JP5209411B2 - クランプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クランプ装置に係り、特に各種輸液装置を夫々異なる直径を有するポールを備えた各種輸液スタンドに着脱可能に固定するためのクランプ装置に関する。
医療現場では、輸液チューブに蠕動運動を与えることで輸液を行う蠕動式輸液ポンプやシリンジを用いて精度の高い輸液を行うシリンジポンプが用いられる(特許文献1)。これらの各種輸液装置を用いて輸液を行うときに、輸液スタンドから起立状態で固定されたポールに対して輸液装置を固定するためにクランプ装置が使用される。具体的にはクランプ装置には置き台が固定されており、この置き台上に上記の輸液ポンプやシリンジポンプを固定することで、輸液ポンプやシリンジポンプを輸液スタンドに固定できるようにしている。
また、特に複数の輸液装置を集約して移動させる際には、共通の輸液スタンドのポールに輸液ポンプやシリンジポンプを固定しておくことで、特定患者の搬送時や患者の輸液中における移動が可能となる。さらに、各種輸液装置は、輸液スタンドから頻繁に取り外されて、別の患者の治療のために別の輸液スタンドに固定される。このため、輸液スタンドのクランプ装置はかなり重要となる。
従来のクランプ装置は、異なる直径のポールの一方の外周面を把持する把持形状部と把持形状部に対向配置される起立形状部とを一体形成したクランプ基部と、ポールの他方の外周面を把持する把持部材をその端部に設けた主軸体と、主軸体の他端に固定される回転ノブとから構成されており、回転ノブの正逆方向の回動操作により各種輸液装置をポールを有する各種輸液スタンドに対して着脱可能にしている。
一方、建築現場などで骨組みを組み立てるときに使用されるターンバックルは、2本のロッド間に螺合されて使用される。具体的には、組み付け時は、回動操作により各ロッド間の距離を短くすることで各ロッド間を緊張状態にし、分解時には回動操作により各ロッド間の距離を長くすることで分解を行うように使用される。このようにして使用されるので距離分の移動量が大きくなると回動操作回数が増加するので、ワンタッチで距離分の移動を可能に構成されたワンタッチターンバックも提案されている(特許文献2)
特許第3502086号公報 特開2003−314517号公報
しかしながら、上記の従来のクランプ装置は、輸液スタンドのポールに着脱する際に、回転ノブを回転させて主軸体を動かすことでポールに対する把持状態の解除および固定を行う構造である。このため特に異なる直径のポールを有する輸液スタンドに取り付けるために、落下防止のために一方の手で輸液装置を支えておき、他方の手で回転ノブを何回転も回し続ける必要があった。また、固定する際には、これとは逆の手順を行う必要があった。
以上のように、輸液スタンドのポールに輸液装置を着脱および固定する作業は、時間的ロスと、看護士などの肉体的負担を少なからず招くことから、特に目常的に緊急を要することが多い医療現場では改善が望まれていた。
したがって、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、輸液スタンドのポールに対して輸液装置を着脱および固定する作業を確実に行えるとともに、時間短縮を図ることができ、しかも看護士などに対する肉体的負担を低減できるクランプ装置の提供を課題としている。
以上の課題を解決するために、本発明のクランプ装置によれば、輸液スタンド別に異なる直径を有するポールの一方の外周面を把持する把持形状部(1a)と前記把持形状部(1a)に対向して配置される起立形状部(1b)とを形成したクランプ基部(1)と、前記ポールの他方の外周面を把持する把持部材(8)をその一端で回転可能に設け、かつその他端で回転操作される回転ノブ(9)を固定した主軸体(5)と、を備え、前記回転ノブ(9)の正逆方向の回転操作にともない前記把持部材(8)を移動することで、前記ポールに対する把持状態または把持解除状態にするクランプ装置(20)であって、前記起立形状部(1b)から前記把持形状部(1a)から離れるように垂設されるとともに、雌ネジ部(2a)をその内周面において前記ポールの前記直径分の範囲に亙り形成し、かつ前記主軸体(5)を挿通する筒状ネジ部材(2)と、前記雌ネジ部(2a)に歯合する雄ネジ部(4a)が歯合状態と歯合解除状態になるように前記主軸体(5)の収納部に内蔵されるとともに、前記雄ネジ部(4a)の夫々を平行に案内するガイド部(40)を有した一対の雄ネジ駒(4)と、前記回転ノブ(9)に向けて移動される操作位置と前記回転ノブ(9)から離れる離間位置との間で移動可能になるように前記回転ノブ(9)と同軸に前記主軸体(5)に配置されるとともに、前記操作位置に移動操作されると、前記一対の雄ネジ駒(4)を前記歯合解除状態にするための操作部(3f)を有した操作手段(103)と、を備え、前記主軸体(5)の前記収納部(5w)は、前記主軸体(5)の長手方向に沿う貫通空間部として形成され、前記貫通空間部は、前記主軸体(5)の外周面から前記他端に向けて対称に形成される一対の第1傾斜面(5a)を左側面に形成し、第1凸部(5b)を右側面に形成し、前記一対の雄ネジ駒(4)は、前記一対の第1傾斜面(5a)上を滑る一対の第2傾斜面(4b)と、第2凸部(4c)とを一体形成し、前記一対の雄ネジ駒(4)を前記雌ネジ部(2a)に向かうように移動付勢させるために前記第1凸部(5b)と前記第2凸部(4c)との間に内蔵バネ(7)を設け、前記操作手段は、前記主軸体(5)の外周面を覆うとともに、前記一対の雄ネジ駒(4)を前記歯合状態にさせる一対の開口部を穿設した筒状体と、前記操作部を前記離間位置に移動付勢する戻り用バネ(6)と、を備えることを特徴としている。
また、前記筒状体の前記一対の開口部は、左側面に第1当接面を形成し、前記一対の雄ネジ駒は、前記雌ネジ部の左端側から前記第1当接面に当接する第2当接面を形成し、前記操作部が前記操作位置に移動された場合でも、前記第1当接面と前記第2当接面との間での当接状態になることで前記歯合状態が維持され、これに続く前記回転ノブの回転操作により初めて前記歯合解除状態にされることを特徴としている。
また、前記第1当接面と前記第2当接面は、前記主軸体の軸心に直交する面内に夫々形成されることを特徴としている。
また、前記一対の第1傾斜面を形成した第1ブロック部材と、前記第1凸部を形成した第2ブロック部材とを、個別に準備し、前記貫通空間部内に前記一対の雄ネジ駒と前記内蔵バネととともにセットすることを特徴としている。
また、前記雄ネジ部を2条ネジで形成し、かつ前記ガイド部を前記雄ネジ部の中心軸に対して平行に延設される凸部と、これを挿通及び案内するように隣接される凹部とから形成することで、前記一対の雄ネジ駒を共通部品化することを特徴としている。
また、輸液装置載置用の置き台を、前記クランプ基部に固定して使用することを特徴としている。
また、前記操作手段は、前記筒状ネジ部材を覆うことで薬剤侵入防止を行う弾性素材製のブーツカバーを備えることを特徴としている。
そして、前記クランプ基部を輸液装置の背面に直接固定して使用することを特徴としている。
本発明のクランプ装置によれば、輸液装置を輸液スタンドのポールに固定および取り外すときに、輸液装置を支えた状態で、回転ノブを何回転も回し続ける必要がなくなるとともに、一対の雄ネジ駒が雌ネジ部に確実に歯合及び歯合解除されるので、極めて簡単かつ容易となり、時間的損失と肉体的負担を最小限に抑えることができる。
また、操作部が操作位置に移動された場合でも、歯合状態が維持され回転ノブの回転操作により初めて歯合解除状態にされる
尚、本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。添付の図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
以下に、本発明の好適な一実施形態について、添付の図面を参照して説明する。尚、後述する説明では従来のクランプ装置に改造を加えることで評価したものについて主に述べるが、これに限定されず特許請求の範囲に既定される各種の構成があることは言うまでもない。また、輸液装置としてはシリンジポンプの使用例について以下に主に述べるが、これに限定されず、輸液チューブの嬬動運動を行うように構成されたペリスタリックフィンガ方式の輸液ポンプまたは他の方式の輸液装置である回転ローラを備えたローラ式輸液ポンプ等の各種の輸液装置にも適用できることは言うまでもない。
さらに、安全性を考慮するとあまり推奨されないが、例えば緊急時には輸液スタンドのポール以外にも任意に固定できることとなる。
先ず、図1は、本発明の一実施形態のクランプ装置20と、シリンジ23を用いる輸液装置であるシリンジポンプ22を、輸液スタンドのポール30に固定する使用状態を示した外観斜視図である。本図において、シリンジポンプ22にはシリンジ23の本体を固定する部材22aと、押子を把持セットするスライダー22bが設けられており、押子が最大の位置に引き出された状態で把持してセットすることで、内蔵の機構により正確な薬液が輸液チューブ23aを介して送液されるように構成されている。
このシリンジポンプ22の底面には、破線図示の雌ネジ穴24が固定されており、シリンジポンプ22を置き台21上に載置した状態から、置き台21に設けられた固定ネジ25を雌ネジ穴24に対して螺合させることで、置き台21上にシリンジポンプ22を固定する。あるいは、置き台21をクランプ装置20に対してネジを用いて係合させておき、クランプ装置20をポール30に固定した後、シリンジポンプ22を置き台21に置いて、固定ネジ25を雌ネジ24に螺合させて固定することも可能である。また、置き台21は、図示のように前方に僅かに傾斜しているのでシリンジ23の着脱操作などが容易にできる。さらに、後述するようにクランプ装置20は輸液装置の背面に直に固定して使用するようにしても良い。
この置き台21には、クランプ装置20のクランプ基部1が4本のネジを用いて固定されている。また、このクランプ基部1には回転ノブ9を一端に固定し、他端に把持部材8を回転自在に設けた主軸体が後述するように設けられている。なお、薬剤などが操作手段へ侵入することを防止するためのブーツカバー3gが、シリコンラバー等の耐薬品性に優れた熱可塑性材料から形成されており、図示のように設けられている。また操作部3fが回転ノブ9に隣接して設けられており、回転ノブ9には、滑り止め用の溝部9aが軸方向に形成されている。
一方、輸液スタンドのポール30は、移動キャスタ32を設けた脚部31から床面に対して垂直に起立されて固定されている。このポール30は、異なる直径を有する金属パイプ製であって、機種毎にその直径が異なっている。
以上の構成において、輸液スタンドのポール30にシリンジポンプ22を固定および取り外すときに、本発明のクランプ装置20を用いることで、回転ノブ9を必要最小限度分回転すれば簡単に交換できることを以下に述べる。
図2(a)は、図1のクランプ装置20のX-X線矢視断面図であり、図2(b)はその一部の断面斜視図である。また、図3はクランプ装置20の外観斜視図、図4はクランプ装置20の要部構成を示した立体分解図である。
図2、図3、図4を参照して、クランプ装置20の全長は約190mmであり、クランプ基部1は幅寸法が75mmであり、直径範囲であるφ12.5〜3534mmのポール30に用いることができるように構成されている。また、クランプ装置20の全重量は200〜350gであるが、無論、これらは一例に過ぎず輸液装置のサイズなどに応じて適宜寸法設定されることは言うまでもない。
さらに、クランプ基部1の起立形状部1bからはその内周面に雌ネジ部2aを形成した筒状ネジ部材2が固定されている。また、主軸体5はネジ14により回転ノブ9に固定されている。回転ノブ9と操作部3fの間には、戻り用コイルバネ6が設けられている。回転ノブ9を回転することで発生する回転トルクは、回転ノブ9にインサート成型されたDカット部材の穴部9cとDカットを有する主軸体5とが噛合うことによって主軸体5に伝達されることになる。
ステンレス棒材などから準備される主軸体5には、図示のように対向して対称位置に形成される傾斜面5a、5aが形成されており、その内部で一対の雄ねじ駒4、4を収納しており、内蔵バネコイル7により傾斜面上を滑るように移動可能に付勢されている。また、同じくステンレス製の円筒状体である筒状ネジ部材2の長手方向の内面のぽぼ全長に亙って雌ネジ部2aが形成されている。主軸体5は、図示のように2箇所の小直径部分が形成されており、後述の筒状体3の摺動抵抗を極力少なくしている。
一方、主軸体5を覆う筒状体3は、その途中部位において上記の一対の雄ネジ駒4、4を図示のように上下の雌ネジ部2a、2aに向けて突出させるための矩形の開口部3a、3aが上下に穿設されている。ここで、図面では開口部3a、3aは上下に位置しているが筒状体3の回転にともない位置が変化することは言うまでもない。この筒状体3を設けた操作手段103にはフランジ形状の操作部3fが固定されている。すなわち図4の要部構成の立体分解図において、操作手段103には、主軸体5の外径よりも大きな内径部3cが形成されており、各開口部3aには各当接面3bが形成されている。また一対の雄ネジ駒4は樹脂、金属、またはそれに類する強度を有するものであり、雌ネジ部2aに噛合する雄ネジ部4aと、この雄ネジ部4aから図示のように連続形成される傾斜面4bと、内蔵コイルバネ7を収容する凸部4cを夫々一体形成している。主軸体5の収納部5w中に矢印方向に雄ネジ駒4、4と内蔵コイルバネ7を図示のように内蔵して、移動可能に付勢されるように構成されている。
各雄ネジ部4aの歯は、1条ネジまたは2条ネジ、あるいは多条ネジで形成される。2条ネジによれば後述するように共通部品化を図ることができる。ここで内蔵コイルバネ7は、外径5〜10mm、長さ10〜14mm、バネ係数20〜30gf/mmである。バネ係数が小さいと雄ネジ駒4、4に対する押圧力が小さくなり、大きいと各雄ネジ駒4の各雌ネジ部2aからの係合と解除が行いづらくなる。なお、カバー3gには脱落防止用リブ3hが形成されている。また凸部5bは、内蔵コイルバネ7の一端に挿入され、内蔵コイルバネ7の長手方向の移動のみを許容する部分である。また、段差部5cは、主軸体5に対する操作部材3のストッパーのための段差面となる。
さらに、一対の雄ネジ駒4、4には、ガイド部となるピンの凸部40と、この凸部40を挿通してガタツキなく案内する破線図示の凹部41とが形成されている。このガイド部により一対の雄ネジ駒4、4の倒れ防止を図ることで、歯が平行に移動されるので、推奨されないが操作部3fを引かずに回転ノブ9を押圧した場合であっても、雌ネジ部2aに対する歯合ずれの発生を防止できるように構成されている。即ち、ガイド部を設けない場合には、一方の雄ネジ駒4に倒れが発生してしまい、一つの雄ネジ駒4と雌ネジ部2aとの間での歯合により全負荷を受け持つ状態となる。この場合、強度と固定力の観点から不利になるが、上記のようにガイド部により一対の雄ネジ駒4、4の倒れ防止が図られるので、歯が確実に平行に移動されるので、常時一対の雄ネジ駒により負荷を分担できることとなる。
次に、図3に着目して説明すると、クランプ基部1は、アルミ押し出し部材を切断して形成されており、ポールの一方の外周面を把持するための第1の谷形状部1mを形成した把持形状部1aと、第1の谷形状部1mと対称となる第2の谷形状部8mを形成した把持部材8を保持する起立形状部1bを図示のように一体形成している。
把持部材8は、ポール30の他方の外周面を把持するために、外径φ4〜20mm程度の主軸体5の端部8cにおいて僅かに回動自在、かつ長手方向の前後に移動可能に設けられている。また、この主軸体5の他端には円周方向に複数個設け、長手方向に延びる滑り止めのための溝部9aを備えた回転ノブ9が固定されている。
そして、この回転ノブ9の操作により、上記のシリンジポンプ22を含む各種の輸液装置をポール30を有する各種輸液スタンドに簡単な操作で固定でき、かつ取り外せるように構成されている。
この回転ノブ9の近くにはフランジ形状の上記の操作部3fが位置しており、回転ノブ9を把持しながらこの操作部3fの矢印方向の操作により、主軸体5を、その長手方向に移動自在にさせることができ、起立形状部1bに対する任意の位置で固定できるようになる。これに引き続き回転ノブ9を操作して把持部材8と把持形状部1aとの間でポール30に対する把持状態にすることができる。
また、各種輸液スタンドに対して、把持の際には、操作部3fの操作により主軸体5の長手方向に任意に移動可能である。また、把持状態を解除する際には、回転ノブ9を回転させた直後でなければ歯合状態が解除できないために操作部3fの操作を行うことができないので、シリンジポンプ22を上下に移動できない安全設計となっている。このため後述の機構手段を備えている。
すなわち、図3においてクランプ基部1の起立形状部1bに対して雌ネジ部を形成した内径φ14mm程度、外径φ18mm程度のステンレス製の円筒雌ネジ部材2がネジ13、13で固定されている。主軸体5はこの円筒雌ネジ部材2の長手方向に移動自在に設けられている。さらに、回転ノブ9と操作部3fの間には戻り用コイルバネ6(図2参照)が設けられている。
また、図4の要部構成の立体分解図において、操作手段103には、主軸体5を挿入するための挿入口3d、主軸体5の外径よりも大きな内径部3cを有する筒状体3が固定されており、各開口部3aには各当接面3bが形成されている。また、雄ネジ駒4、4は樹脂、金属、またはそれに類する強度を有するものであり雌ネジ部2aに噛合する2条ネジの雄ネジ部4aと、この雄ネジ部4aから図示のように連続形成される第2傾斜面4bと、内蔵バネ7を収容する凸部4cを一体形成しており、主軸体5において上下に対称に形成された第1傾斜面5a、5aを有した収納穴部5w中に矢印方向に雄ネジ駒4と内蔵バネ7とが夫々セットされる。
また、一方の雄ネジ駒において凸部40がピンを圧入して形成されるとともに、他方の雄ネジ駒に凹部(破線図示)が穿設されており、凸部40を凹部41に挿通することで、合体して組付ける。
以上のように組み付けることで、内蔵バネ7の作用で移動付勢され、各雄ネジ駒4、4は傾斜面4bが傾斜面5a上を滑る結果、各雄ネジ部4a、4aが雌ネジ部2a、2aに向けて移動されるように構成されている。上記のように内蔵バネ7は、外径5〜10mm、長さ10〜14mm、バネ係数20〜30gf/mmである。バネ係数が小さいと各雄ネジ駒4、4に対する押圧力が小さくなり、大きいと各雄ネジ駒4が雌ネジ部2aから解除する動作を行いづらくなる。
図5は、図4のY-Y線矢視断面図であり、ポールヘの操作手段の固定、解除状態を模式的に示しており、図5(a)は、固定(把持)状態を示す動作説明の要部断面図、図5(b)は、途中状態を示す要蔀断面図、図5(c)は、移動状態を示す動作説明の要部断面図である。
先ず、図5(a)のポールヘの固定(把持)状態では、ポール30に対して把持部材8がしっかりと固定されているため、主軸体5内にセットされた雄ネジ駒4、4の雄ネジ部4a、4aは雌ネジ部2a、2aに噛合している。この状態から回転ノブ9を矢印D2方向に回動させると、雄ネジ駒4、4の倒れ防止をガイド部の凸部40と凹部41とにより図ることで、雄ネジ部4a、4aが平行に移動され、雌ネジ部2a、2aの噛合状態が外れる。これに続き、図5(b)の解除状態を示す要部断面において、操作手段103の操作部3fが矢印D1方向に移動されると、筒状体3の各開口部3aの当接面3b、3bが雄ネジ部4a、4aに対して当接することで雄ネジ駒4、4が主軸体5の傾斜面5a、5aに沿って右側方向に移動されることで、図中の矢印D2方向に移動する分力が発生する。
さらに操作部3fを移動することで開口部3a、3aから雄ネジ駒4、4が外れる。以上のように、筒状体3は雄ネジ駒4、4を内部に引っ込ませるためのシャッターの役割を果たす。これにより筒状体3の円筒外径面から雄ネジ部4a、4aが完全に引っ込む状態となる。また、より細い外径のポール30に固定するときには操作手段103の操作部3fを回転ノブ9側に引き寄せたままで、図示のように移動することで、雄ネジ駒4、4が引き込まれることとなる。また、操作手段103から手を放すと雄ネジ駒4、4が突出する状態になる。
以上により、操作手段103の操作部3fを回転ノブ9側に引き寄せると、自在に前後動作させることができるので、保持しようとするポール30の直径に合わせて簡単な動作で調整することができる。そして、その位置より少しだけ回転ノブ9を回転させてポール30に対して確実に把持することが可能となる。
また、ポール30から外す際も同様で、僅かに回転ノブ9を回転させてネジを緩めた後、操作手段103の操作部3fを回転ノブ9側に引き寄せることにより、自在に前後動作させることが可能となり、作業時間のロスがなくなり、かつ、作業者がポンプ等を支えている時間も短くなるので、肉体的負担も軽減される。
図6は、本発明の別実施形態のクランプ装置20を蠕動式輸液装置122の背面に直接固定した様子を図示した要部断面図である。また、図7は、図6のクランプ装置20の立体分解図である。両図において、既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛する。
先ず、図6、図7に図示したようにポール30は、最長直径d1からd3の範囲となっている。筒状ネジ部材2は、クランプ基部1の起立形状部から把持形状部から離れるように垂設されるとともに、雌ネジ部2aをその内周面においてポール30の直径d1からd3分の範囲に亙り形成している。また主軸体5は雌ネジ部2aに対する歯合状態と歯合解除状態とになるように主軸体5の収納部51内に一対の雄ネジ駒4、4を内蔵している。また、把持部材8はその両面にワッシャ―111、111をセットした後に、割ピン112を端部8cの穴部に圧入することで回動可能に支持される。
また操作手段103の操作部3fは、回転ノブ9に向けて移動操作される操作位置と回転ノブ9から離れる離間位置との間で移動可能になるように、回転ノブ9と同軸に主軸体5に配置されるとともに、僅かに回転ノブ9を回転させてネジを緩めた後、操作手段103の操作部3fを回転ノブ9側に引き寄せることで、一対の雄ネジ駒4、4が歯合解除状態になるように構成されている。
主軸体5には図示のようなDカット面5xが形成されており、操作部3fのDカットされたD穴部3xと、回転ノブ9のD穴部9xにこのDカット面5xが挿通される。操作手段103は、回転ノブ9側に移動可能かつ戻りバネ6により常時離れるように付勢されている。すなわち操作手段103を回転ノブ9から離れた離間位置に移動付勢するための戻り用バネ6が設けられている。以上の構成により、回転ノブ9の回動操作力を主軸体5に伝達可能に構成されている。
また、主軸体5の収納部51は、図示のような主軸体の長手方向に沿う貫通空間部として形成されており、主軸体5の外周面から他端に向けて対称に形成される一対の第1傾斜面5a、5aを形成した第1ブロック部材100と、第1凸部5bを形成した第2ブロック部材101とを樹脂形成して個別に準備しておき、貫通空間部51内に一対の雄ネジ駒4、4と内蔵バネ7とともにセットすることで組み付けを容易にしている。
また一対の雄ネジ駒4、4は、雌ネジ部2aに歯合する雄ネジ部4a、4aと、一対の第1傾斜面5a、5a上を滑る一対の第2傾斜面4b、4bと、第2凸部4c、4cとを一体形成しており、一対の雄ネジ駒4、4を雌ネジ部2aに向かうように移動付勢させるために第1凸部5bと各第2凸部4c、4cとの間に内蔵バネ7を設けた状態で形状部52、53に対してセットされて脱落防止される。
また筒状体3は、主軸体5の外周面を覆うとともに、一対の雄ネジ駒4、4が歯合状態になるように突出させるための一対の開口部3a、3aを上下面に穿設している。
そして、筒状体3の一対の開口部3a、3aは図示のような矩形形状に穿設されるとともに、その左側面において第1当接面3b、3bを形成する一方で、一対の雄ネジ駒4、4は、ネジ部4aの左端側から第1当接面に対して当接する第2当接面4k、4kを夫々形成しており、第1ブロック部材100の当接面100k、100kに対して当接してそれ以上の移動が規制されている。これらの第1当接面と第2当接面は、主軸体の軸心に直交する面内に夫々形成されることで、後述のストッパー機能が正常に機能できるようになる。なお、当接面100kの代わりにリング状部材を設けてストッパー機能を持たせてもよい。
図8(a)は、一対の雄ネジ駒4、4が雌ネジ部2aと歯合している状態を図示した図6の要部断面図であり、図8(b)は、回転ノブ9を螺合解除方向に回転させ、さらに操作手段103の操作部3fを矢印D1方向に移動することで、一対の雄ネジ駒4、4が雌ネジ部2aから歯合解除された状態を図示した図6の要部断面図であり、図8(c)は操作手段103の操作部3fが矢印D1方向に移動された直後の拡大断面図である。
図8(a)において、輸液装置の使用中には図示の状態となっており、一対の雄ネジ駒4、4が雌ネジ部2aと歯合しているので、ポールに対する把持状態となっている。この状態から、図8(b)に図示するように、操作手段103の操作部3fを矢印D1方向に移動するとした場合でも、図8(c)に図示したようにネジ部4aの左端当接面が開口部3a、3aの第1当接面3b、3bに対して当接する状態となり、操作手段103をそれ以上右方向に移動できなくなる。回転ノブ9を矢印D3方向の螺合解除方向に回動操作した後、操作部3fを矢印D1方向に移動することで初めて図8(b)に図示した歯合解除状態となる。
図9は、一対の雄ネジ駒を共通部品化する雄ネジ駒4の三面図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は底面図、(e)は平面図、(f)は背面図を図示している。本図において、既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、雄ネジ部4aは2条ネジ4t−1、4t−2で形成している。この2条ネジ4t−1、4t−2は、日本工業規格にない専用設計されたものであり、図示のように特にピッチを広げ、かつ山部の底辺の幅寸法を広げることでせん断力に対向する断面積を大きくすることで耐破壊強度を向上させている。
また雄ネジ駒4はガイド部を、雄ネジ部4aの中心軸に対して平行に延設される凸部40と、これを挿通及び案内するように隣接される凹部41とから所定樹脂材料である例えばポリアセタール樹脂を用いて一体的に射出成形している。
次に、図10(a)は1条ネジ4tの断面図、外観斜視図であり、(b)は2条ネジ4t−1、4t−2の断面図、外観斜視図である。図10(a)において、1条ネジ4tの場合には螺旋形状部が1つであり、図中において一点鎖線で示した対向部位では位相が180度分ずれている。このため共通部品化を図ることはできない。これに対して図示のような2条ネジ4t−1、4t−2の場合には螺旋形状部が2つであり、図中において一点鎖線で示した対向部位での位相がずれていないので共通部品化を図ることが可能となる。 図11は、以上のように成形されて準備された一対の雄ネジ駒4、4の外観斜視図であって、凸部40を凹部41に互いに挿入することでガイド部が形成されることになる。
図12は、ポール30と把持部材8との関係と、雄ネジ駒4、4と雌ネジ2aとの関係と、手動操作の内容と、クランプ装置の状態を工程S1からS10の順番に示した模式図である。この模式図において、既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛する。
先ず、工程S1の輸液装置を使用する状態では、ポール30に対して把持部材8が把持状態となっており雄ネジ駒4、4と雌ネジ2aとは互いに歯合した歯合状態となっている。次に、輸液装置を別のポール30に移動するために、工程S2では、回転ノブ9を螺合解除方向に回転させる。続いて工程S3では、操作部3fを右方向の回転ノブ9側に移動する。
回転ノブ9を螺合解除方向に回転させる前に操作部3fを右方向の回転ノブ9側に移動した場合であっても、図8(c)で説明したように、各雄ネジ部4aの左端当接面が開口部3a、3aの第1当接面3b、3bに対して当接して停止する状態となる。このため、操作手段103をそれ以上右方向に移動できなくなる。以上のようにして、万が一、不用意に操作部3fを引いてしまった場合であっても雄ネジ駒4、4と雌ネジ2aとは互いに歯合した歯合状態は維持されたままであり、把持状態が外れないようにしている。
工程S3において、回転ノブ9を螺合解除方向の逆方向にさらに回動操作する操作部3fを右方向の回転ノブ9側に移動すると、雄ネジ駒4、4がガイド部により平行移動され、雌ネジ2aとの間における歯合解除状態となり、これに前後してポール30と把持部材8との間の把持状態が初めて解除される。この次に、工程S4に進み、操作手段103の全体を右方向に移動してポールから取り外す。そして、工程S5に進み、異なるポールにセットし、工程S6で操作手段103を左方向に全体移動し、操作部3fを戻すことで、歯合状態にする準備をする。
これに続き、工程7において回転ノブ9を正回転方向に回動させて、歯合状態にさせて同時に把持状態にする。さらに、工程8において回転ノブ9を回して固定し、工程9において輸液装置を使用する状態にする。
以上のように、輸液装置を輸液スタンドのポールに固定およびポールから取り外すときに、輸液装置を最初から支えた状態で、回転ノブを何回転も回し続ける必要がなくなるので、時間的損失と肉体的負担を最小限に抑えることができる。また、操作部が操作位置に移動された場合でも、歯合状態が維持されており、回転ノブの回転操作により初めて歯合解除状態に確実になることから、スタンドのポールから安全かつ確実に取り外すことが可能になる。よって、特にひ弱な看護士にとっては非常にありがたいクランプ装置が提供されることになる。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。
本発明の一実施形態のクランプ装置と輸液装置用輸液スタンドのポールに固定する使用状態を示した外観斜視図である。 (a)は、図1のクランプ装置のX−X線矢視断面図である。図2(b)は、要部断面斜視図である。 本発明の一実施形態のクランプ装置の外観斜視図である。 本発明の一実施形態のクランプ装置の要部構成の立体分解図である。 (a)は、把持状態を示す動作説明の要部断面図、図5(b)は、解除移動状態を示す要部断面図、図5(c)は、移動解除状態を示す動作説明の要部断面図である。 本発明の別実施形態のクランプ装置20を蠕動式輸液装置122の背面に直接固定した様子を図示した要部断面図である。 図6のクランプ装置20の立体分解図である。 (a)は、一対の雄ネジ駒4、4が雌ネジ部2aと歯合している状態を図示した図6の要部断面図、図8(b)は、操作手段103回転ノブ9を反時計回りに少し回転した後、操作部3fを矢印D1方向に移動することで、一対の雄ネジ駒4、4が雌ネジ部2aから歯合解除された状態を図示した図6の要部断面図、図8(c)は操作手段103の操作部3fが矢印D1方向に移動された直後の拡大断面図である。 (a)は一対の雄ネジ駒の正面図、(b)はその左側面図、(c)はその右側面図、(d)はその底面図、(e)はその平面図、(f)はその背面図である。 (a)は1条ネジ4tの断面図、外観斜視図であり、(b)は2条ネジ4t−1、4t−2の断面図、外観斜視図である。 一対の雄ネジ駒4、4の外観斜視図である。 ポール30と把持部材8との関係と、一対の雄ネジ駒4、4と雌ネジ2aとの関係と、手動操作の内容と、クランプ装置の状態を工程S1からS9の順番に示した模式図である。
符号の説明
1 クランプ基部
2 筒状ネジ部材
2a 雌ネジ部
4、4 一対の雄ネジ駒
4a 雄ネジ部
20 クランプ装置
40 凸部
41 凹部

Claims (8)

  1. 輸液スタンド別に異なる直径を有するポールの一方の外周面を把持する把持形状部(1a)と前記把持形状部(1a)に対向して配置される起立形状部(1b)とを形成したクランプ基部(1)と、前記ポールの他方の外周面を把持する把持部材(8)をその一端で回転可能に設け、かつその他端で回転操作される回転ノブ(9)を固定した主軸体(5)と、を備え、前記回転ノブ(9)の正逆方向の回転操作にともない前記把持部材(8)を移動することで、前記ポールに対する把持状態または把持解除状態にするクランプ装置(20)であって、
    前記起立形状部(1b)から前記把持形状部(1a)から離れるように垂設されるとともに、雌ネジ部(2a)をその内周面において前記ポールの前記直径分の範囲に亙り形成し、かつ前記主軸体(5)を挿通する筒状ネジ部材(2)と、
    前記雌ネジ部(2a)に歯合する雄ネジ部(4a)が歯合状態と歯合解除状態になるように前記主軸体(5)の収納部に内蔵されるとともに、前記雄ネジ部(4a)の夫々を平行に案内するガイド部(40)を有した一対の雄ネジ駒(4)と、
    前記回転ノブ(9)に向けて移動される操作位置と前記回転ノブ(9)から離れる離間位置との間で移動可能になるように前記回転ノブ(9)と同軸に前記主軸体(5)に配置されるとともに、前記操作位置に移動操作されると、前記一対の雄ネジ駒(4)を前記歯合解除状態にするための操作部(3f)を有した操作手段(103)と、を備え
    前記主軸体(5)の前記収納部(5w)は、前記主軸体(5)の長手方向に沿う貫通空間部として形成され、
    前記貫通空間部は、前記主軸体(5)の外周面から前記他端に向けて対称に形成される一対の第1傾斜面(5a)を左側面に形成し、第1凸部(5b)を右側面に形成し、
    前記一対の雄ネジ駒(4)は、前記一対の第1傾斜面(5a)上を滑る一対の第2傾斜面(4b)と、第2凸部(4c)とを一体形成し、
    前記一対の雄ネジ駒(4)を前記雌ネジ部(2a)に向かうように移動付勢させるために前記第1凸部(5b)と前記第2凸部(4c)との間に内蔵バネ(7)を設け、
    前記操作手段は、前記主軸体(5)の外周面を覆うとともに、前記一対の雄ネジ駒(4)を前記歯合状態にさせる一対の開口部を穿設した筒状体と、
    前記操作部を前記離間位置に移動付勢する戻り用バネ(6)と、を備えることを特徴とするクランプ装置。
  2. 前記筒状体の前記一対の開口部は、左側面に第1当接面を形成し、
    前記一対の雄ネジ駒は、前記雌ネジ部の左端側から前記第1当接面に当接する第2当接面を形成し、
    前記操作部が前記操作位置に移動された場合でも、前記第1当接面と前記第2当接面との間での当接状態になることで前記歯合状態が維持され、
    これに続く前記回転ノブの回転操作により初めて前記歯合解除状態にされることを特徴とする請求項に記載のクランプ装置。
  3. 前記第1当接面と前記第2当接面は、前記主軸体の軸心に直交する面内に夫々形成されることを特徴とする請求項に記載のクランプ装置。
  4. 前記一対の第1傾斜面を形成した第1ブロック部材と、前記第1凸部を形成した第2ブロック部材とを、個別に準備し、前記貫通空間部内に前記一対の雄ネジ駒と前記内蔵バネととともにセットすることを特徴とする請求項に記載のクランプ装置。
  5. 前記雄ネジ部を2条ネジで形成し、かつ前記ガイド部が前記雄ネジ部の中心軸に対して平行に延設される凸部と、これを挿通及び案内するように隣接される凹部とから形成することで、前記一対の雄ネジ駒を共通部品化したことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のクランプ装置。
  6. 輸液装置載置用の置き台を、前記クランプ基部に固定して使用することを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  7. 前記操作手段は、前記筒状ネジ部材を覆うことで薬剤侵入防止を行う弾性素材製のブーツカバーを備えることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  8. 前記クランプ基部を輸液装置の背面に直接固定して使用することを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
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