JP2007122205A - 解析用モデル作成支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の解析用モデルに蓄積されているノウハウを新たな解析用モデルの作成に際して広く活用できるようにする。
【解決手段】形状分割部103は、解析用モデル作成対象を複数の形状パーツに分割したり、非類似形状部と類似形状部に分割したりする。形状比較部102は、解析用モデル作成対象の形状を認識するとともに、その認識した形状を既成解析用モデルにおける形状と比較して類似解析用モデルを抽出する。自動メッシュ生成部103は、非類似形状部に解析用モデルのメッシュを自動生成して非類似形状部メッシュを生成させる。メッシュデータ適用部104は、解析用モデル作成対象などやそれらにおける類似形状部に類似解析用モデルのメッシュデータを適用する。形状結合部106は、形状パーツについて生成された形状パーツメッシュデータを結合したり、類似形状部メッシュと非類似形状部メッシュとを結合したりする。
【選択図】図1

Description

本発明は、解析用モデルの作成を支援する技術に関し、特に解析用モデルの作成に対して既成の解析用モデルの利用による支援を可能とする解析用モデル作成支援技術に関する。
解析用モデルの作成には、メッシュ(六面体メッシュや四面体メッシュなど)の形状やサイズあるいは密度などに関して多くのノウハウを必要とし、そうしたノウハウをどれだけ使いこなせるかが解析用モデルの品質を大きく左右する。このため解析用モデル作成のノウハウに十分に精通していない未熟練者にとって、品質の高い解析用モデルを効率的に作成するのは容易でない。こうしたことから、例えば特許文献1、2の例のように、解析用モデルの作成を既成の解析用モデルの利用で支援する技術が提案されている。
特許文献1の技術は、構造体形状のモーフィング方法などに関し、新型車両の解析用モデルの作成に既存車両のFEMモデルを利用できるようにすることで、新型車両の解析用モデルの作成を支援するようにしている。
特許文献2の技術は、解析モデル作成方法などに関し、既成の解析用モデルをテンプレートとして利用することで、新たな解析用モデルを効率よく作成できるように支援するようにしている。
特開2003−108609号公報 特開2003−132099号公報
新たな解析用モデルの作成に既成の解析用モデルを利用することは、解析用モデルの作成支援として有効である。しかし新規解析用モデル作成対象のモデルに対して既成解析用モデルは形状が部分的に異なっているのが通常であり、この形状が異なる部分への対応について未だ十分でない。すなわち従来では、形状の異なる部分については解析モデル用のメッシュを新たに生成させる必要があり、既成解析用モデルのメッシュデータを利用できる範囲が狭いものとなっていた。
本発明はこのような事情に着目してなされたものであり、その目的は、既成解析用モデルの利用による解析用モデルの作成支援を行えるようになっている解析用モデル作成支援システムとして、既成解析用モデルのメッシュデータの利用をより広い範囲について可能とする解析用モデル作成支援システムの提供にある。
上記目的のために本発明では、解析用モデルの作成を支援する解析用モデル作成支援システムにおいて、既成の解析用モデルを蓄積するデータベースを備えるとともに、形状分割部、形状比較部、自動メッシュ生成部、メッシュデータ適用部、および形状結合部を備えており、前記形状分割部は、解析用モデル作成対象を複数の形状パーツに分割する第1の形状分割および前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツと前記形状比較部が選出した類似解析用モデルの間で部分的に一定以上形状が異なる非類似形状部がある場合に、その非類似形状部を類似形状部から分割する第2の形状分割のいずれか一方または両方を行えるようにされ、前記形状比較部は、前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツにおける形状を認識するとともに、その認識した形状を前記データベースに蓄積の既成解析用モデルにおける形状と比較して既成解析用モデルから前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツに形状的に類似する類似解析用モデルを抽出できるようにされ、前記自動メッシュ生成部は、前記形状分割部で分割された非類似形状部に解析用モデルのためのメッシュを自動生成して非類似形状部メッシュを生成させることができるようにされ、前記メッシュデータ適用部は、前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツまたは前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツにおける前記類似形状部に前記類似解析用モデルのメッシュデータを適用できるようにされ、前記形状結合部は、前記形状パーツについて生成された形状パーツメッシュデータを結合する第1の形状結合および前記メッシュデータ適用部による前記類似解析用モデルのメッシュデータの前記類似形状部への適用で生成された類似形状部メッシュと前記非類似形状部メッシュとを結合させる第2の形状結合のいずれか一方または両方を行えるようにされていることを特徴としている。
また本発明では上記のような解析用モデル作成支援システムについて、前記形状比較部による形状認識は、前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツにおける形状上の点、前記点を結ぶ線、および前記線で囲まれる面を認識要素としてなし、前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツにおける形状と前記既成解析用モデルにおける形状の比較は、前記点、線、面を比較要素としてなすようにしている。
また本発明では上記のような解析用モデル作成支援システムについて、前記形状比較部は、類似解析用モデルの選出過程で前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツと前記データベースに蓄積の既成解析用モデルとの間での前記比較要素の対応関係を記録した位相対応表を作成し、前記メッシュデータ適用部は、前記位相対応表に基づいて前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツへの前記類似解析用モデルのメッシュデータの適用をなすようにしている。
また本発明では上記のような解析用モデル作成支援システムについて、前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツがシェルメッシュモデルである場合は、前記シェルメッシュモデルにおけるメッシュ要素の節点、要素辺から前記シェルメッシュモデルにおける形状を構成する点、線、面を求め、それらに基づいて前記形状の認識をなすようにしている。
本発明では、データベースに蓄積の既成解析用モデルから形状比較部により類似解析用モデルを抽出し、その類似解析用モデルのメッシュデータを解析用モデル作成対象に適用することにより解析用モデルの作成を支援できるようにしている。また本発明では、形状分割部を設け、解析用モデル作成対象を複数の形状パーツに分割したり、形状比較部が抽出した類似解析用モデルに対して一定以上形状が異なる非類似形状部が解析用モデル作成対象や形状パーツにある場合にその非類似形状部を類似形状部から分割したりできるようにすることで、形状パーツ単位での既成解析用モデルの利用を可能とし、また類似形状部についてはメッシュデータ適用部による類似解析用モデルのメッシュデータの適用で類似形状部メッシュを生成させる一方で、非類似形状部については解析用モデルのためのメッシュを自動メッシュ生成部で自動生成して非類似形状部メッシュを生成させることができるようにしている。
このため本発明によれば、解析用モデル作成対象に対して形状的に対応している既成解析用モデルだけでなく、解析用モデル作成対象に対して形状的に相当な差異のある既成解析用モデルについてもそれに蓄積されているノウハウを新たな解析用モデルの作成に際して広く活用できるようになり、既成解析用モデルを利用することで未熟練者でも品質の高い解析用モデルを効率的に作成することが可能とすることについて、汎用性を大幅に高めることができる。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1に一実施形態による解析用モデル作成支援システムの構成を示す。本実施形態の解析用モデル作成支援システム100は、既成解析用モデルを利用した支援を行えるようにされており、そのために、形状分割部101、形状比較部102、自動メッシュ生成部103、メッシュデータ適用部104、形状結合部105、表示部106および既成解析用モデルデータベース107を備え、さらに表示装置108を備えている。
形状分割部101は、解析用モデル作成対象(解析用モデル作成対象の形状モデル;CADモデルやシェルメッシュモデルなど)に対する形状分割処理を行う。形状分割処理には2つのタイプがある。一つは、形状比較部102による類似解析用モデルの抽出に先立って解析用モデル作成対象の形状モデルをユーザの指定に基づいて複数の形状部分(形状パーツ)に分割する事前形状分割(第1の形状分割)であり、他の一つは、解析用モデル作成対象や形状パーツに適用する類似解析用モデルの決定後に、その類似解析用モデルのメッシュデータを適用できない非類似形状部が解析用モデル作成対象や形状パーツあった場合に、その非類似形状部を他の部分(類似形状部)から分割する事後形状分割(第2の形状分割)である。なお、形状分割部101については第1、第2の両形状分割機能をともに備えさせる他に、いずれか一方だけの機能を備えさせる形態も可能である。
形状比較部102は、解析用モデル作成対象や解析用モデル作成対象を分割して得られる各形状パーツについて形状的に類似する既成解析用モデルをデータベース107から選択する。すなわち形状比較部102は、解析用モデル作成対象や形状パーツにおける特徴形状を認識し、その形状をデータベース107に蓄積の既成解析用モデルにおける形状と比較し、形状の基本部分において一定以上解析用モデル作成対象に類似する既成解析用モデルを類似解析用モデルとして選出する。また形状比較部102は、類似解析用モデルの選出過程で、解析用モデル作成対象と類似解析用モデルの間の位相関係(形状対応関係)についてのデータを位相対応表(形状対応表)として作成する。
自動メッシュ生成部103は、形状分割部101が解析用モデル作成対象や形状パーツから分割した非類似形状部に対して解析用モデルのためのメッシュを自動的に生成する処理を行う。
メッシュデータ適用部104は、類似解析用モデルのメッシュを解析用モデル作成対象や形状パーツに配置・適用して解析用モデル作成対象や形状パーツに解析モデル用のメッシュを生成する。その適用は、位相対応表をもとに行われる。
形状結合部105は、形状結合処理を行う。そのために形状結合部105は、メッシュサイズ合せなどのメッシュ調整を行うメッシュ調整部105a、形状結合の際の接合面を抽出する接合面抽出部105b、およびメッシュ接合を行うメッシュ接合部105cを含んでいる。こうした形状結合部105による形状分割処理には2つのタイプがある。一つは、解析モデル用のメッシュを生成した各形状パーツの結合処理(第1の形状結合)であり、他の一つは、メッシュデータ適用部104で類似解析用モデルのメッシュデータを適用して生成させた類似形状部メッシュと自動メッシュ生成部103でメッシュを自動生成して生成させた非類似形状部メッシュとの結合処理(第2の形状結合)である。なお、形状結合部105については第1、第2の両形状結合機能をともに備えさせる他に、いずれか一方だけの機能を備えさせる形態も可能である。
表示部106は、以上のような各機能部による処理の過程や結果、あるいはユーザによる対話的な処理のための画面を表示装置108に表示させる。したがってユーザは、表示部106が表示させる画面により形状データの読み込み、形状分割あるいは解析モデルの保存などを対話的に行うことが可能である。
図2に、解析用モデル作成支援システム100での処理におけるデータの主要な流れを示す。データベース107には、過去に作成された既成解析用モデル201が複数登録されている。入力データとして、CADモデルやCADで作成されたシェルメッシュモデルなどの解析用モデル作成対象202が与えられる。解析用モデル作成対象202は、必要に応じて形状分割部101による形状分割処理203で複数の形状パーツ204へ分割される。形状パーツへ分割された場合にはその形状パーツ204を単位として以後の処理を受け、形状パーツへの形状分割処理を行わない場合には解析用モデル作成対象202を単位として以後の処理を受ける。形状パーツ204または解析用モデル作成対象202は、形状比較部102による形状比較処理205を受ける。形状比較処理205では、形状パーツ204または解析用モデル作成対象202と既成解析用モデル201の形状比較を行って類似解析用モデル206を抽出するとともに、形状パーツ204または解析用モデル作成対象202と類似解析用モデル206の位相対応関係に関する情報として位相対応表207を作成する。
類似解析用モデル206と位相対応表207の両データはメッシュデータ適用部104に渡され、メッシュデータ生成処理208に用いられる。メッシュデータ生成処理208では、形状パーツ204や解析用モデル作成対象202に対して位相対応表207をもとに配置位置を計算して類似解析用モデル206のメッシュデータを適用することで解析用モデルのメッシュデータを生成する。なお、メッシュデータ生成処理208においては、後述のように、形状パーツや解析用モデル作成対象における非類似形状部(類似解析用モデルのメッシュデータを適用できない形状部)についての自動メッシュ生成部103による自動メッシュ生成処理も行われる。
メッシュデータ生成処理208では中間的な形状パーツメッシュデータ209が生成される場合と最終的な解析用モデル210が生成される場合がある。形状パーツメッシュデータ209が生成された場合には、それらを結合して最終的な解析用モデル210とする形状結合処理211が行われる。形状結合処理211では、メッシュ調整処理211a、接合面抽出処理211b、メッシュ接合処理211cなどが必要に応じて行われる。以上のようにして作成された解析用モデル210は、データベース107に登録される。
図3と図4に、解析用モデル作成支援システム100における処理の流れを示す。最初に、解析用モデル作成対象のデータ入力を行う(解析用モデル作成対象の入力処理301)。解析用モデル作成対象を入力したら、それ表示して形状分割の要否を判断する(形状分割の要否判断処理302)。形状分割を必要とする場合には形状分割処理303に進んで解析用モデル作成対象の形状分割を行う。形状分割処理では、分割すべき形状部分をユーザが表示画面上で指定するのを受けて形状分割部101が解析用モデル作成対象を複数の形状パーツに分割する。
次いで、形状分割形で得られた形状パーツの特徴形状を状比較部102が認識する(形状認識処理304)。解析用モデル作成対象がシェルメッシュモデルである場合つまり形状パーツがシェルメッシュモデルである場合の形状認識では、まずシェルメッシュモデルにおけるメッシュ要素の節点、要素辺からシェルメッシュモデルにおける形状を構成する点(形状点)、線(形状線;点を結ぶ線)、面(形状面;線で囲まれる面)を求め、それらに基づいて形状を認識する。
形状認識を終えたら形状比較部102は、類似解析用モデルの抽出を行う(類似解析用モデルの抽出処理305)。類似解析用モデルの抽出処理では、形状パーツの特徴形状をデータベース107に蓄積の既成解析用モデルにおける形状と比較してパターン合わせ行い、一定以上形状パーツに類似する既成解析用モデルを類似解析用モデルとして抽出する。この処理は、形状パーツと既成解析用モデルそれぞれにおける点、線、および面を比較要素として、これら比較要素の対応関係を比較することで行われ、その選出過程で、解析用モデル作成対象と類似解析用モデルの間の位相関係についての位相対応表を作成する。
類似解析用モデルを選出したらそれをユーザに提示する(類似解析用モデルの提示処理306)。抽出した類似解析用モデルが一つの形状パーツについて複数の場合には、そのなかから適用すべき類似解析用モデルをユーザが選択できるようにする(適用解析用モデルの選択処理307)。
次いで、選択された適用解析用モデルについて形状パーツとの間で非類似形状部があるか否かを判定する(非類似形状部有無の判定処理308)。この処理は、自動的な処理とすることも可能であり、またユーザとの対話的な処理とすることもできる。本実施形態ではユーザとの対話的な処理としている。非類似形状部があった場合には、その非類似形状部を形状分割部101により類似形状部から分割し(非類似形状部の分割処理309)、非類似形状部については自動メッシュ生成部103による自動メッシュの生成を行い(非類似形状部のメッシュ生成処理310)、類似形状部については適用解析用モデルのメッシュデータを適用して類似形状部メッシュの生成を行う(類似形状部メッシュデータの生成処理311)。それから類似形状部メッシュと非類似形状部メッシュを形状結合部105により結合させて形状パーツのメッシュデータを生成する(非類似部と類似部の形状結合処理312)。一方、非類似形状部がなかった場合には、選択された適用解析用モデルのメッシュデータを形状パーツに適用して形状パーツのメッシュデータを生成する(形状パーツのメッシュデータ生成処理313)。
以上の処理304〜処理313は処理303で得られた複数の形状パーツのそれぞれについて繰り返す。その結果、複数の形状パーツメッシュデータが得られるので、それらを結合して最終的な解析用モデルのメッシュデータを生成させる(形状パーツ結合処理314)。
最後に、新規の解析用モデルをデータベース107に登録する(新規解析用モデルの登録処理315)。ここで、形状結合処理314で生成されたメッシュデータに対してユーザによる対話的な加工を経て最終的な新規解析用モデルとする形態も可能である。
形状分割の要否判断処理302で形状分割を不要とした場合には、図4に示す処理に進む。形状分割が行われなかった場合には、形状比較部102が解析用モデル作成対象について特徴形状を認識する(形状認識処理302)。この処理は処理304の場合と同様に行われる。形状認識を終えたら形状比較部102は、類似解析用モデルの抽出を行う(類似解析用モデルの抽出処理402)。この処理は、処理305の場合と同様に行われる。
類似解析用モデルを抽出したらそれをユーザに提示する(類似解析用モデルの提示処理403)。抽出した類似解析用モデルが複数の場合には、そのなかから適用すべき類似解析用モデルをユーザが選択できるようにする(適用解析用モデルの選択処理404)。
次いで、選択された適用解析用モデルについて解析用モデル作成対象との間で非類似形状部があるか否かを判定する(非類似形状部有無の判定処理405)。非類似形状部があった場合には、その非類似形状部を形状分割部101により類似形状部から分割し(非類似形状部の分割処理406)、非類似形状部については自動メッシュ生成部103による自動メッシュの生成を行い(非類似形状部のメッシュ生成処理407)、類似形状部については適用解析用モデルのメッシュデータを適用して類似形状部メッシュの生成を行う(類似形状部メッシュデータの生成処理408)。それから類似形状部メッシュと非類似形状部メッシュを形状結合部105により結合させて最終的な解析用モデルのメッシュデータを生成させる(形状結合処理409)。一方、非類似形状部がなかった場合には、選択された適用解析用モデルのメッシュデータを解析用モデル作成対象に適用して最終的な解析用モデルのメッシュデータを生成させる(メッシュデータの生成処理410)。そして最後に、新規の解析用モデルをデータベース107に登録する(新規解析用モデルの登録処理411)。
以下では、上記のような解析用モデル作成支援システム100における主な処理について、より具体的に説明する。図5に、解析用モデル作成支援システム100が表示する入出力画面の例を示す。この例の入出力画面501は、処理プロセスに対応した各種ボタンが画面上方に設けられている。具体的には、形状比較部102による処理を開始させる形状比較ボタン502、形状分割部101による処理を開始させる形状分割ボタン503、メッシュデータ適用部104による処理を開始させる適用ボタン(適合ボタン)504、自動メッシュ生成部103による処理を開始させる自動メッシュ生成ボタン505、および形状結合部105による処理を開始させる形状結合ボタン506である。
まず、形状分割処理とそれに伴うに非形状類似部と形状類似部へのメッシュ生成ついて説明する。図6に、形状分割部101による形状分割処理、つまり解析用モデル作成対象を形状パーツに形状分割する処理あるいは解析用モデル作成対象や形状パーツを非形状類似部と形状類似部に形状分割する処理のアルゴリズムの例をイメージ化して示す。図の例は、形状分割対象が三角形メッシュモデルの場合について、メッシュモデル601を形状パーツ601aと601bに分割する場合である。メッシュモデル601を分割するために形状パーツ601aとなる部分と形状パーツ601bとなる部分に分離すると、それらの接合面にメッシュについての空き領域602を生じる(図6(b))。そこでこの空き領域602に三角形メッシュを生成することで、形状パーツ601a、601bを生成する。空き領域602への三角形メッシュ生成は、任意の節点と近くに存在する節点とをつなげることで空白面を埋めるようにして行う(図6(c))。
図7に示すのは、非類似形状部の有無判定で非類似形状部ありとされる場合の形状パーツまたは解析用モデル作成対象がCADモデル701として表示された入出力画面の例で、図8に示すのは、CADモデル701に対する適用解析用モデル801を提示している入出力画面の例であり、CADモデル701には類似形状部701aと非類似形状部701bがある。この画面において形状分割ボタン503を押すと形状分割部101による形状分割処理が開始される。形状分割処理の結果は、図8の例のように、非類似形状部701bを色付けするなどしてユーザに提示する。
こうして類似形状部から非類似形状部を分割したら、類似形状部には、メッシュデータ適用部104により適用解析用モデルのメッシュデータを適用し、非類似形状部には、自動メッシュ生成部103によりメッシュを自動生成させる。
図9に示すのは、類似形状部に適用解析用モデルのメッシュデータを適用する処理の際の入出力画面の例であり、解析用モデル作成対象の類似形状部901と適用解析用モデル902が並べて表示されている。この状態で適用ボタン504を押すと、類似形状部901に対して適用解析用モデル902のメッシュデータが適用される。その適用における処理については後述する。図10に、類似形状部に適用解析用モデルのメッシュデータを適用した結果である類似形状部メッシュ1001を表示する入出力画面の例を示す。
図11に示すのは、非類似形状部にメッシュを自動生成させる処理の際の入出力画面の例である。非類似形状部1101が表示された状態で自動メッシュ生成ボタン505を押すと、自動メッシュ生成部103による処理が開始される。自動メッシュ生成処理は、公知の手法で行うことができる。自動メッシュ生成処理の結果は、非類似形状部メッシュ1102として表示される。
次に、特徴形状の認識処理について説明する。図12に、特徴形状認識の対象である解析用モデル作成対象または形状パーツがCADモデルである場合の特徴形状認識処理のアルゴリズムの例をイメージ化して示す。CADモデル1201に対する形状認識は、CADモデル1201における形状を構成する点、線、面を認識要素として行う。これらの認識要素は、上述のように、解析用モデル作成対象や形状パーツと既成解析用モデルの形状比較における比較要素でもある。各認識要素つまり比較要素には適宜に要素番号が付与される。既成解析用モデルについては、予め各比較要素に要素番号が付与されたデータとしてデータベース107に登録されている。CADモデルについては、形状比較部102に要素番号付与機能を設けて、その要素番号付与機能で自動的に要素番号を付与する方式と、ユーザが手動で要素番号を付与する方式が可能である。本実施形態では自動的に要素番号を付与する方式を用いている。こうした要素番号について図12の例では、点に対して丸付の数字のように要素番号を付し、線に対してむき出し数字のように要素番号を付し、面に対して四角付の数字のように要素番号を付した例を示している。要素番号が付された各点は、CADモデルに対して設定した座標における座標値で認識される。CADモデルに対する座標の設定は、座標の原点をCADモデル中の適切な位置に置くことでなされる。このような座標の設定も要素番号の付与の場合と同様に自動と手動が可能である。要素番号が付された各線は、それぞれの始点と終点となる点で認識される。そして要素番号が付された各面は、それぞれを囲む線で認識される。
図13に示すのは、特徴形状認識の対象である解析用モデル作成対象または形状パーツがシェルメッシュモデルの場合における特徴形状認識処理のアルゴリズムの例である。シェルメッシュモデルの場合には、上述のように、まずシェルメッシュモデル1301におけるメッシュ要素の節点、要素辺からシェルメッシュモデルにおける形状を構成する点、線、面を求める。より具体的には、シェルメッシュモデルのメッシュ要素の節点、要素辺が、他の要素と隣接しているかどうか、あるいは隣接要素と接している共有面を構成する要素辺かどうかなどの判断により、形状の点、線、面を求める。点、線、面を求めたら、それらの点、線、面に基づいて特徴形状を上述のCADモデルに対する場合と同様にして認識する。
次に、類似解析用モデルの抽出処理について説明する。図14に、形状比較部102による類似解析用モデルの抽出処理のアルゴリズムをイメージ化して示す。図の左側が解析用モデル作成対象または形状パーツであり、右側は既成解析用モデルである。類似解析用モデルの選出処理では、解析用モデル作成対象や形状パーツの形状における各点、線、面に対応する点、線、面をデータベース107に蓄積の既成解析用モデルについて比較する。この比較は、CADモデルに設定の座標の原点に最も近い点を基準点1401として行う。すなわち基準点1401から順に所定の隣接方向に隣接する点を追うようにして既成解析用モデルにおける対応点を比較することで点についての比較を行い、また基準点1401を始点とし基準点1401に隣接する点1402を終点とする線1403から順に所定の隣接方向に隣接する線を追うようにして既成解析用モデルにおける対応線を比較することで線についての比較を行い、さらに線1403を含む面1404から順に所定の隣接方向に隣接する面を追うようにして既成解析用モデルにおける対応面を比較することで面についての比較を行う。
ここで、解析用モデル作成対象や形状パーツにおける面と対応関係にある既成解析用モデルにおける面が1対1の対応関係にない場合もあり得る。すなわち例えば解析用モデル作成対象におけるある面Pxに対して既成解析用モデルにおける隣り合う二つのある面px1と面px2が対応するような対応関係となる場合である。このような場合には、隣り合う面px1と面px2を合わせて面pxとし、この面pxを面Pxに対する対応面とする対応付けで比較を行うようにする。
以上のような比較を経た既成解析用モデルの解析用モデル作成対象や形状パーツに対する類似判断は、一例として、比較要素である点、線、面の座標値に基づいて行う。具体的には、点、線、面それぞれについて予め座標値の類似範囲を定めるとともに、その座標値類似範囲内にある点、線、面それぞれの比率について予め類似範囲比率を定め、これら座標値類似範囲と類似範囲比率を基準とし、それを満足させる既成解析用モデルを類似解析用モデルとして抽出する。また抽出した類似解析用モデルについては、点、線、面それぞれの座標値の近似度や座標値類似範囲内にある点、線、面それぞれの比率に応じて類似度を求めようにすることもできる。
以上の処理では抽出した類似解析用モデルについて位相対応表を作成する。図15に、位相対応表の例を示す。図の例では、比較要素である点、線、面それぞれについて位相対応表を作成してあり、点の位相対応表では、要素番号で対応付けられた各点の座標値が記録され、線の位相対応表では、要素番号で対応付けられた各線の始点と終点が各点の要素番号で記録され、面の位相対応表では、要素番号で対応付けられた各面が含む線が要素番号で記録されている。
以上のようにして類似解析用モデルを選出したら、それをユーザに提示し、適用する解析用モデルの選択をユーザに求める。ユーザによる適用すべき類似解析用モデルが適用解析用モデルとして選択されたら、その適用解析用モデルを解析用モデル作成対象に対して適用する。
以下では、適用解析用モデルの形状パーツや解析用モデル作成対象への適用処理について説明する。適用解析用モデルの適用にあたっては、まず形状パーツや解析用モデル作成対象と適用解析用モデルの間に非類似形状部があるか否かを判定する。図12のCADモデルや図13のシェルメッシュモデルのように非類似形状部がない場合には、その適用解析用モデルのメッシュデータを形状パーツや解析用モデル作成対象の全体に対して適用して形状パーツメッシュデータや新規解析用モデルのメッシュデータを生成する。
形状パーツや解析用モデル作成対象への解析用モデルの適用では、解析用モデルにおけるメッシュデータ上の節点を形状パーツや解析用モデル作成対象上に配置して埋め込む処理をまず行う。この節点埋め込み処理では、まずメッシュモデルにおける対応点上の節点を形状パーツや解析用モデル作成対象の各点上に配置する。点上への節点の配置処理を行うには、適用解析用モデルに対する形状パーツや解析用モデル作成対象の形状上の相違、つまり形状パーツや解析用モデル作成対象と適用解析用モデルの対応点の座標値の相違に応じてメッシュモデルの節点を移動させるために、節点の移動方向と移動量に関する情報が必要となる。その節点の移動方向と移動量に関する情報は、位相対応表に記録されている情報(点の座標値)に基づいて求めることができる。
次いで、メッシュモデルにおける対応線上の節点を形状パーツや解析用モデル作成対象の各線上に配置する。線上への節点の配置では、線の形状(直線、曲線)が関係する。上記のような位相対応表からは線の形状情報を得ることができない。そこで、好ましい形態では、形状パーツや解析用モデル作成対象に仮の三角形メッシュを作成し、この三角形メッシュの座標をもとに線の形状を補間し、その補間した線上にメッシュモデルの節点を配置する。また線上への節点の配置ではメッシュモデルにおける線上での各節点の位置を定める必要がある。各節点の位置は、メッシュモデルの線上における各節点の位置を当該線の両端点(始点と終点)の距離と端点(始点または終点)−節点間の距離との比に応じて定めるようにするのが好ましい例である。また線上への節点の配置処理でも、点上への節点の配置の場合と同様に、適用解析用モデルに対する形状パーツや解析用モデル作成対象の形状上の相違応じた節点の移動方向と移動量に関する情報が必要となるが、これも同様に位相対応表に記録されている情報に基づいて求めることができる。
次いで、メッシュモデルにおける対応面上の節点を形状パーツや解析用モデル作成対象の各面上に配置する。面上への節点の配置では、面を囲む線に位置が近い順で節点を配置して行く。そのためのメッシュモデルの面上での節点の位置情報は、面を囲む線上にある節点とつながっている面上の節点の位置をまず求め、それからその位置が求まった節点につながっている面上の他の節点の位置を求めるという処理を面上の全ての節点について行うことで得ることができる。面上への節点の配置における節点の移動に関する情報は、面を囲む線上にある節点の移動方向と移動量から、当該節点とつながっている節点の移動方向と移動量を加重平均でまず求め、それからその移動方向と移動量が求まった節点につながっている他の節点の移動方向と移動量を加重平均で求めるという処理を面上の全ての節点について行うことで得ることができる。
面上への節点の配置を終えたら、最後に面で囲まれる空間部分つまりボリューム部分への節点の配置を行う。ボリューム部分内への節点の配置では、ボリューム部分を囲む面に位置が近い順で節点を配置して行く。そのためのメッシュモデルのボリューム部分内での節点の位置情報は、ボリューム部分を囲む面上にある節点とつながっているボリューム部分内の節点の位置を線形補間でまず求め、それからその位置が求まった節点につながっているボリューム部分内の他の節点の位置を線形補間で求めるという処理をボリューム部分内の全ての節点について行うことで得ることができる。ボリューム部分内への節点の配置における節点の移動に関する情報は、ボリューム部分を囲む面上にある節点の移動方向と移動量から、当該節点とつながっている節点の移動方向と移動量を加重平均でまず求め、それからその移動方向と移動量が求まった節点につながっている他の節点の移動方向と移動量を加重平均で求めるという処理をボリューム部分内の全ての節点について行うことで得ることができる。
以上のようにして節点の形状パーツや解析用モデル作成対象への配置つまり適用解析用モデルのメッシュデータの形状パーツや解析用モデル作成対象への埋め込みを終了したら、その結果をユーザへ提示する。この時点では、形状パーツや解析用モデル作成対象と適用解析用モデルの形状上の相違から、解析用モデルが十分な品質になっていない場合もある。そのような場合に対応するには、ユーザによる対話的な加工処理を経て最終的な新規解析用モデルとする形態とする。
次に、形状結合処理について説明する。形状結合処理には形状パーツの結合処理と類似形状部と非類似形状部の結合処理がある。図16に示すのは、類似形状部メッシュと非類似形状部メッシュの結合処理の際の入出力画面の例である。画面の左側には入力CADモデル1601が類似形状部1601aと非類似形状部1601bに分割した状態で表示され、この状態で形状結合ボタン506を押すと、形状結合部105による類似形状部メッシュと非類似形状部メッシュの結合処理が開始され、その結果が結合メッシュ1602として表示される。
図17に、類似形状部メッシュと非類似形状部メッシュを結合する処理のアルゴリズムをイメージ化して示す。形状結合部105は、その接合面抽出部105bにより、類似形状部メッシュ1701と非類似形状部メッシュ1702それぞれの接合面1703、1704を抽出する。それから、これら接合面1703、1704について、重なる部分を検索し、重なり領域1705を設定する。次いで、メッシュ接合部105cがそれから重なり領域1705にあるメッシュ要素の対応付けを時計回りに行っていく。例えば基準となる非類似形状部メッシュのメッシュ要素0に対して、重なるべき類似形状部メッシュのメッシュ要素0の対応付けを行い、それから他のメッシュ要素1、2、3、4、5についても対応付けを順次行う。メッシュ要素の対応付けは、メッシュ要素を構成する節点1706に対応づく節点1707を検索することで行う。対応付けができたら、それに基づいて節点を移動させることでメッシュの重ね合わせ、つまり結合を行って結合メッシュ1708を生成する。
以上のような類似形状部と非類似形状部の結合処理は、形状パーツの結合処理についても同様である。ただ、形状パーツの結合の場合には、各形状パーツに適用した既存解析用モデルのメッシュデータにおけるメッシュ要素のサイズが合わない場合がある。そのような場合にはメッシュ要素サイズを合せるメッシュ調整処理を行う必要がある。図18に、メッシュ調整部105aによるメッシュ調整処理のアルゴリズムをイメージ化して示す。メッシュ接合対象面1801と1802における重なり領域1803についてメッシュ要素サイズを合わせるには、まず接合対象面1801、1802のメッシュを細分割化してメッシュ細分割化接合対象面1801a、1802aを生成させる。次いでメッシュ細分割化接合対象面1801a、1802aにおける重なり領域1804についてメッシュ要素の対応付けを上で説明したのと同様にして行い(図18の(d))、それから節点移動を行って結合させる(図18の(e))。
本発明は、既存の解析用モデルに蓄積されているノウハウを新たな解析用モデルの作成に際して広く活用することを可能とするものであり、解析分野に有用な技術として広く利用することができる。
一実施形態による解析用モデル作成支援システムの構成を示す図である。 解析用モデル作成支援システムでなされる処理におけるデータの流れを示す図である。 解析用モデル作成支援システムでなされる処理の流れの一部を示す図である。 解析用モデル作成支援システムでなされる処理の流れの他の一部を示す図である。 解析用モデル作成支援システムが表示する入出力画面の例を示す図である。 形状分割処理のアルゴリズムの例をイメージ化して示す図である。 非類似形状部があるCADモデルの入力例の入出力画面を示す図である。 入力CADモデルに対し類似解析用モデルを提示する入出力画面の例を示す図である。 類似形状部に適用解析用モデルのメッシュデータを適用する処理の際の入出力画面の例を示す図である。 類似形状部に適用解析用モデルのメッシュデータを適用した類似形状部メッシュを表示する入出力画面の例を示す図である。 非類似形状部にメッシュを自動生成させる処理の際の入出力画面の例を示す図である。 CADモデルから特徴形状を認識する処理のアルゴリズムの例をイメージ化して示す図である。 シェルメッシュモデルから特徴形状を認識する処理のアルゴリズムの例をイメージ化して示す図である。 類似解析用モデル選出処理のアルゴリズムをイメージ化して示す図である。 位相対応表の例を示す図である。 類似形状部メッシュと非類似形状部メッシュの結合処理の際の入出力画面の例を示す図である。 形状結合処理のアルゴリズムをイメージ化して示す図である。 メッシュ調整処理のアルゴリズムをイメージ化して示す図である。
符号の説明
101 形状分割部
102 形状比較部
103 自動メッシュ生成部
104 メッシュデータ適用部
105 形状結合部
107 データベース

Claims (4)

  1. 解析用モデルの作成を支援する解析用モデル作成支援システムにおいて、
    既成の解析用モデルを蓄積するデータベースを備えるとともに、形状分割部、形状比較部、自動メッシュ生成部、メッシュデータ適用部、および形状結合部を備えており、前記形状分割部は、解析用モデル作成対象を複数の形状パーツに分割する第1の形状分割および前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツと前記形状比較部が選出した類似解析用モデルの間で部分的に一定以上形状が異なる非類似形状部がある場合に、その非類似形状部を類似形状部から分割する第2の形状分割のいずれか一方または両方を行えるようにされ、前記形状比較部は、前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツにおける形状を認識するとともに、その認識した形状を前記データベースに蓄積の既成解析用モデルにおける形状と比較して既成解析用モデルから前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツに形状的に類似する類似解析用モデルを抽出できるようにされ、前記自動メッシュ生成部は、前記形状分割部で分割された非類似形状部に解析用モデルのためのメッシュを自動生成して非類似形状部メッシュを生成させることができるようにされ、前記メッシュデータ適用部は、前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツまたは前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツにおける前記類似形状部に前記類似解析用モデルのメッシュデータを適用できるようにされ、前記形状結合部は、前記形状パーツについて生成された形状パーツメッシュデータを結合する第1の形状結合および前記メッシュデータ適用部による前記類似解析用モデルのメッシュデータの前記類似形状部への適用で生成された類似形状部メッシュと前記非類似形状部メッシュとを結合させる第2の形状結合のいずれか一方または両方を行えるようにされていることを特徴とする解析用モデル作成支援システム。
  2. 前記形状比較部による形状認識は、前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツにおける形状上の点、前記点を結ぶ線、および前記線で囲まれる面を認識要素としてなし、前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツにおける形状と前記既成解析用モデルにおける形状の比較は、前記点、線、面を比較要素としてなすようにされている請求項1に記載の解析用モデル作成支援システム。
  3. 前記形状比較部は、類似解析用モデルの選出過程で前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツと前記データベースに蓄積の既成解析用モデルとの間での前記比較要素の対応関係を記録した位相対応表を作成し、前記メッシュデータ適用部は、前記位相対応表に基づいて前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツへの前記類似解析用モデルのメッシュデータの適用をなすようにされている請求項1または請求項2に記載の解析用モデル作成支援システム。
  4. 前記解析用モデル作成対象や前記形状パーツがシェルメッシュモデルである場合は、前記シェルメッシュモデルにおけるメッシュ要素の節点、要素辺から前記シェルメッシュモデルにおける形状を構成する点、線、面を求め、それらに基づいて前記形状の認識をなすようにされている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の解析用モデル作成支援システム。
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