JP2007121171A - 半導体集積回路装置と位置センサシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で移動検出範囲が広くて直線性のよい位置検出信号が得られる半導体集積回路装置及び位置センサシステムを提供する。
【解決手段】N極とS極が同一直線上を移動する磁石に対応して並んで第1と第2ホール素子を配置する。上記第1及び第2ホール素子の出力信号をそれぞれ増幅する第1及び第2増幅回路を設け、第1加算回路で両出力信号を加算する。上記加算回路の出力信号が上記磁石の移動に対応して直線的に変化するよう制御回路によって上記第1増幅回路と第2増幅回路の利得を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路装置と位置センサシステムに関し、例えばホール素子を用いたものに利用して有効な技術に関するものである。
2個のホール素子を用いたセンサICの例として、特開平08−201490号公報、特開平07−294561号公報、特開2001−159646号公報がある。
特開平08−201490号公報 特開平07−294561号公報 特開2001−159646号公報
上記特許文献1は磁気センサICに関するものであり、上記特許文献2は電流計測装置に関するものであり、上記特許文献3は電力量計に関するものである。これらは本願のような精密な位置センサには利用できない。本願発明者においては、図7(B)に示したように磁石のN極とS極を被位置検出体の直線上の移動方向に配置し、磁束密度の変化を図7(A)に示したホール素子で検知して図7(C)に示したような位置情報を得ることを検討した。この場合、細長い磁石を用いて移動検出範囲aを広くしようとすると、上記磁束密度の変化が同図(C)に示したように直線的にならなくなることの他、磁石を単体で構成すると磁力の劣化が大きいという問題が生じる。そこで、図7(B)に点線で示したようにN極とS極とが互いに向かい合うような磁石を組み合わせて一対で構成すると、同図に点線で示したように移動検出範囲a’のように小さくなってしまう。
この発明の目的は、検出範囲が広くて直線性のよい位置検出信号が得られる半導体集積回路装置及び位置センサシステムを提供することにある。この発明の上記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、N極とS極が同一直線上を移動する磁石に対応して並んで第1と第2ホール素子を配置する。上記第1及び第2ホール素子の出力信号をそれぞれ増幅する第1及び第2増幅回路を設け、第1加算回路で両出力信号を加算する。上記加算回路の出力信号が上記磁石の移動に対応して直線的に変化するよう制御回路によって上記第1増幅回路と第2増幅回路の利得を制御する。
検出範囲が広くて直線性のよい位置検出信号が得られる。
図1には、この発明に係る位置検出センサの一実施例のブロック図が示されている。同図の各回路素子は、公知の半導体製造技術によって1ないし複数の半導体チップ上において形成される。複数の半導体チップに分けて回路機能を分割した場合でも、特に制限されないが、それらが1つのパッケージに搭載されたマルチチップモジュール集積回路として構成される。
図示しない被位置検出体の移動方向にN極とS極が配置された磁石に対応して上記ホール素子H1とH2が一定の間隔を持って配置される。バイアス回路VGは、上記ホール素子H1とH2にバイアス電圧を供給する。ホール素子H1とH2の出力信号は、プリアンプPA1とPA2により増幅される。この増幅信号HO1とHO2は、一方においてアナログ加算回路AD1により加算される。上記加算回路AD1は、ゲイン発生用検出電圧VCNTを形成し、利得制御回路GCNTに伝える。
上記出力信号HO1とHO2は、他方において可変増幅回路VA1とVA2によって増幅される。これらの可変増幅回路VA1とVA2の出力信号OUT1とOUT2は、アナログ加算回路AD2により加算される。この加算回路AD2により位置検出信号OUTが形成される。上記利得制御回路GCNTは、上記位置検出信号OUT(OUT1+OUT2)が上記磁石の移動位置に対応して直線的な出力信号となるような利得制御信号GC1とGC2を形成し、上記可変増幅回路VA1とVA2の利得制御を行う。
図2には、2つのホール素子を用いた場合の説明図が示されている。図2(A)は、磁束密度と位置の関係を示す特性図であり、図2(B)は、ホール素子出力電圧と位置との関係を示す特性図である。図1のように2つのホール素子H1とH2とが磁石の移動方向に対して離れて配置されていることから、図2(A)においはて、ホール素子H1に対する磁束密度と位置の関係は特性L1のようになり、ホール素子H2に対する磁束密度と位置の関係は特性L2のようになる。同図に点線で示した特性L0は、上記2つのホール素子H1とH2の中心位置の磁束密度を表している。
図2(A)の磁束密度特性L1に対応した上記ホール素子H1の出力電圧と、磁束密度特性L2に対応した上記ホール素子H2の出力電圧とを加えたものが図2(B)の出力電圧特性となる。上記図2(A)において斜線を付した部分は、上記磁石による磁束密度に対して2つのホール素子H1とH2の両方で出力電圧を検出するので、図2(B)の出力電圧は、電圧VBから電圧VAに至る範囲では上記2つの2つのホール素子H1とH2の出力電圧が加算されて2個のホール素子の出力電圧となる。上記電圧VB以下では1個のホール素子H1からのみの出力電圧となり、上記電圧VA以上では1個のホール素子H2からのみの出力電圧となる。これにより、単純に上記ホール素子H1とH2の出力電圧を加算すると、同図のように位置検出範囲がC−D間のように広くできるものの、出力電圧VBとVAとにおいて出力電圧の傾きが折れ線的に変化する。つまりは位置と出力電圧との関係が非直線特性となってしまう。
図3には、図1の位置検出センサの動作の一例を説明図が示されている。図3(A)は、利得制御信号GC1とGC2の特性図を示し、図3(B)にはホール素子出力電圧と位置との関係の特性図を示す。図3(A)において、前記図3(B)に示したようにホール素子H2の出力信号OUT2(図2(B)の電圧VBに対応している)が−1のときには利得制御信号GC1が利得2にされて可変利得増幅回路VA1の利得が2倍にされる。そして、ホール素子H2の出力信号OUT2が出力され始める位置範囲a2に入ると利得制御信号GC1は利得2から利得1に切り替えられる。前記図3(B)に示したようにホール素子H1の出力信号OUT1(図2(B)の電圧VAに対応している)が位置範囲a1を外れて+1になると利得制御信号GC2が利得1から利得2にされて可変利得増幅回路VA2の利得が2倍にされる。
上記可変増幅回路VA1においては、基準電圧を電圧VBとしてホール素子H1からの出力電圧と基準電圧である電圧VBとの差分を図3(A)で示したような特性図に従ってゲイン倍増幅し、前記基準電圧VBを加算する。そうすることにより、利得制御信号GC1の切り替わり位置の前後において、可変増幅回路VA1とVA2との加算電圧が跳ね上がるようなことがなく、滑らかに変化するようになる。同じく、可変増幅回路VA2の基準電圧は電圧VAであり、ホール素子H2からの出力電圧と基準電圧である電圧VAとの差分を図3(A)で示したような特性図に従ってゲイン倍増幅し、前記基準電圧VAを加算する。そうすることにより、利得制御信号GC2の切り替わり位置の前後において、可変増幅回路VA1とVA2との加算電圧が跳ね上がるようなことがなく、滑らかに変化するようになる。
これにより、上記利得制御信号GC1の変化に対応してホール素子H1の出力信号OUT1は、上記利得2から利得1への切替に応じて変化する。同様に、上記利得制御信号GC2の変化に対応してホール素子H2の出力信号OUT2は、上記利得1から利得2への切替に応じて変化する。このように2つの出力信号OUT1とOUT2を加算した出力信号OUTは、同図に一点鎖線で示したような直線特性となる。そして、その位置検出範囲は、aのように拡大したものとされる。このことを前記図2(B)で説明すると、電圧VB以下では上記可変利得増幅回路VA1の利得が2倍にされて点線で示したような特性にされ、電圧VA以下では上記可変利得増幅回路VA2の利得が2倍にされて点線で示したような特性にされて全体として直線特性となる。
図4には、この発明に係る位置検出センサの他の一実施例のブロック図が示されている。この実施例では、ホール素子H1とH2の出力信号は、プリアンプPA1とPA2を介してアナログ加算回路AD1により加算される。アナログ加算回路AD1の出力電圧は、電圧電流変換回路VICにより電流信号に変換される。この電流信号は、加算回路AD2を通して電流電圧変換回路IVCにより出力電圧Vout が形成される。
このままでは、上記出力電圧Vout は前記図2(B)のような非直線特性となってしまう。この実施例では、前記図2(B)に点線で示したような直線特性となるような利得制御が行われる。メモリ回路M1とデジタル/アナログ変換回路DAC1によって前記前記図2(B)の電圧VBに対応した電圧が形成される。上記出力電圧Vout と上記電圧VBに対応した電圧とが差動回路(−gm)に供給されて電流信号とされる。この差動回路の出力信号は、絶対値回路において、上記電圧VBより出力電圧Vout が大きいとき(絶対値的には小さいとき)に電流Iref をゼロにする。上記電圧VBより出力電圧Vout が小さいとき(絶対値的には大きいとき)に上記差分(Vout −VB)に対応した電流−Iref を形成する。この電流−Iref は、メモリ回路M2とR−2R回路により減衰させ、VICの出力電流、つまりはホール素子H1の出力信号に対応した電流信号と同等の電流を形成する。これにより、加算回路AD2から2倍の電流が出力されて実質的にホール素子H1の出力信号の利得が2倍になって前記点線で示したような出力電圧Vout を形成することができる。
同図にブラックボックスで示した上記同様な回路が設けられており、上記出力電圧Vout と上記電圧VAに対応した電圧との差分が差動回路(gm)に供給されて電流信号とされる。この差動回路の出力信号が、絶対値回路において、上記電圧VAより出力電圧Vout が小さいとき(絶対値的にも小さいとき)に電流Iref をゼロにする。上記電圧VAより出力電圧Vout が大きいとき(絶対値的には大きいとき)に上記差分(Vout −VA)に対応した電流Iref を形成する。この電流Iref は、上記同様に減衰させ、VICの出力電流、つまりはホール素子H2の出力信号に対応した電流信号と同等の電流を形成する。これにより、加算回路AD2から2倍の電流が出力されて実質的にホール素子H2の出力信号の利得が2倍になって前記点線で示したような出力電圧Vout を形成することができる。メモリM2の記憶情報を上記差分(Vout −VA)に対応した電流Iref の減衰量の設定にも用いるようにしてもよい。
利得設定を上記のような電流減衰によって行うものであるが、その前提として上記差分(Vout −VA)に対応した電流Iref が増幅されている。つまり、Iref =−gm(Vout −VB)またはIref =gm(Vout −VA)のように増幅されているので、上記R−2Rによってメモリ回路M2に設定された記憶情報で2進のデジタル信号に対応して減衰させて、上記ホール素子H1又はH2の出力信号に対応した電流信号をそれぞれ形成するものである。
前記電圧VA,VBの検出は、例えば利得制御を行わない状態にしておいて、出力信号OUTの特性を適当な測定装置によってトレースし、その結果から上記利得切替ポイントや設定される利得が選ばれる。これにより、ホール素子や他の回路でのプロセスバラツキや特性の補正も合わせて行うようにすることができる。
図5には、この発明に係る位置検出センサシステムの一実施例の概略構成図が示されている。半導体集積回路装置を構成するチップの長手方向の両端にホール素子が形成される。半導体集積回路装置は、ホール素子と前記説明したようなプリアンプ、バイアス回路、及び増幅回路や利得制御回路が1つの半導体チップに形成されてパッケージPKGに封止される。被位置検出体の移動方向に対応して磁石のS極とN極が配置される。磁石は、磁力の劣化を防ぐためにS極とN極とが互いに向かい合うよう一対から構成される。上記のような磁石のS極とN極の配置方向、つまりは被位置検出体の移動方向に沿って2個のホール素子が並ぶように半導体集積回路装置が設けられる。
図6には、この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例の概略構成図が示されている。図6(A)は、1つの半導体基板(チップ)上にホール素子、増幅制御回路及びメモリが搭載される例が示されている。図6(B)は、1つの半導体基板(チップ1)上にホール素子、増幅制御回路が形成され、他の1つの半導体基板(チップ2)上にメモリが形成され、それらが1つのパッケージに搭載される。図6(C)は、1つの半導体基板(チップ1)上にホール素子が形成され、他の1つの半導体基板(チップ2)上に増幅制御回路とメモリが形成され、それらが1つのパッケージに搭載される。いずれの場合においても、ホール素子がチップの両端に配置され、その間にバイアス回路やプリアンプ、増幅回路等が配置される。
ホール素子は、良好な特性を得るためにはエピタキシャル成長層を用いるものがよい。したがって、特に制限されないが、図6(A)ではバイポーラトランジスタとCMOS回路を1つの半導体基板上に形成するBi−CMOSプロセスで形成される。図6(B)の構成ではチップ2でメモリが構成される。この場合には、メモリとしてスタックドゲート構造のEEPROM等のような素子を用いることができる。図6(C)の構成では、CMOSプロセスで形成されるチップ2にメモリ、増幅制御回路を搭載することができる。上記のように2つのチップを1つのパッケージに搭載する場合の配置関係は、そのパッケージの大きさやピン配置に対応して適宜に設定されるものである。上記メモリは、前記のようなEEPROMのような記憶回路の他にヒューズ又はザッピングダイオードを用いることができる。
図6(A)のように1つの基板上にホール素子を含むすべての回路を搭載する場合には、すべての回路素子を形成するためにプロセスが複雑になったり、あるいは特性の犠牲にされる場合がある。図6(B)や(C)のように複数チップで構成した場合、チップ数が増加する反面、それぞれのチップに搭載される素子に合わせて最適なプロセスの選択が可能となり高い性能を得る場合に有効である。
尚、本願の記載において、N極とS極が同一直線上を移動する磁石に対応して並んで第1と第2ホール素子を配置する。上記第1及び第2ホール素子の出力信号をそれぞれ増幅する第1及び第2増幅回路を設け、第1加算回路で両出力信号を加算する。上記加算回路の出力信号が上記磁石の移動に対応して直線的に変化するよう制御回路によって上記第1増幅回路と第2増幅回路の利得を制御する。という記述を行っているが、これは完全絶対の同一直線上、直線的に変化することを意味するものではなく、一般的には回路の精度や制御方法の精度に依存する誤差、機械的機構的な誤差、及びに磁石において、磁場密度がS側からN側で検出される量が非線形を持つことによる誤差等を含むのと考えられる。
以上本発明者によってなされた発明を、上記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。前記利得設定は発明の説明のために簡略化して説明したが、全体として一定の利得を持つものであってもよいことはいうまでもない。可変利得増幅回路やその制御方式は、種々の実施形態を採ることができるものである。この発明は、ホール素子を用いた位置検出センサに向けた半導体集積回路装置及び位置検出システムに広く利用できる。
この発明に係る位置検出センサの一実施例を示すブロック図である。 2つのホール素子を用いた場合の説明図である。 図1の位置検出センサの動作の一例の説明図である。 この発明に係る位置検出センサの他の一実施例を示すブロック図である。 この発明に係る位置検出センサシステムの一実施例を示す概略構成図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例を示す概略構成図である。 この発明に先立って検討された位置センサの構成図である。
符号の説明
H1,H2…ホール素子、PA1,PA2…プリアンプ、AD1,AD2…アナログ加算回路、GCNT…利得制御回路、VA1,VA2…可変利得増幅回路、VIC…電圧電流変換回路、IVC…電流電圧変換回路、M1,M2…メモリ、DAC…デジタル/アナログ変換回路、−gm…差動増幅回路、R−2R…減衰回路、PKG…パッケージ。

Claims (14)

  1. N極とS極が同一直線上を移動する磁石に対応して並んで配置されるべき第1ホール素子と第2ホール素子と、
    上記第1ホール素子の出力信号を増幅する第1増幅回路と、
    上記第2ホール素子の出力信号を増幅する第2増幅回路と、
    上記第1増幅回路の出力信号と第2増幅回路の出力信号を加算する第1加算回路と、
    上記第1増幅回路及び第2増幅回路の利得を制御する制御回路とを備え、
    上記制御回路は、上記加算回路の出力信号が上記磁石の移動に対応して直線的に変化するよう上記第1増幅回路と第2増幅回路の利得を制御することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1において、
    上記第1増幅回路は、上記第1ホール素子の出力信号を受ける第1プリアンプと、上記第1プリアンプの出力信号を増幅する第1可変増幅回路を有し、
    上記第2増幅回路は、上記第2ホール素子の出力信号を受ける第2プリアンプと、上記第2プリアンプの出力信号を増幅する第2可変増幅回路を有し、
    上記第1加算回路は、上記第1及び第2可変増幅回路の出力信号を加算し、
    上記制御回路は、上記第1及び第2プリアンプの出力信号を加算する第2加算回路を更に備え、上記第2加算回路の出力信号に対応して上記第1及び第2可変増幅回路の利得制御信号を形成することを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項2において、
    上記制御回路は、メモリ回路を更に備え、
    上記第1及び第2可変増幅回路の利得制御信号は、上記第2加算回路の出力信号に対応して読み出される上記メモリ回路に記憶された記憶情報に基づいて形成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. N極とS極が同一直線上を移動する磁石に対応して並んで配置されるべき第1ホール素子と第2ホール素子と、
    上記第1ホール素子の出力信号を増幅する第1プリアンプと、
    上記第2ホール素子の出力信号を増幅する第2プリアンプと、
    上記第1及び第2プリアンプ出力信号を加算する加算回路と、
    上記第1加算回路の出力信号を増幅する可変増幅回路と、
    上記可変増幅回路の利得を制御する制御回路とを備え、
    上記制御回路は、上記可変増幅回路の出力信号を受けて、かかる可変増幅回路の出力信号が上記磁石の移動に対応して直線的に変化するよう利得制御を行うことを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項4において、
    上記制御回路は、電圧範囲判定回路とメモリ回路を更に備え、
    上記電圧範囲判定回路の出力信号に対応して上記メモリ回路から上記可変増幅回路の利得が切替られることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 請求項1において、
    上記第1及び第2ホール素子、第1及び第2増幅回路、第1加算回路、及び制御回路は、1つの半導体基板上に形成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 請求項4において、
    上記第1及び第2ホール素子、第1及び第2プリアンプ、加算回路、可変増幅回路及び制御回路は、1つの半導体基板上に形成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 請求項6又は7において、
    上記第1ホール素子と第2ホール素子は、上記半導体基板の端部に配置され、
    上記半導体基板に形成される他の回路素子が上記第1ホール素子と第2ホール素子の間に配置されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 請求項8において、
    上記メモリ回路は、不揮発性記憶素子、ヒューズ又はザッピングダイオードのいずれかにより構成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 被位置検出体の直線上の移動方向に沿ってN極とS極が配置された磁石と、
    上記N極とS極の移動方向に並んで配置された第1ホール素子と第2ホール素子と、
    上記第1ホール素子の出力信号を増幅する第1増幅回路と、
    上記第2ホール素子の出力信号を増幅する第2増幅回路と、
    上記第1増幅回路の出力信号と第2増幅回路の出力信号を加算する第1加算回路と、
    上記第1増幅回路及び第2増幅回路の利得を制御する制御回路とを備え、
    上記制御回路は、上記加算回路の出力信号が上記磁石の移動に対応して直線的に変化するよう上記第1増幅回路と第2増幅回路の利得を制御することを特徴とする位置センサシステム。
  11. 請求項10において、
    上記磁石は、2つの磁石からなり、N極とS極が互いに向かい合うように対にされてなることを特徴とする位置センサシステム。
  12. 移動する磁石に対応して並んで配置されるべき第1ホール素子と第2ホール素子と、
    上記第1ホール素子の出力信号を増幅する第1増幅回路と、
    上記第2ホール素子の出力信号を増幅する第2増幅回路と、
    上記第1増幅回路の出力信号と第2増幅回路の出力信号を加算する第1加算回路と、
    上記第1増幅回路及び第2増幅回路の利得を制御する制御回路とを備え、
    上記制御回路は、上記磁石の移動に対応した上記第1加算回路の出力信号の値に応じて上記第1増幅回路と第2増幅回路の利得を制御することを特徴とする半導体集積回路装置。
  13. 請求項12において、
    上記第1増幅回路は、上記第1ホール素子の出力信号を受ける第1プリアンプと、上記第1プリアンプの出力信号を増幅する第1可変増幅回路を有し、
    上記第2増幅回路は、上記第2ホール素子の出力信号を受ける第2プリアンプと、上記第2プリアンプの出力信号を増幅する第2可変増幅回路を有し、
    上記第1加算回路は、上記第1及び第2可変増幅回路の出力信号を加算し、
    上記制御回路は、上記第1及び第2プリアンプの出力信号を加算する第2加算回路を更に備え、上記第2加算回路の出力信号に対応して上記第1及び第2可変増幅回路の利得制御信号を形成することを特徴とする半導体集積回路装置。
  14. 請求項2において、
    上記制御回路は、メモリ回路を更に備え、
    上記第1及び第2可変増幅回路の利得制御信号は、上記第2加算回路の出力信号に対応して読み出される上記メモリ回路に記憶された記憶情報に基づいて形成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
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JP2013083577A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Denso Corp 位置検出装置

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