自在に設けられるとともに、前記雌ネジ部に噛合する雄ネジ部と、前記雄ネジ部から連続形成される傾斜面とを形成した雄ネジ駒と、
    前記雄ネジ駒の前記雄ネジ部を前記雌ネジ部に向けて移動付勢する内蔵バネと、
    前記主軸体を覆う筒状体から形成され、その途中部位において前記雄ネジ駒の前記雄ネジ部を前記雌ネジ部に向けて突出させるとともに、前記傾斜面に当接する当接面を形成し、かつ端部に前記操作部を固定し、さらに前記溝部に潜入する突起部を形成した解除部材と、
    前記操作部と前記回転ノブとの間に配置されるとともに、前記解除部材の前記当接面が前記雄ネジ駒の前記傾斜面から離れるように移動付勢する戻り用バネと、から構成されることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  3. 前記雌ネジ部は、前記起立形状部を有したクランプ基部に対して固定される雌ネジ部材に形成されることを特徴とする請求項2に記載のクランプ装置。
  4. 前記雌ネジ部と前記雄ネジ部は、多条ネジであることを特徴とする請求項2または3に記載のクランプ装置。
  5. 前記把持部材は、前記把持形状部の第1の谷形状部と対称となる第2の谷形状部を形成するとともに、前記主軸体の前記端部において、回動自在に設けられることで、前記第1の谷形状部と前記第2の谷形状部が向き合うようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクランプ装置。
  6. 前記第2の谷形状部において、前記ポールの他方の外周面に当接して弾性変形する弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項5に記載のクランプ装置。
  7. さらに、輸液装置載置用の置き台を、前記クランプ基部に固定したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクランプ装置。
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