JP2007122919A - 接続部材 - Google Patents

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Takushi Yoshida
拓史 吉田
Hiroshi Akimoto
比呂志 秋元
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Abstract

【課題】 製作し易く、位置精度に優れた接続部材を提供すること。
【解決手段】 基材11の両面に配設された導体21、22と、前記基材11の両面に配設された弾性体31a,32aとを有し、前記一面11aの前記導体21と前記基材11の他面11bの前記導体22とは、前記基材11に形成した開口部13を介して接続されており、接続対象物41,51と接続する際に、前記一面11aの前記導体21は、前記他面11bの前記弾性体31aによって押圧され、前記他面11aの前記導体22は、前記一面11aの前記弾性体32aによって押圧されて接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、接続対象物同士を接続する接続部材に関するものである。
従来の接続部材としては、絶縁フィルムのような基材(ベース部材)と、基材の片面に配設された複数の弾性体と、基材の片面に配設された複数の導体(金属薄膜)とから構成されているものがある。
基材と各弾性体とは積層されている。各導体は積層された基材と各弾性体の両面それぞれに接続相手と接触する接触面が位置するように略U字状に曲げられて形成されている。
導体は、各弾性体に巻き付けるようにして粘着される。各弾性体は、接続相手と接続する際に接続部材に反りがあると接続相手の表面形状(反り、撓み、凹凸など)に相応して変形するので、各導体は接続相手の表面の各箇所に密着するようにしている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−38759号公報
特許文献1の接続部材では、薄い基材上の片面に導体を配置し、別工程で製作した基材上の弾性体に巻き付けることで両面に接続する接続部材としていたため、導体付き基材の巻き付け工程における導体の接触部と弾性体との位置ズレが発生するという問題がある。
また、接続部材は、導体付き基材を巻き付けた後における導体の接触部の表裏面に位置ズレが発生するという問題がある。
また、接続相手と接続させる導体の表裏面の接点は、組み立て時に固定されているため、位置ズレは表裏面の基材の接点にあわせて接続部材側で調整することができないという問題がある。
また、接続部材を多芯数のコネクタに用いる場合には、弾性体単体は伸縮自在であり、接続部材をコネクタとして用いる際には、位置精度が悪いため、伸縮しにくい基材上に弾性体を形成する必要があるのでコネクタの厚さが増加するという問題がある。
さらに、接続部材を多芯数のコネクタに用いる場合には、基材上に表裏それぞれ独立した弾性体を設ける必要があるのでコネクタの厚さが増加してしまうという問題がある。
それ故に、本発明の課題は、製作し易く、位置精度に優れ、厚さを減少することができる接続部材を提供することにある。
本発明は、接続対象物間を接続する接続部材において、絶縁性の基材と、該基材の両面に所定のパターンで配設された導体と、前記基材の前記両面の所定位置に配設された弾性体とを有し、前記基材の一面に配設された前記導体と前記基材の他面に配設された前記導体とは、前記基材に形成された開口部を介して相互に接続されており、前記接続対象物と接続する際、前記基材の前記一面に配設された前記導体は、前記基材の前記他面に配設された前記弾性体によって押圧され、前記基材の前記他面に配設された前記導体は、前記基材11の前記一面に配設された前記弾性体によって押圧されて接続されることを特徴とする接続部材であることを最も主要な特徴とする。
本発明の接続部材によれば、薄い基材の両面に導体を配設し、両面の導体を基材の開口部を通して電気的に接続を行ない、次に弾性体を基材の両面で位置ズレさせた状態で設置するため、導体付き基材を巻きつける工程が不要となり、接触部と弾性体との組み立てによる位置ズレが発生することがなく、巻き付け工程が不要となるので組立しやすくなるという利点がある。
また、接続部材をコネクタとして用いる際には、位置ズレは基材の一面及び他面の導体のでき具合に合わせてコネクタ側で調整でき、基材に弾性体を配設しているのでコネクタの薄型化を図ることができ、多芯数のコネクタにおいても弾性体の厚みを薄くすることができる。
本発明の接続部材は、接続対象物間を接続する接続部材において、絶縁性の基材と、該基材の両面に所定のパターンで配設された導体と、前記基材の前記両面の所定位置に配設された弾性体とを有し、前記基材の一面に配設された前記導体と前記基材の他面に配設された前記導体とは、前記基材に形成された開口部を介して相互に接続されており、前記接続対象物と接続する際、前記基材の前記一面に配設された前記導体は、前記基材の前記他面に配設された前記弾性体によって押圧され、前記基材の前記他面に配設された前記導体は、前記基材11の前記一面に配設された前記弾性体によって押圧されて接続されることにより実現した。
図1及び図2は、接続部材の実施例1を示している。図1及び図2を参照して、接続部材1は、薄い略長方形板形状の基材11と、基材11の両面のそれぞれに配設されている帯形状の複数の導体21、22と、基材11の両面のそれぞれに配設されている略正方形板形状の複数の弾性体31a,32aとを有する。
基材11の一面11aには、一方の導体21の複数が基材11の長手方向に間隔をもって配設されている。一方の導体21は、長手方向を直交する幅方向の一辺から基材11の一面11aの中央部分を少し越える位置へ所定のパターンで配設されている。
基材11の他面11bには、他方の導体22の複数が長手方向に間隔をもって所定位置に配設されている。他方の導体22は、長手方向を直交する幅方向の他辺から基材11の他面11bの中央部分を少し越える位置へ所定のパターンで配設されている。
基材11の一面11aに配設されている導体21と基材11の他面11bに配設された導体22とは、基材11に幅方向の中央部分に形成されている開口部13を介して相互に接続されている。
即ち、弾性体31a,32aの一端側は、幅方向で開口部13の位置に係るように配設されている。導体21,22は、基材11の開口部13を介して一面11a及び他面11bに配設されている導体21,22間が電気的に繋がっている。
一方の弾性体31aは、導体21のそれぞれに一対一に対向するように基材11の他面11bに粘着剤又は接着剤によって固定されている。他方の弾性体32aは、導体22のそれぞれに一対一に対向するように基材11の一面11aに粘着剤又は接着剤によって固定されている。
接続部材1は、図3に示すプリント配線基板のような2つの接続対象物41,51同士を接続する。一方の接続対象物41には、一方の導体21に接続するように導電パターンの端部に接点部43が配設されている。他方の接続対象物51には、他方の導体22に接続するように導電パターンの端部に接点部53が配設されている。
接続部材1は、2つの接続対象物41,51の間に挟むようにして位置させることによって接続対象物41,51同士を接続する。一方の導体21と一方の接続対象物41の接点部43とは、接続対象物41,51同士を互いに近づく向きで接続部材1を押圧することによって接続する。他方の導体22と他方の接続対象物51の接点部53とは、2つの接続対象物41,51を互いに近づく向きで接続部材1を押圧することによって接続する。
基材11の一面11aに配設された一方の導体21は、一方の接続対象物41と接続する際に、基材11の他面11bに配設されている一方の弾性体31aによって押圧される。基材11の一面11aに配設された他方の導体22は、他方の接続対象物51と接続する際、基材11の一面11aに配設されている他方の弾性体32aによって押圧されて接続する。
接続対象物41,51同士を接続部材1によって接続するときには、開口部13側に位置している弾性体31a,32aの一部が開口部13付近の基材11及び導体21,22に押されて変形することから安定した接続が可能となる。
実施例1において採用した基材11は、10μm以下の薄い絶縁フィルムである。導体21,22は、基材11の一面11a及び他面11bのそれぞれに金属薄膜を10μm以下の厚みでメッキ、蒸着、スパッタリングなどの方法で設ける。弾性体31a,32aとしてはゴムを採用している。
なお、弾性体31a,32aは、ゴムのほかにゲル状物や金属バネを採用してもよい。接続対象物41、51は、ハード基板だけではなくFPC(フレキシブル・プリンティド・サーキット)、FFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)などのフレキシブルかつ屈曲性を有する基板であってもよい。
図4は、本発明に係る接続部材の実施例2を示している。図5は図4に示した接続部材の断面を示している。なお、実施例1によって説明した接続部材1と同じ部分には、同じ符号を付して説明する。
図4及び図5を参照して、接続部材100は、薄い略長方形板形状の基材11と、基材11の両面のそれぞれに配設されている帯形状の複数の導体21、22と、基材11の両面のそれぞれに配設されている略正方形板形状の複数の弾性体31a,32aとを有する。
基材11の一面11aには、一方の導体21の複数が基材11の長手方向に間隔をもって配設されている。一方の導体21は、長手方向を直交する幅方向の一辺から基材11の一面11aの中央部分を少し越える位置へ所定のパターンで配設されている。
基材11の他面11bには、他方の導体22の複数が長手方向に間隔をもって所定位置に配設されている。他方の導体22は、長手方向を直交する幅方向の他辺から基材11の他面11bの中央部分を少し越える位置へ所定のパターンで配設されている。
基材11の一面11aに配設されている導体21と基材11の他面11bに配設された導体22とは、基材11に幅方向の中央部分に形成されている開口部13を介して相互に接続されている。即ち、導体21,22は、基材11の開口部13を介して一面11a及び他面11bに配設されている導体21,22間が電気的に繋がっている。
一方の弾性体31aは、導体21のそれぞれに一対一に対向するように基材11の他面11bに粘着剤又は接着剤によって固定されている。他方の弾性体32aは、導体22のそれぞれに一対一に対向するように基材11の一面11aに粘着剤又は接着剤によって固定されている。
接続部材100は、図6に示すプリント配線基板のような2つの接続対象物41,51同士を接続する。一方の接続対象物41には、一方の導体21に接続するように導電パターンの端部に接点部43が配設されている。他方の接続対象物51には、他方の導体22に接続するように導電パターンの端部に接点部53が配設されている。
接続部材100は、2つの接続対象物41,51の間に挟むようにして位置させることによって接続対象物41,51同士を接続する。図7に示すように、一方の導体21と一方の接続対象物41の接点部43とは、接続対象物41,51同士を互いに近づく向きで接続部材100を押圧することによって接続する。他方の導体22と他方の接続対象物51の接点部53とは、2つの接続対象物41,51を互いに近づく向きで接続部材100を押圧することによって接続する。
基材11の一面11aに配設された一方の導体21は、一方の接続対象物41と接続する際、基材11の他面11bに配設されている一方の弾性体31aによって押圧される。基材11の一面11aに配設された他方の導体22は、他方の接続対象物51と接続する際、基材11の一面11aに配設されている他方の弾性体32aによって押圧されて接続する。
実施例2において採用した基材11は、10μm以下の薄い絶縁フィルムである。導体21,22は、基材11の一面11a及び他面11bのそれぞれに金属薄膜を10μm以下の厚みでメッキ、蒸着、スパッタリングなどの方法で設ける。弾性体31a,32aとしてはゴムを採用している。
基材11の一面11a及び他面11bには、図7に示したように、弾性体31a,32aと一面11a側の接点部43の位置と他面11b側の接点部53の位置とを開口部13から離れた位置にずらして設置することによって、押し付け時の導体21,22の変形を行い易くなる。
したがって、2つの接続対象物41,51を接続部材1によって接続するときには、低荷重で安定した接続が可能となる。具体的には、接続対象物41,51間は0.2N/芯以下の低荷重によって安定した電気的接続を行なうことが可能である。
なお、弾性体31a,32aは、ゴムのほかにゲル状物や金属バネを採用してもよい。接続対象物41、51は、ハード基板だけではなくFPC(フレキシブル・プリンティド・サーキット)、FFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)などのフレキシブルかつ屈曲性を有する基板であってもよい。
図8は、接続部材の実施例3を示している。なお、実施例2によって説明した図4の接続部材100と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
実施例3における接続部材101では、一方の導体21に対向するように基材11の他面11bに直方体形状の2つの弾性体31bが設けられている。同様に、接続部材101では、他方の導体22に対向するように基材11の一面11aに直方体形状の2つの弾性体32bが設けられている。
なお、実施例3における接続部材101では、基材11の一面11aに配設されている弾性体32bは、基材11の幅方向の他端辺から少し離れて配設されている。
図6に示した接続対象物41,51同士を接続部材101によって接続するときには、弾性体31b,32bが基材11及び導体21,22を押しつけるように変形することから低荷重で安定した接続が可能となる。
図9は、接続部材の実施例4を示している。なお、実施例2によって説明した図4の接続部材100と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
実施例4における接続部材102では、一方の導体21に対向するように基材11の他面11bに直方体形状の6つの弾性体31cが互いに間隔をもって配設されている。同様に、接続部材102では、他方の導体22に対向するように基材11の一面11aに直方体形状の6つの弾性体31cが互いに間隔をもって配設されている。
図6に示した接続対象物41,51同士を接続部材102によって接続するときには、弾性体31c,32cが基材11及び導体21,22を押しつけるように変形することから低荷重で安定した接続が可能となる。
図10は、接続部材の実施例5を示している。なお、実施例2によって説明した接続部材100と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
実施例5における接続部材103では、一方の導体21に対向するように基材11の他面11bに図9に示した弾性体31cの複数が長手方向に配設されている。同様に、接続部材103では、他方の導体22に対向するように基材11の一面11aに図8に示した弾性体31cの複数が配設されている。
図6に示した接続対象物41,51同士を接続部材103によって接続するときには、弾性体31c,32cが基材11及び導体21,22を押しつけるように変形することから低荷重で安定した接続が可能となる。
図11は、接続部材の実施例6を示している。なお、実施例2によって説明した接続部材100と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
実施例6における接続部材104では、一方の導体21に対向するように基材11の他面11bに円柱形状の6つの弾性体31dが設けられている。同様に、接続部材104では、他方の導体22に対向するように基材11の一面11aに円柱形状の6つの弾性体31dが設けられている。
図6に示した2つの接続対象物41,51を接続部材104によって接続するときには、弾性体31d,32dが基材11及び導体21,22を押しつけるように変形することから低荷重で安定した接続が可能となる。
図12は、接続部材の実施例7を示している。なお、実施例2によって説明した図4の接続部材100と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
実施例7における接続部材105では、一方の導体21に対向するように基材11の他面11bに図11に示した円柱形状の弾性体31dの複数が長手方向及び幅方向に配設されている。同様に、接続部材105では、他方の導体22に対向するように基材11の一面11aに図11に示した円柱形状の弾性体31dの複数が長手方向及び幅方向に配設されている。
図6に示した接続対象物41,51同士を接続部材105によって接続するときには、弾性体31d,32dが基材11及び導体21,22を押しつけるように変形することから低荷重で安定した接続が可能となる。
図13は、接続部材の実施例8を示している。なお、実施例2によって説明した図4の接続部材100と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
実施例8における接続部材106では、一方の導体21に対向するように基材11の他面11bに長手方向に長板形状の弾性体31eが配設されている。同様に、接続部材106では、他方の導体22に対向するように基材11の一面11aに長手方向に長板形状の弾性体32eが配設されている。
弾性体31e,32eには、板厚方向に複数の孔33が長手方向及び幅方向で間隔をもって形成されている。したがって、弾性体31e,32eには、多孔質の形状となっている。
図6に示した2つの接続対象物41,51を接続部材106によって接続するときには、弾性体31e,32eが多孔質の形状となっているので基材11及び導体21,22を押しつけるように変形することから低荷重で安定した接続が可能となる。
図14は、接続部材の実施例9を示している。なお、実施例2によって説明した図4の接続部材100と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
実施例9における接続部材107では、一方の導体21に対向するように基材11の他面11bに断面台形状の弾性体31fが設けられている。同様に、接続部材107では、他方の導体22に対向するように基材11の一面11aに断面台形状の弾性体32fが複数列に設けられている。
弾性体31f,32fは、上面から基材11方向へ先細りになるようにテーパー形状としている。図15に示すように、2つの接続対象物41,51を接続部材103によって接続するときには、弾性体31f,32fが断面台形状であることから、基材11及び導体21,22を押しつける。さらに、接続時には、開口部13付近の基材11及び導体21,22がテーパー形状部分の間の空間に位置しているので導体21,22の変形をしやすくすることから低荷重で安定した接続が可能となる。
図16は、接続部材の実施例10を示している。なお、図8において説明した実施例3の接続部材101と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
実施例10における接続部材108では、実施例3として図8に示した接続部材101の導体21,22及び弾性体31b,32bの1組が略正方形状の基材11Aに幅方向で2列に合計で10組が配設されている。
図6に示した接続対象物41,51同士を接続部材108によって接続するときには、弾性体31b,32bが基材11A及び導体21,22を押しつけるように変形することから低荷重で安定した接続を可能となる。
図17は、接続部材の実施例11を示している。なお、実施例10によって説明した図16の接続部材108と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
実施例11における接続部材109では、実施例3として図8に示した接続部材101が基材11Aに導体21,22及び弾性体31b,32bを1組Aとして行方向に7組、列方向に12組が配設されている。
図18は、図17に示した接続部材109の導体21,22及び弾性体31b,32bを1組Aの複数組が行方向及び列方向でランダムに配設されている例を示している。
図6に示した接続対象物41,51同士を接続部材109又は接続部材110によって接続するときには、弾性体31b,32bが基材11A及び導体21,22を押しつけるように変形することから低荷重で安定した接続が可能となる。
図19は、接続部材の実施例12を示している。なお、実施例3によって説明した図8の接続部材101と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
実施例12における接続部材111は、正方形の基材の4つの角を切り欠くことによって4つの切り欠き部15が形成されている基材11Bとしている。切り欠き部15によって区分けされた基材11Bの4つの凸面部16には、図8に示した導体21,22及び弾性体31b,32bが4つ配設されている。切り欠き部15は、基材11Bを可動しやすくする役目を果たす。
図6に示した接続対象物41,51同士を接続部材111によって接続するときには、弾性体31b,32bが基材11B及び導体21,22を押しつけるように変形することから低荷重で安定した接続が可能となる。
図20は、接続部材の実施例13を示している。なお、実施例12によって説明した図19の接続部材111と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
実施例13における接続部材112は、基材11Bの切り欠き部15の辺及び基材11Bの中央部分に基材11Bを補強する補強部17が設けられている。
なお、図20において図示したAは、導体21,22及び弾性体31b,32bの1組の組み合わせ形態を示している。
図21は、図20に示した接続部材112において、さらに4つの凸面部16の端辺に補強部19が設けられている。接続部材113は、補強部17,19を金属薄膜のような導電体としてグランド接続するためのグランド部とすることもできる。
図20及び図21に示したように凸面部16のそれぞれには、導体21,22及び弾性体31b,32bを配設するとともに、凸面部16の外周部や基材11Bの一部にも補強部17,19を設けることによってグランド接続が可能となる。
図22は、接続部材の実施例14を示している。なお、図22では、弾性体を除いた状態を示している。図23は、図22に示した基材に弾性体を設けた接続部材の一部を拡大して示している。なお、実施例2によって説明した図4の接続部材100と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
図22及び図23を参照して、実施例14における接続部材114は、基材11Cと、基材11Cの一面11aと他面11bのそれぞれに配設されている複数の導体21cと、基材11Cの両面のそれぞれに配設されている複数の弾性体31a,32aとを有する。
基材11Cは、長方板形状に作られている。導体21cは、帯形状を呈している。基材11Cの一面11aには、一方の導体21cの複数が長手方向に間隔をもって配設されている。一方の導体21cは、長手方向を直交する幅方向に所定のパターンで配設されている。
基材11Cの他面11bには、他方の導体21cの複数が長手方向に間隔をもって所定位置に配設されている。他方の導体21cは、長手方向を直交する幅方向の他辺から基材11Cの他面11bに所定のパターンで配設されている。
一面11a及び他面11bに設けられている導体21cは、基材11Cに形成されているスリット部11gの側面11j上にも設けられている。即ち、導体21cは、スリット部11gの外周を介して一面11a及び他面11bに配設されている導体21c間が電気的に繋がっており、側面11jに設けられている導体21cを介して電位的に接続されている。
基材11Cの他面11b上には、導体21cを介して図1に示した弾性体31aと同様な弾性体31aが固定されている。基材11Cの一面11a上には、導体21cを介して図4に示した弾性体32aと同様な弾性体32aが粘着剤又は接着剤によって固定されている。
接続部材114は、図6に示した2つの接続対象物41,51の間に挟むようにして位置される。一方の導体21cと一方の接続対象物41の接点部43とは、他方の接続対象物51によって接続部材114の弾性体31aを押圧することによって接続する。他方の導体21cと他方の接続対象物51の接点部53とは、一方の接続対象物41によって接続部材114の弾性体32aを押圧することによって接続する。
図24は、接続部材の実施例15を示している。なお、実施例2によって説明した図4の接続部材100と同じ部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
図24に示した接続部材115は、図4に示した弾性体31a,32aを金属バネ131a,132aに変更した例を示している。
基材11の他面11b上には、導体21を介してバネ131aが粘着剤又は接着剤によって固定されている。基材11の一面11a上には、導体22を介してバネ132aが粘着剤又は接着剤によって固定されている。
接続部材114は、図6に示した2つの接続対象物41,51の間に挟むようにして位置される。一方の導体21cと一方の接続対象物41の接点部43とは、図6に示したような一方の接続対象物41によって接続部材114のバネ31aを押圧することによって接続する。他方の導体21cと他方の接続対象物51の接点部53とは、図6に示したような他方の接続対象物51によって接続部材114のバネ32aを押圧することによって接続する。
本発明は、LGA(Land Grid Array)などのICパッケージを基板に実装する場合などの接続部材としての用途にも適用できる。
本発明に係る接続部材の実施例1を示す斜視図である。 図1に示した接続部材のI−I線断面図である。 図2に示した接続部材によって2つの接続対象物同士を接続した後の状態を示す接続部材の断面図及び接続対象物の側面図である。 本発明に係る接続部材の実施例2を示す斜視図である。 図4に示した接続部材のII−II線断面図である。 図4に示した接続部材によって2つの接続対象物同士を接続する前の状態を示す接続部材の断面図及び接続対象物の側面図である。 図5に示した接続部材によって2つの接続対象物同士を接続した後の状態を示す接続部材の断面図及び接続対象物の側面図である。 本発明に係る接続部材の実施例3を示す斜視図である。 本発明に係る接続部材の実施例4を示す斜視図である。 本発明に係る接続部材の実施例5を示す斜視図である。 本発明に係る接続部材の実施例6を示す斜視図である。 本発明に係る接続部材の実施例7を示す斜視図である。 本発明に係る接続部材の実施例8を示す斜視図である。 本発明に係る接続部材の実施例9を示す断面図である。 図14に示した接続部材によって2つの接続対象物同士を接続した後の状態を示す接続部材の断面図及び接続対象物の側面図である。 本発明に係る接続部材の実施例10を示す斜視図である。 本発明に係る接続部材の実施例11を示す平面図である。 図17に示した接続部材の一部を変更した例を示す平面図である。 本発明に係る接続部材の実施例12を示す斜視図である。 本発明に係る接続部材の実施例13を示す平面図である。 図20に示した接続部材の一部を変更した例を示す平面図である。 本発明に係る接続部材の実施例14を示す斜視図である。 図22に示した接続部材の一部を拡大して示した斜視断面図である。 本発明に係る接続部材の実施例15を示す接続部材の断面図及び接続対象物の側面図である。
符号の説明
1,100,101,102,103,104,105,106,107,108,109,110,111,112,113,114 接続部材
11,11A,11B,11C 基材
11a 基材の一面
11b 基材の他面
11g スリット部
13 開口部
16 凸面部
17,19 補強部
21,21c,22 導体
31a,31b,31c,31d,31e,31f,32a,32b,32c,32d,32e,32f 弾性体
33 孔
41,51 接続対象物
43,53 接点部
131a,132a 金属バネ

Claims (8)

  1. 接続対象物間を接続する接続部材において、
    絶縁性の基材と、該基材の両面に所定のパターンで配設された導体と、前記基材の前記両面の所定位置に配設された弾性体とを有し、
    前記基材の一面に配設された前記導体と前記基材の他面に配設された前記導体とは、前記基材に形成された開口部を介して相互に接続されており、
    前記接続対象物と接続する際、前記基材の前記一面に配設された前記導体は、前記基材の前記他面に配設された前記弾性体によって押圧され、前記基材の前記他面に配設された前記導体は、前記基材11の前記一面に配設された前記弾性体によって押圧されて接続されることを特徴とする接続部材。
  2. 請求項1記載の接続部材において、前記開口部は、前記基材に形成したスルーホール又はスリットであることを特徴とする接続部材。
  3. 請求項1記載の接続部材において、前記弾性体は、ゴム、ゲル、金属バネのうちの一種であることを特徴とする接続部材。
  4. 請求項1記載の接続部材において、前記一面に配設した複数の前記弾性体と前記他面に配設した複数の前記弾性体は互いに位置ズレしておりかつ互いに間隔をもって配設されていることを特徴とする接続部材。
  5. 請求項1記載の接続部材において、前記一面に配設した前記弾性体、前記他面に配設した前記弾性体の少なくとも一方は、断面台形状であることを特徴とする接続部材。
  6. 請求項1記載の接続部材において、前記導体及び前記弾性体は、1列以上の多数列、三角形以上の多角形、若しくは不規則に配置されていることを特徴とする接続部材。
  7. 請求項1記載の接続部材において、前記基材は前記導体及び前記弾性体を配設した部分を除く部分が切り欠かれた切り欠き部を有することを特徴とする接続部材。
  8. 請求項1記載の接続部材において、前記基材の外周部又は前記基材の一部に前記基材の補強をするための補強部又はグランド接続するためのグランド部を設けたことを特徴とする接続部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020140894A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 アルプスアルパイン株式会社 接続装置及び接続装置の製造方法

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