JP2007122385A - 通信システム、情報受信装置及びrfidタグ - Google Patents

通信システム、情報受信装置及びrfidタグ Download PDF

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JP2007122385A
JP2007122385A JP2005313264A JP2005313264A JP2007122385A JP 2007122385 A JP2007122385 A JP 2007122385A JP 2005313264 A JP2005313264 A JP 2005313264A JP 2005313264 A JP2005313264 A JP 2005313264A JP 2007122385 A JP2007122385 A JP 2007122385A
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Tasuke Kimura
太祐 木村
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Abstract

【課題】 RFIDタグから送信された情報に依存する通信間隔をおいてRFIDタグか
ら情報を受信する通信システム、情報受信装置及びRFIDタグを提供する。
【解決手段】 電源が投入された場合及び所定の操作がされた場合にRFIDタグから情
報を受信する動作を開始し(ステップS11a)、その情報が受信された場合(ステップ
S11dの「受信された」)、その情報の格納、その情報に基づく設定をし(ステップS
11f)、更に、起床周期時間をその情報に依存して設定する(ステップS11g)。そ
して、設定された起床周期時間の間隔をおいて、RFIDタグから情報を受信する動作を
開始する(ステップS11a)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、通信システム、情報受信装置及びRFID(Radio Frequency Identificati
on)タグに係り、特に、RFIDタグから送信された情報を受信する処理に関する。
電源を有しない情報送信装置であるRFIDタグは、情報受信装置から送信された電磁
波によって電力を作成し、作成された電力によって、RFIDタグに記憶された情報を送
信する。そのため、情報受信装置とRFIDタグとの距離を近くするだけで情報の通信が
可能となり、例えば、移動通信端末装置にコンテンツを送信するための情報送信装置とし
てRFIDタグが用いられる処理が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、
移動通信端末装置にモードの設定、例えば、マナーモードの設定をさせるための情報送信
装置としてRFIDタグが用いられる処理が知られている(例えば、特許文献2参照。)

特開2000−76399号公報(第2−4頁、図16) 特開2004−221860号公報(第2、6頁、図6)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている手法や特許文献2に開示されてい
る手法では、移動通信端末装置は、RFIDタグに記憶された情報を受信するために電磁
波の送信を続けるので、移動通信端末装置の消費電力削減が考えられていない問題点があ
った。ここで、移動通信端末装置から送信された電磁波が充分な強度をもって到達する場
所にRFIDタグが存在しない場合、移動通信端末装置が電磁波を送信することは無用な
消費電力の増大になるからである。
なお、特許文献1に開示されている手法では、RFIDタグ(特許文献1では、ICモ
ジュールと称されている。)は、例えば、移動通信端末装置に担持される。また、特許文
献2に開示されている手法では、RFIDタグ(特許文献2では、ICタグと称されてい
る。)は、移動通信端末装置に装着されるパネルに保持される。
そのため、RFIDタグが新たに担持されたこと、または、パネルが新たに装着された
ことを検出することによってRFIDタグが移動通信端末装置の近傍に存在することを検
出する機構を設け、その機構によってRFIDタグが近傍に存在することが検出された際
に、移動通信端末装置は電磁波を送信することも考えられる。しかし、RFIDタグは、
上記のように移動通信端末と直接であるか間接であるかを問わず機械的な接触をするとは
限らない。そのため、上記問題点は解決されていない。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、RFIDタグから送信された情
報に依存する通信間隔をおいてRFIDタグから情報を受信する通信システム、情報受信
装置及びRFIDタグを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信システムは、情報受信装置とRFIDタグと
が電磁波を介して通信する通信システムであって、前記情報受信装置は、情報送信要求を
送信して、その送信された要求に応じて前記RFIDタグから送信される情報の種別を含
む情報を受信するRFIDタグ通信手段と、前記情報の種別と、その種別に対応する通信
間隔とを記憶する通信間隔記憶手段と、前記RFIDタグ通信手段によって受信された情
報の種別を検索キーに前記通信間隔記憶手段に記憶された通信間隔を検索し、その検索さ
れた通信間隔をおいて、前記RFIDタグ通信手段を実行させるRFID通信制御手段と
を有し、前記RFIDタグは、前記情報の種別を含む情報を記憶する情報記憶手段と、前
記情報送信要求に応じて前記情報記憶手段に記憶された情報を送信する情報送信手段とを
有することを特徴とする。
また、本発明の通信システムは、情報受信装置とRFIDタグとが電磁波を介して通信
する通信システムであって、前記情報受信装置は、情報送信要求を送信して、その送信さ
れた要求に応じて前記RFIDタグから送信される通信間隔を含む情報を受信するRFI
Dタグ通信手段と、前記RFIDタグ通信手段によって受信された通信間隔をおいて、前
記RFIDタグ通信手段を実行させるRFID通信制御手段とを有し、前記RFIDタグ
は、前記通信間隔を含む、情報を記憶する情報記憶手段と、前記情報送信要求に応じて前
記情報記憶手段に記憶された情報を送信する情報送信手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、RFIDタグから送信された情報に依存する通信間隔をおいてRFI
Dタグから情報を受信する通信システム、情報受信装置及びRFIDタグを提供すること
ができる。また、本発明は、機構によってRFIDタグが近傍に存在することを検出する
ものではなく、機構の障害を考慮する必要がないため、RFIDタグと情報受信装置とが
機械的な接触をしている場合にも有効である。
以下に、本発明による通信システム、情報受信装置及びRFIDタグの実施の形態を、
図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。
この通信システムは、本発明の第1の実施形態に係る移動通信端末装置1と、RFIDタ
グ2と、移動通信端末装置1とRFIDタグ2とを結合する電磁波による無線回線3とか
らなる。ここで、RFIDタグ2は、1枚であっても良く、また、複数枚であっても良い
図2は、移動通信端末装置1の構成を示すブロック図である。この移動通信端末装置1
は、装置全体の制御を行う制御部11と、基地局(図示せず)との間で電磁波の送受信を
行うアンテナ12aと、通信部12bと、送受信部13と、スピーカ14aと、マイクロ
フォン14bと、通話部14cと、表示部15と、入力装置16と、RFIDタグ通信部
17と、RFIDタグ2との間で電磁波の送受信を行うアンテナ17aと、RFIDタグ
通信間隔記憶部18と、コンテンツ記憶部19とからなる。
RFIDタグ通信間隔記憶部18には、RFIDタグ通信間隔18aが記憶される。図
3は、RFIDタグ通信間隔18aの一例を示す。このRFIDタグ通信間隔18aは、
RFIDタグ情報種別18bと、読み取り間隔18cとの組からなる。そして、図3に示
すRFIDタグ通信間隔18aには、「通話可設定」なるRFIDタグ情報種別18bと
、「5秒」なる読み取り間隔18cとからなる組が含まれている。また、「通話不可設定
」なるRFIDタグ情報種別18bと、「1分」なる読み取り間隔18cとからなる組が
含まれている。更に、「壁紙コンテンツ」なるRFIDタグ情報種別18bと、情報が含
まれていない読み取り間隔18cとからなる組が含まれている。
コンテンツ記憶部19には、コンテンツ19aが記憶される。ここで、コンテンツ19
aは、静止画像であっても良く、動画像であっても良く、音声情報であっても良い。また
、これらの複数を含む、例えば、映画情報であっても良い。更に、ゲームプログラムを含
む、プログラムであっても良い。
図4は、RFIDタグ2の構成を示すブロック図である。このRFIDタグ2は、通信
処理部21と、移動通信端末装置1との間で電磁波の送受信を行うアンテナ21aと、R
FIDタグ情報記憶部22とからなる。RFIDタグ情報記憶部22には、RFIDタグ
情報22aが記憶される。
図5は、RFIDタグ情報22aの構成の例を示し、図5(a)は、RFIDタグ情報
22aの構成の第1の例を示す。このRFIDタグ情報22aは、RFIDタグ識別子2
2bと、RFIDタグ情報種別22cとの組からなる。RFIDタグ識別子22bは、R
FIDタグ2を識別する情報である。RFIDタグ情報種別22cは、「通話可設定」ま
たは「通話不可設定」なる情報である。
図5(b)は、RFIDタグ情報22aの構成の第2の例を示す。このRFIDタグ情
報22aは、RFIDタグ識別子22bと、RFIDタグ情報種別22cと、コンテンツ
識別子22dと、一連番号22eと、全枚数22fと、コンテンツ22gとの組からなる
。RFIDタグ識別子22bは、RFIDタグ2を識別する情報である。RFIDタグ情
報種別22cは、「壁紙コンテンツ」なる情報である。
また、コンテンツ識別子22dは、この壁紙コンテンツを識別する情報であり、「XX
X」なる情報である。全枚数22fは、その壁紙コンテンツが何枚のRFIDタグ2に分
割されて記憶されているかを示す自然数である。また、一連番号22eは、そのRFID
タグ2が全枚数22fに分割された中の何枚目であるかを示す自然数である。更に、コン
テンツ22gは、壁紙コンテンツが全枚数22fに分割された中の一連番号22e番目の
部分コンテンツである。
上記のように構成された、本発明の第1の実施形態に係る移動通信端末装置1の各部の
動作を、図面を参照して説明する。まず、制御部11は、通話が可か不可かの設定を行う
。また、コンテンツ記憶部19に記憶されたコンテンツ19aの1つに対して壁紙コンテ
ンツであるとの設定を行う。ここで、壁紙とは、待ち受け時に表示部15に表示される画
像である。
通信部12bは、アンテナ12aが受信した高周波信号を送受信部13へ出力し、また
、送受信部13から出力される高周波信号をアンテナ12aより送信する。送受信部13
は、通信部12bからの高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、それによって得られ
たディジタル音声信号を通話部14cへ、また、制御信号を制御部11に送る。更には、
通話部14cから出力されるディジタル音声信号、及び制御部11から出力される制御信
号を変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て、それを通信部12bに送る。
次に、通話部14cは、送受信部13から出力されるディジタル音声信号をアナログ音
声信号に変換し、それを増幅してスピーカ14aに送る。また、マイクロフォン14bか
ら出力されるアナログ音声信号を増幅し、それをディジタル音声信号に変換して送受信部
13に送信する。
次に、表示部15の動作を説明する。表示部15は、制御部11に制御されることで、
カーソルを含む文字・数字や画像データの表示動作を行い、表示されているデータは、入
力装置16からの入力操作や着信信号に応答して制御部11からの指示を受けることで切
換わる。
入力装置16は、通話相手の電話番号などを指定し、また、トグル式の入力方式によっ
て文字を入力するための数字キーと、カーソル移動キーを含む複数の機能キーとを含むキ
ーからなる。そして、入力装置16のキーが操作されると、そのキーの識別子が制御部1
1に通知され、制御部11によって、表示部15に文字として表示され、または、制御が
行われる。
次に、RFIDタグ通信部17の動作を説明する。RFIDタグ通信部17は、制御部
11に起動されて動作を開始し、情報送信要求によって変調された電磁波をアンテナ17
aから送信する。そして、送信された電磁波に対応してRFIDタグ2から送信された、
情報によって変調された電磁波をアンテナ17aから受信することによって、RFIDタ
グ2から送信された情報を得て、得た情報を制御部11に送信して、動作を終了する。
次に、制御部11のRFIDタグ2に記憶された情報に関する制御動作を説明する。図
6は、制御部11のRFIDタグ2に記憶された情報に関する制御動作のフローチャート
を示す。この制御動作は、移動通信端末装置1の電源が投入された場合、入力装置16の
所定のキーが操作された場合、及び、一旦その制御動作を終了して所定の起床周期時間が
経過する度に動作を開始する(ステップS11a)。ここで、起床周期時間の暗黙値は、
例えば、1分とする。
次に、制御部11は、RFIDタグ通信部17を制御して、RFIDタグ2に記憶され
た情報を受信する(ステップS11b)。そして、その情報が受信されたか否かを調べる
(ステップS11c)。その情報が受信された場合、制御部11は、全枚数22fのRF
IDタグ2に記憶された情報が受信されたか否かを調べる(ステップS11d)。即ち、
受信されたRFIDタグ情報22aのRFIDタグ情報種別22cが「通話可設定」また
は「通話不可設定」であれば、1枚のRFIDタグ2のRFIDタグ情報22aが受信さ
れれば必要な情報が得られるので、全枚数22fのRFIDタグ2に記憶された情報が受
信されたと判断する。
また、受信されたRFIDタグ情報22aのRFIDタグ情報種別22cが「壁紙コン
テンツ」であれば、制御部11は、同一のコンテンツ識別子22dを含み、一連番号22
eが1から全枚数22fまでのRFIDタグ情報22aが受信された場合、全枚数22f
のRFIDタグ2に記憶された情報が受信されたと判断する。一方、一連番号22eが1
から全枚数22fまでのRFIDタグ情報22aが受信されなかった場合、全枚数22f
のRFIDタグ2に記憶された情報が受信されなかったと判断する。
ステップS11dで全枚数22fのRFIDタグ2に記憶された情報が受信された場合
、制御部11は、受信完了の表示を表示部15に行う(ステップS11e)。なお、この
表示は、所定の時間の経過を待って、制御部11の表示制御動作によって、消去される。
続いて、制御部11は、受信されたRFIDタグ2のRFIDタグ情報種別22cに応
じた情報の格納及び移動通信端末装置1の設定を行う。即ち、そのRFIDタグ情報種別
22cが「通話可設定」である場合、移動通信端末装置1の設定を通話が可能なモードに
設定を更新する。また、上記RFIDタグ情報種別22cが「通話不可設定」である場合
、移動通信端末装置1の設定を通話が不可能なモードに設定を更新する。これらの更新の
際、制御部11は、更新前の設定を制御部11内に記憶する。
また、上記RFIDタグ情報種別22cが「壁紙コンテンツ」である場合、RFIDタ
グ情報22aのコンテンツ22gを一連番号22e順に連結して作成したコンテンツ19
aをコンテンツ記憶部19に格納する。更に、そのコンテンツ19aに対して壁紙である
との設定の更新を行う(ステップS11f)。
続いて、制御部11は、受信されたRFIDタグ情報22aのRFIDタグ情報種別2
2cとRFIDタグ情報種別18bとが等しい組をRFIDタグ通信間隔18aから検索
する。そして、検索された組の読み取り間隔18cを起床周期時間に更新設定して(ステ
ップS11g)、制御動作を終了する(ステップS11h)。これらの更新設定の際、制
御部11は、更新設定前の起床周期時間を制御部11内に記憶する。ここで、RFIDタ
グ情報種別22cが「壁紙コンテンツ」である場合、上記検索された読み取り間隔18c
には情報が含まれていないので、制御部11は、起床周期時間の値を更新しない。
ステップS11dで、全枚数22fのRFIDタグ2に記憶された情報が受信されなか
った場合、制御部11は、後述する様に、所定受信回数に渡ってRFIDタグ通信部17
を制御して、RFIDタグ2に記憶された情報を受信するが、既に、その所定受信回数を
超過しているか否かを調べる(ステップS11i)。その所定受信回数を超過していない
場合、制御部11は、受信状況の表示を表示部15に行う(ステップS11j)。なお、
この表示は、所定の時間の経過を待って、制御部11の表示制御動作によって、消去され
る。
続いて、制御部11は、RFIDタグ通信部17を制御して、RFIDタグ2に記憶さ
れた情報を受信し(ステップS11k)、ステップS11cの情報が受信されたか否かを
調べる動作に戻る。
一方、ステップS11iで、上記所定受信回数を超過した場合、制御部11は、受信終
了の表示を表示部15に行って(ステップS11m)、制御動作を終了する(ステップS
11h)。なお、この表示は、所定の時間の経過を待って、制御部11の表示制御動作に
よって、消去される。
ステップS11cで、RFIDタグ通信部17の仕様を超える枚数のRFIDタグ2か
らの情報がRFIDタグ通信部17に受信されることによって、情報の受信がされなかっ
た場合(ステップS11cの「RFIDタグ数過多」)、制御部11は、仕様を超える枚
数のRFIDタグ2からの情報が受信されている旨の表示を表示部15に行って(ステッ
プS11n)、RFIDタグ通信部17を制御して、RFIDタグ2に記憶された情報を
受信し(ステップS11k)、ステップS11cの情報が受信されたか否かを調べる動作
に戻る。なお、この表示は、所定の時間の経過を待って、制御部11の表示制御動作によ
って、消去される。
ステップS11cで、情報が受信されなかった場合、制御部11は、ステップS11f
〜S11gでRFIDタグ2に記憶された情報に従って移動通信端末装置1の設定が更新
されていた場合、情報が受信されなかった旨と、その設定が復旧された旨とを表示部15
に表示し(ステップS11o)、RFIDタグ2に記憶された情報に従って更新されてい
た移動通信端末装置1の設定を復旧して(ステップS11p)、制御動作を終了する(ス
テップS11q)。なお、ステップS11cの情報が受信されなかったとの判断は、所定
の回数ステップS11kのRFIDタグ2から情報を読み込み動作を繰り返した後に行わ
れても良い。
ここで、ステップS11oで行われる表示は、上記の場合に限らず、制御部11のRF
IDタグ2に記憶された情報に関する制御動作が入力装置16の所定のキーが操作される
ことによって起動された場合、表示されるとしても良い。なお、この表示は、所定の時間
の経過を待って、制御部11の表示制御動作によって、消去される。
なお、ステップS11pで設定を復旧することには、起床周期時間を暗黙値に復旧する
ことも含まれる。また、ステップS11f〜S11gでRFIDタグ2に記憶された情報
に従って移動通信端末装置1の設定が更新されていた場合であって、その設定が「壁紙コ
ンテンツ」の設定である場合、制御部11は、ステップS11oの情報が受信されなかっ
た旨などの表示と、ステップS11pの移動通信端末装置1の設定を復旧の動作を行わな
い。
上記設定の復旧を行わないことは、RFIDタグ通信間隔18aのRFIDタグ情報種
別18bが「壁紙コンテンツ」である組の読み取り間隔18cに値が記憶されていないこ
とにより判断されるが、これに限るものではない。RFIDタグ通信間隔18aに復旧を
行うか否かの情報が別に記憶されるとしても良い。
次に、RFIDタグ2の各部の動作を説明する。通信処理部21は、アンテナ21aに
よって受信された電磁波から電力を作成し、その電力を用いてRFIDタグ情報記憶部2
2に記憶されたRFIDタグ情報22aによって変調された電磁波をアンテナ21aから
送信する。
ここで、制御部11のRFIDタグ2に記憶された情報に関する制御動作中に表示部1
5に行われる表示を参照して、その制御動作の一例を説明する。図7は、RFIDタグ情
報種別22cが「通話可設定」であるRFIDタグ情報22aを受信した場合、ステップ
S11eで行われる表示の一例を示す。即ち、表示部15の上部のピクト欄15aに、受
信された電磁波の強度を示すアンテナ形状と0〜3本の縦線とからなるピクト(図示せず
)と、充電池(図示せず)に蓄えられた電力の多寡を示す電池形状からなるピクト(図示
せず)とが制御部11によって常に表示されている。
制御部11のRFIDタグ2に記憶された情報に関する制御動作によって表示が制御さ
れる下部の処理部表示欄15bの上部の処理表示欄15cには、「通話を可能にするRF
IDタグを読み込みました。通話が可能です。このRFIDタグが離れると、通話ができ
なくなります。」なる文字が表示されている。この文字によって、移動通信端末装置1は
RFIDタグ2から情報を受信したことによって通話が可能な設定になったこと、更には
、RFIDタグ2から情報が受信できなくなると、その設定が復旧されることにより、通
話が不可能になることが示されている。
処理部表示欄15bの最下部の機能表示欄15dには、「確認」なる指示が表示されて
いる。この「確認」なる指示に対応する入力装置16の機能キーが操作されることにより
、この処理部表示欄15bに表示された内容が消去されるとしても良い。また、その機能
キーが操作されるまで、この処理部表示欄15bに表示された内容が消去されないとして
も良い(図6のフローチャートには図示せず)。
なお、RFIDタグ情報種別22cが「壁紙コンテンツ」であるRFIDタグ情報22
aを受信した場合、機能表示欄15dに「中止」なる指示が表示されるとしても良い。そ
して、この「中止」なる指示に対応する入力装置16の機能キーが操作されることにより
、この処理部表示欄15bに表示された内容が消去され、かつ、受信されたRFIDタグ
情報22aのコンテンツ22gによるコンテンツ19aを壁紙に設定する動作は行われな
いとしても良い(図6のフローチャートには図示せず)。なぜなら、壁紙コンテンツは、
もっぱら使用者の好みに依存するものであり、移動通信端末装置1の動作に影響がないか
らである。
上記機能表示欄15dに「中止」なる指示が表示されることは、RFIDタグ通信間隔
18aのRFIDタグ情報種別18bが「壁紙コンテンツ」である組の読み取り間隔18
cに値が記憶されていないことにより判断されるが、これに限るものではない。RFID
タグ通信間隔18aに復旧を行うか否かの情報が別に記憶されるとしても良い。
図8は、RFIDタグ情報種別22cが「壁紙コンテンツ」であるRFIDタグ情報2
2aを受信し、全枚数22fのRTIDタグ2が受信されず、所定の受信回数を超えてい
ない場合、ステップS11jで行われる表示の一例を示す。即ち、処理表示欄15cには
、「壁紙XXXのRFIDタグを読み込みました。この壁紙は10枚のRFIDタグに分
かれています。1枚目を読み込みました。その他のRFIDタグを近づけて下さい。」な
る文字が表示されている。
この文字によって、コンテンツ識別子22dが「XXX」であるRFIDタグ情報22
aを読み込んだものの、そのRFIDタグ情報22aの全枚数22fは「10」であり、
10枚の内、一連番号22eが「1」であるRFIDタグ情報22aのみを読み込んだこ
とを示す。そして、更に、一連番号22eが「1」以外であるRFIDタグ情報22aが
記憶されたRFIDタグ2と移動通信端末装置1との距離を近くすることを促す内容が表
示されている。
機能表示欄15dには、「確認」及び「終了」なる指示が表示されている。この「確認
」なる指示に対応する入力装置16の機能キーが操作されることにより、この処理部表示
欄15bに表示された内容が消去されるとしても良い(図6のフローチャートには図示せ
ず)。また、この「終了」なる指示に対応する入力装置16の機能キーが操作されること
により、この処理部表示欄15bに表示された内容が消去され、かつ、制御部11は、R
FIDタグ2に記憶された情報に関する制御動作を終了するとしても良い(図6のフロー
チャートには図示せず)。
図9は、RFIDタグ情報種別22cが「壁紙コンテンツ」であるRFIDタグ情報2
2aを受信し、全枚数22fのRFIDタグ2が受信されず、所定の受信回数を超えた場
合、ステップS11mで行われる表示の一例を示す。即ち、処理表示欄15cには、「壁
紙XXXのRFIDタグを読み込みました。この壁紙は10枚のRFIDタグに分かれて
います。1枚目を読み込みました。その他のRFIDタグが読めないので、処理を終了し
ます。」なる文字が表示されている。
この文字によって、コンテンツ識別子22dが「XXX」であるRFIDタグ情報22
aを読み込んだものの、そのRFIDタグ情報22aの全枚数22fは「10」であり、
10枚の内、一連番号22eが「1」であるRFIDタグ情報22aのみを読み込んだこ
とを示す。そして、RFIDタグ2のRFIDタグ情報22aの読み込み動作を終了する
ことを報知する内容が表示されている。
機能表示欄15dには、「確認」及び「再読」なる指示が表示されている。この「確認
」なる指示に対応する入力装置16の機能キーが操作されることにより、この処理部表示
欄15bに表示された内容が消去されるとしても良い(図6のフローチャートには図示せ
ず)。
また、この「再読」なる指示に対応する入力装置16の機能キーが操作されることによ
り、この処理部表示欄15bに表示された内容が消去され、制御部11は、ステップS1
1iの動作で説明した所定受信回数を増加し、ステップS11kの動作に移り、RFID
タグ2に記憶された情報に関する制御動作を続けるとしても良い(図6のフローチャート
には図示せず)。
図10は、RFIDタグ通信部17が同時にRFIDタグ情報22aを読み込める仕様
を越える枚数のRFIDタグ2からRFIDタグ情報22aが送信された場合、ステップ
S11nで行われる表示の一例を示す。即ち、処理表示欄15cには、「RFIDタグを
読み込みましたが、枚数が多すぎます。枚数をY枚以下にして下さい。」なる文字が表示
されている。
この文字によって、RFIDタグ通信部17が同時にRFIDタグ情報22aを読み込
める仕様を越える枚数のRFIDタグ2が移動通信端末装置1から近い距離に位置してい
る結果、それらのRFIDタグ2に記憶された情報を読み込むことができないことを報知
する内容が表示されている。また、近い距離に位置しているRFIDタグ2の中で、Y枚
を越えるRFIDタグ2との距離を遠くすることを促す内容が表示されている。ここで、
「Y枚」は、RFIDタグ通信部17が同時にRFIDタグ情報22aを読み込める最大
の枚数である。
機能表示欄15dには、「確認」及び「終了」なる指示が表示されている。この「確認
」なる指示に対応する入力装置16の機能キーが操作されることにより、この処理部表示
欄15bに表示された内容が消去されるとしても良い(図6のフローチャートには図示せ
ず)。また、この「終了」なる指示に対応する入力装置16の機能キーが操作されること
により、この処理部表示欄15bに表示された内容が消去され、かつ、制御部11は、制
御部11は、RFIDタグ2に記憶された情報に関する制御動作を終了するとしても良い
(図6のフローチャートには図示せず)。
図11は、RFIDタグ情報種別22cが「通話可設定」であるRFIDタグ情報22
aを受信して、ステップS11f〜S11gでRFIDタグ2に記憶された情報に従って
移動通信端末装置1の設定が更新された後、新たに制御部11のRFIDタグ2に記憶さ
れた情報に関する制御動作が起動され、RFIDタグ2に記憶された情報が受信されなか
った場合、ステップS11oで行われる表示の一例を示す。即ち、処理表示欄15cには
、「通話を可能にするRFIDタグが読めなくなりました。通話を不可能な設定にします
。通話中の場合、その通話は中止されます。」なる文字が表示されている。
この文字によって、RFIDタグ情報種別22cが「通話可設定」であるRFIDタグ
2と移動通信端末装置1との距離が遠くなったため、そのRFIDタグ2に記憶された情
報を読み込むことができず、通話が不可能な設定に復旧すること、更に、通話中であれば
、その通話が中断されることを報知する内容が表示されている。
機能表示欄15dには、「確認」及び「再読」なる指示が表示されている。この「確認
」なる指示に対応する入力装置16の機能キーが操作されることにより、この処理部表示
欄15bに表示された内容が消去されるとしても良い(図6のフローチャートには図示せ
ず)。
また、この「再読」なる指示に対応する入力装置16の機能キーが操作されることによ
り、この処理部表示欄15bに表示された内容が消去され、制御部11は、ステップS1
1kの動作に移り、RFIDタグ2に記憶された情報に関する制御動作を続けることによ
り、一時的にRFIDタグ2に記憶された情報を読み込めなかった場合、直ちに通話が不
可能な設定に復旧することを避ける、また、通話中であれば、その通話が中断されること
を避けるとしても良い(図6のフローチャートには図示せず)。
以上の説明で、RFIDタグ通信間隔記憶部18に記憶された読み取り間隔18cは、
RFIDタグ情報種別18bによって大きく変化するとした。即ち、RFIDタグ情報種
別18bが「通話可設定」に対しては読み取り間隔18cは「5秒」であり、RFIDタ
グ情報種別18bが「通話不可設定」に対しては読み取り間隔18cは「1分」であり、
更に、RFIDタグ情報種別18bが「壁紙コンテンツ」に対しては読み取り間隔18c
には情報が含まれないとした。
この読み取り間隔18cがRFIDタグ情報種別18bによって大きく変化することに
よって、以下に説明する効果が得られる。即ち、RFIDタグ情報種別22cが「通話可
設定」である情報を受信することに意味があるのは、移動通信端末装置1の設定が通話不
可であり、例えば、RFIDタグ2が貸与され、そのRFIDタグ2が移動通信端末装置
1を持つ手に併せて持たれた場合、また、そのRFIDタグ2がシールに保持され、その
シールが移動通信端末装置1の所定の位置に貼付された場合にのみ、通話が可能である場
合である。更に、RFIDタグ2が所定の部屋の壁に貼付されており、そのRFIDタグ
2の近傍のみで移動通信端末装置1を用いた通話が可能な場合である。
更には、RFIDタグ2は、指輪に貼付され、または、腕時計に貼付され、移動通信端
末装置1の使用者がその装置を置き忘れた際に、他人によってその装置が使われることを
防止する場合である。
これらの場合、移動通信端末装置1とRFIDタグ2との間の距離が遠くなっているに
も係らず通話が可能であることは許されないので、移動通信端末装置1は、短い読み取り
間隔18cでRFIDタグ2に記憶された情報を読み込む必要がある。また、この場合、
制御部11のRFIDタグ2に記憶された情報に関する制御動作は、入力装置16の所定
のキーが操作された場合にのみ開始され、移動通信端末装置1の電源が投入された場合に
は開始されず、そして、起床周期時間の暗黙値は無限大としても良い。これによって、大
きな消費電力の削減が得られる。
RFIDタグ情報種別22cが「通話可設定」である場合に限らず、RFIDタグ2か
ら送信された情報を受信している場合に限って移動通信端末装置1の所定の動作が許され
る場合、上記の説明の通り、読み取り間隔18cが短いことが適切である。
この場合に該当する他の例として、RFIDタグ情報種別22cが「アドレス帳」であ
って、RFIDタグ情報22aにはアドレス帳が含まれる場合がある。また、RFIDタ
グ情報種別22cが「メールアドレス」、「URL(Uniform Resource Locator)」また
は「パスワード」であって、RFIDタグ情報22aには、それぞれ、機密を維持する必
要があるメールアドレス、URLまたはパスワードが含まれる場合がある。
また、RFIDタグ情報種別22cが「通話不可設定」である情報を受信することに意
味があるのは、移動通信端末装置1の設定が通話可であり、例えば、劇場内などの通話が
好ましくない場所の壁や椅子等にRFIDタグ2が貼付されている場合である。
この場合、一旦移動通信端末装置1がRFIDタグ2に記憶された情報を読み込んで、
通話が不可能な設定にすれば、たとえ、移動通信端末装置1が劇場の外に移動され、RF
IDタグ2との間の距離が遠くなり、その間の通信が行われなくなったことの検出に長時
間を要したとしても、好ましくない場所での通話を避けることができる。そのため、移動
通信端末装置1は、長い読み取り間隔18cでRFIDタグ2に記憶された情報を読み込
むことに支障はなく、大きな消費電力の削減が得られる。
ただし、この場合、移動通信端末装置1は、例えば、劇場内に移動された場合、所定の
時間内に通話が不可能な設定を行う必要があるので、制御部11のRFIDタグ2に記憶
された情報に関する制御動作は、所定の起床周期時間で開始されることが必須である。ま
た、電源が切断中に劇場内に移動され、劇場内で電源が投入された場合、所定の時間内に
通話が不可能な設定を行う必要があるので、制御部11のRFIDタグ2に記憶された情
報に関する制御動作は、移動通信端末装置1の電源が投入された場合、動作を開始するこ
とが望ましい。
ここで、RFIDタグ通信間隔記憶部18に、RFIDタグ情報種別18bが「通話不
可設定」と組をなして記憶された読み取り間隔18cは「1分」であるとし、また、起床
周期時間の暗黙値は1分であるとした。この1分という値は、例えば、劇場の玄関からホ
ールまで、使用者が歩行に要する時間によって決定された値であって、通話が不可能であ
る設定に更新するまでに許される時間である。
また、RFIDタグ情報種別22cが「通話不可設定」である場合に限らず、RFID
タグ2から送信された情報を受信している場合に限って、移動通信端末装置1の所定の動
作が許されない場合、上記の説明の通り、読み取り間隔18cは比較的長いことが適切で
ある。そして、制御部11のRFIDタグ2に記憶された情報に関する制御動作は、所定
の起床周期時間で開始されることが必須であり、更に、移動通信端末装置1の電源が投入
された場合、動作を開始することが望ましい。この場合に該当する他の例として、劇場内
などにおけるマナーモード設定の場合がある。また、航空機内などにおける電源切断の設
定の場合がある。
一方、RFIDタグ情報種別22cが「壁紙コンテンツ」である情報を受信することに
意味があるのは、移動通信端末装置1の動作の設定には無関係に、使用者の好みに従って
、壁紙の設定更新が行われる場合である。そのため、制御部11のRFIDタグ2に記憶
された情報に関する制御動作は、入力装置16の所定のキーが操作された場合にのみ開始
されれば良い。これによって、大きな消費電力の削減が得られる。更に、RFIDタグ2
に記憶された情報の受信がされ、壁紙の設定更新が行われた後で、その情報の受信がされ
ない場合、設定の復旧は不要である。そして、起床周期時間はたとえ無限大であっても良
いので、更新しない。
なお、壁紙の設定更新が、移動通信端末装置1の電源切断と共に暗黙値に復旧される場
合、RFIDタグ2はシール状に加工され、移動通信端末装置1に貼付されるとする。そ
して、制御部11のRFIDタグ2に記憶された情報に関する制御動作は、移動通信端末
装置1の電源が投入された場合に開始されるとする。それによって、常に使用者の好みの
壁紙の設定が行われる。
この場合に該当する他の例として、まず、壁紙以外のコンテンツがある。例えば、アイ
コンコンテンツである場合がある。また、RFIDタグ2に移動通信端末装置1の新しい
機能のプログラムが記憶されており、その機能のプログラムを移動通信端末装置1に追加
する場合がある。更に、RFIDタグ情報種別22cが「メールアドレス」または「UR
L」であって、RFIDタグ情報22aには、それぞれ、機密を維持する必要がないメー
ルアドレスまたはURLが含まれる場合がある。
上記説明した様に、読み取り間隔18cに、RFIDタグ情報種別18bに依存して適
切な値が記憶されることにより、大きな消費電力の削減が得られる。また、読み取り間隔
18cのみならず、如何なる場合に制御部11のRFIDタグ2に記憶された情報に関す
る制御動作が開始されるかと、起床周期時間の暗黙値を制御することによって、大きな消
費電力の削減が得られる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、RFIDタグ2のRFIDタグ情報記
憶部22に記憶されるRFIDタグ情報22aと、移動通信端末装置1の制御部11のR
FIDタグ2に記憶された情報に関する制御動作の図6に示したフローチャートのステッ
プS11gの動作にある。そこで、RFIDタグ情報22aと、制御部11のステップS
11gの動作との第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態と同じ部分について
は、同じ符号を付してその説明を省略する。
図12は、第2の実施形態に係るRFIDタグ情報22aの構成の例を示し、図12(
a)は、RFIDタグ情報22aの構成の第1の例を示す。このRFIDタグ情報22a
は、RFIDタグ識別子22bと、RFIDタグ情報種別22cと、読み取り間隔22h
との組からなる。そして、RFIDタグ情報種別22cが「通話可設定」である組の読み
取り間隔22hには「5秒」なる情報が、また、RFIDタグ情報種別22cが「通話不
可設定」である組の読み取り間隔22hには「1分」なる情報が含まれている。
図5(b)は、RFIDタグ情報22aの構成の第2の例を示す。このRFIDタグ情
報22aは、RFIDタグ識別子22bと、RFIDタグ情報種別22cと、コンテンツ
識別子22dと、一連番号22eと、全枚数22fと、コンテンツ22gと、読み取り間
隔22hとの組からなる。そして、RFIDタグ情報種別22cが「壁紙コンテンツ」で
あり、コンテンツ識別子22dが「XXX」である組の読み取り間隔22hには情報が含
まれていない。
次に、第2の実施形態に係る移動通信端末装置1の制御部11のRFIDタグ2に記憶
された情報に関する制御動作を説明する。図6に示したフローチャートの中のステップS
11gで、制御部11は、受信されたRFIDタグ情報22aの読み取り間隔22hを起
床周期時間に設定する。この動作で、制御部11は、RFIDタグ通信間隔18aを検索
することはない。そのため、第2の実施形態に係る移動通信端末装置1は、RFIDタグ
通信間隔記憶部18を有しない構成としても良い。
この第2の実施形態によれば、第1の実施形態に比較して、RFIDタグ2のRFID
タグ情報22aは読み取り間隔22hだけ大きくなるものの、RFIDタグ2のRFID
タグ情報種別22c毎に起床周期時間を適切に変更することができ、大きな消費電力の削
減が得られる。
(その他の実施形態)
以上の各実施形態では、RFIDタグ2の形状は、例えば、シールに保持され、シール
が、例えば、移動通信端末装置1に貼付されるとしたが、これに限るものではない。プラ
スチック板に埋め込まれた、例えば、ICカードと呼ばれる形状であっても良い。また、
ポスターなどの紙に埋め込まれた形状でも良い。
また、以上の各実施形態では、移動通信端末装置1とRFIDタグ2との間の認証手続
きは行われないとしたが、これに限るものではない。あるRFIDタグ2に記憶された情
報は、特定の移動通信端末装置1によってのみ、読み込みが可能であるとしても良い。
また、以上の各実施形態では、本発明を移動通信端末装置1に適用した形態を例にとっ
て説明したが、本発明は、RFIDタグ2から送信された情報を受信するあらゆる装置に
適用することが当然に可能である。そして、その装置が携帯型の装置であって、電池に蓄
えられた電力によって駆動される場合、例えば、携帯型パソコンや、PDA(Personal D
igital Assistant)である場合、効果が顕著である。本発明は以上の構成に限定されるも
のではなく、種々の変形が可能である。
本発明の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係るRFIDタグ通信間隔の一例を示す図。 本発明の実施形態に係るRFIDタグの構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係るRFIDタグ情報の構成の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る制御部のRFIDに記憶された情報を読み取る制御動作のフローチャート。 本発明の実施形態に係る制御部がRFIDに記憶された情報を読み取る制御動作中に表示部に行われる表示の一例を示す図(その1)。 本発明の実施形態に係る制御部がRFIDに記憶された情報を読み取る制御動作中に表示部に行われる表示の一例を示す図(その2)。 本発明の実施形態に係る制御部がRFIDに記憶された情報を読み取る制御動作中に表示部に行われる表示の一例を示す図(その3)。 本発明の実施形態に係る制御部がRFIDに記憶された情報を読み取る制御動作中に表示部に行われる表示の一例を示す図(その4)。 本発明の実施形態に係る制御部がRFIDに記憶された情報を読み取る制御動作中に表示部に行われる表示の一例を示す図(その5)。 本発明の第2の実施形態に係るRFIDタグ情報の構成の一例を示す図。
符号の説明
1 移動通信端末装置
2 RFIDタグ
11 制御部
15 表示部
15a ピクト欄
15b 処理部表示欄
15c 処理表示欄
15d 機能表示欄
17 RFIDタグ通信部
17a アンテナ
18 RFIDタグ通信間隔記憶部
18a RFIDタグ通信間隔
18b RFIDタグ情報種別
18c 読み取り間隔
19 コンテンツ記憶部
19a コンテンツ
21 通信処理部
21a アンテナ
22 RFIDタグ情報記憶部
22a RFIDタグ情報
22b RFIDタグ識別子
22c RFIDタグ情報種別
22d コンテンツ識別子
22e 一連番号
22f 全枚数
22g コンテンツ
22h 読み取り間隔

Claims (5)

  1. 情報受信装置とRFIDタグとが電磁波を介して通信する通信システムであって、
    前記情報受信装置は、
    情報送信要求を送信して、その送信された要求に応じて前記RFIDタグから送信される
    情報の種別を含む情報を受信するRFIDタグ通信手段と、
    前記情報の種別と、その種別に対応する通信間隔とを記憶する通信間隔記憶手段と、
    前記RFIDタグ通信手段によって受信された情報の種別を検索キーに前記通信間隔記憶
    手段に記憶された通信間隔を検索し、その検索された通信間隔をおいて、前記RFIDタ
    グ通信手段を実行させるRFID通信制御手段とを有し、
    前記RFIDタグは、
    前記情報の種別を含む情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記情報送信要求に応じて前記情報記憶手段に記憶された情報を送信する情報送信手段と
    を有する
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 情報受信装置とRFIDタグとが電磁波を介して通信する通信システムであって、
    前記情報受信装置は、
    情報送信要求を送信して、その送信された要求に応じて前記RFIDタグから送信される
    通信間隔を含む情報を受信するRFIDタグ通信手段と、
    前記RFIDタグ通信手段によって受信された通信間隔をおいて、前記RFIDタグ通信
    手段を実行させるRFID通信制御手段とを有し、
    前記RFIDタグは、
    前記通信間隔を含む、情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記情報送信要求に応じて前記情報記憶手段に記憶された情報を送信する情報送信手段と
    を有する
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 情報受信装置と、情報の種別を含む情報を記憶するRFIDタグとが電磁波を介して通
    信する通信システムの情報受信装置であって、
    情報送信要求を送信して、その送信された要求に応じて前記RFIDタグから送信される
    前記情報の種別を含む情報を受信するRFIDタグ通信手段と、
    前記情報の種別と、その種別に対応する通信間隔とを記憶する通信間隔記憶手段と、
    前記RFIDタグ通信手段によって受信された情報の種別を検索キーに前記通信間隔記憶
    手段に記憶された通信間隔を検索し、その検索された通信間隔をおいて、前記RFIDタ
    グ通信手段を実行させるRFID通信制御手段とを有する
    ことを特徴とする情報受信装置。
  4. 情報受信装置と、通信間隔を含む情報を記憶するRFIDタグが電磁波を介して通信す
    る通信システムの情報受信装置であって、
    情報送信要求を送信して、その送信された要求に応じて前記RFIDタグから送信される
    前記通信間隔を含む情報を受信するRFIDタグ通信手段と、
    前記RFIDタグ通信手段によって受信された通信間隔をおいて、前記RFIDタグ通信
    手段を実行させるRFID通信制御手段とを有する
    ことを特徴とする情報受信装置。
  5. 情報送信要求を送信して、その送信された要求に応じてRFIDタグから送信される通
    信間隔を含む情報を受信して、その受信された通信間隔をおいて、前記要求を送信して前
    記情報を受信する情報受信装置と、RFIDタグとが電磁波を介して通信する通信システ
    ムのRFIDタグであって、
    前記通信間隔を含む情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記情報送信要求に応じて前記情報記憶手段に記憶された情報を送信する情報送信手段と
    を有する
    ことを特徴とするRFIDタグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008294502A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Nec Fielding Ltd アクセス制御システム

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