JP2007120854A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】温度補償ヒータの省略を図ると共に上下の冷凍温度帯に挟まれた野菜室の庫内温度が規定温度以下とならないようにする。
【解決手段】庫内が冷凍温度となる食品室5、7と食品室11の間で上と下から直接挟まれた野菜室9に、凝縮器19の一部となるパイプ21を延長配置し、そのパイプ21による放熱で野菜室9の庫内を暖める。
【選択図】図1
【解決手段】庫内が冷凍温度となる食品室5、7と食品室11の間で上と下から直接挟まれた野菜室9に、凝縮器19の一部となるパイプ21を延長配置し、そのパイプ21による放熱で野菜室9の庫内を暖める。
【選択図】図1
Description
本発明は冷蔵庫に関する。
一般に冷蔵庫には、上から順に配置された冷蔵室、野菜室、冷凍室とを有し、その外に近年は並列配置された製氷室と切替室が新たに加えられたものが製品化されている。その図を図9に示す。
図9は冷蔵庫の正面図を示したもので、製氷室101と切替室103はいずれも独立した引き出しタイプとなっていて左右並列に配置されている。配置場所としては使い勝手の面から冷蔵室105の下で、野菜室107の上に位置し、上から順に冷蔵室105、左右並列の製氷室101及び切替室103、野菜室107、冷凍室109となるレイアウト構造となっている。
冷蔵庫のレイアウト構造をみると、野菜室107は並列配置された製氷室101及び切替室103と冷凍室109とによって上と下から直接挟まれた構造となる。
製氷室101と切替室103の内、製氷室101は氷を作るところから庫内はマイナスの冷凍温度となる。切替室103は食料品に対応してプラス温度からマイナスの冷凍温度まで幅広く切替えられるようになっていて野菜室107は、下位の冷凍室109とによりマイナスとなる冷凍温度帯によって上と下から挟まれたサンドイッチ構造となる。このために、野菜室107の庫内が規定温度以下に達する不具合をかかえる。
野菜室107は、野菜等を保存する性質上、規定温度以下とならないことが望ましく、一般には温度補償ヒータで暖められているが、電力を消費するためランニングコストの面で望ましくなかった。
そこで、本発明にあっては温度補償ヒータを用いなくても野菜室を暖めることができる冷蔵庫を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明にあっては、冷蔵庫本体に、圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器、絞り装置、蒸発器を通り再び圧縮機に戻る冷凍サイクルと、庫内が冷凍温度となる二つの食品室と、その食品室と食品室の間で上と下から直接挟まれた野菜室とを有し、前記野菜室は、前記凝縮器の一部となるパイプが延長配置され、そのパイプによる放熱で庫内が暖められることを特徴とする。
本発明によれば、凝縮器の一部となるパイプによる放熱で野菜室を暖めることができるため、庫内が規定温度以下に下がることがなくなり、野菜室を暖める専用の温度補償ヒータを省略することができる。この結果、設備コスト、ランニングコストの大幅な削減が図れる。
本発明にあっては第1に、前記凝縮器の一部となるパイプを、凝縮器から延長された既設の庫内霜取り用防露パイプの下流に接続連通させることで、野菜室を暖める最適な温度の放熱が得られるようにする。
第2に、前記凝縮器の一部となるパイプを、野菜室の庫内天井面に配置することで、最適温度の放熱で庫内を上から暖める。
第3に、前記凝縮器の一部となるパイプを、野菜室の庫内底面に配置することで、最適温度の放熱で庫内を下から暖める。
第4に、前記凝縮器の一部となるパイプを、野菜室の庫内奥面に配置することで、最適温度の放熱で庫内奥から前方向けて暖める。
第5に、前記凝縮器の一部となるパイプを、庫内天井面、底面、奥面のいずれかの組合せとすることで、庫内全体を均一に暖める。
以下、図1乃至図8の図面を参照しながら本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は本発明にかかる冷蔵庫の概要切断側面図,図2は冷蔵庫の概要正面図をそれぞれ示している。
冷蔵庫本体1は、上から順に配置された冷蔵室3と、並列配置された製氷室5及び切替室7と、野菜室9と、冷凍室11とをそれぞれ有している。冷蔵室3は、独立した庫内となっていて、ドア3aはヒンジ15を支点として開閉するヒンジタイプとなっている。
並列配置された製氷室5及び切替室7の外に、野菜室9と冷凍室11の各ドア3a,5a,9a,11aは、それぞれ独立した庫内を有する引き出しタイプとなっている。野菜室9は野菜等を保存するところで前記した冷凍室11と、製氷室5及び切替室7に比べて比較的高い温度に設定されている。
製氷室5及び切替室7の内、製氷室5は氷を作るところで、庫内はマイナスの冷凍温度となるよう管理されている。切替室7は、食料品に対応してプラス温度からマイナスの冷凍温度まで切替え制御可能となっている。
冷凍室11は冷凍食品を保存するところで、庫内はマイナスの冷凍温度となるよう管理され、前記した野菜室9はマイナスの冷凍温度帯によって上と下から挟みつけられたレイアウト構造となっている。
野菜室9は、冷凍サイクルを構成する凝縮器19の一部となるパイプ21の放熱によって暖められる手段となっている。
放熱手段となるパイプ21は、図3、図4に示すように凝縮器19と連通し凝縮器19の一部となる庫内霜取り用防露パイプ25の下流に接続連通している。
凝縮器19は、圧縮機27,絞り装置29,蒸発器31とで冷凍サイクルを構成している。蒸発器31は冷蔵庫本体1の後部に設けられた冷却通路33内(一部分を示す)に配置され、蒸発器31によって熱交換された冷気はファン(図示していない)によって各庫内へ送り込まれることで、庫内冷却が行なわれる。
なお、圧縮機27を始めとして凝縮器19、絞り装置29は冷蔵室本体1の後方下部に設けられた機械室35内に配置されており、図面では圧縮機27のみ示す。
庫内霜取り用防露パイプ25の下流に接続されたパイプ21の配置位置は、図1,図3に示すように野菜室9の底内天井面に設けられ、パイプ21からの放熱によって庫内を直接暖めることが可能となっている。
パイプ21は、中温、高圧の冷媒が流れる防露パイプ25の下流に位置するところから防露パイプ25で仕事を終えた冷媒は中温、高圧の状態からさらに冷媒温度が低下した状態となり、庫内を直接暖める最適な放熱温度が得られるようになっている。
一方、パイプ21を配置する位置としては、庫内天井面の外に、図5、図6に示すように野菜室9の庫内奥面又は、図7に示すように野菜室9の庫内底面に設けるようにしてもよい。あるいは、図8に示すように庫内全体を均一に暖めることができるようそれらを組合せた手段としてもよい。
このように構成された冷蔵庫によれば、運転中の野菜室9は、凝縮器19の一部となるパイプ21からの放熱によって暖められる。したがって、冷凍温度帯によって挟まれた野菜室9であっても規定温度以下にはならず、温度補償ヒータの省略が図れる。
1 冷蔵庫本体
5、7 製氷室と切替室(食品室)
9 野菜室
11 冷凍室
21 パイプ
25 庫内霜取り用防露パイプ
27 圧縮機
29 絞り装置
31 蒸発器
5、7 製氷室と切替室(食品室)
9 野菜室
11 冷凍室
21 パイプ
25 庫内霜取り用防露パイプ
27 圧縮機
29 絞り装置
31 蒸発器
Claims (6)
- 冷蔵庫本体に、圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器、絞り装置、蒸発器を通り再び圧縮機に戻る冷凍サイクルと、庫内が冷凍温度となる二つの食品室と、その食品室と食品室の間で上と下から直接挟まれた野菜室とを有し、前記野菜室は、前記凝縮器の一部となるパイプが延長配置され、そのパイプによる放熱で庫内が暖められることを特徴とする冷蔵庫。
- 前記凝縮器の一部となるパイプは、凝縮器から延長された既設の庫内霜取り用防露パイプの下流に接続連通していることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記凝縮器の一部となるパイプは、野菜室の庫内天井面に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
- 前記凝縮器の一部となるパイプは、野菜室の庫内底面に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
- 前記凝縮器の一部となるパイプは、野菜室の庫内奥面に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
- 前記凝縮器の一部となるパイプは、庫内天井面、底面、奥面のいずれかの組合せからなることを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005313057A JP2007120854A (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005313057A JP2007120854A (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | 冷蔵庫 |
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JP2007120854A true JP2007120854A (ja) | 2007-05-17 |
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Family Applications (1)
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JP2005313057A Pending JP2007120854A (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018131157A1 (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-19 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2019027674A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
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-
2005
- 2005-10-27 JP JP2005313057A patent/JP2007120854A/ja active Pending
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