JP2007121769A - プログラマブル表示器、印刷データ処理方法およびその方法をプログラマブル表示器に実行させるプログラム - Google Patents

プログラマブル表示器、印刷データ処理方法およびその方法をプログラマブル表示器に実行させるプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007121769A
JP2007121769A JP2005315098A JP2005315098A JP2007121769A JP 2007121769 A JP2007121769 A JP 2007121769A JP 2005315098 A JP2005315098 A JP 2005315098A JP 2005315098 A JP2005315098 A JP 2005315098A JP 2007121769 A JP2007121769 A JP 2007121769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
display
kanji
print
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005315098A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kamioka
尊広 上岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005315098A priority Critical patent/JP2007121769A/ja
Publication of JP2007121769A publication Critical patent/JP2007121769A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】一台のプログラマブル表示器の有する情報を、表示される漢字圏のフォントとは独立した漢字圏のフォントで印刷することができるプログラマブル表示器を得ること。
【解決手段】PLCから収集データを収集する出力データ収集部32と、収集データを格納する収集データ格納部33と、複数の異なる漢字圏のフォントデータを格納するフォントデータ格納部36と、収集データから所定の表示用情報を取得し、表示用情報を表示する際に使用される漢字圏が設定された表示用漢字圏設定情報に対応するフォントデータを用いて、表示用情報を表示部34に表示させる表示処理部38と、収集データを印刷する際に使用する漢字圏が設定された印刷用漢字圏設定情報に対応するフォントデータを用いて、収集データから所定の形式の印刷データを作成し、印刷装置に該印刷データの印刷指示を行う印刷処理部39と、を備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、PLC(Programmable Logic Controller)などの内部情報を表示・制御するプログラマブル表示器に関するものである。また、印刷データ処理方法およびその方法をプログラマブル表示器に実行させるプログラムにも関するものである。
プログラマブル表示器は、PLCに接続され、PLCに接続されるその制御対象機器からデータを収集し、所定の情報を表示する機能を有する。このプログラマブル表示器には、通常、プリンタが接続されており、プログラマブル表示器が収集したデータを印刷することができる。この収集したデータの印刷に当たって、プログラマブル表示器がテキスト形式のデータをプリンタに送信し、プリンタではそのテキスト形式のデータを自身で保持するフォントを用いて印刷する。そのため、プリンタの保持するフォントの種類によって、印刷される内容(文字の品質)にばらつきが生じていた。そこで、接続されるプリンタの種類によらず、印刷される内容を同じにする印刷方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この印刷方法では、PLC通信部がPLCの情報を収集し、制御部で収集した情報を含むイメージデータを作成し、出力機器通信部でイメージデータ出力機器を制御して、作成したイメージデータを印刷するようにしている。これにより、イメージデータ出力機器は文字コードによらないイメージデータを印刷することになるので、イメージデータ出力機器の種類によらない所定の品質で印刷を行うことができる。
特開2004−94408号公報(第6−9頁、第3図) 特開平6−243056号公報(第2−8頁、第1図)
ところで、近年では、企業の世界展開によって、制御対象機器、制御対象機器を制御するPLC、およびプログラマブル表示器を含むシステムが、その企業の本社の所在地に関係なく世界各国に設けられるようになっている。そこでは、PLCに接続されるプログラマブル表示器を実際に使用して制御対象機器を制御するのは各国の人であるけれども、プログラマブル表示器が収集したデータを確認するのは別の国の人であるというケースが発生してきている。たとえば、日本の企業が、中国に工場を建設し、そこの制御対象機器をPLCを介してプログラマブル表示器で制御するようにしている場合には、プログラマブル表示器を使用して制御対象機器の制御を行うのは現地の中国人であるが、プログラマブル表示器で収集したデータを確認するのは日本人となる。この場合、プログラマブル表示器にはそれが設置されている国の文字である中国語が表示され、印刷された紙にはプログラマブル表示器を管理する人が使用する国の文字である日本語が表示されると便利である。特に、日本、中国、台湾などの意味が同じで文字形態が異なる漢字を使用する地域では好都合である。
しかし、特許文献1に記載の印刷方法では、文字コードから印刷に使用するフォントを決定するまでに漢字圏を指定する方法が提供されていない。なお、ここで漢字圏とは、ある文字形態の漢字を共通に使用する国または地域で使用される文字(漢字)のことをいうものとする。そのため、プログラマブル表示器に表示される漢字の漢字圏と、印刷に用いる漢字の漢字圏を共通にしなければならないという欠点がある。そのため、上記のようなプログラマブル表示器に表示される文字(漢字)と、印刷された紙に表示される文字(漢字)とを異ならせることができず、所定の漢字圏のフォントで印刷するためには、その漢字圏の国の固有の文字コードをフォントとして有するプログラマブル表示器を別に用意しなければならないという問題点があった。
一方、プログラマブル表示器ではないが、異なる漢字圏の国で使用される端末装置が通信線を介して接続された通信システムにおいて、ある漢字圏の国の固有の文字コードで作成された電子データを、他の漢字圏の国の固有の文字コードで作成された電子データに変換する端末装置間の文字コード通信方法が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。この端末装置間の文字コード通信方法では、それぞれの漢字圏の国で使用される漢字について共通に文字コードを設定した共通コードと、その漢字について各漢字圏の国で使用される固有の文字コードとを対応付けた文字コードテーブルを用いて、ある漢字圏の国の固有の文字コードと共通コードとの間で相互に変換する変換ツール部を、端末装置に備えるように構成する。これにより、ある漢字圏の国の固有の文字コードで作成された電子データは、その端末装置の変換ツール部によって共通コードに変換された後に、送信先の端末装置に送信され、送信先の変換ツール部はその共通コードに変換された電子データをその漢字圏の国の固有の文字コードで作成された電子データに変換することができる。
しかし、全世界で共通の文字コードであるUNICODEなどでは、1つの文字コードに対して複数の異なる体系の文字が割当てられている。たとえば、「骨」という漢字は日本語と中国語では異なる文字形態の漢字ではありながら、同じ文字コードが割り当てられている。そのため、この特許文献2に記載の端末装置間の文字コード通信方法では、たとえば受信側の端末装置が中国に設置されている場合に、その受信側の端末装置の使用者が中国人であっても台湾人であっても関係なく、日本に設置されている送信側の端末装置から送られてきた電子データを中国語の文字コードで作成された電子データに変換してしまう。つまり、端末装置の使用者に合わせて漢字圏の変更ができないという欠点があった。そして、台湾人が読むことができるようにするためには、中国(台湾)語の文字コードを有する端末装置を別個に受信側に設けなければならなかった。
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、一台のプログラマブル表示器の有する情報を、表示される漢字圏のフォントとは独立した漢字圏のフォントで印刷することができるプログラマブル表示器、印刷データ処理方法およびその方法をプログラマブル表示器に実行させるプログラムを得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるプログラマブル表示器は、プログラマブルコントローラと接続され、該プログラマブルコントローラから収集した収集データのうち所定の表示用情報を表示手段に表示させるとともに、前記収集データを接続される印刷装置に出力して印刷させるプログラマブル表示器において、前記プログラマブルコントローラから収集データを収集する出力データ収集手段と、前記収集データを格納する収集データ格納手段と、複数の異なる漢字圏のフォントデータを格納するフォントデータ格納手段と、前記収集データから所定の表示用情報を取得し、該表示用情報を表示する際に使用される漢字圏が設定された表示用漢字圏設定情報に対応するフォントデータを用いて、前記表示用情報を前記表示手段に表示させる表示処理手段と、前記収集データを印刷する際に使用する漢字圏が設定された印刷用漢字圏設定情報に対応するフォントデータを用いて、前記収集データから所定の形式の印刷データを作成し、前記印刷装置に該印刷データの印刷指示を行う印刷処理手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、印刷イメージを作成するときに、印刷に用いる漢字の漢字圏を指定することが可能であるので、プログラマブル表示器を操作する使用者の漢字圏と、プログラマブル表示器からの印刷結果を読む管理者の漢字圏を同一にする必要がなく、使用者が使用する漢字圏と、管理者が使用する漢字圏とが異なる場合でも、使用者と管理者に対して必要な情報をそれぞれの漢字圏に対応したフォントで提供することが可能になる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるプログラマブル表示器、印刷データ処理方法およびその方法をプログラマブル表示器に実行させるプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、この発明にかかるプログラマブル表示器が使用されるシステム構成を模式的に示す図であり、図2は、この発明にかかるプログラマブル表示器の構成を模式的に示すブロック図である。たとえばこのシステムが製造に利用される場合には、このシステムは、所定の作業を行う設備機械10と、この設備機械10を制御するプログラマブルコントローラ(以下、PLCという)20と、PLC20から所定の情報を収集して、PLC20の運転状態を表示するプログラマブル表示器30と、プログラマブル表示器30が収集した情報を印刷するプリンタ50と、を備える。なお、プリンタ50は、特許請求の範囲における印刷装置に対応する。
プログラマブル表示器30は、監視する対象であるPLC20などと通信するPLC通信部31と、プリンタ50で印刷するデータをPLC20から収集する出力データ収集部32と、出力データ収集部32で収集したデータ(以下、収集データという)を格納する収集データ格納部33と、収集データのうちの所定のデータを表示出力する表示部34と、プログラマブル表示器30に対する操作を行う入力部35と、異なる複数の漢字圏のフォントデータを格納するフォントデータ格納部36と、表示部34に表示するフォントの種類とプリンタ50に出力するフォントの種類の設定情報を記憶する漢字圏設定情報記憶部37と、表示部34に所定の情報を表示させる処理を行う表示処理部38と、収集データ格納部33に格納された収集データを印刷する印刷処理部39と、これらの各処理部を制御する制御部40と、を備える。
PLC通信部31は、PLC20と通信を行い、PLC20との間でデータの送受信を行う。また、出力データ収集部32は、所定の時間間隔で、または入力部35からのコマンドの入力などの所定のイベントの発生によって、PLC20から所定のデータを収集する。収集データ格納部33は、出力データ収集部32で収集した収集データを格納する。図3は、収集データの内容の一例を示す図である。この例では、収集データ330は、データ収集を行った「日時」と、生産する製品の名称である「製品」、その製品を製造する設備機械10の「機種」、設備機械10の「運転状況」、およびその製品の生産数量を示す「生産数」を含むものとする。また、「生産数」には、生産予定数量である「予定」、その製品の生産実績生数量である「実績」が含まれる。なお、出力データ収集部32は、特許請求の範囲の出力データ収集手段に対応し、収集データ格納部33は、同じく収集データ格納手段に対応している。
表示部34は、液晶ディスプレイや有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどの表示装置からなり、収集データ格納部33に格納される収集データ内の所定のデータをプログラマブル表示器30の使用者に表示する。また、入力部35は、ボタンやキーボード、または表示部34と一体的に形成されるタッチパネルなどの入力装置からなり、使用者がプログラマブル表示器30に対してコマンドやデータの入力を行うインタフェースとなる。なお、表示部34は、特許請求の範囲の表示手段に対応し、入力部35は、同じく入力手段に対応している。
フォントデータ格納部36は、表示部34に文字を表示させたり、印刷処理部39でプリンタ50に印刷したりするためのフォントデータを格納する。ただし、このフォントデータは、複数の国や地域で共通に定められた文字コードの体系(以下、共通文字コード体系という)に基づいて作成されるものである。図4は、共通文字コード体系の一例を示す図である。共通文字コード体系では、複数の国や地域で共通に定められた文字コードに対して、それぞれの国や地域で使用される文字が対応付けられる。ここでは、複数の国の地域として、漢字を使用する日本や中国、台湾などの国や地域が少なくとも含まれることを想定している。また、以下では、同じ文字形態の漢字が共通的に使用される日本、中国、台湾などのような国または地域のそれぞれで使用される文字(漢字)のことを漢字圏ということとする。たとえば、各漢字圏の1つの文字(漢字)に対して、共通文字コード体系で定められた4桁からなる共通文字コード「AAAA」が一意に対応付けられる。さらに、それぞれの漢字圏で互いに類似する文字形態を有する文字に対しては、同じ共通文字コードが割り当てられるものとする。たとえば、日本語の「骨」に対応する中国語と中国(台湾)語の文字(漢字)は、日本語の「骨」と同じ共通文字コードに分類される。このような共通文字コード体系として、UNICODEを挙げることができる。
つまり、フォントデータ格納部36は、共通文字コードに基づいて作成された各漢字圏のフォントデータを格納していることになる。たとえば、フォントデータ格納部36には、UNICODEに基づいて作成された日本語のフォントデータ、中国語のフォントデータ、中国(台湾)語のフォントデータが格納される。なお、表示および印刷に使用する日本語、中国語、中国(台湾)語などのフォントデータは、予め図示しないパーソナルコンピュータなどによってインストールされる。また、フォントデータの更新や追加も図示しないパーソナルコンピュータなどによって行われる。このフォントデータ格納部36は、特許請求の範囲におけるフォントデータ格納手段に対応している。
漢字圏設定情報記憶部37は、表示部34に表示するフォントの漢字圏とプリンタ50に印刷されるフォントの漢字圏とを別個に設定するための漢字圏設定情報を記憶する。この漢字圏設定情報記憶部37に記憶される情報は、表示部34に表示するフォントの漢字圏の種類を指定する表示用漢字圏設定情報と、プリンタ50に印刷されるイメージデータに含まれるフォントの漢字圏の種類を指定する印刷用漢字圏設定情報と、が含まれる。なお、これらの表示用漢字圏設定情報と印刷用漢字圏設定情報は、入力部35から使用者によって設定される。
表示処理部38は、収集データ格納部33から表示部34に表示するデータ(以下、表示用情報という)を抽出し、表示用画面である表示データを作成する表示データ作成部381と、表示データ作成部381によって作成された表示データを表示部34に表示するように制御する表示制御部382と、を備える。ここで、表示データ作成部381は、収集データ格納部33から予め設定された表示用情報を抽出し、漢字圏設定情報記憶部37の表示用漢字圏設定情報に基づいたフォントデータを用いて表示データを作成する。たとえば、表示用漢字圏設定情報に漢字圏として「日本語」が設定されている場合には、表示用情報を日本語のフォントデータを用いて表示する。この表示処理部38と、表示処理部38を構成する表示データ作成部381と表示制御部382は、特許請求の範囲における表示処理手段に対応している。
図5は、表示処理部によって作成された表示データを表示部に表示した表示画面の一例を示す図である。この表示画面100は、収集データ中の所定の表示用情報を示す表示用情報表示領域110と、収集データの印刷設定を行う印刷設定領域120と、からなり、日本語のフォントデータを用いて表示する場合が示されている。表示用情報表示領域110には、本日の生産台数と不良台数が表示されている。また、印刷設定領域120には、印刷時に使用する漢字圏を設定するための「日本語」ボタン121a、「中国語」ボタン121b、「中国(台湾)語」ボタン121cと、収集データの印刷を開始するための「印刷開始」ボタン122が表示されている。なお、これらの各ボタン121a〜121c,122は、たとえばタッチパネルや各ボタン121a〜121c,122に対応する位置に設けられたボタンなどのようにプログラマブル表示器30に付属する入力部35によって選択することができる。また、日本語ボタン121a、中国語ボタン121b、中国(台湾)語ボタン121cのいずれかが押されると、漢字圏設定情報記憶部37の印刷用漢字圏設定情報に、押されたボタンに対応する漢字圏が設定される。
印刷処理部39は、収集データを印刷するための印刷テンプレートを格納する印刷テンプレート格納部391と、収集データ格納部33から取得した収集データから印刷用のイメージデータを作成する印刷データ作成部392と、印刷データ作成部392で作成されたイメージデータをプリンタ50で印刷するための制御を行う印刷機器制御部393と、を備える。この印刷処理部39と、印刷処理部39を構成する印刷テンプレート格納部391と印刷データ作成部392と印刷機器制御部393は、特許請求の範囲における印刷処理手段に対応している。
図6は、印刷テンプレートの一例を示す図である。この印刷テンプレート200は、収集データ格納部33に格納された収集データを印刷するためのテンプレートであり、図3の収集データの内容を順に埋め込むことができるように構成されている。具体的には、印刷テンプレート200の上部には、日付挿入欄210と時刻挿入欄220が設けられており、その下に、収集データ挿入欄230が設けられている。収集データ挿入欄230には、上述したように、「製品」、「機種」、「運転状況」、生産数の「予定」および「実績」の各項目240に対応する内容が格納される。また、印刷テンプレート200の右上部には、ページ番号挿入欄250が設けられている。
印刷データ作成部392は、収集データ格納部33から収集データを取得し、取得した収集データを漢字圏設定情報記憶部37の印刷用漢字圏設定情報に基づいた漢字圏のフォントを用いて印刷テンプレート200に埋め込み、収集データを埋め込んだ印刷テンプレート200をイメージデータにする機能を有する。具体的には、印刷データ作成部392は、収集データを、印刷テンプレート200の収集データ挿入欄230の上部から下部の印刷余白260に達するまで順に挿入する。また、下部の印刷余白260まで達したら、改ページして、つぎのページの収集データ挿入欄に挿入する。このとき、ページ番号挿入欄250には、1から始まるページ番号が1枚目の印刷テンプレート200から順に挿入される。なお、印刷データ作成部392は、イメージデータとして、ビットマップ形式、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式、TIFF(Tagged Image File Format)形式、GIF(Graphic Interchange Format)形式、PNG(Portable Network Graphics)形式やその他のアプリケーションプログラムに固有の画像フォーマットでのデータによって出力してもよいし、特定のプリンタ50に依存しない形式で、プリンタ出力用のデータを記述するページ記述言語で出力してもよい。
このような構成によって、この発明にかかるプログラマブル表示器30は、表示部34に表示出力する際のフォントの漢字圏と、収集データを印刷する際のフォントの漢字圏とを異ならせることが可能になる。
プログラマブル表示器30が行う処理は、監視対象のPLC20からデータを収集するデータ収集処理、収集したデータから所定の情報を表示するデータ表示処理、および収集データを印刷する印刷処理に大別することができ、以下では、それぞれの動作処理について順に説明する。
図7は、プログラマブル表示器によるPLCからのデータ収集処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、出力データ収集部32は、収集データをPLC20から取得するために所定の時間が経過したか、または収集データをPLC20から取得するための所定のイベントが発生したかを判定し(ステップS11)、所定の時間が経過するかまたは所定のイベントが発生するまで(ステップS11でNoの場合)、待ち状態となる。一方、所定の時間が経過するかまたは所定のイベントが発生した場合(ステップS11でYesの場合)には、出力データ収集部32は、PLC通信部31を介してPLC20からデータを収集し(ステップS12)、収集したデータ(収集データ)を収集データ格納部33に保存する(ステップS13)。その後、出力データ収集部32は、プログラマブル表示器30が終了されるか否かを判定し(ステップS14)、プログラマブル表示器30が終了されない場合(ステップS14でNoの場合)には、再びステップS11に戻り、上述した処理が繰り返し実行される。また、プログラマブル表示器30が終了される場合(ステップS14でYesの場合)には、データ収集処理が終了する。なお、このデータ収集処理は、プログラマブル表示器30の起動中、バックグラウンドで常に実行されている。そのため、上記ステップS14の判定は、プログラマブル表示器30が終了処理されるか否かを判定するために行う処理である。
図8は、プログラマブル表示器によるデータ表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、表示データ作成部381は、収集データ格納部33に格納されている収集データから、表示部34に表示するための予め定められた表示用情報を抽出する(ステップS31)。この表示用情報として、たとえば図1に示されるシステムで生産された製品の数と不良な製品の数などを挙げることができる。また、表示データ作成部381は、漢字圏設定情報記憶部37から表示用漢字圏設定情報を読込む(ステップS32)。ついで、表示データ作成部381は、表示用漢字圏設定情報で設定された漢字圏に対応するフォントデータ格納部36中のフォントデータを用いて、表示部34に表示するための表示データを作成する(ステップS33)。たとえば、表示用漢字圏設定情報が日本語である場合には、フォントデータ格納部36から日本語のフォントを用いて、ステップS31で抽出した表示用情報を含む表示データを作成する。
ついで、表示制御部382は、表示データ作成部381によって作成された表示データを表示部34に表示させる(ステップS34)。表示部34に表示データを表示した状態の例が、図5に示されている。なお、この図5の例では、プログラマブル表示器30の入力部35がタッチパネル方式である場合を示しているので、表示データとして、表示用情報表示領域110中の表示用情報のほかに、印刷設定領域120中の漢字圏設定用の各ボタン121a〜121cと印刷開始ボタン122が含まれている。
その後、表示データ作成部381は、収集データ格納部33の所定の収集データが更新されたか否かを判定し(ステップS34)、収集データが更新されない場合(ステップS34でYesの場合)には、ステップS31へと戻り、再び上述した処理が繰り返し実行される。また、収集データが更新されない場合(ステップS35でNoの場合)には、表示データ作成部381は、プログラマブル表示器30の終了による表示処理の終了か否かを判定し(ステップS36)、表示処理が終了しない場合(ステップS36でNoの場合)には、ステップS35に戻り、収集データ格納部33中の収集データが更新されるまで待ち状態となる。また、表示処理が終了する場合(ステップS36でYesの場合)には、データ表示処理が終了する。
図9は、プログラマブル表示器による収集データの印刷処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、印刷データ作成部392は、たとえば図5の印刷設定領域120中の漢字圏設定用の各ボタン121a〜121cと印刷開始ボタン122が使用者によって押され、印刷処理の実行コマンドが実行されることを検知すると、漢字圏設定情報記憶部37の印刷用漢字圏設定情報を読込む(ステップS51)。また、印刷データ作成部392は、印刷テンプレート格納部391に格納される印刷テンプレート200のフォントを、印刷用漢字圏設定情報で設定された漢字圏に対応するフォントデータ格納部36中のフォントデータに設定する(ステップS52)。たとえば、図5で、印刷設定領域120中の漢字圏設定用のボタン121a〜121cのうち、中国語ボタン121bが押された場合には、漢字圏設定情報記憶部37の印刷用漢字圏設定情報には「中国語」が設定され、印刷テンプレート200中のフォントとして、中国語のフォントデータが使用される。
ついで、印刷データ作成部392は、収集データ格納部33に格納されている収集データを、印刷テンプレート200に埋め込む(ステップS53)。このとき、収集データは、ステップS52で設定された漢字圏に対応するフォントデータで印刷テンプレート200に埋め込まれる。たとえば、収集データが図3に示される内容で格納され、印刷テンプレート200が図6に示されるものであり、中国語のフォントデータが使用される場合には、印刷データ作成部392は、日付挿入欄210と時刻挿入欄220には、印刷処理を行う日付と時刻をそれぞれ中国語のフォントで挿入し、収集データ挿入欄230には、収集データの「製品」、「機種」、「運転状況」、生産数の「予定」および「実績」の各項目240に対応する内容を中国語のフォントで挿入し、ページ番号挿入欄250にはページ番号を挿入する。
印刷データ作成部392は、収集データ格納部33に格納されている全てのまたは所定の収集データを印刷テンプレート200に埋め込んだ後に、収集データが埋め込まれた印刷テンプレート200をイメージデータに変換する(ステップS54)。その後、印刷機器制御部393は、印刷データ作成部392で作成されたイメージデータを接続されるプリンタ50に出力し(ステップS55)、プリンタ50で収集データがイメージデータとして印刷され、印刷処理が終了する。
以上の印刷処理によって、プログラマブル表示器30で表示に使用されているフォントと異なるフォントで、プログラマブル表示器30に保存されている収集データの内容を印刷することが可能となる。図10−1は、漢字圏として日本語が設定された場合の収集データの印刷状態(イメージデータ)の一例を示す図であり、図10−2は、漢字圏として中国語が設定された場合の収集データの印刷状態(イメージデータ)の一例を示す図である。これらの図に示されるように、各漢字圏で使用される文字について、類似した文字形態の文字(漢字)は同一の共通文字コードが割当てられるようにしているので、フォントデータを変えるだけで、各漢字圏の文字(漢字)に容易に変換することができ、その内容を印刷することが可能となる。
なお、上述した実施の形態に示した方法を、これらの方法の処理手順が格納されたプログラムとして構成し、これらのプログラムを、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)やハードディスク装置などの記憶装置と、を備えるコンピュータにインストールし、記憶装置上のプログラムをRAMに展開してCPUで実行することによって実現することができる。
この実施の形態によれば、印刷イメージを作成するときに、印刷に用いる漢字の漢字圏を指定することが可能であるので、プログラマブル表示器30に表示される画面で使用する漢字の漢字圏と、印刷に使用する漢字の漢字圏を異ならせることができるという効果を有する。また、印刷に使用する漢字の漢字圏を任意に設定することができるので、印刷する際に使用する漢字の漢字圏を容易に変更することができ、複数の漢字圏の国のフォントで印刷することができる。その結果、プログラマブル表示器30の表示を見ながら実際に作業する使用者が使用する漢字圏と、プログラマブル表示器30を含むシステムの全体を管理する管理者が使用する漢字圏とが異なる場合でも、使用者と管理者に対して必要な情報をそれぞれの漢字圏に対応した文字コードで提供することが可能になる。
また、各漢字圏の類似する文字形態の漢字(文字)を同一の文字コードとする共通文字コードに基づいて作成されたフォントを使用しているために、それぞれの漢字圏で使用される固有の文字コードと共通文字コードとの間の変換が不要となるという効果も有する。
以上のように、この発明にかかるプログラマブル表示器は、工場の生産現場で作業をする使用者の漢字圏と、工場で生産された製品台数などを管理する経営者の漢字圏が異なるような工場で、PLCなどの情報を監視し、生産台数や不良台数などを日報、月報として出力する場合に適している。
この発明によるプログラマブル表示器が使用されるシステム構成を模式的に示す図である。 この発明によるプログラマブル表示器の構成を模式的に示すブロック図である。 収集データの内容の一例を示す図である。 共通文字コード体系の一例を示す図である。 表示処理部によって作成された表示データを表示部に表示した表示画面の一例を示す図である。 印刷テンプレートの一例を示す図である。 プログラマブル表示器によるPLCからのデータ収集処理の手順の一例を示すフローチャートである。 プログラマブル表示器によるデータ表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。 プログラマブル表示器による収集データの印刷処理の手順の一例を示すフローチャートである。 漢字圏として日本語が設定された場合の収集データの印刷状態(イメージデータ)の一例を示す図である。 漢字圏として中国語が設定された場合の収集データの印刷状態(イメージデータ)の一例を示す図である。
符号の説明
10 設備機械
20 プログラマブルコントローラ
30 プログラマブル表示器
31 PLC通信部
32 出力データ収集部
33 収集データ格納部
34 表示部
35 入力部
36 フォントデータ格納部
37 漢字圏設定情報記憶部
38 表示処理部
39 印刷処理部
40 制御部
50 プリンタ
381 表示データ作成部
382 表示制御部
391 印刷テンプレート格納部
392 印刷データ作成部
393 印刷機器制御部

Claims (6)

  1. プログラマブルコントローラと接続され、該プログラマブルコントローラから収集した収集データのうち所定の表示用情報を表示手段に表示させるとともに、前記収集データを接続される印刷装置に出力して印刷させるプログラマブル表示器において、
    前記プログラマブルコントローラから収集データを収集する出力データ収集手段と、
    前記収集データを格納する収集データ格納手段と、
    複数の異なる漢字圏のフォントデータを格納するフォントデータ格納手段と、
    前記収集データから所定の表示用情報を取得し、該表示用情報を表示する際に使用される漢字圏が設定された表示用漢字圏設定情報に対応するフォントデータを用いて、前記表示用情報を前記表示手段に表示させる表示処理手段と、
    前記収集データを印刷する際に使用する漢字圏が設定された印刷用漢字圏設定情報に対応するフォントデータを用いて、前記収集データから所定の形式の印刷データを作成し、前記印刷装置に該印刷データの印刷指示を行う印刷処理手段と、
    を備えることを特徴とするプログラマブル表示器。
  2. 前記印刷データは、前記収集データが埋め込まれた印刷テンプレートのイメージデータであることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示器。
  3. 前記印刷用漢字圏設定情報を設定する入力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のプログラマブル表示器。
  4. プログラマブルコントローラと印刷装置に接続され、複数の異なる漢字圏のフォントデータを備え、前記プログラマブルコントローラから取得した収集データを前記印刷装置で印刷させるプログラマブル表示器における印刷データ処理方法であって、
    前記収集データを印刷する際に使用する漢字圏のフォントデータが選択される第1の工程と、
    前記収集データを所定の形式で印刷するための印刷テンプレートに、前記選択された漢字圏のフォントデータが適用される第2の工程と、
    前記収集データが、前記印刷テンプレートに埋め込まれ印刷データが作成される第3の工程と、
    前記印刷データが前記印刷装置に出力される第4の工程と、
    を含むことを特徴とする印刷データ処理方法。
  5. 前記印刷データは、イメージデータであることを特徴とする請求項4に記載の印刷データ処理方法。
  6. 請求項4または5に記載の印刷データ処理方法をプログラマブル表示器に実行させるプログラム。
JP2005315098A 2005-10-28 2005-10-28 プログラマブル表示器、印刷データ処理方法およびその方法をプログラマブル表示器に実行させるプログラム Withdrawn JP2007121769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005315098A JP2007121769A (ja) 2005-10-28 2005-10-28 プログラマブル表示器、印刷データ処理方法およびその方法をプログラマブル表示器に実行させるプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005315098A JP2007121769A (ja) 2005-10-28 2005-10-28 プログラマブル表示器、印刷データ処理方法およびその方法をプログラマブル表示器に実行させるプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007121769A true JP2007121769A (ja) 2007-05-17

Family

ID=38145667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005315098A Withdrawn JP2007121769A (ja) 2005-10-28 2005-10-28 プログラマブル表示器、印刷データ処理方法およびその方法をプログラマブル表示器に実行させるプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007121769A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008299487A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Oki Data Corp 情報処理装置
WO2012049773A1 (ja) * 2010-10-15 2012-04-19 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008299487A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Oki Data Corp 情報処理装置
WO2012049773A1 (ja) * 2010-10-15 2012-04-19 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ
CN103154907A (zh) * 2010-10-15 2013-06-12 三菱电机株式会社 可编程控制器
US9983573B2 (en) 2010-10-15 2018-05-29 Mitsubishi Electric Corporation Programmable controller

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007249863A (ja) 画像処理装置、ユーザインターフェース画面カスタマイズ方法、ユーザインターフェース画面カスタマイズプログラム
JP2005227865A (ja) 印刷制御装置、方法およびプログラム
KR20080057519A (ko) 화상형성제어장치 및 그 제어방법
KR20080009559A (ko) 화상형성제어장치 및 그 장치의 제어방법
CN107451664B (zh) 装置维护设备、装置维护方法、装置维护程序和记录介质
JP5233707B2 (ja) ラベルプリンタ
EP2339449A2 (en) Printer
JP2007121769A (ja) プログラマブル表示器、印刷データ処理方法およびその方法をプログラマブル表示器に実行させるプログラム
JP2010221429A (ja) ラベルプリンタ及び情報処理装置
JP2018206306A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2005215972A (ja) 印刷制御プログラム、装置および方法
JP2018060426A (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP5416196B2 (ja) データ処理プログラム、及びデータ処理装置
JP4218517B2 (ja) 色修正装置
JP2008173847A (ja) 印刷装置、印刷方法、印刷プログラムおよび印刷システム
JP2010204856A (ja) 情報処理装置及び変換情報変更プログラム
JPH0346020A (ja) 情報処理装置
JP2007264803A (ja) 電子ペン用帳票製造システム及びプログラム
JP2010067019A (ja) 画像処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム、及び、情報記録媒体
JP2004114485A (ja) 印刷装置
JP4467832B2 (ja) レイアウトデータ作成方法およびシステム
JP5347280B2 (ja) 文書情報管理装置および文書情報管理プログラム
JP2007133797A (ja) ウェブアプリケーション生産支援装置
JP2002007807A (ja) 氏名印受注システム
JP2009237743A (ja) 画像処理システムおよびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080115

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20091020