JP2007121889A - 画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 - Google Patents
画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007121889A JP2007121889A JP2005316815A JP2005316815A JP2007121889A JP 2007121889 A JP2007121889 A JP 2007121889A JP 2005316815 A JP2005316815 A JP 2005316815A JP 2005316815 A JP2005316815 A JP 2005316815A JP 2007121889 A JP2007121889 A JP 2007121889A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- node
- switch
- transistor
- potential
- pixel circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 17
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 37
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 30
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 13
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 13
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 13
- 230000005669 field effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 21
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 8
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 4
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 2
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 2
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005401 electroluminescence Methods 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 238000005224 laser annealing Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 description 1
- 230000036962 time dependent Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
Abstract
【解決手段】駆動用のTFT41と、所定のしきい値を有するTFT46と、第1のノードND41と第3のノードND43との間に接続されたTFT43(第1のスイッチ)と、データ線DTL41と第2のノードND42との間に接続されたTFT44(第2のスイッチ)と、TFT46に接続されたTFT45(第3のスイッチ)とを有し、データ線DTL41と第2のノードND42との間に、TFT45,46が直列に接続され、第1の基準電位Vccと第2の基準電位Vssとの間に、第3のノードND43、TFT41、および発光素子48が直列に接続されている。
【選択図】図8
Description
これは有機ELディスプレイなどにおいても同様であるが、有機ELディスプレイは各画素回路に発光素子を有する、いわゆる自発光型のディスプレイであり、液晶ディスプレイに比べて画像の視認性が高い、バックライトが不要、応答速度が速い、等の利点を有する。
また、各発光素子の輝度はそれに流れる電流値によって制御することによって発色の階調を得る、すなわち発光素子が電流制御型であるという点で液晶ディスプレイなどとは大きく異なる。
図1の画素回路は、多数提案されている回路のうちで最も単純な回路構成であり、いわゆる2トランジスタ駆動方式の回路である。
有機EL素子は多くの場合整流性があるため、OLED(Organic Light Emitting Diode)と呼ばれることがあり、図1その他では発光素子としてダイオードの記号を用いているが、以下の説明においてOLEDには必ずしも整流性を要求するものではない。
図1ではTFT11のソースが電源電位Vccに接続され、発光素子13のカソード(陰極)は接地電位GNDに接続されている。図1の画素回路10の動作は以下の通りである。
走査線SCNLを選択状態(ここでは低レベル)とし、データ線DTLに書き込み電位Vdataを印加すると、TFT12が導通してキャパシタC11が充電または放電され、TFT11のゲート電位はVdataとなる。
走査線を非選択状態(ここでは高レベル)とすると、データ線DTLとTFT11とは電気的に切り離されるが、TFT11のゲート電位はキャパシタC11によって安定に保持される。
TFT11および発光素子13に流れる電流は、TFT11のゲート・ソース間電圧Vgsに応じた値となり、発光素子13はその電流値に応じた輝度で発光し続ける。
上記ステップST1のように、走査線SCNLを選択してデータ線に与えられた輝度情報を画素内部に伝える操作を、以下「書き込み」と呼ぶ。
上述のように、図1の画素回路10では、一度Vdataの書き込みを行えば、次に書き換えられるまでの間、発光素子13は一定の輝度で発光を継続する。
また、図4は、有機EL素子の電流−輝度(I−L)特性を示す図である。
図4に示すように、有機EL素子における電流と輝度の関係は比例関係にあるため、図3の縦軸は、電流または輝度を示す。すなわち、図3の横軸は電圧Voledを示し、縦軸は電流Ioledまたは輝度Lを示す。また、図4の横軸は電流Ioledを示し、縦軸は輝度Lを示している。
しかしながら、図1の2トランジスタ駆動は定電流駆動のために有機EL素子には上述したように定電流が流れ続け、有機EL素子のV−I特性が劣化してもその発光輝度は経時劣化することはない。
このソースフォロワー回路においては、図3に示す電圧Voledを制御することで、輝度Lを制御する。
このTFT21は飽和領域で駆動されるので、動作点のソース電圧に対したVgsに関して上記式1に示した方程式の電流値の電流Idsを流す。
ところが、TFTは特性のばらつきが大きいことが良く知られている。特に、比較的大型のガラス基板上にポリシリコンTFTを形成する場合には、ガラス基板の熱変形等の問題を避けるため、通常、アモルファスシリコン膜の形成後、レーザアニール法によって結晶化が行われる。しかし、大きなガラス基板に均一にレーザエネルギーを照射することは難しく、ポリシリコンの結晶化の状態が基板内の場所によってばらつきを生ずることが避けられない。
この結果、同一基板上に形成したTFTでも、そのVth(しきい値)が画素によって数百mV、場合によっては1V以上ばらつくこともまれではない。
この画素回路は、すべての画素に配置されることから、しきい値Vthのばらつきがあると、たとえば異なる画素に対して同じ電位Vdataを書き込んでも、画素によってTFT21のしきい値Vthがばらつく。その結果、発光素子23に流れる電流Idsは画素毎に大きくばらついて全く所望の値からはずれる結果となり、表示が不均一になり、そのばらつき分布によってスジやムラとして見えてしまい、ディスプレイとして高い画質を期待することはできない。
この画素回路30は、図7に示すように、nチャネルTFT31〜TFT35、キャパシタC31,C32、有機EL素子(OLED)により形成された発光素子36、およびノードND31を有する。
また、図7において、DTL31はデータ線を、SCNL31は走査線を、AZL31はオートゼロ線を、DRVL31は駆動線をそれぞれ示している。
この画素回路30の動作について説明する。
まず、駆動線DRVL31、オートゼロ線AZL31を高レベルとし、TFT32、TFT33、TFT35を導通状態とする。このとき、TFT31のゲート電位Vg31 はTFT35によって、プリチャージ電位Vpcとなる。Vpcを十分高い電位とすればTFT31が導通状態となり、TFT31および発光素子(OLED)36に電流が流れる。
次に、駆動線DRVL31を低レベルとし、TFT32を非導通状態とする。TFT31に流れる電流が遮断されるため、TFT31のソース電位は上昇するが、その電位が(Vpc-Vth)まで上昇した時点でTFT31は非導通状態となって電位が安定する。
このとき、キャパシタC31の入力側電位VC31 は、TFT33が導通状態にあるため、図13(E)に示すように、やはり(Vpc-Vth)である。ここでVthは、TFT31のしきい値である。
次に、オートゼロ線AZL31を低レベルとしてTFT33およびTFT35を非導通状態とする。キャパシタC31の入力側ノードND31の電位VC31 は、(Vpc-Vth)であり、TFT31のゲート電位Vg31 は、Vpcである。すなわち、キャパシタC31の端子間の電位差はVthとなる。
走査線SCNL31を高レベルとしてTFT34を導通状態とし、データ線DTL31から輝度データに応じた電位VdataをキャパシタC31の入力側ノードND31に与える。キャパシタC31の端子間の電位差はVthのまま保持されるので、TFT31のゲート電位Vg31は、(Vdata+Vth)となる。
走査線SCNL31を低レベルとしてTFT34を非導通状態とし、駆動線DRVL31を高レベルとしてTFT32を導通状態とすると、TFT31および発光素子(OLED)36に電流が流れ、発光素子36が発光を開始する。
Ioled=μCoxW/L/2(Vgs−Vth)2
=μCoxW/L/2(VDD−Vs−Vth)2
=μCoxW/L/2(Vdata+Vth−Vs−Vth)2
=μCoxW/L/2(Vdata−Vs)2
…(1)
(1)式によれば、発光素子(OLED)36に流れる電流IoledはTFT31のしきい値Vthによらず、外部から与えられるVdataによって制御される。
言い換えれば、図7の画素回路30を用いれば、画素毎にばらつくVthの影響を受けず、電流の均一性、ひいては輝度の均一性が比較的高い表示装置を実現することができる。これは、TFT41がリニア領域で動作する場合においても同様である。
理想的には、これに伴い、TFT31のゲートが接続されたノードND32も同じ電位差分だけ変化し、しきい値Vthを保つことになる。
しかしながら、実際にはノードND32には寄生容量が存在することから、いわゆるゲイン効果のために、駆動時にはしきい値がずれてしまう。
このしきい値のずれは、しきい値キャンセル時と駆動時のノードND31の電位の差があるほど大きくなる。
このため、高品位な画像を表示する表示装置を提供することができる。
図8は、アクティブマトリクス型画像表示装置に適用可能な本発明の第1の実施形態に係る画素回路を示す回路図である。
また、図8において、DTL41はデータ線を、SCNL41は走査線を、AZL41はオートゼロ線を、DRVL41は駆動線を、INTL41は初期化線をそれぞれ示している。
これらの構成要素のうち、TFT41が第1のトランジスタを構成し、TFT46が第2のトランジスタを構成し、本発明の実施形態に係る電界効果トランジスタを構成している。
TFT42が第5のスイッチ、TFT43が第1のスイッチ、TFT44が第2のスイッチ、TFT45が第3のスイッチ、TFT47が第4のスイッチを形成している。
また、電源電圧Vccの供給ライン(電源電位)が第1の基準電位に相当し、接地電位GNDが第2の基準電位Vssに相当している。
TFT41のソースが発光素子48のアノード側が接続されているノードND43に接続され、発光素子48のカソード側が第2の基準電位Vss(本実施形態では、接地電位GND)に接続されている。そして、TFT42のゲートが駆動線DRVL41に接続されている。
また、TFT41のソースとノードND41にTFT43のソース・ドレインがそれぞれ接続されている。そして、TFT43のゲートがオートゼロ線AZL41に接続されている。
データ線DTL41とノードND41に第4のスイッチとしてのTFT44のソース・ドレインがそれぞれ接続されている。そして、TFT44のゲートが走査線SCNL41に接続されている。
TFT46のソースと所定の電位(プリチャージ電位)Vpc、本実施形態においてはデータ線DTL41との間に、TFT45がソース・ドレインがそれぞれ接続されている。そして、TFT45のゲートがオートゼロ線AZL41に接続されている。
TFT46のゲートおよびドレインは、TFT41のゲートが接続されているノードND42に接続されている。
TFT47のソースが第1の基準電位(本実施形態では電源電位Vcc)に接続され、ドレインがノードND42、並びに、TFT46のゲートおよびドレインに接続されている。そして、TFT47のゲートが初期化線INTL41に接続されている。
キャパシタC41の第1電極がノードND41に接続され、第2電極がノードND42(TFT41のゲート)に接続されている。
キャパシタC42の第1電極がノードND41に接続され、第2電極が接地電位GNDに接続されている。キャパシタC42の第2電極は電源電圧Vccの供給ラインでに接続されても良い。
この画素回路40の動作について、図9(A)〜(F)に示すタイミングチャートを参照しながら以下に説明する。
図9(A)〜(F)に示すように、駆動線DRVL41、オートゼロ線AZL41、走査線SCNL41を低レベル、初期化線INTL41を低レベルとして、TFT42、TFT43、TFT44、TFT45を非導通状態とし、TFT47を導通状態とする。これにより、TFT41のゲート電位Vg41(ノードND42の電位)はTFT46によって、図9(F)に示すように、電源電圧Vccとなり、ノードND41が初期化される。
図9(D)に示すように、初期化線INTL41を高レベルとしてTFT46を非導通駆とし、図9(A),(C),(E)に示すように、動線DRVL41、オートゼロ線AZL41を高レベルとし、TFT42、TFT43、TFT45を導通状態とする。このとき、TFT41のゲート電位Vg41 はTFT45、TFT46によって、データ線DTL41の信号電位VinにTFT46のしきい値Vth46を含んだ電位となる。たとえばその電位を十分高い電位とすればTFT41が導通状態となり、TFT41および発光素子(OLED)46に電流が流れる。
なお、TFT46のしきい値Vth46は、ドライブトランジスタであるTFT41と隣接していることからトランジスタ特性は大きく異なることはないことから、TFT46のしきい値Vth46とTFT41のしきい値Vth41は、Vth46≒Vth41であると考えることができる。
図9(E)に示すように、駆動線DRVL41を低レベルとし、TFT42を非導通状態とする。TFT41に流れる電流が遮断されるため、TFT41のソース電位は上昇するが、その電位が(Vin-Vth)まで上昇した時点でTFT41は非導通状態となって電位が安定する。
このとき、キャパシタC41の入力側電位VC41 は、TFT43が導通状態にあるため、図9(F)に示すように、やはり(Vin-Vth)である。ここでVthは、TFT41のしきい値である。
図9(A)、(C)に示すように、オートゼロ線AZL41を低レベルとしてTFT43およびTFT45を非導通状態とする。キャパシタC41の入力側ノードND41の電位VC41 は、(Vin-Vth)であり、TFT41のゲート電位Vg41 は、Vinである。すなわち、キャパシタC41の端子間の電位差はVthとなる。
図9(B)に示すように、走査線SCNL41を高レベルとしてTFT44を導通状態とし、データ線DTL41から輝度データに応じた電位VdataをキャパシタC41の入力側ノードND41に与える。キャパシタC41の端子間の電位差はVthのまま保持されるので、TFT41のゲート電位Vg41は、(Vin + Vth)となる。
図9(B),(E)に示すように、走査線SCNL41を低レベルとしてTFT44を非導通状態とし、駆動線DRVL41を高レベルとしてTFT42を導通状態とすると、TFT41および発光素子(OLED)48に電流が流れ、OLEDが発光を開始する。
したがって、発光素子(OLED)48に流れる電流IoledはTFT41のしきい値Vthによらず、外部から与えられるVinによって制御される。
言い換えれば、図9の画素回路40を用いれば、画素毎にばらつくVthの影響を受けず、電流の均一性、ひいては輝度の均一性が比較的高い表示装置を実現することができる。これは、TFT41がリニア領域で動作する場合においても同様である。
以上説明したように、本発明によれば、画素毎にばらつく駆動トランジスタのしきい値によらず、電気光学素子に電流を供給することができる。
このため、高品位な画像を表示する表示装置を提供することができる。
また、各スイッチングトランジスタのタイミングの設定によって非発光期間に画素内に流れる電流値を小さくすることができ低消費電力を実現することができる。
また、EL発光素子のV−I特性が経時変化しても、輝度劣化の無いソースフォロワー出力が行える。
nチャネルトランジスタのソースフォロワー回路が可能となり、現状のアノード・カソード電極を用いたままで、nチャネルトランジスタをEL発光素子の駆動素子として用いることができる。
また、nチャネルのみで画素回路のトランジスタを構成することができ、TFT作成においてa−Siプロセスを用いることができるようになる。これにより、TFT基板の低コスト化が可能となる。
また、TFT47には、PMOSを適用しているが、これも単なるスイッチであることからNMOSで構成するとも可能である。但し、NMOSを用いた場合、しきい値Vth分の電圧降下を抑止するために、初期化線INTL41の電位をVcc+Vthまたはそれ以上に設定することが望ましい。
図10は、アクティブマトリクス型画像表示装置に適用可能な本発明の第2の実施形態に係る画素回路を示す回路図である。
電流源49は、たとえば図10に示すように、ソースとドレインがノードND43と接地電位GNDとにそれぞれ接続され、信号Vsubがゲートに供給されるnチャネルのTFT50に構成される。
したがって、図8の回路構成では、原理的に黒表示時の信号電位では発光素子48に電流がながれないため、厳密にいうとしきい値キャンセルができないことになる。
有機EL発光素子48は、図3に示すような電圧−電流特性を持っている。有機EL発光素子48は、そのしきい値Vth oled以上の電位差を発光素子48に与えると電流が流れ、発光することになる。そして、電流値を制御することで、階調表示が可能となる。
黒表示時は、有機EL発光素子48に電流を流さないということを意味することから、信号電位VinがOLEDしきい値Vth oled以下である必要がある。
本第2の実施形態においては、黒表示の場合でもTFT41のしきい値キャンセルを行うために電流量補完用電流源49を設けている。
このように、電流源49を配置することによって、黒表示時のしきい値キャンセルが可能となっている。
図11は、アクティブマトリクス型画像表示装置に適用可能な本発明の第3の実施形態に係る画素回路を示す回路図である。
図12は、アクティブマトリクス型画像表示装置に適用可能な本発明の第4の実施形態に係る画素回路を示す回路図である。
図13(A)〜(G)は図12の画素回路のタイミングチャートである。
省略する。
このカップリングが入ることで動作上の支障をきたすことはないが、このカップリングによる異常発光を考えておく必要がある。
これを回避するためには、TFT44がオンし、ノードND41に信号電位Vinが供給されている状態でVss2からVssに戻す、またはキャパシタc42を電源電位VccとノードND41との間に接続する等の対策を要する。
カップリングによりノードND41の電位が持ち上がり、それとともに、ノードND42の電位も持ち上がる。これにより、有機EL発光素子48にかかる電位差も高くなる(異常発光)。
しかし、ノードND41に信号電位Vinを書き込むことで狙いの電位に戻るので、発光を制御する上では問題ない。
図12のタイミングチャートでは、VSSPを受けるタイミングとTFT44がオンするタイミングが同時であるため、この異常発光の影響はほとんどなく、問題とならない。
本第5の実施形態では、図8、図10、および図12の画素回路を適用可能なアクティブマトリクス型画像表示装置の構成例について説明する。
この画素回路40のマトリクス配列に対して、データ線駆動回路(DTLDRV)101により駆動されるm列分のデータ線DTL101−1〜DTL101−nが画素列毎に配線されている。
また、走査線駆動回路、オートゼロ線駆動回路、および駆動線駆動回路を含むゲート駆動回路(GTDRV)102により駆動される複数系統(本実施形態では3系統)の走査線SCNL101−1,オートゼロ線AZL101−1,駆動線DLVL101−1、・・・、走査線SCNL101−m、オートゼロ線AZL101−m,駆動線DLVL101−mが画素行毎にそれぞれ配線されている。
本第6の実施形態では、図11の画素回路を適用可能なアクティブマトリクス型画像表示装置の構成例について説明する。
この画素回路40のマトリクス配列に対して、データ線駆動回路(DTLDRV)101により駆動されるm列分のデータ線DTL101−1〜DTL101−nが画素列毎に配線されている。
また、走査線駆動回路、オートゼロ線駆動回路、および駆動線駆動回路を含むゲート駆動回路(GTDRV)102により駆動される複数系統(本実施形態では3系統)の走査線SCNL101−1,オートゼロ線AZL101−1,駆動線DLVL101−1、・・・、走査線SCNL101−m、オートゼロ線AZL101−m,駆動線DLVL101−mが画素行毎にそれぞれ配線されている。
さらに、定電流源(ISRC)103により各画素列ごとに配列された電流供給線IREFL101−1〜101−nに電流IREFが供給される。
Claims (12)
- 流れる電流によって輝度が変化する電気光学素子と、
輝度情報に応じたデータ信号が供給されるデータ線と、
第1、第2、および第3のノードと、
第1および第2の基準電位と、
上記第1のノードと上記第2のノードとの間に接続された結合容量素子と、
第1端子と第2端子間で電流供給ラインを形成し、上記第2のノードに接続された制御端子の電位に応じて上記電流供給ラインを流れる電流を制御する、所定のしきい値を有する駆動用の第1のトランジスタと、
所定のしきい値を有する第2のトランジスタと、
上記第1のノードと上記第3のノードとの間に接続された第1のスイッチと、
上記データ線と上記第1のノードとの間に接続された第2のスイッチと、
上記第2のトランジスタに接続された第3のスイッチと、を有し、
上記データ線と上記第2のノードとの間に、上記第3のスイッチと上記第2のトランジスタが直列に接続され、
上記第1の基準電位と第2の基準電位との間に、上記第3のノード、上記第1のトランジスタの電流供給ライン、および上記電気光学素子が直列に接続されている
画素回路。 - 上記駆動トランジスタが電界効果トランジスタであり、ソースが上記第3のノードに接続されている
請求項1記載の画素回路。 - 少なくとも、上記第1および第3のスイッチが導通状態のときに、上記第3のノードに電流を供給可能な電流源を有する
請求項1記載の画素回路。 - 上記発光素子のカソード側が上記第2の基準電位側に接続され、
少なくとも、上記第1および第3のスイッチが導通状態のときに、上記第2の基準電位がより低い電位に設定される
請求項1記載の画素回路。 - 上記電気光学素子を駆動する場合、
第1ステージとして、上記第2のスイッチが非導通状態を保持した状態で、上記第1および第3のスイッチを導通状態に保持して、上記第1のノードと上記第3のノードとを電気的に接続し、上記第2のノードに上記第3のスイッチを通して、データ線の信号電位を上記第2のトランジスタのしきい値を含む電位を供給し、
第2ステージとして、上記第1のスイッチおよび上記第3のスイッチを非導通状態に保持した後、上記第2のスイッチを導通状態に保持して上記データ線を伝播されるデータを上記第1のノードに入力し、
第3ステージとして、上記第2のスイッチを非導通状態に保持する
請求項1記載の画素回路。 - 流れる電流によって輝度が変化する電気光学素子と、
輝度情報に応じたデータ信号が供給されるデータ線と、
第1、第2、および第3のノードと、
第1および第2の基準電位と、
上記第1のノードと上記第2のノードとの間に接続された結合容量素子と、
第1端子と第2端子間で電流供給ラインを形成し、上記第2のノードに接続された制御端子の電位に応じて上記電流供給ラインを流れる電流を制御する、所定のしきい値を有する駆動用の第1のトランジスタと、
所定のしきい値を有する第2のトランジスタと、
上記第1のノードと上記第3のノードとの間に接続された第1のスイッチと、
上記データ線と上記第1のノードとの間に接続された第2のスイッチと、
上記第2のトランジスタに接続された第3のスイッチと、
上記第2のノードと所定電位との間に接続された第4のスイッチと、
第5のスイッチと、を有し、
上記データ線と上記第2のノードとの間に、上記第3のスイッチと上記第2のトランジスタが直列に接続され、
上記第1の基準電位と第2の基準電位との間に、上記第5のスイッチ、上記第3のノード、上記第1のトランジスタの電流供給ライン、および上記電気光学素子が直列に接続されている
画素回路。 - 上記駆動トランジスタが電界効果トランジスタであり、ソースが上記第3のノードに接続されている
請求項6記載の画素回路。 - 少なくとも、上記第1および第3のスイッチが導通状態のときに、上記第3のノードに電流を供給可能な電流源を有する
請求項6記載の画素回路。 - 上記発光素子のカソード側が上記第2の基準電位側に接続され、
少なくとも、上記第1および第3のスイッチが導通状態のときに、上記第2の基準電位がより低い電位に設定される
請求項6記載の画素回路。 - 上記電気光学素子を駆動する場合、
第1ステージとして、第1、第2、第3、および第5のスイッチが非導通状態で、上記第4のスイッチを導通状態として、上記第2のノードを所定電位に接続し、
第2ステージとして、上記第4のスイッチを非導通状態とした後、上記第2のスイッチが非導通状態を保持した状態で、上記第1、第3、および第5のスイッチを導通状態に保持し、上記第1のノードと上記第3のノードとを電気的に接続し、上記第2のノードに上記第3のスイッチを通して、データ線の信号電位を上記第2のトランジスタのしきい値を含む電位を供給し、
第4ステージとして、上記第1、第3、および第5のスイッチを非導通状態に保持した後、上記第2のスイッチを導通状態に保持して上記データ線を伝播されるデータを上記第1のノードに入力し、
第5ステージとして、上記第2のスイッチを非導通状態に保持した後、上記第5のスイッチを導通状態とする
請求項6記載の画素回路。 - マトリクス状に複数配列された画素回路と、
上記画素回路のマトリクス配列に対して列毎に配線され、輝度情報に応じたデータ信号が供給されるデータ線と、
第1および第2の基準電位と、を有し、
上記画素回路は、
流れる電流によって輝度が変化する電気光学素子と、
第1、第2、および第3のノードと、
第1および第2の基準電位と、
上記第1のノードと上記第2のノードとの間に接続された結合容量素子と、
第1端子と第2端子間で電流供給ラインを形成し、上記第2のノードに接続された制御端子の電位に応じて上記電流供給ラインを流れる電流を制御する、所定のしきい値を有する駆動用の第1のトランジスタと、
所定のしきい値を有する第2のトランジスタと、
上記第1のノードと上記第3のノードとの間に接続された第1のスイッチと、
上記データ線と上記第1のノードとの間に接続された第2のスイッチと、
上記第2のトランジスタに接続された第3のスイッチと、
上記第2のノードと所定電位との間に接続された第4のスイッチと、
第5のスイッチと、を有し、
上記データ線と上記第2のノードとの間に、上記第3のスイッチと上記第2のトランジスタが直列に接続され、
上記第1の基準電位と第2の基準電位との間に、上記第5のスイッチ、上記第3のノード、上記第1のトランジスタの電流供給ライン、および上記電気光学素子が直列に接続されている
表示装置。 - 流れる電流によって輝度が変化する電気光学素子と、
輝度情報に応じたデータ信号が供給されるデータ線と、
第1、第2、および第3のノードと、
第1および第2の基準電位と、
上記第1のノードと上記第2のノードとの間に接続された結合容量素子と、
第1端子と第2端子間で電流供給ラインを形成し、上記第2のノードに接続された制御端子の電位に応じて上記電流供給ラインを流れる電流を制御する、所定のしきい値を有する駆動用の第1のトランジスタと、
所定のしきい値を有する第2のトランジスタと、
上記第1のノードと上記第3のノードとの間に接続された第1のスイッチと、
上記データ線と上記第1のノードとの間に接続された第2のスイッチと、
上記第2のトランジスタに接続された第3のスイッチと、
上記第2のノードと所定電位との間に接続された第4のスイッチと、
第5のスイッチと、を有し、
上記データ線と上記第2のノードとの間に、上記第3のスイッチと上記第2のトランジスタが直列に接続され、
上記第1の基準電位と第2の基準電位との間に、上記第5のスイッチ、上記第3のノード、上記第1のトランジスタの電流供給ライン、および上記電気光学素子が直列に接続されている画素回路の駆動方法であって、
第1、第2、第3、および第5のスイッチが非導通状態で、上記第4のスイッチを導通状態として、上記第2のノードを所定電位に接続し、
上記第4のスイッチを非導通状態とした後、上記第2のスイッチが非導通状態を保持した状態で、上記第1、第3、および第5のスイッチを導通状態に保持し、上記第1のノードと上記第3のノードとを電気的に接続し、上記第2のノードに上記第3のスイッチを通して、データ線の信号電位を上記第2のトランジスタのしきい値を含む電位を供給し、
上記第1、第3、および第5のスイッチを非導通状態に保持した後、上記第2のスイッチを導通状態に保持して上記データ線を伝播されるデータを上記第1のノードに入力し、
上記第2のスイッチを非導通状態に保持した後、上記第5のスイッチを導通状態とする
画素回路の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316815A JP2007121889A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316815A JP2007121889A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007121889A true JP2007121889A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38145775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005316815A Pending JP2007121889A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007121889A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007187705A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Seiko Epson Corp | 電子回路、その駆動方法、電子装置および電子機器 |
JP2009025821A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Seoul National Univ Industry Foundation | 有機電界発光表示装置 |
JP2009134110A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Kyocera Corp | 画像表示装置 |
CN102446489A (zh) * | 2011-12-23 | 2012-05-09 | 深圳丹邦投资集团有限公司 | 一种像素电路及其驱动方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08234683A (ja) * | 1994-12-14 | 1996-09-13 | Eastman Kodak Co | 有機エレクトロルミネセンス媒体を用いたtft−el表示パネル |
JP2004246204A (ja) * | 2003-02-14 | 2004-09-02 | Sony Corp | 画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 |
-
2005
- 2005-10-31 JP JP2005316815A patent/JP2007121889A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08234683A (ja) * | 1994-12-14 | 1996-09-13 | Eastman Kodak Co | 有機エレクトロルミネセンス媒体を用いたtft−el表示パネル |
JP2004246204A (ja) * | 2003-02-14 | 2004-09-02 | Sony Corp | 画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007187705A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Seiko Epson Corp | 電子回路、その駆動方法、電子装置および電子機器 |
JP2009025821A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Seoul National Univ Industry Foundation | 有機電界発光表示装置 |
US8149187B2 (en) | 2007-07-23 | 2012-04-03 | Seoul National University Industry Foundation | Organic light emitting display |
JP2009134110A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Kyocera Corp | 画像表示装置 |
CN102446489A (zh) * | 2011-12-23 | 2012-05-09 | 深圳丹邦投资集团有限公司 | 一种像素电路及其驱动方法 |
CN102446489B (zh) * | 2011-12-23 | 2013-08-21 | 深圳丹邦投资集团有限公司 | 一种像素电路及其驱动方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3901105B2 (ja) | 画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 | |
US10607542B2 (en) | Pixel circuit, pixel, and AMOLED display device comprising pixel and driving method thereof | |
JP4131227B2 (ja) | 画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 | |
EP3200178B1 (en) | Pixel driver circuit, method, display panel, and display device | |
JP4049018B2 (ja) | 画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 | |
US8913090B2 (en) | Pixel circuit, organic electro-luminescent display apparatus, and method of driving the same | |
US8552943B2 (en) | Pixel circuit including N-type transistors and organic electroluminescent display apparatus using the same | |
US7446740B2 (en) | Image display device and driving method thereof | |
US7408533B2 (en) | Light emitting display and driving method thereof | |
US20110063197A1 (en) | Pixel circuit and organic light emitting display apparatus including the same | |
US20160358547A1 (en) | Pixel circuit, pixel, amoled display device comprising same and driving method thereof | |
JP4974471B2 (ja) | 有機el画素回路およびその駆動方法 | |
JP5151172B2 (ja) | 画素回路および表示装置 | |
US7489290B2 (en) | Light emitting display device and driving method thereof | |
KR20140126110A (ko) | 유기전계발광 표시장치 및 그의 구동방법 | |
JP2006317696A (ja) | 画素回路および表示装置、並びに画素回路の制御方法 | |
WO2019186764A1 (ja) | 表示装置およびその駆動方法 | |
JP4182919B2 (ja) | 画素回路および表示装置 | |
JP2006243525A (ja) | 表示装置 | |
JP4999281B2 (ja) | 有機el画素回路 | |
JP5121124B2 (ja) | 有機el画素回路 | |
JP2007121889A (ja) | 画素回路、表示装置、および画素回路の駆動方法 | |
JP2005215102A (ja) | 画素回路、表示装置およびその駆動方法 | |
JP2008158303A (ja) | 表示装置 | |
JP2005202070A (ja) | 表示装置、および画素回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110524 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111025 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120403 |